JPH0555856A - Lcフイルタ - Google Patents
LcフイルタInfo
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- JPH0555856A JPH0555856A JP3235580A JP23558091A JPH0555856A JP H0555856 A JPH0555856 A JP H0555856A JP 3235580 A JP3235580 A JP 3235580A JP 23558091 A JP23558091 A JP 23558091A JP H0555856 A JPH0555856 A JP H0555856A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/01—Frequency selective two-port networks
- H03H7/17—Structural details of sub-circuits of frequency selective networks
- H03H7/1741—Comprising typical LC combinations, irrespective of presence and location of additional resistors
- H03H7/175—Series LC in series path
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/01—Frequency selective two-port networks
- H03H7/0115—Frequency selective two-port networks comprising only inductors and capacitors
-
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- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/01—Frequency selective two-port networks
- H03H7/075—Ladder networks, e.g. electric wave filters
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- H—ELECTRICITY
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- H03H7/01—Frequency selective two-port networks
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- H03H7/1741—Comprising typical LC combinations, irrespective of presence and location of additional resistors
- H03H7/1783—Combined LC in series path
-
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- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/01—Frequency selective two-port networks
- H03H7/17—Structural details of sub-circuits of frequency selective networks
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- H03H7/1791—Combined LC in shunt or branch path
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】安定した特性が得られ、小型で寸法精度が高
く、外部から配線状態を視認でき、面付実装時の設置安
定性が良好で、量産性に富むLCフィルタを提供する。 【構成】ケース2は、部品収納部21〜23のそれぞれ
が一面20側で開口し、端子241〜246、251〜
256が一面20側に突出すると共に、対向面26側に
導かれてほぼ同一面を構成するように折曲げられ、端子
間配線パターンを構成している。複合部品11〜13の
それぞれは、インダクタ31〜33がコイル支持体30
2にコイル301を巻回して構成され、コンデンサ41
〜45がコイル支持体302の上に取付けられ、部品収
納部21〜23内に挿入され一面20上で端子241〜
246、251〜256に導通接続されている。
く、外部から配線状態を視認でき、面付実装時の設置安
定性が良好で、量産性に富むLCフィルタを提供する。 【構成】ケース2は、部品収納部21〜23のそれぞれ
が一面20側で開口し、端子241〜246、251〜
256が一面20側に突出すると共に、対向面26側に
導かれてほぼ同一面を構成するように折曲げられ、端子
間配線パターンを構成している。複合部品11〜13の
それぞれは、インダクタ31〜33がコイル支持体30
2にコイル301を巻回して構成され、コンデンサ41
〜45がコイル支持体302の上に取付けられ、部品収
納部21〜23内に挿入され一面20上で端子241〜
246、251〜256に導通接続されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LC複合部品とその収
納用ケースとを有するLCフィルタに関する。
納用ケースとを有するLCフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばインダクタとコンデンサとを組合
せたLC複合型のLCフィルタを得る場合、従来は、回
路基板上にインダクタ及びコンデンサを搭載して複合化
するか、または、特開昭58ー15223号公報に開示
されているように、誘電体基板に電極を設けてコンデン
サを形成すると共に、この誘電体基板の上にインダクタ
を実装して複合化した後、全体を絶縁塗料で被覆するの
が一般的であった。
せたLC複合型のLCフィルタを得る場合、従来は、回
路基板上にインダクタ及びコンデンサを搭載して複合化
するか、または、特開昭58ー15223号公報に開示
されているように、誘電体基板に電極を設けてコンデン
サを形成すると共に、この誘電体基板の上にインダクタ
を実装して複合化した後、全体を絶縁塗料で被覆するの
が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
LCフィルタは、回路基板またはコンデンサを構成する
誘電体基板の上に、コンデンサまたはインダクタを実装
する構造であったため、平面形状が大きくなると共に、
実装作業が面倒になる等の問題点があった。
LCフィルタは、回路基板またはコンデンサを構成する
誘電体基板の上に、コンデンサまたはインダクタを実装
する構造であったため、平面形状が大きくなると共に、
実装作業が面倒になる等の問題点があった。
【0004】また、複数のインダクタを備える場合にお
いて、個々のインダクタの配置位置や向きが変動し易
く、このために、特性変動を生じてしまうという問題が
あった。特に小型化の要求に応えるために、インダクタ
相互間の間隔が小さくなった場合には、インダクタの位
置が少し変っただけで、特性が許容できない範囲で変動
してしまうことがある。
いて、個々のインダクタの配置位置や向きが変動し易
く、このために、特性変動を生じてしまうという問題が
あった。特に小型化の要求に応えるために、インダクタ
相互間の間隔が小さくなった場合には、インダクタの位
置が少し変っただけで、特性が許容できない範囲で変動
してしまうことがある。
【0005】また、全体を絶縁塗料で被覆する構造であ
るため、寸法精度の高い外形形状を得ることが困難であ
った。LCフィルタにインダクタを含むような場合、絶
縁塗料の塗布または充填の構造によっては、コアまたは
誘電体基板等が絶縁塗料の収縮応力等の影響を受け、特
性が変化してしまう等の恐れもある。
るため、寸法精度の高い外形形状を得ることが困難であ
った。LCフィルタにインダクタを含むような場合、絶
縁塗料の塗布または充填の構造によっては、コアまたは
誘電体基板等が絶縁塗料の収縮応力等の影響を受け、特
性が変化してしまう等の恐れもある。
【0006】そこで、本発明の課題は、上述する従来の
問題点を解決し、安定した特性が得られ、小型で寸法精
度の高い外形形状を有し、しかも外部から配線状態を視
認でき、面付実装時の設置安定性が良好で、量産性に富
むLCフィルタを提供することである。
問題点を解決し、安定した特性が得られ、小型で寸法精
度の高い外形形状を有し、しかも外部から配線状態を視
認でき、面付実装時の設置安定性が良好で、量産性に富
むLCフィルタを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明は、ケースと、LC複合部品とを有するLC
フィルタであって、前記ケースは、部品収納部と端子と
を有しており、前記部品収納部は、複数個備えられ、そ
れぞれが前記ケースの一面側で開口しており、前記端子
は、前記部品収納部毎に対応して設けられ、前記一面側
に突出すると共に、前記一面と向き合う対向面側に導か
れて前記対向面とほぼ同一面を構成するように折曲げら
れ、前記対向面に現われる部分が端子間配線パターンを
構成しており、前記LC複合部品は、複数個備えられ、
それぞれは、インダクタとコンデンサとを含み、前記イ
ンダクタがコイル支持体にコイルを巻回して構成され、
前記コンデンサが前記コイル支持体の上に取付けられ、
前記インダクタ側が前記部品収納部内に挿入され、前記
ケースの前記一面上で前記端子に導通接続されているこ
とを特徴とする。
め、本発明は、ケースと、LC複合部品とを有するLC
フィルタであって、前記ケースは、部品収納部と端子と
を有しており、前記部品収納部は、複数個備えられ、そ
れぞれが前記ケースの一面側で開口しており、前記端子
は、前記部品収納部毎に対応して設けられ、前記一面側
に突出すると共に、前記一面と向き合う対向面側に導か
れて前記対向面とほぼ同一面を構成するように折曲げら
れ、前記対向面に現われる部分が端子間配線パターンを
構成しており、前記LC複合部品は、複数個備えられ、
それぞれは、インダクタとコンデンサとを含み、前記イ
ンダクタがコイル支持体にコイルを巻回して構成され、
前記コンデンサが前記コイル支持体の上に取付けられ、
前記インダクタ側が前記部品収納部内に挿入され、前記
ケースの前記一面上で前記端子に導通接続されているこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】ケースは部品収納部を有しており、部品収納部
は複数個備えられ、それぞれがケースの一面側で開口し
ており、LC複合部品は複数個備えられ、それぞれはイ
ンダクタ側が部品収納部内に挿入されているから、イン
ダクタの位置及び向き等が部品収納部によって常に一定
に保たれる。このため、インダクタの位置や向きの変化
による特性変動が生じにくくなり、ほぼ一定した安定な
特性を確保できる。また、組立に当って、インダクタ側
をケースの部品収納部内に挿入するだけでよく、組立作
業が容易になる。しかも、全体の外形が、ケースの外形
形状によって定まる統一された形状となるから、形状寸
法精度の高いLCフィルタが得られる。
は複数個備えられ、それぞれがケースの一面側で開口し
ており、LC複合部品は複数個備えられ、それぞれはイ
ンダクタ側が部品収納部内に挿入されているから、イン
ダクタの位置及び向き等が部品収納部によって常に一定
に保たれる。このため、インダクタの位置や向きの変化
による特性変動が生じにくくなり、ほぼ一定した安定な
特性を確保できる。また、組立に当って、インダクタ側
をケースの部品収納部内に挿入するだけでよく、組立作
業が容易になる。しかも、全体の外形が、ケースの外形
形状によって定まる統一された形状となるから、形状寸
法精度の高いLCフィルタが得られる。
【0009】端子は、一面と向き合う対向面側に導かれ
て対向面とほぼ同一面を構成するように折曲げられ、対
向面に現われる部分が端子間配線パターンを構成してい
るから、対向面側において、外部から端子間配線状態を
視認できる。端子間配線パターンは回路構成や見る方向
によって異なるから、端子間配線パターンを見て回路構
成の差異または方向性を弁別し、回路基板等への誤実装
を防止できる。端子間配線パターンは人間の目のみなら
ず、パターン認識装置や撮像装置等を用いても識別でき
るから、これらの装置を用いて回路構成の差異や方向を
識別し、自動区分け、一方向への自動整列等を行なうこ
とができる。また、端子は対向面とほぼ同一面を構成し
ているから、対向面を実装面として用いることにより、
実装時の設置安定性を良好に保つことができる。。
て対向面とほぼ同一面を構成するように折曲げられ、対
向面に現われる部分が端子間配線パターンを構成してい
るから、対向面側において、外部から端子間配線状態を
視認できる。端子間配線パターンは回路構成や見る方向
によって異なるから、端子間配線パターンを見て回路構
成の差異または方向性を弁別し、回路基板等への誤実装
を防止できる。端子間配線パターンは人間の目のみなら
ず、パターン認識装置や撮像装置等を用いても識別でき
るから、これらの装置を用いて回路構成の差異や方向を
識別し、自動区分け、一方向への自動整列等を行なうこ
とができる。また、端子は対向面とほぼ同一面を構成し
ているから、対向面を実装面として用いることにより、
実装時の設置安定性を良好に保つことができる。。
【0010】LC複合部品のそれぞれは、インダクタと
コンデンサとを含み、インダクタがコイル支持体にコイ
ルを巻回して構成され、コンデンサがコイル支持体の上
に取付けられているから、完成したLC複合部品として
単独で取扱うことができ、その組合せによって必要な回
路構成を持つLCフィルタを容易に実現できる。
コンデンサとを含み、インダクタがコイル支持体にコイ
ルを巻回して構成され、コンデンサがコイル支持体の上
に取付けられているから、完成したLC複合部品として
単独で取扱うことができ、その組合せによって必要な回
路構成を持つLCフィルタを容易に実現できる。
【0011】
【実施例】図1は本発明に係るLCフィルタの分解斜視
図、図2は同じくその拡大断面図、図3はケース内の端
子構造を示す透斜視図、図4は端子間配線パターンを示
すための底面図、図5は図1〜図4に示したLCフィル
タの電気回路図である。図において、11〜13はLC
複合部品、2は絶縁樹脂等で構成されたケース、6はケ
ース蓋である。
図、図2は同じくその拡大断面図、図3はケース内の端
子構造を示す透斜視図、図4は端子間配線パターンを示
すための底面図、図5は図1〜図4に示したLCフィル
タの電気回路図である。図において、11〜13はLC
複合部品、2は絶縁樹脂等で構成されたケース、6はケ
ース蓋である。
【0012】ケース2は、部品収納部21〜23と、端
子241〜246、251〜256とを有している。部
品収納部21〜23は複数個備えられ、それぞれがケー
ス1の一面20側で開口している。端子241〜24
6、251〜256は、部品収納部21〜23毎に対応
して設けられ、一端aがケース2の一面20側に突出す
ると共に、他端bが一面20と向き合う対向面26側に
導かれて、対向面26とほぼ同一面を構成するように折
曲げられ、対向面26に平面状に現われる部分cが端子
間配線パターンを構成している。従って、対向面26側
において、外部から端子間配線状態を視認できる。端子
間配線パターンは回路構成や見る方向によって異なるか
ら、端子間配線パターンを見て回路構成の差異または方
向性を弁別し、回路基板等への誤実装を防止できる。端
子間配線パターンは人間の目のみならず、パターン認識
装置や撮像装置等を用いても識別できるから、これらの
装置を用いて回路構成の差異や方向を識別し、自動区分
け、一方向への自動整列等を行なうことができる。ま
た、端子241〜246、251〜256は対向面26
とほぼ同一面を構成しているから、対向面26を実装面
として用いることにより、実装時の設置安定性が良好に
なる。端子間配線パターンの詳細は後で説明する。
子241〜246、251〜256とを有している。部
品収納部21〜23は複数個備えられ、それぞれがケー
ス1の一面20側で開口している。端子241〜24
6、251〜256は、部品収納部21〜23毎に対応
して設けられ、一端aがケース2の一面20側に突出す
ると共に、他端bが一面20と向き合う対向面26側に
導かれて、対向面26とほぼ同一面を構成するように折
曲げられ、対向面26に平面状に現われる部分cが端子
間配線パターンを構成している。従って、対向面26側
において、外部から端子間配線状態を視認できる。端子
間配線パターンは回路構成や見る方向によって異なるか
ら、端子間配線パターンを見て回路構成の差異または方
向性を弁別し、回路基板等への誤実装を防止できる。端
子間配線パターンは人間の目のみならず、パターン認識
装置や撮像装置等を用いても識別できるから、これらの
装置を用いて回路構成の差異や方向を識別し、自動区分
け、一方向への自動整列等を行なうことができる。ま
た、端子241〜246、251〜256は対向面26
とほぼ同一面を構成しているから、対向面26を実装面
として用いることにより、実装時の設置安定性が良好に
なる。端子間配線パターンの詳細は後で説明する。
【0013】LC複合部品11〜13は3個備えられて
おり、それぞれはインダクタ31〜33及びコンデンサ
41〜45を含んでいる。インダクタ31〜33のそれ
ぞれはコイル支持体302にコイル301を巻回して構
成されており、コンデンサ41〜45のそれぞれはコイ
ル支持体302の上に取付けられている。LC複合部品
11〜13のそれぞれは、インダクタ31〜33側が部
品収納部21〜23内に挿入され、ケース2の一面20
上で端子241〜246、251〜256の何れかに導
通接続されている。従って、組立に当って、LC複合部
品11〜13をケース2の部品収納部21〜23内に挿
入するだけで、LC複合部品11〜13を所定位置に位
置決めでき、組立作業が容易になる。しかも、全体の外
形が、ケース2の外形形状によって定まる統一された形
状となるから、寸法精度の高いLCフィルタが得られ
る。
おり、それぞれはインダクタ31〜33及びコンデンサ
41〜45を含んでいる。インダクタ31〜33のそれ
ぞれはコイル支持体302にコイル301を巻回して構
成されており、コンデンサ41〜45のそれぞれはコイ
ル支持体302の上に取付けられている。LC複合部品
11〜13のそれぞれは、インダクタ31〜33側が部
品収納部21〜23内に挿入され、ケース2の一面20
上で端子241〜246、251〜256の何れかに導
通接続されている。従って、組立に当って、LC複合部
品11〜13をケース2の部品収納部21〜23内に挿
入するだけで、LC複合部品11〜13を所定位置に位
置決めでき、組立作業が容易になる。しかも、全体の外
形が、ケース2の外形形状によって定まる統一された形
状となるから、寸法精度の高いLCフィルタが得られ
る。
【0014】また、LC複合部品11〜13は、インダ
クタ31〜33側が部品収納部21〜23内に挿入され
ているため、インダクタ31〜33の位置及び向き等が
部品収納部21〜23によって常に一定に保たれ、イン
ダクタ31〜33の位置や向きの変化による特性変動が
生じにくく、ほぼ一定した安定な特性を確保できる。
クタ31〜33側が部品収納部21〜23内に挿入され
ているため、インダクタ31〜33の位置及び向き等が
部品収納部21〜23によって常に一定に保たれ、イン
ダクタ31〜33の位置や向きの変化による特性変動が
生じにくく、ほぼ一定した安定な特性を確保できる。
【0015】更に、LC複合部品11〜13のそれぞれ
は、インダクタ31〜33とコンデンサ41〜45とを
含み、インダクタ31〜33がコイル支持体302にコ
イル302を巻回して構成され、コンデンサ41〜45
がコイル支持体302の上に取付けられているから、完
成したLC複合部品として単独で取扱うことができ、そ
の組合せによって必要な回路構成を持つLCフィルタを
容易に実現できる。
は、インダクタ31〜33とコンデンサ41〜45とを
含み、インダクタ31〜33がコイル支持体302にコ
イル302を巻回して構成され、コンデンサ41〜45
がコイル支持体302の上に取付けられているから、完
成したLC複合部品として単独で取扱うことができ、そ
の組合せによって必要な回路構成を持つLCフィルタを
容易に実現できる。
【0016】次に、図3及び図4を参照して、端子間配
線パターンの具体例を説明する。図示の端子間配線パタ
ーンはバンドパスフィルタとして用いられるLCフィル
タを構成するのに適したものである。部品収納部21〜
23は、3個備えられ、それぞれが間隔をおいて一方向
に配列されている。端子241〜246、251〜25
6は、2つの端子群24、25を構成し、各端子群2
4、25は部品収納部21〜23の配列方向に沿って間
隔をおいて配列された6本の端子241〜246、25
1〜256を含み、端子群24の端子241〜246
と、端子群25の端子251〜256とが部品収納部2
1〜23の両側において対向している。
線パターンの具体例を説明する。図示の端子間配線パタ
ーンはバンドパスフィルタとして用いられるLCフィル
タを構成するのに適したものである。部品収納部21〜
23は、3個備えられ、それぞれが間隔をおいて一方向
に配列されている。端子241〜246、251〜25
6は、2つの端子群24、25を構成し、各端子群2
4、25は部品収納部21〜23の配列方向に沿って間
隔をおいて配列された6本の端子241〜246、25
1〜256を含み、端子群24の端子241〜246
と、端子群25の端子251〜256とが部品収納部2
1〜23の両側において対向している。
【0017】第1端子群24に属する端子241〜24
6は、端子間配線パターンが、第1端子241と第2端
子242とを導通し、第2端子242と第3端子24
3、及び、第3端子243と第4端子244とをギャッ
プG1、G2で分離し、第4端子244と第5端子24
5とを導通し、第5端子245と第6端子246とをギ
ャップG3で分離するパターンを構成している。
6は、端子間配線パターンが、第1端子241と第2端
子242とを導通し、第2端子242と第3端子24
3、及び、第3端子243と第4端子244とをギャッ
プG1、G2で分離し、第4端子244と第5端子24
5とを導通し、第5端子245と第6端子246とをギ
ャップG3で分離するパターンを構成している。
【0018】第2端子群25に属する端子251〜25
6は、端子間配線パターンが、第1端子251と第2端
子252とをギャップG4で分離し、第2端子252か
ら第5端子255までを導通し、第5端子255と第6
端子256とをギャップG5で分離するパターンを構成
している。
6は、端子間配線パターンが、第1端子251と第2端
子252とをギャップG4で分離し、第2端子252か
ら第5端子255までを導通し、第5端子255と第6
端子256とをギャップG5で分離するパターンを構成
している。
【0019】第1部品収納部21に配置されるLC複合
部品11は、2つのコンデンサ41、42と1つのイン
ダクタ31とを含み、コンデンサ41、42が各端子群
24、25の第1端子241ー251間及び第2端子2
42ー252間にそれぞれ接続され、インダクタ31が
第2端子群25の第1端子251及び第2端子252の
間に接続されている。
部品11は、2つのコンデンサ41、42と1つのイン
ダクタ31とを含み、コンデンサ41、42が各端子群
24、25の第1端子241ー251間及び第2端子2
42ー252間にそれぞれ接続され、インダクタ31が
第2端子群25の第1端子251及び第2端子252の
間に接続されている。
【0020】第2部品収納部22に配置されるLC複合
部品12は、1つのコンデンサ43と1つのインダクタ
32とを含み、コンデンサ43が各端子群24、25の
第3端子243ー253間に接続され、インダクタ32
が第1端子群24の第3端子243と第4端子244と
の間に接続されている。
部品12は、1つのコンデンサ43と1つのインダクタ
32とを含み、コンデンサ43が各端子群24、25の
第3端子243ー253間に接続され、インダクタ32
が第1端子群24の第3端子243と第4端子244と
の間に接続されている。
【0021】第3部品収納部23に配置されたLC複合
部品13は、2つのコンデンサ44、45と1つのイン
ダクタ33とを含み、コンデンサ44、45が各端子群
24、25の第5端子245ー255間及び第6端子2
46ー256間に接続され、インダクタ33が第1端子
群24の第6端子246と第2端子群25の第5端子2
55との間に接続されている。
部品13は、2つのコンデンサ44、45と1つのイン
ダクタ33とを含み、コンデンサ44、45が各端子群
24、25の第5端子245ー255間及び第6端子2
46ー256間に接続され、インダクタ33が第1端子
群24の第6端子246と第2端子群25の第5端子2
55との間に接続されている。
【0022】図5は上述の端子間配線パターンによって
得られたLCフィルタの回路例を示している。図におい
て、入力端子INは端子241または242で構成さ
れ、出力端子OUTは端子256によって構成され、接
地端子GNDは端子244または245によって構成さ
れる。C1はコンデンサ41の容量、C2はコンデンサ
42の容量、C3はコンデンサ43の容量、C4はコン
デンサ44の容量、C5はコンデンサ45の容量であ
る。インダクタンスL1はインダクタ31によって与え
られ、インダクタンスL2はインダクタン32によって
与えられ、インダクタンスL3はインダクタ33によっ
て与えられる。
得られたLCフィルタの回路例を示している。図におい
て、入力端子INは端子241または242で構成さ
れ、出力端子OUTは端子256によって構成され、接
地端子GNDは端子244または245によって構成さ
れる。C1はコンデンサ41の容量、C2はコンデンサ
42の容量、C3はコンデンサ43の容量、C4はコン
デンサ44の容量、C5はコンデンサ45の容量であ
る。インダクタンスL1はインダクタ31によって与え
られ、インダクタンスL2はインダクタン32によって
与えられ、インダクタンスL3はインダクタ33によっ
て与えられる。
【0023】ケース蓋6はケース2と同様の絶縁樹脂で
構成され、ケース2の一面20側を覆うようにして、ケ
ース2に組付けられている。従って、部品収納部21〜
23内に挿入されたLC複合部品11〜13の周囲には
絶縁樹脂等を充填する必要がない。このため、絶縁樹脂
の硬化収縮応力等による特性の変化または劣化を招くこ
とがない。ケース2に対するケース蓋6の結合に当っ
て、ケース2の側面に突起27を設けると共に、ケース
蓋6の突起27と対向する位置に凹部61を設ける。そ
して、突起27と凹部61との掛止め機構により、ケー
ス2にケース蓋6を掛け止める。
構成され、ケース2の一面20側を覆うようにして、ケ
ース2に組付けられている。従って、部品収納部21〜
23内に挿入されたLC複合部品11〜13の周囲には
絶縁樹脂等を充填する必要がない。このため、絶縁樹脂
の硬化収縮応力等による特性の変化または劣化を招くこ
とがない。ケース2に対するケース蓋6の結合に当っ
て、ケース2の側面に突起27を設けると共に、ケース
蓋6の突起27と対向する位置に凹部61を設ける。そ
して、突起27と凹部61との掛止め機構により、ケー
ス2にケース蓋6を掛け止める。
【0024】次に、LC複合部品11〜13の詳細につ
いて説明する。図2を参照すると、インダクタ31〜3
3のコイル支持体302は相反する方向に両端部30
3、304があって、両端部303ー304間の胴部に
コイル巻回部305を有している。コイル301はコイ
ル巻回部305に巻装されている。従って、インダクタ
31〜33は棒状もしくはドラム型の形状となる。コイ
ル支持体302は、両端部303、304の少なくとも
一つの端部303の端面に凹部306を有する。実施例
に示すコイル支持体302は、フェライト磁性体で構成
されたコアであり、相対する両端部に鍔部を有するドラ
ム状となっている。
いて説明する。図2を参照すると、インダクタ31〜3
3のコイル支持体302は相反する方向に両端部30
3、304があって、両端部303ー304間の胴部に
コイル巻回部305を有している。コイル301はコイ
ル巻回部305に巻装されている。従って、インダクタ
31〜33は棒状もしくはドラム型の形状となる。コイ
ル支持体302は、両端部303、304の少なくとも
一つの端部303の端面に凹部306を有する。実施例
に示すコイル支持体302は、フェライト磁性体で構成
されたコアであり、相対する両端部に鍔部を有するドラ
ム状となっている。
【0025】コンデンサ41〜45は、誘電体でなる基
体401の内部に複数の内部電極404、405を設け
たコンデンサである。402、403は端部電極であ
る。
体401の内部に複数の内部電極404、405を設け
たコンデンサである。402、403は端部電極であ
る。
【0026】LC複合部品11〜13は、インダクタ3
1〜33とコンデンサ41〜45とを結合する結合手段
となる金属片51、52を含んでいる。金属片51、5
2は、一端部512、522が凹部306内に固定さ
れ、他端部511、521が間隔を隔てて対向するよう
に配置されている。実施例では、凹部306の内部に接
着剤53を充填し、この接着剤53によって金属片5
1、52を凹部306内に固定してある。このような組
立構造の他に、金属片51、52の一端部512、52
2を絶縁支持体に埋設し、絶縁支持体をコイル支持体の
凹部306に挿入して取付ける構造をとることもでき
る。
1〜33とコンデンサ41〜45とを結合する結合手段
となる金属片51、52を含んでいる。金属片51、5
2は、一端部512、522が凹部306内に固定さ
れ、他端部511、521が間隔を隔てて対向するよう
に配置されている。実施例では、凹部306の内部に接
着剤53を充填し、この接着剤53によって金属片5
1、52を凹部306内に固定してある。このような組
立構造の他に、金属片51、52の一端部512、52
2を絶縁支持体に埋設し、絶縁支持体をコイル支持体の
凹部306に挿入して取付ける構造をとることもでき
る。
【0027】LC複合部品11〜13の組立てに当り、
コンデンサ41〜45を金属片51、52の他端部51
1ー521間に配置して電極402、403を金属片5
1、52の他端部511、521に半田付け等のロウ付
け手段によって固着してある。従って、コンデンサ41
〜45を、基板等を用いることなく、インダクタ31〜
33上で一体化すると共に、端子となる金属片51、5
2に電気的に導通接続することができる。このため部品
点数が少なく、小型のLC複合部品が得られる。コイル
301の端末307、308は、コンデンサ41〜45
の電極402、403を接続してある金属片51、52
の他端部511、521に絡げて接続してある。LC複
合部品12では、1個のコンデンサ43を備え、コンデ
ンサ43の接続された金属端子51及びコンデンサの接
続されていない金属端子51に、をそれぞれ接続してあ
る。コイル301の端末307、308はコンデンサ4
1〜45の電極402、403を金属片51、52の他
端部511、521にロウ付けするときに、同時にロウ
付けすることができる。
コンデンサ41〜45を金属片51、52の他端部51
1ー521間に配置して電極402、403を金属片5
1、52の他端部511、521に半田付け等のロウ付
け手段によって固着してある。従って、コンデンサ41
〜45を、基板等を用いることなく、インダクタ31〜
33上で一体化すると共に、端子となる金属片51、5
2に電気的に導通接続することができる。このため部品
点数が少なく、小型のLC複合部品が得られる。コイル
301の端末307、308は、コンデンサ41〜45
の電極402、403を接続してある金属片51、52
の他端部511、521に絡げて接続してある。LC複
合部品12では、1個のコンデンサ43を備え、コンデ
ンサ43の接続された金属端子51及びコンデンサの接
続されていない金属端子51に、をそれぞれ接続してあ
る。コイル301の端末307、308はコンデンサ4
1〜45の電極402、403を金属片51、52の他
端部511、521にロウ付けするときに、同時にロウ
付けすることができる。
【0028】上述のように、インダクタ31〜33を構
成するコイル支持体302は、相反する方向に両端部3
03、304があって、両端部303ー304間に位置
する胴部にコイル巻回部305を有するドラム型の形状
となっており、その1つの端部303の端面に、一対の
金属片51、52を用いてコンデンサ41〜45を取付
けてあるから、ほぼ、コイル支持体302の軸方向長及
びコンデンサ41〜45の板厚によって定まる厚みま
で、薄型化及び小型化を図ることができるようになる。
成するコイル支持体302は、相反する方向に両端部3
03、304があって、両端部303ー304間に位置
する胴部にコイル巻回部305を有するドラム型の形状
となっており、その1つの端部303の端面に、一対の
金属片51、52を用いてコンデンサ41〜45を取付
けてあるから、ほぼ、コイル支持体302の軸方向長及
びコンデンサ41〜45の板厚によって定まる厚みま
で、薄型化及び小型化を図ることができるようになる。
【0029】金属片51、52と端子241〜246、
251〜256との関係は、金属片51、52の端部5
11、521が端子241〜246、251〜256の
一端部aよりも高く突出するような関係に定める。そし
て、両者の高低差△h内にコイル301の端末307、
308を巻回する。これにより、LC複合部品11〜1
3を部品収納部21〜23内に挿入したとき、コイル3
01の端末307、308の巻付け部分が端子241〜
246、251〜256に擦れて破断する等の事故を防
止できるようになる。
251〜256との関係は、金属片51、52の端部5
11、521が端子241〜246、251〜256の
一端部aよりも高く突出するような関係に定める。そし
て、両者の高低差△h内にコイル301の端末307、
308を巻回する。これにより、LC複合部品11〜1
3を部品収納部21〜23内に挿入したとき、コイル3
01の端末307、308の巻付け部分が端子241〜
246、251〜256に擦れて破断する等の事故を防
止できるようになる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果が得られる。 (a)ケースは、部品収納部を有しており、部品収納部
は複数個備えられ、それぞれがケースの一面側で開口し
ており、LC複合部品は、複数個備えられ、それぞれ
は、インダクタ側が部品収納部内に挿入されているか
ら、インダクタの位置や向きの変化による特性変動が生
じにくく、ほぼ一定した安定な特性を有するLCフィル
タを提供できる。 (b)インダクタ側をケースの部品収納部内に挿入する
だけでよく、組立作業が容易で、しかも、全体の外形
が、ケースの外形形状によって定まる統一された形を有
し、形状寸法精度の高いLCフィルタを提供できる。 (c)端子は、一面と向き合う対向面側に導かれて対向
面とほぼ同一面を構成するように折曲げられ、対向面に
現われる部分が端子間配線パターンを構成しているか
ら、対向面側において、外部から端子間配線状態を見て
回路構成や方向を識別し、誤実装を防止することの可能
なLCフィルタを提供できる。 (d)端子は対向面とほぼ同一面を構成しているから、
対向面を実装面として用いることにより、実装時の設置
安定性の良好なLCフィルタを提供できる。 (e)LC複合部品のそれぞれは、インダクタとコンデ
ンサとを含み、インダクタがコイル支持体にコイルを巻
回して構成され、コンデンサがコイル支持体の上に取付
けられているから、完成したLC複合部品として単独で
取扱うことができ、その組合せによって必要な回路構成
を持つLCフィルタを容易に実現できる。
のような効果が得られる。 (a)ケースは、部品収納部を有しており、部品収納部
は複数個備えられ、それぞれがケースの一面側で開口し
ており、LC複合部品は、複数個備えられ、それぞれ
は、インダクタ側が部品収納部内に挿入されているか
ら、インダクタの位置や向きの変化による特性変動が生
じにくく、ほぼ一定した安定な特性を有するLCフィル
タを提供できる。 (b)インダクタ側をケースの部品収納部内に挿入する
だけでよく、組立作業が容易で、しかも、全体の外形
が、ケースの外形形状によって定まる統一された形を有
し、形状寸法精度の高いLCフィルタを提供できる。 (c)端子は、一面と向き合う対向面側に導かれて対向
面とほぼ同一面を構成するように折曲げられ、対向面に
現われる部分が端子間配線パターンを構成しているか
ら、対向面側において、外部から端子間配線状態を見て
回路構成や方向を識別し、誤実装を防止することの可能
なLCフィルタを提供できる。 (d)端子は対向面とほぼ同一面を構成しているから、
対向面を実装面として用いることにより、実装時の設置
安定性の良好なLCフィルタを提供できる。 (e)LC複合部品のそれぞれは、インダクタとコンデ
ンサとを含み、インダクタがコイル支持体にコイルを巻
回して構成され、コンデンサがコイル支持体の上に取付
けられているから、完成したLC複合部品として単独で
取扱うことができ、その組合せによって必要な回路構成
を持つLCフィルタを容易に実現できる。
【図1】本発明に係るLCフィルタの斜視図である。
【図2】本発明に係るLCフィルタの拡大断面図であ
る。
る。
【図3】本発明に係るLCフィルタのケース部分の透視
斜視図である。
斜視図である。
【図4】本発明に係るLCフィルタの端子間配線パター
ンを示す底面図である。
ンを示す底面図である。
【図5】本発明に係るLCフィルタの電気回路接続例で
ある。
ある。
11〜13 LC複合部品 2 ケース 21〜23 部品収納部 241〜246、251〜256 端子 31〜33 インダクタ 41〜45 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長田 久 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 テイ ーデイーケイ株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 ケースと、LC複合部品とを有するLC
フィルタであって、前記ケースは、部品収納部と端子と
を有しており、 前記部品収納部は、複数個備えられ、それぞれが前記ケ
ースの一面側で開口しており、 前記端子は、前記部品収納部毎に対応して設けられ、前
記一面側に突出すると共に、前記一面と向き合う対向面
側に導かれて前記対向面とほぼ同一面を構成するように
折曲げられ、前記対向面に現われる部分が端子間配線パ
ターンを構成しており、 前記LC複合部品は、複数個備えられ、それぞれは、イ
ンダクタとコンデンサとを含み、前記インダクタがコイ
ル支持体にコイルを巻回して構成され、前記コンデンサ
が前記コイル支持体の上に取付けられ、前記インダクタ
側が前記部品収納部内に挿入され、前記ケースの前記一
面上で前記端子に導通接続されていることを特徴とする
LCフィルタ。 - 【請求項2】 前記部品収納部は、3個備えられ、それ
ぞれが間隔をおいて一方向に配列されており、 前記端子は、2つの端子群を構成し、各端子群は前記部
品収納部の配列方向に沿って間隔をおいて配列された6
本の端子を含み、各端子群の前記端子が前記部品収納部
の両側において対向しており、 第1端子群に属する端子は、前記端子間配線パターン
が、第1端子と第2端子とを導通し、第2端子と第3端
子、及び、第3端子と第4端子とをギャップで分離し、
第4端子と第5端子とを導通し、第5端子と第6端子と
をギャップで分離するパターンを構成しており、 第2端子群に属する端子は、前記端子間配線パターン
が、第1端子と第2端子とをギャップで分離し、第2端
子から第5端子までを導通し、第5端子と第6端子とを
ギャップで分離するパターンを構成しており、 第1部品収納部に配置される前記LC複合部品は、2つ
のコンデンサと1つのインダクタとを含み、前記コンデ
ンサが前記各端子群の第1端子間及び第2端子間にそれ
ぞれ接続され、前記インダクタが第2端子群の第1端子
及び第2端子間に接続されており、 前記第2部品収納部に配置される前記LC複合部品は、
1つのコンデンサと1つのインダクタとを含み、前記コ
ンデンサが各端子群の第3端子間に接続され、前記イン
ダクタが第1端子群の第3端子と第4端子との間に接続
されており、 前記第3部品収納部に配置された前記LC複合部品は、
2つのコンデンサと1つのインダクタとを含み、前記コ
ンデンサが各端子群の第5端子間及び第6端子間に接続
され、前記インダクタが第1端子群の第6端子と第2端
子群の第5端子との間に接続されていることを特徴とす
る請求項1に記載のLCフィルタ。 - 【請求項3】 前記インダクタは、前記コイル支持体が
相反する方向に両端部を有すると共に両端部間の胴部に
コイル巻回部を備えており、 前記コンデンサは、前記コイル支持体の一端面上に固着
されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
LCフィルタ。 - 【請求項4】 前記LC複合部品は、前記インダクタ及
び前記コンデンサを結合する結合手段を含んでおり、 前記結合手段は、少なくとも一対の金属片を有し、前記
金属片は、一端部が前記コイル支持体の両端部の少なく
とも1つの端面に固定され他端部が間隔を隔てて対向す
るように配置されており、 前記コンデンサは、前記金属片間に固定されており、 前記LC複合部品は、前記金属片が前記ケースの前記一
面上で前記端子に接続されていることを特徴とする請求
項1、2または3に記載のLCフィルタ。 - 【請求項5】 前記LC複合部品は、前記金属片と前記
ケースの前記端子とが対向し、かつ、前記金属片の前記
他端部が前記端子の先端部よりも高く突出する高低差を
生じるように、前記部品収納部内に挿入されており、 前記コイルは、端末が前記高低差内に接続されているこ
とを特徴とする請求項4に記載のLCフィルタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3235580A JPH0555856A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | Lcフイルタ |
US07/934,171 US5274346A (en) | 1991-08-22 | 1992-08-21 | Integrated LC filter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3235580A JPH0555856A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | Lcフイルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555856A true JPH0555856A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16988103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3235580A Withdrawn JPH0555856A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | Lcフイルタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5274346A (ja) |
JP (1) | JPH0555856A (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5817130A (en) * | 1996-05-03 | 1998-10-06 | Sulzer Intermedics Inc. | Implantable cardiac cardioverter/defibrillator with EMI suppression filter with independent ground connection |
US5999067A (en) * | 1998-01-26 | 1999-12-07 | D'ostilio; James Phillip | High performance RF/microwave filters for surface mount technology with a shielding metal bracket |
JP3417547B2 (ja) * | 1998-09-14 | 2003-06-16 | 住友電装株式会社 | コイル装置 |
DE10041478A1 (de) | 2000-08-24 | 2002-03-14 | Sanol Arznei Schwarz Gmbh | Neue pharmazeutische Zusammensetzung |
DE10241674A1 (de) * | 2002-09-09 | 2004-03-25 | Epcos Ag | Mehrfachresonanzfilter |
US7598837B2 (en) * | 2003-07-08 | 2009-10-06 | Pulse Engineering, Inc. | Form-less electronic device and methods of manufacturing |
TWI302430B (en) * | 2006-02-17 | 2008-10-21 | Delta Electronics Inc | Filter and its coils connecting frame |
US8496499B2 (en) * | 2006-04-05 | 2013-07-30 | Pulse Electronics, Inc. | Modular electronic header assembly and methods of manufacture |
US9424984B2 (en) | 2014-03-05 | 2016-08-23 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Integrated capacitor and inductor having co-located magnetic and electrical energy storage volumes |
TWI640238B (zh) * | 2014-12-19 | 2018-11-01 | 帛漢股份有限公司 | Electronic device package |
US9934903B2 (en) | 2015-08-14 | 2018-04-03 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Integrated capacitor and inductor with low parasitic inductance |
US10381897B2 (en) | 2017-07-25 | 2019-08-13 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Bus bar with integrated voltage rise time filter |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2173405A5 (ja) * | 1972-02-23 | 1973-10-05 | Telecommunications Sa | |
US3721747A (en) * | 1972-03-15 | 1973-03-20 | Coilcraft Inc | Dual in-line package |
JPS568175A (en) * | 1979-05-29 | 1981-01-27 | Toshiba Corp | Operating method of cleaning blade |
US4516092A (en) * | 1983-02-18 | 1985-05-07 | Sfe Technologies | Leadless filter component |
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JP2511402B2 (ja) * | 1985-09-30 | 1996-06-26 | 株式会社日立製作所 | 磁気制振装置 |
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