JPH0746379Y2 - 振動篩用網 - Google Patents

振動篩用網

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JPH0746379Y2
JPH0746379Y2 JP1992004532U JP453292U JPH0746379Y2 JP H0746379 Y2 JPH0746379 Y2 JP H0746379Y2 JP 1992004532 U JP1992004532 U JP 1992004532U JP 453292 U JP453292 U JP 453292U JP H0746379 Y2 JPH0746379 Y2 JP H0746379Y2
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JP
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vibrating screen
wire
wavy
screen mesh
connecting band
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JP1992004532U
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JPH0556279U (ja
Inventor
隆三 長谷川
Original Assignee
三信工業株式会社
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、運搬等の取扱い、保管
が便利であると共に容易に目詰まりを起こすことのない
振動篩用網に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の波線材を使用した振動篩用網は、
例えば実開平3−119478号公報に記載されている
ように、波線材と直線材を並設し、該波線材及び直線材
のそれぞれの両端をフック状に曲げて掛止部を形成する
と共に、前記波線材及び直線材を金属、芯金を埋設した
合成樹脂等からなる連結帯で固定する構造となってい
た。そして、使用時には前記掛止部を振動篩本体に掛止
して固定し、振動させて用いていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の振動篩用網は、連結帯に金属、芯金が埋設してある
ので、梱包し、保管し、あるいは運搬等において便利に
取り扱うことができるように巻回することが困難である
という問題があった。また、矯正的に巻回しても、開い
て使用する場合に永久歪みが残り支障が生じるという問
題があった。そして、直線材のみならず波線材の両端に
も掛止部を形成したので、巻回による掛止部の相互の引
っ掛かりが生じ取扱いに不便であるという問題があっ
た。更に、振動篩用網を振動篩本体に取付ける場合に直
線材の掛止部のみならず波線材の掛止部も振動篩本体に
掛止して取付けるので、二次振動の発生が少なく目詰ま
りを起こすという問題もあった。本考案はこのような事
情に鑑みてなされたもので、巻回して梱包し、保管し、
あるいは運搬することが可能であり、その取扱いが便利
であると共に、使用時には二次振動の発生が増加して目
詰まりを起こすことが少ない振動篩用網を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の振動篩用網は、波線材と直線材を平面状に並設
し、これら並設された前記波線材と直線材の両端部を屈
曲性のある連結帯によって固定した振動篩用網におい
て、隣り合う前記直線材の間には複数本の前記波線材が
配置され、更に前記直線材の両端を前記連結帯から突出
させ、フック状に曲げて掛止部としている。ここで、波
線材は断面丸線であっても、断面四角形(長方形、台形
を含む)のものであっても良いし、適当に波高値の高い
大山、波高値の小さい小山が適当ピッチで設けられてい
るものであっても本考案は適用される。前記連結帯に用
いる屈曲性のある材料は、例えば、ウレタンやゴム等の
合成樹脂素材のみを用いても良いし、前記合成樹脂素材
の内部に適当なワイヤ、ロープあるいは布等からなるテ
ンション強化材を埋設してもよい。
【0005】
【作用】請求項1記載の振動篩用網においては、連結帯
に屈曲性のある材料が使用してあるので、梱包や保管や
運搬時に巻回することが可能であり、その取扱いが便利
である。振動篩用網を開く場合に直線材の全部またはそ
の一部の両端のみがフック状に曲げられて掛止部となっ
ているので、波線材の両端に掛止部を形成した場合に比
べて掛止部が互いに引っ掛かることが少ない。また、振
動篩用網の使用時には振動篩本体に掛止部を掛止して振
動させるが、直線材の両端の掛止部のみを掛止させてい
るので二次振動が増加して目詰まりを起こすことが少な
い。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案
を具体化した実施例につき説明し、本考案の理解に供す
る。ここに、図1は本考案の一実施例に係る振動篩用網
の要部斜視図、図2は同断面図である。図1及び図2に
示すように、本考案の一実施例に係る振動篩用網10
は、並設した波線材11と、所定本数の波線材11毎に
直線材12を配設し、前記波線材11及び直線材12を
連結した連結帯13とを有して構成されている。以下、
これらについて詳しく説明する。前記波線材11は、鋼
またはステンレスの角線(または丸線)からなって、同
一波高値の波線材を用いて波状に形成されている。前記
直線材12は鋼線からなり、その両端をそれぞれ曲げフ
ック状に形成した掛止部14を備える。前記連結帯13
は、長手方向に複数の鋼線ワイヤを束ねた芯材15を埋
設したウレタン帯の上に、波線材11及び直線材12両
端部を並設し、更にウレタン帯を被せ熱融着によって該
ウレタン帯と波線材11及び直線材12を固着して帯状
に形成したものである。
【0007】続いて、本考案の一実施例に係る振動篩用
網10の取扱いについて説明すると、波線材11の両端
は掛止部14を設けず連結帯13の内部に埋設させてあ
り、直線材12の両端のみが連結帯13から突出してフ
ック状に形成された掛止部14を備え、更には連結帯1
3が屈曲可能である。従って、振動篩用網10を屈曲さ
せて巻回することが可能であり、運搬や梱包や保管等の
取扱いが便利であり、掛止部14の相互は引っ掛かるこ
とが少なくその取扱いが容易である。また、振動篩用網
10の使用時には、振動篩用網10を開いて行うが、前
記と同様の理由により掛止部14の相互が引っ掛かるこ
とが少ないので容易に巻回を解くことができる。該開か
れた振動篩用網10の掛止部14を図示しない振動篩本
体に掛止して振動させて使用する。そして、該振動は、
波線材11が振動篩本体に掛止されていないことから二
次振動が増加して、目詰まりを起こすことが少ない。
【0008】なお、前記波線材11は、この実施例では
同一波高値の波状の波線材となっているが、波高値を変
えることも可能であり、他の形状の波線材を用いること
も可能である。前記直線材12の太さは、波線材11の
太さよりも太めのものを用いることが好ましいが、波線
材11と同様の太さに形成したものを用いても良い。前
記連結帯13は、ウレタンを用いたが、他の合成樹脂素
材を用いた、例えばゴム等の素材を用いても良いことは
勿論である。前記芯材15は、鋼線ワイヤからなってい
るが、例えば強度を有するフロロカーボン、ポリエステ
ル系の合成樹脂線、炭素撚線であっても良い。前記連結
帯13は、波線材11の両端に二本設けたが、その中間
にも設けても良い。
【0009】
【考案の効果】請求項1記載の振動篩用網は、連結帯に
屈曲性のある材料を使用し、直線材のみ、あるいは網体
の一部のみが掛止部となっているので、梱包や保管や運
搬時に巻回することが可能であり、その取扱いが便利で
ある。また、振動篩用網を開く場合に直線材のみ、ある
いは網体の両端の一部のみに掛止部を形成しているの
で、波線材の両端に掛止部を形成した場合、あるいは網
体の両端の全てに掛止部を形成した場合に比べて掛止部
が互いに引っ掛かることが少なく取扱いが便利である。
そして、使用時には振動篩本体に掛止部を掛止して振動
させるが直線材あるいは網体の両端の一部のみに形成し
た掛止部を掛止させて振動させるので二次振動が増加し
て目詰まりを起こすことが少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る振動篩用網の要部斜視
図である。
【図2】同断面図である。
【符号の説明】 10 振動篩用網 11 波線材 12 直線材 13 連結帯 14 掛止部 15 芯材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−193581(JP,U) 実開 平3−119478(JP,U) 実開 平4−102682(JP,U) 実開 平4−122677(JP,U) 特公 平1−31954(JP,B2) 特公 昭63−50068(JP,B2) 実公 昭63−8448(JP,Y2) 実公 昭39−14269(JP,Y1) 実公 昭39−7969(JP,Y1) 実公 昭6−4044(JP,Y1) 実公 昭61−27673(JP,Y2) 実公 平1−31344(JP,Y2) 実公 昭62−7431(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波線材と直線材を平面状に並設し、これ
    ら並設された前記波線材と直線材の両端部を屈曲性のあ
    る連結帯によって固定した振動篩用網において、隣り合
    う前記直線材の間には複数本の前記波線材が配置され、
    更に前記直線材の両端を前記連結帯から突出させ、フッ
    ク状に曲げて掛止部としたことを特徴とする振動篩用
    網。
JP1992004532U 1992-01-10 1992-01-10 振動篩用網 Expired - Lifetime JPH0746379Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992004532U JPH0746379Y2 (ja) 1992-01-10 1992-01-10 振動篩用網

Applications Claiming Priority (1)

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JP1992004532U JPH0746379Y2 (ja) 1992-01-10 1992-01-10 振動篩用網

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0556279U JPH0556279U (ja) 1993-07-27
JPH0746379Y2 true JPH0746379Y2 (ja) 1995-10-25

Family

ID=11586660

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JP1992004532U Expired - Lifetime JPH0746379Y2 (ja) 1992-01-10 1992-01-10 振動篩用網

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0626388Y2 (ja) * 1987-06-02 1994-07-20 ユリ子 甲斐 振動篩機用網
JP2593479B2 (ja) * 1987-07-27 1997-03-26 古河電気工業株式会社 成形用アルミニウム合金材の製造方法
JP3119478U (ja) * 2005-11-11 2006-03-02 光一 三村 紙皿お膳

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