JPH0556279U - 振動篩用網 - Google Patents

振動篩用網

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JPH0556279U
JPH0556279U JP453292U JP453292U JPH0556279U JP H0556279 U JPH0556279 U JP H0556279U JP 453292 U JP453292 U JP 453292U JP 453292 U JP453292 U JP 453292U JP H0556279 U JPH0556279 U JP H0556279U
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隆三 長谷川
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三信工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻回して梱包し、保管し、あるいは運搬する
ことが可能であり、その取扱いが便利であると共に、使
用時には二次振動の発生が増加して目詰まりを起こすこ
とが少ない振動篩用網を提供する。 【構成】 振動篩用金網10は、波線材11と直線材1
2を並設し、適当間隔で連結帯13によって固定された
振動篩用金網10において、前記連結帯13に屈曲性の
ある材料を使用すると共に、前記直線材12の全部また
はその一部の両端をフック状に曲げて掛止部14とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、運搬等の取扱いが便利であると共に容易に目詰まりを起こすことの ない振動篩用網に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の波線材を使用した振動篩用網は波線材を並設し、該並設された波線材網 線の所定本数毎に直線材を配設し、前記波線材及び直線材のそれぞれの両端をフ ック状に曲げて掛止部を形成すると共に、前記波線材及び直線材を金属、芯金を 埋設した合成樹脂等からなる連結帯で固定する構造となっていた。 そして、使用時には前記掛止部を振動篩本体に掛止して固定し、振動させて用 いていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の振動篩用網は、連結帯に金属、芯金が埋設してある ので、梱包し、保管し、あるいは運搬等において便利に取り扱うことができるよ うに巻回することが困難であるという問題点があった。また、矯正的に巻回して も、開いて使用する場合に永久歪みが残り支障が生じると共に、直線材のみなら ず波線材の両端にも掛止部を形成したので、巻回による掛止部の相互の引っ掛か りが生じ取扱いに不便であるという問題点があった。 更に、振動篩用網を振動篩本体に取付ける場合に直線材の掛止部のみならず波 線材の掛止部も振動篩本体に掛止して取付けるので、二次振動の発生が少なく目 詰まりを起こすという問題点もあった。 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、巻回して梱包し、保管し、 あるいは運搬することが可能であり、その取扱いが便利であると共に、使用時に は二次振動の発生が増加して目詰まりを起こすことが少ない振動篩用網を提供す ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の振動篩用網は、波線材と直線材を並設し、適当 間隔で連結帯によって固定された振動篩用網において、前記連結帯に屈曲性のあ る材料を使用すると共に、前記直線材の全部またはその一部の両端をフック状に 曲げて掛止部とするように構成されている。 また、請求項2記載の振動篩用網は、多数の線材を並設または織って四角形に 形成された網体を備える振動篩用網おいて、前記網体の両端の一部を複数箇所に わたって突出させフック状に曲げて掛止部とするように構成されている。 ここで、波線材は断面丸線であっても、断面四角形(長方形、台形を含む)の ものであっても良いし、適当に波高値の高い大山、波高値の小さい小山が適当ピ ッチで設けられているものであっても本考案は適用される。 前記線材は、波線材の場合と同様に種々の断面形状のものを用いることができ ると共に、その形状は直線状の他、例えば波線等の他の種々の形状のものを用い ることができるものとする。 また、線材及び波線材は金属線でも、樹脂線でも良く、線材は容易に屈曲可能 であるものを用いることが好ましい。 前記連結帯に用いる屈曲性のある材料は、例えば、ウレタンやゴム等の合成樹 脂素材のみを用いても良いし、前記合成樹脂素材の内部にワイヤ、ロープあるい は布等からなるテンション強化材を埋設しても良い。 前記直線材は、振動篩用網に設ける場所によってテンションに耐える強い線材 と摩耗に強い線材を使い分けることも可能である。
【0005】
【作用】
請求項1記載の振動篩用網においては、連結帯に屈曲性のある材料が使用して あるので、梱包や保管や運搬時に巻回することが可能であり、その取扱いが便利 である。振動篩用網を開く場合に直線材の全部またはその一部の両端のみがフッ ク状に曲げられて掛止部となっているので、波線材の両端に掛止部を形成した場 合に比べて掛止部が互いに引っ掛かることが少ない。 また、振動篩用網の使用時には振動篩本体に掛止部を掛止して振動させるが、 直線材の全部またはその一部の両端の掛止部のみを掛止させているので二次振動 が増加して目詰まりを起こすことが少ない。 請求項2記載の振動篩用網においては、網体の両端の一部のみが掛止部となっ ているので、梱包や保管や運搬のために巻回しても掛止部が互に引っ掛かること が少なく、その取扱いが便利である。また、振動篩用網を開く場合に前記と同様 な理由により、網体の両端の全てを掛止部とした場合に比べて掛止部が互いに引 っ掛かることが少ない。 また、振動篩用網の使用時には振動篩本体に掛止部を掛止して振動させるが、 網体の両端の一部のみが掛止部となっているので二次振動の発生が増加して目詰 まりを起こすことが少ない。
【0006】
【実施例】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施例につき説明し 、本考案の理解に供する。 ここに、図1は本考案の第1の実施例に係る振動篩用網の要部斜視図、図2は 同断面図である。 図1及び図2に示すように、本考案の第1の実施例に係る振動篩用網10は、 並設した波線材11と、所定本数の波線材11毎に直線材12を配設し、前記波 線材11及び直線材12を連結した連結帯13とを有して構成されている。以下 、これらについて詳しく説明する。 前記波線材11は、鋼またはステンレスの角線(または丸線)からなって、同 一波高値の波線材を用いて波状に形成されている。 前記直線材12は鋼線からなり、その両端をそれぞれ曲げフック状に形成した 掛止部14を備える。 前記連結帯13は、長手方向に複数の鋼線ワイヤを束ねた芯材15を埋設した ウレタン帯の上に、波線材11及び直線材12両端部を並設し、更にウレタン帯 を被せ熱融着によって該ウレタン帯と波線材11及び直線材12を固着して帯状 に形成したものである。
【0007】 続いて、本考案の第1の実施例に係る振動篩用網10の取扱いについて説明す ると、波線材11の両端は掛止部14を設けず連結帯13の内部に埋設させてあ り、直線材12の両端のみが連結帯13から突出してフック状に形成された掛止 部14を備え、更には連結帯13が屈曲可能である。従って、振動篩用網10を 屈曲させて巻回することが可能であり、運搬や梱包や保管等の取扱いが便利であ り、掛止部14の相互は引っ掛かることが少なくその取扱いが容易である。 また、振動篩用網10の使用時には、振動篩用網10を開いて行うが、前記と 同様の理由により掛止部14の相互が引っ掛かることが少ないので容易に巻回を 解くことができる。該開かれた振動篩用網10の掛止部14を図示しない振動篩 本体に掛止して振動させて使用する。 そして、該振動は、波線材11が振動篩本体に掛止されていないことから二次 振動が増加して、目詰まりを起こすことが少ない。
【0008】 次に、本考案の第2の実施例について説明する。図3は本考案の第2の実施例 に係る振動篩用網の斜視図である。 図3に示すように、第2の実施例に係る振動篩用網16は、それぞれ線材の一 例である横線材17と縦線材18を直交状に交叉させて固着した網体19を有し て構成される。 前記横線材17及び縦線材18は共にウレタン樹脂製からなり、縦線材18は 内部に図示しない鋼線を埋設し、縦方向の線材の一部は縦線材18の多少長めの ものを用いてその両端を突出させ、フック状に曲げて掛止部20を形成して掛止 縦線材21として用いた。 続いて、本考案の第2の実施例に係る振動篩用網16の取扱いについて説明す る。振動篩用網16は、横線材17に鋼線が埋設されていないウレタン樹脂製の ものを用い、掛止縦線材21に掛止部20が形成されているが、その相互には適 当な間隔を備えているので、横線材17を屈曲させて巻回することが可能である と共に、掛止部20の相互が引っ掛かることが少ない。従って、振動篩用網16 を巻回させて運搬や梱包や保管等をなすことが可能であり取扱いが便利である。 また、振動篩用網16の使用時には、網体19を開いて行うが、前記と同様の 理由により掛止部20の相互が引っ掛かることが少ないので容易に巻回を解くこ とができる。該開かれた振動篩用網16の掛止部20を図示しない振動篩本体に 掛止して振動させて使用する。 そして、該振動は、掛止縦線材21のみが振動篩本体に掛止されていることか ら二次振動が増加して、容易に目詰まりを起こすことはない。
【0009】 なお、前記波線材11は、この実施例では同一波高値の波状の波線材となって いるが、波高値を変えることも可能であり、他の形状の波線材を用いることも可 能である。 前記直線材12の太さは、波線材11の太さよりも太めのものを用いることが 好ましいが、波線材11と同様の太さに形成したものを用いても良い。 前記連結帯13は、ウレタンを用いたが、他の合成樹脂素材を用いた、例えば ゴム等の素材を用いても良いことは勿論である。 前記芯材15は、鋼線ワイヤからなっているが、例えば強度を有するフロロカ ーボン、ポリエステル系の合成樹脂線、炭素撚線であっても良い。 前記連結帯13は、波線材11の両端に二本設けたが、その中間にも設けても 良い。 前記縦線材18及び横線材17はウレタン樹脂素材を用いたが、金属素材を用 いても良く、その断面形状は例えば、円や台形や長方形等の種々の形状のものを 用いることができる。また、その形状に直線状のみならず、例えば、波状等の種 々の形状のものを用いることも可能である。 前記振動篩用網16は図3のように直交して交叉したものを用いたが、斜めに 交叉して網目が形成されたものを用い、更に側端の一部を延長して突出した網目 を形成しフック状に曲げたものを用いても良い。
【0010】
【考案の効果】
請求項1及び請求項2記載の振動篩用網は、連結帯に屈曲性のある材料を使用 し、直線材のみ、あるいは網体の一部のみが掛止部となっているので、梱包や保 管や運搬時に巻回することが可能であり、その取扱いが便利である。 また、振動篩用網を開く場合に直線材のみ、あるいは網体の両端の一部のみに 掛止部を形成しているので、波線材の両端に掛止部を形成した場合、あるいは網 体の両端の全てに掛止部を形成した場合に比べて掛止部が互いに引っ掛かること が少なく取扱いが便利である。 そして、使用時には振動篩本体に掛止部を掛止して振動させるが直線材あるい は網体の両端の一部のみに形成した掛止部を掛止させて振動させるので二次振動 が増加して目詰まりを起こすことが少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る振動篩用網の要部
斜視図である。
【図2】同断面図である。
【図3】本考案の第2の実施例に係る振動篩用網の斜視
図である。
【符号の説明】
10 振動篩用網 11 波線材 12 直線材 13 連結帯 14 掛止部 15 芯材 16 振動篩用網 17 横線材 18 縦線材 19 網体 20 掛止部 21 掛止縦線材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波線材と直線材を並設し、適当間隔で連
    結帯によって固定された振動篩用網において、前記連結
    帯に屈曲性のある材料を使用すると共に、前記直線材の
    全部またはその一部の両端をフック状に曲げて掛止部と
    したことを特徴とする振動篩用網。
  2. 【請求項2】 多数の線材を並設または織って四角形に
    形成された網体を備える振動篩用網おいて、前記網体の
    両端の一部を複数箇所にわたって突出させフック状に曲
    げて掛止部としたことを特徴とする振動篩用網。
JP1992004532U 1992-01-10 1992-01-10 振動篩用網 Expired - Lifetime JPH0746379Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63193581U (ja) * 1987-06-02 1988-12-13
JPS6431954A (en) * 1987-07-27 1989-02-02 Furukawa Aluminium Manufacture of aluminum-alloy material for forming
JP3119478U (ja) * 2005-11-11 2006-03-02 光一 三村 紙皿お膳

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JPH0746379Y2 (ja) 1995-10-25

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