JPH0554258A - 電子式キヤツシユレジスタ - Google Patents

電子式キヤツシユレジスタ

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JPH0554258A
JPH0554258A JP21572491A JP21572491A JPH0554258A JP H0554258 A JPH0554258 A JP H0554258A JP 21572491 A JP21572491 A JP 21572491A JP 21572491 A JP21572491 A JP 21572491A JP H0554258 A JPH0554258 A JP H0554258A
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JP
Japan
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mode
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product
input
customer
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Pending
Application number
JP21572491A
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English (en)
Inventor
Hiroko Serizawa
浩子 芹澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0554258A publication Critical patent/JPH0554258A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現客に対する操作を一時保留し次客が買上げ
る商品の割込み登録を処理できるものにおいて、保留状
態にあった現客の支払いを処理すると同時に次客が買上
げる商品の割込登録処理を継続できるようにする。 【構成】 スキャナから商品コードが読取り入力される
と、通常モードの場合には現客に対して商品登録処理を
実行し、保留モードまたは保留精算モードの場合には次
客に対して商品登録処理を実行する。キーボードから登
録締めデータが入力されると、通常モードまたは保留精
算モードの場合には現客に対して登録締め処理を実行
し、保留モードの場合には次客に対して登録締め処理を
実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現在登録中の客(以下
現客と略称する)に対する操作を一時保留し、次の客
(以下次客と略称する)が買上げる商品の登録を割込ま
せることが可能な電子式キャッシュレジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電子式キャッシュレジス
タとしては、現客が買上げる商品の登録を完了したがそ
の現客が支払いに手間取っているような場合、保留キー
をキー入力して現客に対する操作を一時保留し、次客が
買上げる商品の登録を開始する。そして現客が支払いを
申し出ると、次客の支払いが完了するかまたは次客に対
するキー操作を保留した後、現客の保留状態を解除し、
現客の支払いを処理するようにしたものが知られてい
る。
【0003】また、この種の電子式キャッシュレジスタ
において上下2段の表示面を有する表示部を設け、割込
み処理時にはいずれか片側の表示面に割込み表示を行わ
せて、次客の登録内容を明確にしたものがある。(特開
平01−191290号公報等参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の電子式キャッシュレジスタにおいては、割込ま
れた現客の支払いを処理すると同時に次客が買上げる商
品の登録処理を継続することができないので、現客また
は次客のいずれか一方が他方の処理を終えるまで待たな
ければならず、能率が悪かった。
【0005】また、上下2段の表示面を有する表示部の
いずれか一方に割込み表示を行わせるものにあっても、
オペレータは現客に関する表示と次客に関する表示とを
一瞥しただけでは区別し難く、現客または次客への支払
い請求額を間違えることがあった。
【0006】なお、現客の支払いを処理すると同時に次
客が買上げる商品の登録処理を行える電子式キャッシュ
レジスタとして、客が買上げる商品を登録するためのチ
ェッカー機と、このチェッカー機で登録された商品の代
金支払いを処理するキャッシャー機とを回線を介して接
続してなる2人制電子式キャッシュレジスタがある。し
かるに、この2人制のものはチェッカー機で登録された
商品販売データを登録終了操作に応じてキャッシャー機
側のバッファに送信し、キャッシャー機においてはバッ
ファ内容を順次読出して支払い処理するものであるか
ら、現客の支払いよりも先に次客の支払いを処理するこ
とができず、本質的に割込み機能とは異なるものであ
る。
【0007】そこで本発明は、現客に対する操作を一時
保留し次客が買上げる商品の割込み登録を処理できるも
のにおいて、保留状態にあった現客の支払いを処理する
と同時に次客が買上げる商品の割込登録処理を継続で
き、処理能率の向上をはかり得る電子式キャッシュレジ
スタを提供しようとするものである。
【0008】また本発明は、割込み登録が行われた場合
に現客に関する表示と次客に関する表示とを容易に区別
でき、表示の確認ミスを低減できる電子式キャッシュレ
ジスタを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の電子式キ
ャッシュレジスタは、販売商品に設定される商品コード
を入力する商品コード入力部と、1登録の締めデータを
入力する締めデータ入力部と、それぞれ商品販売データ
を登録処理する第1,第2の販売データ記憶部と、通常
モード,保留モードまたは保留精算モードのいずれか1
モードを選択するモード選択手段と、商品コード入力部
から商品コードが入力される毎にモード選択手段により
選択されているモードを判別する第1のモード判別手段
と、この判別手段により通常モードの選択が判別される
と入力商品コードに基づいて得られる商品販売データを
第1の販売データ記憶部に登録処理し、保留モードまた
は保留精算モードの選択が判別されると該当する商品販
売データを第2の販売データ記憶部に登録処理する商品
登録処理手段と、締めデータ入力部から1登録の締めデ
ータが入力される毎にモード選択手段により選択されて
いるモードを判別する第2のモード判別手段と、この判
別手段により通常モードまたは保留精算モードの選択が
判別されると入力締めデータに基づいて第1の販売デー
タ記憶部内の登録処理データを精算し、保留モードの選
択が判別されると入力締めデータに基づいて第2の販売
データ記憶部内の登録処理データを精算する登録締め処
理手段とを備えたものである。
【0010】請求項2対応の電子式キャッシュレジスタ
は、前記商品コード入力部及び締めデータ入力部と、商
品販売データを表示する表示部と、それぞれ商品販売デ
ータを登録処理する第1,第2の販売データ記憶部と、
通常モードまたは保留モードを選択するモード選択手段
と、このモード選択手段により保留モードが選択される
と表示部の表示画面を2分割しそれまでの全画面表示情
報をいずれか一方の分割画面に表示させる表示制御手段
と、商品コード入力部から商品コードが入力される毎に
モード選択手段により選択されているモードを判別する
第1のモード判別手段と、この判別手段により通常モー
ドの選択が判別されると入力商品コードに基づいて得ら
れる商品販売データを第1の販売データ記憶部に登録処
理するとともに表示部に表示出力し、保留モードの選択
が判別されると該当する商品販売データを第2の販売デ
ータ記憶部に登録処理するとともに表示部の他方の分割
画面に表示させる商品登録処理手段と、締めデータ入力
部から1登録の締めデータが入力される毎にモード選択
手段により選択されているモードを判別する第2のモー
ド判別手段と、この判別手段により通常モードが判別さ
れると入力締めデータに基づいて第1の販売データ記憶
部内の登録処理データを精算し、保留モードの選択が判
別されると入力締めデータに基づいて第2の販売データ
記憶部内の登録処理データを精算する登録締め処理手段
とを備え、表示制御手段により分割される表示画面の一
方または他方を反転表示としたものである。
【0011】
【作用】請求項1対応の電子式キャッシュレジスタであ
れば、通常モードでは現客が買上げる商品の販売データ
が第1の販売データ記憶部に登録処理される。ここで、
次客の割込みが発生するとモード選択手段により保留モ
ードを選択する。そうすると、次客が買上げる商品の販
売データが第2の販売データ記憶部に登録処理される。
【0012】この次客が買上げる商品の販売登録中に現
客の支払いを処理する場合には保留精算モードを選択す
る。そうすると、締めデータ入力手段により入力された
1登録の締めデータに基づいて第1の販売データ記憶部
に登録処理された商品販売データが精算される。
【0013】このとき、商品コード入力手段により商品
コードが入力されると、その入力商品コードに基づいて
得られる商品販売データが第2の販売データ記憶部に登
録処理される。
【0014】また、請求項2対応の電子式キャッシュレ
ジスタであれば、現客が買上げる商品の登録中に次客の
割込みが発生し、モード選択手段により保留モードが選
択されると、表示部の表示画面が2分割され、その一方
の画面にそれまで表示部に表示されていた現客の商品販
売データが表示される。その後、商品コード入力部を介
して次客が買上げる商品の商品コードが入力されると、
その入力商品コードに基づいて得られる商品販売データ
が2分割された表示画面の他方に表示される。このと
き、表示画面の一方または他方が反転表示される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0016】図1は電子式キャッシュレジスタの外観を
示すブロック図で、筐体11の前面にキーボード12が
設けられている。このキーボード12には、図3に示す
ように置数キーK1、部門キーK2、PLU(プライス
・ルック・アップ)キーK3、×キーK4、小計キーK
5、締めキーK6、保留キーK7、保留精算キーK8等
の各種キーが配設されている。
【0017】前記筐体11の上面には、正面と裏面にそ
れぞれ1ライン40文字で20行まで表示可能な表示画
面13a,13bが設けられた表示器13が取り付けら
れており、下面には現金などを収納するためのドロワ1
4が設置されている。また、筐体11には図示しないが
レシート及びジャーナルに印字を行うためのプリンタが
内蔵されており、印字済みのレシートはレシート発行口
15から発行されるようになっている。さらに、商品に
付されるバーコード(商品コード)を読取るためのバー
コードスキャナ16が信号ケーブル17を介して筐体1
1に接続されている。
【0018】図2は前記電子式キャッシュレジスタの制
御回路を示すブロック図で、制御部本体を構成するCP
U(中央処理装置)21に、バスライン22を介してR
OM(リード・オンリ・メモリ)23及びRAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)24のメモリ部が接続されて
いる。
【0019】また、日時を計時する時計回路25、前記
ドロワ14を開放動作させるドロワ開放装置26に駆動
信号を出力する出力ポート27、通信回線を介して接続
される上位コントローラとのデータ送受信を制御する通
信インタフェース28、前記キーボード12のキー操作
によって発生するキー信号を取込むキーボードコントロ
ーラ29、前記表示器13の各表示画面13a,13b
に対する画面表示を制御する表示コントローラ30、前
記プリンタ31を駆動制御するプリンタコントローラ3
2、前記スキャナ16からのバーコード読取り信号が入
力されるスキャナインタフェース33等の各部が前記バ
スライン22を介して前記CPU21に接続されてい
る。
【0020】前記ROM23には、前記CPU21が各
部を制御するためのプログラムデータや表示文字,印字
文字のキャラクタジェネレータデータ等が予め格納され
ている。
【0021】前記RAM24には、各商品の商品コード
に対応して品名,単価等の商品情報がプリセットされる
商品情報ファイル、登録処理された各販売商品の販売デ
ータを商品別,部門別,取引別等に集計して売上合計デ
ータを記憶する各種売上合計器、前記CPU21が行う
各種の演算処理に使用されるワークエリア等が形成され
ている。
【0022】そして、特に図4に示すように現在登録中
の客いわゆる現客が買い上げる商品の商品コード,販売
点数及び販売金額を順次登録処理する現客用商品登録バ
ッファ(第1の販売データ記憶部)41、現客に対する
操作を保留した状態で次の客が買い上げる商品の商品コ
ード,販売点数及び販売金額を順次登録処理する次客用
商品登録バッファ(第2の販売データ記憶部)42、現
客の状態を区別するステータス0〜3(0→「待機」、
1→「登録」、2→「保留」、3→「会計」)が択一的
に記憶される現客状態ステータスメモリ43、次客の状
態を区別するステータス0〜1(0→「待機」、1→
「登録」)が択一的に記憶される次客状態ステータスメ
モリ44が形成されている。
【0023】ここで、現客の状態が「待機」または「登
録」で次客の状態が「待機」の場合には、現客が買い上
げる商品の登録前または登録中なので通常モードとす
る。また、現客の状態が「保留」で次客の状態が「待
機」または「登録」の場合には、商品登録中の現客が保
留状態にあり次客が買い上げる商品の登録前または登録
中なので保留モードとする。さらに、現客の状態が「会
計」で次客の状態が「登録」の場合には割り込んだ次客
の登録中に割り込まれた現客が代金を支払う状態なので
保留精算モードとする。
【0024】しかして、前記CPU21は電源の投入に
応動して図5に示すメインルーチンを実行するようにプ
ログラム設定されている。すなわち電源が投入される
と、ST(ステップ)1として所定のイニシャライズ処
理を実行する。このイニシャライズ処理の中で、前記各
ステータスメモリ43,44にそれぞれ「待機」状態の
ステータス“0”をセットし通常モードとする。また、
表示器13の各表示画面13a,13bをクリアする。
【0025】次いで、ST2としてスキャナインタフェ
ース33を制御し、バーコードスキャナ16によるバー
コードの読取り入力有無を判別する。読取り入力無しの
場合には、ST3としてキーボードコントローラ29を
制御し、キーボード12からのキー信号入力有無を判別
する。キー信号の入力無しの場合にはST2へ戻る。
【0026】ST2にてバーコードの読取り入力があ
り、そのバーコードが各商品に設定される商品コードに
相当するバーコードの場合には、商品登録処理ルーチン
を起動してST2に戻る。ここに、前記スキャナ16及
びスキャナインタフェース33は商品コード入力部とし
て機能する。
【0027】ST3にてキー信号の入力がある場合には
そのキー信号に該当する入力キーのキー処理ルーチン、
すなわち保留キーK7のキー信号の場合には保留キー処
理ルーチン、保留精算キーK8の場合には保留精算キー
処理ルーチン、締めキーK6の場合には締めキー処理ル
ーチンを起動してST2に戻る。ここに、キーボード1
2及びキーボードコントローラ29は締めデータ入力部
として機能する。
【0028】図6は前記商品登録処理ルーチンを示す流
れ図であって、このルーチンが起動されると、先ずST
11として前記現客状態ステータスメモリ43を調べる。
そして、ステータス“0”(「現客「待機」)の場合に
は通常モードにおいて現客が買い上げる最初の商品の商
品コードが入力されたので、上記ステータスメモリ43
内のステータスを“1”に変更し現客の登録状態とした
後、ST12としてその入力商品コードに対応する商品情
報を商品情報ファイルから読出し、商品販売データ(商
品コード,販売点数,販売金額)を取得して、現客用商
品登録バッファ41に登録処理する。次いで、ST13と
して登録処理した商品の品名,単価,販売点数,販売金
額等を前記表示器13の両画面13a,13bに1ライ
ンに亙り表示させて、このルーチンを終了する。
【0029】ST11にてステータス“1”(現客「登
録」)の場合には通常モードにおいて現客が買い上げる
商品の2番目以降の商品の商品コードが入力されたので
ST12へ進み、入力商品コードに基づく商品販売データ
を現客用商品登録バッファ41に登録処理する。次いで
ST13へ進み、登録処理した商品の品名,単価,販売点
数,販売金額等を前記表示器13の両画面13a,13
bに1ラインに亙り表示させて、このルーチンを終了す
る。
【0030】ST11にてステータス“2”(現客「保
留」)または“3”(現客「会計」)の場合には保留モ
ードまたは保留精算モードにおいて次客が買い上げる商
品の商品コードが入力されたので、ST14としてその入
力商品コードに対応する商品情報を商品情報ファイルか
ら読出し、商品販売データ(商品コード,販売点数,販
売金額)を取得して、次客用商品登録バッファ42に登
録処理する。次いで、ST15として登録処理した商品の
品名,単価,販売点数,販売金額等を前記表示器13の
前面画面13aに対しては向って左半分に、裏面画面1
3bに対しては向って右半分に1ラインで表示させて、
このルーチンを終了する。
【0031】この場合において、次客状態ステータスメ
モリ44のステータスが“0”(次客「待機」)の場合
には“1”(次客「登録」)に変更して、次客の登録状
態とする。
【0032】ここに、商品登録処理ルーチンにおけるS
T11の処理によって第1のモード判別手段を構成する。
また、ST12,ST13及びST14,ST15の処理によっ
て商品登録処理手段を構成する。
【0033】図7(a)は保留キー処理ルーチンを示す
流れ図であって、この処理ルーチンが起動されると、先
ず前記現客状態ステータスメモリ43を調べる。そし
て、ステータス“1”(現客「登録」)の場合には通常
モードにおいて商品登録中の現客に対する操作を一時保
留する保留モードが選択されたので、ST21として上記
ステータスメモリ43内のステータスを“2”に変更し
て現客の保留状態とする。次いで、ST22として前記表
示器13の両画面全面に表示中の現客商品登録情報を前
面画面13aに対しては向って右半分に、裏面画面13
bに対しては向って左半分に縮小かつ反転表示させて、
このルーチンを終了する。
【0034】現客状態のステータス“2”(現客「保
留」)の場合には、次客状態ステータスメモリ44を調
べる。そして、次客状態のステータス“0”(次客「待
機」)であれば次客の割込みによる商品登録中でないの
で、ST23として現客状態のステータスを“1”に変更
して保留解除を行い、画面半分に縮小かつ反転表示され
ていた現客商品登録情報を通常の全面表示に切換えて、
このルーチンを終了する。
【0035】なお、現客状態のステータス“2”で、次
客状態のステータス“1”(次客「登録」)の場合に
は、保留モードにおいて次客の割込みによる商品登録中
に現客の保留解除が指示されたので、キー入力をエラー
とする。また、現客状態のステータス“0”(現客「待
機」)の場合及びステータス“3”(現客「会計」)の
場合にも保留モードを解除できないのでキー入力をエラ
ーとする。
【0036】図7(b)は保留精算キー処理ルーチンを
示す流れ図であって、この処理ルーチンが起動される
と、先ず前記現客状態ステータスメモリ43を調べる。
そして、ステータス“2”(現客「保留」)の場合には
次客ステータスメモリ44を調べる。そして、次客状態
のステータス“1”(次客「登録」)であれば保留状態
にある現客の代金支払いが次客の商品登録中に行われる
ので、ST24として現客状態のステータスを“3”(現
客「会計」)に変更して保留精算モードを選択し、この
ルーチンを終了する。
【0037】現客状態のステータスが“3”(現客「会
計」)の場合にも次客ステータスメモリ44を調べる。
そして、次客状態のステータス“1”(次客「登録」)
であれば保留精算モードの解除が指示されたので、ST
25として現客状態のステータスを“2”(現客「保
留」)に変更して保留モードに戻し、このルーチンを終
了する。
【0038】なお、現客状態のステータスが“3”で次
客ステータスが“0”(次客「待機」)の場合には保留
精算モードを解除できず、キー入力をエラーとする。ま
た、現客状態のステータス“0”(現客「待機」)及び
“1”(現客「登録」)の場合にも保留精算モードを選
択できないので、キー入力をエラーとする。
【0039】すなわち、保留キー処理ルーチンにおける
ST21の処理によって通常モードから保留モードが選択
され、ST23の処理によって保留モードから通常モード
が選択される。また、保留精算キー処理ルーチンにおけ
るST24の処理によって保留モードから保留精算モード
が選択され、ST25の処理によって保留精算モードから
保留モードが選択される。
【0040】ここに、保留キー処理ルーチンにおけるS
T21,ST23の処理及び保留精算キー処理ルーチンにお
けるST24,ST25の処理によってモード選択手段を構
成する。また、保留キー処理ルーチンにおけるST22の
処理によって表示制御手段を構成する。
【0041】図8は締めキー処理ルーチンを示す流れ図
であって、この処理ルーチンが起動されると、先ずST
31として前記現客状態ステータスメモリ43を調べる。
そして、ステータス“1”(現客「登録」)または
“3”(現客「会計」)の場合には現客に対する登録締
めデータ(支払い方法,支払い金額等)が入力されたの
で、ST32として現客の登録締め処理を実行する。すな
わち、前記現客用表示登録バッファ41の内容を各種売
上げ合計器に累積処理する。また上記現客用表示登録バ
ッファ41の内容をもとに合計データ,釣銭等の登録締
め情報を求め、プリンタ31を動作させてレシートの印
字・発行を制御する。次いで、ST33として上記登録締
め情報を表示器13に表示させる。この場合において、
現客状態のステータスが“1”(現客「登録」)の場合
には両表示画面13a,13bの1ラインに亙って表示
させるが(ST33-1)、“3”(現客「会計」)の場合
には前面画面13aに対しては向って右半分に、裏面画
面13bに対しては向って左半分に縮小かつ反転表示さ
せる(ST33-2)。その後、上記現客状態のステータス
を“0”(現客「待機」)に変更して、このルーチンを
終了する。
【0042】一方、現客状態のステータスが“0”(現
客「待機」)または“2”(現客「保留」)の場合には
割込み登録をした次客に対する登録締めデータが入力さ
れたので、ST34として次客状態ステータスメモリ44
の内容が“1”(次客「登録」)であることを確認す
る。確認後、ST35として次客の登録締め処理を実行す
る。すなわち、前記次客用表示登録バッファ42の内容
を各種売上げ合計器に累積処理する。また上記次客用表
示登録バッファ42の内容をもとに合計データ等の登録
締め情報を求め、プリンタ31を動作させてレシートの
印字・発行を制御する。次いで、ST36として上記登録
締め情報を表示器13に表示させる。この場合、前面画
面13aに対しては向って左半分に、裏面画面13bに
対しては向って右半分に縮小して表示させる。その後、
上記次客状態のステータスを“0”(次客「待機」)に
変更して、このルーチンを終了する。
【0043】ここに、締めキー処理ルーチンにおけるS
T31及びST34の処理によって第2のモード判別手段を
構成する。また、ST32,ST33及びST35,ST36の
処理によって登録締め処理手段を構成する。
【0044】このような構成の本実施例の電子式キャッ
シュレジスタを採用する店においては、客が比較的少な
い時間帯では1台の電子式キャッシュレジスタに対して
1人のオペレータを配置する。そして、オペレータはス
キャナ16で商品コードを読取ることにより客が買上げ
る商品を登録し、登録を完了したならば支払いを受け、
キーボード12から支払いに該当する登録締めデータを
キー入力することになる。
【0045】この場合において、商品コードをスキャナ
16で読取り操作すると、商品販売データが現客用商品
登録バッファ41に登録処理される。また、表示器13
の正面画面13a及び裏面画面13bに販売商品の品
名,単価,販売点数,販売金額等が画面全面に亙って表
示される。[図9(a),(b)参照]
【0046】また登録締めデータをキー入力すると、前
記現客用商品登録バッファ41の内容に基づいて売上累
積処理されるとともに、プリンタ31の動作によりレシ
ート発行口15からレシートが印字発行される。
【0047】一方、客の混雑時には1台の電子式キャッ
シュレジスタに対して2人のオペレータを配置する。そ
して1人がスキャナを16を用いて客が買上げる商品の
商品コードを読取り入力し、もう1人がキーボード12
をキー操作して支払いを申し出た客の登録締めデータを
キー入力することになる。
【0048】ここで、キーボード担当のオペレータは現
客が支払いに手間取ると保留キーK7をキー入力する。
そうすると、表示器13の正面画面13a及び裏面画面
13bが縦に2分割され、正面画面13aでは向って右
側に、裏面画面13bでは向って左側にそれぞれ現客の
商品登録情報が縮小されかつ白黒反転されて表示され
る。
【0049】この状態で、キーボード担当のオペレータ
は現客からの支払いを待つことになり、スキャナ担当の
オペレータは次客が買上げる商品の割込み登録を開始す
ることになる。そして、スキャナ16を介して次客が買
上げる商品の商品コードが読取り入力される毎に、該当
する商品販売データが次客用商品登録バッファ42に登
録処理される。また、該当する商品登録情報が表示器1
3の2分割された正面画面13aでは向って左側に、裏
面画面13bでは向って右側に通常表示される。[図1
0(a),(b)参照]
【0050】この次客の商品登録中に現客からの支払い
を受けると、キーボード担当のオペレータは保留精算キ
ーK8をキー入力した後、締めキーK6等をキー入力し
て該当する登録締めデータを入力する。そうすると、前
記現客用商品登録バッファ41の内容に基づいて売上累
積処理されるとともに、プリンタ31の動作によりレシ
ート発行口15からレシートが印字発行されるので、現
客に渡すことになる。
【0051】その後、スキャナ担当のオペレータによる
次客に対する商品登録操作が終了し、該次客が支払いを
申し出ると、キーボード担当のオペレータは締めキーK
6等をキー入力して該当する登録締めデータを入力す
る。そうすると、前記次客用商品登録バッファ42の内
容に基づいて売上累積処理されるとともに、プリンタ3
1の動作によりレシート発行口15からレシートが印字
発行されるので、次客に渡すことになる。
【0052】一方、現客が支払いを申し出るより前に次
客に対する商品登録操作が終了し次客が支払いを申し出
た場合には、キーボード担当のオペレータは先ず該当す
る登録締めデータをキー入力して次客の登録締めを処理
する。その後、現客が支払いを申し出ると保留キーK7
をキー入力して現客の保留状態を解除した後、該当する
登録締めデータをキー入力することになる。
【0053】このように本実施例によれば、現客に対す
る商品登録操作を終了したがその現客が支払いに手間取
っているような場合、保留キーK7をキー入力すること
によって現客に対する操作を一時保留し、次客が買上げ
る商品の登録を割込み処理できる。そして、この割込み
登録を行っている最中に現客が支払いを申し出た場合に
は、保留精算キーK7をキー入力することによってスキ
ャナ16による割込み登録を中断させることなくキーボ
ード12による登録締めデータの入力ができる。従っ
て、保留状態にあった現客の支払いを処理すると同時に
次客が買上げる商品の割込み登録処理を継続できるので
処理能率を向上でき、混雑時の客裁きを良好にできる。
【0054】また、本実施例では保留キーK7をキー入
力して現客に対する操作を一時保留した場合、表示器1
3の正面画面13a及び裏面画面13bをそれぞれ縦に
2分割し、それまで全面に表示されていた現客に関する
商品登録情報を一方の分割面に縮小して白黒反転表示す
るようにしている。そして、その後割込み登録された次
客に関する商品登録情報を他方の分割画面に縮小して通
常表示するようにしている。
【0055】従って、オペレータは正面画面13aを見
て白黒反転表示されている情報は現客に関する情報であ
り、通常表示されている情報は次客に関する情報である
ことを一瞥するだけで確認できるようになり、例えば次
客に対して現客の支払い請求額を請求してしまうミスを
防止できる。この場合において、正面画面13aの表示
と裏面画面の表示を左右で入れ替えるようにしたので、
表示器13を挟んで対向するオペレータと客との関係が
一致し混同するおそれがない。
【0056】なお、前記実施例では商品コードを入力す
る装置としてスキャナ16を示したが、キーボードの置
数キーK1等を用いて入力することも可能である。この
場合において、締めデータを入力するためのキーボード
12とは別のキーボードを用いるてもよいし、1台のキ
ーボードで商品コードと締めデータを入力するようにし
てもよい。
【0057】また、前記実施例では保留モード選択時に
おいて現客に関する表示を反転表示させたが、現客に関
する表示は通常表示とし、次客に関する表示を反転表示
とするようにしてもよい。また、どちらの表示を反転さ
せるかを任意に設定できるようにすると好都合である。
さらに、縦に画面を縦に2分割するのではなく横に2分
割し、その一方の画面を反転表示させるようにしてもよ
い。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施可能であるのは勿論である。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、現
客に対する操作を一時保留し次客が買上げる商品の割込
み登録を処理できるものにおいて、保留状態にあった現
客の支払いを処理すると同時に次客が買上げる商品の割
込登録処理を継続でき、処理能率の向上をはかり得る電
子式キャッシュレジスタを提供できる。
【0059】また、割込み登録が行われた場合に現客に
関する表示と次客に関する表示とを容易に区別でき、表
示の確認ミスを低減できる電子式キャッシュレジスタを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の外観を示す斜視図。
【図2】 同実施例の制御回路を示すブロック図。
【図3】 同実施例におけるキーボードのキー配置を示
す概念図。
【図4】 同実施例におけるRAMの主要なメモリ構成
を示す概念図。
【図5】 同実施例におけるCPUのメインルーチンを
示す流れ図。
【図6】 図5における商品登録処理を具体的に示す流
れ図。
【図7】 図5における保留キー処理及び保留精算キー
処理を具体的に示す流れ図。
【図8】 図5における締めキー処理を具体的に示す流
れ図。
【図9】 同実施例における通常モード時の画面表示例
を示す図。
【図10】同実施例における保留モード時の画面表示例
を示す図。
【符号の説明】
12…キーボード、13…表示器、16…スキャナ、2
1…CPU、41…現客用商品登録バッファ、42…次
客用商品登録バッファ、K6…締めキー、K7…保留キ
ー、K8…保留精算キー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売商品に設定される商品コードを入力
    する商品コード入力部と、 1登録の締めデータを入力する締めデータ入力部と、 それぞれ商品販売データを登録処理する第1,第2の販
    売データ記憶部と、 通常モード,保留モードまたは保留精算モードのいずれ
    か1モードを選択するモード選択手段と、 前記商品コード入力部から商品コードが入力される毎に
    前記モード選択手段により選択されているモードを判別
    する第1のモード判別手段と、 この判別手段により通常モードの選択が判別されると入
    力商品コードに基づいて得られる商品販売データを前記
    第1の販売データ記憶部に登録処理し、保留モードまた
    は保留精算モードの選択が判別されると該当する商品販
    売データを前記第2の販売データ記憶部に登録処理する
    商品登録処理手段と、 前記締めデータ入力部から1登録の締めデータが入力さ
    れる毎に前記モード選択手段により選択されているモー
    ドを判別する第2のモード判別手段と、 この判別手段により通常モードまたは保留精算モードの
    選択が判別されると入力締めデータに基づいて前記第1
    の販売データ記憶部内の登録処理データを精算し、保留
    モードの選択が判別されると入力締めデータに基づいて
    前記第2の販売データ記憶部内の登録処理データを精算
    する登録締め処理手段と、 を具備したことを特徴とする電子式キャッシュレジス
    タ。
  2. 【請求項2】 販売商品に設定される商品コードを入力
    する商品コード入力部と、 1登録の締めデータを入力する締めデータ入力部と、 商品販売データを表示する表示部と、 それぞれ商品販売データを登録処理する第1,第2の販
    売データ記憶部と、 通常モードまたは保留モードを選択するモード選択手段
    と、 このモード選択手段により保留モードが選択されると前
    記表示部の表示画面を2分割しそれまでの全画面表示情
    報をいずれか一方の分割画面に表示させる表示制御手段
    と、 前記商品コード入力部から商品コードが入力される毎に
    前記モード選択手段により選択されているモードを判別
    する第1のモード判別手段と、 この判別手段により通常モードの選択が判別されると入
    力商品コードに基づいて得られる商品販売データを前記
    第1の販売データ記憶部に登録処理するとともに前記表
    示部に表示出力し、保留モードの選択が判別されると該
    当する商品販売データを前記第2の販売データ記憶部に
    登録処理するとともに前記表示部の他方の分割画面に表
    示させる商品登録処理手段と、 前記締めデータ入力部から1登録の締めデータが入力さ
    れる毎に前記モード選択手段により選択されているモー
    ドを判別する第2のモード判別手段と、 この判別手段により通常モードが判別されると入力締め
    データに基づいて前記第1の販売データ記憶部内の登録
    処理データを精算し、保留モードの選択が判別されると
    入力締めデータに基づいて前記第2の販売データ記憶部
    内の登録処理データを精算する登録締め処理手段とを具
    備し、 前記表示制御手段により分割される表示画面の一方また
    は他方を反転表示とすることを特徴とする電子式キャッ
    シュレジスタ。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08101874A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Toshiba Corp 通貨情報処理システム
KR100865229B1 (ko) * 2001-09-28 2008-10-23 후지쯔 가부시끼가이샤 단말 장치, 거래 관리 시스템 및 거래 처리 방법과 그 프로그램을 기록한 기록 매체
JP2010061572A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Toshiba Tec Corp 商品販売データ処理装置及びコンピュータプログラム
JP2010186273A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Teraoka Seiko Co Ltd チェックアウトシステム
JP2016224738A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 株式会社寺岡精工 商品販売処理システムおよび商品販売処理装置
JP2017021862A (ja) * 2016-11-01 2017-01-26 東芝テック株式会社 商品販売データ処理装置及びコンピュータプログラム

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