JP2022022862A - ガゼット袋の製造方法及びガゼット袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】底面をガゼットとする袋を連続して安価に多量生産する。【解決手段】第1の連続フィルム11を中央部の折れ線1Mに沿って半折りにして半折りガゼットフィルム1とする半折り工程と、半折りガゼットフィルム1の開口縁部に非溶着フィルム4を挟着する挟着工程と、半折りガゼットフィルム1の両面に、第2の連続フィルム12である表原反フィルム2と裏原反フィルム3を積層して連続積層フィルム5とする積層工程と、連続積層フィルム5を移送しながら、非溶着フィルム4の積層領域を加熱・加圧して、半折りガゼットフィルム1の対向する開口縁部を熱溶着しない状態で、半折りガゼットフィルム1の開口縁部に、表原反フィルム2と裏原反フィルム3の側縁を熱溶着し、裁断して連続溶着フィルム6とする第1の溶着・裁断工程と、連続溶着フィルム6を、所定の長さで加熱・加圧して、熱溶着して裁断する第2の溶着・裁断工程とでガゼット袋を製造する。【選択図】図3

Description

本発明は、底面にガゼットを設けているプラスチック袋の製造方法及びこの製造方法で製造されたガゼット袋に関する。
両側と底面にガゼットを設けているプラスチック袋の製造方法は開発されている。(特許文献1参照)
この公報に記載するガゼット袋を図10に示している。このガゼット袋は、胴材90の底縁91の対向する片層93a、93b間に、底材92を挿入し、底材92の片層96aと胴本体の片層93a、底ガセット部の片層97aと胴ガセット部の片層94a、底ガセット部の他層7bと胴ガセット部の他層4b、および底本体の他層6bと胴本体の他層3bが胴材90の底縁91に沿ってヒートシールして製造される。
特開2000-62795号公報
図10に示すガゼット袋は、底面と側縁にガゼットを設けているので、例えば直方体を収納し、あるいは直方体を被覆する用途に便利に使用できる。しかしながら、このガゼット袋は能率よく連続して多量生産するのが難しく、製造コストが高くなる欠点がある。さらに、大きなガゼット袋を製造するために、幅の広いプラスチックフィルムを使用する必要があるので、原反のプラスチックフィルムの横幅が、製造するガゼット袋の大きさを制約する欠点もある。
本発明は、さらに以上の欠点を解消することを目的に開発されたもので、本発明の目的の一は、底面にガゼットを設けてなるガゼット袋を連続して安価に多量生産できるガゼット袋の製造方法を提供することにある。また、本発明の他の目的は、原反のプラスチックフィルムの横幅に比較して大きなガゼット袋を能率よく製造できるガゼット袋の製造方法を提供することにある。
本発明のある態様に係るガゼット袋の製造方法は、長手方向に伸びる熱可塑性プラスチック製の第1の連続フィルムを、長手方向に伸びる中央部の折れ線に沿って半折りにしてガゼット用の半折りガゼットフィルムとする半折り工程と、半折りガゼットフィルムの開口縁部に沿って、熱溶着を阻害する帯状の非溶着フィルムを挟着する挟着工程と、非溶着フィルムを挟着してなる半折りガゼットフィルムの両面に、長手方向に伸びる熱可塑性プラスチック製の第2の連続フィルムからなる表原反フィルムと裏原反フィルムを積層して連続積層フィルムとする積層工程と、積層工程で得られる連続積層フィルムを長手方向に移送しながら、長手方向に伸びる非溶着フィルムの積層領域を連続的に加熱・加圧して、非溶着フィルムでもって、半折りガゼットフィルムの対向する開口縁部を非熱溶着状態としながら、半折りガゼットフィルムの開口縁部に、表原反フィルムと裏原反フィルムの側縁を熱溶着し、かつ熱溶着部を連続的に裁断して連続溶着フィルムとする第1の溶着・裁断工程と、第1の溶着・裁断工程で得られる連続溶着フィルムを、連続的に長手方向に移送しながら、所定の長さで加熱・加圧して、表原反フィルムと裏原反フィルムと半折りガゼットフィルムをガゼット袋の両端縁で熱溶着して裁断する第2の溶着・裁断工程とを含んでいる。
本発明のある態様に係るガゼット袋は、底フィルムと、表フィルムと、裏フィルムとからなる。底フィルムと表フィルムと裏フィルムは、3枚に分割された熱可塑性のプラスチックフィルムからなる。底フィルムは、第1の方向に沿って、中央部で半折りされた半折りガゼットフィルムである。表フィルムと裏フィルムは、第1の方向に伸びる片側縁が半折りガゼットフィルムの対向する開口縁にそれぞれ熱溶着されると共に、第1の方向と交差する両端縁が互いに熱溶着され、かつ半折りガゼットフィルムの両端縁に熱溶着されている。
以上のガゼット袋の製造方法によると、底面にガゼットを設けてなるガゼット袋を連続して安価に多量生産できる特徴がある。また、原反のプラスチックフィルムの横幅に比較して大きなガゼット袋を能率よく製造できる特長がある。
本発明の一実施形態にかかるガゼット袋の斜視図である。 図1に示すガゼット袋の使用状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるガゼット袋の製造方法において、3枚のプラスチックフィルムを連続的に移送しながら積層する積層工程を示す概略斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるガゼット袋の製造方法における、半折り工程、挟着工程、積層工程、第1の溶着・裁断工程を示す工程図である。 本発明の一実施形態にかかるガゼット袋の製造方法における第2の溶着・裁断工程を示す平面図である。 本発明の一実施形態にかかるガゼット袋の製造方法における半折り工程を示す概略斜視図である。 本発明の他の実施形態にかかるガゼット袋の製造方法における半折り工程を示す概略斜視図である。 本発明の他の実施形態にかかるガゼット袋の製造方法における、半折り工程、挟着工程、積層工程を示す概略斜視図である。 本発明の他の実施形態にかかるガゼット袋の製造方法における半折り工程を示す概略斜視図である。 従来のガゼット袋を示す分解斜視図である。
以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、及びそれらの用語を含む別の用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が制限されるものではない。また、複数の図面に表れる同一符号の部分は同一もしくは同等の部分又は部材を示す。
さらに以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体例を示するものであって、本発明を以下に限定するものではない。また、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。また、一の実施の形態、実施例において説明する内容は、他の実施の形態、実施例にも適用可能である。また、図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張していることがある。
本発明のある実施態様に係るガゼット袋の製造方法は、長手方向に伸びる熱可塑性プラスチック製の第1の連続フィルムを、長手方向に伸びる中央部の折れ線に沿って半折りにしてガゼット用の半折りガゼットフィルムとする半折り工程と、半折りガゼットフィルムの開口縁部に沿って、熱溶着を阻害する帯状の非溶着フィルムを挟着する挟着工程と、非溶着フィルムを挟着してなる半折りガゼットフィルムの両面に、長手方向に伸びる熱可塑性プラスチック製の第2の連続フィルムからなる表原反フィルムと裏原反フィルムを積層して連続積層フィルムとする積層工程と、積層工程で得られる連続積層フィルムを長手方向に移送しながら、長手方向に伸びる非溶着フィルムの積層領域を連続的に加熱・加圧して、非溶着フィルムでもって、半折りガゼットフィルムの対向する開口縁部を非熱溶着状態としながら、半折りガゼットフィルムの開口縁部に、表原反フィルムと裏原反フィルムの側縁を熱溶着し、かつ熱溶着部を連続的に裁断して連続溶着フィルムとする第1の溶着・裁断工程と、第1の溶着・裁断工程で得られる連続溶着フィルムを、連続的に長手方向に移送しながら、所定の長さで加熱・加圧して、表原反フィルムと裏原反フィルムと半折りガゼットフィルムをガゼット袋の両端縁で熱溶着して裁断する第2の溶着・裁断工程とを含んでいる。
以上のガゼット袋の製造方法によると、底面にガゼットを設けてなるガゼット袋を連続して安価に多量生産できる特徴がある。それは、以上の製造方法が、第1の連続フィルムを半折りにしてなる半折りガゼットフィルムの両面に、第2の連続フィルムからなる表原反フィルムと裏原反フィルムを積層してなる連続積層フィルムを長手方向に移送しながら、半折りガゼットフィルムの開口縁部に表原反フィルムと裏原反フィルムの側縁を熱溶着して連続的に裁断して連続溶着フィルムとし、さらに、連続溶着フィルムを連続的に長手方向に移送しながら、所定の長さで表原反フィルムと裏原反フィルムと半折りガゼットフィルムを熱溶着して裁断してガゼット袋とするからである。とくに、半折りガゼットフィルムの開口縁部に表原反フィルムと裏原反フィルムの側縁を熱溶着する工程においては、半折りガゼットフィルムの開口縁部に沿って帯状の非溶着フィルムを挟着することにより、半折りガゼットフィルムの対向する開口縁部同士が熱溶着されるのを阻止しながら、連続的に溶着及び裁断している。
さらに、以上の製造方法によると、1枚のプラスチックフィルムを中央部の折れ線で半折りして半折りガゼットフィルムとすると共に、半折りガゼットフィルムの両面に表原反フィルムと裏原反フィルムを積層して、3枚のプラスチックフィルムからガゼット袋を製造するので、原反のプラスチックフィルムの横幅に比較して大きなガゼット袋を能率よく製造できる特長がある。
本発明の他の実施態様のガゼット袋の製造方法は、半折り工程において、半折りされた半折りガゼットフィルムをロール状に巻き取って巻取ロールとし、積層工程において、巻取ロールから引き出される半折りガゼットフィルムの両面に、原反ロールから引き出される表原反フィルムと裏原反フィルムとを積層して連続積層フィルムとしている。
本発明の他の実施態様のガゼット袋の製造方法は、半折り工程と挟着工程とを一工程として、折れ線に沿って半折りされる半折りガゼットフィルムの開口縁部に沿って非溶着フィルムを案内して、半折りガゼットフィルムの開口部の定位置に非溶着フィルムを配置している。
本発明の他の実施態様のガゼット袋の製造方法は、第1の溶着・裁断工程において、連続積層フィルムの非溶着フィルムの積層領域を、熱刃でもって熱溶着して裁断している。
本発明の他の実施態様のガゼット袋の製造方法は、第2の溶着・裁断工程において、連続溶着フィルムを、熱刃でもって熱溶着して裁断している。
本発明の他の実施態様のガゼット袋の製造方法は、非溶着フィルムを、表面に非溶着層をコーティングしてなる熱可塑性プラスチックフィルムとしている。
本発明の他の実施態様のガゼット袋の製造方法は、非溶着層をシリコンコーティング層としている。
本発明の他の実施態様のガゼット袋の製造方法は、非溶着フィルムを、表原反フィルムと裏原反フィルムよりも溶融温度の高い熱可塑性樹脂としている。
本発明の他の実施態様のガゼット袋の製造方法は、表原反フィルムと裏原反フィルムをポリプロピレンフィルムとし、非溶着フィルムを、表面に非溶着層をコーティングしてなるポリエチレンフィルムとしている。
本発明のある実施態様のガゼット袋は、底フィルムと、表フィルムと、裏フィルムとからなる。底フィルムと表フィルムと裏フィルムは、3枚に分割された熱可塑性のプラスチックフィルムからなり、底フィルムは、第1の方向に沿って、中央部で半折りされた半折りガゼットフィルムであって、表フィルムと裏フィルムは、第1の方向に伸びる片側縁が半折りガゼットフィルムの対向する開口縁にそれぞれ熱溶着されると共に、第1の方向と交差する両端縁が互いに熱溶着され、かつ半折りガゼットフィルムの両端縁に熱溶着されている。
本明細書において、第1の方向とは、底フィルムを広げていない状態におけるガゼット袋の横方向、すなわち、両端縁が熱溶着される底フィルム、表フィルム、及び裏フィルムの長さ方向を意味しており、その製造工程においては、第1の連続フィルム及び第2の連続フィルムの移送方向となる長手方向となる。
(実施の形態1)
本発明の製造方法で製造されるガゼット袋を図1と図2の斜視図に示している。図1は製造された状態のガゼット袋100であって、底フィルム21を広げていない状態を示しており、図2はガゼット袋100の使用状態を示す図であって、図1に示すガゼット袋100の底フィルム21を広げた状態を示している。
(ガゼット袋100)
図1に示すガゼット袋100は、ガゼット底を形成する底フィルム21と、底フィルム21の両面に積層された表フィルム22及び裏フィルム23を備えている。底フィルム21と表フィルム22と裏フィルム23は、3枚に分割された熱可塑性のプラスチックフィルムからなる。底フィルム21は、第1の方向(図1において左右方向)に沿って、中央部の折れ線1Mで半折りされた半折りガゼットフィルム1としている。半折りガゼットフィルム1の両面に積層された表フィルム22と裏フィルム23は、第1の方向に伸びる片側縁を半折りガゼットフィルム1の対向する開口縁にそれぞれ熱溶着して溶着側縁7で連結している。すなわち、半折りガゼットフィルム1の一方の開口縁に表フィルム22の片側縁を熱溶着して第1の溶着側縁7Aとし、半折りガゼットフィルム1の他方の開口縁に裏フィルム23の片側縁を熱溶着して第2の溶着側縁7Bとしている。さらに、互いに積層された底フィルム21と表フィルム22と裏フィルム23は、第1の方向と交差する両端縁(図1において左右の両端縁)を互いに熱溶着して連結している。すなわち、表フィルム22と裏フィルム23は、その両端縁を熱溶着して溶着端縁8で連結すると共に、半折りされた半折りガゼットフィルム1の両端縁を溶着端縁8で連結している。
以上のガゼット袋100は、底フィルム21を広げない状態、言い換えると、底フィルム21を中折りしたままの状態では、図1に示すように、全体が薄いシート状に形成される。さらに、このガゼット袋100は、使用時においては、図2に示すように、底フィルム21を平面状に広げることで、底フィルム21をガゼット底として使用できる。
(ガゼット袋100の製造方法)
以上のガゼット袋100は、3枚の熱可塑性のプラスチックフィルムを連続的に移送しながら、1枚のプラスチックフィルムを半折りし、半折りされたプラスチックフィルムの両面に2枚のプラスチックフィルムを積層し、積層された3枚のプラスチックフィルムを熱溶着し、裁断して製造される。ここで、3枚の熱可塑性のプラスチックフィルムを連続的に移送しながら積層する工程を図3の概略斜視図に示し、半折りされたプラスチックフィルムの両面に2枚のプラスチックフィルムを積層し、積層された3枚のプラスチックフィルムを熱溶着しながら裁断する工程を図4の工程図と図5の平面図に示している。
ガゼット袋100は、図3に示すように、ロール状に巻いている3枚のプラスチックフィルムを引き出して連続的に移送しながら製造される。ロール状に巻かれた3枚のプラスチックフィルムは、底フィルム21となる1枚の第1の連続フィルム11と、表フィルム22と裏フィルム23となる2枚の第2の連続フィルム12からなる。第1の連続フィルム11は、半折り加工して半折りガゼットフィルム1に加工される。この半折りガゼットフィルム1は、ガゼット袋100の底フィルム21となる。2枚の第2の連続フィルム12は、それぞれロールに巻かれており、表原反フィルム2と裏原反フィルム3として使用される。表原反フィルム2はガゼット袋100の表フィルム21となり、裏原反フィルム3はガゼット袋100の裏フィルム23となる。第1の連続フィルム11からなる半折りガゼットフィルム1に、2枚の第2の連続フィルム12からなる表原反フィルム2と裏原反フィルム3を積層して熱溶着し、裁断してガゼット袋100が連続的に製造される。
ガゼット袋100の製造工程において、ガゼット袋100を構成しないフィルムとして非溶着フィルム4も使用される。この非溶着フィルム4は、図4に示すように、半折りガゼットフィルム1の開口部1Aに挟まれて、半折りガゼットフィルム1に表原反フィルム2と裏原反フィルム3を熱溶着する工程で、半折りガゼットフィルム1の開口部1Aが互いに溶着されるのを阻止する。非溶着フィルム4は、ガゼット袋100の製造工程において、半折りガゼットフィルム1の開口部1Aの熱溶着を阻止した後、表原反フィルム2及び裏原反フィルム3と一緒に裁断されて、ガゼット袋100から分離される。非溶着フィルム4は、好ましくはガゼット袋100となる第1の連続フィルム11と第2の連続フィルム12よりも溶融温度の高いフィルムを使用する。したがって、第1の連続フィルム11と第2の連続フィルム12をポリプロピレン系のプラスチックフィルムとする製造方法においては、非溶着フィルム4には、例えばポリエチレンフィルム等を使用する。
非溶着フィルム4は、図4の一部拡大図に示すように、第1の連続フィルム11と第2の連続フィルム12よりも溶融温度の高い熱可塑性のプラスチックフィルムからなるベースフィルム4aの両面に非溶着層4bをコーティングして、半折りガゼットフィルム1の開口部1Aの熱溶着をより確実に防止できる。非溶着層4bにはシリコンコーティングが使用できる。この非溶着フィルム4は、非溶着層4bが半折りガゼットフィルム1の開口部1Aの熱溶着を防止するので、溶融温度の低い熱可塑性のプラスチックフィルムも使用できる。
ベースフィルム4aを熱可塑性のプラスチックフィルムとして、ベースフィルム4aの両面に非溶着層4bをコーティングした非溶着フィルム4は、半折りガゼットフィルム1の開口部1Aの熱溶着を阻止した後、第1の連続フィルム11と第2の連続フィルム12と一緒に熱刃31で裁断できる。ただし、本発明は、非溶着フィルム4を以上のフィルムに特定するものでなく、半折りガゼットフィルム1の開口部1Aの間に挟まれて、第1の連続フィルム11と第2の連続フィルム12を熱溶着する工程で、半折りガゼットフィルム1の熱溶着を防止でき、表原反フィルム1と裏原反フィルム3と一緒に裁断できる全てのフィルム、たとえば耐熱紙なども使用できる。
図3~図6は、以上のフィルムを使用してガゼット袋100を製造する工程を示している。ガゼット袋100は、第1の連続フィルム11を半折りして半折りガゼットフィルム1とする半折り工程(図6参照)と、半折りされた半折りガゼットフィルム1の開口縁部に沿って帯状の非溶着フィルム4を挟着する挟着工程(図4参照)と、開口部1Aに非溶着フィルム4が挟着された半折りガゼットフィルム1の両面に表原反フィルム2と裏原反フィルム3とを積層して連続積層フィルム5とする積層工程(図3及び図4参照)と、連続積層フィルム5を長手方向に移送しながら、半折りガゼットフィルム1の対向する開口縁1a、1bに表原反フィルム2と裏原反フィルム3とを溶着して連続溶着フィルム6とする第1の溶着・裁断工程(図4参照)と、第1の溶着・裁断工程で得られた連続溶着フィルム6を所定の間隔で熱溶着して裁断する第2の溶着・裁断工程(図5参照)とで製造される。
[半折り工程]
半折り工程は、図6に示すように、長手方向に伸びる熱可塑性プラスチック製の第1の連続フィルム11を原反ロール13から引き出し、長手方向に伸びる中央部の折れ線1Mに沿って半折りにしてガゼット用の半折りガゼットフィルム1とする。半折りガゼットフィルム1は、原反ロール13から引き出された平面状の第1の連続フィルム11を、中央で折り返すように半折り加工し、半折りされた状態でロール状に巻いて製造される。図6においては、平面状の第1の連続フィルム11を長手方向の中央ライン11mで半折りするために、三角形状のガイドプレート15を第1の連続フィルム11の移送途中に配置している。図に示すガイドプレート15は、三角形状の平板であって、水平姿勢に対して三角形の1つ頂点15aが下方を向く傾斜姿勢となるように配置している。このガイドプレート15は、下端に配置される頂点15aを、中央部で半折りされる第1の連続フィルム11の折れ線1Mを形成する半折りガイド15Aとし、下端に配置された頂点15aから伸びる2辺を形成する側縁15bを、折れ線1Mで区画される第1の連続フィルム11の左半面と右半面の進行方向を変更する折曲ガイド15Bとしている。図のガイドプレート15は、下端に配置された頂点15aから左右に伸びる側縁15bで形成される折曲ガイド15Bを、第1の連続フィルム11の両側縁から外側に突出する十分な大きさとしている。
第1の連続フィルム11は、図6に示すように、ガイドプレート15の下端の頂点15aを中央ライン11mが通過するように、下り勾配のガイドプレート15の上面に沿って傾斜姿勢で移送されると共に、ガイドプレート15の通過後に移送方向が下向きに変更されて半折り加工される。ガイドプレート15を通過した第1の連続フィルム11は、ガイドプレート15の下方に配置されたガイドロール18によりテンションがかけられた状態で移送されることで、ガイドプレート15の頂点15aを半折りガイド15Aとして折り目となる折れ線1Mが形成されると共に、ガイドプレート15の左右の側縁15bを折曲ガイド15Bとして左右の半面同士が互いに接近するように進行方向が変更され、互いに積層されて半折りされる。以上のように、第1の連続フィルム11は、中央部の折れ線1Mに沿って半折りされると共に、対向する半面同士が互いに積層されて、ガゼット用の半折りガゼットフィルム1としてロール状に巻き取られて巻取ロール14となる。
なお、ガイドプレート15は、折れ線1Mを特定する頂点15aに形成される角αが鋭角であることが好ましく、また、この角αの二等分線と中央ライン11mが一致するように第1の連続フィルム11を通過させることが好ましい。これにより、第1の連続フィルム11をガイドプレート15に通過させて、バランスよく半折り加工して半折りガゼットフィルム1とすることができる。さらに、図6のガイドプレート15は、平面視を三角形状としているが、ガイドプレート15は、折れ線1Mを特定するための半折りガイド15Aとなる頂点15aと、この頂点15aから伸びる2辺であって、折曲ガイド15Bとなる2つの側縁15bを備える構造とするので、必ずしも三角形状には特定せず、多角形状(例えば四角形状や五角形状)として、その1つの頂点を半折りガイドとして、その両側に伸びる2つの側縁を折曲ガイドとすることもできる。
図6に示す半折り工程では、第1の連続フィルム11を傾斜姿勢のガイドプレート15に通過させて半折りして半折りガゼットフィルム1とするので、第1の連続フィルム11を供給する原反ロール13と、半折りガゼットフィルム1を巻き取る巻取ロール14とを水平姿勢に配置できる特長がある。ただ、半折工程においては、図7に示すように、平面状の第1の連続フィルム11を半折りするために、長手方向の中央ライン1Mに沿って延びる側縁15cを有する平板状のガイドプレート15を配置して、このガイドプレート15の側縁15cを半折りガイド15Aとして中央部の折れ線1Mを特定しながら第1の連続フィルム11を半折りすることもできる。
第1の連続フィルム11の横幅(D)は、開かれたガゼット袋100の底幅(W)を特定する。半折りガゼットフィルム1は、表原反フィルム2と裏原反フィルム3を熱溶着して、側縁を裁断してガゼット袋100の底フィルム21となるので、第1の連続フィルム11には、ガゼット袋100の底幅(W)よりもわずかに、例えば5mm以上広い横幅(D1)のプラスチックフィルムを使用する。
図6及び図7に示す半折り工程は、原反ロール13から引き出された第1の連続フィルム11を中央部の折れ線1Mに沿って半折りして半折りガゼットフィルム1としてロール状に巻き取って巻取ロール14としている。ロール状に巻き取られた半折りガゼットフィルム1は、図3に示すように、巻取ロール14から引き出す状態で、両面に表原反フィルム2と裏原反フィルム3が積層される。ただ、半折り工程は、必ずしも半折りされた半折りガゼットフィルム1を巻取ロール14として巻き取る必要はなく、図8に示すように、原反ロール13から引き出された第1の連続フィルム11を折れ線1Mに沿って半折りにして半折りガゼットフィルム1とした状態で連続移送しながら、両面に表原反フィルム2と裏原反フィルム3を積層することもできる。
[挟着工程]
挟着工程は、半折り工程で半折りされた半折りガゼットフィルム1の開口縁部に沿って、熱溶着を阻害する帯状の非溶着フィルム4を案内して、開口部1Aに非溶着フィルム4を配置する。この挟着工程は、例えば、図3に示すように、巻取ロール14から引き出される半折りガゼットフィルム1の開口縁部に沿って非溶着フィルム4を案内して、非溶着フィルム4を半折りガゼットフィルム1の開口部1Aの定位置に挟着することができる。
非溶着フィルム4は、図4の断面図に示すように、片側を半折りガゼットフィルム1の開口縁部の内側に配置して、他の片側が開口縁1a、1bから突出する状態で開口縁部に案内される。この位置に案内される非溶着フィルム4は、後述する第1の溶着・裁断工程において、確実に半折りガゼットフィルム1の開口縁1a、1b同士の溶着を防止できる特長がある。それは、図4(3)に示すように、熱刃31が溶着・裁断する位置が、矢印Aで示す位置から矢印Bで示す方向に位置ずれする状態で、非溶着フィルム4が裁断されて、開口縁1a、1b同士の溶着を阻止するからである。非溶着フィルム4は、図3に示すように、両面を挟着して搬送する複数の搬送ロール16で半折りガゼットフィルム1の開口縁部に案内される。搬送ロール16は、半折りガゼットフィルム1の移送速度と同じ速度で非溶着フィルム4を開口部1Aに送り込むように回転速度がコントロールされる。
ただ、挟着工程は、図9や図8に示すように、第1の連続フィルム11を中央部の折れ線1Mに沿って半折りにする半折り工程において、半折りされた半折りガゼットフィルム1の開口縁部に沿って非溶着フィルム4を案内して、開口部1Aの定位置に非溶着フィルム4を挟着することができる。すなわち、半折り工程と挟着工程とを一工程として、開口部1Aに非溶着フィルム4が挟着された半折りガゼットフィルム1とすることができる。
図9に示す挟着工程では、開口縁部に沿って非溶着フィルム4を挟着した半折りガゼットフィルム1をロール状に巻き取って巻取ロール14としている。ロール状に巻き取られた半折りガゼットフィルム1は、次工程である積層工程において、巻取ロール14から引き出される状態で、開口部1Aに非溶着フィルム4が挟着された状態となっている。この方法は、開口部1Aの正確な位置に非溶着フィルム4を挟着できる特長がある。
また、図8に示す挟着工程では、原反ロール13から引き出された第1の連続フィルム11を中央部の折れ線1Mに沿って半折りにしながら、対向する開口縁部に沿って非溶着フィルム4を案内して、開口部1Aの定位置に非溶着フィルム4が挟着された半折りガゼットフィルム1として連続移送している。この方法は、半折りされた半折りガゼットフィルム1を巻取ロールとして巻き取ることなく、開口部1Aの正確な位置に非溶着フィルム4を挟着しながら連続供給できる特長がある。
[積層工程]
積層工程は、図3に示すように、開口部1Aに非溶着フィルム4が挟着された半折りガゼットフィルム1の両面に、長手方向に伸びる熱可塑性プラスチック製の第2の連続フィルム12である表原反フィルム2と裏原反フィルム3を連続的に積層して連続積層フィルム5とする。第2の連続フィルム12の横幅(D2)は、例えば、第1の連続フィルム11の横幅(D1)と等しくすることができる。ただ、第2の連続フィルムの横幅(D2)は、第1の連続フィルムの横幅(D1)よりも広くし、あるいは狭くすることもできる。
表原反フィルム2と裏原反フィルム3は、半折りガゼットフィルム1の両面に連続的に積層されながら移送される。半折りガゼットフィルム1の両面に積層される表原反フィルム2と裏原反フィルム3は、図4の(3)に示すように、長手方向に伸びる片側縁2a、3aが、それぞれ半折りガゼットフィルム1の対向する開口縁1a、1bに重なるように積層される。開口部1Aに非溶着フィルム4を案内している半折りガゼットフィルム1の上下の両面には、原反ロール13から引き出された表原反フィルム2と裏原反フィルム3が積層ロール17で連続的に積層される。積層ロール17は、表原反フィルム2と裏原反フィルム3の上下を挟んで連続的に移送して連続積層フィルム5とする。
[第1の溶着・裁断工程]
連続積層フィルム5は、図4の(4)に示す第1の溶着・裁断工程において、長手方向に移送されながら、長手方向に伸びる非溶着フィルム4の積層領域を連続的に加熱・加圧して、非溶着フィルム4が半折りガゼットフィルム1の開口縁部の熱溶着を阻止しながら、半折りガゼットフィルム1の開口縁部に、表原反フィルム2と裏原反フィルム3の側縁部を熱溶着し、熱溶着部を連続的に裁断して連続溶着フィルム6とする。
第1の溶着・裁断工程は、熱刃31で連続積層フィルム5を熱溶着して裁断する。図4の(4)は、熱刃31が連続積層フィルム5を熱溶着して裁断する状態を示している。ただし、この図は積層状態を明確にするために、非溶着フィルム4と半折りガゼットフィルム1と表原反フィルム2と裏原反フィルム3の間に隙間を設けているが、この工程において、熱刃31は、非溶着フィルム4と半折りガゼットフィルム1と表原反フィルム2と裏原反フィルム3は互いに密着状態に押圧して熱溶着して裁断する。熱刃31は先端縁を先鋭な刃形として、連続積層フィルム5を対向ロール(図示せず)に押圧して、連続積層フィルム5を熱溶着して裁断する。熱溶着して裁断された状態を図4の(5)に示している。この図に示すように、半折りガゼットフィルム1は、非溶着フィルム4によって、開口縁部が互いに溶着されることなく、対向する開口縁1a、1bがそれぞれ溶着側縁7で表原反フィルム2と裏原反フィルム3に熱溶着されている。半折りガゼットフィルム1は、一方の開口縁1aに表原反フィルム2の片側縁2aが熱溶着されて第1の溶着側縁7Aとして連結され、他方の開口縁1bに裏原反フィルム3の片側縁3aが熱溶着されて第2の溶着側縁7Bとして連結される。このように、半折りガゼットフィルム1は、対向する開口縁1a、1bがそれぞれ表原反フィルム2と裏原反フィルム3に熱溶着されて、連続溶着フィルム6となる。溶着されることなく裁断された非溶着フィルム4は、図4の(6)に示すように、連続溶着フィルム6から簡単に分離される。
[第2の溶着・裁断工程]
第2の溶着・裁断工程は、図5に示すように、第1の溶着・裁断工程で得られる連続溶着フィルム6を連続的に移送しながら、図の鎖線で示すように、移送方向と交差する方向に熱溶着して裁断する。この工程は、連続溶着フィルム6を裁断してガゼット袋100に分離する。すなわち、表原反フィルム2と裏原反フィルム3と半折りガゼットフィルム1は、ガゼット袋100の両端縁で熱溶着されて溶着端縁8で連結されると共に、溶着端縁8で裁断されて分離される。この工程で連続溶着フィルム6を熱溶着して裁断する長さ(L)は、ガゼット袋100の幅を特定する。この工程は、連続溶着フィルム6を連続して長手方向に移送しながら、所定の長さで加熱・加圧して、表原反フィルム2と裏原反フィルム3と半折りガゼットフィルム1をガゼット袋100の両端縁で熱溶着して裁断する。この工程は、第1の溶着・裁断工程と同様に、熱刃で連続溶着フィルム6を裁断する。
本発明は、底面にガゼット底を設けているガゼット袋であって、とくに、原反のプラスチックフィルムの横幅に比較して大きなガゼット袋を製造する製造方法として好適に採用できる。
100…ガゼット袋
1…半折りガゼットフィルム
1A…開口部
1M…折れ線
1a、1b…開口縁
2…表原反フィルム
2a…片側縁
3…裏原反フィルム
3a…片側縁
4…非溶着フィルム
4a…ベースフィルム
4b…非溶着層
5…連続積層フィルム
6…連続溶着フィルム
7…溶着側縁
7A…第1の溶着側縁
7B…第2の溶着側縁
8…溶着端縁
11…第1の連続フィルム
11m…中央ライン
12…第2の連続フィルム
13…原反ロール
14…巻取ロール
15…ガイドプレート
15A…半折りガイド
15B…折曲ガイド
15a…頂点
15b…側縁
15c…側縁
16…搬送ロール
17…積層ロール
18…ガイドロール
21…底フィルム
22…表フィルム
23…裏フィルム
31…熱刃
90…胴材
91…底縁
92…底材
93a、93b…片層
94a…片層
94b…他層
96a…片層
96b…他層
97a…片層
97b…他層

Claims (10)

  1. 長手方向に伸びる熱可塑性プラスチック製の第1の連続フィルムを、
    長手方向に伸びる中央部の折れ線に沿って半折りにして
    ガゼット用の半折りガゼットフィルムとする半折り工程と、
    前記半折りガゼットフィルムの開口縁部に沿って、
    熱溶着を阻害する帯状の非溶着フィルムを挟着する挟着工程と、
    前記非溶着フィルムを挟着してなる前記半折りガゼットフィルムの両面に、
    長手方向に伸びる熱可塑性プラスチック製の第2の連続フィルムからなる表原反フィルムと裏原反フィルムを積層して連続積層フィルムとする積層工程と、
    前記積層工程で得られる前記連続積層フィルムを長手方向に移送しながら、
    長手方向に伸びる前記非溶着フィルムの積層領域を連続的に加熱・加圧して、
    前記非溶着フィルムでもって、前記半折りガゼットフィルムの対向する開口縁部を非熱溶着状態としながら、
    前記半折りガゼットフィルムの開口縁部に、
    表原反フィルムと裏原反フィルムの側縁を熱溶着し、
    かつ熱溶着部を連続的に裁断して連続溶着フィルムとする第1の溶着・裁断工程と、
    前記第1の溶着・裁断工程で得られる連続溶着フィルムを、
    連続的に長手方向に移送しながら、
    所定の長さで加熱・加圧して、
    前記表原反フィルムと裏原反フィルムと半折りガゼットフィルムをガゼット袋の両端縁で熱溶着して裁断する第2の溶着・裁断工程と、
    を含むガゼット袋の製造方法。
  2. 請求項1に記載するガゼット袋の製造方法であって、
    前記半折り工程において、
    半折りされた前記半折りガゼットフィルムをロール状に巻き取って巻取ロールとし、
    前記積層工程において、
    前記巻取ロールから引き出される前記半折りガゼットフィルムの両面に、
    原反ロールから引き出される前記表原反フィルムと前記裏原反フィルムとを積層して連続積層フィルムとするガゼット袋の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載するガゼット袋の製造方法であって、
    前記半折り工程と前記挟着工程とを一工程として、
    折れ線に沿って半折りされる前記半折りガゼットフィルムの開口縁部に沿って前記非溶着フィルムを案内して、該半折りガゼットフィルムの開口部の定位置に該非溶着フィルムを配置するガゼット袋の製造方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載するガゼット袋の製造方法であって、
    前記第1の溶着・裁断工程において、
    前記連続積層フィルムの前記非溶着フィルムの積層領域を、
    熱刃でもって熱溶着して裁断することを特徴とするガゼット袋の製造方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載するガゼット袋の製造方法であって、
    前記第2の溶着・裁断工程において、
    前記連続溶着フィルムを、
    熱刃でもって熱溶着して裁断することを特徴とするガゼット袋の製造方法。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載するガゼット袋の製造方法であって、
    前記非溶着フィルムが、
    表面に非溶着層をコーティングしてなる熱可塑性プラスチックフィルムであることを特徴とするガゼット袋の製造方法。
  7. 請求項6に記載するガゼット袋の製造方法であって、
    前記非溶着層がシリコンコーティング層であることを特徴とするガゼット袋の製造方法。
  8. 請求項6又は7に記載するガゼット袋の製造方法であって、
    前記非溶着フィルムが、
    前記表原反フィルムと前記裏原反フィルムよりも溶融温度の高い熱可塑性樹脂であることを特徴とするガゼット袋の製造方法。
  9. 請求項8に記載するガゼット袋の製造方法であって、
    前記表原反フィルムと前記裏原反フィルムがポリプロピレンフィルムで、
    前記非溶着フィルムが、
    表面に非溶着層をコーティングしてなるポリエチレンフィルムであることを特徴とするガゼット袋の製造方法。
  10. 底フィルムと、
    表フィルムと、
    裏フィルムと、
    からなるガゼット袋であって、
    底フィルムと表フィルムと裏フィルムは、
    3枚に分割された熱可塑性のプラスチックフィルムからなり、
    前記底フィルムは、
    第1の方向に沿って、中央部で半折りされた半折りガゼットフィルムで、
    前記表フィルムと前記裏フィルムは、
    第1の方向に伸びる片側縁が前記半折りガゼットフィルムの対向する開口縁にそれぞれ熱溶着されると共に、
    第1の方向と交差する両端縁が互いに熱溶着され、かつ前記半折りガゼットフィルムの両端縁に熱溶着されてなることを特徴とするガゼット袋。
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