JPH0554583A - デイスクカートリツジ - Google Patents

デイスクカートリツジ

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JPH0554583A
JPH0554583A JP3232482A JP23248291A JPH0554583A JP H0554583 A JPH0554583 A JP H0554583A JP 3232482 A JP3232482 A JP 3232482A JP 23248291 A JP23248291 A JP 23248291A JP H0554583 A JPH0554583 A JP H0554583A
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disk
magneto
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cartridge
disc
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Kenji Takahashi
賢二 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】合成樹脂からなるディスク基板2に磁性プレー
ト4,14を取付ける際に発生する突出部10,20と
カートリッジ本体23の内面との接触を防止し、削れ粉
の発生を防止する。 【構成】センター穴3が穿設された合成樹脂により形成
されてなるディスク基板2とこのディスク基板2の一方
の主面側にセンター穴3を閉塞して取付けられる磁性プ
レート4,14とからなるディスク1,11を収納する
カートリッジ本体23の内面に、ディスク基板2に磁性
プレート4,14を取付けたことによって生ずる突出部
を逃げる逃げ部36を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクや光磁気デ
ィスク等の如く所望の情報信号が記録されるディスクを
収納したディスクカートリッジに関し、特に磁気吸引力
を利用してディスクテーブル上にクランプされ得るよう
に磁性プレートが取付けられたディスクを収納したディ
スクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクや光磁気ディスクの如
く所望の情報信号が記録される情報信号記録用のディス
クが提案されている。この種のディスクにあっては、情
報信号の高密度記録が可能であって、極めて小径のもの
が提案されている。例えば、光磁気ディスクにあって
は、直径を64mm以下となす小径のものが提案されて
いる。このように小径であって、高密度記録が可能とな
された光磁気ディスクは、ディスク回転駆動装置に装着
されて高速で回転操作される。そして、高速で回転操作
された状態で、光磁気ディスクの一主面に形成された信
号記録層に設けられた微細な記録トラックに、光ピック
アップから出射される光ビームを照射するとともに、磁
気ヘッドによって外部磁界を印加することによって所望
の情報信号の記録が行われる。
【0003】このように高速で回転操作されこち光磁気
ディスクの微細な記録トラックに光ビームを正確に照射
するためには、上記光磁気ディスクは、ディスク回転駆
動装置のディスクテーブルに確実に一体化されるととも
に上記ディスクテーブルの軸心に回転中心を高精度に位
置決めして装着される必要がある。
【0004】そこで、光磁気ディスクをディスクテーブ
ルに確実に一体化し高精度に位置決めして装着するた
め、上記光磁気ディスク側に金属等の磁性材料により形
成された磁性プレートを配設し、ディスクテーブル側に
配設したマグネットで上記磁性プレートを吸引すること
によって、上記光磁気ディスクをディスクテーブル上に
クランプするようにしたディスククランプ方式が提案さ
れている。
【0005】このマグネットの吸引力を利用したディス
ククランプ方式に用いられる光磁気ディスク1として図
6及び図7に示すように構成されたものが提案されてい
る。この図6及び図7に示す光磁気ディスク1は、透明
なポリカーボネート樹脂等の合成樹脂を円盤状に成形し
て形成されたディスク基板2を備えている。このディス
ク基板2の一方の主面2a側には、所望の情報信号が記
録される情報信号記録層が被着形成されている。そし
て、上記ディスク基板2は、情報信号記録層が被着形成
される一方の主面2aと対向する他方の主面2bを情報
信号の書込み読出し面となし、この書込み読出し面側か
ら上記信号記録層に光ヘッドから出射される光ビームを
照射することによって情報信号の記録再生が行われる。
【0006】また、上記ディスク基板2の中央部には、
図6及び図7に示すように、ディスク回転駆動装置のデ
ィスクテーブル側に配設されるセンタリング部材が係合
するセンター穴3が穿設されている。さらに、上記ディ
スク基板2の一方の主面2a側の中央部には、上記セン
ター穴3を囲んでディスクテーブル側に配設されたマグ
ネットに吸引される磁性プレートとしての金属プレート
4が収納される如く配設される金属プレート収納凹部5
が形成されている。この金属プレート収納凹部5は、金
属プレート4が一方の主面2aと面一となって収納配設
されるように、上記金属プレート4の厚さに略等しい深
さに形成されている。
【0007】そして、上記金属プレート収納凹部5の外
周縁側には、この金属プレート収納凹部5に配設された
金属プレート4を支持するための支持突起7を形成する
ための突部6が等間隔で複数突設されている。
【0008】上記金属プレート収納凹部5に収納配設さ
れた金属プレート4は、上記各突部6が熱若しくは超音
波により熱変形されることによって上記金属プレート収
納凹部5内に突出される支持突起7によりその周縁が支
持されることにより上記金属プレート収納凹部5内に支
持されてディスク基板2に取付けられる。
【0009】なお、上記ディスク基板2の他方の主面2
b側の中央部には、図7に示すように、上記センター穴
3を囲んで、円環状の膨出部8が一体に形成されてい
る。この膨出部8は、薄いディスク基板2に穿設される
センター穴3の深さを深くなすことによって、この光磁
気ディスク1が装着されるディスクテーブル側に配設さ
れるセンタリング部材の上記センター穴3に対する突出
量を大きくなし、上記光磁気ディスク1の回転中心を上
記ディスクテーブルの軸心に一致させて装着させるセン
タリング操作を確実に行わせるように機能するものであ
る。
【0010】また、マグネットの吸引力を利用したディ
スククランプ方式に用いられる光磁気ディスク11の他
の例として、図8及び図9に示すように構成されたもの
が提案されている。この光磁気ディスク11は、前述し
た光磁気ディスク1の如く金属プレート収納凹部5の周
縁に金属プレート4を支持するための支持突起7を設け
ることなく金属プレート14の支持を行うものである。
【0011】この光磁気ディスク11は、金属プレート
14の肉厚より十分に深い金属プレート収納凹部15を
ディスク基板2に形成する。一方、上記金属プレート収
納凹部15に収納される金属プレート14は、外周側に
周縁に向かって垂下するように折り曲げられた折り曲げ
部16を形成し、この折り曲げ部16を介して金属プレ
ート収納凹部15底面の載置面17に載置される載置片
18を形成する。すなわち、金属プレート14は、折り
曲げ部16分の高さを有し、この折り曲げ部16の基端
側周縁に鍔状に突設された載置片18を有するキャップ
状に形成されてなる。
【0012】このように形成された金属プレート14
は、載置片18を載置面17に載置して金属プレート収
納凹部15内に収納配置することにより、折り曲げ部1
6の外周縁と金属プレート収納凹部15と内周面間に空
隙が形成される。そして、上記金属プレート14は、上
記金属プレート収納凹部15の周縁の数個所、例えば4
ヵ所を熱変形させることにより金属プレート収納凹部1
5内に突出するように形成された支持突起19によっ
て、上記載置片18が支持されることにより上記金属プ
レート収納凹部15内に支持されてなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した図
6及び図7に示すようにディスク基板1に突部6を突設
し、この突部6を熱変形させて金属プレート4を支持す
る支持突起7を形成するようにしたものにあっては、上
記突部6を熱変形させた際、この突部6の全部が押し潰
されず、図7に示すように、鋭利な突起10としてディ
スク基板2の一方の主面側に残ってしまう虞れがある。
【0014】また、前述した図8及び図9に示すように
金属プレート収納凹部15の周縁の数個所を熱変形させ
ることにより、金属プレート14の支持突起19を形成
するようにしたものにあっても、図9に示すように、デ
ィスク基板2の一方の主面2a側に鋭利に突出する突起
20が形成される虞れがある。
【0015】上述のようにディスク基板の一方の主面側
に鋭利な突起が形成されたディスクをカートリッジ本体
内に収納すると、上記突起がカートリッジ本体の内面に
接触し、上記突起から削れ粉が発生し、この削れ粉がデ
ィスクの情報信号の書込み読出し面等に付着し、情報信
号に記録再生を不能にしてしまう虞れがある。
【0016】特に、小径の光磁気ディスクを収納して構
成されたディスクカートリッジは、カートリッジ自体の
平面形状が小型であるばかりか、その厚さも薄いものと
して形成されている。そのため、カートリッジ本体内に
形成されたディスク収納部の厚さも、ここに収納される
光磁気ディスクの厚さより僅かに大きい程度であるの
で、上述したような突起がディスク基板に発生すると、
上記突起とカートリッジ本体の内面との接触を防止する
ことができず、削れ粉の発生を免れ得ないものとなって
しまう。
【0017】そこで、本発明は、合成樹脂からなるディ
スク基板に磁性プレートを取付ける際、上記ディスク基
板の主面に突起が発生したとしても、カートリッジ本体
の厚さを厚くすることなく上記突起とカートリッジ本体
内面との接触を防止し、削れ粉の発生を防止し得るよう
にしたディスクカートリッジを提供しようとするもので
ある。
【0018】
【課題を達成するための手段】本発明は、上述したよう
な目的を達成するため、センター穴が穿設された合成樹
脂により形成されてなるディスク基板とこのディスク基
板の一方の主面側に上記センター穴を閉塞して取付けら
れる磁性プレートとからなるディスクをカートリッジ本
体内に収納してなるディスクカートリッジにおいて、上
記ディスク基板に磁性プレートを取付けたことによって
生ずる突起等の突出部を逃げる逃げ部をカートリッジ本
体の内面に設けるようにしたものである。
【0019】
【作用】本発明に係るディスクカートリッジは、合成樹
脂からなるディスク基板に磁性プレートを取付ける際、
上記ディスク基板の主面に発生する突起等の突出部が、
カートリッジ本体の内面に設けた逃げ部に対向し、上記
突出部の上記カートリッジ本体内面への接触が防止され
る。
【実施例】以下、本発明に係るディスクカートリッジの
具体的な実施例を図面を参照して説明する。本発明に係
るディスクカートリッジは、所望の情報信号が記録され
るディスクを収納して構成されてなるものであって、図
1に示すように、上記光磁気ディスク1又は11を収納
する上ハーフ21と下ハーフ22を互いに突き合わせ結
合されて形成される方形状をなすカートリッジ本体23
を備えてなる。
【0020】ここで、上記カートリッジ本体23には、
前述したように、ディスク基板2に突部6を設け、この
突部6を熱変形させて支持突起7を形成し、この支持突
起7を用いて金属プレート4を上記ディスク基板2に取
付けた図6及び図7に示すように構成された光磁気ディ
スク1、あるいはディスク基板2に形成された金属プレ
ート収納凹部15の周縁を熱変形させて支持突起19を
形成し、この支持突起19を用いて金属プレート14を
上記ディスク基板2に取付けた図8及び図9に示すよう
に構成された光磁気ディスク11が収納される。以下に
おいては、図8及び図9に示すように構成された光磁気
ディスク11を収納した例を挙げて説明する。
【0021】上述のように構成された光磁気ディスク1
1が収納されるカートリッジ本体23を構成する方形状
をなす上ハーフ21と下ハーフ22の外周囲には、互い
に突き合わせられて上記カートリッジ本体23の外周壁
24を構成する立上り周壁24a,24bが形成されて
いる。また、上記上ハーフ21と下ハーフ22の相対向
する内面には、互いに突き合わせられてディスク収納部
25を構成するディスク収納部形成壁25a,25bが
立上り形成されている。これらディスク収納部形成壁2
5a,25bは、立上り周壁24a,24bに内接する
円弧を形成するように形成されてなる。さらに、上記上
ハーフ21と下ハーフ22の相対向する内面の各コーナ
部には互いに突き合わせ嵌合される突き合わせ嵌合突起
26a,26bが突設されている。そして、上記上ハー
フ21と下ハーフ22は、各立上り周壁24a,24b
及び各ディスク収納部形成壁25a,25bが突き合わ
せられるとともに、各突き合わせ嵌合突起26a,26
bが相対嵌合させられ、これら突き合わせ嵌合突起26
a,26bが溶着等によって結合されることによって一
体化されてカートリッジ本体23を構成する。
【0022】上述のように上下ハーフ21,22を突き
合わせ結合することによって構成されるカートリッジ本
体23には、このディスクカートリッジを記録再生装置
に装着したとき上記カートリッジ本体23に収納された
光磁気ディスク11を回転操作するディスク回転駆動装
置のディスクテーブルが進入するディスクテーブル進入
用開口部26が開設されている。このディスクテーブル
進入用開口部26は、具体的にはカートリッジ本体23
に収納された光磁気ディスク11のディスクテーブル上
に載置されるセンター穴3を含む膨出部8の部分を外方
に臨ませ得るように、図1に示すように下ハーフ22の
略中央部に円形の開口をもって形成されてなる。また、
上記カートリッジ本体23の上下面、すなわち上下ハー
フ21,22には、少なくともここに収納された光磁気
ディスク11の信号記録領域の一部を内外周に亘って外
方に臨まさせる情報信号記録再生用開口部27,28が
開設されている。これら情報信号記録再生用開口部2
7,28は、図1に示すように、ディスクテーブル進入
用開口部26に近接する位置からカートリッジ本体23
の前面側に亘って上記カートリッジ本体23の左右方向
の略中央位置に位置して方形状に形成されてなる。
【0023】さらに、上記カートリッジ本体23には、
上記情報信号記録再生用開口部27,28を介して内部
に塵芥等が進入し、ここに収納された光磁気ディスク1
1に付着することを防止するようになすため、上記情報
信号記録再生用開口部27,28を閉塞するシャッタ部
材29が配設される。このシャッタ部材29は、薄い金
属板を打ち抜き折曲して断面コ字状に形成されてなるも
のであって、図2及び図3に示すように、カートリッジ
本体23の前面側から嵌合するようにしてカートリッジ
本体23に取付けられる。そして、上記シャッタ部材2
9は、図2中実線で示す上記情報信号記録再生用開口部
27,28を閉塞する位置と、図2中一点鎖線で示す上
記情報信号記録再生用開口部27,28を開放する位置
間に間に亘ってスライド可能となされてカートリッジ本
体23に取付けられてなる。なお、上記シャッタ部材2
9は、情報信号記録再生用開口部27,28を閉塞する
に足る大きさに形成されてなるので、本実施例における
ディスクカートリッジにあっては、ディスクテーブル進
入用開口部26は常時開放された状態にある。
【0024】また、カートリッジ本体23を構成する下
ハーフ22の前面側の一方のコーナ部には、シャッタ部
材29が図2及び図3に示すように情報信号記録再生用
開口部27,28を閉塞する位置にあるときに不用意に
移動操作されて上記情報信号記録再生用開口部27,2
8を開放しないようになすため、上記シャッタ部材29
に折曲形成した係合片30と係合し上記シャッタ部材2
9を上記閉塞位置に保持するロック部材31が図1に示
すように配設されている。さらに、上記下ハーフ22の
後面側の一方のコーナ部には、光磁気ディスク11への
情報信号の重ね記録を禁止する誤記録防止部材32が配
設されている。
【0025】上述のように構成されたカートリッジ本体
23に対し光磁気ディスク11は、図4に示すように、
膨出部8をディスクテーブル進入用開口部26に臨ませ
るようにしてディスク収納部25内に回転可能に収納さ
れてなる。ところで、上記カートリッジ本体23を構成
する上下ハーフ21,22の内面には、図1及び図4に
示すように、ディスク収納部25に収納された光磁気デ
ィスク11の非信号記録領域に対向するようにして上記
光磁気ディスク11を支持するディスク支持突起33,
34が突設されてなる。すなわち、上ハーフ21の内面
に形成されるディスク支持突起33は、ディスク収納部
25に径方向の移動が規制されて収納された光磁気ディ
スク11の内周側の非信号記録領域に対向するようにし
てリング状に形成され、下ハーフ22の内面に形成され
るディスク支持突起34は、ディスクテーブル進入用開
口部26の周縁を囲むようにして上記光磁気ディスク1
1の内周側の非信号記録領域に対向して設けられてな
る。このようにカートリッジ本体23の内面にディスク
支持突起33,34を設けることにより、光磁気ディス
ク11は、信号記録領域をカートリッジ本体23の内面
に接触させるこなく非信号記録領域のみが支持されてカ
ートリッジ本体23に収納される。そして、光磁気ディ
スク11は、カートリッジ本体23に回転自由な状態で
収納されても、少なくとも記録再生特性に直接影響する
信号記録領域に傷付き等の損傷を受けないようにして上
記カートリッジ本体23に収納させることができる。
【0026】そして、本発明に係るディスクカートリッ
ジにあっては、さらにカートリッジ本体23に収納され
た光磁気ディスク11に取付けられた金属プレート14
を受けるプレート受部35が設けられている。このプレ
ート受部35は、図4に示すように、ディスク収納部2
4に径方向の移動が規制されて収納された光磁気ディス
ク11に取付けられた金属プレート14に対向するよう
にして上ハーフ21の内面に突設されてなるものであっ
て、円盤状に形成された上記金属プレート14より稍々
小径のリング状に形成されてなる。
【0027】上記プレート受部35は、図4に示すよう
に、上ハーフ21の内面に突設されるディスク支持突起
33と略同一若しくは稍々低い高さをもって突設されて
なる。すなわち、上記プレート受部35は、ディスクテ
ーブル進入用開口部26を介して光磁気ディスク11に
突き上げ方向の負荷が加えられたとき、上記ディスク磁
気突起33がディスク基板2を支持すると略同時に金属
プレート14を支持し得るように形成されてなるもので
ある。従って、本実施例の光磁気ディスク11の如く、
金属プレート14がディスク基板2の一方の主面と略面
一になるようにして取付けられた場合にあっては、ディ
スク支持突起33と略同一の高さ、あるいは金属プレー
ト14の取付け誤差を配慮して稍々低い高さをもって上
ハーフ21の内面に突設されている。
【0028】ところで、本発明に係るディスクカートリ
ッジにあっては、カートリッジ本体23を構成する上ハ
ーフ21の内面に、上記カートリッジ本体23に収納さ
れる光磁気ディスク14に生ずる突起20を逃げる逃げ
部36が設けられている。この逃げ部36は、カートリ
ッジ本体23のディスク収納部25に径方向に移動が規
制さて収納された光磁気ディスク11に生ずる突起20
に対応する位置に設けられてなるものであって、ディス
ク支持突起33とプレート受部35間にリング状に形成
されてなる。上記逃げ部36は、上ハーフ21の上記デ
ィスク支持突起33とプレート受部35間の部分を肉薄
となすように穿設し、凹状の溝部をなすように形成され
ている。
【0029】そして、上記逃げ部36は、カートリッジ
本体23内で光磁気ディスク11が図5に示すように上
ハーフ21側に突き上げられ、ディスク支持突起33に
支持された状態において、ディスク基板2の一方の主面
2a側に突出する突起20が上ハーフ21に接触するこ
とのを防止するに足る深さをもって形成される。すなわ
ち、上記逃げ部36は、ディスク基板2の一方の主面2
a側に金属プレート14を取付ける際に生ずる突起20
の高さを考慮してその深さが決定される。しかし、上記
逃げ部36は、上ハーフ21の肉厚が過度に薄くなり機
械的な強度が保証し得なくならない深さに設定される。
【0030】なお、図6及び図7に示すように構成され
た光磁気ディスク1を収納した場合にあっては、平板状
の金属プレート4がディスク基板2の一方の主面と面一
になるように取付けられてなるので、上記金属プレート
4を支持する支持突起7を含む突部6もディスク基板2
の一方の主面に突出した状態にあるが、上記逃げ部36
は、上記突部6の逃げ部としても機能する。従って、本
発明に係るディスクカートリッジは、金属プレート4を
取付けるために主面から突出してしまう突出部が生ずる
ディスク基板2を収納するものに適用して有用となる。
【0031】
【発明の効果】上述したように、本発明に係るディスク
カートリッジは、カートリッジ本体の内面にディスク基
板に磁性プレートを取付けたことによって生ずる突出部
の逃げ部を形成してなるので、上記突起とカートリッジ
本体との接触を防止することができ、削れ粉の発生が防
止される。そして、削れ粉がディスクの情報信号の書込
み読出し面等に付着し、情報信号に記録再生を不能にし
てしまうことが確実に防止される。また、上記突起を逃
げるため、カートリッジ本体の厚さを厚くする必要もな
いので、小径の光磁気ディスクを収納し、平面形状が小
型であるばかりか、その厚さも薄いものとして形成され
るディスクカートリッジの厚さを抑えて構成することで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジの分解斜視
図である。
【図2】本発明に係るディスクカートリッジの上面側か
らの斜視図である。
【図3】本発明に係るディスクカートリッジの下面側か
らの斜視図である。
【図4】上記ディスクカートリッジの横断面図である。
【図5】光磁気ディスクが上ハーフ側に突き上げられた
状態のディスクカートリッジの断面図である。
【図6】本発明に係るディスクカートリッジに収納され
る光磁気ディスクの組み立て斜視図である。
【図7】金属プレートをディスク基板に取付けた状態の
上記光磁気ディスクの断面図である。
【図8】本発明に係るディスクカートリッジに収納され
る光磁気ディスクの他の例を示す組み立て斜視図であ
る。
【図9】金属プレートをディスク基板に取付けた状態の
上記光磁気ディスクの断面図である。
【符号の説明】
1,11・・・光磁気ディスク 2・・・ディスク基板 4,14・・・金属プレート 7,19・・・支持突起 10,20・・・突起 21・・・上ハーフ 23・・・カートリッジ本体 36・・・逃げ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センター穴が穿設された合成樹脂により
    形成されてなるディスク基板とこのディスク基板の一方
    の主面側に上記センター穴を閉塞して取付けられる磁性
    プレートとからなるディスクをカートリッジ本体内に収
    納してなるディスクカートリッジにおいて、 上記ディスク基板に磁性プレートを取付けたことによっ
    て生ずる突出部を逃げる逃げ部をカートリッジ本体の内
    面に設けてなるディスクカートリッジ。
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