JPH055605A - 液晶パネルにおける位置計測方法 - Google Patents

液晶パネルにおける位置計測方法

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JPH055605A
JPH055605A JP15693491A JP15693491A JPH055605A JP H055605 A JPH055605 A JP H055605A JP 15693491 A JP15693491 A JP 15693491A JP 15693491 A JP15693491 A JP 15693491A JP H055605 A JPH055605 A JP H055605A
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JP
Japan
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alignment mark
center position
liquid crystal
measuring
crystal panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP15693491A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Yugawa
典昭 湯川
Haruko Kubota
晴子 窪田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH055605A publication Critical patent/JPH055605A/ja
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  • Liquid Crystal (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶パネル組立工程においてビーズの位置に
影響なく高精度、高信頼性でアライメントマークの中心
位置を計測する。 【構成】 基板のアライメントマークの中心位置を、2
方向に処理領域を設定して投影処理を行って計測する第
1工程と、第1工程で求めた中心位置周辺を処理領域に
設定し、アライメントマークの標準パターンと最もよく
一致する部分パターンを見出すことによって中心位置を
計測する第2工程から成る。また、第2工程として、ハ
フ変換を用いてアライメントマークの中心位置を計測し
ても良く、あるいは第1工程で計測した中心位置からア
ライメントマークに上下左右の4箇所の処理領域を設定
し、各々の対応するエッジ点の中点からアライメントマ
ークの中心位置を計測してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネルにおける位
置計測方法に関し、詳しくは液晶パネルのカラーフィル
タ基板とアレイ基板を貼り合わせる際のアライメントマ
ークの位置を計測する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶パネル組立におけるカラーフ
ィルタ基板とアレイ基板を貼り合わせる工程において、
各々の基板のアライメントマークの中心位置を計測する
際、基板間にスペーサとして充填されたビーズが画像処
理による位置認識に悪影響を与え、誤計測を起こすこと
が多々あつた。
【0003】以下、図9〜図12を参照しながら従来の
液晶パネルにおける位置計測方法の一例について説明す
る。
【0004】図9は液晶パネルの構成を示す。1はカラ
ーフィルタ基板、2はアレイ基板、3はビーズ、4はト
ランジスタである。カラーフィルタ基板1とアレイ基板
2はビーズ3を介して貼り合わせるが、液晶の画素間隔
に比較してビーズ3の大きさは極めて小さいので肉眼で
は見えない。なお、一般的にはビーズの直径が約5μ
m、画素間隔が100〜300μmである。
【0005】図10はカラーフィルタ基板1とアレイ基
板2に設けてあるアライメントマーク5を示し、画像処
理によってその中心位置を計測することによりカラーフ
ィルタ基板1とアレイ基板2の位置を高精度に計測し貼
り合わせる。なお、その形状は適当長さのバーの中央部
を切除してその中央に円を配置した一点鎖線のような形
状であり、画像処理の容易さと人間の視覚による位置合
わせの容易さを考慮してこのような形状としてある。
【0006】図11はアライメントマーク周辺の画像を
示す。アライメントマーク5の像の周囲にビーズ3の像
が見られる。通常、画面に対して多くて20個程度のビ
ーズ3の像が見られる。
【0007】図12は画像処理方法を示す。画像に2値
化処理を行った後、(a)に示すようにアライメントマ
ーク5を切り出し、これに対して(b)に示すように重
心を求めて中心位置6としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、高精度、高信頼性の位置計測ができない。その理
由は次の通りである。
【0009】図13はアライメントマーク5の周辺にビ
ーズ3が見える画像を示す。このような場合、アライメ
ントマーク5と一緒にビーズ3の像も切り出され、その
影響を受けて図14のようにアライメントマーク5の中
心位置6に対して変心した位置が重心となる。7は誤計
測した中心位置である。
【0010】本発明は上記従来の問題点に鑑み、液晶パ
ネル組立工程においてビーズの位置に影響なく高精度、
高信頼性でアライメントマークの中心位置を計測する方
法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、液晶パネルの
カラーフィルタ基板とアレイ基板を貼り合わせる際のア
ライメントマークの位置を計測する方法において、各々
の基板のアライメントマークの中心位置を、2方向に処
理領域を設定して投影処理を行って計測する第1工程
と、第1工程で求めた中心位置周辺を処理領域に設定
し、アライメントマークの標準パターンと最もよく一致
する部分パターンを見出すことによって中心位置を計測
する第2工程を備えたことを特徴とする。
【0012】また、第2工程として、ハフ変換を用いて
アライメントマークの中心位置を計測しても良く、ある
いは第1工程で計測した中心位置からアライメントマー
クに上下左右の4箇所の処理領域を設定し、各々の対応
するエッジ点の中点からアライメントマークの中心位置
を計測してもよい。
【0013】
【作用】本発明によれば、第1工程で2段階の投影処理
によりアライメントマークの中心位置を粗検出し、第2
工程で標準パターンとの一致、又はハフ変換、又はアラ
イメントマークの上下左右4箇所に処理領域を設定して
エッジ点の中点からアライメントマークの中心位置を求
めることにより、ビーズの影響を受けずに高精度・高信
頼性で液晶パネルの基板に設けられたアライメントマー
ク位置を計測できる。また、処理内容も簡単であるた
め、高速で計測できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の液晶パネルにおけるアライメ
ントマークの位置計測方法を実施例に基づいて説明す
る。
【0015】図1にアライメントマーク5の中心位置を
粗検出する第1工程と、精検出する第2工程による処理
の流れを示す。
【0016】アライメントマーク5の中心位置を粗検出
する第1工程は各実施例に共通である。先ず、図2に示
すようにアライメントマーク5の中央部を含む処理領域
11を設定し、この処理領域内の各画素の濃度値を垂直
方向に投影して集計した値を求める。以降、これを投影
値と呼ぶ。12は投影値の分布図であり、高さが高い程
値が大きいことを示す。この処理によってアライメント
マーク5の存在する場所の投影値は他の場所に比較して
極端に小さくなる。この投影値の変化から水平方向のア
ライメントマーク5の幅13、粗水平中心位置14が計
測される。
【0017】次に、図3に示すように垂直方向のアライ
メントマーク5の粗中心位置を中心とし、その幅13よ
りも狭い幅で処理領域15を設定する。この処理領域で
水平方向に投影して投影値を求める。16は投影値の分
布図であり、前述と同様に垂直方向のアライメントマー
ク5の円の幅17、粗中心位置18が計測される。この
ような2段階の投影処理によってビーズの影響を極力抑
えることができる。
【0018】次に、中心位置を精検出する第2工程を3
つの実施例に分けて説明する。
【0019】まず、第1の実施例においては、図4に示
すように標準的なアライメントマーク5の特定部分を、
予め標準パターン21として記憶しておく。そして、図
5に示すように、第1工程で粗検出された中心周辺部分
に処理領域22を設定し、その領域内において標準パタ
ーン21と最も良く一致する部分パターン23を見出す
ことによって中心位置を計測する。
【0020】また、第2実施例においては、次のように
ハフ変換を用いて中心位置を計測する。(MARUZE
N Advanced Technology<電子・
情報・通信編>コンピュータビジョン 編者 谷内田正
彦 P83〜90を参照)。
【0021】まず、あらかじめアライメントマーク5の
中心円の大きさを測定しておき、次に図6に示すように
第1工程で粗検出された中心から外側に向かってエッジ
点を検出する。24は粗中心、25は検出されたエッジ
点を示す。それから、図7に示すように各エッジ点25
を中心としてアライメントマーク中心円と同じ大きさの
円26をそれぞれ描く。これらの各円26は本来、エッ
ジ点25を円周上の点と見なした時の円の中心座標の集
合なので、これらの円26の交点のピーク点を求めるこ
とにより、アライメントマーク5の中心位置を計測でき
る。
【0022】また、第3実施例においては、図8に示す
ように、第1工程で計測した中心位置からアライメント
マーク5の中心円の周上に上下・左右の4箇所の同サイ
ズの処理領域27、28、29、30を設定する。処理
領域27、28については垂直方向、29、30につい
ては水平方向にそれぞれ同数のエッジ間にわたる線分3
1、32を引き、その中点をそれぞれについて求め、そ
れらのヒストグラム33、34を描き、そのピーク点を
求める。こうして求められた2つのピーク点はアライメ
ントマーク5の中心座標になる。
【0023】なお、上記実施例において、アライメント
マークが縦・横逆の場合は、水平・垂直方向が逆にな
る。また、第1の実施例において、部分パターンを求め
る方法については特定しない。また、第2の実施例にお
いて、粗中心から外側に向かってエッジ検出したが、そ
の方法については特定しない。例えば、適当な処理領域
を設定して、順序よくエッジ点を求める方法が考えられ
る。また、ハフ変換の使用方法については限定しない。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1工程
で2段階の投影処理によりアライメントマークの中心位
置を粗検出し、第2工程で標準パターンとの一致、又は
ハフ変換、又はアライメントマークの上下左右4箇所に
処理領域を設定してエッジ点の中点からアライメントマ
ークの中心位置を求めることにより、ビーズの影響を受
けずに高精度・高信頼性で液晶パネルの基板に設けられ
たアライメントマーク位置を計測できる。また、処理内
容も簡単であるため、高速で計測できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における位置計測処理の流れ
の説明図である。
【図2】アライメントマークの水平方向中心の粗検出方
法の説明図である。
【図3】アライメントマークの垂直方向中心の粗検出方
法の説明図である。
【図4】アライメントマークの特定領域の標準パターン
を示す図である。
【図5】アライメントマークの中心位置の精検出方法の
説明図である。
【図6】粗中心から外側に向かってエッジ点を検出した
状態の説明図である。
【図7】ハフ変換による中心検出方法の説明図である。
【図8】上下左右4箇所処理領域による中心検出方法の
説明図である。
【図9】液晶パネルの構成を示す断面図である。
【図10】アライメントマークを示す図である。
【図11】アライメントマーク周辺の画像を示す図であ
る。
【図12】従来の画像処理方法の説明図である。
【図13】アライメントマークの周辺にビーズが見える
画像を示す図である。
【図14】従来の計測方法において重心位置に誤差を生
じることを示す説明図である。
【符号の説明】
1 カラーフィルタ基板 2 アレイ基板 3 ビーズ 5 アライメントマーク 11 処理領域 14 粗水平中心位置 15 処理領域 18 粗垂直中心位置 21 標準パターン 22 処理領域 23 標準パターンと最も良く一致する部分パターン 25 エッジ点 26 アライメントマークの中心円と同じ大きさの円 27 処理領域 28 処理領域 29 処理領域 30 処理領域 31 線分 32 線分

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 液晶パネルのカラーフィルタ基板とアレ
    イ基板を貼り合わせる際のアライメントマークの位置を
    計測する方法であって、各々の基板のアライメントマー
    クの中心位置を、2方向に処理領域を設定して投影処理
    を行って計測する第1工程と、第1工程で求めた中心位
    置周辺を処理領域に設定し、アライメントマークの標準
    パターンと最もよく一致する部分パターンを見出すこと
    によって中心位置を計測する第2工程を備えたことを特
    徴とする液晶パネルにおける位置計測方法。 【請求項2】 液晶パネルのカラーフィルタ基板とアレ
    イ基板を貼り合わせる際のアライメントマークの位置を
    計測する方法であって、各々の基板のアライメントマー
    クの中心位置を、2方向に処理領域を設定して投影処理
    を行って計測する第1工程と、ハフ変換を用いてアライ
    メントマークの中心位置を計測する第2工程を備えたこ
    とを特徴とする液晶パネルにおける位置計測方法。 【請求項3】 液晶パネルのカラーフィルタ基板とアレ
    イ基板を貼り合わせる際のアライメントマークの位置を
    計測する方法であって、各々の基板のアライメントマー
    クの中心位置を、2方向に処理領域を設定して投影処理
    を行って計測する第1工程と、第1工程で計測した中心
    位置からアライメントマークに上下左右の4箇所の処理
    領域を設定し、各々の対応するエッジ点の中点からアラ
    イメントマークの中心位置を計測する第2工程を備えた
    ことを特徴とする液晶パネルにおける位置計測方法。
JP15693491A 1991-06-27 1991-06-27 液晶パネルにおける位置計測方法 Pending JPH055605A (ja)

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JPH055605A true JPH055605A (ja) 1993-01-14

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2612728A2 (en) 2012-01-06 2013-07-10 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Dressing and manufacture of outer blade cutting wheel
CN110780478A (zh) * 2019-11-30 2020-02-11 航天科技控股集团股份有限公司 一种液晶屏校准检测方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2612728A2 (en) 2012-01-06 2013-07-10 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Dressing and manufacture of outer blade cutting wheel
CN110780478A (zh) * 2019-11-30 2020-02-11 航天科技控股集团股份有限公司 一种液晶屏校准检测方法
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