JPH0395689A - 画像輪郭抽出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、画像処理の分野に利用され，二次元の画像の
輪郭を抽出する画像輪郭抽出装置に関する。

［従来の技術コ 従来，特公昭６３−０２９８９０号，特公昭６３−０４
１９９１号．％公昭６３−１６３６８０号、特公昭６３
−１８０１７９号、特公昭６３−１８８２７７号．４Ｉ
公昭６３−１８８２７８号，特公昭６３−１８８２７９
号に開示されているよりな画像輪郭抽出装置が知られて
卦シ，これらの画像輪郭抽出装置では、処理対象が二値
画像となっていた。

［発明が解決しよりとする課題］ このよりに上述した従来の輪郭抽出装置は、処理対象が
二値画像であるので、多値画像に於いて輪郭が明暗部に
広く分布している場合に全ての輪郭を抽出するためには
，二値画像作或の際のしきい値を変え輪郭抽出の操作を
繰ｂ返し行わなければならず％また，輪郭抽出結果が二
値で出力されるために明確な輪郭とぼやけた輪郭との出
力に差がなく，これらの輪゛郭の区別が付かないという
欠点があった． 本発明はこのよりな従来の欠点を改嵜したもので，その
目的は、一度の操作で多値画像の輪郭を抽出することが
できて，明確な輪郭とぼやけた輪郭の区別が可能な画像
輪郭抽出装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明の画像輪郭抽出装置は、多値画像の一画素に微分
演算を施す微分手段と、該微分手段の出力値が定数値よ
り大きい場合は輪郭と判定して該微分手段の出力値をそ
のま１出力し、該微分手段の出力値が定数値よシ小さい
場合は輪郭では無いと判定して該微分手段の出力値で使
用されない値を出力する判定手段とを有している。

［作用］ 多値画像の一画素に微分演算を施し、微分値が定数値よ
シも大きいか否かを判定する。微分値が定数値よ９も大
きいときには輪郭と判定し，微分値をその画素の出力結
果としてその！１出力する。

これに対し，微分値が定数値よシも小さいときには輪郭
ではないと判定し、微分値とはなう得ない値をその画素
の出力結果として出力する。このよりな処理を全ての画
素について行うと，出力結果を輪郭抽出画像として得る
ことができる。この際に輪郭である部分は多値の微分値
となっているので、多値の輪郭抽出結果を得ることがで
きる。

［実施例コ 以下，本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明の一実施例の構成図である。第１図を参
照すると，本実施例の画像輪郭抽出装置は、映像信号か
ら取シ出された二次元の多値画像を記憶する入カメモリ
１００と、入力メモリ１００に記憶された多値画像の全
画素を順次一画素ずつアドレスする指示回路２００と、
指示回路２００でアドレスされた入カメモリ１００内多
値画像の一画素に対して微分操作を施す微分回路３００
と、微分回路３００の出力が定数値より大きい場合は輪
郭と判定し微分回路３００の出力をその１ま出力し、微
分回路３００の出力が定数値よシ小さい場合は輪郭では
無いと判定し該微分回路３００の出力値で使用されない
１直を出力する判定回路４００と、判定回路４００の出
力を記憶する出力メモリ５００とを備えている。

微分回路３００は，例えば，第２図ｔａ）に示すよりに
，入カメモリ１００に入カマ｝　ＩＪックス１０２とし
て記憶された多値画像の座標値（　Ｘ２　ａ　Ｙ２　）
にある一画素３１０を指示回路２００がアドレスしてい
る場合には，第２図ｆｂｌに示すよりにこの画素３１０
を取シ囲む８つの画素Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ，Ｆ，Ｇ，Ｈ
に対して微分操作（Ｃ（Ａ＋Ｂ＋Ｃ）　−（Ｆ＋Ｇ＋Ｈ
））２＋［（Ａ＋Ｄ＋Ｆ）−（Ｃ＋Ｅ＋Ｈ））２］’／
２の演算を行い，この演算結果すなわち微分値を判定回
路４００に与えるよりになっている。判定回路４００で
は、この微分値が定数値よりも大きく輪郭と判定したと
きには，出力画像として，第２図ｆｃｌに示すよりに第
２図（ａｌの座標値（　Ｘ２，　Ｙ２）に対応する画素
３２０に微分値を割当て，微分値が定数値よジも小さく
輪郭ではないと判定したときには、画素３２０に例えば
＠　　，１″を割当てるよりになっている． 次にこのよりな構成の画像輪郭抽出装置の動作を第３図
の７ローチャートを用いて説明する。

輪郭を抽出されるべき多値画像の各画素が第２図（ａ）
に示すよりに入カメモリ１００内に入力マトリックス１
０２として記憶されているとする。ステップＳ１では、
指示回路２００によってアドレスされる入力マトリック
ス１０２の座標値（ｘ１．Ｙ）ｔ−最初初期値（　Ｘ０
，　Ｙ，　）に設定する。ステｊ ップＳ２では指示回路２００によってアドレスされる座
標値（　Ｘ，　，　ｒｔ　）の画素に対して微分回路３
００Ｆｉこの画素を取ｂ囲む８つの画素Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ
，Ｅ，Ｆ，Ｇ，Ｈからなる第２図（ｂ）に示すよりな微
分オペレーター０３によｂ前述のよりな微分操作を施す
。この結果、ＡとＢとＣとの和とＧとＨと１との和との
差の二乗と、ＡとＤとＧとの和とＣとＦとＩとの和との
差の二乗との和の平方根が計算され、微分値として出力
される。ステッｆＳ３では、微分操作の結果得られる微
分値が定数値よりも大きいか否かを判断する。大きいと
きには輪郭と判定し，ステッｆｓ４．８６にかいて得ら
れた微分値をそのｔま第２図（ｃ）に示すよりな出力マ
トリックス１０４の座標値（　Ｘｉ．　Ｘｊ）の画素に
割当てる。これに対して、微分値が定数値よシも小さい
ときには，輪郭ではないと判定し、ステッｆｓ５，Ｓ６
にかいて値“−１”を出力マトリックス１０４の座標値
（　ｘ，　，　ｙ，　）の画素に割当てる． このよりにして１つの画素に対する処理を終了すると、
ステップＳ７ではＸ方向座標値Ｘｉを“１″だけ歩進し
，Ｘ方向の次の画素に対してステップＳ２乃至Ｓ６筐で
の同様の処理を行う。ステッグＳ８でＸｉがＸＭとなる
と，ステッ７’Ｓ９，８１０に釦いてＸ１をＸ０にし，
またＹ方向座標値Ｙｊを“１”だけ歩進し，しかる後，
ステップＳ２乃至Ｓ８の処理を繰返し行い，ステップＳ
ｌｌでＹｊがＹＮよｂも大きくなったときに入力マトリ
ックス１０２の全ての画素についての処ａｔ終了し，こ
れによシ各画素に対する処理結果すなわち輪郭抽出画像
が入力マトリックス１０２と同じ構成の出カメモリ５０
０の出力マトリックス１０４に形或される。

このよりに本実施例では，輪郭と判定された画素につい
ては二値化することなく微分値すなわち多値画像の１４
で出力し，輪郭抽出結果を多値で得るよりにしているの
で、一度の操作で多値画像の輪郭抽出を行うことが可能
となる。また明確な輪郭は微分値が大きく、大きな出力
となり，ぼやけた輪郭は微分値が小さく，小さな出力と
なるので，これにより明確な輪郭とぼやけた輪郭とを区
別することが可能となる。

〔発明の効果コ 以上説明したよりに本発明は，多値画像を二値化する事
なく多値画像の１壕で輪郭抽出が行え、しかも輪郭抽出
結果が多値で得られるので、一度の操作で多値画像の輪
郭を抽出することができ、壕た明確な輪郭とぼやけた輪
郭の区別が可能になるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画像輪郭抽出装置の一実施例の構成図
，第２図（ａ）　＝　（ｂ）　，　（ｃ）は入カマトリ
ックス，微分マトリックス，出力マトリックスをそれぞ
れ示す図、第３色は第１図に示す画像輪郭抽出装置の処
理流れを示す７ローチャートである。 第１図にかいて， １００・・・入力メモ’Ｊ．２００・・・指示回路、３
００・・・微分回路．４００・・・判定回路．５００・
・・出力メモリ。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多値画像の一画素に微分演算を施す微分手段と、該微分
   手段の出力値が定数値より大きい場合は輪郭と判定して
   該微分手段の出力値をそのまま出力し、該微分手段の出
   力値が定数値より小さい場合は輪郭では無いと判定して
   該微分手段の出力値で使用されない値を出力する判定手
   段とを有していることを特徴とする画像輪郭抽出装置。