JPH0573026A - 文字図形発生方法 - Google Patents

文字図形発生方法

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JPH0573026A
JPH0573026A JP3233390A JP23339091A JPH0573026A JP H0573026 A JPH0573026 A JP H0573026A JP 3233390 A JP3233390 A JP 3233390A JP 23339091 A JP23339091 A JP 23339091A JP H0573026 A JPH0573026 A JP H0573026A
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JP
Japan
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contour
point
character
coordinate data
points
Prior art date
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Pending
Application number
JP3233390A
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English (en)
Inventor
Tsugi Suzuki
嗣 鈴木
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記憶すべき輪郭座標データの値を変更するこ
となしに、文字の太さを変更できる。 【構成】 ベクトル変化から要補正点を抽出する抽出表
記憶部103および要補正点として抽出された輪郭点に
関して補正を行う補正演算部104を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタやディスプレ
イ等の出力装置に、文字図形等を出力するための文字図
形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のレーザーを利用した文字図形発生
方法において、1mm角の小さな文字から大きなもので
は500mm角の文字まで同一の書体(いわゆる原字)
を用いて文字を発生させているのが一般的であるが、原
字のデータに拡大・縮小率を掛けて必要とする文字サイ
ズの文字図形を発生させる際、拡大・縮小後の輪郭点の
座標を画素上等にのせるためは、輪郭点の座標データに
拡大・縮小率を掛けて得られた座標値(非整数)に対し
て四捨五入等の整数化処理を行うことになる。この場
合、各輪郭点の座標に対して独立に四捨五入などの整数
化処理を行うと、特に縮小する場合に、原字の段階では
ある幅を持っていた文字の線幅が縮小後極端に細くなっ
たり、あるいは消滅する例が発生し、このため縮小にと
もない原字の品質を著しく損なう例も発生していた。
【0003】図1は、漢字の”中”という文字の輪郭点
の点列を示した例で、漢字”中”は3組の輪郭点列から
構成されている。図1の点1から12が第1組、点13
から16が第2組、点17から20が第3組の輪郭点列
を示す。図7の点列は図1に記載した”中”という文字
の、輪郭点11付近を拡大したもので、図の太線は輪郭
点を結んだ輪郭線を示し、格子線は座標値が整数となる
位置を示している。輪郭点の座標は、原字の輪郭点の座
標に、必要とするサイズの文字に変換するための拡大・
縮小率を掛けて得ることができ、拡大縮小後の輪郭座標
は一般に非整数値である。図7の点11の位置等がその
座標値(非整数)に相当する。輪郭点列を発生させる際
には、こうして得られた輪郭線座標を四捨五入等により
整数値化し、そののち輪郭点間の点列発生を行う方法が
一般的である。こうして点列発生させた結果が図7の白
丸である。また図7で得られた輪郭点列の内部を塗り潰
した例が図8である。図7、図8に示すように、線分1
1−12と線分13−14は四捨五入によって同一線上
に重なってしまい、前記2線分から構成される文字の横
線の幅は1ドットとなる。また塗り潰し方法によっては
横線が消滅することもあり得る。一方、点11と点14
の間の文字の縦線の幅は3ドットあり、縦線と横線の幅
の差が著しくなったことがわかる。このように、縮小に
ともない文字の線幅が極端に細くなったりあるいは消滅
して、文字の品質を著しく損なうという課題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明はこのよ
うな問題点を解決するもので、その目的とするところは
記憶すべき輪郭座標データの値を変更することなしに、
文字の太さを変更できる方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の文字図形発生方
法は、文字図形の輪郭線を離散的点列データとして記憶
し、この離散的点列データに拡大・縮小率を掛けて目的
とするサイズの輪郭座標データを求め、次にこの輪郭座
標点間の点列を直線、2次曲線、3次曲線、円弧等の補
間により算出し、この輪郭点列の内部を塗り潰すことに
よって文字図形を発生させる文字図形発生方法におい
て、拡大・縮小率を掛けて輪郭点の座標データを算出し
たのち、当該輪郭点とその前の輪郭点とから構成される
ベクトルの成分と、当該輪郭点とその次の輪郭点とから
構成されるベクトルの成分との組み合わせに応じて、当
該輪郭点の座標を補正することを特徴とする。
【0006】
【実施例】本発明は、座標値の整数化にともなうこのよ
うな問題点を回避するためのもので、実施例を図に従っ
て説明する。図1の点列は、従来の方式における問題点
を説明するために使用した文字”中”であるが、説明の
便宜上、横軸をx軸、縦軸をy軸と称する。また輪郭点
の点番号であるが、塗り潰し領域が常に右手になるよう
に輪郭点列の順番を設定することとする。すなわち外側
の輪郭は時計回り、内側の輪郭は反時計回りで輪郭点番
号を付加する。こうして付加された点番号が図1に示さ
れる。実施例として、文字の横線の線幅の補正の方法を
説明する。本実施例においては、まず最初に輪郭点列を
走査することにより、各輪郭点を結んで得られる各ベク
トルのx方向成分の符号のみを逐次抽出する。図1の輪
郭点列を例にとると、点1、2を始終点とするベクトル
のx方向成分は正(右向き)、次の点2、3を始終点と
するベクトルのx方向成分は0となる。以下同様にして
全輪郭点間のベクトルのx方向成分の変化をまとめたも
のが図2である。図中のx変位の欄が、点間ベクトルの
x方向成分の変化を示す。
【0007】次に、図3は、連続した3点、すなわち、
点A,B,Cから構成される2個のベクトル〔図3
(a)に示す〕の、そのx成分の符号の組み合わせによ
って、点Bのy座標の補正を行うか否か示す表〔図3
(b)に示す〕で、たとえば、点A、B間のベクトル
(前ベクトル)のx成分が正(右向き)、点B、C間の
ベクトル(次ベクトル)のx成分が0の場合、表を読む
と、点Bのy座標に関し補正を行うことを示している。
この表を「ベクトル変化による補正点抽出表」と称する
こととする。この補正点抽出表を前述の図2のベクトル
のx成分変化表に適応する。例を示すと、図2の点1、
2間のベクトルのx成分は→、点2、3間のベクトルの
x成分は0。したがって図3から点2のy座標の補正は
要補正という結果となる。表のy補正欄の〇印は、y座
標の補正を行うことを示し、−は補正しないことを示し
ている。全輪郭点に対して適応した結果が図2の最右欄
のy補正の項に示してある。図2をみると、点1、2、
3、4、11、12、15、16、19、20のy座標
に関して補正を行い、それ以外は補正しないことを示し
ている。これらの点番号を、図1と比較してみると明ら
かなように、点1、2、3、4、11、12、15、1
6、19、20は、文字の横線を構成する輪郭点のう
ち、塗り潰し領域の上方にある点のみを示している。す
なわち、塗り潰す領域の上側一方の輪郭点のみを抽出で
きる。
【0008】次に、このようにして得られた輪郭点に関
して補正を行った結果を示す。図4は、補正量として正
の値をy座標に加算した場合の例で、図4の場合、△y
がその加算量である。図の点線が補正前の輪郭線、太実
線が補正後の輪郭線を示す。塗り潰し領域の上方の輪郭
線のみが上方に移動することになる。加算量の設定方法
はいくつかあるが、例えば文字の線幅が最低1ドット分
以上となるような値をとることもできる。こうして得ら
れた補正後の輪郭座標を使って輪郭点列を発生させた例
が、図4の〇印であり、その内部を塗り潰した結果が図
5である。
【0009】このように、輪郭点列から構成されるベク
トルの符号の変化にしたがって要補正点を抽出する対応
表をあらかじめ用意しておき、文字発生時は、拡大・縮
小にともなう輪郭座標計算時に、逐次輪郭点間のベクト
ルの成分の符号を走査することによって要補正点を選び
出し、選び出された輪郭点に関してのみ補正を行うこと
によって、文字の線幅の調整が可能となる。
【0010】以上は、文字の横線に関する線幅補正の例
であったが、対象とするベクトルの成分をx成分のかわ
りにy成分とすることによって、縦線についても同様に
線幅補正を行うことが可能である。
【0011】図6は、本発明の実施例を実現するための
システム構成の例で、システムはCPU101、輪郭を
構成する輪郭点列の点番号ならびにその座標データ記憶
部102、ベクトル変化による補正点抽出表記憶部10
3、拡大・縮小等の輪郭座標演算および補正演算部10
4、輪郭線発生部105、輪郭線内部塗り潰し部106
および文字図形出力装置107から構成される。本実施
例の構成上の特徴は、ベクトル変化から要補正点を抽出
する抽出表記憶部103および要補正点として抽出され
た輪郭点に関して補正を行う補正演算部104を有する
ことである。これらの構成要素間のデータの流れについ
ては、前述の実施例の中で説明したので省略する。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、文字図形の縮小にと
もなう線幅の消滅あるいは不揃いに関し、記憶すべき輪
郭座標データの値を変更することなしに、文字の太さを
変更することができ、文字の品質を向上させることがで
きるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例ならびに従来の方法を説明する
ために、例として上げた、文字の輪郭点の点列を示す
図。
【図2】図1の文字を対象として、各輪郭点間のベクト
ルのx方向変位と、それによるy方向補正の要否を説明
するための図。
【図3】ある輪郭点間をはさむ前後の2つのベクトルの
x方向変位の組み合わせによる、当該輪郭点のy座標の
補正の有無を決定するための図。
【図4】図1の点列を対象として、本発明の実施例によ
り輪郭点列を発生させた例を示す図。
【図5】図4にて発生した輪郭点列の、内部塗り潰しを
行った例を示す図。
【図6】本発明の実施例の構成例を示す図。
【図7】図1の点列を対象として、従来の方法により輪
郭点列を発生させた例を示す図。
【図8】図7にて発生した輪郭点列の、内部塗り潰しを
行った例を示す図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字図形の輪郭線を離散的点列データと
    して記憶し、この離散的点列データに拡大・縮小率を掛
    けて目的とするサイズの輪郭座標データを求め、次にこ
    の輪郭座標点間の点列を直線、2次曲線、3次曲線、円
    弧等の補間により算出し、この輪郭点列の内部を塗りつ
    ぶすことによって文字図形を発生させる文字図形発生方
    法において、拡大・縮小率を掛けて輪郭点の座標データ
    を算出したのち、当該輪郭点とその前の輪郭点とから構
    成されるベクトルの成分と、当該輪郭点とその次の輪郭
    点とから構成されるベクトルの成分との組み合わせに応
    じて、当該輪郭点の座標を補正することを特徴とする文
    字図形発生方法。
JP3233390A 1991-09-12 1991-09-12 文字図形発生方法 Pending JPH0573026A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006163700A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Kyocera Mita Corp 描画処理装置及びプログラム
JP2016066222A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム

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