JPH0553754U - 鋳枠移動装置 - Google Patents

鋳枠移動装置

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Publication number
JPH0553754U
JPH0553754U JP11364191U JP11364191U JPH0553754U JP H0553754 U JPH0553754 U JP H0553754U JP 11364191 U JP11364191 U JP 11364191U JP 11364191 U JP11364191 U JP 11364191U JP H0553754 U JPH0553754 U JP H0553754U
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JP
Japan
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casting frame
flask
casting
controller
cushion
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Pending
Application number
JP11364191U
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English (en)
Inventor
実 平田
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Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】鋳造熱あるいは摩耗等により鋳枠の長さに変化
があったり湯玉、砂等を鋳枠間にはさみ込んだ場合にお
いても鋳枠を位置決め位置へ正確に停止させることがで
きる鋳枠移動装置を提供することとを目的とする。 【構成】鋳枠搬送ライン1における鋳枠2の位置決め位
置Cの手前位置に鋳枠検出センサー6を設け、該鋳枠検
出センサー6をプッシャシリンダ4のプッシャコントロ
ーラ4B及びクッションシリンダ5のクッションコント
ローラ5Bに電気的に接続し、該プッシャコントローラ
4Bは前記鋳枠検出センサー6からの信号を受けた後の
押し出し距離を限定し該クッションコントローラ5Bは
前記鋳枠検出センサー6からの信号を受けた後の後退距
離を限定するようにした鋳枠移動装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鋳枠搬送ライン上の多数の鋳枠をプッシャシリンダとクッションシ リンダにより挾持して移動させる鋳枠移動装置に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】
一般的に鋳枠は金属で製作されていて鋳造熱あるいは長期間の使用による摩擦 等により、その長さが変化するものである。 また、移送中の鋳枠間に湯玉あるいは砂等をはさみ込み、鋳枠の長さが変化する 場合もある。このような鋳枠を多数挾み込んで移動させ、ライン両端位置を除く 所定の位置で各鋳枠を正確に位置決めして一旦停止させる場合には別個に大掛か りな鋳枠位置決め装置を設けて対応している。
【0003】 このような鋳枠位置決め装置を設けた場合には、鋳枠の移動に工数がかかりタ イムサイクルの延長をまねくと共にエネルギー消費量を増加させる等の問題があ った。本考案は上記の問題に鑑みて成されたもので鋳造熱あるいは摩擦等による 鋳枠の長さに変化があったり湯玉砂等を鋳枠間にはさみ込んだ場合においても、 容易に鋳枠を所定位置に位置決め停止させることができる鋳枠移動装置を提供す ることを目的とするものである。
【0004】
【問題解決のための手段】
上記の目的を達成するために本考案における鋳枠移動装置は、鋳枠搬送ライン の一端外側にプッシャシリンダを設けると共に他端外側にクッションシリンダを 設けて、多数の鋳枠を両シリンダにより挾持して移動するようにした鋳枠移動装 置において、前記プッシャシリンダは、信号を受けた後の押し出し距離を限定す るプッシャコントローラに、また前記クッションシリンダは、信号を受けた後の 後退距離を限定するクッションコントローラにそれぞれ接続し、前記鋳枠搬送ラ インにおける鋳枠位置決め位置の1鋳枠分手前位置に近接して鋳枠検出センサー を配設し、該鋳枠検出センサーを前記プッシャコントローラ及びクッションコン トローラに電気的に接続したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
本考案は上記のような解決手段を採用することにより、鋳枠搬送ライン上の鋳 枠は、位置決め位置の手前位置からの移動中に鋳枠検出センサーにより現在位置 を正確に確認され、その後の移動距離を制御されるため位置決め位置に正確に移 動されて停止されるようになる。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例について図面により詳しく説明する。鋳枠搬送ライン1上 には鋳枠2を搭載した多数の台車定盤3が団子状に載置されていて車輪3Aを介 して移動ができるようになっている。 該鋳枠搬送ライン1の一端外側にはプッシャシリンダ4が該鋳枠搬送ライン1の 方向に向けて設けられていると共に他端外側にはクッションシリンダ5がプッシ ャシリンダ4に対向して設けられている。 前記プッシャシリンダ4は、信号を受けた後のピストンロッド4Aの押し出し距 離を限定するプッシャコントローラ4Bに、また前記クッションシリンダ5は、 信号を受けた後のピストンロッド5Aの後退距離を限定するクッションコントロ ーラ5Bにそれぞれ電気的に接続されている。 さらに鋳枠搬送ライン1おける鋳枠位置決め位置Cの1鋳枠分手前位置に近接し て、鋳枠検出センサー6が配設されており、該鋳枠検出センサー6は、前記プッ シャコントローラ4B及び前記クッションコントローラ5Bにそれぞれ電気的に 接続されている。尚鋳枠検出センサー6は台車定盤3の前側車輪3Aの中心を検 知するようにされている。
【0007】 このように構成されたものにおいて、鋳枠2は、位置決め位置Cで正確に位置 決めされて停止され、ジャケットの乗せ替えあるいは重錘の乗せ替え等の作業が 行なわれるのであるが、図1の状態は、クッションシリンダ5が伸長作動してピ ストンロッド5Aの先端が位置決め位置Cにある鋳枠の右側面に当接される寸前 の位置まで達してフリーの状態にされていると共に、プッシャシリンダ4が縮引 作動してピストンロッド4Aの先端が鋳枠搬送ライン1の左端に位置する鋳枠2 の左外側に位置されている。 この状態でプッシャシリンダが4伸長作動し、ピストンロッド4Aの先端が鋳枠 2に当接し、台車定盤3と共に鋳枠2を右方向に押し出し開始し、鋳枠2、2群 全体が団子状に成って移動を始めると直ちに右端にある鋳枠2がクッションシリ ンダ5のピストンロッド5A先端に当接しプッシャシリンダ4とクッションシリ ンダ5により鋳枠2、2群を挾みつけた状態になって右方向に移動を始める。
【0008】 このようにして鋳枠2、2群全体が移動を始めると鋳枠検出センサー6が位置 決め位置Cの手前位置(左側位置)から移動してくる台車定盤3の前側車輪3A の中心を検知しプッシャコントローラ4B及びクッションコントローラ5Bに現 在位置を知らせる検知信号が出される。 こん検知信号を受けたプッシヤコントローラ4Bは、その後のピストンロッド4 Aの押し出し距離を限定(一定)する制御がなされると共にクッションコントロ ーラ5Bはその後のピストンロッド5Aの後退距離を限定(一定)する制御がな され、その後鋳枠2、2群は台車定盤3、3と共に一定距離移動されて停止する 。したがって前記鋳枠検知センサー6により現在位置を検知された鋳枠2は位置 決め位置Cに正確に停止されることになる。
【0009】 ここで位置決め位置Cに停止された鋳枠2には、ジャケット乗せ替等所定の作 業が行なわれる一方、位置決め位置Cから右方向に移動された右端の鋳枠2は、 図示されないリフター等により台車定盤3と共に上昇されて上方の鋳枠ラインに 送り出される。 また、プッシャシリンダ4及びクッションシリンダ5が逆作動してピストンロッ ド4Aを縮引すると共にピストンロッド5Bを伸長させた後、鋳枠搬送ライン1 の左端に新しい鋳枠2を台車定盤3と共に搬入し、図1の状態にされる。以下上 記の作動をくりかえし行なうものである。
【0010】
【考案の効果】
本考案は上記の説明から明らかなように鋳枠搬送ラインにより鋳枠を団子状に して移動させる中で位置決め位置の手前位置で鋳枠の位置をセンサーにより確認 し、確認位置から一定距離だけ移動させる構成の鋳枠移動装置としたから、別個 に大掛かりな鋳枠位置決め装置を設ける必要がないと共に、鋳枠の移動工数も通 常の鋳枠移動と同じ工数の中で位置決めができるためタイムサイクルを延長させ ることもなくかつエネルギー消費量も増加させることがない等すぐれた効果があ り利とするところは著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 鋳枠搬送ライン 2 鋳枠 3 台車定盤 3A 車輪 4 プッシャシリンダ 4B プッシャコントローラ 5 クッションシリンダ 5B クッションコントローラ 6 鋳枠検出センサー C 鋳枠位置決め位置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳枠搬送ラインの一端外側にプッシャシ
    リンダを設けると共に他端外側にクッションシリンダを
    設けて多数の鋳枠を両シリンダにより挾持して移動する
    ようにした鋳枠移動装置において、前記プッシャシリン
    ダは、信号を受けた後の押し出し距離を限定するプッシ
    ャコントローラに、また前記クッションシリンダは、信
    号を受けた後の後退距離を限定するクッションコントロ
    ーラにそれぞれ接続し、前記鋳枠搬送ラインにおける鋳
    枠位置決め位置の1鋳枠分手前位置に近接して鋳枠検出
    センサーを配設し、該鋳枠検出センサーを前記プッシャ
    コントローラ、およびクッションコントローラに電気的
    に接続したことを特徴とする鋳枠移動装置。
JP11364191U 1991-12-27 1991-12-27 鋳枠移動装置 Pending JPH0553754U (ja)

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JP11364191U JPH0553754U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 鋳枠移動装置

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JPH0553754U true JPH0553754U (ja) 1993-07-20

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ID=14617391

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JP11364191U Pending JPH0553754U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 鋳枠移動装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013052422A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Sintokogio Ltd 温度変化がある型枠群の油圧シリンダによる搬送方法および装置

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JPH0353736A (ja) * 1989-07-21 1991-03-07 Nec Corp 受信バッファ制御方式

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