JPH0822542A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0822542A
JPH0822542A JP6154543A JP15454394A JPH0822542A JP H0822542 A JPH0822542 A JP H0822542A JP 6154543 A JP6154543 A JP 6154543A JP 15454394 A JP15454394 A JP 15454394A JP H0822542 A JPH0822542 A JP H0822542A
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JP
Japan
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coordinate
value
adder
coordinates
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP6154543A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Endo
勉 遠藤
Masahiro Kono
政裕 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication of JPH0822542A publication Critical patent/JPH0822542A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2次モーメントを高速で算出できる小規模な
画像処理装置を提供する。 【構成】 x座標をx座標カウンタ1で計数し、y座標
をy座標カウンタ2で計数し、それぞれの計数出力をバ
レルシフタ3,4で左に1ビットシフトして2倍にし、
バレルシフタ3の出力を加算器5に入力し、加算器5と
フリップフロップ8とからなる累加算器によってx座標
の自乗値x2 を出力し、バレルシフタ4の出力を加算器
7に与え、加算器7とフリップフロップ10とによって
y座標の自乗値y2 を出力し、y座標カウンタ2の計数
値を加算器6に与え、加算器6とフリップフロップ9と
からなる累加算器によってxy座標の相乗値を出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像処理装置に関し、
特に、ディジタル画像から2次モーメントを算出するよ
うな画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】対象物の姿勢に関する情報を画像処理に
よって得る場合、対象物の2次モーメントを算出して慣
性主軸を求めることが多い。また、パターン認識を行な
う場合、対象物のモーメントを特徴量として抽出し、そ
の特徴量を基にして、対象物がどのカテゴリに属するか
を識別することによりパターン認識を行なうことが多
い。この2次モーメントは次の第(1)式〜第(3)式
で表わされる。
【0003】
【数1】
【0004】ここで、x,yは、それぞれ各画素のx座
標,y座標であり、f(x,y)は、座標(x,y)の
画像データ(2値または濃淡データ)であり、総和は対
象物の領域についてなされる。
【0005】図7は従来の2次モーメントを求める装置
の概略ブロック図である。図7において、X座標カウン
タ23はx座標を計数し、Y座標カウンタ24はy座標
を計数する。X座標カウンタ23の計数出力は乗算器
(またはROMまたはRAM)25と乗算器(またはR
OMまたはRAM)26に与えられ、Y座標カウンタ2
4の計数出力は乗算器26と乗算器(またはROMまた
はRAM)27に与えられる。乗算器25はx座標の自
乗値x2 を出力し、乗算器26はxとyの相乗値xyを
出力し、乗算器27はy座標の自乗値y2 を算出する。
このような従来技術は、たとえば特開昭61−2519
73号公報,特開昭61−251974号公報,特開平
3−142688号公報および特開平5−46766号
公報において知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、図7に
示した従来例では、座標の自乗値や相乗値を乗算器ある
いはROMあるいはRAMで算出しているため、算出時
間が長くなり、高速処理が困難となったり、回路規模が
大きくなり装置の大型化やコスト高を招くという問題点
があった。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、2
次モーメントを高速で算出する小規模な画像処理装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
xy座標のディジタル画像から2次モーメントを算出す
る画像処理装置であって、各画素のx,y座標を計数す
るための計数回路と、計数回路のx,y座標の計数出力
を2倍するためのシフト回路と、シフト回路の出力値に
+1加算した値を順次累加算してx,y座標の自乗値を
出力する第1の加算器と、計数回路のy座標計数出力と
x座標を累加算してxy座標の相乗値を出力する第2の
加算器とを備えて構成される。
【0009】請求項2に係る発明では、請求項1の計数
回路は、クロック信号を計数し、水平スタート信号でク
リアされる第1の計数回路と、水平スタート信号を計数
し、垂直スタート信号でクリアされる第2の計数回路と
を含み、シフト回路は、第1の計数回路のx座標計数出
力を2倍するための第1のシフト回路と、第2の計数回
路のy座標計数出力を2倍するための第2のシフト回路
を含む。
【0010】
【作用】ラスタスキャン方式で入力される画素の座標
は、0,1,2,3,…,n,n+1,…のように変化
する。このとき、座標の自乗値の増分Δは、 Δ=(n+1)2 −n2 =2n+1 …(4) である。したがって、計数回路の計数出力を左へ1ビッ
トシフトして2倍にし、第1の加算器でその値に+1加
えた値を累加算することによって、x,y座標の自乗値
を出力できる。一方、座標の相乗値に関しては、副走査
方向のy座標は一定値(y)のまま、主走査方向のx座
標が0,1,2,3,…のように変化する。したがっ
て、座標の相乗値は0,y,2y,…,n×y,…のよ
うに変化するので、y座標の計数回路の計数出力を累加
算することによって算出できる。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示すブロック図
である。図1において、x座標カウンタ1は各画素のx
座標を計数するものであり、クロック信号CLKを計数
し、水平ラインスタート信号HS* によってクリアされ
る。y座標カウンタ2はy座標を計数するものであり、
水平ラインスタート信号HS* を計数し、フィールドス
タート信号VS* によってクリアされる。x座標カウン
タ1の計数出力はバレルシフタ3に与えられる。バレル
シフタ3はx座標カウンタ1の計数出力を左に1ビット
シフトすることによって、その計数値を2倍にする。バ
レルシフタ3の出力は加算器5の一方の入力に与えら
れ、加算器5のキャリーイン入力には“1”が入力され
ており、出力はフリップフロップ8の入力に与えられ
る。フリップフロップ8の出力は加算器5の他方入力に
与えられる。加算器5とフリップフロップ8は累加算器
を構成し、この累加算器がx座標の自乗値を出力し、こ
の出力値は水平ラインスタート信号HS* によってクリ
アされる。
【0012】y座標カウンタ2の計数出力はバレルシフ
タ4に与えられるとともに、加算器6の一方入力にも与
えられる。バレルシフタ4はy座標カウンタ2の計数出
力を左に1ビットシフトすることによってその計数値を
2倍にする。バレルシフタ4の出力は加算器7の一方入
力に与えられる。加算器7のキャリーイン入力には
“1”が入力されており、出力はフリップフロップ10
の入力に与えられる。フリップフロップ10の出力は加
算器7の他方入力に与えられ、加算器7とフリップフロ
ップ10とによって累加算器を構成する。この累加算器
はy座標の自乗値を出力するが、水平ラインスタート信
号HS* が入力されたときに累加算処理を行ない、その
出力値はフィールドスタート信号VS* でクリアされ
る。
【0013】y座標カウンタ2の計数出力は加算器6の
一方入力にも与えられており、加算器6の出力はフリッ
プフロップ9の入力に与えられる。フリップフロップ9
の出力は加算器6の他方入力に与えられ、これらの加算
器6とフリップフロップ9とによって累加算器が構成さ
れる。この累加算器は、座標の相乗値を出力し、その出
力値は水平ラインスタート信号HS* でクリアされる。
【0014】図2は入力画面とそれを構成する各画素の
座標を示す図である。各画素の画像データは、基準信号
であるクロック信号CLKに同期して、図2の矢印で示
したラスタスキャン走査順序で入力される。よって、入
力される画素の座標(x,y)は、(0,0),(1,
0),(2,0),…,(m−1,0),(0,1),
(1,1),(2,1),…,(m−1,1),…のよ
うに変化する。したがって、x座標カウンタ1はクロッ
ク信号CLKを計数し、水平ラインスタート信号HS*
で出力をクリアすることによって、各画素のx座標を算
出する。また、y座標カウンタ2は水平ラインスタート
信号HS* を計数し、フィールドスタート信号VS*
出力をクリアすることによって、各画素のy座標を算出
する。
【0015】図3はx座標の自乗値を算出するときのタ
イムチャートであり、図4はy座標の自乗値を算出する
ときのタイムチャートであり、図5は座標の相乗値を算
出するときのタイムチャートである。
【0016】次に、図1〜図5を参照して、この発明の
一実施例の具体的な動作について説明する。図3(b)
に示すように、水平ラインスタート信号HS* によって
x座標カウンタ1およびフリップフロップ8がクリアさ
れる。x座標カウンタ1は図3(a)に示すクロック信
号CLKを計数し、図3(c)に示すように、各画素の
x座標に応じた計数値を出力する。このx座標値はバレ
ルシフタ3に与えられ、左方向に1ビットシフトされ、
図3(d)に示すように2倍の値となる。そして、2倍
となったx座標値は加算器5にキャリー信号とともに入
力されて図3(e)に示されるように累加算される。フ
リップフロップ8は図3(f)に示すようにクロック信
号が与えられるごとに信号を出力するため、x座標の自
乗値を出力する。
【0017】一方、図4(b)に示すフィールドスター
ト信号VS* によってy座標カウンタ2とフリップフロ
ップ10とがクリアされる。y座標カウンタ2は図4
(c)に示す水平ラインスタート信号HS* を計数し、
図4(d)に示すように、各画素のy座表に対応した計
数値を出力する。このy座標値はバレルシフタ4によっ
て図4(e)に示すように左方向に1ビットシフトされ
て2倍の値となる。そして、2倍になったy座標値は、
加算器7にキャリー信号とともに入力され、図4(f)
に示すように、水平ラインスタート信号HS* が入力さ
れたときに累加算され、フリップフロップ10から図4
(g)に示すy座標の自乗値が出力される。
【0018】また、図5(c)に示すように、水平ライ
ンスタート信号HS* によってフリップフロップ9がク
リアされ、加算器6は図5(e)に示すy座標カウンタ
2のy座標値とフリップフロップ9の出力とを加算す
る。すなわち、y座標カウンタ2のy座標を累加算す
る。具体的には水平ラインスタート信号HS* でクリア
された後、y座標カウンタ2の計数値が0のときは、0
の累加算値は0なのでフリップフロップ9の出力は0の
ままだが、水平ラインスタート信号HS* でクリアされ
た後、y座標カウンタ2の計数値が“1”になると図5
(a)に示すクロック信号が入力されるごとに、“1”
が累加算され、フリップフロップ9は図5(g)に示す
累加算値を出力する。
【0019】図6はこの発明の一実施例を用いた2次モ
ーメント算出装置の構成を示すブロック図である。図6
において、回路11は図1に示したブロック図が用いら
れる。回路11で算出された座標の自乗値x2 ,y2
よび相乗値xyは演算回路12,13および14に与え
られる。これらの演算回路12,13および14には、
フリップフロップ21を介して2値または濃淡データが
与えられ、2値または濃淡データと座標の自乗値x2
相乗値xyおよび座標の自乗値y2 の積が算出され、加
算器15,16,17に与えられる。加算器15,1
6,17の出力はメモリ18,19,20に与えられ
る。メモリ18,19,20のアドレスにはフリップフ
ロップ22を介して領域のラベルデータが与えられ、メ
モリ18,19,20の出力が加算回路15,16,1
7に与えられる。そして、加算器15,16,17によ
って、ラベル領域内でその積の総和が計算され、メモリ
18,19,20にその結果が格納される。
【0020】なお、画像データが2値の場合、演算回路
12,13および14をなくし、その代わり2値画像デ
ータと座標カウンタ出力の論理積をとって、座標の自乗
値および相乗値を算出し、ラベル領域内でその総和を計
算するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、各画
素のx,y座標を計数し、それぞれの計数出力を2倍し
た後順次+1を累加算してx,y座標の自乗値を出力す
るとともに、計数回路のy座標計数出力とx座標を累加
算してxy座標の相乗値を出力することができる。そし
て、たとえば座標(Max16ビット)の自乗値と相乗
値を算出する回路をゲートアレイで実現した場合、32
ビット累加算器で約970ゲートとなる。一方、16ビ
ット乗算器は約3000ゲートであるため、従来例に比
べて約3分の1の規模で構成できる。しかも、スピード
に関しては従来より約2倍高速にすることができ、した
がって2次モーメントを高速で算出する小規模な画像処
理装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】入力画面の画素座標を示す図である。
【図3】この発明の一実施例におけるx座標の自乗値を
算出するときのタイムチャートを示す図である。
【図4】y座標の自乗値を算出するときのタイムチャー
トを示す図である。
【図5】座標の相乗値を算出するときのタイムチャート
を示す図である。
【図6】この発明の一実施例を用いた2次モーメント算
出装置の構成を示すブロック図である。
【図7】従来の2次モーメント算出装置の一例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 x座標カウンタ 2 y座標カウンタ 3,4 バレルシフタ 5,6,7 加算器 8,9,10 フリップフロップ 12,13,14 演算回路 15,16,17 加算器 18,19,20 メモリ 21,22 フリップフロップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X,Y座標のディジタル画像から2次モ
    ーメントを算出する画像処理装置であって、 各画素のx,y座標を計数するための計数回路、 前記計数回路のx,y座標の計数出力を2倍するための
    シフト回路、 前記シフト回路の出力値に+1加算した値を順次累加算
    してx,y座標の自乗値を出力する第1の加算器、およ
    び前記計数回路のy座標計数出力を累加算してxy座標
    の相乗値を出力する第2の加算器を備えた、画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記計数回路は、 クロック信号を計数し、水平スタート信号でクリアされ
    る第1の計数回路と、 水平スタート信号を計数し、垂直スタート信号でクリア
    される第2の計数回路とを含み、 前記シフト回路は、 前記第1の計数回路のx座標計数出力を2倍するための
    第1のシフト回路と、 前記第2の計数回路のy座標計数出力を2倍するための
    第2のシフト回路を含む、請求項1の画像処理装置。
JP6154543A 1994-07-06 1994-07-06 画像処理装置 Pending JPH0822542A (ja)

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JP6154543A JPH0822542A (ja) 1994-07-06 1994-07-06 画像処理装置

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JP6154543A JPH0822542A (ja) 1994-07-06 1994-07-06 画像処理装置

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JP6154543A Pending JPH0822542A (ja) 1994-07-06 1994-07-06 画像処理装置

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991005