JPH07198331A - 画像処理によるメータの読取り方法 - Google Patents

画像処理によるメータの読取り方法

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JPH07198331A
JPH07198331A JP5336673A JP33667393A JPH07198331A JP H07198331 A JPH07198331 A JP H07198331A JP 5336673 A JP5336673 A JP 5336673A JP 33667393 A JP33667393 A JP 33667393A JP H07198331 A JPH07198331 A JP H07198331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meter
mark
pointer
reading
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5336673A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nishida
弘 西田
Nobuo Morimoto
信夫 森本
Atsushi Nakahara
淳 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP5336673A priority Critical patent/JPH07198331A/ja
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計測器の目盛を高精度で読み取ることができ
る画像処理によるメータの読取り方法を提供する。 【構成】 テシビカメラによって撮影した画像を処理す
ることにより流量計などのメータ指針位置を読み取る方
法において、メータ1の周辺に面積の分かっている2個
以上のマーク3、4、5を取り付け、これをテレビカメ
ラによって撮影し、設定輝度しきい値でこの画像を二値
化処理し、マークの面積が所定の範囲になるように、設
定しきい値を変化させ、所定の範囲になったときの二値
化画像を基にX方向とY方向の輝度累積演算によりマー
クの位置を決めた後、この位置決めによって定められた
特定の領域内を小ウインドゥに分割し、隣接小ウインド
ゥ間の輝度が急変する位置を検出してメータの指針位置
を読み取る。 【効果】 メータの指針の読取り精度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントの異常を監視
する画像処理によるメータの読取り方法に係り、特に監
視テレビカメラを使った画像処理においてメータ類の指
針の位置を正確に読取るのに好適な画像処理によるメー
タの読取り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、プラントの異常の有無を判定す
るのに、人間が定期的に巡回して流量計の目視読取りを
行っていたが、熟練度を要し、また読取りミスや人件費
の高騰もあり、ロボット等による自動化が要求されてい
る。このために、ロボットにITVカメラを搭載し、メ
ータの近くにカメラを移動し画像データからメータの指
針の位置を割り出すことが行なわれるが、ロボットの位
置決め精度として高精度が必要であった。なぜなら、ロ
ボットの位置決め精度が悪いとメータ指針の位置もズレ
ることになるからである。なお、このような先行技術と
して、例えば未公知の特願平5−216416号があげ
られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記先行技術は多数の
流量計を個別に計測するときに、ロボットによりITV
カメラを移動して投影した画像からメータの指針の位置
を読取るべく高精度の位置決めを行うためにロボットの
位置決めに長い時間を必要としていた。本発明の目的
は、上記従来技術の問題点を解決し、ロボットの停止精
度が悪くても正確な指針の位置を読取ることができる画
像処理によるメータの読取り方法を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願で特許請求される発明は、以下のとおりである。 (1)テレビカメラにより撮影した画像を処理すること
により流量計等のメータの指針の位置を読取る方法にお
いて、メータの周辺にあらかじめ面積の分かっている2
個以上のマークを取付けて、これをテレビカメラにより
撮影し、設定しきい値でこの画像を二値化処理しマーク
の面積が所定の範囲になるように設定しきい値を変化
し、所定の範囲になったときの二値化画像をもとにX方
向、Y方向の輝度累積演算によりマークの位置を決めた
後に、この位置決めによって定めた特定の領域内を小ウ
ィンドウに分割し、隣接小ウィンドウ間の輝度が急変す
る位置を検出することにより、メータの指針の位置を読
取ることを特徴とする画像処理によるメータの読取り方
法。
【0005】
【作用】本発明は、メータと一体に取付けたマークによ
り指針を割り出すようにしたことにより、カメラを搭載
したロボットの位置精度はそれほど必要ではない。カメ
ラの画面上にマークが入ればよい程度の位置決めでよい
ので位置決めに要する時間が短縮できる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図1に示す。図1におい
て流量計の1つであるロタメータ1の浮き子2の位置を
読取るためにI形のマーク3とL形のマーク4とI形の
マーク5とをそれぞれ図の位置に取付ける。なお、X方
向についてI形マーク3とL形マーク4のI部分で、Y
方向についてはL形マーク4の横向きI部分と横向きI
形マーク5で、それぞれの位置を検知する。このため
に、X方向とY方向の重なるマーク4をL形としてい
る。
【0007】このようにロタメータに対して取付けられ
たマークにおいて、次にその浮き子2の位置の読取り方
法について述べる。図2にその処理フローを示す。図1
の画像を取込み、これをしきい値bにより二値化処理を
行うと図3のようなマークだけの画像を得る。ここで本
来あるべきマークの面積をaとするときに、二値化によ
りマークの色が黒くなるので、黒の面積をcとする。黒
の面積cがaに近いときはしきい値をbとし次に進む
が、そうでないとき、すなわち、黒の面積cがマークの
面積aより大幅に小さいときにはしきい値bを、例えば
半分の値にして二値化をやり直す。逆に黒の面積cがマ
ークの面積aより大幅に大きいときにはしきい値bを、
例えば1.5倍の値にして二値化をやり直す。これを数
回繰返し、黒の面積cがマークの面積aの+900から
−900の間におさまったところで、ほぼ一致したもの
と見なす。
【0008】次にこの二値化した画像を使いX方向の輝
度の累積演算を行う。図3に示すように輝度累積値が急
変するところがマークの位置に対応してX1、X2とな
る。同様にY方向に輝度累積演算を行うとマークの位置
に対応してY1、Y2を得る。これにより(X1、X
2)と(Y1、Y2)の間にロタメータがあることにな
る。
【0009】そこで、(X1、X2)と(Y1、Y2)
の間をX方向に図4に示すようにn個の小ウィンドウに
分割し、各ウィンドウ内の平均輝度AVE(i)を求
め、この平均輝度が隣同士で最大変化するところ、つま
りAVE(i)−AVE(i+1)の最大となるiを求
めると、iが浮き子の位置ということになる。したがっ
て、小ウィンドウの目盛幅にiを掛けた値が指針の読み
になる。
【0010】本実施例によりしきい値の自動設定ができ
る。また、ロタメータの浮き子の位置を自動的に読みる
ことができる。本発明の他の実施例を図5に示す。図5
において図1と同じ番号は同じ作用を持つ。図1と異な
るところは液体槽の周辺にマークを取付けたことで浮き
子のような特別な被写体がないことである。
【0011】このために、液体上面の位置を液体の波に
よって検知するようにしている。液体の上面は通常図5
に示すように波が立っており、画像処理すると図5のよ
うになるので、点線で示す小ウィンドウを切り、図2に
記載した方法で液面を検知する。本実施例により、浮き
子のないものでも検知できることが分かる。
【0012】本発明の別の実施例を図6に示す。図6に
おいて図1と同じ番号は同じ作用を持つ。図1と異なる
ところは気泡管の周辺にマークを取付けたことで浮き子
のような特別な被写体がないことである。このために、
気泡の位置を気泡によって生ずる色の変化によって検知
するようにしている。
【0013】気泡を発生すると通常図6に示すように気
泡が塊になって、これを画像処理すると図6のようにな
るので、小ウィンドウを切り、図2で述べた方法で泡の
幅や泡の中心位置を検知する。本実施例により、浮き子
のないものでも検知できることがわかる。本発明のさら
に別の実施例を図7に示す。
【0014】図7において図1と同じ番号は同じ作用を
持つ。図1と異なるところはL形マークの代わりに幅の
広い□形マークを取付けたことである。マークの形が変
わっただけで、浮き子の位置の検知法は同じである。本
実施例により、面積が既知であればマークの形はL形で
なくても検知できることがわかる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、あらかじめ分かってい
るマークの面積をもとにしてしきい値を自動的に決める
ので周辺の照度の変化の影響を受けない。マークの位置
によりメータの位置を割り出すようにしたことにより、
カメラの停止位置の精度をそれほど高精度にする必要は
ない。すなわちラフな停止精度でよいのでロボットの位
置決め時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例図。
【図2】本発明の動作を説明する図。
【図3】本発明の実施例の補足図。
【図4】本発明の実施例の補足図。
【図5】本発明の他の実施例図。
【図6】本発明の別の実施例図。
【図7】本発明の別の実施例図。
【符号の説明】
1…ロタメータ、2…浮き子、3、5…I形マーク、4
…L形マーク、6…液体槽、7…液面、8…気泡管、9
…気泡、10…正方形マーク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビカメラにより撮影した画像を処理
    することにより流量計等のメータの指針の位置を読取る
    方法において、メータの周辺にあらかじめ面積の分かっ
    ている2個以上のマークを取付け、これをテレビカメラ
    により撮影し、設定しきい値でこの画像を二値化処理し
    マークの面積が所定の範囲になるように設定しきい値を
    変化し、所定の範囲になったときの二値化画像をもとに
    X方向、Y方向の輝度累積演算によりマークの位置を決
    めた後に、この位置決めによって定めた特定の領域内を
    小ウィンドウに分割し、隣接小ウィンドウ間の輝度が急
    変する位置を検出することにより、メータの指針の位置
    を読取ることを特徴とする画像処理によるメータの読取
    り方法。
JP5336673A 1993-12-28 1993-12-28 画像処理によるメータの読取り方法 Pending JPH07198331A (ja)

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