JPS6010407Y2 - 織布製袋 - Google Patents

織布製袋

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JPS6010407Y2
JPS6010407Y2 JP14163080U JP14163080U JPS6010407Y2 JP S6010407 Y2 JPS6010407 Y2 JP S6010407Y2 JP 14163080 U JP14163080 U JP 14163080U JP 14163080 U JP14163080 U JP 14163080U JP S6010407 Y2 JPS6010407 Y2 JP S6010407Y2
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JP
Japan
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bag
opening
string
binding
belt
Prior art date
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Expired
Application number
JP14163080U
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English (en)
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JPS5765617U (ja
Inventor
満雄 大河原
Original Assignee
日本マタイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は織布製袋、更に詳しくは袋口部を封止するに装
本体に付設された結束紐で結束封止する織布製袋に関す
るものであり、目的する処は、袋口の封止に際して簡易
でありながら袋口から収納物が漏れ出すことがなく、シ
かも開封に際しても容易である袋を提供することにある
よく知られるように袋には紙袋、プラスチック袋、麻袋
等の如く、種々の材料から作成されているが、それらは
いずれも作成する材料による特性を持っており、それに
収納される物の種類にもそれぞれ適・不適があるもので
ある。
これらのうち織布製の袋は麻袋に代表されているが、近
時、その原料である麻は農業生産品であるがために、そ
の作柄が天候に支配されると共にだんたんその価格が高
くなりつつあって、低コストで安定供給される見通しが
難かしくなってくる一方、高分子化学の発展に伴って、
ポリエチレン、ポリプロピレン等を原料とするスリット
ヤーン、リボンヤーン等と称される扁平糸(以下単にテ
ープヤーンという)で織成された袋が用いられるように
至ったが、このテープヤーンの織布による袋は強度と価
格の点にあっては充分に満足する条件を具備しているが
、袋口部の封止に際し問題点を有しているものである。
すなわち、テープヤーンは合成樹脂から製造されている
ことから当然ではあるがテープヤーンの表面は平滑であ
るから、その織布も当然のことながら平滑であって、例
えば袋の中に物を収納し、袋の口を絞って、この絞り部
を別の紐で緊縛しても、その紐は絞り部から脱は易いも
のである。
それ故、袋の口をミシン縫いをしたり、手縫い等をする
などして綴止すればよいが、専用ミシンを必要としたり
、作業能率が極めて悪く、これも適当でない。
これらの対策として第1図に示すように装本体1の口部
2に、袋の長手方向とは直角方向に、紙紐の多数を並列
して接着一体化したベルト3を貼着し、このベルトを芯
として袋の口を数回捲き込んでから、両端に突出してい
るベルトを結束することによって一旦袋口部を封じ、そ
の後この封止された袋口部を、袋の表裏両面の長手方向
に織込まれた結束紐4で結束して最終的に袋を封止し包
装を終ることが提案されたが、これによればベルト3は
これを芯として袋の口を数回捲き込む必要から、相当の
剛性を必要とし、更にそのベルトの巾も巾広いものが必
要とされ、例えばポリプロピレンやその他の合成樹脂等
で広い巾のバンド状のものを形成した所謂PPバンドと
称されるものや、ベルトの巾が15間乃至2−でそのベ
ルトを構成する紙紐は10本乃至15本程度であって、
それら紙紐は接着剤により一体化される関係から硬くな
り、これに加えて防水上の必要から合戒樹脂が塗布され
るので益々硬くされている。
それ故、このような硬いベルト状のもので縛ることは必
要な緊縛力を得るには相当の力を必要とし容易なことで
はない。
更に、このようにして封止された袋を開口するにはナイ
フ、鎌、或は開口機を用いてベルトを切断するのが普通
であるが、このようなベルトを切断することも容易では
なく、開封の能力の低下は免かれず、全体からみて期待
する成果の得られない袋である。
このような点に鑑み、本考案は、収納物の漏出が無いこ
とは当然であり、封止作業も簡易であり、更には開封も
容易である袋を得るべく鋭意検討の結果、装本体の中央
両面には装本体の長手方向に、少くとも1本以上の袋口
結束紐を有すると共に、前記装本体の両側にはそれぞれ
装本体の長手方向に、袋口両端結束紐を有する織布製袋
とすることにより、よくその目的を達することが出来、
本考案を得たものである。
今、本考案の実施の一例を添付図面について説明すると
、1は装本体であって、織布からなっている。
この装本体1の中央両面には装本体1の長手方向(図に
あっては上下方向)に袋口結束紐4が設けである。
また装本体1の両側縁5゜5′にはこれも装本体1の長
手方向に袋口両端結束紐6,6′が設けられているもの
である。
なお7は袋底を綴止した縫糸である。
なお装本体1は、一枚の織布を2つ折りとし、その2辺
を縫糸で縫着して得られるものと、例えば袋織によって
得られた長尺の袋織物を所要長さに数階してその端部を
縫着して得られるものとがあるが、そのいずれでもよい
また装本体1の袋口結束紐4及び袋口両端結束紐6,6
′は適宜の手段で装本体に設けれはよいが、最も簡便で
望ましいのは、装本体を構成する織布の経糸として織成
時に織込まれることである。
もし、織成時に袋口結束紐4や袋口両端結束紐6,6′
が織込まれた袋であるならば、その袋は使用に当っては
、あらかじめ、上記両方の紐を、結束に必要な長さたけ
装本体の織組織から脱して解放しておくことが必要であ
る。
上記の如き構成からなる袋を用いてこれに物を充填し、
封止するには、次の様にして行われる。
先ず、装本体1に物を充填し終った時点で、第5図イて
示したように装本体1の側縁5の上端と側縁5′の上端
8′とを袋の開口中央部で合致するように寄せ集め、こ
の状態で袋口両端結束紐6,6′を結束する。
このようにすると袋口部は平面的にみて、第5図イにみ
るように平行四辺形が形成されているとみることができ
るが、袋口両端結束紐6.6′を結束した次には、この
平行四辺形において対角線で上下に区画される2つの三
角形の部分即ち、この対角線とは袋口両端結束紐6,6
′を対角線と見なしたもので図にあっては平行四辺形の
左右両端を結ぶ線をい)、これによって対角線で上下に
区画された2つの三角形とみることができる。
この2つの三角形の頂点9,9′を内側に(図にあって
は頂点9は上方に巻込み、頂点9′は下方に巻込む)数
回捲込み、第5図口の状態とし、最後に袋口結束紐4を
結束することによって作業は完了する。
また袋を開口するにはこれとは反対に紐の結束を解くと
か、カッターにより紐を切断すればよい。
本考案における装本体は麻等を始めとする天然繊維は勿
論合成繊維或はテープヤーン等を素材とする織布による
袋であるならば如何なるものでもよいが、袋の有する強
度や、価格、等の面からみてテープヤーンの織布による
袋は望ましい。
また装本体は前記したように、織布を2つ折りとして側
縁と底辺を縫製して袋を形成したものでも或は袋織りに
よる円筒形の織物を長さ方向に必要長さだけで切断し、
その一端を縫着して底を形成したものであってもよい。
これらの織物の織組織は任意の組織を選定することが出
来るが、装本体の表面に凹凸が生ずるような織組織や、
浮き糸を多くすることによって袋が重ねられた時、重ね
合された互の袋の表面の凹凸や、浮き糸が擦れ合った時
、抵抗を大きくする様な組織を選定することは好ましい
装本体に袋口結束紐や袋口両端結束紐を有せしめるには
、如何なる手段によってもよいが、これらの紐を経糸と
して織込むことが好ましい。
本考案は以上に詳細に説明したように構成されているか
ら、袋への物品の充填を袋口を閉塞し緊縛する時、袋の
口部に袋の長手方向とは直角方向に紙紐の多数を並列し
接着一体化したベルトが貼着されたものによる場合は、
このベル1〜を芯として袋の口を数回捲き込んでから、
両端に突出しているベルトを結束しなければならないが
、袋の口がこのベルトを芯として捲込まれるためには相
当の剛性を必要とするものであって、このベルトの剛性
が不足であると、袋の口の真中辺で袋の口は緩んで口を
開く結果となるもので、袋の口がきちんと捲き込まれる
程の剛性をベルトが有していることは、このベルトを結
束緊縛する時には相当の力でないと充分に結束できない
欠点を有しているが、本考案による時は袋口両端結束紐
は通常の紐、例えば麻紐、木綿縁、合成繊維製の紐、或
はテープヤーンによる紐等の如く強度を有するならばそ
の剛性は問題とはならないから簡単で容易に緊縛するこ
とができ、更に袋口に生じた三角形の部分を数回捲込ん
でから袋口結束紐で結束緊縛すれはよいが、この袋口結
束紐は前記の袋口両端結束紐と同様のものであればよい
から、これによる取扱いも極めて簡単で容易である。
更に、緊縛された袋を開封するには、前記ベルトによる
ものは、ベルトを解くにも相当の力を必要として能率的
ではなく、そのため、切断機によってベルトを切断しよ
うとすれば、開封のための専用機を必要と腰また切断刃
も度々交換しなければ直ぐに切断し難くなる等のことが
あるから、本考案によれば、結束を解くにせよ、切断す
るにせよ極めて容易であり、しかも袋口部は、袋口両端
結束紐によって袋の横方向が確実に閉塞され、更に袋口
の捲込みに続く袋口結束紐によって袋の縦方向が確実に
閉塞されて、袋口が閉塞された後は内容物の漏出する慮
れば絶対に生じない等、各種の物品の収納には簡単で容
易であって、その漏出もなく、しかも袋の材料によって
は1袋に相当の重量を収容しても極めて安全である等、
極めて実用的に有用な優秀な考案である。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案を説明するためのもので第1図は従来
の袋の平面図、第2図は本考案の実施の一例を示す平面
図、第3図及第4図は本考案に適用される袋の一例を示
す平面図、第5図は袋口の閉塞の順序を示す模式的な平
面図、第6図は袋が閉塞された状態を示す側面図である
。 1:装本体、4:袋口結束紐、5. 5’:装本体の側
縁、6.6’:袋口両端結束紐。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 織布製装本体の中央両面には装本体の長手方向に、少く
    とも1本以上の袋口結束紐を有すると共に、前記装本体
    の両側縁にはそれぞれ装本体の長手方向に、袋口両端結
    束紐を有することを特徴とする織布製袋。
JP14163080U 1980-10-06 1980-10-06 織布製袋 Expired JPS6010407Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14163080U JPS6010407Y2 (ja) 1980-10-06 1980-10-06 織布製袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14163080U JPS6010407Y2 (ja) 1980-10-06 1980-10-06 織布製袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5765617U JPS5765617U (ja) 1982-04-19
JPS6010407Y2 true JPS6010407Y2 (ja) 1985-04-10

Family

ID=29501448

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14163080U Expired JPS6010407Y2 (ja) 1980-10-06 1980-10-06 織布製袋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20040095373A (ko) * 2003-04-28 2004-11-15 박종호 다용도 용기

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JPS5765617U (ja) 1982-04-19

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