JP2838556B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2838556B2
JP2838556B2 JP33537189A JP33537189A JP2838556B2 JP 2838556 B2 JP2838556 B2 JP 2838556B2 JP 33537189 A JP33537189 A JP 33537189A JP 33537189 A JP33537189 A JP 33537189A JP 2838556 B2 JP2838556 B2 JP 2838556B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像処理装置に係り、特に、細線化処理され
たラスタデータを処理してベクタデータを得る画像処理
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来スキャナ等で画像処理装置に入力されたデータ
は、二値化され各画素の背景ビットとして、画像メモリ
に格納される。次いで細線化処理の前処理として、背景
ビットが芯線ビットにコピーされ、コピーされた芯線ビ
ットに対して細線化処理が行われる。第10図は、スキャ
ナで入力され2値化された第9図の画像に細線化処理が
行われた結果を示し、×印は背景ビットが1で芯線ビッ
トが0、○印は背景ビットが1で芯線ビットも1である
ことをそれぞれ表している。
細線化処理とは、ラスタデータで与えられた画像に対
し、中心線に位置するデータのみを抽出する処理であ
る。線追跡処理とは、第10図に示されるような2値デー
タについて、芯線ビットを追跡してその始点座標、終点
座標、および折点座標を求める処理である。
以下、線追跡処理を従来の技術により説明する。細線
化処理により得られた芯線ビットを含む画像メモリがス
キャンされ、最初に見出された芯線ビットを含む画素Po
を、まず基点として処理が開始される。第3図は画像メ
モリのデータ構成を示し、図において、基点となる前記
画素Poの芯線ビットを8Bとすると、次に追跡する方向の
候補としては、第4図に示されるように0〜7の8方向
が存在する。この中から追跡されるべき方向の画素を決
定する条件は、その画素の 芯線ビット=1,かつ消去ビット=0, である。消去ビットは線追跡方向が決定された後、基点
が当該方向に移動され、移動後の基点に関して再び、線
追跡処理が行われる際、先の基点に追跡方向が後戻りし
ないよう、先の基点にセットされるものである。
第12図に基点の一つの方向について追跡方向を決定す
る処理フローを示す。第12図に示された手順はある基点
の一つの方向について追跡方向かそうでないかを判定す
るものであり、当該基点からの追跡方法を決定するに
は、図の手順の処理を8方向(8個の画素)について行
う必要があった。この手順により画素Poより追跡を開始
して画素P1で複数の追跡方向が見出されるまでが、一つ
の線追跡処理である。複数の追跡方向が見出された画素
P1では、その画素の分岐ビットに1がセットされるが、
逆側からの線追跡処理が終了していないので、消去ビッ
トは0のままにしておかれる。第12図に示されたXアド
レス、Yアドレスは基点画素に対して方向Nに隣接する
画素のアドレスであり、画素データとは、当該アドレス
の画素のデータ(背景ビット、芯線ビット、分岐ビッ
ト、消去ビット)である。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来技術においては、基点に対して一つの方向ご
とに、その方向の画素のアドレスが指定され、その画素
のデータが読み出されて処理が行われていたため、線追
跡処理に時間がかかった。
本発明の課題は、スキャナ等により入力された画像デ
ータに対する線認識処理時間を短くするために、線追跡
処理時間を短縮するにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題は、画像のラスタデータを記憶する画像メ
モリと、該画像メモリに接続して設けられ該画像メモリ
に格納されたデータを演算してベクタデータを出力する
演算装置と、を含んでなる画像処理装置において、前記
画像メモリは、各画素の、少なくとも、芯線ビット、分
岐ビット、及び消去ビットを記憶するものであり、前記
演算装置は、前記画像メモリに接続して設けられ基点と
して設定された画素に隣接する画素のデータを記憶する
ビットデータ記憶手段と、該ビットデータ記憶手段に接
続して設けられ前記ビットデータ記憶手段に記憶された
ビットデータを演算する演算手段と、前記演算手段及び
前記画像メモリに接続され、前記演算手段の演算結果を
判定する処理手段と、を含んでいるものとすることによ
り、達成される。
〔作用〕
線追跡処理開始の基点となる画素が設定されると、演
算装置は該画素に隣接する8個の画素のアドレスを順次
指定し、指定されたアドレスの画素のテーダを、ビット
データ記憶手段に、順次、格納記憶させる。基点に設定
された画素に隣接する8個の画素のデータがビットデー
タ記憶手段に記憶されると、ビットデータ記憶手段に接
続された演算手段が、前記ビットデータ記憶手段に記憶
された8個の画素データを8ビットのデータとして演算
し、演算結果を8ビットのデータとして処理手段に出力
する。処理手段は入力される8ビットのデータにより、
線追跡方向8個の画素につき同時に判定する。
〔実施例〕
本願発明は線追跡処理を高速化するためにソフトウエ
アで処理されていた演算をハードウエアによる演算にお
きかえたものである。線追跡方向の決定をハードウエア
による演算におきかえるために、画像メモリに記憶され
ているデータ(芯線ビット、消去ビット、分岐ビット)
をその状態で使用するのでなく、一旦、他の記憶手段に
格納したのちデータ間の排他的論理和演算をハードウエ
アにより、行い、追跡方向を抽出するものである。
基点に隣接するある画素が線追跡方向であるかどうか
は、当該画素の芯線ビットと消去ビットの組合せで定ま
り、その組合せは、次の表に示される4通りがある。芯
線ビットがB、消去ビットがDで表わされている。
芯線ビットが存在しない場合は、消去ビットはセット
されないので、No.1のケースは存在しない。この表でB
とDの排他的論理和演算が行われると、No.1とNo.2の場
合のみが真になる。No.1は存在しないから、No.2のみが
真となり追跡方向が抽出される。
以下、本発明に係る画像処理装置の一実施例を第1図
を参照して説明する。図に示す画像処理装置は、制御装
置2と、該制御装置2に接続された画像メモリ3と、該
画像メモリ3及び前記制御装置2にそれぞれ接続された
ビットデータ記憶手段である、芯線シフトレジスタ4、
分岐シフトレジスタ5、消去シフトレジスタ6と、該消
去シフトレジスタ6及び芯線シフトレジスタ4に接続さ
れた演算手段である第1の演算器8と、該第1の演算器
の出力側および前記分岐シフトレジスタ5に接続された
演算手段である第2の演算器7と、前記制御装置2、画
像メモリ3、第1及び第2の演算器8,7の出力側に接続
された処理手段である処理装置1と、を含んで構成され
ている。尚、画像メモリ3への入力手段、処理装置1か
らの出力手段は従来、知られている技術であるので図示
ならびに説明は省略した。
画像メモリ3は画像情報を各画像ごとに分割して格納
しており、それぞれの画素のデータは第2図に示される
ように背景ビット、芯線ビット、分岐ビット、消去ビッ
トを含んでいる。第3図は画像メモリ3のデータの構成
を示し、各画素の位置はXアドレス、Yアドレスで規定
される。
前記構成の装置において、画像メモリ3に格納された
データが細線化処理を終了し、線追跡処理が行われる段
階の動作を説明する。制御装置2は、細線化処理により
得られた芯線ビットを含む画像メモリをスキャンし、最
初に見出された芯線ビットを含む画素を基点とする。第
4図に示される画素8を設定された基点とすると、線追
跡処理は画素8に隣接する画素0〜7について行われ
る。基点になる画素8が設定されると、その画素のアド
レス(基点アドレス)が制御装置2内のXアドレスレジ
スタ、Yアドレスレジスタにセットされる。次いで、制
御装置2は、基点画素8と隣接する各画素のX方向、Y
方向の座標値を差をXオフセットアドレス、Yオフセッ
トアドレスとして次に示すように、順次出力する。Xオ
フセットアドレスをXOFF、YオフセットアドレスをYOFF
とする。
方向0 XOFF=1 YOFF=0 方向1 XOFF=1 YOFF=1 方向2 XOFF=0 YOFF=1 方向3 XOFF=−1 YOFF=1 方向4 XOFF=−1 YOFF=0 方向5 XOFF=−1 YOFF=−1 方向6 XOFF=0 YOFF=−1 方向7 XOFF=1 YOFF=−1 方向8 XOFF=0 YOFF=0 方向0〜7は、第4図における画素0〜7に対応して
いる。制御装置2は、出力されたXOFF,YOFFを前記Xア
ドレスレジスタ,Yアドレスレジスタに格納されている基
点アドレスに加算し、隣接画素0〜7のX,Yアドレスを
順次求める。制御装置2は求められたX,Yアドレス12,13
に規定される画素の芯線ビット、分岐ビッド、消去ビッ
トを順次読み出し、それぞれ芯線シフトレジスタ4、分
岐シフトレジスタ5、消去シフトレジスタ6に順次格納
する。この時、制御装置2は芯線シフトレジスタ4、分
岐シフトレジスタ5、消去シフトレジスタ6に対しシフ
トクロック14を与える。
方向7の画素のデータが格納されると、芯線シフトレ
ジスタ4、分岐シフトレジスタ5、消去シフトレジスタ
6には、第5図に示されるように各方向のデータが格納
される。
芯線シフトレジスタ4、分岐シフトレジスタ、消去シ
フトレジスタ6へのデータの格納が終了すると、第1の
演算器8は、芯線シフトレジスタ4、消去シフトレジス
タ6に格納されているデータNb,Ndをそれぞれ8ビット
のデータとして用いて XN=NbNd (N=0〜7) の演算を一動作で行い、演算結果を第6図に示される形
で出力する。第2の演算器7は分岐シフトレジスタ5に
格納されているデータNCと前記第1の演算器8の演算結
果XN(N=0〜7)を同様に8ビットのデータとして用
いて YN=XNNC (N=0〜7) の演算を一動作で行い、演算結果を第7図に示す形で出
力する。記号は排他的論理和を示す。
処理装置1は、入力される第1の演算器8の出力を見
てどのビットが真であるかを判断し、線追跡方向を決定
する。第2の演算器7の出力YNは、第1の演算器7の出
力と分岐ビットの排他的論理和で、処理装置1は線追跡
処理で当該画素が分岐点と判断されてセットされた分岐
点情報(分岐ビット)をもとに、今回の線追跡方向のう
ちのどれが分岐点であるかを求める。
処理装置1は、線追跡方向を決定したのち(追跡方向
がない場合も)基点画素のデータの消去ビットに1をセ
ットし、複数の追跡方向が存在する場合は消去ビットで
なく、分岐ビットに1をセットする。そのため、画像メ
モリ3から、基点画素8のデータを読み込み、当該ビッ
トに1を論理和し、書き込みデータとして画像メモリ3
にセットする。次いで処理装置1は決定した追跡方向の
X,Yアドレスを制御装置2に出力し、そのアドレスが新
たな基点のアドレスとしてXアドレスレジスタ、Yアド
レスレジスタにセットされる。セットされたアドレスの
画素を基点として再び線追跡処理が繰り返えされる。
第8図は上述の動作を手順図に表わしたものである。
本実施例は、基点に隣接する画素のデータを記憶する
芯線シフトレジスタ、分岐シフトレジスタ、および消去
シフトレジスタと、これらのレジスタに格納されたデー
タをハードウエアで演算する演算器とを設けたので、基
点に隣接する画素ごとにデータが読み出されて線追跡方
向の判定が行われるのでなく、基点に隣接する画素のう
ちの線追跡処理に関連するデータがまず読み出され、こ
のデータが一括処理されて追跡方向が判定されるので、
各基点ごとの線追跡処理に要する時間が短縮され、全体
として線追跡処理が高速化された。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ラスタデータを処理する画像処理装
置の画像メモリが少くとも画素ごとの芯線ビット、分岐
ビット、消去ビットを記憶するものとされ、基点として
設定された画素に隣接する画素のデータを格納するビッ
トデータ記憶手段と、該ビットデータ記憶手段に記憶さ
れたデータを演算する演算手段とが設けられたので、設
定された基点に隣接する画素のデータが所定の位置に格
納されたのち該演算手段による一括処理が可能となり線
追跡処理が高速化され、ライタデータからベクタデータ
への変換を迅速化する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像処理装置の要部構成を示すブ
ロック図、第2図は画素ごとのデータ構成を示す斜視
図、第3図は画像メモリのデータ構成を示す斜視図、第
4図は線追跡方向を示す平面図、第5図はビットデータ
記憶手段のデータ構成例を示す図、第6図及び第7図は
演算器の出力データの構成例を示す図、第8図は第1図
に示す実施例により線追跡処理を行う場合の手順の例を
示す手順図、第9図は入力される画像の例を示す平面
図、第10図は第9図に示される画像が2値化され細線化
処理が行われた結果を示す平面図、第11図は従来技術に
おけるデータ構成例を示す図で第12図は従来技術の例を
示す手順図である。 1……処理手段、 2……制御回路、 3……画像メモリ、 4,5,6……ビットデータ記憶手段、 7,8……演算手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像のラスタデータを記憶する画像メモリ
    と、該画像メモリに接続して設けられ該画像メモリに格
    納されたデータを演算してベクタデータを出力する演算
    装置と、を含んでなる画像処理装置において、前記画像
    メモリは、各画素の、少なくとも、芯線ビット,分岐ビ
    ット,及び消去ビットを記憶するものであることと、前
    記演算装置は、前記画像メモリに接続して設けられ基点
    として設定された画素に隣接する画素のデータを記憶す
    るビットデータ記憶手段と、該ビットデータ記憶手段に
    接続して設けられ前記ビットデータを記憶手段に記憶さ
    れたビットデータを演算する演算手段と、前記演算手段
    及び前記画像メモリに接続され前記演算手段の演算結果
    を判定する処理手段と、を含んでいることを特徴とする
    画像処理装置。
JP33537189A 1989-12-25 1989-12-25 画像処理装置 Expired - Lifetime JP2838556B2 (ja)

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