JP3119478U - 紙皿お膳 - Google Patents

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Abstract

【課題】一枚の皿の上に料理や傾き防止壁を作ってその場所へ紙コップを載せ、さらにその皿を持ちやすくして移動しながらでも食事が楽しめるようにする。
【解決手段】紙の平皿1に紙コップ8を置く位置4を設け、予め指で押すと切り抜ける状態にしておく。また片上には折りしろ5−1、5−2、5−3を表示しておく。そと折りした片の先矢印部9は切り抜き7へ皿の下から差し込む。つまりコップを安定して置くためにコップ傾き防止壁6を皿の下部へ作るのを特長とするものである。さらに、皿を持ちやすいように予め下から親指を通す穴3を設け、他の指で下からしっかり皿を支える。また、皿の中には突起状の仕切り2を設けて、料理等、汁の流れ防止を図ったものである。
【選択図】図1

Description

この考案は料理や紙のコップを一つの皿の中に置き、その皿を持ちやすくして場所を移動しながらでも飲食を楽しめるようにした紙製の平皿である。
従来、平皿の中に仕切りのあるものはあったが、仕切りと併せて一枚の皿の中に指を通す穴があり、また付属品なしで紙コップも置けるお膳のような紙製の皿はなかった。
立食のパーティや花見、またはバーベキューなどで一般に使用しているペーパーの皿やホイールの皿は底の浅い平皿が多い。食事をするときには食器(皿)を片手に、そしてもう一方の手にコップを持つとそれを飲むことはできても食べることはできない不便さが生じる。故に食べるときにはコップをテーブル等の上に一時置くことになる。テーブル等の上は物が煩雑しているときが多く目を一時離したあとなど、置いた自分のコップはどれかわからなくなることがおおいという難点があった。
本考案は一枚の皿の上に料理や紙コップを載せ、さらにその皿を持ちやすくして移動しながらでも食事が楽しめるようにしたものである。以下、添付図面にもとづいて説明する。上記目的を達成するために、紙の平皿(1)に紙コップ(8)を置く位地(4)を設け、予め指で押すと切り抜ける状態にしておく。また片上には折りしろ(5−1)、(5−2)、(5−3)を表示しておく。そと折りした片の先矢印部(9)は切り抜き(7)へ皿の下から差し込む。つまりコップを安定して置くためにコップ傾き防止壁(6)を皿の下部へ作るのを特長とするものである。さらに、皿を持ちやすいように予め下から親指を通す穴(3)を設け、他の指で下からしっかり皿を支える。また、皿の中には突起状の仕切り(2)を設けて、料理等、汁の流れ防止を図ったものである。
腰の柔らかい紙の皿でも下から穴を通した親指で皿の上を押さえ、人差し指や中指、そして薬指や小指の各指で広範囲に皿の下を支えられることから、盛った食材と器が非常に安定したかたちで持ち歩き食することができる。また、コップ傾き防止壁を作る(これは皿を使用する人が作る)ことによって挿した紙コップは違和感なく収まる。皿の中には、突起状の仕切りを設けたためソース・醤油などの枠や、汁気のある食べ物とさっぱりとした食べ物が別々に一つの皿に盛ることができることによって、それぞれの素材を美味しく味わえるようになった。
以上のことから、皿に盛った料理と飲み物(紙コップ)は一枚の皿の上にまとまる。皿には仕切りがあるため複数の料理が皿の中で混じることがなく、美味しくいただけ、また、自由に場所を移動しながらでも料理とコップがいつも手元にあるため手軽なパーティやバーベキューなどでの利用価値が相当に見込まれる。
この平皿には、まず紙コップを置く位置を設けた。その位置には予め指で押し抜けるようにしておき、また折りしろを表示しておく。折った先は切り抜き部へ差し込む。つまりコップを正常に置くためにコップ傾き防止壁を作るのである。これがこの皿の特長である。皿の縁の勾配を利用した傾き防止壁は皿を使用する人に作ってもらうことになるが、これがまた工作する気分になってかなり面白い。特に子供たちには大受である。次に皿をしっかりと持てるよう予め親指を通す穴を設けておく。親指を皿の下から上へ通して上から押さえ、下から手の平いっぱいで支える皿は奥まで支えられ安定感充分である。また皿の中には突起状の仕切りを設け、ソース・醤油などの枠や、汁気のある料理とさっぱりとした食べ物が別々に一つの皿に盛ることができることにより、それぞれの素材を美味しくいただけるようになった。
紙の平皿に紙コップを乗せた斜視図である。 図1、斜視図のA−B断面図である。 紙の平皿の平面図である。
符号の説明
(1) 紙の平皿(器)
(2) 突起状の仕切り
(3) 親指を通す切り抜き穴
(4) 紙コップを挿す位置(指で押し抜ける片)
(5) そと折り表示(5−1)、(5−2)、(5−3)
(6) コップ傾き防止壁
(7) 矢印部差込用切抜き線
(8) 紙コップ
(9) 矢印挿入先

Claims (1)

  1. (イ)紙製の平皿(1)の中に突起状の仕切り(2)を作る。
    (ロ)皿の一角に親指を下から通す穴(3)を設ける。
    (ハ)紙コップ(8)を挿す位置に指で押し抜ける穴(4)ができるように予め切り込みを入れておく。
    (ニ)(4)を押し抜く片上に「そと折り」(5)の表示をしておく。
    (ホ)皿を使用する人が押し抜いた片のそと折り行程を行ったあと、予め切り抜いておく「下から差込」表示の切り抜き線(7)に、差込矢印部(9)を下から差し込み、コップ傾き防止壁(6)を作る。
    以上の組み合わせと行程を取り入れた底の浅い紙の平皿。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0556279U (ja) * 1992-01-10 1993-07-27 三信工業株式会社 振動篩用網

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