JPH05538A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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Publication number
JPH05538A
JPH05538A JP3033722A JP3372291A JPH05538A JP H05538 A JPH05538 A JP H05538A JP 3033722 A JP3033722 A JP 3033722A JP 3372291 A JP3372291 A JP 3372291A JP H05538 A JPH05538 A JP H05538A
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JP
Japan
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paper
image forming
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unit
forming apparatus
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JP3033722A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kotabe
浩明 小田部
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給紙装置や両面装置,排紙装置等の紙搬送装
置を備えた周辺装置を、搬送速度の異なる各種の画像形
成装置本体に汎用的に使用できるようにする。 【構成】 画像形成装置本体に接続される各周辺装置内
での紙搬送速度を、各周辺装置に設けたディップスイツ
チ46,56,66によって指定できる。また、本体制
御部30から各ユニット制御部40,50,60へシリ
アル通信によるコマンドを送信することによつても周辺
装置の紙搬送速度を指定することができる。ユニット制
御部40,50からは給紙時間の情報を本体制御部30
へ送信して、給紙異常検出時間を変更させることもでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光プリンタ,複写
機,ファアクシミリ装置等の電子写真方式の画像形成装
置本体に給紙装置,排紙装置等の周辺装置を接続した画
像形成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置の多機能化が進み、電子写
真装置に対する要求も多様化してきている。そのため、
例えば特開昭63−212948号公報に見られるよう
に、電子写真方式の画像形成装置本体に用途に応じて各
種の周辺装置を選択的に装着できるようにして、必要な
機能に対応する画像形成システムを構成する方式が採ら
れるようになってきており、その接続方法も種々提案さ
れている。
【0003】しかしながらここで問題となるのは、周辺
装置は装着の対象となる画像形成装置本体の搬送速度に
合わせて、その紙搬送速度を決定して作られるため、装
着可能となる画像形成装置本体が限られ、搬送速度の異
なる画像形成装置本体には接続させることができなかっ
た。また、本体制御も特定の(専用に作られた)周辺装
置を接続された場合のタイミング制御しか行なっていな
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これでは、システムを
構成する画像形成装置本体毎に周辺装置を開発する必要
があるため、開発に時間がかかるばかりか、製造効率も
低下するという問題があった。
【0005】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、給紙装置や両面装置,排紙装置等の紙搬送装置
を備えた周辺装置を汎用的に使用できるようにし、接続
される画像形成装置本体の搬送速度に制約されて特定の
画像形成装置本体専用に作らなくても済むようにするこ
と目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、電子写真方式の画像形成装置本体に搬送
速度を変更可能な紙搬送装置を備えた周辺装置を接続し
た画像形成システムにおいて、画像形成装置本体又は周
辺装置に上記紙搬送装置の搬送速度を指定する紙搬送速
度指定手段を設けたものである。その紙搬送速度指定手
段を、画像形成装置本体からシリアル通信によって周辺
装置の紙搬送速度を指定する手段としたり、あるいは周
辺装置に設けられたスイッチにするとよい。
【0007】また、上記紙搬送装置が、画像形成装置本
体への給紙機能、画像形成装置本体より排出された転写
紙を反転させて再度画像形成装置本体に給紙する機能、
あるいは画像形成装置本体より排出された転写紙を積載
する機能を有するとよい。
【0008】さらに、電子写真方式の画像形成装置本体
に給紙機能を有する周辺装置を接続した場合、周辺装置
による転写紙の給紙開始からその転写紙が画像形成装置
本体の所定位置に達するまでに要する時間情報を、周辺
紙装置から画像形成装置本体に知らせる手段を設けたも
のも提供する。そして、画像形成装置本体に、上記周辺
装置から知らされる時間情報によって給紙異常検出時間
を変更する手段を設けるとよい。
【0009】
【作用】このように構成した画像形成システムによれ
ば、画像形成装置本体又は周辺装置でそこに設けられて
いる搬送装置の搬送速度を指定して変更させることがで
きるので、画像形成装置本体と搬送装置を備えた周辺装
置との関係が紙搬送速度に制約されて固定されることな
く、汎用的に使用できる
【0010】周辺装置が画像形成装置本体への給紙機
能、あるいは画像形成装置本体より排出された転写紙を
反転させて再度画像形成装置本体に給送する機能を有す
る場合には、特に両方の紙搬送速度を一致させることが
重要である。そして、その周辺装置による転写紙の給紙
開始からそれが画像形成装置本体の所定位置に達するま
でに要する時間の情報を、給紙装置から画像形成装置本
体に知らせるようにすれば、本体側で給紙異常検出時間
をそれに応じて変更でき、ジヤム発生等の給紙異常の検
出精度を高めることができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図3は、この発明を実施した電子写真
方式の画像形成システムであるレーザプリンタ・システ
ムの全体構成を示す概略図である。
【0012】このシステムは、画像形成装置本体である
プリンタ本体1に、周辺装置として両面ユニット2と給
紙ユニット3がテーブル5内に一体的に組み込まれて接
続され、上部には排紙ユニット4が装着されている。
【0013】プリンタ本体1内に設けられた感光体ドラ
ム8は、作像プロセスが開始されると図示しない駆動モ
ータによつて矢示方向へ回転駆動され、その上方に設け
られた帯電チヤージヤ9によつてその表面が一様に帯電
される。
【0014】そして、光書込みユニット10によつて画
像データに応じて変調されたレーザビームを感光体ドラ
ム8の軸方向に主走査しながら照射して露光し、その表
面に静電潜像を形成する。その静電潜像に、現像ユニッ
ト11によつてトナーを付着させて現像して可視像化す
る。
【0015】一方、このプリンタ本体1に備えられた上
下二段の給紙トレイ6,7あるいはテーブル5に備えら
れた給紙ユニツト3のいずれかから、各給紙ローラ15
a,15b,15cのいずれかの回転によつて図示しな
い転写紙が選択的に給紙され、その転写紙は感光体ドラ
ム8の近傍に位置するレジストローラ対16に挟持され
た状態で待機する。
【0016】そして、トナー像を担持する感光体ドラム
8が回転してくるのと同期して、レジストローラ対16
も所定のタイミングで回転を開始し、転写紙を感光体ド
ラム8とその下方に設けられた転写・分離部17との対
向位置へ送出する。それによって、転写・分離部17の
転写チャージャの作用により、感光体ドラム8上のトナ
ー像が転写紙に転写されると共に、その転写紙は感光体
ドラム8から分離され、搬送ベルト18によつて定着器
19に送られて転写された画像が加熱定着される。
【0017】その後、プリント済の転写紙は、一対の用
紙進路切換爪20,21の切換動作によつて進路が選択
され、プリンタ本体1の後部の開閉可能な排紙スタツカ
22、上部の排紙ユニット4あるいは下部の両面ユニッ
ト2のいずれかへ選択的に排出される。23,24はプ
リンタ本体1側と排紙ユニット4側の搬送コロ、25
a,25bは排紙ユニツト4から下段トレイ4a,上段
トレイ4bへそれぞれ転写紙を排出するための排紙ロー
ラである。
【0018】なお、トナー像を転写紙に転写した後、感
光体ドラム8上に残留するトナーはクリーニングユニツ
ト14によつて除去される。さらに、感光体ドラム8の
残留電位は除電ランプ26によつて除電される。こうし
て、感光体ドラム8は初期化されて次のページの作像プ
ロセスの帯電に進み、同様な動作を繰り返す。
【0019】このプリンタ本体1内にはさらに、このレ
ーザプリンタ全体の制御及び印字データの処理等を司ど
る画像コントローラ基板27と上記作像部を構成するプ
リンタエンジンの制御を司どるエンジンドライバ基板2
8、及び電源部29等が設けられている。
【0020】図4はテーブル5内の両面ユニット3と給
紙ユニット3の詳細図である。両面ユニット3には、前
述のプリンタ本体1から片面にプリントされた転写紙を
受け入れる転写紙受け入れガイド201,フォークゲー
ト202,反転ローラ203,反転センサ204を介し
て,反転経路205が形成されている。
【0021】さらに、略水平方向に延びる逆送経路20
6、そこに設けられた逆送ローラ207、及び逆送経路
206の出口に配設された両面搬送センサ208、そこ
からプリンタ本体1へ転写紙を再給紙する再給紙経路2
09が設けられている。301は給紙ユニット3の搬送
ローラ,302は給紙経路である。
【0022】図5の(A)〜(E)は、この両面ユニッ
ト2内での反転再給紙動作時の転写紙Pの動きを太線で
示す図である。
【0023】図1は、このレーザプリンタ・システムの
制御部の接続ブロック図である。プリンタ本体1を制御
する本体制御部30は、図2に示した画像コントローラ
基板27とエンジンドライバ基板28(それぞれマイク
ロコンピュータを内蔵している)によって構成されてい
る。
【0024】各周辺装置である両面ユニット2を制御す
る両面ユニット制御部40、給紙ユニット3を制御する
給紙ユニット制御部50、及び排紙ユニット4を制御す
る排紙ユニット制御部60は、それぞれシリアル通信路
で本体制御部30に接続され、コマンドの授受により転
写紙の搬送を制御する。
【0025】両面ユニット制御部40は、CPU41,
メモリ42,及びI/O部43がバスによって接続され
たマイクロコンピュータを備え、両面ユニット2内の各
センサ44(図4に示した反転センサ204,両面搬送
センサ)の検出信号をアンプ45を介してI/O部43
に入力すると共に、ディップスイッチ46からの搬送速
度指定信号もI/O部43に入力し、ドライバ47を介
して紙搬送部の各ローラ(図4に示した反転ローラ20
3,逆送ローラ207)を駆動するモータ48を指定さ
れた速度で駆動制御する。
【0026】給紙ユニット制御部50及び排紙ユニット
制御部60も全く同様に構成されており、それぞれCP
U51,61、メモリ52,62、及びI/O部53,
63がバスによって接続されたマイクロコンピュータを
備え、各ユニット3,4内のセンサ54,64の検出信
号をアンプ55,65を介してI/O部53,63に入
力すると共に、ディップスイッチ56,66からの搬送
速度指定信号も入力し、ドライバ57,67を介して紙
搬送部の各ローラを駆動するモータ58,68を指定さ
れた速度で駆動制御する。
【0027】以下、これらの各ユニット制御部40,5
0,60を周辺装置制御部と総称し、その動作を図2の
線図及び図6〜図11のフローチャートを参照して説明
する。
【0028】各周辺装置制御部40,50,60は、そ
れぞれ電源投入(ON)後、図6のフローチャートに示
すように、ディップスイッチ46,56,66の設定を
読み込んで搬送速度を設定する。すなわち、モータ4
8,58,68がパルスモータである場合には、搬送速
度の変更はパルスモータへのパルスレートを変更するこ
とにより行うので、ディップスイッチによって指定され
た搬送速度を図2に示す変換テーブルによつてパルスレ
ートに変換して、搬送パルスレートを設定する。
【0029】あるいはまた、各周辺装置制御部40,5
0,60は、本体制御部30から搬送速度設定コマンド
が送られた場合には、図7のフローチャートに示すよう
に、搬送速度をコマンドにより指定された速度に変更す
る。
【0030】この搬送速度の変更は、やはりパルスモー
タへのパルスレートを変更することにより行う。パルス
レートと搬送速度の関係は、搬送駆動系の構成により各
ユニット毎に異なるものとなるが、いずれも図2にそれ
そぞれ直線a,b,cで示すように比例関係にあるの
で、それぞれ各周辺装置のユニット毎にその制御部のメ
モリ42,52,62に固有の変換テーブルを格納して
おき、それによってパルスレートを算出すればよい。
【0031】図8は、周辺装置を使用するプリント動作
時における本体制御部30と周辺装置制御部40,5
0,60の動作の関係を示すフローチャートである。本
体制御部30は、プリントスタート要求が発生(プリン
トを命令受信)すると、シリアル通信路を通して給紙ユ
ニット3に対し給紙速度指定命令である搬送速度設定コ
マンドを送信する。この際送られる給紙速度の指定値
は、図3に示したプリンタ本体1の電子写真プロセスを
実行するプリンタエンジン部の搬送速度に略等しい値と
する。
【0032】その後、給紙装置3に対して給紙開始命令
を発送し、給紙動作を開始する。そして、図3に示した
プリンタ本体1内のレジストセンサRSによって給紙さ
れた転写紙の先端を検知したら、給紙停止命令を発送し
給紙動作を終了させる。それ以降、電子写真プロセスの
各行程が実行され、片面プリントの場合は次に排紙動作
を行う。
【0033】排紙動作は、まず排紙ユニットへの転写紙
の送出を開始させる前に、排紙ユニット4に対して反転
速度指定命令として排紙搬送速度指定コマンドを送信
し、排紙速度を設定する。その後、排紙ユニット4に対
して反転(排紙)開始コマンドを送信し、排紙動作を行
う。
【0034】もし両面プリントを行う場合は、両面ユニ
ット2に対して上記と同様な排紙動作を行う。そして、
両面ユニット2での反転動作が終了した後、両面ユニッ
ト2に対して上記給紙処理(給紙速度設定,給紙開始命
令の送信)を行い、電子写真プロセスを実行した後、排
紙ユニット4に対して排紙動作を行なう。
【0035】ここで、各周辺装置における給紙動作,排
紙動作,及び反転動作について説明する。
【0036】1)給紙動作(給紙ユニット3、両面ユニ
ット2) 図9のフローチャートに示すように、給紙命令により給
紙モータを駆動して給紙を開始する。その後、給紙停止
命令(コマンド)の受信により給紙モータを停止して給
紙動作を終了する。
【0037】2)排紙動作(排紙ユニット4) 図10のフローチャートに示すように、排紙開始命令に
より排紙モータを駆動して排紙動作を開始する。その
後、図3に示した排紙センサESによって紙の後端を検
知したら排紙モータを停止して排紙動作を終了する。
【0038】3)反転動作(両面ユニット2) 図11のフローチャートに示すように、プリンタ本体1
からの排紙開始命令を受信すると、両面モータ48(図
1)を反転方向に駆動し、図4,図5に示した搬送路切
換え用フォークゲート202をONにし、プリンタ本体
1から排紙された紙を反転経路205に引き込む。
【0039】引き込まれた紙の後端を反転センサ204
により検知すると、フォークゲート202をOFFに
し、両面モータ48を搬送方向に駆動して転写紙を再給
紙経路209の方へ搬送する。その搬送された転写紙の
先端を両面搬送センサ208によって検知すると、両面
モータ48を停止して反転動作を完了する。
【0040】なお、図11における(A)〜(D)は、
それぞれ図5の(A)〜(D)の各状態に対応する。)
その後、プリンタ本体1から両面ユニット2に対して給
紙命令が有れば、上述の給紙動作を行い、図5の(E)
に示すように反転された紙をプリンタ本体1へ再給紙す
る。
【0041】コマンドリスト プリンタ本体1より周辺装置2〜4に送られるコマンド
は、下記に示すように1バイト(byte)目で対象と
なるユニツトのIDとコマンドの種類を示し、必要で有
れば2バイト目で設定値を示す。1バイト目は、ビット
(bit)6,5によりコマンドの対象となるユニット
IDが示され、ビット4〜0によりコマンドの種類が示
される。
【0042】
【0043】 1バイトコマンド 1.給紙開始コマンド ***00001 給紙ユニット 01hex 両面ユニット 41hex 2.給紙停止コマンド ***00010 給紙ユニット 02hex 両面ユニット 42hex 3.排紙開始コマンド ***00011 排紙ユニット 23hex 両面ユニット 43hex
【0044】 2バイトコマンド 4.速度設定コマンド ***00100 1st byte 給紙ユニット 04hex 排紙ユニット 24hex 両面ユニット 44hex 2nd byte 2バイト目で速度の指定値を表す。 8ビットで構成され0〜255(mm/sec)の値が
指定可能となる。
【0045】このように、上述の実施例によれば、給紙
ユニット,両面ユニット,排紙ユニットの各周辺装置
を、電子写真プロセスにおける転写紙の搬送速度が異な
る各種のプリンタ本体に接続して使用することが可能に
なり、汎用性が高まるため、画像形成システムの開発効
率の軽減及び製造効率の上昇が計れる。
【0046】次に、上述のレーザプリンタ・システムに
おいて、給紙装置となる給紙ユニット3及び両面ユニッ
ト2に、転写紙の給紙開始からその転写紙がプリンタ本
体1の所定位置に達するまでに要する時間(給紙時間)
情報をプリンタ本体1に知らせる機能を付加し、プリン
タ本体1に、給紙ユニット3又は両面ユニット2から知
らされる時間情報によって給紙異常(ジャム発生)検出
時間を変更する機能を付加した実施例について説明す
る。
【0047】この実施例における周辺装置である給紙装
置の制御部(図1の両面ユニツト制御部40及び給紙ユ
ニット制御部50)の動作は、図12のフローチャート
に示すようになる。
【0048】すなわち、電源ON後CPUを初期設定し
てディップスイッチ46,56の設定を読み込んで、前
述の実施例の場合と同様に搬送速度をパルスレートに変
換して設定する。その後、プリンタ本体1からの搬送速
度設定コマンドを受信した場合には、この設定した搬送
速度をコマンドによって指定された速度に変更する。
【0049】また、プリンタ本体1から給紙時間読み出
しコマンドが送られると、その時点で設定されている搬
送速度において、給紙開始から転写紙がプリンタ本体1
の給紙口(給紙装置の排紙口)に達するのに必要な給紙
時間Tをプリンタ本体1へ返送する。
【0050】給紙位置から給紙装置の排紙口までの距離
をL(mm)設定された搬送速度をP(mm/sec)とする
と、時間T=L×1000/P(m sec) (返信コー
ドはT/10)となる。そして、プリンタ本体1から給
紙開始コマンドを受信すると給紙を開始する。
【0051】この実施例における本体制御部30の動作
は、図13のフローチャートに示すようになる。プリン
トスタート要求が発生(プリントを命令受信)すると、
シリアル通信路を通して給紙装置に対して搬送速度設定
コマンドを送信する。この際送られる搬送速度の指定値
は、プリンタ本体1の電子写真プロセスを実行するプリ
ンタエンジン部の搬送速度に略等しい値とする。
【0052】その後、給紙装置3に対して給紙時間読み
出しコマンドを送信する。そして、このコマンドに体す
る給紙装置からの返信により得られる時間Tに、プリン
タ本体1の給紙口からレジストセンサRS(図3)に達
するまでの時間及びマージンを加えた時間を、給紙ジャ
ムカウンタにセツトする。そして、給紙装置に給紙開始
命令を発行し、給紙動作を開始する。
【0053】その後、レジストセンサRSに転写紙の先
端が達するまでの時間を監視して、給紙ジャムカウンタ
にセツトした時間が経過しても転写紙がレジストセンサ
RSに到達しない場合は、紙ジャムと判断して所定のジ
ャム処理を行なう。ジャムが発生しなければ、電子写真
プロセスの各工程を実行し、排紙ユニット4に転写紙を
送出する前に排紙の搬送速度指定コマンドを送信する。
その後、排紙ユニツト4に排紙開始コマンドを送信して
排紙動作を行なう。
【0054】この場合にプリンタ本体1から各周辺装置
に送られるコマンドは、前述のコマンドリストに記載し
た1バイトコマンドに次のコマンドを追加する。 4.給紙時間問い合わせコマンド ***01001 給紙ユニット 09hex 両面ユニット 49hex (給紙装置からの返信コードは1バイトで、0〜255(10m/sec) の値となる。)
【0055】この実施例によれば、給紙装置あるいはプ
リンタ本体内での紙ジャム等の給紙異常の検出精度を高
めることができる。上記各実施例では、この発明をレー
ザプリンタ・システムに適用した場合の例について説明
したが、これに限らず他の光プリンタや複写機,ファク
シミリ装置等の画像形成システムにもこの発明を適用し
得ることは勿論である。
【0056】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、画像形成システムにおける紙搬送装置を備えた各
種周辺装置(給紙ユニット,両面ユニット,排紙ユニッ
ト等)を、電子写真プロセスにおける転写紙の搬送速度
が異なる各種の画像形成装置本体に接続して使用するこ
とが可能になり、その汎用性が高まるため、画像形成装
置本体の仕様に合わせて個々に専用の周辺装置を開発す
る必要がなくなる。
【0057】したがつて、画像形成システムの開発効率
の軽減及び製造効率の上昇が計れる。また、給紙装置あ
るいは画像形成装置本体内での紙ジャム等の給紙異常の
検出精度を高めることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3に示したレーザプリンタ・システムの制御
部の接続ブロック図である。
【図2】搬送速度をパルスレートに変換するためのテー
ブルの例を示す線図である。
【図3】この発明を実施した電子写真方式の画像形成シ
ステムであるレーザプリンタ・システムの全体構成を示
す概略図である。
【図4】図3におけるテーブル5内の両面ユニット2と
給紙ユニット3の詳細を示す図である。
【図5】図4の両面ユニット2内での反転再給紙動作時
の転写紙の動きを示す説明図である。
【図6】図1における各周辺装置制御部40,50,6
0による電源ON時の搬送速度設定動作を示すフロー図
である。
【図7】同じくその搬送速度指定コマンド受信時の搬送
速度設定動作を示すフロー図である。
【図8】周辺装置を使用するプリント動作時における図
1の本体制御部30と周辺装置制御部40,50,60
の動作の関係を示すフロー図である。
【図9】図1における給紙ユニット制御部50及び両面
ユニツト制御部40の動作を示すフロー図である。
【図10】図1における排紙ユニット制御部60の動作
を示すフロー図である。
【図11】図1における両面ユニット制御部40による
反転再給紙動作を示すフロー図である。
【図12】この発明の他の実施例における給紙機能を有
する周辺装置の制御部の動作を示すフロー図である。
【図13】同じくその本体制御部の動作を示すフロー図
である。
【符号の説明】
1 プリンタ本体 2 反転ユニット 3
給紙ユニット 4 排紙ユニツト 5 テーブル 6,
7 給紙トレイ 8 感光体ドラム 9 帯電チャージャ 10
光書込みユニット 11 現像ユニット 14 クリーニングユニット 15a,15b,15c 給紙ローラ 16
レジストローラ対 17 転写・分離部 19 定着器 30
本体制御部 40 両面ユニット制御部 50 給紙ユニット
制御部 60 排紙ユニット制御部 44,54,64
センサ 46,56,66 ディップスイッチ 4
8,58,68 モータ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電子写真方式の画像形成装置本体に搬送
    速度を変更可能な紙搬送装置を備えた周辺装置を接続し
    た画像形成システムにおいて、前記画像形成装置本体又
    は周辺装置に前記紙搬送装置の搬送速度を指定する紙搬
    送速度指定手段を設けたことを特徴とする画像形成シス
    テム。 【請求項2】紙搬送速度指定手段が、画像形成装置本体
    からシリアル通信によって周辺装置の紙搬送速度を指定
    する手段である請求項1記載の画像形成システム。 【請求項3】紙搬送速度指定手段が、周辺装置に設けら
    れたスイッチである請求項1記載の画像形成システム。 【請求項4】紙搬送装置が、画像形成装置本体への給紙
    機能を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か一項に記載の画像形成システム。 【請求項5】紙搬送装置が、画像形成装置本体より排出
    された転写紙を反転させて再度画像形成装置本体に給紙
    する機能を有することを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれか一項に記載の画像形成システム。 【請求項6】紙搬送装置が、画像形成装置本体より排出
    された転写紙を積載する機能を有することを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成システ
    ム。 【請求項7】請求項4又は5記載の画像形成システムに
    おいて、周辺装置内の搬送装置による転写紙の給紙開始
    からその転写紙が画像形成装置本体の所定位置に達する
    までに要する時間の情報を、前記周辺装置から画像形成
    装置本体に知らせる手段を設けたことを特徴とする画像
    形成システム。 【請求項8】請求項7記載の画像形成システムにおい
    て、画像形成装置本体に周辺装置から知らされる時間の
    情報によって給紙異常検出時間を変更する手段を設けた
    ことを特徴とする画像形成システム。
JP3033722A 1991-02-02 1991-02-02 画像形成システム Pending JPH05538A (ja)

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