JPH06299482A - 結束用紐とその製造方法及び装置 - Google Patents
結束用紐とその製造方法及び装置Info
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- JPH06299482A JPH06299482A JP5088438A JP8843893A JPH06299482A JP H06299482 A JPH06299482 A JP H06299482A JP 5088438 A JP5088438 A JP 5088438A JP 8843893 A JP8843893 A JP 8843893A JP H06299482 A JPH06299482 A JP H06299482A
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- flexible tape
- roller
- flexible
- welding
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B7/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
- D07B7/02—Machine details; Auxiliary devices
- D07B7/025—Preforming the wires or strands prior to closing
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】表面が平坦な結束用紐よりも立体感に優れ、美
麗で斬新な結び方ができる結束用紐とその製造方法及び
装置を提供せしめる。 【構成】可撓性を有する線材１の上下両面に溶着された
可撓性テープ２ａ，２ｂを、波若しくは襞状に成形せし
める。また、前記可撓性テープ２は、前記線材１の長さ
に比して、同可撓性テープ２を多く送り込みながら波若
しくは襞状に溶着するのが好ましい。一方、この結束用
紐の製造装置は、線材１をテンションローラー３にて緊
張させながら一方向へ送り込むと共に、送り調整ローラ
ー４，４などを介して可撓性テープ２ａ，２ｂをそれぞ
れ前記線材１の上下両面へ案内し、溶着ローラー５にて
溶着する。更に、該着ローラー５で溶着された可撓性テ
ープ２ａ，２ｂを引張ローラー６にて同方向に加圧しな
がら引き込むと共に、巻取ローラー７にて同可撓性テー
プ２ａ，２ｂを巻き取れるように構成する。
麗で斬新な結び方ができる結束用紐とその製造方法及び
装置を提供せしめる。 【構成】可撓性を有する線材１の上下両面に溶着された
可撓性テープ２ａ，２ｂを、波若しくは襞状に成形せし
める。また、前記可撓性テープ２は、前記線材１の長さ
に比して、同可撓性テープ２を多く送り込みながら波若
しくは襞状に溶着するのが好ましい。一方、この結束用
紐の製造装置は、線材１をテンションローラー３にて緊
張させながら一方向へ送り込むと共に、送り調整ローラ
ー４，４などを介して可撓性テープ２ａ，２ｂをそれぞ
れ前記線材１の上下両面へ案内し、溶着ローラー５にて
溶着する。更に、該着ローラー５で溶着された可撓性テ
ープ２ａ，２ｂを引張ローラー６にて同方向に加圧しな
がら引き込むと共に、巻取ローラー７にて同可撓性テー
プ２ａ，２ｂを巻き取れるように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主に袋詰め食品の口部
を閉塞させたり、コード類を結束するために用いられる
結束用紐に関する。
を閉塞させたり、コード類を結束するために用いられる
結束用紐に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、斯かる結束用紐の考案としては、
例えば、実開昭６０−１９０６５４号公報に開示された
構成のものが従来例として周知である。
例えば、実開昭６０−１９０６５４号公報に開示された
構成のものが従来例として周知である。
【０００３】この従来の結束用紐は、図５に示すよう
に、表面が平坦に形成された合成樹脂材や紙からなる二
枚の可撓性テープを貼り合わせて、その間に長手方向に
沿う可撓性合成樹脂線を保持してなる構成を有していた
（実開昭６０−１９０６５４号公報参照）。
に、表面が平坦に形成された合成樹脂材や紙からなる二
枚の可撓性テープを貼り合わせて、その間に長手方向に
沿う可撓性合成樹脂線を保持してなる構成を有していた
（実開昭６０−１９０６５４号公報参照）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の結束用紐にあっては、前記可撓性テープが平坦
に成形されているため、装飾性に乏しく、商品に取り付
けた際の装飾効果が余り得られないといった問題があっ
た。
た従来の結束用紐にあっては、前記可撓性テープが平坦
に成形されているため、装飾性に乏しく、商品に取り付
けた際の装飾効果が余り得られないといった問題があっ
た。
【０００５】また、斯かる問題を解消すべく、平坦な可
撓性テープの表面に、常套法にて金属蒸着等の表面処理
を施してなる結束用紐も既に案出されている。しかしな
がら、この金属蒸着紐にあっては、華やかさが付加され
るものの、立体感に乏く、ありふれた造形にしか結べな
いといった問題があった。
撓性テープの表面に、常套法にて金属蒸着等の表面処理
を施してなる結束用紐も既に案出されている。しかしな
がら、この金属蒸着紐にあっては、華やかさが付加され
るものの、立体感に乏く、ありふれた造形にしか結べな
いといった問題があった。
【０００６】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、表面が平坦な結束用紐よりも立体感に
優れ、美麗で斬新な結び方ができる結束用紐とその製造
方法及び装置を提供することを目的としたものである。
なされたもので、表面が平坦な結束用紐よりも立体感に
優れ、美麗で斬新な結び方ができる結束用紐とその製造
方法及び装置を提供することを目的としたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題点
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、合成樹脂材や紙等からなる可撓性テープを貼
り合わせて、その間に可撓性を有する金属線や合成樹脂
線等の線材を保持してなる結束用紐において、前記可撓
性テープを波若しくは襞状に成形してなる結束用紐に存
し、延いては、前記線材が、前記可撓性テープの長手方
向外縁側に寄せて沿設してある結束用紐に存する。
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、合成樹脂材や紙等からなる可撓性テープを貼
り合わせて、その間に可撓性を有する金属線や合成樹脂
線等の線材を保持してなる結束用紐において、前記可撓
性テープを波若しくは襞状に成形してなる結束用紐に存
し、延いては、前記線材が、前記可撓性テープの長手方
向外縁側に寄せて沿設してある結束用紐に存する。
【０００８】また、合成樹脂材や紙等からなる可撓性テ
ープを貼り合わせて、その間に可撓性を有する金属線や
合成樹脂線等の線材を保持してなる結束用紐の製造方法
において、前記線材の長さに比して、前記可撓性テープ
を多く送り込みながら溶着することにより同可撓性テー
プを波若しくは襞状に成形する結束用紐の製造方法に存
する。
ープを貼り合わせて、その間に可撓性を有する金属線や
合成樹脂線等の線材を保持してなる結束用紐の製造方法
において、前記線材の長さに比して、前記可撓性テープ
を多く送り込みながら溶着することにより同可撓性テー
プを波若しくは襞状に成形する結束用紐の製造方法に存
する。
【０００９】一方、この方法を実施するための本発明に
よる結束用紐の製造装置は、可撓性を有する金属線や合
成樹脂線等の線材を緊張させながら一方向へ送り込むた
めのテンションローラーと、前記線材の上下両面に被装
される合成樹脂材や紙等からなる可撓性テープを同方向
に送り込むための送り調整ローラーと、該送り調整ロー
ラーからそれぞれ前記線材の上下両面に案内された前記
可撓性テープを溶着するための溶着ローラーと、該溶着
ローラーで溶着された可撓性テープを更に加圧しながら
同方向に引き込むための引張ローラーと、前記可撓性テ
ープを巻取るための巻取ローラーとを備え、前記送り調
整ローラーの回転速度を前記線材の送り速度よりも早く
して、上下両面の可撓性テープを共に前記線材の長さに
比して多く送り込みながら前記溶着ローラーで同可撓性
テープを波若しくは襞状に溶着成形する結束用紐の製造
装置に存する。
よる結束用紐の製造装置は、可撓性を有する金属線や合
成樹脂線等の線材を緊張させながら一方向へ送り込むた
めのテンションローラーと、前記線材の上下両面に被装
される合成樹脂材や紙等からなる可撓性テープを同方向
に送り込むための送り調整ローラーと、該送り調整ロー
ラーからそれぞれ前記線材の上下両面に案内された前記
可撓性テープを溶着するための溶着ローラーと、該溶着
ローラーで溶着された可撓性テープを更に加圧しながら
同方向に引き込むための引張ローラーと、前記可撓性テ
ープを巻取るための巻取ローラーとを備え、前記送り調
整ローラーの回転速度を前記線材の送り速度よりも早く
して、上下両面の可撓性テープを共に前記線材の長さに
比して多く送り込みながら前記溶着ローラーで同可撓性
テープを波若しくは襞状に溶着成形する結束用紐の製造
装置に存する。
【００１０】また、前記可撓性テープを前記溶着ローラ
ーに送り込む前に、予め同可撓性テープを所望温度で加
熱せしめる加熱手段を兼備させるのが好ましい。
ーに送り込む前に、予め同可撓性テープを所望温度で加
熱せしめる加熱手段を兼備させるのが好ましい。
【００１１】
【作用】このように構成される本発明の結束用紐は、前
記可撓性テープを波若しくは襞状に成形したことによっ
て、立体感が生まれ、乱反射効果に優れることとなり、
特に、前記線材を前記可撓性テープの長手方向外縁側に
寄せて沿設すれば、商品に結び付けた際に、波若しくは
襞状に成形されている可撓性テープの他方側外縁が立ち
上がるべく立体的に結び付けられることとなる。
記可撓性テープを波若しくは襞状に成形したことによっ
て、立体感が生まれ、乱反射効果に優れることとなり、
特に、前記線材を前記可撓性テープの長手方向外縁側に
寄せて沿設すれば、商品に結び付けた際に、波若しくは
襞状に成形されている可撓性テープの他方側外縁が立ち
上がるべく立体的に結び付けられることとなる。
【００１２】また、この結束用紐の製造方法は、前記線
材の送り方向と同一方向に、同線材の上下両面を被装す
るための可撓性テープを送り込み、次いで、上下両面の
可撓性テープを、前記線材の長さに比して多く送り込む
ことによって同可撓性テープが波若しくは襞（プリー
ツ）状に変形することとなり、然る後、これらを常套手
段で溶着することにより、前記線材を挟持した状態で、
前記可撓性テープが溶着固定されることとなる。
材の送り方向と同一方向に、同線材の上下両面を被装す
るための可撓性テープを送り込み、次いで、上下両面の
可撓性テープを、前記線材の長さに比して多く送り込む
ことによって同可撓性テープが波若しくは襞（プリー
ツ）状に変形することとなり、然る後、これらを常套手
段で溶着することにより、前記線材を挟持した状態で、
前記可撓性テープが溶着固定されることとなる。
【００１３】以下、本発明を更に詳しく説明する。本発
明で言及している可撓性テープとは、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリア
ミド、ポリカボネート、ビニロン等の合成樹脂材料から
なるテープ、フィルム、シートのみならず、これらにア
ルミニウム、金、銀、クロム、ニッケル、亜鉛、錫など
の金属を蒸着させてなる金属蒸着テープ若しくは同フィ
ルム、更には、所望手段で着色されたフィルム、シー
ト、更には、和紙や合成紙或いは織布、不織布等の可撓
性ある全ての紐材を包摂するものである。
明で言及している可撓性テープとは、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリア
ミド、ポリカボネート、ビニロン等の合成樹脂材料から
なるテープ、フィルム、シートのみならず、これらにア
ルミニウム、金、銀、クロム、ニッケル、亜鉛、錫など
の金属を蒸着させてなる金属蒸着テープ若しくは同フィ
ルム、更には、所望手段で着色されたフィルム、シー
ト、更には、和紙や合成紙或いは織布、不織布等の可撓
性ある全ての紐材を包摂するものである。
【００１４】また、線材とは、所望線形の鋼線、鉄線、
銅線等の金属線のみならず、合成樹脂線等の如き適宜材
料からなる可撓性を有する全ての線材を包摂するもので
あり、用途、目的に応じて種々な太さのものが選択でき
ることは云うまでもない。
銅線等の金属線のみならず、合成樹脂線等の如き適宜材
料からなる可撓性を有する全ての線材を包摂するもので
あり、用途、目的に応じて種々な太さのものが選択でき
ることは云うまでもない。
【００１５】まず、本発明に係る結束用紐の製造方法の
第１工程について説明する。まず、ロール状に巻回され
た少なくとも１本以上の線材を、緊張させながら所望方
向に送り込む。この送り込み手段としては、テンション
ローラー、引張ローラー、巻取ローラーなどを併用する
のが好ましい。
第１工程について説明する。まず、ロール状に巻回され
た少なくとも１本以上の線材を、緊張させながら所望方
向に送り込む。この送り込み手段としては、テンション
ローラー、引張ローラー、巻取ローラーなどを併用する
のが好ましい。
【００１６】次に、第２工程について説明する。第１工
程で所望方向に送り込まれた線材の上下両面にそれぞれ
配設される二枚の可撓性テープを、同一方向へ速度調整
自在に送り込ませる。その際、この可撓性テープの送り
速度を前記線材の送り速度よりも早く調整することで、
線材の長さに比して多くの可撓性テープが送り込まれる
結果、表面に凹凸模様を形成すべく同テープが波若しく
は襞（プリーツ）状に変形することとなる。
程で所望方向に送り込まれた線材の上下両面にそれぞれ
配設される二枚の可撓性テープを、同一方向へ速度調整
自在に送り込ませる。その際、この可撓性テープの送り
速度を前記線材の送り速度よりも早く調整することで、
線材の長さに比して多くの可撓性テープが送り込まれる
結果、表面に凹凸模様を形成すべく同テープが波若しく
は襞（プリーツ）状に変形することとなる。
【００１７】次に、第３工程について説明する。第２工
程で得られた波若しくは襞状に変形した可撓性テープを
押圧すべく常套法にて溶着する。また、好ましくは、斯
かる溶着をする前に、前記可撓性テープ及び／又は線材
を所望温度にて加熱しておけば、前記線材と可撓性テー
プとの溶着がより良好になされ得るものである。
程で得られた波若しくは襞状に変形した可撓性テープを
押圧すべく常套法にて溶着する。また、好ましくは、斯
かる溶着をする前に、前記可撓性テープ及び／又は線材
を所望温度にて加熱しておけば、前記線材と可撓性テー
プとの溶着がより良好になされ得るものである。
【００１８】次に、第４工程について説明する。第３工
程で溶着された可撓性テープを更に加圧しながら引き込
むと共に、それを、一旦、冷却した後、ロール状に巻き
取り上げる。また、必要に応じ、それを適宜長さに切断
することにより、換言すれば、生産効率を良くするため
に、実際には、幅広のシート状に形成された２枚の可撓
性テープ間に、一度に多数の線材を並列させた状態で溶
着挟持することから、まず、線材と線材との間を切断し
た上で、所望長さに分断することにより、図１に示すよ
うに、所望大きさの最終製品（結束用紐）が得られるこ
ととなる。以下、本発明の結束用紐並びに製造装置を実
施例により説明する。
程で溶着された可撓性テープを更に加圧しながら引き込
むと共に、それを、一旦、冷却した後、ロール状に巻き
取り上げる。また、必要に応じ、それを適宜長さに切断
することにより、換言すれば、生産効率を良くするため
に、実際には、幅広のシート状に形成された２枚の可撓
性テープ間に、一度に多数の線材を並列させた状態で溶
着挟持することから、まず、線材と線材との間を切断し
た上で、所望長さに分断することにより、図１に示すよ
うに、所望大きさの最終製品（結束用紐）が得られるこ
ととなる。以下、本発明の結束用紐並びに製造装置を実
施例により説明する。
【００１９】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図１〜図２において、Ａは本発明に係る結束
用紐であり、この結束用紐Ａは、可撓性を有する鉄線等
からなる線材１と、該線材１を挟持すべく同線材の上下
両面に溶着された可撓性テープ２とから構成されてい
る。この可撓性テープ２は、図１（ｃ）に拡大して示す
ように、外表面に金属蒸着（図示せず）が施された上面
可撓性テープ２ａと下面可撓性テープ２ｂとからなるも
のであり、全体をして波若しくは襞（プリーツ）状に成
形されている。
説明する。図１〜図２において、Ａは本発明に係る結束
用紐であり、この結束用紐Ａは、可撓性を有する鉄線等
からなる線材１と、該線材１を挟持すべく同線材の上下
両面に溶着された可撓性テープ２とから構成されてい
る。この可撓性テープ２は、図１（ｃ）に拡大して示す
ように、外表面に金属蒸着（図示せず）が施された上面
可撓性テープ２ａと下面可撓性テープ２ｂとからなるも
のであり、全体をして波若しくは襞（プリーツ）状に成
形されている。
【００２０】この波若しくは襞の成形は、例えば、前記
線材１の上下両面に、それぞれ同線材１の長さに比し
て、多くの可撓性テープ２ａ，２ｂを多く送り込みなが
ら、順次、圧延ローラー等を介して溶着することにより
連続的に成形されるものであり、これらは下述する製造
装置を用いて成形するのが好ましい。
線材１の上下両面に、それぞれ同線材１の長さに比し
て、多くの可撓性テープ２ａ，２ｂを多く送り込みなが
ら、順次、圧延ローラー等を介して溶着することにより
連続的に成形されるものであり、これらは下述する製造
装置を用いて成形するのが好ましい。
【００２１】図３は、本発明に係る結束用紐の製造装置
（第１実施例）を示す簡略説明図であり、この製造装置
は、ロール状に巻回された線材１を緊張させながら一方
向へ送り込むためのテンションローラー３と、前記線材
１の上下両面に被装される可撓性テープ２ａ，２ｂをそ
れぞれ同方向に送り込むための送り調整ローラー４，４
と、該送り調整ローラー４，４からガイドローラー（図
示せず）を介して前記線材１の上下両面に案内された前
記可撓性テープ２ａ，２ｂを溶着するための溶着ローラ
ー５と、溶着された可撓性テープ２ａ，２ｂを更に加圧
しながら同方向に引き込むための引張ローラー６と、前
記可撓性テープ２ａ，２ｂを巻取るための巻取ローラー
７とを備えている。
（第１実施例）を示す簡略説明図であり、この製造装置
は、ロール状に巻回された線材１を緊張させながら一方
向へ送り込むためのテンションローラー３と、前記線材
１の上下両面に被装される可撓性テープ２ａ，２ｂをそ
れぞれ同方向に送り込むための送り調整ローラー４，４
と、該送り調整ローラー４，４からガイドローラー（図
示せず）を介して前記線材１の上下両面に案内された前
記可撓性テープ２ａ，２ｂを溶着するための溶着ローラ
ー５と、溶着された可撓性テープ２ａ，２ｂを更に加圧
しながら同方向に引き込むための引張ローラー６と、前
記可撓性テープ２ａ，２ｂを巻取るための巻取ローラー
７とを備えている。
【００２２】前記送り調整ローラー４は、前記可撓性テ
ープ２ａ，２ｂを噛合しながら送り込む２個のギア付ロ
ーラー４ａ，４ｂから構成されている。この送り調整ロ
ーラー４は、ローラー（詳しくは、ギア付ローラー４
ａ，４ｂ）の回転速度を任意に変えることにより前記可
撓性テープ２ａ，２ｂの送りを調整するものであり、前
記線材１の送り速度よりも早くすること、すなわち、前
記溶着ローラー５並びに引張ローラー６の回転速度より
も同ローラー４の回転速度を早く設定することにより、
上下両面の可撓性テープ２ａ，２ｂが、共に前記線材１
の長さに比して多く送り込まれる結果、帯状の可撓性テ
ープ２ａ，２ｂ自体がダブリつくように寄り合って、波
若しくは襞（プリーツ）状に変形されるのである。
ープ２ａ，２ｂを噛合しながら送り込む２個のギア付ロ
ーラー４ａ，４ｂから構成されている。この送り調整ロ
ーラー４は、ローラー（詳しくは、ギア付ローラー４
ａ，４ｂ）の回転速度を任意に変えることにより前記可
撓性テープ２ａ，２ｂの送りを調整するものであり、前
記線材１の送り速度よりも早くすること、すなわち、前
記溶着ローラー５並びに引張ローラー６の回転速度より
も同ローラー４の回転速度を早く設定することにより、
上下両面の可撓性テープ２ａ，２ｂが、共に前記線材１
の長さに比して多く送り込まれる結果、帯状の可撓性テ
ープ２ａ，２ｂ自体がダブリつくように寄り合って、波
若しくは襞（プリーツ）状に変形されるのである。
【００２３】一方、前記溶着ローラー５は、ヒーター
（図示せず）を内蔵した加熱ローラー５ａと、表面に耐
熱性のゴムが被装されたゴムローラー５ｂとからなり、
両ローラー５ａ，５ｂ間に、前もって波若しくは襞（プ
リーツ）状に変形された可撓性テープ２ａ，２ｂを挿通
させることにより、同可撓性テープ２ａ，２ｂの溶着処
理がなされるものである。
（図示せず）を内蔵した加熱ローラー５ａと、表面に耐
熱性のゴムが被装されたゴムローラー５ｂとからなり、
両ローラー５ａ，５ｂ間に、前もって波若しくは襞（プ
リーツ）状に変形された可撓性テープ２ａ，２ｂを挿通
させることにより、同可撓性テープ２ａ，２ｂの溶着処
理がなされるものである。
【００２４】また、好ましくは、前記線材１を斯かる溶
着ローラー５に送り込む前に、予め同線材１を所望温度
で加熱させれば、線材１と前記可撓性テープ２ａ，２ｂ
との溶着処理がより良好に行われることは云うまでもな
い。
着ローラー５に送り込む前に、予め同線材１を所望温度
で加熱させれば、線材１と前記可撓性テープ２ａ，２ｂ
との溶着処理がより良好に行われることは云うまでもな
い。
【００２５】他方、前記引張ローラー６は、溶着された
可撓性テープ２ａ，２ｂを更に加圧しながら同方向に引
き込むためのものであり、電動モーター８にて回転する
と共に、無端ベルト９を介して前記溶着ローラー５に連
動されている。
可撓性テープ２ａ，２ｂを更に加圧しながら同方向に引
き込むためのものであり、電動モーター８にて回転する
と共に、無端ベルト９を介して前記溶着ローラー５に連
動されている。
【００２６】このように構成される本実施例の製造装置
Ａは、電源スイッチを入れることにより、まず、前記引
張ローラー６並びに巻取ローラー７が夫々の電動モータ
ーを介して回転し始めると共に、前記溶着ローラー５も
これに連動して回転し、前記ロール状に巻回された線材
１が、前記テンションローラー３、溶着ローラー５、引
張ローラー６を介して前記巻取ローラー６の方向へと送
られる。
Ａは、電源スイッチを入れることにより、まず、前記引
張ローラー６並びに巻取ローラー７が夫々の電動モータ
ーを介して回転し始めると共に、前記溶着ローラー５も
これに連動して回転し、前記ロール状に巻回された線材
１が、前記テンションローラー３、溶着ローラー５、引
張ローラー６を介して前記巻取ローラー６の方向へと送
られる。
【００２７】また、これと同時に、前記可撓性テープ２
ａ，２ｂも、それぞれ前記送り調整ローラー４，４を介
して同方向へ送られると共に、ガイドローラー（図示せ
ず）を介して前記線材１の上下両面に配置されるべく案
内されて溶着ローラー５に加圧され、所望温度で前記線
材１と共にラミネート状に溶着される。
ａ，２ｂも、それぞれ前記送り調整ローラー４，４を介
して同方向へ送られると共に、ガイドローラー（図示せ
ず）を介して前記線材１の上下両面に配置されるべく案
内されて溶着ローラー５に加圧され、所望温度で前記線
材１と共にラミネート状に溶着される。
【００２８】然るに、同テープ２ａ，２ｂに、波若しく
は襞を入れる時には、前述したように、前記送り調整ロ
ーラー４，４の回転速度を前記線材１の送り速度よりも
早く設定することにより、上下両面の可撓性テープ２
ａ，２ｂが、共に前記線材１の長さに比して多く送り込
まれる結果、平坦な帯状態から波若しくは襞（プリー
ツ）状態に変形され、この状態で前記溶着ローラー５に
送り込まれることによって長手方向に連続した波若しく
は襞状の結束用紐が出来上がるものである。
は襞を入れる時には、前述したように、前記送り調整ロ
ーラー４，４の回転速度を前記線材１の送り速度よりも
早く設定することにより、上下両面の可撓性テープ２
ａ，２ｂが、共に前記線材１の長さに比して多く送り込
まれる結果、平坦な帯状態から波若しくは襞（プリー
ツ）状態に変形され、この状態で前記溶着ローラー５に
送り込まれることによって長手方向に連続した波若しく
は襞状の結束用紐が出来上がるものである。
【００２９】この波若しくは襞の成形は、この送り調整
ローラー４，４の速度を変えること以外でも得ることが
できる。例えば、前記可撓性テープ２ａ，２ｂを前記溶
着ローラー５に送り込む前に、予めヒーターやその他の
加熱手段（図示せず）を用いて同可撓性テープ２ａ，２
ｂを所望温度に加熱せしめれば、前記送り調整ローラー
４の速度を変えることなく、換言すれば、同送り調整ロ
ーラー４と前記溶着ローラー５とを同じ速度で回転させ
ても、一旦、前記加熱手段のプレ加熱で可撓性テープ２
ａ，２ｂが収縮状態に変形されることから、前記溶着ロ
ーラー５で加圧するだけでも、波又は襞を連続成形する
ことができるのである。
ローラー４，４の速度を変えること以外でも得ることが
できる。例えば、前記可撓性テープ２ａ，２ｂを前記溶
着ローラー５に送り込む前に、予めヒーターやその他の
加熱手段（図示せず）を用いて同可撓性テープ２ａ，２
ｂを所望温度に加熱せしめれば、前記送り調整ローラー
４の速度を変えることなく、換言すれば、同送り調整ロ
ーラー４と前記溶着ローラー５とを同じ速度で回転させ
ても、一旦、前記加熱手段のプレ加熱で可撓性テープ２
ａ，２ｂが収縮状態に変形されることから、前記溶着ロ
ーラー５で加圧するだけでも、波又は襞を連続成形する
ことができるのである。
【００３０】尚、斯かる可撓性テープ２ａ，２ｂの加熱
温度としては、使用する可撓性テープの材質（詳しく
は、融解温度）や、その組み合せに応じて任意に設定さ
れるものであり、ある一定の温度に限定されるものでは
ない。
温度としては、使用する可撓性テープの材質（詳しく
は、融解温度）や、その組み合せに応じて任意に設定さ
れるものであり、ある一定の温度に限定されるものでは
ない。
【００３１】次に、本発明の第２実施例を図４を参照し
ながら説明する。尚、前述した第１実施例と同一部分は
同一符号で示し、構成の異なる処を新たに番号を付して
以下に説明する。図中、１０は、両端溶着ローラーであ
り、この両端溶着ローラー１０は、可撓性テープ２ａ，
２ｂを合わせた状態で同テープの長手方向両端縁のみを
溶着できるように、局部的にヒーター熱を伝導させる加
熱ローラー１０ａ，１０ｂから構成されている。
ながら説明する。尚、前述した第１実施例と同一部分は
同一符号で示し、構成の異なる処を新たに番号を付して
以下に説明する。図中、１０は、両端溶着ローラーであ
り、この両端溶着ローラー１０は、可撓性テープ２ａ，
２ｂを合わせた状態で同テープの長手方向両端縁のみを
溶着できるように、局部的にヒーター熱を伝導させる加
熱ローラー１０ａ，１０ｂから構成されている。
【００３２】また、図中、１１は歯車であり、前記可撓
性テープ２ａ，２ｂの両側で噛合し前記線材１には当接
しない構造に形成されている（図示せず）。
性テープ２ａ，２ｂの両側で噛合し前記線材１には当接
しない構造に形成されている（図示せず）。
【００３３】従って、このように構成される本実施例の
製造装置は、前記可撓性テープ２ａ，２ｂが、同心状に
配置された線材１と共に前記両端溶着ローラー１０へ送
られると、同テープの長手方向両端縁のみが接合して前
記線材１をフリーな状態で同テープ間内に封緘し、次い
で、この状態で前記歯車１１に噛合されることにより、
同可撓性テープ２ａ，２ｂの表面に波状模様が形成され
る。
製造装置は、前記可撓性テープ２ａ，２ｂが、同心状に
配置された線材１と共に前記両端溶着ローラー１０へ送
られると、同テープの長手方向両端縁のみが接合して前
記線材１をフリーな状態で同テープ間内に封緘し、次い
で、この状態で前記歯車１１に噛合されることにより、
同可撓性テープ２ａ，２ｂの表面に波状模様が形成され
る。
【００３４】また、前記両端溶着ローラー１０と歯車１
１との速度調整によって、この可撓性テープ２ａ，２ｂ
が波若しくは襞状に変形され得ることは、第１実施例に
て詳述したとおりであり、次いで、この波若しくは襞状
に変形された同テープ２ａ，２ｂと線材１とを共に同じ
速度で溶着ローラー５に送り込むことによって、長手方
向に連続した波若しくは襞状の結束用紐が出来上がるも
のである。
１との速度調整によって、この可撓性テープ２ａ，２ｂ
が波若しくは襞状に変形され得ることは、第１実施例に
て詳述したとおりであり、次いで、この波若しくは襞状
に変形された同テープ２ａ，２ｂと線材１とを共に同じ
速度で溶着ローラー５に送り込むことによって、長手方
向に連続した波若しくは襞状の結束用紐が出来上がるも
のである。
【００３５】尚、本発明の結束用紐並びに製造方法及び
装置は、本実施例に限定されることなく、本発明の目的
の範囲内で自由に設計変更し得るものであり、本発明は
それらの全てを包摂するものである。例えば、前述した
前記両端溶着ローラー１０や歯車１１の形状、構造は、
決して本実施例に限定されるものではなく、同作用を果
たすものであれば、如何なる手段を用いても良い。
装置は、本実施例に限定されることなく、本発明の目的
の範囲内で自由に設計変更し得るものであり、本発明は
それらの全てを包摂するものである。例えば、前述した
前記両端溶着ローラー１０や歯車１１の形状、構造は、
決して本実施例に限定されるものではなく、同作用を果
たすものであれば、如何なる手段を用いても良い。
【００３６】また、可撓性テープ２ａ，２ｂの接合面に
それぞれ接着性コーティングが施されたり、必要に応じ
溶融温度の低い合成樹脂材や接着溶剤等が介在されるこ
とは云うまでもない。更に、本明細書で言及している
「波状の結束用紐」には、単に可撓性テープ２の端縁が
波状になっているもののみならず、表面が凹凸している
結束用紐をも包摂するものである。
それぞれ接着性コーティングが施されたり、必要に応じ
溶融温度の低い合成樹脂材や接着溶剤等が介在されるこ
とは云うまでもない。更に、本明細書で言及している
「波状の結束用紐」には、単に可撓性テープ２の端縁が
波状になっているもののみならず、表面が凹凸している
結束用紐をも包摂するものである。
【００３７】
【発明の効果】本発明は上述のように構成され、前記可
撓性テープを波若しくは襞状に成形したことによって、
表面が平坦な結束用紐に比して、より立体感並びに乱反
射効果に優れ、特に、前記線材を前記可撓性テープの長
手方向外縁側に寄せて沿設すれば、商品に結び付けた際
に、波若しくは襞状に成形されている可撓性テープの他
方側外縁が立ち上がるべく立体的に結び付けられるた
め、商品価値を高めるべく美麗で斬新な結び方ができる
結束用紐を提供できることとなった。
撓性テープを波若しくは襞状に成形したことによって、
表面が平坦な結束用紐に比して、より立体感並びに乱反
射効果に優れ、特に、前記線材を前記可撓性テープの長
手方向外縁側に寄せて沿設すれば、商品に結び付けた際
に、波若しくは襞状に成形されている可撓性テープの他
方側外縁が立ち上がるべく立体的に結び付けられるた
め、商品価値を高めるべく美麗で斬新な結び方ができる
結束用紐を提供できることとなった。
【００３８】また、本発明方法によれば、線材の上下両
面に配される可撓性テープを共に前記線材の長さに比し
て多く送り込むだけで、無理なく同可撓性テープを波若
しくは襞状に変形させながらの溶着ができるため、自然
な形の波若しくは襞が円滑に成形できるといった効果を
奏すると共に、通常の平坦な結束用紐に比して、色調変
化に富み、立体感並びに乱反射効果に優れた華麗な波若
しくは襞状結束用紐が出来上がるものである。
面に配される可撓性テープを共に前記線材の長さに比し
て多く送り込むだけで、無理なく同可撓性テープを波若
しくは襞状に変形させながらの溶着ができるため、自然
な形の波若しくは襞が円滑に成形できるといった効果を
奏すると共に、通常の平坦な結束用紐に比して、色調変
化に富み、立体感並びに乱反射効果に優れた華麗な波若
しくは襞状結束用紐が出来上がるものである。
【００３９】殊に、この方法を実施するための本発明に
よる結束用紐の製造装置が、可撓性を有する金属線や合
成樹脂線等の線材を緊張させながら一方向へ送り込むた
めのテンションローラーと、前記線材の上下両面に被装
される合成樹脂材や紙等からなる可撓性テープを同方向
に送り込むための送り調整ローラーと、該送り調整ロー
ラーからそれぞれ前記線材の上下両面に案内された前記
可撓性テープを溶着するための溶着ローラーと、該溶着
ローラーで溶着された可撓性テープを更に加圧しながら
同方向に引き込むための引張ローラーと、前記可撓性テ
ープを巻取るための巻取ローラーとを備えたことによっ
て、前記送り調整ローラーの回転速度を前記線材の送り
速度よりも早くして、上下両面の可撓性テープを共に前
記線材の長さに比して多く送り込むだけで、前記溶着ロ
ーラーで同可撓性テープを波若しくは襞状に溶着成形で
きるため、簡単かつスピーディーにして大量の波若しく
は襞状の結束用紐が出来上がるといった効果を奏するも
のである。
よる結束用紐の製造装置が、可撓性を有する金属線や合
成樹脂線等の線材を緊張させながら一方向へ送り込むた
めのテンションローラーと、前記線材の上下両面に被装
される合成樹脂材や紙等からなる可撓性テープを同方向
に送り込むための送り調整ローラーと、該送り調整ロー
ラーからそれぞれ前記線材の上下両面に案内された前記
可撓性テープを溶着するための溶着ローラーと、該溶着
ローラーで溶着された可撓性テープを更に加圧しながら
同方向に引き込むための引張ローラーと、前記可撓性テ
ープを巻取るための巻取ローラーとを備えたことによっ
て、前記送り調整ローラーの回転速度を前記線材の送り
速度よりも早くして、上下両面の可撓性テープを共に前
記線材の長さに比して多く送り込むだけで、前記溶着ロ
ーラーで同可撓性テープを波若しくは襞状に溶着成形で
きるため、簡単かつスピーディーにして大量の波若しく
は襞状の結束用紐が出来上がるといった効果を奏するも
のである。
【００４０】また、前記可撓性テープを前記溶着ローラ
ーに送り込む前に、予め同可撓性テープを所望温度で加
熱せしめる加熱手段を兼備させれば、前記送り調整ロー
ラーの速度を変えることなく、換言すれば、同送り調整
ローラーと前記溶着ローラーとを同じ速度で回転させて
も、一旦、前記加熱手段のプレ加熱で可撓性テープが変
性されて前記溶着ローラーに送り込まれるため、簡単に
して波若しくは襞状の結束用紐を連続成形することがで
きるといった効果を兼備するものであり、更には、加熱
温度の設定次第で波若しくは襞の大きさを任意に変える
ことができるものである。
ーに送り込む前に、予め同可撓性テープを所望温度で加
熱せしめる加熱手段を兼備させれば、前記送り調整ロー
ラーの速度を変えることなく、換言すれば、同送り調整
ローラーと前記溶着ローラーとを同じ速度で回転させて
も、一旦、前記加熱手段のプレ加熱で可撓性テープが変
性されて前記溶着ローラーに送り込まれるため、簡単に
して波若しくは襞状の結束用紐を連続成形することがで
きるといった効果を兼備するものであり、更には、加熱
温度の設定次第で波若しくは襞の大きさを任意に変える
ことができるものである。
【図１】図１（ａ）は本発明に係る結束用紐を示す平面
図、図１（ｂ）は同結束用紐の拡大側面図、図１（ｃ）
は同結束用紐の説明図である。
図、図１（ｂ）は同結束用紐の拡大側面図、図１（ｃ）
は同結束用紐の説明図である。
【図２】同結束用紐の結束状態を示す説明図である。
【図３】本発明に係る結束用紐の製造装置の第１実施例
を示す簡略説明図である。
を示す簡略説明図である。
【図４】本発明に係る結束用紐の製造装置の第２実施例
を示す簡略説明図である。
を示す簡略説明図である。
【図５】従来の結束用紐を示す斜視図である。
１ 線材 ２ 可撓性テープ ２ａ 上面可撓性テープ ２ｂ 下面可撓性テープ ３ テンションローラー ４ 送り調整ローラー ４ａ ギア付ローラー ４ｂ ギア付ローラー ５ 溶着ローラー ５ａ 加熱ローラー ５ｂ ゴムローラー ６ 引張ローラー ７ 巻取ローラー ８ モーター ９ 無端ベルト １０ 両端溶着ローラー １０ａ 加熱ローラー １０ｂ 加熱ローラー １１ 歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 // Ｂ２９Ｋ 105:22 Ｂ２９Ｌ 31:00 4Ｆ
Claims (5)
- 【請求項１】合成樹脂材や紙等からなる可撓性テープを
貼り合わせて、その間に可撓性を有する金属線や合成樹
脂線等の線材を保持させた結束用紐において、前記可撓
性テープを波若しくは襞状に成形したことを特徴とする
結束用紐。 - 【請求項２】前記線材は、前記可撓性テープの長手方向
外縁側に寄せて沿設されていることを特徴とする請求項
１に記載の結束用紐。 - 【請求項３】合成樹脂材や紙等からなる可撓性テープを
貼り合わせて、その間に可撓性を有する金属線や合成樹
脂線等の線材を保持してなる結束用紐の製造方法におい
て、前記線材の長さに比して、前記可撓性テープを多く
送り込みながら溶着することにより同可撓性テープを波
若しくは襞状に成形することを特徴とする結束用紐の製
造方法。 - 【請求項４】可撓性を有する金属線や合成樹脂線等の線
材を緊張させながら一方向へ送り込むためのテンション
ローラーと、前記線材の上下両面に被装される合成樹脂
材や紙等からなる可撓性テープを同方向に送り込むため
の送り調整ローラーと、該送り調整ローラーからそれぞ
れ前記線材の上下両面に案内された前記可撓性テープを
溶着するための溶着ローラーと、該溶着ローラーで溶着
された可撓性テープを更に加圧しながら同方向に引き込
むための引張ローラーと、前記可撓性テープを巻取るた
めの巻取ローラーとを備え、前記送り調整ローラーの回
転速度を前記線材の送り速度よりも早くして、上下両面
の可撓性テープを共に前記線材の長さに比して多く送り
込みながら前記溶着ローラーで同可撓性テープを波若し
くは襞状に溶着成形することを特徴とする結束用紐の製
造装置。 - 【請求項５】前記可撓性テープを前記溶着ローラーに送
り込む前に、予め同可撓性テープを所望温度で加熱せし
める加熱手段を兼備したことを特徴とする請求項４に記
載の結束用紐の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5088438A JPH06299482A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 結束用紐とその製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5088438A JPH06299482A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 結束用紐とその製造方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06299482A true JPH06299482A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=13942808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5088438A Pending JPH06299482A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 結束用紐とその製造方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06299482A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998057865A1 (fr) * | 1997-06-18 | 1998-12-23 | P And D Co., Ltd. | Lien de plastique et procede de production |
| JPH11293577A (ja) * | 1998-04-14 | 1999-10-26 | Kyowa Ltd | プラスチック線材を芯材に用いたツイストタイ及びその製造方法 |
| JP2004052185A (ja) * | 2002-07-23 | 2004-02-19 | Yoriko Komoda | ブラジャーの肩ひもずれ防止具 |
| JP2015104806A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-08 | エステック株式会社 | 積層体の製造方法及び製造装置 |
| CN112522978A (zh) * | 2020-12-01 | 2021-03-19 | 界首市聚屹包装材料有限公司 | 利用再生料制备的塑料捆扎绳 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50126967A (ja) * | 1974-04-01 | 1975-10-06 | ||
| JPS5611286U (ja) * | 1979-07-02 | 1981-01-30 | ||
| JPS60190654U (ja) * | 1984-05-29 | 1985-12-17 | 株式会社 共和 | 包装用紐 |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP5088438A patent/JPH06299482A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50126967A (ja) * | 1974-04-01 | 1975-10-06 | ||
| JPS5611286U (ja) * | 1979-07-02 | 1981-01-30 | ||
| JPS60190654U (ja) * | 1984-05-29 | 1985-12-17 | 株式会社 共和 | 包装用紐 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998057865A1 (fr) * | 1997-06-18 | 1998-12-23 | P And D Co., Ltd. | Lien de plastique et procede de production |
| JPH11293577A (ja) * | 1998-04-14 | 1999-10-26 | Kyowa Ltd | プラスチック線材を芯材に用いたツイストタイ及びその製造方法 |
| JP2004052185A (ja) * | 2002-07-23 | 2004-02-19 | Yoriko Komoda | ブラジャーの肩ひもずれ防止具 |
| JP2015104806A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-08 | エステック株式会社 | 積層体の製造方法及び製造装置 |
| CN112522978A (zh) * | 2020-12-01 | 2021-03-19 | 界首市聚屹包装材料有限公司 | 利用再生料制备的塑料捆扎绳 |
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