JPH0320305Y2 - - Google Patents
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- JPH0320305Y2 JPH0320305Y2 JP7925284U JP7925284U JPH0320305Y2 JP H0320305 Y2 JPH0320305 Y2 JP H0320305Y2 JP 7925284 U JP7925284 U JP 7925284U JP 7925284 U JP7925284 U JP 7925284U JP H0320305 Y2 JPH0320305 Y2 JP H0320305Y2
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- synthetic resin
- flexible
- resin wire
- wire
- flexible synthetic
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- Expired
Links
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Landscapes
- Bag Frames (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
Description
〔考案の技術分野〕
この考案は包装用紐で、特に袋の口縁部を封緘
したり、電気コードの束を結束したりするのに適
した包装用紐に関するものである。 〔従来技術〕 従来、この種の包装用紐として鉄線を被覆した
ものが知られているが、芯材として鉄線を使用し
ているため腐食劣化して長期の使用に耐えられな
いし、また鉄線によつて指等を怪我する危険性も
あり、さらに電気コードの結束においては漏電の
原因を誘発するし、食品入り袋の封緘後における
食品衛生上の金属探知機の使用ができない等の
種々の欠点があつた。 〔考案の概要〕 この考案は上記した従来のものの欠点を除去す
るためになされたもので、合成樹脂材料や紙から
なる二枚の可撓性テープを貼り合わせてその間に
長手方向に沿う可撓性合成樹脂線を保持すること
により腐食劣化の心配がないので封緘用あるいは
結束用として安全かつ長期に使用できる便利な包
装用紐を提供することを目的としている。 〔考案の実施例〕 以下、この考案の一実施例を第1図について説
明する。図において1A,1Bはビニル、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエステルなどの合
成樹脂材料からなる可撓性テープで、両接合面1
a,1bにそれぞれ接着性コーテイングを施して
重合接着される。2はポリエステルなどの合成樹
脂材料からなる可撓性合成樹脂線で、両可撓性テ
ープ1A,1Bが接着される際にその間に長手方
向に沿つて保持される。 なお、この可撓性合成樹脂線2は公知のもので
ある。例えば上記実施例で示すポリエステルから
なる可撓性合成樹脂線2は、結束器具等によりひ
ねり時に折損することなく容易にひねりを与える
ことのできるような可撓性を有する高強力モノフ
イラメント線(径0.6mm)であつて、一般的には、
極限粘度が0.50〜1.0のポリエステルを溶融押出
し、冷却後、加熱延伸熱処理の順序で加工し、製
品化したものである。そしてこの場合の延伸倍率
は3〜5倍、熱処理は2〜5%の収縮熱処理が行
われる。更にまたこうして得たポリエステルの可
撓性合成樹脂線2の性能は、引張強度(g/D)
6.0〜9.0、初期引張り抵抗度(見掛ヤング率)
(Kg/mm2)1100〜2000(90〜160g/D)、伸度
(%)7〜17、比重1.38の性能を有するものであ
る。 これを第2図に示すように袋3の口縁部3aに
2回転以上のひねりを与えて捩り結びすれば口縁
部3aを封緘できるし、捩り結んだ部分が緩み戻
る心配もなく、一度ひねりぐせをつければ次回か
らはそのくせに合わせて容易に捩り結びができ
る。同様に電気コードの束なども捩り結びするこ
とにより簡単に結束できる。なおこのひねりは結
束器具を使うことにより容易にできる。 ちなみにねじりやすさ(ねじり性能)を付与す
るこの考案に使用する可撓性合成樹脂線の性能を
測定したところ、次表のような性能を保有してい
た。
したり、電気コードの束を結束したりするのに適
した包装用紐に関するものである。 〔従来技術〕 従来、この種の包装用紐として鉄線を被覆した
ものが知られているが、芯材として鉄線を使用し
ているため腐食劣化して長期の使用に耐えられな
いし、また鉄線によつて指等を怪我する危険性も
あり、さらに電気コードの結束においては漏電の
原因を誘発するし、食品入り袋の封緘後における
食品衛生上の金属探知機の使用ができない等の
種々の欠点があつた。 〔考案の概要〕 この考案は上記した従来のものの欠点を除去す
るためになされたもので、合成樹脂材料や紙から
なる二枚の可撓性テープを貼り合わせてその間に
長手方向に沿う可撓性合成樹脂線を保持すること
により腐食劣化の心配がないので封緘用あるいは
結束用として安全かつ長期に使用できる便利な包
装用紐を提供することを目的としている。 〔考案の実施例〕 以下、この考案の一実施例を第1図について説
明する。図において1A,1Bはビニル、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエステルなどの合
成樹脂材料からなる可撓性テープで、両接合面1
a,1bにそれぞれ接着性コーテイングを施して
重合接着される。2はポリエステルなどの合成樹
脂材料からなる可撓性合成樹脂線で、両可撓性テ
ープ1A,1Bが接着される際にその間に長手方
向に沿つて保持される。 なお、この可撓性合成樹脂線2は公知のもので
ある。例えば上記実施例で示すポリエステルから
なる可撓性合成樹脂線2は、結束器具等によりひ
ねり時に折損することなく容易にひねりを与える
ことのできるような可撓性を有する高強力モノフ
イラメント線(径0.6mm)であつて、一般的には、
極限粘度が0.50〜1.0のポリエステルを溶融押出
し、冷却後、加熱延伸熱処理の順序で加工し、製
品化したものである。そしてこの場合の延伸倍率
は3〜5倍、熱処理は2〜5%の収縮熱処理が行
われる。更にまたこうして得たポリエステルの可
撓性合成樹脂線2の性能は、引張強度(g/D)
6.0〜9.0、初期引張り抵抗度(見掛ヤング率)
(Kg/mm2)1100〜2000(90〜160g/D)、伸度
(%)7〜17、比重1.38の性能を有するものであ
る。 これを第2図に示すように袋3の口縁部3aに
2回転以上のひねりを与えて捩り結びすれば口縁
部3aを封緘できるし、捩り結んだ部分が緩み戻
る心配もなく、一度ひねりぐせをつければ次回か
らはそのくせに合わせて容易に捩り結びができ
る。同様に電気コードの束なども捩り結びするこ
とにより簡単に結束できる。なおこのひねりは結
束器具を使うことにより容易にできる。 ちなみにねじりやすさ(ねじり性能)を付与す
るこの考案に使用する可撓性合成樹脂線の性能を
測定したところ、次表のような性能を保有してい
た。
【表】
この測定結果から明らかなごとく、この考案の
包装用紐に使用する可撓性合成樹脂線は、実際の
使用において、実質的に伸ばせない強度即ち低伸
時における優れた高強度(絶対荷重)とヤング率
を有していた。またねじり性を保有する性能は次
表のごとき性能値であることが実験により確かめ
られたが、この考案の可撓性合成樹脂線はこれら
の性能値を全てクリアーするものであつた。 また、ねじつた後もその形状を保持して自然に
解けることがないかを確認するため、第2図の使
用例においてバンド用ビニタイマチツクで4回転
ひねりを与えた時の解きほどき力を測定したとこ
ろ、次表のような結果を得た。
包装用紐に使用する可撓性合成樹脂線は、実際の
使用において、実質的に伸ばせない強度即ち低伸
時における優れた高強度(絶対荷重)とヤング率
を有していた。またねじり性を保有する性能は次
表のごとき性能値であることが実験により確かめ
られたが、この考案の可撓性合成樹脂線はこれら
の性能値を全てクリアーするものであつた。 また、ねじつた後もその形状を保持して自然に
解けることがないかを確認するため、第2図の使
用例においてバンド用ビニタイマチツクで4回転
ひねりを与えた時の解きほどき力を測定したとこ
ろ、次表のような結果を得た。
以上のように、この考案によれば合成樹脂材料
や紙からなる二枚の可撓性テープを貼り合わせて
その間に長手方向に沿う可撓性合成樹脂線を保持
することにより従来のように鉄線の芯材が腐食劣
化するようなことがないので長期の使用に耐え、
勿論芯材による指等の怪我もなくなり、封緘用あ
るいは結束用として便利に使用できると共に、電
気コードを結束した場合に漏電の原因を誘発する
ことがないし、また食品入り袋の口縁部を封緘し
た場合でも食品衛生上の金属探知機の使用が可能
となる等の効果を奏する。
や紙からなる二枚の可撓性テープを貼り合わせて
その間に長手方向に沿う可撓性合成樹脂線を保持
することにより従来のように鉄線の芯材が腐食劣
化するようなことがないので長期の使用に耐え、
勿論芯材による指等の怪我もなくなり、封緘用あ
るいは結束用として便利に使用できると共に、電
気コードを結束した場合に漏電の原因を誘発する
ことがないし、また食品入り袋の口縁部を封緘し
た場合でも食品衛生上の金属探知機の使用が可能
となる等の効果を奏する。
第1図はこの考案の実施例を示す斜視図、第2
図は使用状態を示す図である。 図中、1A,1Bは可撓性テープ、2は可撓性
合成樹脂線である。
図は使用状態を示す図である。 図中、1A,1Bは可撓性テープ、2は可撓性
合成樹脂線である。
Claims (1)
- 合成樹脂材料や紙からなる二枚の可撓性テープ
を貼り合わせて、その間に長手方向に沿う可撓性
合成樹脂線を保持したことを特徴とする包装用
紐。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7925284U JPS60190654U (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 包装用紐 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7925284U JPS60190654U (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 包装用紐 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60190654U JPS60190654U (ja) | 1985-12-17 |
JPH0320305Y2 true JPH0320305Y2 (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=30623990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7925284U Granted JPS60190654U (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 包装用紐 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60190654U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005035381A1 (ja) * | 2003-10-14 | 2005-04-21 | Kyowa Limited | ノンメタリックツイストタイ |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS643960A (en) * | 1987-06-26 | 1989-01-09 | Hitachi Ltd | Molten carbonate fuel cell |
JPH06299482A (ja) * | 1993-04-15 | 1994-10-25 | Towa Seiko Kk | 結束用紐とその製造方法及び装置 |
JPH09300531A (ja) * | 1996-05-08 | 1997-11-25 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 帯状構造体 |
JP3779421B2 (ja) * | 1997-05-06 | 2006-05-31 | 三井化学株式会社 | 形状保持体 |
JPH111263A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-01-06 | Kyowa:Kk | ツイストタイ |
JP4009360B2 (ja) * | 1998-04-14 | 2007-11-14 | 株式会社共和 | プラスチック線材を芯材に用いたツイストタイ |
JP4129327B2 (ja) * | 1998-10-16 | 2008-08-06 | 株式会社共和 | 包装シート及びツイストタイ |
JP2004052185A (ja) * | 2002-07-23 | 2004-02-19 | Yoriko Komoda | ブラジャーの肩ひもずれ防止具 |
-
1984
- 1984-05-29 JP JP7925284U patent/JPS60190654U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005035381A1 (ja) * | 2003-10-14 | 2005-04-21 | Kyowa Limited | ノンメタリックツイストタイ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60190654U (ja) | 1985-12-17 |
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