JP3072658B2 - 情報信号記録ディスク - Google Patents

情報信号記録ディスク

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JP3072658B2
JP3072658B2 JP3214104A JP21410491A JP3072658B2 JP 3072658 B2 JP3072658 B2 JP 3072658B2 JP 3214104 A JP3214104 A JP 3214104A JP 21410491 A JP21410491 A JP 21410491A JP 3072658 B2 JP3072658 B2 JP 3072658B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクや光磁気デ
ィスク等の如く所望の情報信号が記録される情報信号記
録ディスクに関し、特にマグネットの磁気吸引力を利用
してディスクテーブルにクランプし得るようにしたもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクや光磁気ディスクの如
く所望の情報信号が記録される情報信号記録用のディス
クが提案されている。
【0003】この種のディスクにあっては、情報信号の
高密度記録が可能であって、極めて小径のものが提案さ
れている。例えば、光磁気ディスクにあっては、直径を
64mm以下となす小径のものが提案されている。
【0004】このように小径であって、高密度記録が可
能となされた光磁気ディスクは、ディスク回転駆動装置
に装着されて高速で回転操作される。そして、高速で回
転操作された状態で、光磁気ディスクの一主面に形成さ
れた信号記録層に設けられた微細な記録トラックに、光
ピックアップから出射される光ビームを照射するととも
に、磁気ヘッドによって外部磁界を印加することによっ
て所望の情報信号の記録が行われる。
【0005】このように高速で回転操作されながら微細
な記録トラックに光ビームを正確に照射するためには、
光磁気ディスクは、ディスク回転駆動装置のディスクテ
ーブルに確実に一体化されるとともに高精度に位置決め
が図られて装着される必要がある。
【0006】ところで、光磁気ディスクをディスクテー
ブルに確実に一体化し高精度に位置決めして装着するた
め、上記光磁気ディスク側に配設された磁性板である金
属板をディスクテーブル側に配設したマグネットで吸引
し、上記光磁気ディスクをディスクテーブル上にクラン
プするようにしたディスク装着方式が提案されている。
【0007】このマグネットの吸引力を利用したディス
ク装着方式に用いられる光磁気ディスク100は、図5
に示すように、透明なポリカーボネート樹脂等の合成樹
脂を円盤状に成形して形成されたディスク基板101を
備えている。このディスク基板101の一方の主面10
1a側には、所望の情報信号が記録される情報信号記録
層が被着形成されている。このディスク基板101を用
いて構成される光磁気ディスク100は、上記ディスク
基板101の情報信号記録層が被着形成される一方の主
面101aと対向する他方の主面101bを情報信号の
書込み読出し面となし、この書込み読出し面側から上記
信号記録層に光ビームを照射することによって情報信号
の記録再生が行われる。
【0008】また、上記ディスク基板101の中央部に
は、当該光磁気ディスク100が図5に示すようにディ
スク回転駆動装置200のディスクテーブル201上に
装着されるとき、上記光磁気ディスク100の回転中心
を上記ディスクテーブル201の回転軸心に一致させる
ように機能するセンタリング部材202が係合するセン
ター穴102が穿設されている。さらに、上記ディスク
基板101の一方の主面101a側の中央部には、上記
センター穴102を閉塞するように平板な円板状をなす
磁性板である金属板103が接着剤等を用いて接合配設
されている。
【0009】そして、直径を64mm以下となす小径の
光磁気ディスク100のディスク基板101は、その厚
さが1.2mm程度の薄いものとして形成されてなるの
で、ディスクテーブル201側に配設されるセンタリン
グ部材202が係合するセンター穴102の深さを十分
に大きくなすことができない。さらに、ディスク基板1
00の一方の主面101a側には、上記センター穴10
2を閉塞して金属板103が配設されてなるので、上記
センター穴102に係合するセンタリング部材202の
高さを十分に大きくすることができない。
【0010】ところで、光磁気ディスク100がディス
クテーブル201上に装着され際、上記光磁気ディスク
100の回転中心を上記ディスクテーブル201の回転
軸心に一致させるように機能するセンタリング操作を行
うセンタリング部材202は、ディスクテーブル201
を支持する駆動軸203の軸方向に進退可能であって、
コイルバネ204によって上記駆動軸203の先端側に
付勢されて取付けられている。そして、上記センタリン
グ部材202は、光磁気ディスク100がディスクテー
ブル201上に装着されて行く際、上記光磁気ディスク
100の負荷を受けてコイルバネ204の付勢力に抗し
て駆動軸203の軸方向に進退しながらセンター穴10
2に係合して行くことによって上記光磁気ディスク10
0のディスクテーブル201に対するセンタリング操作
を行う。
【0011】このようなセンタリング操作を確実に行う
ためには、センタリング部材202の高さを十分に大き
くなし、光磁気ディスク100とセンタリング部材20
2の相対移動量を大きくする必要がある。
【0012】そこで、この種の光磁気ディスク100に
あっては、図5に示すように、ディスク基板101の金
属板103が配設される一方の主面101aと対向する
他方の主面101bにセンター穴102を囲んでリング
状に膨出部104を突設してセンター穴102の深さを
十分に大きくなすように構成されている。そして、上記
センター穴102に相対係合するセンタリング部材20
2の高さを十分に大きなものとなし、センタリング操作
時における光磁気ディスク100と上記センタリング部
材202の相対移動量を大きくなすことによって確実な
センタリング操作が実現している。
【0013】なお、センタリング部材202によってセ
ンタリング操作が図られてディスクテーブル201上に
装着された光磁気ディスク100は、図5に示すよう
に、上記膨出部104の端面を装着基準面104aとな
し、この装着基準面104aをディスクテーブル201
のディスク載置面201a上に載置して上記ディスクテ
ーブル201上に装着される。また、上記光磁気ディス
ク100は、ディスクテーブル201上に装着されたと
き、ディスクテーブル201側に配設されるマグネット
205によって金属板103が吸引されてクランプさ
れ、駆動モータ206により上記ディスクテーブル20
1と一体化されて回転操作される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した光磁気ディス
ク100にあっては、センター穴102の深さを大きく
なすためディスク基板101に形成されるリング状をな
す膨出部104は、ディスク基板101のセンター穴1
02の周縁を肉厚になすようにして形成されてなるもの
である。このように肉厚となされた膨出部104を有
し、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂を用いて成形さ
れるディスク基板101にあっては、成形後全体を均一
に硬化させることが極めて困難であある。特に、肉厚と
なされた膨出部104は、信号記録領域部が形成される
肉薄の部分に比し硬化速度が遅くなるため、成形歪みで
あるいわゆるヒケを生じやすい。上記膨出部104は、
その端面が上述したようにディスクテーブル201に対
する装着基準面104aとなるので、この膨出部104
にヒケが生ずると上記装着基準面104aは平滑な面と
ならなくなる。この装着基準面104aの平滑度が維持
されないと、光磁気ディスク100は正確な水平度を維
持してディスクテーブル201上に装着し得なくなり、
ディスクテーブル201とともに回転操作されたとき光
学ヘッドから照射される光ビームの光軸に対し信号記録
面を正確に直交させることができなくなる。そして、光
ビームが光磁気ディスク100の記録トラックを正確に
トラッキングすることができなくなり、良好な記録再生
特性をもって情報信号の記録再生が行えなくなる。
【0015】また、上記装着基準面104aの平滑度が
維持されなくなると、ディスクテーブル201のディス
ク載置面201aに対する接触面積が小さくなり、上記
装着基準面104aとディスク載置面201a間に適性
な摩擦力が得られなくなる。その結果、光磁気ディスク
100をディスクテーブル201の回転に正確に同期さ
せて回転操作させることができなくなり、良好な記録再
生特性をもって情報信号の記録再生が行えなくなる。
【0016】上述したような成形歪みであるヒケの発生
を抑えるため、金型の信号記録領域部が形成される肉薄
の部分と肉厚となる膨出部104の部分を成形する部分
に対する合成樹脂の射出に時間差を設けてディスク基板
101を成形するようなことが考えられるが。しかし、
このような手法を採用すると、先に金型内に射出された
合成樹脂に不要な射出圧が加わり、成形されるディスク
基板101に内部応力が生じ、光ビームを照射させたと
きに複屈折を発生させてしまい、良好な記録再生特性を
もって情報信号の記録再生が行えなくなる。
【0017】そこで、本発明は、ディスク基板に膨出部
を形成した場合であっても、成形歪みであるヒケ等の発
生を抑え、高精度に平滑度が維持された装着基準面を有
し、ディスクテーブルに対し正確に水平度を維持して装
着でき、上記ディスクテーブルと正確に同期して回転操
作され、良好な記録再生特性を保証し得る情報信号記録
ディスクを提供することを目的とする。
【0018】さらに、本発明は、複屈折を生じさせるこ
となくポリカーボネート樹脂等の合成樹脂を用いて成形
可能となす情報信号記録ディスクを提供することを目的
とする。
【0019】
【課題を達成するための手段】本発明に係る情報信号記
録ディスクは、上述したような目的を達成するため、セ
ンター穴が穿設されるとともに一方の主面側に信号記録
層が設けられたディスク基板の上記信号記録層が設けら
れた一方の主面に対向する他方の主面側に、上記センタ
ー穴を囲んで上記ディスク基板の厚さと略同一の高さを
有する円環状の膨出部を一体に突設する。さらに、ディ
スク基板の一方の主面側に上記ディスク基板の厚さに略
等しい深さを有し上記膨出部より小径に形成されて上記
膨出部の厚さを上記ディスク基板の信号記録領域部が形
成されてなる部分略同一の厚さとするように上記セン
ター穴を囲んで磁性板収納凹部を設け、上記磁性板収納
凹部に、上記磁性板収納凹部に配設されたとき、主面部
を上記ディスク基板の一方の主面と面一となす高さの立
ち上がり部が設けられた磁性板と配設したものである。
【0020】
【作用】本発明に係る情報信号記録ディスクは、ディス
ク基板の他方の主面側に一体に形成される膨出部をディ
スク基板の信号記録領域部が形成されてなる部分の厚さ
と略同一とすることにより、ディスク基板の全体を略均
一の厚さすることができ、成形後に全体を均一に硬化さ
せることができる。また、磁性板収納凹部に配設される
磁性板は、上記磁性板収納凹部に配設されたとき、主面
部を上記ディスク基板の一方の主面と面一となす高さの
立ち上がり部を有することから、センター穴の深さが深
くされる。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る情報信号記録ディスクの
具体的な実施例を図面を参照して説明する。なお、以下
に説明される本発明に係る情報信号記録ディスクは、光
磁気ディスクに適用されたものである。
【0022】本発明が適用される光磁気ディスク1は、
図1に示すように、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂
を円板状に成形して形成されたディスク基板2を備えて
いる。このディスク基板2の一方の主面2a側には、所
望の情報信号が記録される情報信号記録層が被着形成さ
れている。このディスク基板2を用いて構成される光磁
気ディスク1は、上記ディスク基板2の情報信号記録層
が被着形成される一方の主面2aと対向する他方の主面
2bを情報信号の書込み読出し面となし、この書込み読
出し面側から上記信号記録層に光ビームを照射すること
によって情報信号の記録再生が行われる。
【0023】そして、直径Rを64mmとなす小型の光
磁気ディスク1を構成するディスク基板2にあっては、
1.2mmの厚さtをもって形成されてなる。また、こ
の光磁気ディスク1にあっては、内周側の直径32mm
の領域を除く外周側部分をもって情報信号が記録される
信号記録領域部Dとしている。
【0024】また、上記ディスク基板2の中心部には、
前述したように構成されたディスク回転駆動装置200
のディスクテーブル201側に配設されるセンタリング
部材202が係合するセンター穴3が穿設されてなる。
このセンター穴3は、ディスク基板2を貫通して穿設さ
れ、信号記録層に同心円状又は螺旋状に形成される記録
トラックの曲率中心に中心を一致させるように形成され
ている。
【0025】さらに、上記ディスク基板2の他方の主面
2b側には、信号記録領域部Dとなされない非信号記録
領域部E内において、上記センター穴3を囲むようにし
て円環状の膨出部4が一体に形成されている。この膨出
部4は、薄いディスク基板2に穿設されるセンター穴3
の深さを大きくなすことによって、ディスクテーブル2
01側に配設されるセンタリング部材202の上記セン
ター穴3に対する突出量を大きくなすことを可能となす
ものである。すなわち、上記膨出部4は、センター穴3
に係合するセンタリング部材202の高さを十分に大き
くすることを可能となし、光磁気ディスク1のディスク
テーブル201上への装着操作時に、上記光磁気ディス
ク1とセンタリング部材202の相対移動量を大きくな
し、上記光磁気ディスク1の回転中心を上記ディスクテ
ーブル201の軸心に一致させて装着させるセンタリン
グ操作を確実に行わせるように機能するものである。こ
の膨出部4は、ディスク基板1の厚さtと略同一の突出
高さhをもって突設され、その先端面を前記示すように
磁気ディスク100と同様にディスクテーブル201の
ディスク載置面201aへの装着基準面4aとしてい
る。
【0026】さらにまた、上記ディスク基板2の一方の
主面2a側には、センター穴3を囲んで磁性板である金
属板5が配設される円環状をなす金属板収納凹部6が形
成されている。この金属板収納凹部6は、上記膨出部4
の外周径rより小径であって、ディスク基板2の厚さt
に略等しい深さに形成されてなる。このように膨出部4
が設けられた位置に対応してディスク基板2の厚さtに
略等しい深さの金属板収納凹部6を形成することによ
り、上記ディスク基板1の厚さtと略同一の突出高さh
をもって突出された膨出部4の肉厚wは、上記ディスク
基板1の厚さt、すなわち信号記録領域部Dが形成され
た部分の厚さと等しいものとなされる。
【0027】なお、上記金属板収納凹部6の金属板5の
載置面7となる底面部の内周側には、段部8が形成され
ている。この段部8は、上記金属板収納凹部6を成形す
る際、金属板5の載置面7にバリ等の突起の発生するこ
とを防止し、上記載置面7を平滑な面に維持するように
するものである。
【0028】一方、上記金属板収納凹部6に収納配設さ
れる金属板5は、光磁気ディスク1の重量を重くするこ
となく、また加工性を考慮して厚さtを0.4mm程度
の薄い磁性を有するステンレス板(SUSー430)等
の金属材料を円盤状に打ち抜いて形成されてなる。
【0029】この金属板5は、図1に示すように、金属
板収納凹部6に収納されに足る大きさの円盤状に形成さ
れてなるものである。そして、上記金属板5の中心部に
は、この金属板5が中心をディスク基板2の中心に一致
させて上記金属板収納凹部6に収納配設されるように位
置決めを図る位置決め孔9が穿設されている。この位置
決め孔9は、金属板5を金属板収納凹部6に収納配設す
る際、上記金属板5を把持等する治具挿入孔としても機
能する。
【0030】ところで、上記金属板5は、単に平板な円
板状に形成されただけであると、ディスク基板2の厚さ
tに略等しい深さの金属板収納凹部6に収納配設された
とき、この金属板収納凹部6の中心部に形成されたセン
ター穴3の深さを浅くしています。
【0031】そこで、本発明に用いられる金属板5は、
外周部側に曲げ加工によって形成された立上り部10が
形成されている。この立上り部10は、金属板5が金属
板収納凹部6に収納配設されたとき、中央の主面部5a
がディスク基板2の一方の主面2aと面一になるような
高さに形成されている。なお、上記立上り部10の外周
縁側には上記主面部5aと平行となる上記金属板収納凹
部6内の載置面7への載置片11が形成されれいる。す
なわち、この金属板5は、図1に示すように、全体をも
って凹湾状をなす円盤状に形成されてなる。上記立上り
部10は、曲げ加工のみならず打ち出し加工や、肉厚の
金属材料を切削することによって形成するものであって
もよい。
【0032】上述のように形成された金属板5は、載置
片11を金属板収納凹部6の載置面7に載置するように
して、図2に示すように、上記金属板収納凹部6に収納
配置される。そして、上記金属板5は、載置片11部分
を接着剤を用いて載置面7に接合することによって上記
金属板収納凹部6内に固定されてディスク基板2に取付
けられる。
【0033】なお、上記金属板5の金属板収納凹部6内
に固定は、接着剤を用いた接合のみならず、図3に示す
ように、上記金属板収納凹部6の周縁の一部を熱変形さ
せて支持突起12を形成し、この支持突起12によって
上記金属板5を支持してディスク基板2に取付けるよう
にしてもよい。
【0034】なお、本発明に用いられる金属板5は、図
4に示すように、外周縁側に載置片11を設けることな
く立上り部10のみを形成したものであってよい。この
場合には、金属板収納凹部6内に収納配設された金属板
5を覆ってディスク基板2の一方の主面2a側にフィル
ムシート18を接合することにより、上記金属板5をデ
ィスク基板2に支持するようにする。
【0035】なお、上述の実施例では、光磁気ディスク
に適用した例を挙げて説明したが、合成樹脂からなるデ
ィスク基板を有し、マグネットチャッキング等の磁性板
を有する情報信号記録ディスクに広く適用できるもので
ある。
【0036】
【発明の効果】上述したように、 本発明に係る情報信
号記録ディスクは、ディスク基板の他方の主面側に形成
される膨出部を、ディスク基板と略同一の厚さをもって
形成してなるので、ディスク基板の全体を略均一の厚さ
とすることができ、ディスク基板を成形した後、膨出部
を含むディスク基板の全体を均一に硬化させることがで
きるので、成形歪みであるヒケ等の発生を抑え、高精度
に平滑度が維持された装着基準面を有し、ディスクテー
ブルに対し正確に水平度を維持して装着でき、上記ディ
スクテーブルと正確に同期して回転操作され、良好な記
録再生特性を保証し得るものとなる。
【0037】さらに、本発明に係る情報信号記録ディス
クは、成形歪みであるヒケ等の発生を考慮することなく
成形できるので、複屈折等の光学特性の劣下を防止した
成形が可能となる。
【0038】さらにまた、磁性板収納凹部に配設される
磁性板は、上記磁性板収納凹部に配設されたとき、主面
部を上記ディスク基板の一方の主面と面一となす高さの
立ち上がり部を有することから、センター穴の深さを深
くすることができ、ディスクテーブル側のセンタリング
部材による正確なセンタリング操作を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光磁気ディスクの分解斜視図であ
る。
【図2】上記光磁気ディスクの部分拡大断面図である。
【図3】本発明に係る光磁気ディスクの他の例を示す部
分拡大断面図である。
【図4】本発明に係る光磁気ディスクのさらに他の例を
示す部分拡大断面図である。
【図5】従来の光磁気ディスクをディスクテーブル上に
クランプさせた状態の断面図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク、 2 ディスク基板、 3 セン
ター穴、 4 膨出部、5 金属板、 6 金属板収納
凹部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センター穴が穿設されるとともに一方の
    主面側に信号記録層が設けられたディスク基板と、 上記ディスク基板の上記信号記録層が設けられた一方の
    主面に対向する他方の主面側に上記センター穴を囲んで
    上記ディスク基板に一体に突設された上記ディスク基板
    の厚さと略同一の高さを有する円環状の膨出部と、 上記ディスク基板の一方の主面側に上記ディスク基板の
    厚さに略等しい深さを有し上記膨出部より小径に形成さ
    れて上記膨出部の厚さを上記ディスク基板の信号記録領
    域部が形成されてなる部分と略同一の厚さとするように
    上記センター穴を囲んで形成された磁性板収納凹部と、 上記磁性板収納凹部に配設され、上記磁性板収納凹部に
    配設されたとき、主面部を上記ディスク基板の一方の主
    面と面一となす高さの立ち上がり部が設けられた磁性板
    とを有する 情報信号記録ディスク。
JP3214104A 1991-03-05 1991-07-17 情報信号記録ディスク Expired - Lifetime JP3072658B2 (ja)

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