JP2537223B2 - 図形処理装置 - Google Patents
図形処理装置Info
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- JP2537223B2 JP2537223B2 JP62031194A JP3119487A JP2537223B2 JP 2537223 B2 JP2537223 B2 JP 2537223B2 JP 62031194 A JP62031194 A JP 62031194A JP 3119487 A JP3119487 A JP 3119487A JP 2537223 B2 JP2537223 B2 JP 2537223B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は図形処理装置に関し、特に図形画像の輪郭線
を円滑に描画する図形出力装置に関する。
を円滑に描画する図形出力装置に関する。
従来、水平・垂直線に対してゆるやかな傾きの輪郭線
を持つ図形画像を、表示装置等にドツト描画する際の段
階状のギザつきを平滑化する手法としては、第11図に示
すように、輝度変調を利用したもの（例えば特開昭57−
24268号、特公昭55−31951号）があった。
を持つ図形画像を、表示装置等にドツト描画する際の段
階状のギザつきを平滑化する手法としては、第11図に示
すように、輝度変調を利用したもの（例えば特開昭57−
24268号、特公昭55−31951号）があった。
しかしながら、上記した従来の図形処理装置では、複
雑な制御機構を持つ出力装置と、主制御装置の間で、複
雑なインターフエースが必要になるという欠点があっ
た。
雑な制御機構を持つ出力装置と、主制御装置の間で、複
雑なインターフエースが必要になるという欠点があっ
た。
本発明は、図形画像の輪郭線を与える輪郭線座標値入
力手段と、前記座標値に基づき、図形画像の輪郭線を記
憶手段のドットプレーン上に描画する描画手段と、前記
ドットプレーン上に描画された輪郭線の傾きを求める検
出手段と、前記検出手段により求めた輪郭線の傾きに基
づき、前記ドットプレーン上に描画されている図形画像
を上下、又は左右方向に予め定められたドット数ずらす
ことにより図形画像を描画する補正図形描画手段と、前
記補正図形手段により得られる複数の図形画像を、排他
的論理和により論理演算する論理演算手段と、前記論理
演算手段により得られる図形画像と前記描画手段により
得られる図形画像とを、排他的論理和で論理演算するこ
とにより、輪郭線を補正した図形画像を描画する図形描
画手段とを有することを特徴とする図形処理装置である
から、視覚上滑らかな図形画像を出力できる。
力手段と、前記座標値に基づき、図形画像の輪郭線を記
憶手段のドットプレーン上に描画する描画手段と、前記
ドットプレーン上に描画された輪郭線の傾きを求める検
出手段と、前記検出手段により求めた輪郭線の傾きに基
づき、前記ドットプレーン上に描画されている図形画像
を上下、又は左右方向に予め定められたドット数ずらす
ことにより図形画像を描画する補正図形描画手段と、前
記補正図形手段により得られる複数の図形画像を、排他
的論理和により論理演算する論理演算手段と、前記論理
演算手段により得られる図形画像と前記描画手段により
得られる図形画像とを、排他的論理和で論理演算するこ
とにより、輪郭線を補正した図形画像を描画する図形描
画手段とを有することを特徴とする図形処理装置である
から、視覚上滑らかな図形画像を出力できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は、本発明の図形処理装置の構成を示すもの
で、１はこの図形処理装置全体を制御する主制御装置MP
Uであり、後述する第２図のフローチヤートに従って、
輪郭線平滑化補正処理を行う。このMPU1には、フロツピ
ーデイスク（FD）、ハードデイスク（HD）等の外部記憶
装置が接続されている。２は上記MPUの各種制御プログ
ラム、そして第２図に示す輪郭線平滑化補正処理プログ
ラムが記憶されているROM（Read Only Memory）で、３
は外部からバスライン４を介して入力される文字データ
や、その他各種データを一時記憶するRAM（Random Acce
ss Memory）で、５は画像データを記憶する画像メモリ
（IMEM）であり、上記RAM3及びIMEM5上では、後述する
ドツトプレーンを展開することが可能である。６はビデ
オメモリ（VRAM）であり、CRT表示部７に表示すべきデ
ータをドツトマツプ上に展開している。例えば文字デー
タであれば、そのコードに対応した文字キヤラクタがVR
AM上に展開されており、MPU1の制御によりVRAMの表示エ
リアに直接カーソルを発生し、表示が可能である。８は
BMU（Bit Manupilation Unit）でRAM3、IMEM5、VRAM6
や、プリンター９等の入出力機器間のデータ転送をMPU1
を介さずに行なえるDMA（Direct Memory Access）機能
がある。９はプリンターで、10はプリンター９とバスラ
イン４を接続するインターフエース、11は各種データや
コマンドを入力できるキーボードである。
で、１はこの図形処理装置全体を制御する主制御装置MP
Uであり、後述する第２図のフローチヤートに従って、
輪郭線平滑化補正処理を行う。このMPU1には、フロツピ
ーデイスク（FD）、ハードデイスク（HD）等の外部記憶
装置が接続されている。２は上記MPUの各種制御プログ
ラム、そして第２図に示す輪郭線平滑化補正処理プログ
ラムが記憶されているROM（Read Only Memory）で、３
は外部からバスライン４を介して入力される文字データ
や、その他各種データを一時記憶するRAM（Random Acce
ss Memory）で、５は画像データを記憶する画像メモリ
（IMEM）であり、上記RAM3及びIMEM5上では、後述する
ドツトプレーンを展開することが可能である。６はビデ
オメモリ（VRAM）であり、CRT表示部７に表示すべきデ
ータをドツトマツプ上に展開している。例えば文字デー
タであれば、そのコードに対応した文字キヤラクタがVR
AM上に展開されており、MPU1の制御によりVRAMの表示エ
リアに直接カーソルを発生し、表示が可能である。８は
BMU（Bit Manupilation Unit）でRAM3、IMEM5、VRAM6
や、プリンター９等の入出力機器間のデータ転送をMPU1
を介さずに行なえるDMA（Direct Memory Access）機能
がある。９はプリンターで、10はプリンター９とバスラ
イン４を接続するインターフエース、11は各種データや
コマンドを入力できるキーボードである。
次に、上記のように構成された図形処理装置の輪郭線
平滑化補正処理について、第２図のアルゴリズムに基づ
いて説明する。画像メモリのドツトプレーンＡ上に、例
えば第３図のような、一旦描画された斜線部を有する図
形画像にギザつきの平滑化補正を行い、第４図のように
して、視覚的に平滑化させる処理を考える。
平滑化補正処理について、第２図のアルゴリズムに基づ
いて説明する。画像メモリのドツトプレーンＡ上に、例
えば第３図のような、一旦描画された斜線部を有する図
形画像にギザつきの平滑化補正を行い、第４図のように
して、視覚的に平滑化させる処理を考える。
まず、画像メモリ５のドツトプレーンＡ上に、輪郭線
内部を塗りつぶした第３図の図形画像を描画する（S
1）。次にドツトプレーンＡをドツトプレーンＢとＣに
コピーする（S2）。次にドツトプレーンＢとＣから輪郭
線を除去し（S3）、第６図を得、これに以下の補正を加
えた輪郭線を再描画する。今、第５図に示したこの図形
画像の輪郭線において、点ａから点ｂへ向かう直線の傾
きを計算しθとする。θがあらかじめ定められた傾きα
に対し、−α＜θ±180゜×ｎ＜α（ｎは整数、θ≠π/
2×ｎ）のとき、ドツトプレーンＢには左に１ドツトず
らした輪郭線を描画し、ドツトプレーンＣには右に１ド
ツトずらした輪郭線を描画する（S5,S6）。また−α＜
θ±180゜×ｎ＋90゜＜αのときドツトプレーンＢに
は、上に１ドツトずらした輪郭線を描画し、ドツトプレ
ーンＣには、下に１ドツトずらした輪郭線を描画する
（S7,S8）。また、それ以外の角度のときはドツトプレ
ーンB,C、共にそのままの位置の輪郭線を描画する（S
9）。但し、上下・左右にずらした場合も輪郭線の始点
と終点はずらさないときの位置に一致させ、ドツトプレ
ーンＢは第７図、ドツトプレーンＣは第８図のようにす
る。
内部を塗りつぶした第３図の図形画像を描画する（S
1）。次にドツトプレーンＡをドツトプレーンＢとＣに
コピーする（S2）。次にドツトプレーンＢとＣから輪郭
線を除去し（S3）、第６図を得、これに以下の補正を加
えた輪郭線を再描画する。今、第５図に示したこの図形
画像の輪郭線において、点ａから点ｂへ向かう直線の傾
きを計算しθとする。θがあらかじめ定められた傾きα
に対し、−α＜θ±180゜×ｎ＜α（ｎは整数、θ≠π/
2×ｎ）のとき、ドツトプレーンＢには左に１ドツトず
らした輪郭線を描画し、ドツトプレーンＣには右に１ド
ツトずらした輪郭線を描画する（S5,S6）。また−α＜
θ±180゜×ｎ＋90゜＜αのときドツトプレーンＢに
は、上に１ドツトずらした輪郭線を描画し、ドツトプレ
ーンＣには、下に１ドツトずらした輪郭線を描画する
（S7,S8）。また、それ以外の角度のときはドツトプレ
ーンB,C、共にそのままの位置の輪郭線を描画する（S
9）。但し、上下・左右にずらした場合も輪郭線の始点
と終点はずらさないときの位置に一致させ、ドツトプレ
ーンＢは第７図、ドツトプレーンＣは第８図のようにす
る。
次に、ドットプレーンＢとドットプレーンＣとに描か
れた輪郭線を排他的論理和により演算して求めた輪郭線
をドットプレーンＢに描画し、第９図を得る（S11）。
次に、ドットプレーンＡに描かれた図形画像とドットプ
レーンＢに描かれた輪郭線とを排他的論理和により演算
して求めた図形画像をドットプレーンＡに描画し、第９
図を得る（S11）。次に、ドツトプレーンＡのドツトプ
レーンＢを排他的論理和で加え、第４図のような斜線部
ギザつきの平滑化補正を行なった描画を得る（S12）。
れた輪郭線を排他的論理和により演算して求めた輪郭線
をドットプレーンＢに描画し、第９図を得る（S11）。
次に、ドットプレーンＡに描かれた図形画像とドットプ
レーンＢに描かれた輪郭線とを排他的論理和により演算
して求めた図形画像をドットプレーンＡに描画し、第９
図を得る（S11）。次に、ドツトプレーンＡのドツトプ
レーンＢを排他的論理和で加え、第４図のような斜線部
ギザつきの平滑化補正を行なった描画を得る（S12）。
前記実施例の斜線部ギザつきの平滑化補正は、輪郭線
がある角度より水平線又は垂直線に近いとき、３ドット
のみを補正するものであったが、輪郭線の傾き具合と、
出力装置の解像度によって、輪郭補正用のドツトプレー
ンを複数個用意し、上下・左右への移動量を変えること
により、輪郭線の補正を第10図のように行うことも可能
である。
がある角度より水平線又は垂直線に近いとき、３ドット
のみを補正するものであったが、輪郭線の傾き具合と、
出力装置の解像度によって、輪郭補正用のドツトプレー
ンを複数個用意し、上下・左右への移動量を変えること
により、輪郭線の補正を第10図のように行うことも可能
である。
以上説明したように、本願発明に係る図形処理装置
は、出力装置においてゆるやかな傾きの輪郭線を複雑な
制御なしに視覚上滑らかに出力させることができ、特
に、輝度変調等の多値表示を行えない出力装置において
も、視覚上滑らかに出力されることができる効果があ
る。
は、出力装置においてゆるやかな傾きの輪郭線を複雑な
制御なしに視覚上滑らかに出力させることができ、特
に、輝度変調等の多値表示を行えない出力装置において
も、視覚上滑らかに出力されることができる効果があ
る。
第１図は本発明の図形処理装置の構成を示すブロツク
図、 第２図は輪郭線平滑化補正処理のアルゴリズムを示すフ
ローチヤート図、 第３図は補正を行う図形画像を示す図、 第４図は補正後の図形画像を示す図、 第５図は図形画像の輪郭線を示す図、 第６図は輪郭線を除去した図形画像を示す図、 第７図は上又は左に１ドツトずらして描画した図形画像
を示す図、 第８図は下又は右に１ドツトずらして描画した図形画像
を示す図、 第９図は第７図と第８図によって得られる補正用図形を
示す図、 第10図はその他の補正用図形を示す図、 第11図は従来の平滑化の出力例を示す図である。 １……MPU、２……ROM ３……RAM、５……IMEM ６……VRAM、７……CRT ８……BMU、９……プリンター 10……I/F、11……キーボード
図、 第２図は輪郭線平滑化補正処理のアルゴリズムを示すフ
ローチヤート図、 第３図は補正を行う図形画像を示す図、 第４図は補正後の図形画像を示す図、 第５図は図形画像の輪郭線を示す図、 第６図は輪郭線を除去した図形画像を示す図、 第７図は上又は左に１ドツトずらして描画した図形画像
を示す図、 第８図は下又は右に１ドツトずらして描画した図形画像
を示す図、 第９図は第７図と第８図によって得られる補正用図形を
示す図、 第10図はその他の補正用図形を示す図、 第11図は従来の平滑化の出力例を示す図である。 １……MPU、２……ROM ３……RAM、５……IMEM ６……VRAM、７……CRT ８……BMU、９……プリンター 10……I/F、11……キーボード
Claims (1)
- 【請求項１】図形画像の輪郭線を与える輪郭線座標値入
力手段と、 前記座標値に基づき、図形画像の輪郭線を記憶手段のド
ットプレーン上に描画する描画手段と、 前記ドットプレーン上に描画された輪郭線の傾きを求め
る検出手段と、 前記検出手段により求めた輪郭線の傾きに基づき、前記
ドットプレーン上に描画されている図形画像を上下、又
は左右方向に予め定められたドット数ずらすことにより
図形画像を描画する補正図形描画手段と、 前記補正図形手段により得られる複数の図形画像を、排
他的論理和により論理演算する論理演算手段と、 前記論理演算手段により得られる図形画像と前記描画手
段により得られる図形画像とを、排他的論理和で論理演
算することにより、輪郭線を補正した図形画像を描画す
る図形描画手段とを有することを特徴とする図形処理装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62031194A JP2537223B2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 図形処理装置 |
| US08/250,944 US5838298A (en) | 1987-02-13 | 1994-05-31 | Image processing apparatus and method for smoothing stairway-like portions of a contour line of an image |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62031194A JP2537223B2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 図形処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63198167A JPS63198167A (ja) | 1988-08-16 |
| JP2537223B2 true JP2537223B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=12324614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62031194A Expired - Fee Related JP2537223B2 (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 図形処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537223B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6023892A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-06 | 富士通株式会社 | 斜線表示装置 |
| JPS61209486A (ja) * | 1985-03-13 | 1986-09-17 | 工業技術院長 | ジャグ除去方式 |
-
1987
- 1987-02-13 JP JP62031194A patent/JP2537223B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63198167A (ja) | 1988-08-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |