JPH0555479U - ケースへの電子部品取り付け構造 - Google Patents

ケースへの電子部品取り付け構造

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JPH0555479U
JPH0555479U JP11270791U JP11270791U JPH0555479U JP H0555479 U JPH0555479 U JP H0555479U JP 11270791 U JP11270791 U JP 11270791U JP 11270791 U JP11270791 U JP 11270791U JP H0555479 U JPH0555479 U JP H0555479U
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富男 北澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品の足部のばらつきに影響されず、組
み立て状態での保持力や電気的な接続状態を安定化し、
部品管理や信頼性を向上させるとともに、寸法管理を簡
素化することである。 【構成】 電子部品の一方の足部をケースの穴に直接圧
入し、他方の足部を両足部の間隔方向に移動自在に支持
した端子に対し、圧接させるようにしている。端子がケ
ースに対して両足部の間隔方向に移動自在に支持されて
いるため、両足部の間隔寸法にばらつきがあっても、そ
のばらつきが吸収でき、組み立て時の機械的な保持力が
充分確保でき、また電気的な接続の信頼性も向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ケースに対し電子部品を端子により取り付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンデンサなどの比較的大きな電子部品は、2つの足部を有しており、この足 部によってケースなどに固定された一対の端子に接続される。このような接続方 式では、足部や端子の間隔寸法のばらつきによって、コンデンサなどの押し込み の作業性が悪く、また足部と端子との面接触が不安定になり、接触抵抗によって 電気的な信頼性が悪くなる。このような問題のために、電子部品の足部や端子の 寸法間隔に対して、特殊な管理が必要であり、そのため製造者側でコスト高を招 いている。
【0003】
【考案の目的】
したがって、本考案の目的は、電子部品の足部のばらつきに影響されず、組み 立て状態での保持力や電気的な接続状態を安定化し、部品管理や信頼性を向上さ せるとともに、寸法管理を簡素化することである。
【0004】
【考案の解決手段】
上記の目的の下に、本考案は、電子部品の一方の足部をケースの孔に直接圧入 し、他方の足部を両足部の間隔方向に移動自在に支持した端子に対し、圧接させ るようにしている。ここで、端子がケースに対して両足部の間隔方向に移動自在 に支持されているため、両足部の間隔寸法にばらつきがあっても、そのばらつき が吸収でき、組み立て時の機械的な保持力が充分確保でき、また電気的な接続の 信頼性も向上する。
【0005】
【実施例】
図1ないし図4は、換気扇のシャッター駆動用のモータアクチュエータ1に本 考案のケースへの電子部品取り付け構造を適用した例を示している。モータアク チュエータ1は、2つ割型のケース2、3によって組み立てられており、一方の ケース2の外側面でシャッター駆動用のモータ4と結合している。このモータ4 は減速機5を内蔵しており、減速機5の途中でクラッチ6を介在させながら出力 軸7に回転力を伝達する。この出力軸7は、ケース3から外部に突出しており、 巻き取りプーリ8によってワイヤ9を巻き込むことにより、換気扇のシャッター 31を開放する方向に駆動する。
【0006】 なお、ワイヤ9は、先端に固定されたストッパ10の部分で巻き取りプーリ8 の中心側に設けられた溝82の内部に納められ、突起81によって浮き上がり方 向に抜けないようになっており、また先端部分で出力軸7の面とり部71に当接 している。ここでストッパ10は、ワイヤ9の抜け止めの機能を果たしている。
【0007】 そして、上記ケース2、3は、内部で電子部品としてのコンデンサ11、ソレ ノイド12およびカムスイッチ13を収納しており、これらはプリント基板14 の導電パターン15に対し端子22、あるいはリード線17または直接接続され ている。なお上記カムスイッチ13は、出力軸7に対し小さな遊び角のもとに取 り付けられた溝付のカム18の外周に接し、オンの状態に設定されているが、カ ム18の溝の部分に落ち込んだときにオフの状態に設定される。
【0008】 上記電子部品としてのコンデンサ11は、ファンモータ30のためのものであ り、2つの足部19、20を例えば対向状態で備えており、一方の足部19は、 ケース2に設けられた孔21に圧入状態で挿入され、外部に突出しており、また 他方の足部20は、端子22の圧接スリット23に対し交差状態で差し込まれ、 圧接している。端子22は、上から見てL字状に屈曲しており、端子片24の部 分でケース2の長孔27から外部に突出しており、また圧接スリット23の部分 でケース2の十字状の穴26の内部に入り込み、接続片25の部分で導電パター ン15に接続され、一対の突起16によって挟まれた状態で、2つの足部19、 20の間隔方向に移動自在に支持されている。
【0009】 上記のように、電子部品としてのコンデンサ11の一方の足部19が孔21の 内部に挿入されることによって、コンデンサ11は、ケース2、3の内部で位置 決め状態となる。また、他方の足部20は、圧接スリット23の内部に互いに交 差する方向で挿入されることによって、端子22と電気的な接触状態を保つ。こ のとき、足部19、20の間隔寸法にばらつきがあるとき、端子22は、一対の 突起16の間、穴26および長孔27の内部で足部19、20の間隔方向に移動 して、その誤差を許容する。したがって、この端子22の移動可能な量は、足部 19、20の間隔寸法の許容誤差(ばらつき)に応じて設定される。
【0010】 このように、電子部品としてのコンデンサ11は、ケース2の内部に組み込ま れ、それに支持される。この状態で、足部19は、ケース2の外部から直接外部 に出て、外部の回路に接続可能な状態となる。また他方の足部20は、端子22 を介してプリント基板14の導電パターン15に接続され、また端子22の端子 片24を介してケース2の外部に突出し、外部の回路に接続できる状態となる。
【0011】 次に、図5は、電気的な部分の接続状態を示している。電源28は、操作スイ ッチ29を介し、ファンモータ30およびファンモータ用のコンデンサ11、ソ レノイド12およびカムスイッチ13を介してシャッター駆動用のモータ4に接 続されている。前記のように、モータ4の回転は、減速機5その内部のクラッチ 6を介して出力軸7に固定された溝付のカム18および巻き取りプーリ18に伝 達される。
【0012】 操作スイッチ29がオンの状態に設定されると、ファンモータ30は、直ちに 回転し、またソレノイド12は、クラッチ6を回転力の伝達状態に設定する。同 時に、カムスイッチ13が溝付のカム18の外周に接していてオンの状態に設定 されているため、操作スイッチ29のオンの時点で、モータ4の回転は、減速機 5および伝達状態のクラッチ6を介して出力軸7の巻き取りプーリ8およびカム スイッチ13に伝達される。
【0013】 このとき、巻き取りプーリ8は、ワイヤ9をシャッター31の閉じる方向の付 勢力に抗して巻き込むことによって、シャッター31を開放状態に設定する。シ ャッター31が開放状態に設定されると、カムスイッチ13がカム18の溝の部 分に落ち込んでオフの状態になるため、シャッター駆動用のモータ4は自動的に 停止する。この状態でも、クラッチ6がかみ合い状態のままに設定されているた め、シャッター31は、減速機5の部分の大きなトルクによって開放状態に保持 されている。
【0014】 ここで、操作スイッチ29をオフの状態に設定すると、ファンモータ30は、 直ちに停止し、またソレノイド12は、クラッチ6を遮断状態とする。このクラ ッチ6の遮断によって、減速機5の側でシャッターの保持力が失われるため、シ ャッター31は、閉じる方向の付勢力によって、巻き取りプーリ8を巻き戻しな がら閉じる方向に移動する。シャッター31が完全に閉じると、溝付のカム18 は、外周部分でカムスイッチ13をオンの状態に設定し、次の動作に備える。
【0015】 なお、電子部品は、コンデンサに限らず、抵抗やダイオード、集積回路チップ などであってもよい。また、足部20と端子20との接続は、交差状態の圧接で なく、一対の弾性的な挟み込み接片で接続する形式であってもよい。
【0016】
【考案の効果】
本考案では、電子部品の一方の足部によって電子部品がケースの内部で位置決 めされ、また他方の足部がケース内で移動可能な端子に対し圧接状態で接続され ているため、足部間の寸法のばらつきが許容でき、電子部品の取り付けや寸法管 理が容易となり、しかもそのばらつきにかかわらず足部と端子との電気的な接続 が状態が安定に確保できる。また電子部品の容量を変更したいとき、足部間の寸 法が違ってきても、端子の寸法などに大きな変更が必要とされないため、ユニッ トの寸法の変更や電圧変更などに対しても容易に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】換気扇のシャッター駆動用のモータアクチュエ
ータの平面図である。
【図2】巻き取りプーリに対するワイヤの取り付け部分
の一部拡大断面図である。
【図3】ケースの内部に取り付けられる電子部品などの
取り付け状態の平面図である。
【図4】ケースの内部に電子部品を支持した状態の拡大
断面図である。
【図5】電気的な接続部分のブロック線図である。
【符号の説明】
1 換気扇のシャッター駆動用のモータアクチュエータ 2 ケース 3 ケース 4 モータ 5 減速機 6 クラッチ 8 巻き取りプーリ 9 ワイヤ 10 ストッパ 11 電子部品としてのコンデンサ 19 足部 20 足部 21 孔 22 端子 23 圧接スリット 24 端子片 25 接続片 26 穴 27 長孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサ等の2本の足部を有する電子
    部品をケースに支持するものにおいて、一方の足部をケ
    ースの孔に圧入し、他方の足部はケースに足部の間隔方
    向移動自在に支持した端子と圧接したことを特徴とする
    ケースへの電子部品の取り付け構造。
  2. 【請求項2】 端子に圧接スリットを形成し、この圧接
    スリットに対し他方の足部を交差状態で差し込むことに
    より圧接させることを特徴とする請求項1記載のケース
    への電子部品取り付け構造。
JP1991112707U 1991-12-27 1991-12-27 ケースへの電子部品取り付け構造 Expired - Fee Related JP2554360Y2 (ja)

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JPH0555479U true JPH0555479U (ja) 1993-07-23
JP2554360Y2 JP2554360Y2 (ja) 1997-11-17

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH022859U (ja) * 1988-06-15 1990-01-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH022859U (ja) * 1988-06-15 1990-01-10

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