JPH0555941U - 車輛用ヘッドレスト - Google Patents
車輛用ヘッドレストInfo
- Publication number
- JPH0555941U JPH0555941U JP11355291U JP11355291U JPH0555941U JP H0555941 U JPH0555941 U JP H0555941U JP 11355291 U JP11355291 U JP 11355291U JP 11355291 U JP11355291 U JP 11355291U JP H0555941 U JPH0555941 U JP H0555941U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headrest
- shaft
- pipe
- aluminum pipe
- headrest stay
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 アルミニウムパイプの軽量性を生かし、なお
且つ、剛直性を維持し、傷付き難いヘッドレストステー
を備えてヘッドレスト全体の軽量化を図る。 【構成】 ヘッドレスト本体から外方に突出するヘッド
レストステー1の軸部1a,1bが、内装軸10をアル
ミニウムパイプとし、外装軸11をステンレスパイプと
し、両軸を互いに嵌め合せ固定した所定径の積層管で形
成されている。
且つ、剛直性を維持し、傷付き難いヘッドレストステー
を備えてヘッドレスト全体の軽量化を図る。 【構成】 ヘッドレスト本体から外方に突出するヘッド
レストステー1の軸部1a,1bが、内装軸10をアル
ミニウムパイプとし、外装軸11をステンレスパイプと
し、両軸を互いに嵌め合せ固定した所定径の積層管で形
成されている。
Description
【0001】
本考案は車輛用のヘッドレストに係り、詳しくはヘッドレストの軽量化からヘ ッドレストステーに着目した改良に関するものである。
【0002】
従来、車輛用ヘッドレストは軽量化を図るべく、軽量合金のアルミニウムパイ プでなるヘッドレストステーが組付けられている。唯、ヘッドレストステーでは 軽量化のみならず、剛直性を有することも必要であるところから、アルミニウム パイプとしては比較的大きな肉厚を有するものが用いられている。また、アルミ ニウムパイプは傷付き易いため、その傷付きを抑えるべく表面処理を施す必要が ある。
【0003】 このヘッドレストステーに鑑みると、その剛直性の維持からアルミニウムパイ プとして比較的肉厚の大きなものが用いられ、また、表面の傷付き防止から表面 処理が施されていることから、依然として軽量化,コスト的に十分満足できるも のではない。
【0004】
本考案は、アルミニウムパイプの軽量性を生かし、なお且つ、剛直性を維持で きると共に傷付き難いヘッドレストステーを備えた軽量な車輛用ヘッドレストを 提供することを課題とする。
【0005】
本考案に係る車輛用ヘッドレストにおいては、ヘッドレスト本体から外方に突 出するヘッドレストステーの軸部が、内装軸をアルミニウムパイプとし、外装軸 をステンレスパイプとし、両軸を互いに嵌め合せ固定した所定径の積層管で形成 されて構成されている。
【0006】
この車輛用ヘッドレストでは、外装軸として嵌め合されるステンレスパイプが 薄肉なものでも剛直性を十分に有することにより、アルミニウムパイプとしては ステンレスパイプによる補強で薄肉なものを嵌め合せでき、また、外装軸として 傷付き難いステンレスパイプが嵌め合せられているから表面処理も省け、軽量で 傷付き難いヘッドレストステーを備えてヘッドレスト全体を軽量なものに組立て できる。
【0007】
図1はヘッドレストステー1を含むヘッドレストフレーム2の全体を示し、ヘ ッドレストステー1はヘッドレスト本体(図示せず)から外方に突出位置する左 右の軸部1a,1bと、ヘッドレストフレーム2にブラケット3であてがい固定 される略U字状に弯曲成形された連結軸部1cとから形成されている。そのフレ ーム構造体においては軽量化から、ヘッドレストステー1の連結軸部1c並びに ヘッドレストフレーム2がアルミニウムパイプまたはアルミニウムプレートで形 成されている。
【0008】 この各構造部のうち、ヘッドレストステー1のヘッドレスト本体から外方に突 出位置する左右の軸部1a,1bは図2で示すようにアルミニウムパイプを内装 軸10とし、ステンレスパイプを外装軸11とした積層管で形成されている。そ のアルミニウムパイプでなる内装軸10は、ステンレスパイプでなる外装軸11 で補強できるところから、比較的薄肉なパイプ部材を用いることができる。また 、ステンレスパイプでなる外装軸11は比較的薄肉なものでも十分に剛直性を有 ししかも材質的に傷付き難い。
【0009】 内装軸10のアルミニウムパイプは、図3で示すように外装軸11の嵌込みを 容易にするべく上下端がテーパ状に形成されている。外装軸11のステンレスパ イプは、図4で示す如く内装軸10の受入を容易にするべく上端側からラッパ状 に拡開され、側面には径内に向って切り曲げた噛合爪11aが適所に複数個も設 けられている。また、軸下端寄りの側面には高さ調整用の係合溝11bが複数個 縦方向に設けられている。
【0010】 これら内装軸10,外装軸11を嵌め合せるには、内装軸10を外装軸11の 径内に挿入し、剛性の高いステンレスパイプでなる外装軸11から切り曲げた噛 合爪11aで強固に嵌合せ固定させた積層管とすることができる。その積層管1 0,11は、U字状の連結軸部1cを内装管10の径内に嵌込むことによりヘッ ドレストフレーム2と一体に取付けられ、この接続部の回止めは接続部の各軸部 を前方に多少折り曲げることにより施せばよい。
【0011】 このように構成するフレーム構造体を用いて、ヘッドレストを組立てるときに はアルミニウムパイプとステンレスパイプとの積層管10,11がヘッドレスト 本体から外部に突出するヘッドレストステー1の軸部1a,1bとして取付けら れている。その積層管10,11は各軸部が相対的に薄肉なもので形成されてい るから所定の径を有しても軽量なものであり、また、外装軸11がステンレスパ イプであることから全体的に剛直性を持って傷付き難いヘッドレストステー1と して備付けられている。
【0012】
以上の如く、本考案に係る車輛用ヘッドレスト依れば、アルミニウムとステン レスの積層管をヘッドレスト本体から外方に突出するヘッドレストステーの軸部 とし、ヘッドレスト全体を軽量なものに組立てできると共に、剛直性を持って傷 付き難いヘッドレストステーを備えるものに構成できる。
【図1】本考案に係るヘッドレストを組立てるのに用い
られるフレーム構造体を示す説明図である。
られるフレーム構造体を示す説明図である。
【図2】同ヘッドレストの外方に突出するヘッドレスト
ステーの軸部を断面で示す説明図である。
ステーの軸部を断面で示す説明図である。
【図3】同軸部の内装軸として用いられるアルミニウム
パイプの説明図である。
パイプの説明図である。
【図4】同軸部の外装軸として用いられるステンレスパ
イプの説明図である。
イプの説明図である。
1 ヘッドレストステー 10 アルミニウムパイプでなる内装軸 11 ステンレスパイプでなる外装軸
Claims (1)
- 【請求項1】 ヘッドレスト本体から外方に突出するヘ
ッドレストステーの軸部が、内装軸をアルミニウムパイ
プとし、外装軸をステンレスパイプとし、両軸を互いに
嵌め合せ固定した所定径の積層管で形成されていること
を特徴とする車輛用ヘッドレスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11355291U JPH0555941U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 車輛用ヘッドレスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11355291U JPH0555941U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 車輛用ヘッドレスト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555941U true JPH0555941U (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=14615190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11355291U Withdrawn JPH0555941U (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 車輛用ヘッドレスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0555941U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6534197B1 (ja) * | 2018-04-16 | 2019-06-26 | 松本工業株式会社 | ヘッドレストスティおよびヘッドレスト |
CN112140961A (zh) * | 2019-06-27 | 2020-12-29 | 日铁物产荒井汽车有限公司 | 头枕支架及其制造方法 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP11355291U patent/JPH0555941U/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6534197B1 (ja) * | 2018-04-16 | 2019-06-26 | 松本工業株式会社 | ヘッドレストスティおよびヘッドレスト |
CN112140961A (zh) * | 2019-06-27 | 2020-12-29 | 日铁物产荒井汽车有限公司 | 头枕支架及其制造方法 |
JP2021004020A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-14 | 日鉄物産荒井オートモーティブ株式会社 | ヘッドレストステーとその製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960404 |