JPH0717558A - 積層型花包装用袋ならびにこれを製造する方法および装置 - Google Patents

積層型花包装用袋ならびにこれを製造する方法および装置

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JPH0717558A
JPH0717558A JP5161094A JP16109493A JPH0717558A JP H0717558 A JPH0717558 A JP H0717558A JP 5161094 A JP5161094 A JP 5161094A JP 16109493 A JP16109493 A JP 16109493A JP H0717558 A JPH0717558 A JP H0717558A
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cutting
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 花の包装を容易に行い得る積層型花包装用袋
を提供し、この積層型花包装用袋を効率良く製造し得る
ようにする。 【構成】 一対の袋体2は裏側袋片3と表側袋片4とを
それぞれの側辺で接合することにより形成される。裏側
袋片4の上端部には束ね部6aが設けられており、多数
の袋体2が束ね部6aの部分で一体的に接合されてい
る。各々の袋体2の裏側袋片3は分離線5の部分で束ね
部6aから破り取ることができるようになっている。分
離線および表側袋片4の上端は波形となっているととも
に、波形全体が上方に向けて突出するようにうねって形
成されている。表裏両袋片3,4は、それぞれシート材
を切断することにより製造され、製造時には相互に隣り
合う他の袋片とは位相が180度ずれているので、歩留
り良くシート材から袋体を成形することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生花の束等を持ち運ぶ際
にこれを包装するために使用する花包装用袋ならびにこ
れを製造する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】生花を小売店で販売するときには、顧客
が求めた花を所望の本数だけ束ねるとともに、通常、長
方形の樹脂フィルムや紙製のシート等により包むように
している。そして、根元の部分に水分を含ませた布を巻
き付けることにより、生花へ水分が補給されるようにし
たり、さらにリボンを巻き付けて、顧客に花束を手渡す
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにして花束を
包む場合には、花束は根元の部分が細くなり、先端の花
の部分は根元の部分に比較して太くなるので、長方形の
フィルムやシートを用いたのでは、包装作業が容易でな
く、粘着テープ等を用いて根元の部分を固定するととも
に、シートの先端の部分が広がらないように、さらに粘
着テープで粘着させる必要があり、短時間で包装作業を
終了させることが困難である。
【0004】そこで、本発明者は、予め花包装用の袋を
形成しておくことにより、迅速に花束の包装を行い得る
ようにすべく、小売店等において容易に花束を包装し得
るようにした花包装用袋を歩留り良く製造し得るように
するために種々の検討を行った。小売店等において袋を
用いて花束を包装する場合には、顧客が求めた任意の本
数に対してもある程度の柔軟性を有するものでなければ
ならず、しかも、生花を傷付けることなくカバーするこ
とができるものでなければならない。
【0005】さらに袋を成形する場合には、薄紙や樹脂
等からなるシート材を用いて特殊な形状に裁断すること
になるが、その材料から歩留り良く袋を成形することが
できるようにする必要がある。
【0006】本発明の目的は、花を迅速かつ容易に包装
し得るようにした花包装用袋を提供することであり、さ
らに花包装用袋を素材から歩留り良く製造し得るように
した袋の製造の技術を提供することである。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。すなわち、一対の袋体はそれぞれ
幅広の上部と幅狭の下部とこれらの中間のテーパ部とを
有する表裏袋片を側辺どうしで接合することにより形成
される。裏側袋片には上端部に分離線を介して束ね部が
設けられており、それぞれの袋体の束ね部で袋体を接合
することにより、袋体の積層体が形成されることにな
る。
【0009】表裏両側の袋片は、2枚の帯状のシート材
を重ね合わせた状態で、切断刃によりシート材から切り
出すことにより形成される。シート材が重ね合わせられ
る前には、一方のシート材には予め分離線が波形に形成
されるとともにその波形自体がうねって形成される。そ
して、他方のシート材には予め分離線に対応させて両側
に波形が形成される。
【0010】重ね合わされたシート材から袋体を切り出
すには、袋体の側辺に対応した形状の切断刃を用いてシ
ート材の搬送方向に隣接する他の袋体が180度位相が
ずれた状態で切り出される。切り出すとともに袋片の側
辺どうしを接合した後に、多数の袋体を積層させて相互
に束ね部で一体に接合する。
【0011】
【作用】袋体を用いて花を包装するときには、表側袋片
をその上端部で手前に引いて表側袋片と裏側袋片との間
に隙間を形成した状態で花を袋体の中に挿入する。この
ときには、表側袋片の上端部は波形となるとともに中央
部が上方に向けてうねっているので、上端部が手前側に
折れ曲がる傾向があり、挿入作業が容易となる。
【0012】挿入された後に袋体を分離線の部分から破
り取り、束ね部を残して袋体を束ね部から分離させる。
これにより、花を袋体内に簡単に収容させることがで
き、花の包装作業が極めて簡単に達成される。1つの袋
体を破り取ると、次の袋体が積層体の表面に露呈される
ことになり、さらに花を包装する際には同様の手順によ
り簡単に包装作業を行うことができる。
【0013】このような積層形花包装用袋はシート材を
順次切り出していくことで、シート材からスクラップと
なる部分を少なくして歩留り良く製造することができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明について図示する実施例に基づ
いて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係る積
層型花包装用袋1を示す図であり、この積層型花包装用
袋1は、図2に示されるような一対の袋体2を多数対積
層することにより形成される。
【0015】一対の袋体2は、それぞれ樹脂製の透明フ
ィルム等のシート材により形成された裏側袋片3と表側
袋片4とから構成されている。裏側袋片3は、天辺3a
と、この天辺3aにほぼ平行となった底辺3bと、前記
天辺3aに対してほぼ直角となってその両端から底辺3
bに向けて延びる左右の上部側辺3c,3dと、これら
の上部側辺3c,3dから底辺3bに向けて相互に接近
する方向に傾斜した左右の傾斜側辺3e,3fと、これ
らの傾斜側辺3e,3fから底辺3bに対してほぼ直角
に延びる左右の下部側辺3g,3hとを有している。
【0016】表側袋片4は、裏側袋片3よりもやや小さ
めに形成されており、裏側袋片3の天辺よりも底辺3b
側にずれた位置の天辺4aと、裏側袋片3の底辺3bに
ほぼ重なる底辺4bと、裏側袋片3の左右の上部側辺3
c,3dに重なる左右の上部側辺4c,4dと、裏側袋
片3の傾斜側辺3e,3fに重なる左右の傾斜側辺4
e,4fと、裏側袋片3の下部側辺3g,3hに重なる
左右の下部側辺4g,4hとを有している。
【0017】裏側袋片3の上端部には、天辺3aに沿っ
て真っ直ぐに延びる仮想上の基準線5aの上を波形に蛇
行して分離線5が形成されており、この分離線5を境界
として天辺3a側に束ね部6aが、そして底辺3b側に
本体部6が区画されている。前記基準線5aは、図示す
るように、天辺3aに沿って中央部が上向きに湾曲して
いる。前記分離線5はミシン目となって形成され、切り
欠かれた部分と切り欠かれない部分とが交互に連続して
おり、本体部6は束ね部6aから容易に作業者により破
り取ることにより分離させることができるようになって
いる。
【0018】表側袋片4の天辺4aは、図示するよう
に、裏側袋片3に蛇行して形成された分離線5に沿って
延びて波形に蛇行して形成されている。この天辺4a
は、図示するように、全体的に中央部分が上部に向けて
うねりながら、ジグザグ形状に蛇行している。しかも、
この天辺4aは、裏側袋片3の分離線5よりも底辺4b
側にずらして形成されている。
【0019】このような形状に形成された表側と裏側の
両袋片3,4は、相互にそれぞれの左右の側辺3c〜3
h,4c〜4hの部分で接着されている。この接着は、
それぞれの袋片3,4が樹脂により形成されていること
から、両方の袋片3,4の側辺を一致させるようにして
重ねた状態のもとで、側辺相互を加熱することにより達
成される。ただし、接着剤を用いて両方の袋片3,4を
相互に接着するようにしても良い。
【0020】図1は、上述したように裏側袋片3と表側
袋片4とにより形成された袋体2を多数対積層した状態
を示しており、たとえば、100対程度の袋体2を積層
するとともに、束ね部6aの部分で全ての袋体2が一体
的に接合されている。
【0021】図示する場合には、束ね部6aを積層させ
た状態で、棒状の発熱部材を押し付けると、その発熱部
材により束ね部6aの一部が溶融されて貫通孔7が形成
される。このときに溶融された部分によって束ね部6a
が一部溶融されて相互に接着されることになる。ただ
し、接着剤を用いて束ね部6aを相互に接着するように
しても良い。
【0022】なお、波形に蛇行している分離線5と表側
袋片4の波形の天辺4aとが、図示する場合には、相互
に同一の位相となって形成されているが、これらの位相
をずらすようにしても良い。つまり分離線5の山の部分
を表側袋片4の天辺4aの谷の部分に対応させるように
しても良い。また、図示する場合には、天辺4aが裏側
袋片3の分離線5に対して底辺3b側にずれているが、
逆に天辺3a側にずらして形成するようにしても良い。
さらに分離線5としては、ミシン目とすることなく、数
箇所を除いて波形に連続した切り込みとすることも可能
である。
【0023】図3は、図1に示すように形成された積層
型花包装用袋1を、スタンド10に束ね部6aの部分で
吊り下げた状態を示す図である。このスタンド10は円
弧状のクランプ部11を有しており、この部分で積層型
花包装用袋1は束ね部6aが円弧状となって吊り下げら
れることになる。この状態で、花束が一対の袋体2に挿
入されて収容されることになる。
【0024】吊り下げられた状態のもとでは、最も表面
側に位置する袋体2の表側袋片4の天辺4aの部分が垂
れ下がる傾向があり、両方の袋片3,4の間には隙間が
形成される傾向がある。したがって、花束をその根元部
分から両袋片3,4の間の隙間に簡単に挿入することが
できる。挿入すると、袋体2は広げられて円錐形状とな
り、花束は確実に袋体2により収容される。収容が完了
した後に、袋体2を手で持って手前側あるいは下方に引
くと、裏側袋片3の本体部6は束ね部6aから分離線5
の部分で破り取られることになり、花の包装作業を極め
て迅速に行うことができる。
【0025】特に、表側袋片4の天辺4aは波形に形成
されていることから、上方に向けて凸形状となった部分
を表側に折れ曲げ易くなっており、花束を挿入する際
に、容易に袋体2を広げることができる。そして、図示
するように、天辺4aは全体的に中央部分が上方に向け
て突き出すように湾曲つまりうねっているので、中央部
分が表側に容易に折れ曲がる傾向が顕著になる。しか
も、裏側袋片3の分離線5および表側袋片4の天辺4a
はともに波形となっていることから、花束を収容した後
における包装用袋の見た目ないし外観が良好となる。
【0026】図示する場合には、袋体2は透明の樹脂製
フィルムにより形成されており、外部から花束を目視す
ることができるようになっているが、袋体2に花柄等の
模様を印刷したり、小売店の店名を印刷するようにして
も良い。また、透明なシートを使用することなく、半透
明や不透明なシート材を素材として用いても良く、防水
シートがラミネートされた薄紙等を使用しても良い。
【0027】また、図2(A)に示すように、両方の袋
片3,4の底辺3b,4bを接着部8aの部分で接合す
るようにして、袋体2の底部を閉塞して水溜め部を形成
するようにしても良い。その場合には、たとえば、花束
の根元部に水分を含ませた綿を巻き付けるようにした場
合でも袋体2の底部からの水が漏出するのを防止するこ
とができる。その場合に、図示するように、下部側辺3
g,3h,4g,4hに所定幅の接着部8bを設けて、
両袋片3,4の接着強度を増加させるようにしても良
い。
【0028】収容される花としては、1本の花あるいは
複数本の花が束ねられた花束、さらには造花等を挙げる
ことができる。花束を収容する場合には、束ねられる花
の本数や花の長さに応じて、相互に寸法が相違する複数
の種類の袋体を容易しておくと便利である。
【0029】図4(A)〜(D)は、図1に示された積
層型花包装用袋1を効率良く製造するための製造工程を
示す図である。
【0030】図4(A)は、裏側袋片3を形成するため
の第1シート材つまり裏側用シート材13に分離線5を
形成する工程を示す図である。この分離線5は袋体2に
おける分離線5に相当する。裏側用シート材13は樹脂
製のフィルムからなる帯状のシート材をロールから巻き
戻しながら、裏側袋片3に形成される束ね部6aの寸法
分だけ、裏側用シート材13の両側から内方にずれた位
置にミシン目を形成することにより分離線5が形成され
る。ミシン目は、下部側辺3g,3h相互間の寸法Eに
相当する間隔を隔てて間欠的に形成される。
【0031】図4(B)は、表側袋片4を形成するため
の表側用シート材つまり第2シート材14の両側部に波
形を形成する波形形成工程を示す図である。この波形形
成工程は、図示されるように、表側用シート材14の両
側に波形を形成するとともに、表側袋片3の下部側辺の
相互間の部分を残こすように表側用シート材14を図示
する形状に成形する工程である。
【0032】両方のシート材13,14の素材として
は、それぞれ同一の幅寸法のものが使用されている。
【0033】図4(C)は、裏側用シート材13と表側
用シート材14とを積層する工程を示す図であり、図示
するように、表側袋片4の天辺4aに相当する波形の部
分を、裏側袋片3の分離線5の波形の内側に位置させる
ようにして、両方のシート材3,4が積層される。した
がって、表側袋片4の下部側辺4g,4hに相当する部
分が、裏側袋片3の分離線5の終了点の位置に対応して
いる。
【0034】図4(D)は、積層された2枚のシート材
13,14を切断して表裏両袋片3,4を形成するとと
もに袋片3,4どうしを接合することにより、袋体2を
形成する工程を示す。この工程では、一方側の上部と下
部の側辺と傾斜側辺応する切断線16と、これに対して
線対称となった切断線16とをシート材に交互に位置さ
せることにより、一対の袋体2が順次シート材から切り
出されることになる。
【0035】そして、図示するように、相互に隣合う袋
体2がシート材に対しては180度位相がずれた状態と
なっている。つまり、1つの袋体2の天辺は、隣り合う
袋体2の底辺とシート材にあって同一側に位置してい
る。
【0036】このように袋体を配列させて切断すること
により、シート材に不要な部分つまりスクラップとなる
部分を少なくして、歩留り良く袋体2を形成することが
できる。
【0037】図4(D)に示す切断工程において、それ
ぞれの切断線15,16を加熱された切断刃を用いる
と、切断刃の熱によりシート材が切断されるとともに、
袋体2を形成する表裏両方の袋片3,4が左右両側辺3
c,3d,4c,4dの部分で熱により溶融されて接着
されることになる。
【0038】一対の袋体2は、このようにして成形され
ることになり、成形された多数対の袋体2を同一の向き
に設定した状態で積層して、各々の束ね部6aの部分で
全ての袋体2を一体に接合する。接合がなされた状態を
示すと、図1のとおりでありる。
【0039】図5は積層型花包装用袋を製造する装置の
一例を示す図であり、裏側用シート材13が巻付けられ
た第1ロール21と、表側用シート材14が巻付けられ
た第2ロール22とが相互に平行に設置されている。そ
れぞれのロール21,22の下流側には、これらのロー
ル21,22から繰り出された帯状のシート材13,1
4を重ね合わせるために、重ね合わせ用ローラ23が配
置されている。ここで両シート材13,14が積層され
た後に、ガイドローラ24,25およびテンションロー
ラ26〜28を通過してコンベア29に搬送される。
【0040】第1ロール21と重ね合わせ用ローラ23
との間には、ミシン目形成用ローラ対31が設置されて
おり、このミシン目形成用ローラ対31により、図4
(A)に示されるように、裏側用シート材13に対して
分離線5としてのミシン目が間欠的に形成される。
【0041】このミシン目形成用ローラ対31の詳細を
示すと、図6のとおりであり、駆動側31aと従動側3
1bの2つのローラにより構成されている。駆動側のロ
ーラ31aの外周面には一定間隔毎に切刃31cが突設
されており、従動側のローラ31bはゴム等の弾性部材
により形成されている。そして切刃31cは全体的に湾
曲するようにうねっているとともに波形に蛇行して配列
されている。
【0042】図7は駆動ローラ31aを展開した状態を
示す図であり、駆動側ローラ31aの一端部に形成され
た切刃31cの列の中央部分は、他端部の切刃31cが
形成されていない部分に対応している。これにより、図
4(A)に示すように、裏側用シート材13の両側部で
は相互に位相がずれた状態で分離線5が形成される。
【0043】第2ロール22と重ね合わせ用ローラ23
との間には、波形切断用ローラ対32が設置されてお
り、この波型切断用ローラ対32により、図4(B)に
示されるように、表側用シート材14の両側面が波形に
形成される。
【0044】この波形切断用ローラ対32の詳細を示す
と、図8のとおりであり、駆動側32aと従動側32b
の2つのローラにより構成されている。駆動側ローラ3
2aの外周面には波形に蛇行して連なって形成された切
刃32cが設けられており、この切刃32cの両端には
駆動側ローラ32aの軸方向に延びる真っ直ぐな切刃3
2dが、図9に示されるように連続して形成されてい
る。
【0045】一方、従動側ローラ32bはゴム等の弾性
部材により形成されている。そして、切刃32cは図示
するように全体的に湾曲するようにうねっている。
【0046】図9は駆動側ローラ32aを展開した状態
を示す図であり、駆動側ローラ32aの一端部側に形成
された切刃32cの中央部分は、他端部側の真っ直ぐな
切刃32dの部分に対応している。したがって、この波
型切断用ローラ対32により、図4(B)に示されるよ
うな形状に表側用シート材14が形成される。
【0047】なお、それぞれの従動側のローラ31b,
32bとしては、金属製のローラを用いて、駆動側ロー
ラ31a,32aに設けられた切刃31c,32cに対
応した溝を形成するようにしても良い。また、切刃31
c,32cをそれぞれ発熱させるようにすれば、従動側
ローラ31b,32bを用いるこなく、シート材13,
14に加えられる張力によって駆動側ローラ31a,3
2aにシート材13,14を押し付けるだけで分離線5
の形成と天辺4aの波形の形成とを行うことが可能とな
る。
【0048】コンベア29は、搬入端と搬出端との2つ
の支持ローラ33,34とこれらに掛け渡されたベルト
35とを有しており、搬入端側の支持ローラ33の上方
には、積層された2枚のシート材13,14にベルト3
5を介して圧接する圧接ローラ37が配置されている。
【0049】したがって、重ね合わせ用ローラ23の部
分で重ね合わせられた2枚のシート材13,14は、ガ
イドローラ24,25およびテンションローラ26〜2
8を通過してコンベア29の下流側に向けて搬送され
る。
【0050】コンベア29の搬入部には、シート材1
3,14をベルト35の表面に静電気で付着させるため
に、帯電手段38が設けられている。これにより、ベル
ト35の搬入端においては、シート材13,14がベル
ト35に静電気により吸着されることになる。
【0051】コンベア29の上方には、切断器41が上
下動自在に装着されている。この切断器41の詳細を示
すと、図10のとおりである。切断器41はシリンダ等
の上下駆動部材の先端に取り付けられたホルダ42と、
この下面に設けられた2つの切断刃43,44とを有し
ており、それぞれ上部側辺に対応する直角部43a,4
3bとこれらと連なる傾斜部43cとを有しており、他
の切断刃44も同様に直角部44a,44bと傾斜部4
4cとを有している。
【0052】そして、それぞれの切断刃43,44は発
熱部材により形成されており、図示しない電源からの通
電により発熱し、シート材13,14を加熱することに
よりシート材13,14から袋体2を切り出すととも
に、シート材13,14が加熱されて溶融することか
ら、袋片3,4の側辺部分が相互に熱溶着により接着さ
れることになる。
【0053】切断器41による1つの袋体2の切断と接
着が完了したならば、切断器41を上昇させた後に、コ
ンベア29のベルト35を駆動させる。そして、再度切
断器41をコンベア29に向けて下降移動させて、同様
にして袋体2の切断を行う。
【0054】コンベア29は積層されたシート材13,
14の搬送と、搬送を停止した状態での袋体2の切り出
しおよび接着とを順次行うことになるが、複数のテンシ
ョンローラ26〜28のうち、少なくとも何れか1つが
上下方向に調整移動自在となってシート材13,14に
テンションを加えるようになっており、袋体2の切り出
しが間欠的であるのに対して、連続的に重ね合わせ用ロ
ーラ23によりシート材13,14が搬送されても、シ
ート13,14は緩むことなく一定の張力が付加され
る。
【0055】コンベア29の下流端には、袋体2の帯電
を解くために、除電手段39が設けられている。これに
より、切り出された袋体2はコンベア29の搬出端から
自重により下方の他のコンベア29aに搬出される。
【0056】このようにして、シート材13,14から
切り出されて1つ1つの袋体2が形成された後に、所定
の数、たとえば100対程度の袋体2が、相互に同一の
位相となって積層される。
【0057】図11は所定の数の袋体2が積層された後
に、それぞれの袋体2を束ね部6aの部分で一体にする
ための装置を示す図である。エアシリンダ51のロッド
52には棒状の発熱部材53が取り付けられており、支
持台54に載置された所定の数の袋体2に向けてこの発
熱部材53を前進移動させることにより、束ね部6aの
部分には貫通孔7が形成されるとともに、貫通孔7の部
分が一部溶融されて全ての束ね部6aが相互に一体に接
合されることになる。
【0058】このようにして形成された貫通孔7は、積
層型花包装用袋1を吊り下げる際にフックを引っ掛ける
ための引っ掛け孔として使用することができる。
【0059】次に、上述した製造装置により積層型花包
装用袋を製造する手順について説明する。第1ロール2
1から裏側用シート材13を繰り出しながら、ミシン目
形成用ローラ対31によって、図4(A)に示すよう
に、裏側用シート材13の両側に分離線5を形成する。
同様にして、第2ロール22から表側用シート材14を
繰り出しながら、波形切断用ローラ対32によって、図
4(B)に示すように、表側用シート材14の両側辺を
波形に形成する。
【0060】これらのシート材13,14は、重ね合わ
せ用ローラ23により搬送方向の位相が一致するように
して積層された後に、ガイドローラ24,25およびテ
ンションローラ26〜28に案内されながら、コンベア
29に搬送される。積層されたシート材13,14はベ
ルト35に静電気により密着して搬送されることにな
る。コンベア29を停止させた状態で、切断器41をコ
ンベア29に向けて下降移動させることにより、シート
材13,14から袋体2が切り出される。
【0061】切断器41の切断刃43により図4(D)
に示す切断線15aの部分が切断され、切断刃44によ
り切断線16aの部分が切断されたとすると、切断器4
1を後退移動させた後に、コンベア29を駆動してシー
ト材13,14を2つの袋体2の分だけ前進移動させ
る。次いで、コンベア29を停止した状態で、切断器4
1を前進移動させると、図4(D)において、符号15
bで示す切断線の部分で切断刃43により切断され、符
号16bで示す切断線の部分で切断刃44により切断さ
れる。これにより、さらに2つの袋体2が相互に位相が
180度ずれた状態となって形成される。
【0062】このようにして、所定の数の袋体2が形成
されたならば、これを積層して図9に示す束ね装置によ
り積層型の積層型花包装用袋1が製造される。
【0063】なお、切断器41としては、切断刃を3つ
あるいはそれ以上ホルダ42に取り付けたものを用いて
も良い。また、切断器41としては、ローラの外周面に
切断刃を設け、このローラを回転させることにより、シ
ート材13,14を搬送しながら切断するようにしても
良い。
【0064】分離線5を形成する装置としては、上述し
たように連続的に分離線5を形成することなく、プレス
を用いることも可能である。この場合には、所定の長さ
のシート材をプレス装置に載置した状態で、切刃が設け
られたプレスの上型を下型に向けて下降移動させること
により分離線5が形成される。同様に、表側袋片4の天
辺4aの波形をプレス装置により形成することも可能で
ある。
【0065】さらに分離線5および天辺4aの波形を形
成する手段としては、駆動ローラ31aおよび32aを
それぞれ軸方向にシフトしながら回転させることによ
り、うねりを持った波形を形成することも可能である。
【0066】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえ
ば、裏側用シート材として幅の広いシート材を用いて、
2列同時に袋体をシート材から切り出すようにすること
も可能である。
【0067】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0068】(1).本発明の積層型花包装用袋は、積層さ
れた状態の最も表側に位置する袋体の表側袋片を裏側袋
片から離して両袋片の間に花を挿入した後に、袋体を束
ね部から分離線の部分で破り取ることにより、花の包装
が完了することになり、簡単な操作で花の包装を行うこ
とができる。
【0069】(2).花を袋体内に挿入する際には、表側袋
片の天辺が波形に蛇行して形成されているので、波形の
部分のうち上方へ突出した部分は表面側に向けて折れ曲
がる傾向があり、表側袋片と裏側袋片との間に花を容易
に挿入することができる。特に、表側袋片の天辺は中央
部が上方に向けてうねるように湾曲しているので、その
部分が容易に手前側に折れ曲がり、挿入操作が容易とな
る。
【0070】(3).それぞれ帯状となっている表側袋片用
のシート材と裏側用のシート材とを用いて、袋体を切り
出すようにしたので、効率良く多数の袋体を製造するこ
とができる。
【0071】(4).また、袋体をシート材から切り出す際
には、シート材から袋片を位相が180度ずれた状態で
切り出すようにしたので、シート材から歩留り良く袋体
を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である積層型花包装用袋を示
す斜視図である。
【図2】(A)は一対の袋体を示す一部切り欠き斜視図
であり、(B)は(A)における2B−2B線に沿う断
面図である。
【図3】図1に示された積層型花包装用袋をスタンドに
吊り下げた状態を示す斜視図である。
【図4】(A),(B),(C),(D)は積層型花包装用袋
体を製造する手順を示す工程図である。
【図5】積層型花包装用袋を製造する製造装置を示す正
面図である。
【図6】図5に示されたミシン目成形用ローラ対を示す
斜視図である。
【図7】図6に示されたミシン目ローラ対のうちの駆動
側ローラの外周面の展開図である。
【図8】図5に示された波形切断用ローラ対を示す斜視
図である。
【図9】図8に示された波形切断用ローラ対のうちの駆
動側ローラの外周面の展開図である。
【図10】図5に示された切断器を示す斜視図である。
【図11】束ね装置を示す正面図である。
【符号の説明】
1 積層型花包装用袋 2 袋体 3 裏側袋片 3a 天辺 3b 底辺 3c 上部側辺 3d 上部側辺 3e 傾斜側辺 3f 傾斜側辺 3g 下部側辺 3h 下部側辺 4 表側袋片 4a 天辺 4b 底辺 4c 上部側辺 4d 上部側辺 4e 傾斜側辺 4f 傾斜側辺 4g 下部側辺 4h 下部側辺 5 分離線 5a 基準線 6 本体部 6a 束ね部 7 貫通孔 8a,8b 接着部 10 スタンド 11 クランプ部 13 裏側用シート材 14 表側用シート材 15 切断線 16 切断線 17 スクラップ部 21 第1ロール 22 第2ロール 23 重ね合わせ用ローラ 24,25 ガイドローラ 26〜28 テンションローラ 29 コンベア 31 ミシン目形成用ローラ対 32 波形切断用ローラ対 33,34 支持ローラ 35 ベルト 37 圧接ローラ 38 帯電手段 39 除電手段 41 切断器 42 ホルダ 43,44 切断刃

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天辺、当該天辺にほぼ平行な底辺、前記
    天辺に対してほぼ直角となってその両端から底辺に向け
    て延びる左右の上部側辺、これらの両上部側辺から前記
    底辺に向けて相互に接近する方向に傾斜した左右の傾斜
    側辺およびこれらの傾斜側辺から前記底辺に対してほぼ
    直角に延びる左右の下部側辺を有し、シート材により形
    成された裏側袋片と、 当該裏側袋片の前記左右の傾斜側辺に接着される左右の
    傾斜側辺、前記左右の下部側辺に接着される左右の下部
    側辺、前記天辺よりも前記底辺側にずれた位置の天辺お
    よび前記底辺に対応した底辺を有し、シート材により形
    成された表側袋辺とにより一対の袋体を形成し、 前記裏側袋片にその前記天辺に沿って中央部が上向きに
    湾曲して延びる基準線上を波形に蛇行させて分離線を形
    成して当該分離線を境界として前記天辺側の束ね部と当
    該束ね部から分離される底辺側の本体部とに前記裏側袋
    片を区画し、 前記表側袋片の天辺を前記分離線に沿って波形に蛇行さ
    せて形成し、 前記袋体を多数対それぞれ相互に前記束ね部において積
    層状態に一体的に接合し、 一対の前記袋体を前記束ね部を残して前記分離線の部分
    で破り取るようにしたことを特徴とする積層型花包装
    袋。
  2. 【請求項2】 帯状の第1シート材の両側部に側面に向
    けて湾曲した基準線上を波形に蛇行させて分離線を形成
    するとともに、一方側部の分離線と他方側部の分離線と
    を相互に2分の1ピッチ位相をずらして形成する分離線
    形成工程と、 帯状の第2シート材の両側部を前記分離線に対応させて
    波形に切断する切断工程と、 前記第1シート材と前記第2シート材とを前記第1シー
    ト材の分離線の位置に前記第2シート材の波形を臨ませ
    て重ね合わせる重ね合わせ工程と、 重ね合わされた両シート材から、幅の広い上部と幅の狭
    い下部とこれらの間のテーパー部とを有し前記上部に束
    ね部が設けられた袋体を、両シート材の長手方向に隣接
    する他の袋体に対して180度位相がずれた状態にして
    切り出す切り出し工程と、 切り出された袋体を側辺で接合する接合工程と、 多数対の袋体をそれぞれ束ね部で積層して該束ね部で一
    体に接合する束ね工程とを有する積層型花包装用袋の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 第1ロールから繰り出された第1シート
    材と第2ロールから繰り出された第2シート材とを相互
    に重ね合わせた状態で搬送するコンベアと、 前記第1ロールと前記コンベアとの間に配置され、前記
    第1シート材が前記コンベアに搬入される前に当該第1
    シート材の両側部に側面に向けて湾曲した基準線上を波
    形に蛇行する分離線を形成する分離線形成用ローラと、 前記第2ロールと前記コンベアとの間に設置され、前記
    第2シート材が前記コンベアに搬入される前に、前記分
    離線に対応させて第2シート材の両側部を波形に切断す
    る切断用ローラと、 前記コンベアの上方で当該コンベアに向けて進退移動自
    在に装着されるとともに、袋体の一方の側辺に対応した
    第1切刃と、当該第1切刃に対して対象形状となった第
    2切刃とが設けられた切断手段と、 当該切断手段によりシート材から切り出されて形成され
    た袋体を多数積層した状態で袋体相互を束ねる束ね手段
    とを有することを特徴とする積層型花包装用袋の製造装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011019807A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Shimomura Kogyo Kk パン成型器
JP5661966B1 (ja) * 2014-07-24 2015-01-28 株式会社P.Bouquet 花用包装材

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