JP2932664B2 - 1パス型図形形状特徴量計算装置 - Google Patents

1パス型図形形状特徴量計算装置

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、画像の認識処理の中で最も基本的かつ重要
な処理である図形の形状的な特徴量(例えば、面積や周
長など)を計算する装置に関し、特にラスタ走査で入力
される画像信号を実時間処理し、個々の図形の形状特徴
量を計算する実時間1パス型図形形状特徴量計算法(以
下、単に1パス法という)により画像の形状特徴量を計
算する装置に関する。
<従来の技術> 第3図は従来の1パス法による形状特徴量の計算手順
を示すアルゴリズムである。第3図において、対象画像
を1ラスタ走査している間に、入力された2値画像信号
により記号列生成のための制御信号を発生して、属性記
号を計算し、図形の各交差部の連結状態を表現する属性
記号列を生成する。この過程より図形の変形(分岐、連
結など)を判断することによって、形状特徴量を計算す
る。この1ラスタ走査を繰り返していき、或る図形の走
査終了を検知した時点で、スタックに累積された特徴量
をその図形の特徴量として出力する。以上の動作を一画
面分のラスタ走査が終了するまで繰り返すことにより、
対象画像内の全ての図形についての形状特徴量が得られ
る。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、上記従来技術に示す1パス法により図
形特徴量を計算できるのは、“1"または“0"を画素の値
とする2値化画像の場合には、画素値“1"または画素値
“0"どちらか一方だけである。例えば、画素値“1"の部
分を図形部として、その特徴量を計算する時に、同時に
画素値“0"の部分(穴部)の特徴量を計算することは不
可能である。したがって、穴部の特徴量を計算する時に
は、2パス目に画素値“0"を図形部とすることにより、
穴部の特徴量を計算することはできるが、両者間の位置
関係の対応付け(例えば、どの穴がどの図形に含まれる
か等)が困難であり、更に、1パス型という最も重要な
長所である高速性を損失してしまうという課題があっ
た。
本発明は上記従来技術の課題を踏まえて成されたもの
であり、2値画像において、図形部分(画素値“1")の
形状特徴量と穴部分(画素値“0")の形状特徴量を同時
に計算できると共に、図形部と穴部の位置関係の対応付
けができる1パス型図形形状特徴量計算装置を提供する
ことを目的としたものである。
<課題を解決するための手段> 上記課題を解決するための本発明の構成は、ラスタ走
査で入力される画像信号を実時間処理し、個々の図形の
形状特徴量を計算する実時間1パス型図形形状特徴量計
算法により画像の形状特徴量を計算する1パス型図形形
状特徴量計算装置において、画像のラスタ走査を行う回
路と、ラスタ走査により入力された2値画像信号から属
性記号列生成のための制御信号を発生する制御信号発生
回路と、この制御信号が入力されて属性記号列を計算す
る属性記号計算回路と、前記制御信号および特徴量計算
用の補助画像信号が入力されて1つの交差部の特徴量を
計算する交差部特徴計算回路と、この交差部特徴計算回
路および前記属性記号計算回路からの出力が入力されて
図形の特徴量を累積計算する図形特徴量計算回路と、計
算した特徴量の保持に必要な図形ナンバーカウンタおよ
び特徴量記憶レジスタとで構成される入力画像の図形部
の特徴量を計算する第1の1パス法装置および入力画像
の穴部の特徴量を計算する第2の1パス法装置と、前記
第2の1パス法装置が前記第1の1パス法装置よりも1
画素分、前記2値画像信号を早く入力させるために前記
第1の1パス法装置の前段に設けた遅延回路とを備えた
構成とし、画像中の図形部と穴部の特徴量を同時に計算
できると共に、前記第2の1パス法装置が前記第1の1
パス法装置よりも1画素分、前記2値画像信号を早く受
け取ることにより、図形部と穴部の位置関係の対応付け
ができるようにしたことを特徴とするものである。
<作用> 本発明によれば、従来の1パス法装置を2組備え、一
方の装置が他方の装置よりも1画素分、2値画像信号を
早く受け取る構成としている。したがって、画像中の図
形部と穴部の特徴量を同時に計算できると共に、どの穴
がどの図形に含まれているかを判断できる。
<実施例> 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の1パス型図形形状特徴量計算装置の
一実施例を示す構成図である。第1図において、1は入
力画像の図形部(画素値“1"の部分)の形状特徴量を計
算する第1の1パス法装置であり、この1パス法装置1
は、入力された2値画像信号から属性記号列生成のため
の制御信号を発生する制御信号発生回路11,制御信号発
生回路11が発生した制御信号が入力されて属性信号列を
計算する属性記号計算回路12,制御信号発生回路11から
の制御信号と特徴量計算用の補助画像信号が入力されて
1つの交差部の特徴量を計算する交差部特徴計算回路1
3,属性記号計算回路12と交差部特徴計算回路13の出力が
入力されて図形の特徴量を累積計算する図形特徴量計算
回路14,計算した特徴量の保持に必要な特徴量記憶レジ
スタ15および図形ナンバーカウンタ16とで構成される。
2は第2の1パス法装置であり、その構成は基本的には
第1の1パス法装置1と同等であるため簡略するが、第
1の1パス法装置1との相違点は、入力画像の穴部(画
素値“0"の部分)の形状特徴量を計算する点である。
又、第1の1パス法装置1と第2の1パス法装置2は互
いに同期を取ってラスタを走査するが、第2の1パス法
装置2が第1の1パス法装置1よりも1画素分だけ先の
走査を行うように、即ち、1画素分早く2値画像信号を
受け取るように構成している。この走査を行うために、
第1の1パス法装置の2値画像信号入力部(制御信号発
生回路11)の前段には、1画素分の遅延回路3が接続さ
れている。更に、第1の1パス法装置1と第2の1パス
法装置2とは、第2の1パス法装置2で各穴の特徴量が
計算し終えたら、その時点での第1の1パス法装置1の
特徴量記憶レジスタ15の図形ナンバーカウンタ16の内容
に相当するナンバーの穴部特徴量フィールドに、それら
の特徴量を蓄えるように接続されている。
このような構成において、第1の1パス法装置1にお
いて、2値画像信号が入力されて、対象画像の図形部の
特徴量を計算する動作は、従来の1パス法による装置と
同様である。又、第2の1パス法装置2において、2値
画像信号が入力されて、対象画像の穴部の特徴量を計算
する動作も、画素値が“1"か“0"かの違いだけで、基本
的には従来の1パス法による装置と同様である。しか
し、穴部の特徴量は、その穴を含む図形の特徴量である
ため、図形部と穴部が別々に計算されても意味がなく、
どの穴がどの図形に含まれるかということが重要とな
る。この穴部と図形部の対応付けを第2図を用いて説明
する。第2図は第1図装置を用いて図形部と同時に穴部
の形状特徴量を計算する動作を示す図である。第2図に
おいて、1パス法により、穴部の走査終了を判断できる
のは、穴部終了座標をf(i,j)とすると、座標f(i
+1,j+1)の時点である。ただし、穴部のラスタ走査
は、図形部より1画素分だけ早く行われている。したが
って、その時点での図形の走査座標は、f(i,j+1)
である。この座標は走査を終了した穴を含む図形に必ず
属しているので、f(i,j+1)の座標の図形をその穴
を含む図形と判断し、その特徴量に穴の特徴量を加えれ
ば良い。実際には、第2の1パス法装置2で、1つの穴
の走査が終了したと判断されたら、その特徴量データを
第1の1パス法装置1へ送る。第1の1パス法装置1の
図形ナンバーカウンタ16には、その時点で走査している
図形のナンバーが示されているので、そのナンバーの特
徴量記憶レジスタ15の穴部特徴量フィールドに第2の1
パス法装置からのデータを蓄える。第1の1パス法装置
1で1つの図形の走査が終了したと判断されると、その
図形に含まれる穴部の特徴量を伴って、その図形の特徴
量が出力される。このような動作を一画面の走査を終了
するまで繰り返すことにより、1パス法を用いて図形部
と同時に穴部の形状特徴量が計算できると共に、各穴が
どの図形に含まれるかという情報も得ることができる。
なお、上記実施例においては、画素値“1"のデータが
図形部を、画素値“0"のデータが穴部を表しているが、
入力される画像信号が2値であれば、画素値には関係な
く本発明を適用できる。
又、第1,第2の1パス法装置に入力される特徴量計算
用の補助画像信号として、濃淡画像を入力すれば、各画
素の明度を重みにした特徴量等を図形部と穴部について
同時に計算することもできる。
<発明の効果> 以上、実施例と共に具体的に説明したように、本発明
によれば、従来の1パス法の最も重量な高速性を失うこ
となく、入力画像の図形部と穴部の特徴量を同時に計算
することができ、又、各穴部がどの図形部に含まれるか
という情報も得ることができる。したがって、図形特徴
量として、その図形内の穴部の特徴量も加えることがで
きるため、1パス法が利用可能なアプリケーションの幅
を著しく増加させる効果を有する1パス型図形形状特徴
量計算装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1パス型図形形状特徴量計算装置の一
実施例を示す構成図、第2図は第1図装置を用いて図形
部と同時に穴部の形状特徴量を計算する動作を示す図、
第3図は従来の1パス法による形状特徴量の計算手順を
示すアルゴリズムである。 1……第1の1パス法装置、2……第2の1パス法装
置、3……遅延回路、11……制御信号発生回路、12……
属性記号計算回路、13……交差部特徴計算回路、14……
図形特徴量計算回路、15……特徴量記憶レジスタ、16…
…図形ナンバーカウンタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラスタ走査で入力される画像信号を実時間
    処理し、個々の図形の形状特徴量を計算する実時間1パ
    ス型図形形状特徴量計算法により画像の形状特徴量を計
    算する1パス型図形形状特徴量計算装置において、 画像のラスタ走査を行う回路と、 ラスタ走査により入力された2値画像信号から属性信号
    列生成のための制御信号を発生する制御信号発生回路
    と、この制御信号が入力されて属性信号列を計算する属
    性記号計算回路と、前記制御信号および特徴量計算用の
    補助画像信号が入力されて1つの交差部の特徴量を計算
    する交差部特徴計算回路と、この交差部特徴計算回路お
    よび前記属性信号計算回路からの出力が入力されて図形
    の特徴量を累積計算する図形特徴量計算回路と、計算し
    た特徴量の保持に必要な図形ナンバーカウンタおよび特
    徴量記憶レジスタとで構成される入力画像の図形部の特
    徴量を計算する第1の1パス法装置および入力画像の穴
    部の特徴量を計算する第2の1パス法装置と、 前記第2の1パス法装置が前記第1の1パス法装置より
    も1画素分、前記2値画像信号を早く入力させるために
    前記第1の1パス法装置の前段に設けた遅延回路とを備
    えた構成とし、 画像中の図形部と穴部の特徴量を同時に計算できると共
    に、前記第2の1パス法装置が前記第1の1パス法装置
    よりも1画素分、前記2値画像信号を早く受け取ること
    により、図形部と穴部の位置関係の対応付けができるよ
    うにしたことを特徴とする1パス型図形形状特徴量計算
    装置。
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