JPH0554146A - 線画像描画方法及び装置 - Google Patents

線画像描画方法及び装置

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JPH0554146A
JPH0554146A JP23554191A JP23554191A JPH0554146A JP H0554146 A JPH0554146 A JP H0554146A JP 23554191 A JP23554191 A JP 23554191A JP 23554191 A JP23554191 A JP 23554191A JP H0554146 A JPH0554146 A JP H0554146A
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JP
Japan
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grid point
distance
line
display
line image
Prior art date
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Pending
Application number
JP23554191A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ishii
石井  博
Takahisa Shirakawa
貴久 白川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
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Publication of JPH0554146A publication Critical patent/JPH0554146A/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的]線画像の始点が変わっても、あるいはクリッピ
ング処理等により線画像を分割して描画する場合でも、
常に正確に同一のパターン(破線パターン)で所与の線
画像を描画できるようにする。 [構成]距離計算部14で求められた各格子点距離di
について、描画パラメータ設定部10で設定されたライ
ンパターンを参照して、各格子点距離について表示とす
べきか非表示とすべきかをラインパターン参照部16で
決定する。このラインパターン参照部16で決定された
各格子点距離di についての表示・非表示判定結果を基
に、座標計算部12で求められた各格子点位置に画素
値、つまり“1”(表示)もしくは“0”(非表示)を
割り当て、格子点座標系上に描画すべき破線の画像デー
タを出力制御部18で生成する。その後、出力制御部1
8で生成された画像データを所定のタイミングで表示部
または印字部へ出力部20を介して送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ・グラフ
ィックス技術に関し、特に線画像を破線などで描画する
ための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサ等において、線画像を破線でディスプレイ上
に描き、あるいは記録用紙に記録するためのグラフィッ
クス処理として、次の2つの方法が知られている。
【0003】第1の方法は、与えられた線画像を短い線
分に分割し、それら各短線分毎に表示もしくは非表示を
制御することで、全体として破線の線画像を実現するも
のである。たとえば、図4の(A) に示すような線分Fが
与えられた場合、この線分Fを短い線分f1,f2,f3,f
4,f5,……に分割し、奇数番目の短線分f1,f3,f5,…
…を表示し、偶数番目の短線分f2,f4,……を表示しな
いことで、図4の(B)に示すような破線を得ることがで
きる。
【0004】第2の方法は、描画すべき線画像に対応し
た格子点座標系上の格子点位置を鎖(線画像)の要素と
考え、描画時における鎖上の要素配列順序にしたがって
各格子点位置の表示、非表示を制御することで、全体と
して破線の線画像を実現するものである。たとえば、あ
る傾きの直線に対応して図5の(A) に示すような格子点
位置(画素)の連なりがスキャン変換によって得られた
場合、図5の(H) のような参照パターンを繰り返すよう
にして、格子点位置p1 を始点として第4N(N=1,
2,3,……)番目の格子点位置(p4,p8,p12, …
…)に“0”(非表示)の画素値を割り当て、他の全て
の格子点位置には“1”(表示)の画素値を割り当てる
ことにより、図5の(B) に示すように格子点3個置きに
断線部分をもつ破線を描画するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の描画方法によれば、分割した各短線分f1,f2,f3,
f4,f5,……の始点と終点(Si,Ei )の座標を計算し
なければならず、この計算に相当の時間を要し、処理効
率がよくないという欠点がある。
【0006】一方、上記第2の描画方法においては、描
画開始点が異なると、たとえば格子点位置p2 を始点と
したときは、図5の(C) に示すように、非表示部分(断
線部分)の位置が格子点位置p5,p9,p13, ……に変わ
り、図5の(B) の破線とは違った破線になってしまう欠
点がある。また、クリッピング処理などにより線画像を
2つに分けて描画する場合、たとえば図5の(A) の例で
は格子点位置の連なりを2組(p1 〜p7 )、(p8 〜
p12)に分けてそれぞれ別個に描画する場合、たとえば
線分(p1 〜p7 )の始点としてp1 が、線分(p8 〜
p12)の始点としてp8 がそれぞれ選ばれたときは、図
5の(D) に示すようにクリッピング境界部(p7,p8)で
非表示部分(断線部分)が欠けることになり、具合が悪
かった。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、線画像の始点が変わっても、あるいはクリ
ッピング処理等により線画像を分割して描画する場合で
も、常に正確に同一のパターン(破線パターン)で所与
の線画像を描画できる線画像描画方法および装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の線画像描画方法は、描画すべき線画像に対
応する格子点座標系上の格子点位置をスキャン変換によ
って求めること、前記スキャン変換によって求められた
各々の前記格子点位置と所定の基準点位置との間の距離
を演算すること、および前記格子点距離演算によって求
められた各格子点距離の関数として各々の前記格子点座
標に画素値を割り当てる方法とした。
【0009】また、本発明の線画像描画装置は、描画す
べき線画像に対応する格子点座標系上の格子点位置を決
定するスキャン変換手段と、前記スキャン変換手段によ
って求められた各々の前記格子点位置と所定の基準点位
置との間の距離を求める格子点距離計算手段と、前記格
子点距離計算手段によって求められた各格子点距離の関
数として各々の前記格子点座標に画素値を割り当てる線
画像出力手段とを具備する構成とした。
【0010】
【作用】スキャン変換手段によって、描画すべき線画像
に対応する格子点位置の連なりが確定すると、格子点距
離計算手段において基準点位置に対する各格子点位置の
距離(格子点距離)が求められ、次に、線画像出力手段
において各格子点距離につき所定の関数演算により画素
値が決定され、その画素値が各格子点位置に割り当てら
れる。
【0011】このように、本発明では、基準点位置から
の距離(格子点距離)の関数として各格子点位置の画素
値が決められる。描画開始点が変わっても、スキャン変
換の順序が変わっても、あるいはクリッピング処理など
で1つの線画像を分割してそれぞれ別個に描画する場合
でも、各格子点距離は不変で一定であるから、各格子点
位置には常に同一の画素値が割り当てられる。したがっ
て、破線で描画する場合には、常に一定位置に非表示部
分(断線部分)が存在するような一定破線パターンの破
線が得られる。
【0012】
【実施例】以下、図1〜図3を参照して本発明の実施例
を説明する。図1は、一実施例による線画像描画装置の
構成を示す。この線画像描画装置は、描画パラメータ設
定部10、座標計算部12、距離計算部14、ラインパ
ターン参照部16、出力制御部18および出力部20か
らなる。
【0013】描画パラメータ設定部10には、描画すべ
き線画像の始点、終点等のパラメータが設定されるほ
か、線画像を破線で描画する場合は、格子点距離を求め
るための基準点位置および破線パターンを規定するライ
ンパターンなども設定される。
【0014】座標計算部12は、描画パラメータ設定部
10からのパラメータを基に、描画すべき線画像に対応
する格子点座標系(ラスタ・スキャン・ディスプレイあ
るいは記録用紙)上の格子点位置(画素位置)の座標を
所定のスキャン変換によって求める。
【0015】距離計算部14は、座標計算部12で求め
られた各格子点位置について、基準点位置との距離(格
子点距離)を求める。基準点位置を(xo,yo),格子点
位置を(xi,yi)とすると、格子点距離diとして、た
とえば、 市街地距離(4近傍距離) di =|xi −xo |+|yi −yo | ……(1) チェス盤路距離(8近傍距離) di =Max(|xi −xo |,|yi −yo |) ……(2) ユークリッド距離 di ={(xi −xo )2 +(yi −yo )2 }の平方根 …(3) などを定義することができる。
【0016】ラインパターン参照部16は、距離計算部
14で求められた各格子点距離diについて、描画パラ
メータ設定部10で設定されたラインパターンを参照
し、各格子点距離の位置が表示位置か非表示位置かを決
定する。
【0017】出力制御部18は、ラインパターン参照部
16で決定された各格子点距離diについての表示・非
表示判定結果を基に、座標計算部12で求められた各格
子点位置に画素値、つまり“1”(表示)もしくは
“0”(非表示)を割り当て、格子点座標系上に描画す
べき破線の画像データを生成する。出力部18は、出力
制御部18で生成された画像データを所定のタイミング
で表示部または印字部へ送出する。
【0018】かかる構成において、座標計算部12およ
び描画パラメータ設定部10がスキャン変換手段を形成
し、距離計算部14および描画パラメータ設定部10が
格子点距離計算手段を形成し、ラインパターン参照部1
6、描画パラメータ設定部10および出力制御部18が
線画像出力手段を形成する。
【0019】次に、図2および図3につき本実施例によ
る破線描画の作用を説明する。一例として、描画すべき
線画像として、ある傾きをもつ直線が与えられ、この直
線に対して座標計算部12のスキャン変換により格子点
座標系上で図2の(A) に示すような格子点位置の連なり
が得られた場合について説明する。
【0020】この例では、格子点距離計算の基準点位置
(xo,yo)として、格子点位置p1の座標位置(x1,y
1)が設定されている。距離計算部14は、各格子点位置
p1,p2,……p12…につき、たとえば上記(1)式の市
街地距離方式を適用して、その設定基準点位置(xo,y
o)からの距離(格子点距離)d1,d2,……d12…を求め
る。
【0021】ラインパターン参照部16は、距離計算部
14で求められた各格子点距離diについて、描画パラ
メータ設定部10で設定されたラインパターン中のいず
れの要素に該当するかを決定する。たとえば、図2の
(B) に示すようなラインパターンが設定されている場合
は、次式(4)のモジュロ(modular arithmetic) 条件
を満たす格子点距離には非表示要素a4 を割り当て、こ
の条件から外れる格子点距離には表示要素a1 〜a3 を
割り当てる。 3q<MOD(di ,5q)≦4q …………………(4) ここで、qは格子点間距離(ピッチ)であり、MOD
(di ,5)は格子点距離di を5qで割算したときの
余りを表す。そうすると、上記(4)式のモジュロ条件
を満たす格子点距離は[4q]、[9q]、[14q]
……であり、市街地距離方式を用いた場合にそれらの格
子点距離を有する格子点位置はp4,p8,……p12…であ
る。
【0022】したがって、出力制御部18は、それらの
格子点位置p4,p8,……p12…には画素値“0”(非表
示)を割り当て、他の格子点位置p1,p2,p3,p5,p7,
p9,p10,p11,……には画素値“1”(表示)を割り
当てる。その結果、ディスプレイまたは記録紙上には図
3に示すような破線が描画されることとなる。
【0023】このように、本実施例では、基準点位置
(xo,yo)からの距離、つまり座標位置の関数として各
格子点位置pi の画素値を決める。したがって、描画開
始点を変えても、スキャン変換の順序を変えても、ある
いはクリッピング処理などで、たとえばp1 〜p7 とp
8 〜p12をそれぞれ別個に描画する場合でも、基準点位
置(xo,yo)に対する各格子点位置pi の距離(格子点
距離di )は不変で一定であるから、ラインパターン参
照部16より常に同一の判定結果が得られ、各格子点位
置pi には常に同一の画素値が与えられる。したがっ
て、常に一定の破線パターンで同一の破線が描画される
ことになる。クリッピング境界部でも破線の乱れは起き
ない。
【0024】なお、上述した例では、市街地距離方式を
用いたが、描画すべき線画像の種類およびサイズ等に応
じて、上記(2)式の8近傍距離方式や上記(3)式の
ユークリッド方式等の他の距離計算方式を用いてよい。
また、基準点位置も任意の位置に設定することが可能で
ある。また、本発明による線画像描画方法および装置
は、上述したような破線の描画に限らず、鎖線、点線等
の描画にも適用可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明は、上述したような構成を有する
ことにより、以下のような効果を奏する。描画すべき線
画像に対応する格子点位置をスキャン変換によって求め
てから、所定の基準点位置に対する各格子点位置の距離
(格子点距離)を求め、各格子点距離の関数として各格
子点位置に画素値を割り当てるようにしたので、描画開
始点が変わっても、スキャン変換の順序が変わっても、
あるいはクリッピング処理などで1つの線画像を分割し
てそれぞれ別個に描画する場合でも、常に同一のパター
ンで線図形を描画することができる。したがって、たと
えば破線で描画する場合には、常に一定位置に非表示部
分(断線部分)が存在するような一定破線パターンの破
線を描画することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による線画像描画装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】実施例による破線描画の処理を説明するための
図である。
【図3】実施例による破線描画の結果を示すための図で
ある。
【図4】従来の一方式による破線描画の処理を説明する
ための図である。
【図5】従来の別の方式による破線描画の処理を説明す
るための図である。
【符号の説明】
10 描画パラメータ設定部 12 座標計算部 14 距離計算部 16 ラインパターン参照部 18 出力制御部 20 出力部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 描画すべき線画像に対応する格子点座標
    系上の格子点位置をスキャン変換によって求めること、
    前記スキャン変換によって求められた各々の前記格子点
    位置と所定の基準点位置との間の距離を演算すること、
    前記格子点距離演算によって求められた各格子点距離の
    関数として各々の前記格子点位置に画素値を割り当てる
    ことを特徴とする線画像描画方法。
  2. 【請求項2】 描画すべき線画像に対応する格子点座標
    系上の格子点位置を決定するスキャン変換手段と、前記
    スキャン変換手段によって求められた各々の前記格子点
    位置と所定の基準点位置との間の距離を求める格子点距
    離計算手段と、前記格子点距離計算手段によって求めら
    れた各格子点距離の関数として各々の前記格子点位置に
    画素値を割り当てる線画像出力手段とを具備することを
    特徴とする線画像描画装置。
JP23554191A 1991-08-22 1991-08-22 線画像描画方法及び装置 Pending JPH0554146A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114296591A (zh) * 2021-12-27 2022-04-08 泰山信息科技有限公司 一种复合线条绘制方法、装置及相关设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114296591A (zh) * 2021-12-27 2022-04-08 泰山信息科技有限公司 一种复合线条绘制方法、装置及相关设备
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