JP3988125B2 - 両面印刷装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2台以上のプリンタを連動して連続紙の両面に印刷を行う両面印刷装置に係り、特に両プリンタ間で搬送速度および用紙ループ量の調整を行うバッファ装置を使用して両面印刷または多色カラー印刷を行う両面印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、連続紙を印刷媒体として用いる両面印刷装置が提案されている。このような両面印刷装置は、連続紙の両側に設けた孔にトラクタのピンなどを引掛けながら搬送を行うため用紙の搬送中に用紙ジャムが発生することはなく、しかも、連続紙の両面に対して印刷を行うため、紙面の有効利用が図れることから両面印刷や2色カラー印刷などに広く採用されている。
【0003】
以下、従来の両面印刷装置の構成について図9、10を参照して説明する。図9は、両面印刷装置1(システム)の全体構成図であり、2台のプリンタ2、3間に両プリンタの搬送速度差を吸収するバッファ装置5を備えた構成例である。また、図10は、両面印刷装置1の制御系を示すブロック図である。
【0004】
図9、10において、2は連続紙の一方の面(第一面)に印刷を行う第一プリンタ(ページプリンタ)、3は連続紙の搬送方向において第一プリンタ(ページプリンタ)より後方に設けられ、連続紙の他方の面(第二面)に印刷を行う第二プリンタ、4は第一、第二プリンタ2、3に対しての印刷データ(表面、裏面)を送信する上位装置(ホストコンピュータ)、5は第一、第二プリンタ2、3間に設けられるバッファ装置である。また、第一プリンタ2の後方(第一プリンタ2とバッファ装置5との間)には、用紙の表裏を反転させるためのターンバー(図示せず)が設けられている。
【0005】
バッファ装置5は第一、第二プリンタ2、3間に適当量の用紙たるみを持たせ、両プリンタ2、3の印刷速度差(紙送り速度差)および起動/停止タイミングのずれを吸収する機能を有しており、その内部には連続紙を搬送するための搬送ローラ6、7、8と、バッファ装置5内の用紙滞留量を検出する滞留量検出部10とを備えている。滞留量検出部10は発光素子、受光素子からなる3組のセンサ11、12、13を有している。15、16は、連続紙のたるみ(ループ)領域を示す第一、第二ループ部である。
【0006】
20、21は、各第一、第二プリンタ2、3の全体制御を行うプリンタ制御部、22、23は印刷機構である。印刷機構22、23において、29は連続紙を供給するホッパ、30は光導電体(感光体)を表面に有する感光ドラム、31は感光ドラム30上にレーザ光を照射して静電潜像を形成する露光用の光学ユニット、32は感光ドラム30表面を一様に帯電する帯電器、33は静電潜像を可視像(トナー像)に現像する現像部、34はトナー像を連続紙に転写する転写帯電器、35は転写された可視像を定着する定着部である。40´は、両面に印刷された連続紙を格納する格納部である。
【0007】
また、この印刷機構22、23では、図示はしないが光の照射により感光ドラム30上の帯電荷を除去する光除電器、感光ドラム30上に残留するトナーを除去・清掃するクリーニング部とをそれぞれ備えている。ここで、画像形成工程については、周知であるためその詳細は省略する。
【0008】
以下、従来における両面印刷装置1の動作概略について、図11のタイミングチャートを参照して簡単に説明する。図11のタイミングチャートにおいて、横軸が時間を、縦軸がON/OFF状態をそれぞれ示している。すなわち、上述のように構成される両面印刷装置1において、第一、第二プリンタ2、3は、両者とも印刷終了時に印刷済のページを定着部35まで搬送して画像の定着を行い、その後印刷済ページと未印刷ページの境界部分を転写帯電器34まで逆向きに搬送させる制御を行っている(逆搬送距離は、1〜2m程度)。第一、二ループ部15、16の点線(図10)は、逆搬送が完了した場合のループ量をそれぞれ示している。これは、印刷済のページと次の印刷の先頭ページの間に白紙ページができることを防止するためである。
【0009】
また、この場合、第一、第二プリンタ2、3の逆搬送タイミングは同時である。図中のT1、T2、T3は、第一、第二プリンタ2、3により用紙を搬送するとともにバッファ装置5の起動を停止させて第一、二ループ部15、16でのループ長を調整している期間である。このループ長の調整は、センサ11、12、13の出力に基いて行われる。
【0010】
第一ループ部15に設けられたセンサ11は、第一ループ量検出部としての機能を有している。すなわち、センサ11により、第一プリンタ2が用紙を正方向(図中矢印方向)に搬送している間は第一ループ部15の下端が「設定値L1」より下側(逆搬送分以上)の場合にのみバッファ装置5を作動させ連続紙を搬送するように制御している。これは、第一プリンタ2が逆搬送を行っても連続紙の用紙切れが発生するのを防止するためである。
【0011】
第二ループ部16に設けられた2つのセンサ12、13は、第二、第三ループ量検出部としての機能を有している。すなわち、センサ12により、第二ループ量を検出し、第二ループ部16の下端が、「設定値L2」より上側となった場合に第二プリンタ3を停止するとともに、センサ13により第二ループ部16の下端が「設定値L3」より下側となった場合に、第一プリンタ2を停止する制御を行っている。
【0012】
ここで、第二プリンタ3が停止する際に用紙を逆搬送するが、この時にループ下端が接地してしまうと用紙が汚れたり、折れ曲がってしまうため、第三ループ量の「設定値L3」からさらに逆搬送分だけ用紙を溜め込んでもこの用紙が床に接しないようにループ可能量を確保している。また、センサ13により第二プリンタ3が速度差を吸収するために一端停止した時に、一方の第一プリンタ2が停止しない制御を行っている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の両面印刷装置にあっては、以下の(1)〜(5)に示す種々の問題がある。すなわち、(1)第一プリンタ2の起動時間とバッファ装置5との起動時間に差がある場合、その差によって第一ループ部15に滞留する連続紙の量も見越して第一ループ部15におけるバッファ可能量を決めなければならない。したがって、第一ループ部15のループ量は「逆搬送距離+起動時間差分以上」が必要となる。
【0014】
(2)第一ループ部15の下端が床に接してしまうと用紙が汚れたり、接触した時に折れ曲がった部分がそのまま搬送されて用紙切れが発生してしまうため、第一ループ部15を、構造の簡易なU字状にする場合、この第一ループ部15の高さは第一ループ量の1/2以上必要となる。
【0015】
(3)センサ12により設定される「設定値L2」は、第二プリンタ3に停止指示を出した後、実際に停止するまでに連続紙を搬送する距離以上でなければならない。具体的には、第二プリンタ3が停止するまでには感光ドラム30から用紙に画像を転写しているページと感光体ドラム30上に露光を行っているページをそれぞれ処理しなければならない。そのページの距離は、2ページ以上必要である。
【0016】
(4)センサ13により設定される「設定値L3」は、第二プリンタ3が速度差を吸収するために一端停止した時に第一プリンタ2が停止しないようにするため、第二プリンタ3が一端停止している時間内に用紙搬送される距離と第二ループ量の「設定値L2」とを加算した分だけ必要である。
【0017】
(5)「設定値L3」の位置まで連続紙が滞留した状態の時に、第二プリンタ3が停止しても第二ループ部16で、連続紙が汚れたり折れ曲がらないようにするためには、前記「設定値L3」に連続紙の逆搬送距離を加えた分まで用紙を滞留可能としなければならない。
【0018】
従って、第二ループ部16でのループ可能量は「第二プリンタ3停止時までのオーバラン分+第二プリンタ3が一旦停止中の用紙搬送分+用紙逆搬送距離」(図9の第二ループ部16の点線部に相当する)だけ必要である。具体的には、装置構成にもよるが、上記ループ可能量は3〜4m程度必要であり、U字状に用紙を滞留するバッファ装置の構造とした場合、その高さが1.5〜2m程度までの高さとなってしまう。
【0019】
(5)第二ループ部16をW字状に連続紙を滞留する構造としたバッファ装置も考えられるが、この場合には、構造が複雑になるため部品点数の増加に伴いコストアップを招くという問題がある。また、装置に用紙をセットする際にもこの分は白紙となって印刷に使用できなくなるため無駄が生じてしまう。
【0020】
本発明は、上述した従来による問題点を解決するためになされたものであり、バッファ装置内での連続紙のループ量を縮小することが可能となるうえ、大量に用紙をバッファ可能とすることができ、これによりコストの嵩まない簡易な構造となる両面印刷装置を提供する。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために本発明は連続紙の両面に印刷を行う両面印刷装置であって、前記連続紙の第一面に印刷を行う正逆搬送可能な第一プリンタと、前記連続紙の搬送方向において前記第一プリンタより後方に設けられ、連続紙の第二面に印刷を行う正逆搬送可能な第二プリンタと、前記第一、第二プリンタに対して第一面、第二面に印刷を行う印刷データを送信する上位装置と、前記第一、第二プリンタとの間に設けられ、前記第一プリンタから搬送された連続紙を掛け渡すためのバーと当該バーにより掛け渡された連続紙を搬送する第一搬送手段と当該第一搬送手段により搬送された連続紙を前記第二プリンタに搬送する第二搬送手段とを有するとともに、両プリンタ間での搬送速度差を吸収するバッファ装置と、連続紙が前記第一プリンタにより逆搬送される場合及び前記第一プリンタの停止中に連続紙が前記第二プリンタにより逆搬送される場合、前記第一搬送手段が連続紙を逆方向に搬送するように制御し、連続紙が前記第二プリンタにより逆搬送される場合、前記第二搬送手段が連続紙を逆方向に搬送するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とするものである。
【0022】
この発明によれば、第一、第二プリンタのいずれかのプリンタによる連続紙の正搬送および逆搬送と、バッファ装置による連続紙の正搬送および逆搬送とを制御する制御手段とを備え、第一、第二プリンタのいずれかのプリンタが連続紙を逆方向へ搬送する際にプリンタと同時に用紙を逆方向へ搬送するので、バッファ装置内での連続紙のループ量を縮小することが可能となるうえ、大量に用紙をバッファ可能とすることができ、これにより簡易な構造となる両面印刷装置を実現できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係る両面印刷装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0024】
図1は、両面印刷装置1aの全体構成図であり、2台のプリンタ間に両プリンタ間での搬送速度差を吸収するバッファ装置5aを備えた構成例である。この図1の矢印は、通常の用紙搬送方向(正方向)を示している。また、図2は、両面印刷装置1aにおける制御系のブロック図を、図3は、制御動作であるタイミングチャートをそれぞれ示している。タイミングチャートにおいて、横軸が時間を、縦軸がON/OFF状態をそれぞれ示している。なお、前記従来例の構成と同様の部分については、同一の符号を付して説明を省略し、主として特徴部分について説明する。
【0025】
図1において、2は連続紙の一方の面(第一面)に印刷を行う第一プリンタ(ページプリンタ)、3は連続紙の搬送方向において第一プリンタ(ページプリンタ)より後方に設けられ、連続紙の他方の面(第二面)に印刷を行う第二プリンタ、4は第一、第二プリンタそれぞれの表面と裏面に印刷する印刷データを送信する上位装置(ホストコンピュータ)が設けられている。
【0026】
5aは第一、第二プリンタ2、3間に設けられ、両プリンタ2、3の紙送り(印刷)速度差の吸収および起動/停止タイミングのずれの吸収を行うバッファ装置である。また、第一プリンタ2の後方には、用紙の表裏を反転するターンバーなどの反転機構が設けられている。具体的には、用紙の搬送方向を90度折り曲げて用紙の表裏反転を行う。
【0027】
バッファ装置5aの内部には連続紙を搬送するための2組の搬送ローラ40、41と、バッファ装置5a内の用紙滞留量を検出する滞留量検出部10aとを備えている。42は、第一プリンタ2から搬送された連続紙を掛け渡すための丸棒状のバーである。
【0028】
滞留量検出部10aは4組のセンサ(発光素子LEE,受光素子LRE)43、44、45、46を有しており、センサ43により第一ループ部47のループ量を、センサ44、45、46により第二ループ部48のループ量をそれぞれ検出する。これらセンサ43、44、45、46により検出されたループ量は、滞留量検出部10aに送信される。
【0029】
また、滞留量検出部10aはセンサ43、44、45、46の出力をそれぞれプリンタ制御部50、51に入力する。プリンタ制御部50、51は各センサ43、44、45、46からの出力により用紙の滞留量を監視し、該用紙滞留量に基づいて印刷の停止、再開制御を行う。プリンタ制御部50とプリンタ制御部51間は通信可能に構成されており、プリンタ状態信号を相手方に通信し、第一、第二プリンタ2、3が同時に印刷を開始し、あるいは同時に印刷を停止できるようになっている。
【0030】
さらに、プリンタ制御部50、51は印刷機構22、23における各種モータのオン・オフ制御、各種帯電器のオン・オフ制御、印刷画像入力等の制御を行うと共に、印刷機構22、23に設けられた各種センサからの信号を取り込み、該センサ信号に基づいて印刷機構22、23を制御する。このプリンタ制御部50、51は、後述する回転制御手段49のON/OFF制御も行う。
【0031】
そして、プリンタ制御部50、51は、第一、第二プリンタ2、3全体を制御する制御部、印刷機構に制御信号(モータオン・オフ信号、帯電オン・オフ信号等)を出力すると共に、印刷機構からの各種センサ信号やその他の信号を取り込むI/Oポート、滞留量検出部10aからのセンサ43〜46の信号を取り込むI/Oポート、他方のプリンタ制御部とデータ通信を行う通信インターフェース(図示せず)などを備えている。また、図3中、Ta、Tbは、プリンタは用紙を搬送しているが、センサ43〜46の出力に基いて、バッファ装置5aを停止してループ長を調整している期間を示している。
【0032】
ここで、印刷を終了して第一、第二プリンタ2、3の両者がともに停止している場合、用紙を逆搬送することで第一ループ部47のループ量が第一プリンタ2の逆搬送分だけ減少し、第二ループ部48のループ量が第二プリンタ3の逆搬送分だけ増大した状態となっている。このため、第一、第二プリンタ2、3の動作に連動してバッファ装置5aでも用紙を逆搬送させることにより、第一、第二ループ部47、48の最大ループ量を逆搬送を行う距離分だけ少なくすることが可能となり、ループ量を少なくすることができる。
【0033】
すなわち、本実施の形態では、第一、第二プリンタ2、3のいずれかのプリンタが用紙を逆方向へ搬送する際に、バッファ装置5aにおいても用紙を逆方向へ搬送することに特徴がある。このため、バッファ装置5aの内部に設ける搬送ローラ40、41を正逆回転可能な搬送ローラとすることにより、連続紙の搬送方向を正方向だけでなく逆方向へも搬送可能としている。
【0034】
具体的には、図2に示すように、搬送ローラ40、41の駆動側には電磁クラッチなどの回転制御手段49が設けられており、この回転制御手段49(電磁クラッチ)のON/OFFにより搬送ローラ40、41の回転方向を制御するものとしている。回転制御手段49は、プリンタ制御部50からの指示により、搬送ローラ40、41の正回転或は逆回転を行う。なお、搬送ローラ40、41の正逆回転制御は電磁クラッチを使用することなく、単にバッファ装置5aの駆動系を駆動する回転方向を制御する方法を採用してもよい。
【0035】
また、本実施の形態において、搬送ローラ40、41および第一、第二プリンタ2、3の動作条件は、下記に示す「表1」の条件に基いて行われる。
【0036】
【表1】
Figure 0003988125
【0037】
すなわち、通常、第一、第二プリンタ2、3がともに印刷を終了して停止している場合、第一ループ部47ではループ下端が「設定値L1」よりも上側(ループ量はL1以下)となり、第二ループ部48ではループ下端が「設定値L3」と「設定値L4」との間になっている。第一、第二プリンタ2、3が同時に用紙搬送を開始した場合、搬送ローラ40、41も同時に回転し、連続印刷状態となる。この場合は、第一、第二ループ部47、48のループ量がプリンタとバッファ装置5aの立ち上がり時間差によりループ量が増減した場合であっても、「表1」に示す一旦停止条件とならない分だけあればよい。
【0038】
図4は、第一プリンタ2が単独で印刷(用紙搬送)を開始した場合のフローチャートを示している。すなわち、先ず第一プリンタ2が単独で用紙搬送を開始した際には、搬送ローラ40、41は第一、第二プリンタ2、3の停止とともに、その駆動が停止しているので、第一プリンタ2から搬送された用紙により第一ループ部47のループ量は増加している。ここで、第一ループ部47のループ量が「設定値L1」以上か否かの判定がセンサ43により行われ(ステップS400)、ループ量がL1以上(L1の位置より、下側)である場合には、搬送ローラ40の正搬送が開始される(ステップS401)。
【0039】
具体的には、プリンタ制御部50から正回転信号が送出され回転制御手段49により搬送ローラ40の正搬送が行われる。これにより、第一ループ部47のループ量をほぼL1付近で安定させることができる。そして、搬送ローラ40、41の正回転により搬送された用紙は第二ループ部48に滞留する。
【0040】
次いで、第二ループ部48のループ量が「設定値L4」に到達しているか否かの判定が行われる(ステップS402)。さらに第二プリンタ3が印刷を開始したかの判定が行われる(ステップS403)。つまり、第二ループ部48のループ量がL4に到達する前に、第二プリンタ3が印刷を開始した場合には、第一、第二プリンタ2、3の正搬送(ステップS404)が行われるとともに、バッファ装置5aの搬送ローラ40、41の正搬送が行われ、一時停止することなく用紙が搬送される(ステップS405)。
【0041】
一方、ステップS403の処理において、第二プリンタ3が起動されない場合、第二ループ部48のループ量はさらに増大してL4以上となるため、搬送ローラ40を停止させる(ステップS406)。
【0042】
以下、第一プリンタ2で印刷を行い、次いで、第一ループ部47のループ量が増大した際に「設定値L2」に到達するか否かの判定を行う(ステップS407)。また、第一ループ部47のループ量が増大した際に、再度「設定値L4」に到達するか否かの判定を行う(ステップS408)。
【0043】
前記ステップS407〜ステップS408の判定により、ループ量がL2、L4に到達したと判断した場合、第一プリンタ2の印刷を中断する。具体的には、第一プリンタ2の逆搬送動作を行った後、一旦印刷を停止する(ステップS409)。ここで、第一プリンタ2の逆搬送動作時には、同時に搬送ローラ40の逆搬送動作も行う(ステップS410)。
【0044】
また、この第一プリンタ2の一旦停止後に第二プリンタ3が印刷を開始した場合には(ステップS411)、第二ループ部48のループ下端が上昇し、第二ループ部48のループ量が「設定値L4」に到達するか否かの判定を行う(ステップS412)。そして、「設定値L4」より上側となった時に第一プリンタ2の一旦停止が解除され、第一プリンタ2が印刷を再開する(ステップS413)。
【0045】
なお、前述したように第一プリンタ2が印刷中断する際、第一プリンタ2の逆搬送動作と共に、搬送ローラ40が逆搬送を行うため、第一プリンタ2が逆搬送を停止した時点で第二ループ部48のループ量が「設定値L4」以下となる場合もある。この場合、第一プリンタ2を一旦停止させた後、直ちに印刷を再開する。
【0046】
図5は、第二プリンタ3から印刷(用紙搬送)を開始する場合のフローチャートを示している。すなわち、第二プリンタ3から用紙搬送を開始した際には、第二プリンタ3の用紙搬送とともに、搬送ローラ40、41の両者とも正方向に回転するため第一ループ部47のループ量が減少する。このため、第一ループ部47のループ量が「設定値L1」以下か否かの判定を行い(ステップS500)、ループ量がL1以下である場合には、搬送ローラ40の回転を停止させている(ステップS501)。
【0047】
次いで、第二ループ部48のループ量が「設定値L3」以下であるかの判定が行われ(ステップS502)、さらに第一プリンタ2が印刷を開始したか否かの判定が行われる(ステップS503)。つまり、第二ループ部48のループ量がL3以下となる前に第一プリンタ2が印刷を開始し、第一ループ部47のループ量がL1以上となる場合には、第一、第二プリンタ2、3の正搬送(ステップS504)を行うとともに、同時にバッファ装置5aの搬送ローラ40、41の正搬送も行う(ステップS505)。これにより、第一、第二ループ部47、48でのループ量が安定するため好適な連続印刷状態が可能となる。
【0048】
一方、ステップS503の処理において第一プリンタ2が起動されない場合、第二ループ部48のループ量が減少してL3以下となると、第二プリンタ3が一旦停止する(ステップS507)。以下、第二プリンタ3が一旦停止する時に用紙を逆搬送するが、同時に搬送ローラ40、41も逆搬送を行い第一ループ部47のループ量が増大するため、バッファ装置5aと第二プリンタ3の間に用紙が滞留することはない。
【0049】
また、第二プリンタ3の一旦停止後に第一プリンタ2が印刷を開始すると、第二ループ部48のループ下端が下降し、L3より下側となった時に第二プリンタ3の一旦停止が解除され、第二プリンタ3が印刷を再開し、第一、第二プリンタ2、3とバッファ装置5aが全て動作状態となり、第一、第二ループ部47、48のループ量が安定して連続して用紙を搬送する。
【0050】
ここで、第一、第二プリンタ2、3が同時に停止する場合、用紙の逆搬送動作も第一、第二プリンタ2、3で同時に同じ量だけ行われる。この時、回転制御手段49の作動により搬送ローラ40、41も同時に逆回転するため、用紙の逆搬送が行われる。これにより、第一ループ部47のループ量が「設定値L1」を越えたり、第二ループ部48のループ量が「設定値L4」以上となることはない。
【0051】
つまり、第一、第二ループ部47、48はともに印刷中と停止後のループ量に変化はない。これにより、第一ループ部47と第二ループ部48のループ量はともに第一、第二プリンタ2、3とバッファ装置5aの停止までの時間差分に相当するだけループ量に余裕があればよい。
【0052】
図6は、第一プリンタ2が先に印刷を終了して逆搬送を行う場合の判断処理についてのフローチャートを示している。すなわち、先ず、第一プリンタ2が先に印刷を終了していたか否かの判定を行い(ステップS600)、第一プリンタ2が先に印刷を終了した場合には、第一プリンタ2の逆搬送を行う(ステップS601)。
【0053】
この時、搬送ローラ40の逆回転も同時に行なわれる(ステップS602)。従って、第一プリンタ2が逆搬送を行っている間、第一ループ部47でのバッファ量はほとんど変化しない。つまり、このバッファ量は、第一プリンタ2とバッファ装置5aの起動/停止時間差分だけである。従って、本実施の形態による「設定値L1」は、従来のバッファ装置5のように逆搬送分以上の余裕を有する設定位置としなくてもよい。
【0054】
次いで、第二プリンタ3および搬送ローラ41の正搬送動作(印刷動作)を行うとともに、搬送ローラ40の逆回転を行う。これら、第二プリンタ3および搬送ローラ41の正搬送と搬送ローラ40の逆回転により第二ループ部48のループ下端は上昇し「設定値L3」より上側とすることができる。
【0055】
このため、第二ループ部48におけるループ量が「設定値L3」の上側であるか否かの判定を行い(ステップS603)、ループ下端がL3より上側となった際には、第二プリンタ3に対して一旦停止要求を送出する(ステップS604)。ここで、第二プリンタ3は、印刷中のページの処理が終了すると停止する。
【0056】
また、第二プリンタ3が一旦停止する際、逆搬送動作を行い(ステップS605)、同時に、搬送ローラ41の逆回転を行う(ステップS606)。この第二プリンタ3の逆搬送および搬送ローラ41の逆回転により第二ループ部48へ用紙を送り込むことになる。そして、第二ループ部48へ逆搬送して送り込まれた分の用紙は第一ループ部47へ逆搬送される。このため、第一プリンタ2が逆搬送を停止した後、第二プリンタ3と搬送ローラ40、41が逆搬送を停止するまでの間は第一ループ部47でのループ量が増大するものとなる。
【0057】
図7は、第二プリンタ3が先に印刷を終了して逆搬送を行う場合の判断処理についてのフローチャートを示している。すなわち、第二プリンタ3が先に印刷終了していたか否かの判定を行い(ステップS700)、第二プリンタ3が先に印刷を終了した場合には、この第二プリンタ3による逆搬送を行う(ステップS701)。この時、搬送ローラ41の逆回転も同時に行う(ステップS702)。
【0058】
次いで、第二ループ部48おけるループ量が「設定値L4」の下側であるか否かの判定を行い(ステップS703)、ループ下端がL4より下側となった際には、第一プリンタ2に対して一旦停止要求を送出する(ステップS704)。また、第一プリンタ2が一旦停止する際、この第一プリンタ2による逆搬送動作を行い(ステップS705)、同時に、搬送ローラ40の逆回転を行う(ステップS706)。つまり、第二ループ部48のループ下端が「設定値L4」より下側となることで第一プリンタ2に一旦停止要求が出され、第一プリンタ2が一旦停止して、第一プリンタ2と搬送ローラ40が逆搬送を行う。
【0059】
以下、第二プリンタ3と搬送ローラ41による逆搬送が終了した時点で、次いで、第一プリンタ2と搬送ローラ40による逆搬送が行われるため、第二ループ部48のループ下端が上昇してL4より上側とすることができる。
【0060】
図8は、プリンタの用紙搬送方向の判断処理についてのフローチャートを示している。先ず、バッファ装置5aの駆動が停止しているか否かの判定を行う(ステップS800)。次いで、バッファ装置5aの駆動停止時に、滞留量検出部10aによる滞留量の状態が順次変化しているか否かの判定を行う(ステップS801)。
【0061】
具体的には、バッファ装置5aの内部に設けた第一ループ部47のループ量を検出するセンサ43、44および第二ループ部48のループ量を検出するセンサ45、46によりバッファ装置5aの駆動停止時のループ量の変化を判定する(ステップS802)。
【0062】
そして、この判定により「ループ量が大→小」の場合には、第一プリンタ2が用紙を逆方向に搬送しているものと判断することができる(ステップS803)。一方、ステップS802の判定により、「ループ量が小→大」の場合には、第二プリンタ3が用紙を逆方向に搬送しているものと判断することができる(ステップS804)。
【0063】
ここで、上述した第一、第二プリンタ2、3における用紙搬送方向の判断処理はバッファ装置5aで用紙搬送方向を判定する方法であるが、第一、第二プリンタ2、3からバッファ装置5aに入力されるクロック信号による判断方法もある。すなわち、第一、第二プリンタ2、3が逆方向へ用紙を搬送している場合に所定量逆方向へ搬送するごとに出力されるクロック信号をバッファ装置5aに入力し、そのクロック信号に基づいてバッファ装置5aが用紙を逆方向へ搬送する。
【0064】
または、用紙の移動方向を表す信号(正逆搬送信号)と用紙の搬送方向に関係なく所定量搬送されるごとに出力されるクロック信号をバッファ装置5aに入力し、このバッファ装置5aは正逆搬送信号とクロック信号により用紙を正搬送或いは逆搬送する。
【0065】
この時、搬送ローラ40は第一、第二プリンタ2、3の各信号のうち第一プリンタ2からの信号を優先して判断を行うものとする。なお、第一プリンタ2が逆搬送、第一プリンタ2が正搬送の場合は逆搬送とする。また、第二プリンタ3のみが動作している場合、搬送ローラ40の搬送方向は第一プリンタ2に従う。この時、搬送ローラ41による搬送は常に第二プリンタ3と同じ方向へ搬送を行うものとする。
【0066】
なお、以上の説明では2台の第一、第二プリンタ2、3と1台のバッファ装置5aを利用した両面印刷装置について説明したが、プリンタの設置台数は2台に限定されず、3台以上のプリンタとそれぞれのプリンタ間に配置した複数のバッファ装置による両面印刷装置(印刷システム)に本発明を適用することができる。そして、この場合には、従来よりも大きくコスト低減を図ることができるうえ、多色カラー印刷の可能な両面印刷装置(システム)を実現構成することが可能である。
【0067】
以上に述べたように、本発明の一実施の形態によれば、プリンタの搬送に連動してバッファ装置5aでも逆搬送を行うので、バッファ装置5a内でのループ量を縮小することが可能となることから、このバッファ装置5aを小型化とすることができる(H´<H)。また、大量に用紙をバッファ可能とすることができるうえ、用紙のセット時にバッファ装置5a内を含む装置間に存在する印刷が行われない白紙の量を削減することが可能となり、簡単な制御で連続紙の表裏面に位置ずれなく正確に印刷を行なうことができる。
【0068】
(付記1)連続紙の両面に印刷を行う両面印刷装置であって、
前記連続紙の第一面に印刷を行う正逆搬送可能な第一プリンタと、
前記連続紙の搬送方向において前記第一プリンタより後方に設けられ、連続紙の第二面に印刷を行う正逆搬送可能な第二プリンタと、
前記第一、第二プリンタに対して第一面、第二面に印刷を行う印刷データを送信する上位装置と、
前記第一、第二プリンタとの間に設けられ、前記第一プリンタから搬送された連続紙を掛け渡すためのバーと当該バーにより掛け渡された連続紙を搬送する第一搬送手段と当該第一搬送手段により搬送された連続紙を前記第二プリンタに搬送する第二搬送手段とを有するとともに、両プリンタ間での搬送速度差を吸収するバッファ装置と、
連続紙が前記第一プリンタにより逆搬送される場合及び前記第一プリンタの停止中に連続紙が前記第二プリンタにより逆搬送される場合、前記第一搬送手段が連続紙を逆方向に搬送するように制御し、連続紙が前記第二プリンタにより逆搬送される場合、前記第二搬送手段が連続紙を逆方向に搬送するように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする両面印刷装置。
(付記)前記バッファ装置は、前記バーと前記第一搬送手段との間の連続紙の第一の滞留量及び前記第一搬送手段と前記第二搬送手段との間の連続紙の第二の滞留量を検出する滞留量検出部を備え、前記制御手段は、前記滞留量検出部により検出された連続紙の第一の滞留量及び第二の滞留量に基づいて、前記第一搬送手段及び前記第二搬送手段による連続紙の逆搬送を制御することを特徴とする付記に記載の両面印刷装置。
(付記前記制御手段は、前記滞留量検出部により検出された第一の滞留量及び第二の滞留量が所定値以上になった場合、前記第一プリンタに連動して前記第一搬送手段が連続紙を逆方向に搬送するように制御し、前記滞留量検出部により検出された第二の滞留量が所定値以下になった場合、前記第二搬送手段が連続紙を逆方向に搬送するように制御することを特徴とする付記に記載の両面印刷装置。
(付記前記制御装置は、前記第一搬送手段及び前記第二搬送手段が停止している間に、前記滞留量検出部により検出された第一の滞留量が小さくなっている場合、前記第一搬送手段が連続紙を逆方向に搬送するように制御し、前記滞留量検出部により検出された第二の滞留量が大きくなっている場合、前記第二搬送手段が連続紙を逆方向に搬送するように制御することを特徴とする付記2または3に記載の両面印刷装置。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、プリンタの搬送に連動して用紙バッファ装置でも逆搬送を行うので、バッファ装置内でのループ量を縮小することが可能となることから、大量に用紙をバッファ可能とすることができるうえ、用紙のセット時にバッファ装置内を含む装置間に存在する印刷が行われない白紙の量を削減することが可能となり、簡単な制御で連続紙の表裏面に位置ずれなく正確に印刷を行なうことができるという効果を奏する。
【0070】
また、本発明によれば、バッファ装置により紙送り速度の差(紙送り速度)を吸収して両プリンタ間に常に適当量の用紙たるみを持たせることができるので、用紙ジャムや用紙切れを防止するとともに、簡単な制御で連続紙の表裏面に位置ずれなく正確な印刷を行うことができるうえ、バッファ装置内でのループ量を縮小することが可能となることから、設置スペースの削減を実現することができコストの嵩まない簡易構造となるバッファ装置を備えた両面印刷装置を構築できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る両面印刷装置を示す全体構成図である。
【図2】図1に示した両面印刷装置の制御系を示す全体ブロック図である。
【図3】図1に示した両面印刷装置の動作概略を示すタイミングチャートである。
【図4】第一プリンタが単独で印刷を開始する処理手順を示すフローチャートである。
【図5】第二プリンタが単独で印刷を開始する処理手順を示すフローチャートである。
【図6】第一プリンタが先に印刷を終了して逆搬送を行う場合の判断処理についてのフローチャートである。
【図7】第二プリンタが先に印刷を終了して逆搬送を行う場合の判断処理についてのフローチャートである。
【図8】バッファ装置で用紙搬送方向を判定する処理手順を示すフローチャートである。
【図9】従来の両面印刷装置を示す構成図である。
【図10】図9に示した両面印刷装置の制御系を示す全体ブロック図である。
【図11】図9に示した両面印刷装置の動作概略を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1、1a 両面印刷装置
2 第一プリンタ
3 第二プリンタ
4 上位装置
5、5a バッファ装置
6、7、8、40、41 搬送ローラ
10、10a 滞留量検出部
11、12、13、43、44、45、46 センサ
15、47 第一ループ部
16、48 第二ループ部
20、21、50、51 プリンタ制御部
22、23 印刷機構
29 ホッパ
30 感光ドラム
31 光学ユニット
32 帯電器
33 現像部
34 転写帯電器
35 定着部
49 回転制御手段

Claims (4)

  1. 連続紙の両面に印刷を行う両面印刷装置であって、
    前記連続紙の第一面に印刷を行う正逆搬送可能な第一プリンタと、
    前記連続紙の搬送方向において前記第一プリンタより後方に設けられ、連続紙の第二面に印刷を行う正逆搬送可能な第二プリンタと、
    前記第一、第二プリンタに対して第一面、第二面に印刷を行う印刷データを送信する上位装置と、
    前記第一、第二プリンタとの間に設けられ、前記第一プリンタから搬送された連続紙を掛け渡すためのバーと当該バーにより掛け渡された連続紙を搬送する第一搬送手段と当該第一搬送手段により搬送された連続紙を前記第二プリンタに搬送する第二搬送手段とを有するとともに、両プリンタ間での搬送速度差を吸収するバッファ装置と、
    連続紙が前記第一プリンタにより逆搬送される場合及び前記第一プリンタの停止中に連続紙が前記第二プリンタにより逆搬送される場合、前記第一搬送手段が連続紙を逆方向に搬送するように制御し、連続紙が前記第二プリンタにより逆搬送される場合、前記第二搬送手段が連続紙を逆方向に搬送するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする両面印刷装置。
  2. 前記バッファ装置は、前記バーと前記第一搬送手段との間の連続紙の第一の滞留量及び前記第一搬送手段と前記第二搬送手段との間の連続紙の第二の滞留量を検出する滞留量検出部を備え、前記制御手段は、前記滞留量検出部により検出された連続紙の第一の滞留量及び第二の滞留量に基づいて、前記第一搬送手段及び前記第二搬送手段による連続紙の逆搬送を制御することを特徴とする請求項1に記載の両面印刷装置。
  3. 前記制御手段は、前記滞留量検出部により検出された第一の滞留量及び第二の滞留量が所定値以上になった場合、前記第一プリンタに連動して前記第一搬送手段が連続紙を逆方向に搬送するように制御し、前記滞留量検出部により検出された第二の滞留量が所定値以下になった場合、前記第二搬送手段が連続紙を逆方向に搬送するように制御することを特徴とする請求項2に記載の両面印刷装置。
  4. 前記制御装置は、前記第一搬送手段及び前記第二搬送手段が停止している間に、前記滞留量検出部により検出された第一の滞留量が小さくなっている場合、前記第一搬送手段が連続紙を逆方向に搬送するように制御し、前記滞留量検出部により検出された第二の滞留量が大きくなっている場合、前記第二搬送手段が連続紙を逆方向に搬送するように制御することを特徴とする請求項2または3に記載の両面印刷装置。
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