JP3130163U - 巻き包み用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネギその他長尺ものの対象物を、必要に応じ適宜自在な結束強度にて調節可能な巻き包み用具を提供すること。
【解決手段】 巻き包み用具1は、長方形シート状の本体2と、第一結合部4を有しかつ弾性材料により形成されている結束用帯状体3とからなり、結束用帯状体3は本体2の長手方向一端部2Eに固定されており、本体2には複数設けられる第一結合部4Z、4Y等との間での結合をなし得る複数の第二結合部5A、5B等が長手方向上に間隔をおいて設けられている。第二結合部5A等は補強杆8上に設けられる。
【選択図】 図1−2

Description

本考案は巻き包み用具に係り、特に、ネギその他長尺ものの農産収穫物など、移動・運搬その他の取扱いのために束ねることが求められる対象物を、簡単に、かつ確実に巻き包んで束ねることの可能な、巻き包み用具に関するものである。
ネギその他長尺ものの農産収穫物などを巻き包んで束ねる用具に係る考案等としては、従来複数のものが提案されている。たとえば後掲特許文献1に開示の考案「葉たばこ収穫布」は、正確な巻きと運搬の容易さを目的として、長方形の粗布の一方短辺側に複数個の引掛用鉤を取り付けた構成を提案したものである。
また、特許文献2に開示の技術「収穫用巻き布」は、結束する収穫物の重量が容易に判断できる収穫用巻き布を提供するために、粗布のフックを掛止する側の外側表面に粗布の長手方向に沿った目盛を設けたものである。
実開昭49―007199号「葉たばこ収穫布」 特開2005−143302「収穫用巻き布」
しかし、これらを含む従来の収穫用巻き布では、収穫物を束ねる際の結束の強さを、被結束物の種類、重量、数量、あるいは移動運搬の態様に合わせて適宜自在に調節するのには決して適しておらず、作業に手間がかかり不便である。従来よりも、より簡単かつ確実に、さらに結束の強さを自在に調節可能なものがあれば便利である。
本考案が解決しようとする課題は、上記従来技術の問題点を除き、ネギその他長尺ものの農産収穫物などを始めとして、移動・運搬その他の取扱いのために束ねることが求められる対象物を、必要に応じ適宜自在な結束強度にて調節可能であり、簡単かつ確実に巻き包んで束ねることの可能な、巻き包み用具を提供することである。
本願考案者は上記課題について検討した結果、弾性材料による結束用帯状体と、結束用の結合位置を複数個持つシート状の本体を備えた構成とすることによって上記各課題を解決できることを見出し、本考案に至った。すなわち、上記課題を解決するための手段として本願で実用新案登録請求される考案、もしくは少なくとも開示される考案は、以下の通りである。
(1) 対象物を巻き包んで束ねるための巻き包み用具であって、該用具は長方形シート状の本体と、第一結合部を有しかつ弾性材料により形成されている結束用帯状体とからなり、該結束用帯状体は該本体の長手方向一端部に固定されており、該本体には該第一結合部との間での結合をなし得る複数の第二結合部が長手方向上に間隔をおいて設けられており、対象物を該本体で巻き包んだ後該第一結合部と任意の該第二結合部とを結合させることによって対象物を結束可能であることを特徴とする、巻き包み用具。
(2) 前記第一結合部は前記結束用帯状体上に複数設けられていることを特徴とする、(1)に記載の巻き包み用具。
(3) 前記本体の長手方向一端部とこれに最も近い前記第一結合部との間、または隣接する該第一結合部同士の間の距離は、隣接する前記第二結合部同士の間の距離よりも短く形成されていることを特徴とする、(1)または(2)に記載の巻き包み用具。
(4) 前記本体には、長手方向両端部と平行に複数の補強杆が設けられ、前記第二結合部は該補強杆に設けられていることを特徴とする、(1)ないし(3)のいずれかに記載の巻き包み用具。
(5) 対象物を巻き包んで束ねるための巻き包み用具であって、該用具は長方形シート状の本体と弾性材料により形成されている結束用帯状体とからなり、該結束用帯状体は該本体と一体になってはおらず、該本体にはその長手方向上に、該結束用帯状体を挿通させるための複数の挿通部材と、該結束用帯状体の一方端部に設けられた第一結合部との間で結合がなされるための一以上の第二結合部が設けられており、対象物を該本体で巻き包んで、該挿通部材に挿通されて他方端部が固定された該結束用帯状体の第一結合部と該本体上の第二結合部とを結合させることによって、対象物を結束可能であることを特徴とする、巻き包み用具。
(6) 前記本体には、長手方向両端部と平行に複数の補強杆が設けられ、前記挿通部材および第二結合部は該補強杆に設けられていることを特徴とする、(5)に記載の巻き包み用具。
(7) 前記第一結合部はフックであり、前記第二結合部は該フックを係止可能な係止部材であることを特徴とする、(1)ないし(6)のいずれかに記載の巻き包み用具。
(8) 前記本体はネットを用いて形成されていることを特徴とする、(1)ないし(7)のいずれかに記載の巻き包み用具。
(9) ネギ、ゴボウ、ナガイモその他の長尺ものの農産収穫物の結束に用いるものであることを特徴とする、(1)ないし(8)のいずれかに記載の巻き包み用具。
本考案の巻き包み用具は上述のように構成されるため、これによれば、ネギその他長尺ものの農産収穫物などを始めとして、移動・運搬その他の取扱いのために束ねることが求められる対象物を、必要に応じ適宜自在な結束強度にて調節することができる。そして、簡単かつ確実にこれらの対象物を巻き包んで束ねることができる。
つまり本考案用具によれば、結束する対象物の移動・運搬その他の取扱いにおいて、確実かつ安定した結束状態を容易に得ることができる。したがって、移動・運搬等の作業性、作業効率を大いに高めることができる。
以下、本考案を図面により詳細に説明する。
図1は、本考案の巻き包み用具の基本構成を示す説明図である。図示するように、対象物を巻き包んで束ねる用途を有する本巻き包み用具1は、長方形シート状の本体2と、第一結合部4を有しかつ弾性材料により形成されている結束用帯状体3とからなり、結束用帯状体3は本体2の長手方向一端部2Eに固定されており、本体2には第一結合部4との間での結合をなし得る複数の第二結合部5A、5B等が長手方向上に間隔をおいて設けられている構成を、基本とする。図中、第一結合部4と第二結合部5A等は実際の具体的形状ではなく、これらの間で着脱可能な結合がなされ得ることを示す概念図的記載である。
長方形シート状の本体2は、その材質、形成状態、サイズなどの属性には、特に限定されない。要するに、網状や布状その他どのようなものであれ、長さ方向を揃えた状態の長尺ものの対象物を束ねて巻いて包むのに適するものであればよい。
第一結合部4、第二結合部5A等の形態は、これらの間で着脱可能な結合をなし得るものであればよい。後述するフックとそれを受ける環状体などの係止部材、またマジックテープ(登録商標)のような面ファスナー、あるいはスナップボタンなどのように填め合わせることのできる一対の部材など、適宜の形式のものを用いることができる。
設ける第二結合部5A等の数は特に限定されない。多く設けるほど、結束用帯状体3による結束の強度を細かく調節することができる。また、第二結合部5A等は、本体長手方向端部2D、あるいは2Eに設けてもよい。また、結束用帯状体3としては、ゴム製バンドを好適に用いることができる。
本考案の巻き包み用具1は上述のように構成されるため、対象物はその長さ方向を揃えてまとめられて、広げられた本体2上に長手方向端部と略平行に置かれ、ついで本体2によって対象物は巻かれ包まれて、一応の束ねの状態が本用具1によって形成され、そして端部2Eに取り付けられた結束用帯状体3が対象物を巻いた本体2の外側から掛け回され、強さを調節されつつ引き伸ばされ、対象物の良好かつ安定な束ね状態を固定し得るよう、第一結合部4と選択される適切な第二結合部5A等との間での結合がなされて、所望の強度もしくは強度範囲による対象物の結束状態が固定される。上述の通り、複数設けられる第二結合部5A等は、最低2個あればよいが、これを多く設けるほど選択対象が多くなるため、結束用帯状体3による結束の強度を細かく調節することができる。ただし、製造工程やコストも考慮して、設けるべき第二結合部5A等の数を決めることが望ましい。
図1−2は、本考案の巻き包み用具の別の基本構成を示す説明図である。図示するように本巻き包み用具1では、結束用帯状体3上に設ける第一結合部を、符号4Z、4Yのように複数とすることができる。その他の構成は図1に示したものと同様である。図では設ける第一結合部4Z等の数は2個だが、これに限定されず、3個以上でもよい。複数設けられる第一結合部4Z等は結束用帯状体3上に設けられることとするが、これは、単一の帯状体上に第一結合部4Z等が設けられる場合の他、複数の帯状体要素と第一結合部とによって全体が構成されている場合も含む。
図1−2に示す構成により、本考案用具1における第一結合部4Z等および第二結合部5A等との間における結合のさせ方においては、両結合部それぞれにおける選択の幅が広がるため、結束の強度を細かく調節することができ、結束対象物の硬さ(強度)、量(体積)、重量などに応じた適度な強さによる結束の固定を、作業性の点からも結束対象物の品質の保持上も、いっそう良好な状態で行うことができる。
図1および1−2に示すように本考案用具1は、本体2の長手方向一端部2Eとこれに最も近い第一結合部4あるいは4Zとの間、または隣接する第一結合部同士の間4Z−4Y等の距離は、隣接する第二結合部同士5A−5B、5B−5C等の間の距離よりも短く形成されるものとすることができる。かかる構成とすることにより、第一結合部4等を選択された第二結合部5A等に結合させるための結束用帯状体3のいくばくかの引き延ばしを容易に行うことができ、結束の固定をしやすくなる。
図1および1−2に示すように、本考案用具1は、本体2に、長手方向両端部2D、2Eと平行に複数の補強杆8を設け、第二結合部5A等は補強杆8に設ける構成とすることが望ましい。またこの場合、補強杆8は本体2の長手方向両端部(2D、2E)にも設けられる。したがって、結束用帯状体3もまた補強杆8に取り付けられる。
かかる構成により、用具1全体として結束対象物の外方向への広がり傾向、ばらけの傾向を効果的に防止して縦方向への安定的かつ確実な束ねを維持できるとともに、結束用帯状体3の弾性力によりなされる第一結合部4等と第二結合部5A等との間の結合により生じる引張り力は、各補強杆8によって受け止められるため、本体2が変形したり破損したりすることを防止できる。
以上の図に示すように、本考案用具1では、上下にそれぞれ縁部9u、9dを設けることができる。縁部9u、9dの材料・特性・サイズなどは、適宜設計できる。たとえば具体的構成として、これらを本体2よりも強度の大きい材料にて、上縁部9uは細く、下渕部9dは太くして、結束対象物の上下両端部付近の保護、上下方向の識別に便利なようにしてもよい。一例として、ビニールシートを上下の縁部に好適に用いることができる。
図2は、本考案の巻き包み用具の実施例を示す説明図である。図示するように、第一結合部14をフックとし、第二結合部15A等をフック14を係止可能な係止部材とすることができる。実際に試作して、適用する本数を変化させて長ネギの結束に使用したところ、本考案の特長を発揮でき、良好な作業性と取り扱いのしやすい良好な結束状態を得ることができた。
なお、図2以降の図には、本体に設けられる第二結合部の数が一定のものとして示されているものがあるが、これらは例示であり、本考案がこれら図示された数や、補強杆の数によって限定されるものではない。
図2−2は、本考案の巻き包み用具の別の実施例を示す説明図である。図示するように、本実施例では第一結合部を24Z、24Yの2個とした。実際に試作して、適用する本数を変化させて長ネギの結束に使用したところ、図2に示した実施例よりもさらに良好な作業性と取り扱いのしやすい良好な結束状態を得ることができた。特に、結束本数により束としての径が大小変化しても、第一結合部が複数であることによって、形成する結合方法の選択の幅が広がったため、適度な強度による結束固定の作業効率は、先の実施例よりも良好であった。
図3は、結束用帯状体が本体と独立しているタイプの本考案巻き包み用具の基本構成を示す説明図である。図示するように本巻き包み用具31は、長方形シート状の本体32と、これとは一体とはなっておらず独立している弾性材料製の結束用帯状体33とからなり、本体32にはその長手方向上に、結束用帯状体33を挿通させるための複数の挿通部材36A、36B等と、結束用帯状体33の一方端部に設けられた第一結合部34との間で結合がなされるための一以上の第二結合部35A等が設けられていることを、主たる構成とする。
かかる構成により、本考案の巻き包み用具31によれば、対象物はその長さ方向を揃えてまとめられて、広げられた本体32上に長手方向端部と略平行に置かれ、ついで本体32によって対象物は巻かれ包まれて、一応の束ねの状態が本用具31によって形成される。ついで結束用帯状体33が、対象物を巻いた本体32の外側において、挿通部材36A等に順に挿通されて掛け回され、かつ他方端部33Tが固定された後に、強さを調節されつつ引き伸ばされ、対象物の良好かつ安定な束ね状態を固定し得るよう、第一結合部34と選択される適切な第二結合部35A等との間での結合がなされて、所望の強度もしくは強度範囲による対象物の結束状態が固定される。上述の通り、複数設けられる第二結合部35A等は、最低2個あればよいが、これを多く設けるほど選択対象が多くなるため、結束用帯状体33による結束の強度を細かく調節することができる。ただし、製造工程やコストも考慮して、設けるべき第二結合部5A等の数を決めることが望ましい。
図4は、結束用帯状体が本体と独立しているタイプの本考案巻き包み用具の別の基本構成を示す説明図である。図示するように、挿通部材46A等と第二結合部45A等とを、本体42上に交互に設けるものとすることもできる。
図3および4において、挿通部材36A等としては、たとえば金属製または合成樹脂製のリングからなる孔部を設けたプラスチック製の小片を用いるなど、適宜のものを用いることができる。
図3および4に図示するように、本考案用具31(図4では41。本段落で、以下の括弧内も同様。)の本体32(42)には、長手方向両端部32D、32E(42D、42E)等と平行に複数の補強杆38(48)が設けられ、前記挿通部材36A等(46A等)および第二結合部35A等(45A等)は、補強杆38(48)に設けられた構成とすることが、望ましい。
図3、4に示した本考案用具も、実際に試作して適用する本数を変化させて長ネギの結束に使用したところ、いずれも本考案の特長を発揮でき、良好な作業性と取り扱いのしやすい良好な結束状態を得ることができた。
その他、図3および4にて示す本考案用具の各構成要素の特徴や概念的な範囲については、図1ないし図2−2を用いて説明した、結束用帯状体3等が本体2等に取り付けられた構成の本考案用具1等におけるものと同様である。
図5は、挿通部材が第二結合部を兼ねたタイプの本考案巻き包み用具の基本構成を示す説明図である。図示するように本巻き包み用具51は、第二結合部を兼ねた挿通部材55A等を設ける構成としたものである。また、結束用帯状体53には第一結合部54Sおよび固定用端部54Tが設けられるが、これらのいずれもが第一結合部としても、かつ固定用端部としても機能するものとしてもよい。
図5に示す本用具51では、第一結合部兼結束用帯状体54S、54Tをフックとし、本体52上の第二結合部兼挿通部材55A等をフックを受ける環状体の部材としてもよい。
図5に示した本考案用具もまた、実際に試作して適用する本数を変化させて長ネギの結束に使用したところ、いずれも本考案の特長を発揮でき、良好な作業性と取り扱いのしやすい良好な結束状態を得ることができた。
本考案の巻き包み用具によれば、ネギ、ゴボウ、ナガイモその他の長尺ものの農産収穫物などの対象物を、必要に応じ適宜自在な結束強度にて調節することができ、また、簡単かつ確実に巻き包んで束ねることができる。つまりそれにより、これら対象物の移動・運搬その他の取扱いにおいて、確実かつ安定した結束状態を容易に得ることができるため、作業性、作業効率を大いに高めることができ、便利である。
したがって、農業分野にて利用性が高いことはいうに及ばず、農産物以外の長尺もの、あるいは束ねるべき形状の対象物を取り扱う分野においても幅広く適用することができ、産業上利用性の高い考案である。
本考案の巻き包み用具の基本構成を示す説明図である。 本考案の巻き包み用具の別の基本構成を示す説明図である。 本考案の巻き包み用具の実施例を示す説明図である。 本考案の巻き包み用具の別の実施例を示す説明図である。 結束用帯状体が本体と独立しているタイプの本考案巻き包み用具の基本構成を示す説明図である。 結束用帯状体が本体と独立しているタイプの本考案巻き包み用具の別の基本構成を示す説明図である。 挿通部材が第二結合部を兼ねたタイプの本考案巻き包み用具の基本構成を示す説明図である。
符号の説明
1、11、21…巻き包み用具
2、12、22…本体
2D、2E、12D、12E、22D、22E…本体の長手方向端部
3、13、23…結束用帯状体
4、4Y、4Z、14、24Y、24Z…第一結合部
5A、5B、5N、15A、15B、15C、15D、25A、25B、25C、25D…第二結合部
8、18、28…補強杆
9u、9d、19u、19d、29u、29d…縁部
31、41、51…巻き包み用具
32、42、52…本体
32D、32E、42D、42E、52D、52E…本体の長手方向端部
33、43、53…結束用帯状体
33T、43T…固定用端部
34、44…第一結合部
54S…第一結合部(固定用端部を兼ねることが可能)
54T…固定用端部(第一結合部を兼ねることが可能)
35A、35B、45A、45B…第二結合部
36A、36B、46A、46B、46C…挿通部材
38、48、58…補強杆
39u、39d、49u、49d、59u、59d…縁部

Claims (9)

  1. 対象物を巻き包んで束ねるための巻き包み用具であって、該用具は長方形シート状の本体と、第一結合部を有しかつ弾性材料により形成されている結束用帯状体とからなり、該結束用帯状体は該本体の長手方向一端部に固定されており、該本体には該第一結合部との間での結合をなし得る複数の第二結合部が長手方向上に間隔をおいて設けられており、対象物を該本体で巻き包んだ後該第一結合部と任意の該第二結合部とを結合させることによって対象物を結束可能であることを特徴とする、巻き包み用具。
  2. 前記第一結合部は前記結束用帯状体上に複数設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の巻き包み用具。
  3. 前記本体の長手方向一端部とこれに最も近い前記第一結合部との間、または隣接する該第一結合部同士の間の距離は、隣接する前記第二結合部同士の間の距離よりも短く形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の巻き包み用具。
  4. 前記本体には、長手方向両端部と平行に複数の補強杆が設けられ、前記第二結合部は該補強杆に設けられていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の巻き包み用具。
  5. 対象物を巻き包んで束ねるための巻き包み用具であって、該用具は長方形シート状の本体と弾性材料により形成されている結束用帯状体とからなり、該結束用帯状体は該本体と一体になってはおらず、該本体にはその長手方向上に、該結束用帯状体を挿通させるための複数の挿通部材と、該結束用帯状体の一方端部に設けられた第一結合部との間で結合がなされるための一以上の第二結合部が設けられており、対象物を該本体で巻き包んで、該挿通部材に挿通されて他方端部が固定された該結束用帯状体の第一結合部と該本体上の第二結合部とを結合させることによって、対象物を結束可能であることを特徴とする、巻き包み用具。
  6. 前記本体には、長手方向両端部と平行に複数の補強杆が設けられ、前記挿通部材および第二結合部は該補強杆に設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の巻き包み用具。
  7. 前記第一結合部はフックであり、前記第二結合部は該フックを係止可能な係止部材であることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の巻き包み用具。
  8. 前記本体はネットを用いて形成されていることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載の巻き包み用具。
  9. ネギ、ゴボウ、ナガイモその他の長尺ものの農産収穫物の結束に用いるものであることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかに記載の巻き包み用具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0714577U (ja) * 1993-08-09 1995-03-10 住友電装株式会社 ジョイントコネクタ

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