JPH0555530A - 不揮発性記憶装置 - Google Patents

不揮発性記憶装置

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JPH0555530A
JPH0555530A JP21842591A JP21842591A JPH0555530A JP H0555530 A JPH0555530 A JP H0555530A JP 21842591 A JP21842591 A JP 21842591A JP 21842591 A JP21842591 A JP 21842591A JP H0555530 A JPH0555530 A JP H0555530A
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線抵抗及び寄生容量の増大を抑えることを
可能にして、メモリセルの高密度化と高集積化並びにア
クセスの高速化を図る。 【構成】 行列状に配列されるメモリセルM(M1 ,M
2 ・・・M7 ・・・)と、行選択のためのワード線W1
〜Wnと、副ビット線B(B12,B21,B22,B 31
と、副カラム線C(C11,C12,C21,C22)と、列選
択回路1,ビット線選択回路2及びカラム線選択回路3
を具備し、ワード線W1〜Wnを各メモリセルMの行毎
に共通とされるゲートに兼用させ、更に、列選択回路1
によって、副ビット線Bと副カラム線Cからなる群を選
択し、ビット線選択回路2によって、各群の中での偶数
番目又は奇数番目の副ビット線Bを選択して主ビット線
1 ,B2 ,B3 のいずれかに接続し、カラム線選択回
路3によって、各群の中での偶数番目又は奇数番目の副
カラム線Cを選択して主カラム線C1 ,C2 のいずれか
に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性記憶装置に関
し、特にビット線及びカラム線が不純物拡散層によって
形成された浮遊ゲート型の不揮発性記憶素子からなるメ
モリセルを有する不揮発性記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、不揮発性記憶装置の一種として、
例えば特開平3−34470号公報に示すようなEPR
OM(Erasable and Programmable Read Only Memory)
がある。
【0003】図9に上記従来の不揮発性記憶装置のメモ
リセルアレイ51に行デコーダ52、列デコーダ53、
列選択論理回路54及び負荷回路55を結線した模式図
を示し、図10にメモリセル、負荷回路55及び列選択
論理回路54の要部の回路図を、図11にメモリセルア
レイの平面図を、図12に図11の要部に当たるメモリ
セルの斜視図を示す。
【0004】この従来の不揮発性記憶装置は、図12に
示すように、例えばP型のシリコン基板61上の第1の
ゲート絶縁膜62上に形成された1層目の多結晶シリコ
ン層63をマスクとして、イオン注入により自己整合的
にN型の不純物拡散層64及び65を形成した後、上記
シリコン基板61上に第2のゲート絶縁膜66を形成す
る。
【0005】その後、上記不純物拡散層64及び65と
直交するストライプ状の2層目の多結晶シリコン層67
からなる制御ゲート(ワード線を構成する)を形成した
後、該制御ゲート67をマスクとして、下層の第2のゲ
ート絶縁膜66及び1層目の多結晶シリコン層63を自
己整合的にエッチング除去することにより、1層目の多
結晶シリコン層からなる浮遊ゲート63を形成するよう
にしている。
【0006】そして、図11に示すように、上記不純物
拡散層64及び65を交互にビット線又はカラム線とし
て用い、更にシリコン基板61の表層中、ビット線とカ
ラム線の間における制御ゲート67下の領域にチャネル
を形成して、多数のメモリセル(M11,M12・・・M33
・・・)を構成することにより、不揮発性記憶装置の高
密度集積化を達成させることができる。
【0007】次に、上記不揮発性記憶装置の動作を図9
及び図10に基いて説明する。
【0008】いま、行デコーダ52に入力された行アド
レスにより、例えばn行目のワード線Wnが選択され、
列デコーダ53に入力された列アドレスにより、例えば
n列目の列選択線Cnが選択された場合、これらワード
線Wn及び列選択線Cnは共に高レベルとなり、他の行
に関するワード線及び他の列に関する列選択線は低レベ
ルとなる。
【0009】このとき、n列目の列選択線Cnに接続さ
れているトランジスタQ11,Q12及びQ13がオンし、こ
れによりカラム線CLnが放電し、接地電位Vssに固
定される。そして、奇数及び偶数ビット線B1 及びB2
から奇数及び偶数データバスDBL1 及びDBL2 へデ
ータパスが形成される。また、n行目のワード線Wnが
選択されることにより、該ワード線Wnに接続されてい
るメモリセル(図の例では、Q8 及びQ9 )が選択され
る。
【0010】このとき、メモリセルQ8 が論理「0」に
プログラムされていれば、メモリセルQ8 はオフ状態の
ままであり、奇数データバスDBL1 には何ら信号は伝
わらない。一方、メモリセルQ9 に論理「0」が書き込
まれていない、即ち論理「1」がプログラムされていれ
ば、メモリセルQ9 はオン状態となり、トランジスタQ
13を介して偶数データバスDBL2 から接地へ電流パス
が形成される。
【0011】ここで、トランジスタQ5 ,Q6 及びQ7
は、非選択状態の全てのカラム線とビット線を、奇数及
び偶数データバスDBL1 及びDBL2 につながってい
る図示しないセンスアンプの遷移点より少し高い電圧V
ccにバイアスする。このバイアスにより、前回接地電
位Vssレベルまで放電されたビット線がアクセスされ
たときに、不必要に大きい電圧変化が生じないようにし
ている。
【0012】そして、書込み(プログラム)時に、n行
目のワード線Wn及びn列目の列選択線Cnは、ほぼプ
ログラム電位Vpp(>Vcc)まで充電される。メモ
リセルQ8 をプログラムしない場合は、奇数データバス
DBL1 を低レベルにしておく。メモリセルQ9 に論理
「0」をプログラムする場合は、偶数データバスDBL
2 を上述のようにプログラム電位Vppまで引き上げ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
不揮発性記憶装置(EPROM)は、高集積化を図るた
めにワード線の数を増加させた場合に次のような問題が
生じる。
【0014】第1に、ワード線の数に比例してビット線
又はカラム線となるN型の不純物拡散層の配線抵抗が増
加する。即ち、メモリセルのソース及びドレインに直列
に挿入される寄生抵抗によりメモリセルに流れるメモリ
セル電流が制限される。このため、データ読出し時に、
データバスからメモリセルに流れる電流が少なくなっ
て、データバスの放電時間が長くなり、結果的にアクセ
スタイムが長くなり、データの読出しを高速に行うこと
が困難になる。
【0015】第2に、上記従来のメモリセルアレイを構
成するビット線及びカラム線がN型の不純物拡散層によ
り構成されるため、不純物拡散層とシリコン基板間の接
合容量が寄生容量として付加され、データの読出し時に
おいて、データバスの放電に先立つビット線及びカラム
線の放電時間を長くするという不都合がある。
【0016】第3に、上記メモリセルのソース及びドレ
インの直列抵抗のためにメモリセル電流が制限されるた
め、上記メモリセルにデータを書き込むための電流の確
保が困難になる。この書込み電流は、通常1mA程度は
必要とされる。一方、書込み電圧の仕様は、12.5±
0.5Vに統一されているため、上記メモリセルにおい
て、ビット線とカラム線及びメモリセルの動作抵抗の合
計で12.5kΩ以下になることが不可欠である。
【0017】一方、N型の不純物拡散層の層抵抗は、通
常10〜50Ω/□である。また、図12において、1
層目の多結晶シリコン層(浮遊ゲート)63と2層目の
多結晶シリコン層(制御ゲート)67の設計ルールが同
じとすると、1行当りのN型不純物拡散層64及び65
の抵抗値は少なくとも20Ωとなり、全体の不純物拡散
層の抵抗値を12.5kΩ以下にするには、行の数(=
ワード線の数)は、625以上にすることはできない。
【0018】これは、典型的なメモリセルアレイ51の
構成にしたがって、行の数と列の数を等しくした場合、
上記高密度メモリセルを用いた256kbit以上の大
容量不揮発性メモリの実現は困難になることを意味す
る。
【0019】また、メモリセルの高集積化を図った場
合、メモリセルの数に応じてビット線及びカラム線の本
数が増加するため、それにともない、列デコーダ53及
び負荷回路55等の周辺回路における出力端子の数も増
加させる必要がある。従来の不揮発性記憶装置において
は、周辺回路の出力端子の配列ピッチとメモリセルアレ
イ51におけるビット線及びカラム線の配列ピッチとが
同じであるため、メモリセルの高集積化に伴い、周辺回
路の出力端子の高集積化をも考慮しなくてはならず、不
揮発性記憶装置の設計が非常に困難になるという問題が
あった。
【0020】本発明は、このような課題に鑑み成された
もので、その目的とするところは、メモリセルの高集積
化を図っても周辺回路の出力端子の配列ピッチを小さく
する必要がなく、容易にプロセス設計を行うことができ
る不揮発性記憶装置を提供することにある。
【0021】また、本発明は、上記高密度メモリセルを
用いて高密度化と高集積化を矛盾なく実現し、かつ高速
化にも好適な不揮発性記憶装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性記憶装
置は、行列状に配列された、浮遊ゲートと制御ゲートと
が積層されてなる不揮発性記憶素子からなるメモリセル
M(M1 ,M2 ・・・M7 ・・・)と、メモリセルMの
各行毎に共通とされ、かつ不揮発性素子のゲート電極を
兼ねるワード線W1 〜Wnと、ワード線W1 〜Wnに略
直交して配置され、メモリセルMの各列の不揮発性素子
で共通にソース及びドレインの一方とされ、かつ隣接す
るメモリセル列の一方と共通にデータ読み出しに用いら
れるビット線(副ビット線B12,B21,B22,B31
と、各ビット線B12,B21,B22,B31の間に該ビット
線B12,B21,B22,B31と交互に配置されるように夫
々略平行して配され、かつ隣接するメモリセル列の他方
と共通に用いられ、各メモリセル列の不揮発性素子の他
方とされるカラム線(副カラム線C11,C12,C21,C
22)と、夫々複数本のビット線B12,B21,B22,B31
とカラム線C11,C12,C21,C22からなる群を選択す
る第1の選択手段(列選択回路)1と、上記各群の中で
の上記ビット線B12,B21,B22,B31を選択する第2
の選択手段(ビット線選択回路)2と、上記各群の中で
の上記カラム線C11,C12,C21,C22を選択する第3
の選択手段(カラム線選択回路)3を具備して構成す
る。
【0023】この場合、上記第2及び第3の選択手段2
及び3を、絶縁ゲート型電界効果トランジスタで構成し
てもよい。また、上記第2及び第3の選択手段2及び3
を、メモリセルMと同一導電型の絶縁ゲート型電界効果
トランジスタで構成してもよい。また、上記ビット線B
12,B21,B22,B31と上記カラム線C11,C12
21,C22を、共に帯状のパターンで基体41上に形成
し、その帯状のパターンの長手方向と略直交な方向を、
上記第2及び第3の選択手段2及び3を構成するMIS
トランジスタのチャネル方向とするようにしてもよい。
【0024】また、上記第2の選択手段2を、メモリセ
ルアレイ(メモリセルブロックMB)を挟んで上記第3
の選択手段3と対向して配置してもよい。また、行列状
に配されたメモリセルMを、上記ビット線B12,B21
22,B31の方向にブロック分割し、それら各ブロック
で上記第1の選択手段1を共通にしてもよい。また、上
記各ビット線B12,B21,B22,B31と各カラム線
11,C12,C21,C22の終端部に、負荷回路4を接続
するようにしてもよい。また、行列状に配されたメモリ
セルMを、上記ビット線B12,B21,B22,B31の方向
にブロック分割し、それら各ブロックで負荷回路4を共
通に接続するようにしてもよい。
【0025】また、本発明の不揮発性記憶装置は、行列
状に配されたメモリセルM(M1 ,M2 ・・・M7 ・・
・)をビット線の方向に複数のブロックに分割し、該ブ
ロックを、行列状に配列された、浮遊ゲートと制御ゲー
トとが積層されてなる不揮発性記憶素子からなるメモリ
セルMと、メモリセルMの各行毎に共通とされ、かつ上
記不揮発性素子のゲート電極を兼ねるワード線W1 〜W
8 と、ワード線W1 〜W8 に略直交して配置され、メモ
リセルMの各列の不揮発性素子で共通にソース及びドレ
インの一方とされ、かつ隣接するメモリセル列の一方と
共通にデータ読み出しに用いられるビット線と、各ビッ
ト線の間に該ビット線と交互に配置されるように夫々略
平行して配され、かつ隣接するメモリセル列の他方と共
通に用いられ、各メモリセル列の不揮発性素子の他方と
されるカラム線と、夫々複数本のビット線とカラム線か
らなる群の中での上記ビット線を選択する第2の選択手
段(選択線(反転WBS)・Xnと選択線WBS・Xn
が接続されたビット線選択回路)と、上記各群の中での
上記カラム線を選択する第3の選択手段(選択線(反転
WCS)・Xnと選択線WCS・Xnが接続されたカラ
ム線選択回路)とで構成し、更に、各ブロック間で共通
に、上記群を選択する第1の選択手段(列選択回路)1
と、各ブロック間で共通に、上記各ビット線と上記各カ
ラム線の終端部に負荷回路4を設け、上記複数のブロッ
クから特定のブロック以外の、上記第2の選択手段2及
び上記第3の選択手段3を選択しないように構成する。
【0026】この場合、上記ワード線W1 〜W8 を、上
記複数のブロック間で共通に用いるようにしてもよい。
【0027】また、本発明の不揮発性記憶装置は、行列
状のメモリセルM(M1 ,M2 ・・・M7 ・・・)を、
ビット線の方向に複数のブロックに分割し、該ブロック
を、行列状に配列された、浮遊ゲートと制御ゲートとが
積層されてなる不揮発性記憶素子からなるメモリセルM
と、メモリセルMの各行毎に共通とされ、かつ不揮発性
素子のゲート電極を兼ねるワード線W1 ・Xn〜W8
Xnと、ワード線W1 ・Xn〜W8 ・Xnに略直交して
配置され、メモリセルMの各列の不揮発性素子で共通に
ソース及びドレインの一方とされ、かつ隣接するメモリ
セル列の一方と共通にデータ読み出しに用いられるビッ
ト線と、各ビット線の間に該ビット線と交互に配置され
るように夫々略平行して配され、かつ隣接するメモリセ
ル列の他方と共通に用いられ、各メモリセル列の不揮発
性素子の他方とされるカラム線と、夫々複数本のビット
線とカラム線からなる群の中での上記ビット線を選択す
る第2の選択手段(選択線(反転WBS)と選択線WB
Sが接続されたビット線選択回路)と、上記各群の中で
の上記カラム線を選択する第3の選択手段(選択線(反
転WCS)と選択線WCSが接続されたカラム線選択回
路)とで構成し、更に、各ブロック間で共通に、上記群
を選択する第1の選択手段(列選択回路)1と、各ブロ
ック間で共通に、上記各ビット線と上記各カラム線の終
端部に負荷回路4を設け、複数のブロックから特定のブ
ロック以外の、ワード線W1 ・Xn〜W8 ・Xnを選択
しないように構成する。
【0028】この場合、上記第2の選択手段の制御信号
(選択線(反転WBS)とWBSに入力される制御信
号)を、上記複数のブロック間で共通に用いられるよう
にしてもよい。また、上記第3の選択手段の制御信号
(選択線(反転WCS)とWCSに入力される制御信
号)を、上記複数のブロック間で共通に用いられるよう
にしてもよい。
【0029】
【作用】上述の本発明の構成によれば、行列状に配列さ
れる浮遊ゲート型絶縁ゲート電界効果トランジスタから
なるメモリセルM(M1 ,M2 ・・・M7 ・・・)と、
行選択のためのワード線W1 〜Wnと、ビット線(副ビ
ット線B12,B21,B22,B31)と、カラム線(副カラ
ム線C11,C12,C21,C22)と、第1,第2及び第3
の選択手段1,2及び3を具備し、上記ワード線W1
Wnを、例えば多結晶シリコン層により形成し、互いに
平行なパターンで夫々延在させて、上記各メモリセル行
毎に共通とされる上記浮遊ゲート型絶縁ゲート電界効果
トランジスタのゲートに兼用させ、更に、上記第1の選
択手段1によって、夫々複数本のビット線B12,B21
22,B31とカラム線C11,C12,C21,C22からなる
群を選択し、上記第2の選択手段2によって、上記各群
の中での偶数番目又は奇数番目のビット線B12,B21
22,B31を選択して主ビット線B1 ,B2 ,B3 のい
ずれかにに接続し、上記第3の選択手段3によって、上
記各群の中での偶数番目又は奇数番目のカラム線C11
12,C21,C22を選択して主カラム線C1 ,C2 のい
ずれかに接続するようにしたので、主カラム線C1 ,C
2 を選択的に接地電位に固定することで、特定のメモリ
セルのみを経由する主ビット線〜ビット線〜メモリセル
〜カラム線〜主カラム線(仮想接地線)間の電流パスを
形成することができる。
【0030】即ち、主ビット線B1 ,B2 ,B3 及び主
カラム線C1 ,C2 の配線ピッチを不純物拡散拡散層で
形成される配線(副ビット線及び副カラム線、以下、拡
散配線と記す)のピッチの2倍にすることができ、配線
ピッチが拡散配線より大きいアルミ等の金属配線を、上
記主ビット線B1 ,B2 ,B3 及び主カラム線C1 ,C
2 として用いることができる。従って、メモリセルアレ
イ(メモリセルブロックMB)から導出される配線のピ
ッチがメモリセルアレイ内の配線ピッチよりも大幅に広
くなるため、周辺回路の出力端子の配列ピッチに関する
ルールを厳しくする必要がなくなり、プロセス設計の容
易化を図ることができる。
【0031】また、本発明の構成によれば、ビット線B
12,B21,B22,B31及びカラム線C11,C12,C21
22をブロックに分割することができるため、例えば図
12に示される高密度メモリセルを用いた場合に問題に
なるソース・ドレイン直列抵抗が大きくなるという不都
合を回避することができる。また、特定のブロックのみ
を選択的に主ビット線に接続することができるため、全
てのブロックにビット線を延在させた場合と比べ、ビッ
ト線容量を小さくでき、データの読出し動作を高速化す
ることができる。
【0032】
【実施例】以下、図1〜図8を参照しながら本発明の実
施例を説明する。図1は、第1実施例に係る不揮発性記
憶装置のメモリセルアレイの要部を示す回路図である。
特に、この図1においては、ワード線方向に連続的に繰
り返した構造の一部のみを取り出して示す。
【0033】まず、このメモリセルブロックMBには、
行列状にメモリセルM(M1 ,M2 ・・・M7 ・・・)
が配列される。各メモリセルMは、1つの浮遊ゲート型
電界効果トランジスタからなる。これら浮遊ゲート型電
界効果トランジスタの制御ゲート電極は夫々ワード線W
1 〜Wnを構成し、図中、横方向を長手方向として延在
され、各行で共通に用いられる。
【0034】各メモリセルMの浮遊ゲート型電界効果ト
ランジスタのソース・ドレイン領域の一方は、副ビット
線B(B12,B21,B22,B31)として用いられ、各メ
モリセルMの浮遊ゲート型電界効果トランジスタのソー
ス・ドレイン領域の他方は、副カラム線C(C11
12,C21,C22)として用いられる。
【0035】これら副ビット線Bと副カラム線Cは、上
記ワード線W1 〜Wnと垂直な方向を長手方向として延
在される。これら副ビット線B及び副カラム線Cは、更
にワード線W1 〜Wnの延長方向に隣接する浮遊ゲート
型電界効果トランジスタで共用とされている。従って、
副ビット線Bと副カラム線Cは、ワード線W1 〜Wnの
延長方向に交互に形成されたかたちとなる。
【0036】このようなメモリセルブロックMBの一方
の端部には、副ビット線B12,B21,B22,B31のう
ち、偶数番目又は奇数番目を主ビット線に接続するため
の第2の選択手段であるMOSトランジスタT1
2 ,T3 ,T4 により構成されたビット線選択回路2
が設けられている。
【0037】即ち、副ビット線B12,B21,B22,B31
は、夫々MOSトランジスタT1 ,T2 ,T3 ,T4
介して主ビット線B1 ,B2 ,B2 ,B3 に接続され
る。ここで、MOSトランジスタT1 ,T3 は、そのゲ
ート電極が選択線(反転WBS)とされ、MOSトラン
ジスタT2 ,T4 は、そのゲート電極が選択線WBSと
される。選択線WBS及び(反転WBS)に供給される
信号は互いに逆相とされる。
【0038】従って、選択線WBSが高レベルの時、例
えば主ビット線B2は、MOSトランジスタT2 を介し
て副ビット線B21に接続され、逆に選択線WBSが低レ
ベルの時、同じ主ビット線B2 は、MOSトランジスタ
3 を介して副ビット線B22に接続される。また、他の
主ビット線に関しても同様に動作する。
【0039】メモリセルブロックMBの他方の端部に
は、第3の選択手段としてのMOSトランジスタT5
6 ,T7 ,T8 ,T9 からなるカラム線選択回路3が
配設されている。これらMOSトランジスタT5
6 ,T7 ,T8 ,T9 は、副カラム線C11,C12,C
21,C22のうち、偶数番目又は奇数番目を主カラム線C
1 ,C2 に接続するためのスイッチとして用いられる。
【0040】即ち、主カラム線C1 は、MOSトランジ
スタT6を介して副カラム線C11に接続されると共に、
MOSトランジスタT7 を介して副カラム線C12に接続
される。また、主カラム線C2 は、MOSトランジスタ
8 を介して副カラム線C21に接続されると共に、MO
SトランジスタT9 を介して副カラム線C22に接続され
る。他の副カラム線に関しても同様である。
【0041】上記カラム線選択回路3を構成するMOS
トランジスタのうち、MOSトランジスタT6 ,T
8 は、そのゲート電極が選択線(反転WCS)とされ、
MOSトランジスタT5 ,T7 ,T9 は、そのゲート電
極が選択線WCSとされる。選択線(反転WCS)に供
給される信号と選択線WCSに供給される信号は互いに
逆相とされる。
【0042】従って、選択線(反転WCS)が高レベル
の時、MOSトランジスタT6 ,T 8 がオン状態となっ
て、主カラム線C1 が副カラム線C11に電気的に接続さ
れ、同時に主カラム線C2 が副カラム線C21に電気的に
接続される。また、逆に選択線WCSが高レベルの時、
MOSトランジスタT7 ,T9がオン状態となって、主
カラム線C1 が副カラム線C12に電気的に接続され、同
時に主カラム線C2 が副カラム線C22に電気的に接続さ
れる。
【0043】このように、各選択線に供給される各信号
に応じて各副ビット線や各副カラム線に択一的に接続さ
れる主ビット線B1 ,B2 ,B3 や主カラム線C1 ,C
2 は、上記メモリセルブロックMBをワード線W1 〜W
nの延長方向に垂直な方向に亘って延在される。そし
て、各主ビット線B1 ,B2 ,B3 や主カラム線C1
2 の一方の端部には、負荷回路4が接続される。
【0044】この負荷回路4は、負荷トランジスタ
18,T19,T20,T21,T22からなり、具体的には、
主ビット線B1 ,B2 ,B3 に夫々負荷トランジスタT
18,T20,T22が接続され、主カラム線C1 ,C2
は、夫々負荷トランジスタT19,T 21が接続される。
【0045】これら主ビット線B1 ,B2 ,B3 や主カ
ラム線C1 ,C2 は、読出し時に各負荷トランジスタT
18,T19,T20,T21,T22を介して電源電圧Vccが
与えられる。各負荷トランジスタT18,T19,T20,T
21,T22のゲート電極は共通化され、インピーダンスを
制御するための信号φが供給される。
【0046】このような負荷回路4が配置されるメモリ
セルブロックMBの反対側には、該メモリセルブロック
MBを挟んで第1の選択手段である列選択回路1が配置
される。この列選択回路1は、列デコーダ(図示せず)
からの列選択信号Y1 ,Y2 に応じて群単位でメモリセ
ルブロックMBの任意の列を選択する。
【0047】即ち、上記信号Y1 ,Y2 によって、選択
される主カラム線が決定されるが、その主カラム線がど
の副カラム線に選択されるかは、第3の選択手段である
カラム線選択回路3のMOSトランジスタT5 ,T6
7 ,T8 ,T9 の動作によって決定される。
【0048】また、上記信号Y1 ,Y2 によって、選択
される主ビット線が決定されるが、その主ビット線がど
の副ビット線に接続されるかは、第2の選択手段である
ビット線選択回路2のMOSトランジスタT1,T2
3 ,T4 の動作によって決定される。本例の列選択回
路1では、信号Y1 ,Y2 により主カラム線及びその主
カラム線に関連する主ビット線が同時に選択される。
【0049】ここで、その列選択回路1の具体的な回路
構成について説明すると、主ビット線B1 は、MOSト
ランジスタT10と図示しないもう一つのMOSトランジ
スタを介してデータバス線DBLに接続され、主ビット
線B2 は、MOSトランジスタT13,T14を介してデー
タバス線DBLに接続され、主ビット線B3 は、MOS
トランジスタT17と図示しないもう一つのMOSトラン
ジスタを介してデータバス線DBLに接続される。
【0050】主カラム線C1 は、MOSトランジスタT
11,T12を介して接地線GNDに接続され、主カラム線
2 は、MOSトランジスタT15,T16を介して接地線
GNDに接続される。
【0051】上記MOSトランジスタT10,T11のゲー
トは、レベルシフト機能付きAND回路11の出力端子
に接続され、上記MOSトランジスタT12,T13のゲー
トは、レベルシフト機能付きAND回路12の出力端子
に接続され、上記MOSトランジスタT14,T15のゲー
トは、レベルシフト機能付きAND回路13の出力端子
に接続され、上記MOSトランジスタT16,T17のゲー
トは、レベルシフト機能付きAND回路14の出力端子
に接続される。
【0052】これらレベルシフト機能付きAND回路の
具体的な回路例は、例えば図2に示すように、MOSト
ランジスタT21〜T24から構成される2入力NAND回
路(列選択論理部)5と、MOSトランジスタにより構
成されるレベルシフト機能を有したインバータ(レベル
シフタ部)6によって構成され、pチャネルトランジス
タT26及びT28のソース端子は、電源Vpp/Vccに
接続され、該ソース端子の電位は、データ書込み時にお
いてプログラム電位(標準的には、12.5±0.5
V)となり、データの読出し時においてVcc(標準的
には、5±0.5V)となる。
【0053】そして、上記2入力NAND回路5の出力
n が高レベルの時は、MOSトランジスタT25,T27
が導通して、出力y11が低レベルとなることにより、p
チャネルトランジスタT28が導通し、MOSトランジス
タT26,T27により構成されるインバータ6の入力端子
をVpp/Vccにプルアップし、MOSトランジスタ
26の導通を阻止する。一方、上記2入力NAND回路
の出力yn が低レベルの時は、MOSトランジスタT27
がオフし、MOSトランジスタT26が導通することによ
り、出力y11の電位がVpp/Vccになり、MOSト
ランジスタT28はオフする。
【0054】また、上記レベルシフト機能付きAND回
路11,12、13、14の一方の入力端子には、夫々
列選択信号Y1 ,Y1 ,Y2 ,Y2 が入力され、他方の
入力端子には、夫々(反転WBS)と(反転WCS)の
論理積,WBSとWCSの論理和,(反転WBS)と
(反転WCS)の論理積,WBSとWCSの論理和が入
力される。従って、レベルシフト機能付きAND回路1
1,13の出力が高レベルになるのは、選択線(反転W
BS)と選択線(反転WCS)の各信号が高レベルの時
だけであり、他の場合にはレベルシフト機能付きAND
回路12,14の出力が高レベルとなる。
【0055】そして、例えば図3に示されるような行選
択回路7の出力が図1のワード線に接続される。この行
選択回路7は、行選択論理回路部とレベルシフタ部とか
らなり、行選択論理回路部は、例えば多入力NAND回
路8が用いられ、レベルシフタ部7bは、例えば図2に
示す列選択回路1において用いたレベルシフタ部と同じ
構成の回路が用いられる。
【0056】選択線WBS及び(反転WBS)に関する
論理出力バッファについても同様にしてレベルシフト機
能を持たせる。尚、選択線WCS及び(反転WCS)に
関する論理出力バッファについても同様にしてレベルシ
フト機能を持たせても構わないが、それは必須の要件で
はない。
【0057】その理由は、データの書込み時において、
主ビット線の電位は、読出し時のビット線電圧Vcc−
Vth(VthはnチャネルMOSトランジスタのしき
い値電圧)より高いVpp−Vth(Vppはプログラ
ム電位)となり、この電圧をMOSトランジスタT1
2 ,T3 ,T4 を介してビット線に伝達するために
は、選択線WBS及び(反転WBS)の電位をVppま
で持ち上げる必要があるが、副カラム線の電位は接地す
ることにより、メモリセルMを選択できるため、選択線
WCS及び(反転WCS)に関する論理出力バッファの
高レベルをVppまで持ち上げなくてもよい。
【0058】次に、図1で示す本実施例に係る不揮発性
記憶装置について、図2の列選択回路、図3の行選択回
路、図4のタイミングチャートを参照しながらその回路
動作を説明する。
【0059】まず、読出し時の動作について説明する。
図4に示すように、最初に信号φが高レベルになること
により、負荷回路4の各負荷トランジスタT18,T19
20,T21,T22のインピーダンスが所定の値に設定さ
れ、主ビット線B1 ,B2,B3 と主カラム線C1 ,C
2 は、電源電圧Vcc側にその電位が非選択状態として
引き上げられる。
【0060】ここから、第1行目のメモリセルM1 〜M
4 が順に読み出される場合の動作について説明すると、
ワード線W1 の電位が「L」レベルから「H」レベルに
立ち上がり、これで第1行に関するワード線W1 が選択
されたことになる。また、他のワード線W2 〜Wnの電
位は、「L」レベルのまま、あるいは「L」レベルに遷
移され、非選択の状態にされる。
【0061】また、列デコーダからの信号により、ま
ず、信号Y1 のみが「L」レベルから「H」レベルに立
ち上がり、他の信号Y2 等は「L」レベルのまま、ある
いは「L」レベルに遷移する。このため、信号Y1 が入
力されるレベルシフト機能付きAND回路11,12の
みが作動可能となり、他のレベルシフト機能付きAND
回路は不作動状態にされる。
【0062】この信号Y1 の立ち上がりと共に、第2及
び第3の選択手段2及び3を作動させる選択線WBS及
びWCSの信号も供給される。まず、選択線WBS及び
WCSが共に「L」レベルとされ、レベルシフト機能付
きAND回路11のみ出力が「H」レベルとなり、他の
レベルシフト機能付きAND回路12〜14は「L」レ
ベルのままとされる。尚、読出し動作時には、Vpp=
Vccであるため、レベルシフト機能付きAND回路1
1の「H」レベルにおける出力電圧は、レベルシフトは
されずVccとなる。
【0063】AND回路11が「H」レベルとなること
で、MOSトランジスタT10,T11がオン状態となり、
他のAND回路12〜14に接続されたMOSトランジ
スタT12〜T17は遮断状態となる。このように、MOS
トランジスタT10,T11がオンになることから、主ビッ
ト線B1 は、データバス線DBLにMOSトランジスタ
10を介して電気的に接続される。
【0064】また、同時に主カラム線C1 は、MOSト
ランジスタT11を介して接地線GNDに電気的に接続さ
れ、仮想接地線として機能する。このように、主カラム
線C 1 が接地線GNDに接続されることで、主カラム線
1 の電位が下がる。
【0065】これと同時に、上述のように、選択線WB
S及びWCSが共に「L」レベルとなることから、第2
の選択手段2のMOSトランジスタT1 ,T3 がオン状
態になり、第3の選択手段3のMOSトランジスタ
6 ,T8 がオン状態になる。尚、第2及び第3の選択
手段2及び3の他のMOSトランジスタT2 ,T4 ,T
5 ,T7 ,T9 はオフ状態のままである。
【0066】そして、上述のように、作動状態に入るの
は、主ビット線B1と主カラム線C 1 だけであるから、
主ビット線B1がMOSトランジスタT1 を介して択一
的に副ビット線B12に接続され、主カラム線C1 がMO
SトランジスタT6 を介して択一的に副カラム線C11
接続されることになる。ワード線では、ワード線W1
けがオン状態である。従って、この段階で、メモリセル
1 が選択されたことになる。
【0067】この選択されたメモリセルM1 が高いしき
い値にプログラムされている場合、メモリセルM1 が導
通しないか、又は通常より高いインピーダンスとなり、
副ビット線B12の電位が下がらないか、又は通常より電
圧降下が小さい。一方、メモリセルM1 が低いしきい値
にプログラムされている場合、メモリセルM1 が導通
し、副ビット線B12の電位は、メモリセルM1 が高いし
きい値にプログラムされている場合よりも低下する。こ
の副ビット線B12の電位をMOSトランジスタT 1 ,T
10を介してデータバス線DBLに伝達し、公知のセンス
アンプでそのデータバス線DBLの電位変化を検知して
増幅することにより、出力信号が得られる。
【0068】このように、メモリセルM1 のデータが読
み出された後、選択線が「L」レベルから「H」レベル
に変化する。このとき、まず、信号Y1 によって選択さ
れているAND回路11の出力y11が「L」レベルにな
り、逆にAND回路12の出力y12が「H」レベルに切
り替わる。その結果、MOSトランジスタT10がオフに
なり、主ビット線B1 は、データバス線DBLから電気
的に切り離される。また、主カラム線C1 は、MOSト
ランジスタT11を介して接地されるのではなく、MOS
トランジスタT12を介して接地線GNDに電気的に接続
される。
【0069】また、MOSトランジスタT13がオン状態
になり、今度は主ビット線B2 がそのMOSトランジス
タT13を介してデータバス線DBLに電気的に接続され
ることになる。選択線WCSは「L」レベルのままであ
るため、主カラム線C1 は、MOSトランジスタT6
介して副カラム線C11に接続される。選択線WBSが
「L」レベルから「H」レベルになるため、MOSトラ
ンジスタT2 がオン状態になり、MOSトランジスタT
3 はオフ状態となる。従って、主ビット線B2 はMOS
トランジスタT2 を介して択一的に副ビット線B21に接
続される。
【0070】このように、副ビット線B21と副カラム線
11が選択されることで、同じワード線W1 に関する行
のメモリセルM2 が選択されたことになる。そして、上
記メモリセルM1 の場合と同様に、プログラムされたデ
ータに従って、副ビット線B 21の電位が変化し、その電
位変化が主ビット線B2 を介してデータバス線DBLに
現れる。
【0071】次のサイクルでは、メモリセルM3を選択
するために、選択線WCSの電位が「L」レベルから
「H」レベルに遷移する。このとき、AND回路12の
出力y 12は「H」レベルにされたままであるが、主カラ
ム線C1 に接続されたMOSトランジスタT6 がオフ状
態に変化し、MOSトランジスタT7 がオン状態に変化
する。
【0072】その結果、主カラム線C1 に電気的に接続
される副カラム線が副カラム線C11から副カラム線C12
に切り替わる。これでメモリセルM3 が選択されたこと
になる。そして、上記メモリセルM1 と同様に、プログ
ラムされたデータに従って、副ビット線B21の電位が変
化し、その電位変化が主ビット線B2 を介してデータバ
ス線DBLに現れる。
【0073】次のサイクルでは、選択線WBSの電位が
「H」レベルから「L」レベルに立ち下がる。その結
果、MOSトランジスタT2 がオフ状態になり、MOS
トランジスタT3 がオン状態となる。このとき、主ビッ
ト線B2 に電気的に接続される副ビット線は副ビット線
22に切り替わる。この場合、既に主カラム線C1 が接
地されており、その主カラム線C1 がMOSトランジス
タT7 を介して副カラム線C12に電気的に接続されるた
め、その副カラム線C12と上記副ビット線B22で挟まれ
たメモリセルM4が選択されることになる。
【0074】そして、同様に、主ビット線B2 を介して
データバス線DBLにメモリセルM 4 のデータが読み出
されることになる。信号Y1 を立ち下げると共に、信号
2 を立ち上げた後、同様に選択線WBS及びWCSを
制御することにより、メモリセルM5 〜M7 を選択し、
各メモリセルM5 〜M7 のデータを読み出すことができ
るが、以下では、メモリセルM5 〜M7 に対し、順にデ
ータを書き込む場合の動作について説明する。
【0075】図4に示すように、まず、信号φが「L」
レベルになることにより、負荷回路4の各負荷トランジ
スタT18,T19,T20,T21,T22がオフし、負荷回路
4は、主ビット線及び主カラム線から電気的に切り離さ
れる。
【0076】次いで、信号Y1 を立ち下げると共に、信
号Y2 を立ち上げ、第1の選択手段1として、次の群を
選択する。そして、選択線WBS及びWCSの電位を夫
々「L」レベルにすることで、AND回路13の出力y
13が「H」レベルとなる。このとき、他のAND回路1
1,12,14の出力y11,y12,y14は「L」レベル
である。このように、AND回路13の出力y13
「H」レベルであるために、MOSトランジスタT14
15がオン状態となる。
【0077】その結果、主ビット線B2 、主カラム線C
2 が夫々選択されたものとなる。同時に、選択線(反転
WBS)及び(反転WCS)の電位が共に「H」レベル
であることから、MOSトランジスタT3 及びT8 がオ
ン状態とされ、主ビット線B 2 と副ビット線B22とが電
気的に接続されると共に、主カラム線C2と副カラム線
21とが電気的に接続される。
【0078】次いで、データバス線DBLの電位が、書
込みデータに応じて、「H」レベル又は「L」レベルと
され、「H」レベルの電位は電源電圧Vccよりも高い
プログラム電位Vppとされる。そして、レベルシフタ
部の電源Vpp/Vccの電圧をVppに切り換えるこ
とにより、AND回路13の出力y13、ワード線W1
電位及び選択線(反転WBS)の電位を共にVppにレ
ベルシフトさせる。
【0079】こうすることで、メモリセルM5 の制御ゲ
ートの電位をVppに、ソース電位を接地電位Vssに
し、かつ書込みデータに応じてドレインにVpp又は接
地電位Vssを与えることができ、メモリセルM5に選
択的にデータを書き込むことができる。
【0080】即ち、メモリセルM5 のドレインがVpp
のときは、メモリセルM5のチャネルに電流が流れ、ド
レイン近傍に発生した電子・正孔対のうち、電子が浮遊
ゲートに注入されて書込みが行われ、メモリセルM5
ドレインが接地電位Vssのときは、メモリセルM5
チャネルに電流は流れず、書込みが行われないことによ
り、データバス線DBLに与えたデータに応じて選択的
にメモリセルにデータを書き込むことができる。
【0081】以下、読み出し時と同様の手法で選択線W
BS及びWCSを制御することにより、メモリセルM6
及びM7 に所望のデータを書き込むことができる。
【0082】上述のように、本例によれば、行列状に配
列される浮遊ゲート型絶縁ゲート電界効果トランジスタ
からなるメモリセルM1 ,M2 ・・・M7 ・・・と、行
選択のためのワード線W1 〜Wnと、副ビット線B12
21,B22,B31と、副カラム線C11,C12,C21,C
22と、第1,第2及び第3の選択手段である列選択回路
1,ビット線選択回路2及びカラム線選択回路3を具備
し、上記ワード線W1 〜Wnを、例えば多結晶シリコン
層により形成し、互いに平行なパターンで夫々延在させ
て、上記各メモリセル行毎に共通とされる上記浮遊ゲー
ト型絶縁ゲート電界効果トランジスタのゲートに兼用さ
せ、更に、上記第1の選択手段である列選択回路1によ
って、夫々複数本の副ビット線B12,B21,B22,B31
と副カラム線C11,C12,C21,C22からなる群を選択
し、上記第2の選択手段であるビット線選択回路2によ
って、上記各群の中での偶数番目又は奇数番目の副ビッ
ト線B12,B21,B22,B31を選択して主ビット線
1 ,B2 又はB3 に接続し、上記第3の選択手段であ
るカラム線選択回路3によって、上記各群の中での偶数
番目又は奇数番目の副カラム線C11,C12,C21,C22
を選択して主カラム線C 1 又はC2 に接続するようにし
たので、主カラム線C1 又はC2 を選択的に接地電位V
ssに固定することで、特定のメモリセルのみを経由す
る主ビット線〜副ビット線〜メモリセル〜副カラム線〜
主カラム線(仮想接地線)間の電流パスを形成すること
ができる。
【0083】即ち、主ビット線B1 ,B2 ,B3 及び主
カラム線C1 ,C2 の配線ピッチを不純物拡散層で形成
される配線(副ビット線や副カラム線、以下、拡散配線
と記す)のピッチの2倍にすることができ、配線ピッチ
が拡散配線より大きいアルミ等の金属配線を、上記主ビ
ット線B1 ,B2 ,B3 及び主カラム線C1 ,C2 とし
て用いることができる。従って、メモリセルアレイから
導出される配線のピッチがメモリセルアレイ内の配線ピ
ッチよりも大幅に広くなるため、例えば列選択回路1や
負荷回路4等の周辺回路の出力端子の配列ピッチに関す
るルールを厳しくする必要がなくなり、プロセス設計の
容易化を図ることができる。
【0084】次に、上記第1実施例の変形例を図5に基
いて説明する。尚、図1と対応するものについては同符
号を記す。
【0085】この変形例に係る不揮発性記憶装置は、図
示するように、上記第1実施例とほぼ同じ構成を有する
が、第1の選択手段である列選択回路1において、レベ
ルシフト機能付きAND回路を用いない点で異なる。
【0086】即ち、主ビット線B1 は、直列に接続され
た図示しない2つのMOSトランジスタ並びに直列に接
続された2つのMOSトランジスタT30及びT34を介し
てデータバス線DBLに接続され、主ビット線B2 は、
直列に接続された2つのMOSトランジスタT32及びT
36並びに直列に接続された2つのMOSトランジスタT
31及びT37を介してデータバス線DBLに接続され、主
ビット線B3 は、直列に接続された2つのMOSトラン
ジスタT33及びT39並びに直列に接続された図示しない
2つのMOSトランジスタを介してデータバス線DBL
に接続される。
【0087】主カラム線C1 は、MOSトランジスタT
35を介して接地線GNDに接続され、主カラム線C
2 は、MOSトランジスタT38を介して接地線GNDに
接続される。
【0088】上記MOSトランジスタT30,T31のゲー
トには、(反転WBS)と(反転WCS)の論理積が入
力され、上記MOSトランジスタT32,T33のゲートに
は、WBSとWCSの論理和が入力され、上記MOSト
ランジスタT34,T35,T36には一方の列選択信号Y1
が入力され、上記MOSトランジスタT37,T38,T 39
には他方の列選択信号Y2 が入力される。
【0089】次に、読出し動作について、図4のタイミ
ングチャートも参照しながら説明する。
【0090】まず、選択線WBS及びWCSが共に
「L」レベルになることから、第2の選択手段であるビ
ット線選択回路2のMOSトランジスタT1 ,T3 がオ
ン状態になり、第3の選択手段であるカラム線選択回路
3のMOSトランジスタT6 ,T 8 がオン状態になる。
尚、ビット線選択回路2及びカラム線選択回路3の他の
MOSトランジスタT2 ,T4 ,T5 ,T7 ,T9 はオ
フ状態のままである。
【0091】このとき、主ビット線B1 がMOSトラン
ジスタT1 を介して択一的に副ビット線B12に接続さ
れ、主カラム線C1 がMOSトランジスタT6 を介して
択一的に副カラム線C11に接続されることになる。ま
た、(反転WBS)と(反転WCS)の論理積が「H」
レベルであることから、MOSトランジスタT30,T31
がオンし、信号Y1 が「H」レベルであることから、M
OSトランジスタT34,T 35,T36がオン状態となって
いる。
【0092】従って、主ビット線B1 は、MOSトラン
ジスタT30,T34を介してデータバス線DBLに電気的
に接続されることになり、主カラム線C1 は、MOSト
ランジスタT35を介して接地線GNDに電気的に接続さ
れる。これにより、メモリセルM1 が選択されたことに
なり、メモリセルM1 のデータに従って、副ビット線B
12の電位が変化し、その電位変化が主ビット線B1 を介
してデータバス線に現れる。
【0093】次のサイクルでは、メモリセルM2 を選択
するために、選択線WBSの電位が「L」レベルから
「H」レベルに遷移する。このとき、(反転WBS)と
(反転WCS)の論理積が「L」レベルに変化し、WB
SとWCSの論理和が「H」レベルに変化する。その結
果、MOSトランジスタT30がオフになり、主ビット線
1 は、データバス線DBLから電気的に切り離され
る。また、主カラム線C1 は、依然MOSトランジスタ
35を介して接地線GNDに電気的に接続されている。
【0094】また、WBSとWCSの論理和が「H」レ
ベルになることから、今度は主ビット線B2 がMOSト
ランジスタT32,T36を介してデータバス線DBLに電
気的に接続される。選択線WCSはそのままの「L」レ
ベルであるため、主カラム線C1 は、MOSトランジス
タT6 を介して副カラム線C11に接続されている。ま
た、選択線WBSが「L」レベルから「H」レベルにな
るため、MOSトランジスタT2 がオン状態になり、M
OSトランジスタT1 はオフ状態となる。
【0095】従って、主ビット線B2 は、MOSトラン
ジスタT2 を介して択一的に副ビット線B21に電気的に
接続される。このように、副ビット線B21と副カラム線
11が選択されることで、同じワード線W1 に関するメ
モリセルM2 が選択されたことになる。そして、上記メ
モリセルM1 と同様に、プログラムされているメモリセ
ルM2 のデータに従って、副ビット線の電位が変化し、
その電位変化が主ビット線B2 を介してデータバス線D
BLに現れる。
【0096】次のサイクルでは、メモリセルM3 を選択
するために、選択線WCSの電位が「L」レベルから
「H」レベルに遷移する。このとき、(反転WBS)と
(反転WCS)の論理積は「L」レベルのままであり、
WBSとWCSの論理和も「H」レベルのままである。
しかし、選択線WCSが「H」レベルになることから、
主カラム線C1 に接続されているMOSトランジスタT
6 がオフ状態に変化し、MOSトランジスタT7 がオン
状態に変化する。
【0097】その結果、主カラム線C1 に電気的に接続
される副カラム線が副カラム線C11から副カラム線C12
に切り替わる。これでメモリセルM3 が選択されたこと
になる。そして、上記メモリセルM1 と同様に、プログ
ラムされたデータに従って、副ビット線B21の電位が変
化し、その電位変化が主ビット線B2 を介してデータバ
ス線DBLに現れる。
【0098】次のサイクルでは、選択線WBSの電位が
「H」レベルから「L」レベルに立ち下がる。その結
果、MOSトランジスタT2 がオフ状態になり、MOS
トランジスタT3 がオン状態となる。このとき、主ビッ
ト線B2 に電気的に接続される副ビット線は副ビット線
22に切り替わる。
【0099】この場合、既に主カラム線C1 が接地され
ており、その主カラム線C1 がMOSトランジスタT7
を介して副カラム線C12に電気的に接続されるため、そ
の副カラム線C12と上記副ビット線B22で挟まれたメモ
リセルM4 が選択されることになる。そして、上記と同
様に、メモリセルM4 にプログラムされているデータに
従って、副ビット線B22の電位が変化し、その電位変化
が主ビット線B2 を介してデータバス線DBLに現れ
る。
【0100】次に、メモリセルM5 〜M7 に対し、順に
データを書き込む場合の動作について説明する。
【0101】まず、信号φが「L」レベルになることに
より、負荷回路4の各負荷トランジスタT18,T19,T
20,T21,T22がオフし、負荷回路4は、主ビット線及
び主カラム線から電気的に切り離される。
【0102】次いで、信号Y1 を立ち下げると共に、信
号Y2 を立ち上げ、列選択回路1において、次の群を選
択する。そして、選択線WBS及びWCSの電位を夫々
「L」レベルにすることで、(反転WBS)と(反転W
CS)の論理積が「H」レベルに変化し、WBSとWC
Sの論理和が「L」レベルに変化するため、MOSトラ
ンジスタT31,T37,T38,T39がオン状態になる。
【0103】その結果、主ビット線B2 及び主カラム線
2 が夫々選択されたものとなる。同時に、選択線(反
転WBS)及び(反転WCS)の電位が共に「H」レベ
ルであることから、MOSトランジスタT3 及びT8
オン状態とされ、主ビット線B2 と副ビット線B22とが
電気的に接続されると共に、主カラム線C2 と副カラム
線C21とが電気的に接続される。
【0104】次いで、データバス線DBLの電位が、書
込みデータに応じて、「H」レベル又は「L」レベルと
され、「H」レベルの電位は電源電圧Vccよりも高い
プログラム電位Vppとされる。そして、レベルシフタ
部の電源Vpp/Vccの電圧をVppに切り換えるこ
とにより、ワード線W1 の電位及び選択線(反転WB
S)の電位を共にVppにレベルシフトさせる。
【0105】こうすることで、メモリセルM5 の制御ゲ
ートの電位をVppに、ソース電位を接地電位Vssに
し、かつ書込みデータに応じてドレインにVpp又は接
地電位Vssを与えることができ、メモリセルM5 に選
択的にデータを書き込むことができる。
【0106】以下、読み出し時と同様の手法で選択線W
BS及びWCSを制御することにより、メモリセルM6
及びM7 に所望のデータを書き込むことができる。
【0107】この変形例によれば、第1の選択手段を構
成する列選択回路1を構造の複雑なレベルシフト機能付
きAND回路を用いる必要がなく、簡単なMOSトラン
ジスタの組合せだけで構成できるため、周辺回路の構造
の簡略化、延いては不揮発性記憶装置自体の構造の簡略
化及び小型化を図ることができる。
【0108】次に、上記メモリセルブロックを分割した
場合の第2実施例について、図6に基いて説明する。
尚、図1と対応するものについては同符号を記す。ま
た、分割されたメモリセルブロックMB当りのワード線
Wの数をここでは8本としているが、ワード線Wの本数
について制限を受けるものではなく、必要に応じて増減
できるものとする。
【0109】この第2実施例に係る不揮発性記憶装置
は、図示するように、ワード線Wの延長方向に垂直な方
向にn個に分割されたメモリセルブロックMB1 ,MB
2 ・・・MBnを有する。
【0110】そして、これらメモリセルブロックM
1 ,MB2・・・MBnは、図1に示したように、交
互に配置され、定常的に副カラム線及び副ビット線とし
て用いられる各線と、行列状に配列されるメモリセルを
有し、選択線WBS・X1 〜WBS・Xn,(反転WB
S)・X1〜(反転WBS)・Xnにより制御される第
2の選択手段、即ちビット線選択回路2を構成するMO
Sトランジスタと、選択線WCS・X1 〜WCS・X
n,(反転WCS)・X1 〜(反転WCS)・Xnによ
り制御される第3の選択手段、即ちカラム線選択回路3
を構成するMOSトランジスタとを有している。尚、例
えば選択線WBS・X1 は、選択線WBSと選択線X1
の論理積を示す。
【0111】このように分割することで、各メモリセル
ブロックMB1 ,MB2 ・・・MBn内の図示しない副
カラム線と副ビット線は、ワード線の延長方向の垂直な
方向に短くなる。このため、配線抵抗や寄生容量を小さ
くすることができ、高速な動作が可能となる。特に、後
述するように、副ビット線及び副カラム線を夫々不純物
拡散層で形成する場合に有利となる。
【0112】また、メモリセルブロックの分割方法とし
ては、図7の変形例に示すように、特定のメモリセルブ
ロックのワード線のみを選択できるように、ワード線
(W1 ・X1 ,W2 ・X1 ,・・・W8 ・X1 ),(W
1 ・X2 ,W2 ・X2 ,・・・W8 ・X2 ),・・・
(W1 ・Xn,W2 ・Xn,・・・W8 ・Xn)により
制御しても構わない。尚、図6及び図7において、
0 ,B1 ・・・Bm-1 ,Bm は主ビット線を示し、C
1 ,C2 ・・・Cmは主カラム線を示す。
【0113】このように、n個のメモリセルブロックM
1 ,MB2 ・・・MBnでは、共通に主ビット線B0
〜Bmが設けられており、この主ビット線B0 〜Bm
は、メモリセルブロック内の副ビット線の形成方向と同
一方向に形成されている。また、n個のメモリセルブロ
ックMB1 ,MB2 ・・・MBnでは、共通に主カラム
線C1 〜Cmも設けられており、これら主カラム線C1
〜Cmも主ビット線と平行に設けられている。そして、
各主ビット線B0 〜Bm と主カラム線C1 〜Cmは、ワ
ード線の延長方向で交互に配置される。
【0114】上記メモリセルブロックMB1 のワード線
Wの延長方向と垂直な方向での端部には、負荷回路4が
設けられている。この負荷回路4には、当該負荷回路4
を構成するMOSトランジスタのインピーダンスを制御
するための信号φが供給される。このように、各主ビッ
ト線B0 〜Bmと主カラム線C1 〜Cmを各メモリセル
ブロックMB1 ,MB2 ・・・MBnで共通に使用する
ことにより、負荷回路4をメモリセルブロックMB全体
の端部に配置すればよく、占有面積の縮小化から高集積
化を図ることが可能となる。
【0115】上記メモリセルブロックMB1 ,MB2
・・MBnのワード線Wの延長方向と垂直な方向での他
端部には、第1の選択手段である列選択回路1が設けら
れる。この列選択回路1には、選択線WBS,WCS及
びレベルシフタの電源線Vpp/Vccが接続され、同
時に列デコーダからの列選択のためのデコード信号Y 1
〜Ymも供給される。これら各信号により、1本ずつの
主カラム線と主ビット線が一つの群として選択され、上
述のような読出し動作を行う。
【0116】このように、各主ビット線B0 〜Bmと主
カラム線C1 〜Cmを各メモリセルブロックMB1 ,M
2 ・・・MBnで共通に使用することにより、負荷回
路4と同様に列選択回路1をメモリセルブロックMB全
体の他端部に配置すればよく、占有面積の縮小化から高
集積化を図ることが可能となる。
【0117】次に、図8を参照しながら、メモリセルブ
ロックMBのパターンレイアウトについて説明する。
尚、この図8に示すレイアウト図面は、説明を簡略化す
るために、その一部を示したに過ぎず、実際は、図中の
X方向及びY方向に繰り返したパターンで連続的に形成
される。
【0118】このメモリセルブロックMBは、シリコン
基板41上に、図中散点を付した領域で示されるよう
に、複数の2層目の多結晶シリコン層によるワード線W
1 〜W 8 及び選択線(反転WBS)・Xn,WBS・X
n,(反転WCS)・Xn,WCS・Xnが形成され、
特にワード線W1 〜W8 の途中でハッチングで示された
部分は、2層目の多結晶シリコン層下に、絶縁膜を介し
て1層目の多結晶シリコン層による浮遊ゲートが形成さ
れ、更にこの浮遊ゲート下には、ゲート絶縁膜を介して
チャネルが形成されている。
【0119】このレイアウトにおいて、X方向に並ぶ一
対のコンタクトホール42,42の間の領域が1つのメ
モリセルブロックMBであり、このメモリセルブロック
MB中に、8本のワード線W1 〜W8 と、選択線(反転
WBS)・Xn,WBS・Xn,選択線(反転WCS)
・Xn,WCS・Xnとが夫々2層目の多結晶シリコン
層からなる帯状のパターンで形成され、これら各線間
は、所定間隔だけ離間され、チャネル形成を阻止するた
めのイオン注入が自己整合的に行われる。また、図中破
線で示すマスクパターン43を利用してチャネル形成を
阻止するためのイオン注入が行われる。
【0120】副ビット線B11,B12,B21,B22及び副
カラム線C01,C02,C11,C12は、図中太い実線で示
すように、X方向を長手方向とするシリコン基板と不純
物拡散層により形成される。これら副ビット線B11,B
12,B21,B22及び副カラム線C01,C02,C11,C12
のパターンは、夫々帯状のパターンとされ、各メモリセ
ルのソース・ドレイン領域として用いられる。
【0121】そして、上記副ビット線B11,B12
21,B22及び副カラム線C01,C02,C11,C12を形
成する不純物拡散層は、所定間隔で交互に配置され、不
純物拡散層と直交する2層目の多結晶シリコン層パター
ン下のシリコン基板41は、チャネルとして利用され、
該チャネル上には、ゲート絶縁膜を介して1層目の多結
晶シリコン層による浮遊ゲートが形成される。
【0122】
【発明の効果】本発明に係る不揮発性記憶装置によれ
ば、メモリセルの高集積化を図っても周辺回路の出力端
子の配列ピッチを小さくする必要がなく、容易にプロセ
ス設計を行うことができる。
【0123】また、本発明に係る不揮発性記憶装置によ
れば、ビット線及びカラム線を不純物拡散層で構成した
高密度メモリセルを用いても、配線抵抗及び寄生容量の
増大を抑えることが可能となり、メモリセルの高密度化
と高集積化並びにアクセスの高速化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る不揮発性記憶装置の要部を示
す回路図。
【図2】Aは、列選択回路の一例を示す回路図。Bは、
その論理図。
【図3】行選択回路の一例を示す論理図。
【図4】第1実施例に係る不揮発性記憶装置の信号処理
を示すタイミングチャート。
【図5】第1実施例の変形例に係る不揮発性記憶装置の
要部を示す回路図。
【図6】第2実施例に係る不揮発性記憶装置を示すブロ
ック線図。
【図7】第2実施例の変形例に係る不揮発性記憶装置を
示すブロック線図。
【図8】第2実施例に係るメモリセルブロックのパター
ンレイアウトを示す平面図。
【図9】従来例に係る不揮発性記憶装置のメモリセルア
レイと周辺回路との接続関係を示す模式図。
【図10】従来例に係る不揮発性記憶装置の要部を示す
回路図。
【図11】従来例に係る不揮発性記憶装置のメモリセル
の配置を示す平面図。
【図12】高密度化を図ったメモリセルの構成を示す模
式的斜視図。
【符号の説明】
MB メモリセルブロック 1 第1の選択手段(列選択回路) 2 第2の選択手段(ビット線選択回路) 3 第3の選択手段(カラム線選択回路) 4 負荷回路 5 2入力NAND回路 6 インバータ 7 行選択回路 DBL データバス線 WBS,(反転WBS),WCS及び(反転WCS)
選択線 W1 〜Wn ワード線 B1 ,B2 及びB3 主ビット線 B12,B21,B22及びB31 副ビット線 C1 及びC2 主カラム線 C11,C12,C21及びC22 副カラム線

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列状に配列された、浮遊ゲートと制御
    ゲートとが積層されてなる不揮発性記憶素子からなるメ
    モリセルと、 上記メモリセルの各行毎に共通とされ、かつ上記不揮発
    性素子のゲート電極を兼ねるワード線と、 上記ワード線に略直交して配置され、上記メモリセルの
    各列の上記不揮発性素子で共通にソース及びドレインの
    一方とされ、かつ隣接するメモリセル列の一方と共通に
    データ読み出しに用いられるビット線と、 上記各ビット線の間に該ビット線と交互に配置されるよ
    うに夫々略平行して配され、かつ隣接するメモリセル列
    の他方と共通に用いられ、各メモリセル列の上記不揮発
    性素子の他方とされるカラム線と、 夫々複数本の上記ビット線と上記カラム線からなる群を
    選択する第1の選択手段と、 上記各群の中での上記ビット線を選択する第2の選択手
    段と、 上記各群の中での上記カラム線を選択する第3の選択手
    段を有することを特徴とする不揮発性記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記第2及び第3の選択手段は、絶縁ゲ
    ート型電界効果トランジスタからなることを特徴とする
    請求項1記載の不揮発性記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記第2及び第3の選択手段は、上記メ
    モリセルと同一導電型の絶縁ゲート型電界効果トランジ
    スタからなることを特徴とする請求項1記載の不揮発性
    記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記ビット線と上記カラム線は、共に帯
    状のパターンで基体上に形成され、その帯状のパターン
    の長手方向と略直交な方向が、上記第2及び第3の選択
    手段を構成するMISトランジスタのチャネル方向とさ
    れることを特徴とする請求項2又は3記載の不揮発性記
    憶装置。
  5. 【請求項5】 上記第2の選択手段は、メモリセルアレ
    イを挟んで上記第3の選択手段と対向して配置されてい
    ることを特徴とする請求項1又は4記載の不揮発性記憶
    装置。
  6. 【請求項6】 行列状のメモリセルは、上記ビット線の
    方向にブロック分割され、それら各ブロックで上記第1
    の選択手段が共通とされることを特徴とする請求項1記
    載の不揮発性記憶装置。
  7. 【請求項7】 上記各ビット線と各カラム線の終端部に
    は、負荷回路が設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の不揮発性記憶装置。
  8. 【請求項8】 行列状のメモリセルは、上記ビット線の
    方向にブロック分割され、それら各ブロックで負荷回路
    が共通とされることを特徴とする請求項7記載の不揮発
    性記憶装置。
  9. 【請求項9】 行列状に配されたメモリセルがビット線
    の方向に複数のブロックに分割され、該ブロックは、行
    列状に配列された、浮遊ゲートと制御ゲートとが積層さ
    れてなる不揮発性記憶素子からなるメモリセルと、 上記メモリセルの各行毎に共通とされ、かつ上記不揮発
    性素子のゲート電極を兼ねるワード線と、 上記ワード線に略直交して配置され、上記メモリセルの
    各列の上記不揮発性素子で共通にソース及びドレインの
    一方とされ、かつ隣接するメモリセル列の一方と共通に
    データ読み出しに用いられるビット線と、 上記各ビット線の間に該ビット線と交互に配置されるよ
    うに夫々略平行して配され、かつ隣接するメモリセル列
    の他方と共通に用いられ、各メモリセル列の上記不揮発
    性素子の他方とされるカラム線と、 夫々複数本の上記ビット線と上記カラム線からなる群の
    中での上記ビット線を選択する第2の選択手段と、 上記各群の中での上記カラム線を選択する第3の選択手
    段からなり、 更に、各ブロック間で共通に、上記群を選択する第1の
    選択手段と、 各ブロック間で共通に、上記各ビット線と上記各カラム
    線の終端部に負荷回路が設けられ、 上記複数のブロックから特定のブロック以外の、上記第
    2の選択手段及び、上記第3の選択手段を選択しないこ
    とを特徴とする不揮発性記憶装置。
  10. 【請求項10】 上記ワード線信号が、上記複数のブロ
    ック間で共通に用いられることを特徴とする請求項9記
    載の不揮発性記憶装置。
  11. 【請求項11】 行列状のメモリセルが、ビット線の方
    向に複数のブロックに分割され、該ブロックは、行列状
    に配列された、浮遊ゲートと制御ゲートとが積層されて
    なる不揮発性記憶素子からなるメモリセルと、 上記メ
    モリセルの各行毎に共通とされ、かつ上記不揮発性素子
    のゲート電極を兼ねるワード線と、 上記ワード線に略直交して配置され、上記メモリセルの
    各列の上記不揮発性素子で共通にソース及びドレインの
    一方とされ、かつ隣接するメモリセル列の一方と共通に
    データ読み出しに用いられるビット線と、 上記各ビット線の間に該ビット線と交互に配置されるよ
    うに夫々略平行して配され、かつ隣接するメモリセル列
    の他方と共通に用いられ、各メモリセル列の上記不揮発
    性素子の他方とされるカラム線と、 夫々複数本の上記ビット線と上記カラム線からなる群の
    中での上記ビット線を選択する第2の選択手段と、 上記各群の中での上記カラム線を選択する第3の選択手
    段からなり、 更に、各ブロック間で共通に、上記群を選択する第1の
    選択手段と、 各ブロック間で共通に、上記各ビット線と上記各カラム
    線の終端部に負荷回路が設けられ、 上記複数のブロックから特定のブロック以外の、上記ワ
    ード線を選択しないことを特徴とする不揮発性記憶装
    置。
  12. 【請求項12】 上記第2の選択手段の制御信号が、上
    記複数のブロック間で共通に用いられることを特徴とす
    る請求項11記載の不揮発性記憶装置。
  13. 【請求項13】 上記第3の選択手段の制御信号が、上
    記複数のブロック間で共通に用いられることを特徴とす
    る請求項11記載の不揮発性記憶装置。
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