JPH0567215A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPH0567215A
JPH0567215A JP22917991A JP22917991A JPH0567215A JP H0567215 A JPH0567215 A JP H0567215A JP 22917991 A JP22917991 A JP 22917991A JP 22917991 A JP22917991 A JP 22917991A JP H0567215 A JPH0567215 A JP H0567215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
contour
straight line
pixel
straight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22917991A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Ota
貴之 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON DENKI OFFICE SYST
NEC Office Systems Ltd
Original Assignee
NIPPON DENKI OFFICE SYST
NEC Office Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON DENKI OFFICE SYST, NEC Office Systems Ltd filed Critical NIPPON DENKI OFFICE SYST
Priority to JP22917991A priority Critical patent/JPH0567215A/ja
Publication of JPH0567215A publication Critical patent/JPH0567215A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワードプロセッサやデスクトップパブリッシ
ングにより、線幅の太い直線および斜線を高速に発生で
きるようにする。 【構成】 二点間を結ぶ、線幅を持った直線を引くとき
に、その直線の輪郭線情報を輪郭発生部41から出力
し、画素の並びで輪郭線を考慮して、垂直方向の成分に
増減があったときだけ輪郭線書き込み処理部42が画素
を直線画像記憶部44に書き込み、袋状の輪郭線を一周
追跡し終わったときに、塗りつぶし処理部43が直線画
像記憶部44の各ラインをラスタスキャンし、1ライン
上で隣接しない二つの画素を検出したときだけ、その間
の画素を塗りつぶす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理に利用する。
本発明は二値画像上に任意の太さの直線を引くことがで
きる画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサ、デスクトップ
パブリッシングなどのコンピュータによる文書作成機の
分野では、オペレータの指示により直線や斜線を描く作
図機能が用意されている。この直線発生方式は、始点と
終点とを結ぶ直線の式を演算し、それを水平または垂直
方向にずらすことにより太さを有する直線を展開してい
る。
【0003】このような従来方式を図9から図16を参
照して説明する。図9はこのような従来装置の構成例を
示すブロック図である。
【0004】例えば、図10に示すような三つの線幅を
有する水平な直線20を二値画像記憶部5上に描画した
い場合、図11に示す始点21の画素アドレスを図9に
示す始点画素アドレス・レジスタ1に格納し、終点22
の画素アドレスを終点画素アドレス・レジスタ2に格納
し、さらに線幅レジスタ3に希望する線幅値“3”を格
納する。
【0005】直線発生部6では、始点21と終点22を
結ぶ直線の式を計算して図12に示すような直線23を
描画する。次の処理として直線発生部6は図9に示す線
幅レジスタ3の内容を参照し、線幅値から1を引いて、
その結果を2で割った値だけ図12に示す直線23を図
13に示す直線24になるように上方向に画素コピー
し、さらに図14に示す直線25になるように下方向に
画素コピーし、線幅値“3”の直線20を発生させる。
【0006】この発生方式は斜線についても同様であ
り、図15に示すように始点26と終点27とを結ぶ直
線28を発生した後、図16に示すように元の直線28
の各画素を上方向にコピーして直線29を描画し、下方
向にコピーして直線30を描画することで線幅値“3”
の斜線を発生させる。このようにして二値画像記憶部5
上に直線画像が描画される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方式では、処理が画素の単位で行われるために、線幅が
太くなってくると処理回数が増し、処理に時間を要する
欠点がある。
【0008】本発明はこのような欠点を解消するもの
で、線幅が太い直線であっても高速に描画できる画像処
理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、二次元座標平
面上に描画すべき直線の始点、終点それぞれの座標値、
ならびに線幅値の描画データを記憶する始点画素アドレ
ス・レジスタ、終点画素アドレス・レジスタおよび線幅
レジスタが設けられ、各描画データを受けて直線画像デ
ータを発生する直線発生部と、この直線発生部で発生し
た直線画像データを格納する二値画像記憶部とを備えた
画像処理装置において、前記直線発生部に、それぞれの
直線描画データを受けて始点および終点の画素座標を通
り前記線幅値を持った直線の袋状の輪郭線を連続した画
素単位の座標列として発生する輪郭発生部と、この輪郭
発生部で発生した連続した輪郭線の画素単位の座標列を
展開するときに座標値の対象としている現在位置と次の
位置との変化で副走査方向の増減があった場合に、対象
としている現在位置に論理値1を描画する輪郭線書き込
み処理部と、この輪郭線書き込み処理部が描画した二値
画像をラインごとにラスタスキャンし、ライン上にある
隣接していない二つの論理値1となっている画素を検出
したときに、その二つの論理値1の画素の間にある値0
の画素を論理値1で塗りつぶす塗りつぶし処理部と、直
線画像を展開する直線画像記憶部とを含むことを特徴と
する。
【0010】前記輪郭線書き込み処理部は、前記輪郭発
生部から送出された輪郭座標データを判定し、連続する
輪郭の画素列が副走査線方向の上下に変化したときに限
り、前記直線画像記憶部に画素を書き込む手段を含み、
前記塗りつぶし処理部は、ライン上を水平方向にラスタ
スキャンしたときに、始めて当たる論理値1の画素から
書き始め、そのライン上に再び論理値1の画素が現れる
まで輪郭線が描かれた範囲の行すべてに対し塗りつぶし
を行う手段を含むことが望ましい。
【0011】
【作用】二次元座標平面上に描画すべき直線の始点、終
点それぞれの座標値、ならびに線幅値の描画データが記
憶されたそれぞれのレジスタから各描画データを受け
て、始点および終点の二点間の画素座標を通り送出され
た線幅値をもった直線の袋状の輪郭線を連続した画素単
位の座標列として発生する。この発生した連続した輪郭
線の画素単位の座標列を直線画像記憶部に展開するとき
に、座標値の対象としている現在位置と次の位置との変
化で副走査方向の増減があった場合に、対象としている
現在位置に論理値1を描画する。この描画した二値画像
をラインごとにラスタスキャンし、ライン上にある隣接
していない二つの論理値1となっている画素を検出した
とき、二つの論理値1の画素の間にある値0の画素を論
理値1で塗りつぶして直線画像を展開する。
【0012】これにより、太い直線であっても高速に描
画することができ、また斜線の場合には始点と終点とを
結ぶ直線に垂直になる方向に線幅を広げ、斜線に対して
垂直方向に正しい線幅を発生させることができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0014】本発明実施例は、二次元座標平面上に描画
すべき直線の始点、終点それぞれの座標値、ならびに線
幅値の描画データを記憶する始点画素アドレス・レジス
タ1、終点画素アドレス・レジスタ2、および線幅レジ
スタ3が設けられ、各描画データを受けて直線画像デー
タを発生する直線発生部4と、この直線発生部4で発生
した直線画像データを格納する二値画像記憶部5とを備
え、さらに、本発明の特徴として、直線発生部4に、そ
れぞれの直線描画データを受けて始点および終点の画素
座標を通り前記線幅値を持った直線の袋状の輪郭線を連
続した画素単位の座標列として発生する輪郭発生部41
と、この輪郭発生部41で発生した連続した輪郭線の画
素単位の座標列を展開するときに座標値の対象としてい
る現在位置と次の位置との変化で副走査方向の増減があ
った場合に、対象としている現在位置に論理値1を描画
する輪郭線書き込み処理部42と、この輪郭線書き込み
処理部42が描画した二値画像をラインごとにラスタス
キャンし、ライン上にある隣接していない二つの論理値
1となっている画素を検出したときに、その二つの論理
値1の画素の間にある値0の画素を論理値1で塗りつぶ
す塗りつぶし処理部43と、直線画像を展開する直線画
像記憶部44とを含む。
【0015】また、輪郭線書き込み処理部42には、輪
郭発生部41から送出された輪郭座標データを判定し、
連続する輪郭の画素列が副走査線方向の上下に変化した
ときに限り、直線画像記憶部44に画素を書き込む手段
を含み、塗りつぶし処理部43には、ライン上を水平方
向にラスタスキャンしたときに、始めて当たる論理値1
の画素から書き始め、そのライン上に再び論理値1の画
素が現れるまで輪郭線が描かれた範囲の行すべてに対し
塗りつぶしを行う手段を含む。
【0016】始点画素アドレス・レジスタ1は、これか
ら描画する直線の始点の位置情報を格納し、終点画素ア
ドレス・レジスタ2は直線の終点の位置情報を格納し、
線幅レジスタ3は描画したい直線の線幅の値を格納す
る。
【0017】直線発生部4の輪郭発生部41は始点と終
点を通り、線幅レジスタ3の線幅の袋状の輪郭線を発生
させ、輪郭線書き込み処理部42は輪郭発生部41から
送出される輪郭座標データを判定し、連続する輪郭の画
素列が副走査方向の上下に変化したときのみ直線画像記
憶部44に画素を書き込む。
【0018】直線画像記憶部44は直線画像を一たん展
開するワークメモリであり、塗りつぶし処理部43は直
線画像記憶部44を水平方向にラスタスキャンし、始め
て当たる値1の画素から書き始め、そのラインで再び値
1の画素が現れるまでその間の区間を値1で塗りつぶ
し、同様の塗りつぶしを輪郭線が描かれた範囲の行すべ
てに対して行い、直線画像記憶部44に描画された直線
画像を二値画像記憶部5の指定位置に転記する。二値画
像記憶部5はワードプロセッサを例にすると、最終的な
ページ体裁を展開するメモリである。
【0019】次に、本発明実施例装置の動作について説
明する。従来例と同様に、図2の始点31、終点32に
線幅値7の直線を引こうとするとき、輪郭発生部41は
始点31、終点32から、(線幅値−1)÷2の値だけ
上下に移動した点33、点34、点35、点36を発生
し、その4点を袋状に結び図3に示す画素列37の座標
値を発生する。画素列37の情報は順次、輪郭線書き込
み処理部42に渡され、輪郭線書き込み処理部42では
連続する画素の副走査方向の成分が変化したときだけ図
4に示すように値1を書き込み画素列38を発生する。
【0020】塗りつぶし処理部43では図5に示すよう
に主走査方向(水平)にラスタスキャンを行い、1ライ
ン上の二つの論理値1の画素を検出し、かつ、その画素
が隣接していないとき、その間の画素を値1で塗りつぶ
す処理を行う。この塗りつぶし処理部43の処理の結
果、図6に示すような直線39が得られる。直線画像記
憶部44に描画された直線は、二値画像記憶部5の指定
位置に転記される。
【0021】図7は本発明実施例装置による斜線描画を
説明する図である。斜線描画の場合も始点50と終点5
1とを結ぶ直線52を発生させた後、同様の処理を行い
図8に示す太線53を発生させる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ンピュータで直線を描画する場合に、輪郭線を形成した
後、コンピュータの処理単位であるバイト(8ビッ
ト)、ワード(16ビット)、ダブルワード(32ビッ
ト)単位に内部を塗りつぶすことにより、線幅が太い直
線であっても高速に描画することができ、また、斜線の
場合には始点と、終点とを結ぶ直線に垂直になる方向に
線幅を太らせて斜線に対して垂直方向に正しい線幅を発
生させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例装置の構成を示すブロック図。
【図2】本発明実施例装置による始点、終点、および線
幅の設定を示す図。
【図3】本発明実施例装置による袋状の画素列の座標値
発生を説明する図。
【図4】本発明実施例装置による画素列の発生を説明す
る図。
【図5】本発明実施例装置による塗りつぶし処理を説明
する図。
【図6】本発明実施例装置により得られた直線を示す
図。
【図7】本発明実施例装置による斜線の始点、終点、お
よび線幅の設定を示す図。
【図8】本発明実施例装置により得られた斜線を示す
図。
【図9】従来例装置の構成を示すブロック図。
【図10】従来例装置により得ようとする直線を示す
図。
【図11】従来例装置による始点および終点の設定を示
す図。
【図12】従来例装置による始点および終点を結んだ状
態を示す図。
【図13】従来例装置による始点および終点間の線上方
に画素コピーした状態を示す図。
【図14】従来例装置による始点および終点間の線下方
に画素コピーした状態を示す図。
【図15】従来例装置による斜線の始点および終点間を
結ぶ処理を示す図。
【図16】従来例装置により発生した斜線を示す図。
【符号の説明】
1 始点画素アドレス・レジスタ 2 終点画素アドレス・レジスタ 3 線幅レジスタ 4、6 直線発生部 5 二値画像記憶部 41 輪郭発生部 42 輪郭線書き込み処理部 43 塗りつぶし処理部 44 直線画像記憶部 100、101 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次元座標平面上に描画すべき直線の始
    点、終点それぞれの座標値、ならびに線幅値の描画デー
    タを記憶する始点画素アドレス・レジスタ、終点画素ア
    ドレス・レジスタおよび線幅レジスタが設けられ、 各描画データを受けて直線画像データを発生する直線発
    生部と、 この直線発生部で発生した直線画像データを格納する二
    値画像記憶部とを備えた画像処理装置において、 前記直線発生部に、 それぞれの直線描画データを受けて始点および終点の画
    素座標を通り前記線幅値を持った直線の袋状の輪郭線を
    連続した画素単位の座標列として発生する輪郭発生部
    と、 この輪郭発生部で発生した連続した輪郭線の画素単位の
    座標列を展開するときに座標値の対象としている現在位
    置と次の位置との変化で副走査方向の増減があった場合
    に、対象としている現在位置に論理値1を描画する輪郭
    線書き込み処理部と、 この輪郭線書き込み処理部が描画した二値画像をライン
    ごとにラスタスキャンし、ライン上にある隣接していな
    い二つの論理値1となっている画素を検出したときに、
    その二つの論理値1の画素の間にある値0の画素を論理
    値1で塗りつぶす塗りつぶし処理部と、 直線画像を展開する直線画像記憶部とを含むことを特徴
    とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記輪郭線書き込み処理部は、前記輪郭
    発生部から送出された輪郭座標データを判定し、連続す
    る輪郭の画素列が副走査線方向の上下に変化したときに
    限り、前記直線画像記憶部に画素を書き込む手段を含む
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記塗りつぶし処理部は、ライン上を水
    平方向にラスタスキャンしたときに、始めて当たる論理
    値1の画素から書き始め、そのライン上に再び論理値1
    の画素が現れるまで輪郭線が描かれた範囲の行すべてに
    対し塗りつぶしを行う手段を含む請求項1記載の画像処
    理装置。
JP22917991A 1991-09-09 1991-09-09 画像処理装置 Pending JPH0567215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22917991A JPH0567215A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22917991A JPH0567215A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0567215A true JPH0567215A (ja) 1993-03-19

Family

ID=16888037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22917991A Pending JPH0567215A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0567215A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4975976A (en) Image transformation method and device
JPS61249175A (ja) 図形処理装置
EP0592770B1 (en) Method for filling of interior pixels within a polygon
JP2634851B2 (ja) 画像処理装置
US5519412A (en) Pattern processing method
JP3264619B2 (ja) 画像処理装置および方法
EP0062669A1 (en) GRAPHICS AND TEXT IMAGE GENERATOR FOR A GRID SCAN DISPLAY.
JPH0567215A (ja) 画像処理装置
JP3034140B2 (ja) 文字生成方法及びその装置
JPS6155677B2 (ja)
JP3129717B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
EP0357076B1 (en) Inclined rectangular pattern generating system
JP2630843B2 (ja) 直線描画方法及び装置
JP2985275B2 (ja) アウトラインフォントの文字発生方式
JP3312560B2 (ja) テクスチャマッピング装置
JP2634810B2 (ja) 情報処理装置
JPH061493B2 (ja) 画像の塗りつぶし装置
JP2621410B2 (ja) 情報処理装置
JP3139805B2 (ja) 画像処理方法及びその装置
JP2771629B2 (ja) 文字処理装置
JP2664948B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JPS63111584A (ja) 画像処理装置
JP2634906B2 (ja) 画像処理方法
JP3024479B2 (ja) データ変換装置
JP2714114B2 (ja) グラフィック処理方法及びグラフィックシステム