JPH0734842Y2 - 包装用紐 - Google Patents

包装用紐

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JPH0734842Y2
JPH0734842Y2 JP12462488U JP12462488U JPH0734842Y2 JP H0734842 Y2 JPH0734842 Y2 JP H0734842Y2 JP 12462488 U JP12462488 U JP 12462488U JP 12462488 U JP12462488 U JP 12462488U JP H0734842 Y2 JPH0734842 Y2 JP H0734842Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、伸縮性を持った包装用紐で締めつけねじり止
めても、伸縮性の復元力で解けることなくねじり止まっ
ていることができる特徴を持った包装用紐に関する。
(従来の技術) 従来、包装用のねじり止めるための紐では、ビニ帯など
と呼称されている、細い針金に樹脂や紙などを同方向に
包み込んだ帯状の紐、モールと呼称されている、細い針
金に細い繊維を巻き込んで細い針金全体を包み込んだ紐
がある。
(考案が解決しようとする問題点) ビニ帯やモールは、針金が直線状態のままで樹脂や紙、
繊維で包み込まれているので、それ以上の長さにのびる
ことがない。袋の口を締め閉じるときは、針金が持つ剛
性のため巻き付けても、針金の輪に多少の隙間が生まれ
る。また、初めに絡んだ所から、針金が作る輪の中に向
かって締まることはなく、針金の両端の方向へと絡んで
いくのが普通である。従って、紐が包み込む物をねじり
止めても、締めつける力が弱いという問題点があった。
輪ゴムで袋の口をしめる場合、伸ばした輪ゴムの縮まろ
うとする力で輪ゴムの巻かれた中へと締めつけるようと
する。しかし、輪ゴムの輪をどこかに引っかけない限り
止められないという問題点があった。
以上のように、 ビニ帯やモールなど紐の状態で巻き付けてねじり止
める特徴の物。
輪ゴムなど輪の状態で締めつけて止める特徴を持つ
物。
があるがそれぞれ一長一短であった。
したがって、この2つの特徴の長所だけを生かして、紐
の状態で巻き付けねじり止められ、且つ締めつけられる
という特徴の両方とも備えた包装用紐がないという問題
点があった。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するために、この考案は次のような
構成としている。
金属の細い線は、上下、山折り谷折りを繰り返して波の
形を形作り、横方向に連続している。例えるなら、紐を
伸ばしたとき、伸ばした紐に対して垂直の方向から見る
とオシロスコープに映るサイン波のような波の形をイメ
ージすることができる。(図1参照) 金属の細い線の波の形の振幅は、金属の細い線を内包す
る合成樹脂の伸縮度に大きく関わって、伸縮度が大きい
ほど振幅は細かくなる。
また、請求項2での金属の細い線については、上下、山
折り谷折りを繰り返して波の形を形作り横方向に波の形
が連続している部分と金属の細い線を折り曲げずに一直
線のまま任意の長さで連続した部分に分かれ、それぞ
れ、波の形と直線の部分が任意の長さずつに連続してい
る金属の細い線である。
金属の細い線は、直線部分・波の形部分・直線部分・波
の形部分を繰り返し連続するという構成になる。
次に金属の細い線と紐の関係を示す。
合成樹脂、又はゴムは、金属の細い線をすべて包み込
む。
また、合成樹脂、又はゴムが金属の細い線を包み込んで
いる時の形状は、金属の細い線の波の連続方向に対し
て、平行で且つ帯状である。(図1参照) 便宜上、図2で示すように紐の断面の短い辺を厚み(1
0)、長い辺を幅(11)と呼ぶことにする。
合成樹脂、又はゴムが金属の細い線を包み込んでいる時
の紐の厚み(10)は、金属の細い線を中心部にして全体
を覆うのに十分な幅から最低限可能である。
しかし、金属の細い線を包み込んでいる時の紐の厚み
(10)は、物を締めつける力具合に大きく影響するの
で、合成樹脂、又はゴムの弾力性により、金属の細い線
を覆う全体の厚みは決定される。
合成樹脂(2)、またはゴム(3)に内包される波の形
をした金属の細い線(1)の波の形の山の最上部(6)
と波の形の谷の最下部(7)は、樹脂内で任意の長さで
あるが、樹脂内いっぱいまで使う方が効果的である。
製造方法は、適当な厚みのあるチューブ状の伸縮性のあ
る合成樹脂、又はゴムの中に波の形で平面的に連続した
直線状の金属の細い線を通し、チューブ内に接着剤を充
填し金属の細い線を挟み込んだまま圧着して、圧着され
たチューブが金属の細い線を内包したまま平たい帯状の
紐となる製造法がある。
または、チューブ状の伸縮性のある合成樹脂、又はゴム
の中に波の形で平面的に連続した直線状の金属の細い線
を通し、チューブ内に金属の細い線を挟み込んだまま溶
着して、溶着されたチューブが金属の細い線を内包した
平たい帯状の紐となる製造法がある。
または、伸縮性のある合成樹脂又はゴムの中に波の形で
平面的に連続した直線状の金属の細い線を閉じ込めたま
ま成型して、金属の細い線を内包した帯状の紐にする製
造方法がある。
(作用) 上記のように構成された包装用紐を、締めつけたり縛り
止めたりするときは、包装用紐の端を少し残し、締めつ
けたり縛り止めたりする物を境にして、包装用紐を引っ
張り伸ばし巻き付け、紐の両端にのびる巻き残りの紐を
巻き付けた部分で引っ張りながら互いにねじり絡み合わ
せる。
その原理を順を追って説明する。
伸縮性のある合成樹脂やゴムはもちろんのこと伸びる
し、それらに内包されている波状の金属の細い線も合成
樹脂やゴムに内包されたまま波状の状態から直線上の状
態になるまで伸びることができ、合成樹脂やゴムはそれ
を限界にして伸びられる。
合成樹脂やゴムが元に戻ろうとする働きで、巻き付けた
物をそれらが締めるように働く。
また、金属の細い線は波の形になっているので合成樹脂
やゴムの戻ろうとする力を邪魔にすることはなく、合成
樹脂やゴムの芯になり巻き付けた物を強固に支えるよう
に働く。
さらに、包装用紐を巻き付けたあと、両端に伸びる残り
の包装用紐を、互いに伸びた状態、またはそのままの状
態で絡み合わせる。伸びた状態の方が、金属の細い線が
直線上になって絡みやすいので望ましい。
すると、金属の細い線は、短い距離間でねじられるから
剛性でねじり絡み合ったままの形状であるので、合繊樹
脂やゴムが戻ろうとする力を越えて包装用紐は外れるこ
となくねじられ、締めつけたり縛り止められた状態を維
持する。
請求項2の金属の細い線は、直線部分・波の形部分・直
線部分・波の形部分を繰り返し連続するという構成にな
る。波の形になっている部分は、締めつける効果があ
る。しかし、コスト面で考えると波の形の部分は、金属
の細い線が長くなるだけ不経済であるので、直線部分を
適当な間隔で挟むことによって、締めつける効果より経
済性を重視した構成になっている。
(実施例) 以下、実施例について説明する。
(イ)第1実施例 図1において、上下、山折り谷折りを繰り返して波の形
を形作った金属の細い線(1)を、チューブ状の伸縮性
のある合成樹脂(2)、またはゴム(3)の中に連続し
た状態で通し、チューブに接着剤を入れるか、または、
熱で伸縮性のある合成樹脂(2)と上下、山折り谷折り
を繰り返して波の形を形作った金属の細い線(1)を溶
着させて帯状にするか、または、金属の細い線(1)を
合成樹脂(2)を内包させるよう成型して帯状にする。
幅(11)と厚み(10)を持った合成樹脂(2)または、
ゴム(3)の細長い帯状の紐に金属の細い線(1)が、
同方向に内包されている。
(ロ)第2実施例 図4において、上下、山折り谷折りを繰り返して波の形
を形作り、横方向に連続した波の形の部分(4)が連続
している部分と、金属の細い線を折り曲げずに直線の部
分(5)のまま任意の長さで連続した部分に分かれ、そ
れぞれ、波の形と直線の部分が任意の長さずつに連続し
ている金属の細い線である。
(考案の効果) 本考案は、以上の構成により、以下に記載される効果を
奏する。
紐を伸ばさなく使えば、普通にねじり止めができるし、
伸縮力のある樹脂を伸ばした状態で巻き付けると、締め
つける力が大なので、締め口の密閉力がさらにあがる
し、紐で縛ったときは、縛った物を締めつけて固定させ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の請求項1をふまえた第1実施例を示
す斜視図である。 第2図は、第1図の側面図である。 第3図は、第1図の正面図である。 第4図は、請求項2をふまえた第2実施例を示す斜視図
である。 第5図は、第1実施例の包装用紐を伸ばした状態の斜視
図である。 第6図は、第1実施例の使用例を示す正面図である。 (1)……金属の細い線 (2)……伸縮性のある合成樹脂 (3)……ゴム (4)……波の形の部分 (5)……直線の部分 (6)……波の形の山の最上部 (7)……波の形の谷の最下部 (8)……袋 (9)……指 (10)……厚み (11)……幅

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下、山折り谷折りを繰り返し折り曲げ、
    波の形で横方向に連続して続く1本の金属の細い線
    (1)を、伸縮性のある合成樹脂(2)、またはゴム
    (3)で、厚み(10)を任意に持ち、平行な幅(11)
    で、波の連続方向と同方向に連続するよう内包させるこ
    とで、帯状の合成樹脂(2)またはゴム(3)の中に波
    の形の金属の細い線(1)が同じく帯状に埋め込まれ状
    態の紐にした包装用紐。
  2. 【請求項2】金属の細い線(1)は、上下、山折り谷折
    りを繰り返し折り曲げ、横方向に連続して続く波の形の
    部分(4)と、折り曲げずに直線の状態で横方向に連続
    した直線の部分(5)が、交互に任意の間隔の長さで反
    復した1本の連続した形状である、実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の包装用紐。
JP12462488U 1988-09-21 1988-09-21 包装用紐 Expired - Lifetime JPH0734842Y2 (ja)

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JP12462488U JPH0734842Y2 (ja) 1988-09-21 1988-09-21 包装用紐

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JP12462488U JPH0734842Y2 (ja) 1988-09-21 1988-09-21 包装用紐

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Publication Number Publication Date
JPH0245968U JPH0245968U (ja) 1990-03-29
JPH0734842Y2 true JPH0734842Y2 (ja) 1995-08-09

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JP12462488U Expired - Lifetime JPH0734842Y2 (ja) 1988-09-21 1988-09-21 包装用紐

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