JPH0553168B2 - - Google Patents

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JPH0553168B2
JPH0553168B2 JP58164904A JP16490483A JPH0553168B2 JP H0553168 B2 JPH0553168 B2 JP H0553168B2 JP 58164904 A JP58164904 A JP 58164904A JP 16490483 A JP16490483 A JP 16490483A JP H0553168 B2 JPH0553168 B2 JP H0553168B2
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copolymer
compound
particles
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ethylene
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Frederic Morterol
Jean Louis Vidal
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BP Chimie SA
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Publication of JPS5964611A publication Critical patent/JPS5964611A/ja
Publication of JPH0553168B2 publication Critical patent/JPH0553168B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/16Copolymers of ethene with alpha-alkenes, e.g. EP rubbers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2410/00Features related to the catalyst preparation, the catalyst use or to the deactivation of the catalyst
    • C08F2410/06Catalyst characterized by its size
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S526/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
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  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は0.910と0.940との間からなる密度を有
し、流動床を用いる気相共重合により得られるエ
チレンとC6アルフア−オレフインとの共重合体
の製造法に関する。
液体炭化水素媒質中の溶液においてエチレンと
5個より多い炭素原子を含むアルフア−オレフイ
ンとの共重合体を製造できることは既に公知であ
る。この型の方法は溶媒の使用を必要とし、そし
て溶液から共重合体を回収するために微妙な操作
を含む。更にまた、共重合体の僅かとはいえない
部分が溶媒中に溶けたまゝ残り、これが前記溶媒
の回収および精製操作を困難にしている。
また、エチレンと5個より多い炭素原子を含む
高位アルフア−オレフインとの共重合体を気相で
製造できることも公知であり、そしてこれら共重
合体は0.900と0.940との間からなる密度を有し、
そして共重合はマグネシウム化合物、例えば塩化
マグネシウムと遷移金属化合物とを粉砕すること
により得られる固体触媒からなる触媒系の存在下
に行なわれる。その広い粒度分布から考えて、こ
の型の触媒は流動床からの粒子の少なからぬ持ち
越し(carry−over)を越こすことなく例えば最
低流動化速度の5倍と10倍との間からなる流動化
の速度が高い流動床を有する反応器で行なう重合
には利用できない。また、エチレンと6炭素原子
までを含む高位アルフア−オレフインとを流動床
を用い気相で、4価チタン化合物を有機マグネシ
ウム化合物(または金属マグネシウム)およびハ
ロゲン化アルキルと反応させることにより得られ
るマグネシウム、チタンおよびハロゲンの固体化
合物を触媒として含む触媒系の存在下で共重合さ
せる方法も提出された。この方法によれば、流動
床で形成中の共重合体は、特に用いた高位アルフ
ア−オレフインが4個より多い炭素原子を含む場
合、団塊を形成しやすい粘着性粒子から構成され
た粉末の形で生じ、これは流動床の適切な操作に
不利になる。
これらの欠点を避けそして流動床を用いる気相
共重合により0.910と0.940との間からなる密度を
有するエチレンとC6アルフア−オレフインとの
共重合体を困難なく得ることを可能にする方法が
ここに発見された。
それ故に本発明の目的は (i) 元素の周期表の第族および第族金属の有
機金属化合物からなる助触媒、 (ii) 担持された触媒(この担体は基本的には特別
な性質をもつ塩化マグネシウムであり、触媒は
元素の周期表の第族、第族および第族に
属する金属の誘導体、特にエチレンとアルフア
−オレフインの重合における触媒特性が知られ
ているチタン化合物からなる) からなる触媒系と接触させた流動床を用いるエチ
レンとC6アルフア−オレフインとの気相共重合
によりかかる共重合体を得る方法である。
本発明によると触媒担体は本質的に塩化マグネ
シウムに基づく粒子からなり、下記の特徴を有す
る: −粒子は、Dおよびdをこれら粒子の長軸および
短軸であるとしてD/dが1.3以下であるとい
う事実により定義される回転楕円形(長球形)
をもつ。
−粒子は任意に調節できる質量平均直径を有し、
約10と100ミクロンとの間を構成する。
−これら粒子の粒度分布は質量平均直径Dm対数
平均直径Dnの比Dm:Dnが1から3の間にあ
る、例えば1.1と2.5との間を構成するように
し、更に詳しくいえば、これら粒子の粒度分布
は非常にせまく、比Dm:Dnが1と1.5との間
を構成するようにし、その上、2×Dmより大
きい直径の、あるいは0.2×Dmより小さい直径
の粒子は実際上全く存在が認められず、そして
また粒度分布は一つのバツチおよび同じバツチ
の粒子の90重量%より多くは階層区分Dm±10
%に含まれるようになる。比Dm:Dnが1から
3の間にない場合には、得られる触媒の粒子が
気体混合物とともに流動床から流出するように
なるので好ましくない。
−粒子はキイチゴのそれのようなややくぼみ跡が
付いた表面を有しうるが、なるべく非常に滑ら
かな表面を有するのがよい。
−粒子の比表面積は約20m2/gと60m2/g
(BET)との間をなす。
−粒子の密度は約1.6と2.2との間をなす。
−粒子は塩化マグネシウムと任意に塩化アルミニ
ウムとから本質的になり、そして粒子はなるべ
くはMg−C結合を有する小割合の生成物を含
むのがよく、従つて原子比Cl/(Mg+3/2Al)
は幾分か2より小さい方がよい。
−粒子はなるべくは小さい割合の電子供与体化合
物を含むのがよい。
このように定義される担体は特に有機マグネシ
ウム化合物を塩素化有機化合物と電子供与体化合
物存在下で反応させることにより製造できる。有
機マグネシウム化合物として式R1MgR2の生成物
あるいは式R1MgR2・xAl(R33の付加錯体(式
中、R1、R2およびR3は2から12個までの炭素原
子を有する同一かまたは異なるアルキル基であ
り、xは0.001と10との間に含まれるがなるべく
は0.01と2との間に含まれるのがよい)の何れか
を選ぶことができる。塩素化有機化合物として式
R4Cl(式中、R4は3から12炭素原子までを有する
第二、なるべくは第三アルキル基である)の塩化
アルキルを選ぶ。利用される電子供与体化合物は
酸素、硫黄、窒素および(または)リンの少なく
とも1原子を含む有機化合物である。このものは
アミン、アミド、ホスフイン、スルホキシド、ス
ルホンおよびエーテルといつた種々様々な生成物
の中から選ばれる。電子供与体化合物のうち、特
に式R5OR6(式中、R5とR6は1から12炭素原子ま
でを有する同一かまたは異なるアルキル基であ
る)の脂肪族エーテルオキシドを選ぶことができ
る。
更にまた、上で定義したような担体の製造に利
用される各種反応体は下記の条件下で使用せねば
ならない: −モル比R4Cl/R1MgR2は1.5と2.5との間からな
り、そしてなるべくは1.85と1.95との間にある
のがよい。
−モル比R4Cl/R1MgR2・xAl(R33は1.5(+3/
2.x)と2.5(1+3/2.x)との間からなり、
なるべくは1.85(1+3/2.x)と1.95(1+3/
2.x)との間にあるのがよい。
電子供与体化合物と有機マグネシウム化合物
(R1MgR2あるいはR1MgR2・xAl(R33)との間
のモル比は0.01と2との間に含まれるが、なるべ
くは0.01と1との間にあるがよい。
有機マグネシウム化合物と塩素化有機化合物と
の間の反応は、液体炭化水素中5℃と80℃との
間、特に35℃と80℃との間からなる温度でかきま
ぜながら行なう。
このように定義された担体からの触媒の製造
は、エチレンおよびアルフア−オレフインの重合
および共重合においてその触媒特性が知られた元
素の周期表の第族、第族および第族の遷移
金属の誘導体、特にその原子価が4未満であるチ
タンの化合物の前記担体上への沈殿形成により行
なわれる。この沈殿は公知の方法により行なうこ
とができるが、下記の方法により有利に達成され
る: −式Ti(OR74-oXo(式中、R7は2から6炭素原
子を含むアルキル基であり、Xは塩素または臭
素原子であり、nは1から4までの整数あるい
は分数である)を有する最高原子価におけるチ
タン化合物の還元反応は、式Al(R11)(3-x
Xx(式中、R11は2から12炭素原子を有するア
ルキル基であり、Xは塩素または臭素であり、
xはゼロまたは2以下の整数または分数であ
る)の有機アルミニウム化合物の中から選ばれ
る還元剤を用いて行なわれる。
−前記還元反応は少なくとも1原子の酸素、硫
黄、窒素および(または)リンを含む種々様々
な有機化合物、例えばアミン、アミド、ホスフ
イン、スルホキシド、スルホンまたはエーテル
の中から選ばれる電子供与体化合物の存在下ま
たは不存在下で行ない、電子供与体化合物とし
て特に式R12OR13(式中、R12およびR13は1か
ら12炭素原子までを有する同一かまたは異なる
アルキル基である)を有する脂肪族エーテルオ
キシドを選ぶことができる。
種々な化合物(担体、チタン化合物、有機アル
ミニウム化合物、電子供与体またはエーテルオキ
シド)の相対的モル量は、モル比で、 担体:チタン化合物は1と50との間を構成し、そ
してなるべくは2.5と10との間を構成するのが
よく、 有機アルミニウム化合物:チタン化合物は0.1と
3との間にあり、なるべくは0.5と1.5との間を
構成するのがよく、 電子供与体化合物またはエーテルオキシド:チタ
ン化合物は0と5との間にあり、そしてなるべ
くは0.1と1.5との間を構成するのがよい。
沈殿生成は液体炭化水素媒質中−30℃と100℃
との間を構成する温度でかきまぜながら行なう。
この沈殿反応における試薬の使用は種々な仕方
で行なわれる。例えば、還元剤(有機アルミニウ
ム化合物)を徐々に塩化マグネシウム担体および
チタン化合物を含む液体炭化水素媒質中に導入し
てよい。また、塩化マグネシウム担体を含む液体
炭化水素媒質中に還元剤とチタン化合物とを徐々
にかつ同時に導入することも可能である。しか
し、一般には、塩化マグネシウム担体および還元
剤を含む液体炭化水素媒質中にチタン化合物を
徐々に導入することが好ましい。
本発明により得られる触媒は一般に褐赤色の粉
末の形で生じ、その物理的特性、例えば回転楕円
形、表面外観、質量平均直径および比Dm/Dnに
より定義される粒度分布が粒子が生じた塩化マグ
ネシウム担体の粒子のそれと多かれ少なかれ同一
である粒子からなる。
これらを製造した液体炭化水素媒質の蒸発後、
本発明に係る触媒は、流動床を用いての気相重合
の公知の技術を使用することにより、エチレンと
C6アルフア−オレフインの共重合に用いられる。
この共重合は助触媒として周期表の第族およ
び第族の金属の有機金属化合物、なるべくは有
機アルミニウムまたは有機アルミニウムハロゲン
化物化合物を用いることにより実行される。触媒
系の成分は助触媒の第族および第族金属の量
対触媒の第族、第族および第族の遷移金
属、特にチタニウム金属の量の原子比が0.5と200
との間からなる。なるべくは1と50との間からな
るような割合で使用せねばならない。
用いる触媒系はそれ自体で、あるいは前重合操
作を受けた後で用いることができる。この前重合
操作は、その寸法と形状が最初の触媒のそれと多
かれ少なかれ相似である、即ちプレポリマー粒子
の形状が事実上もとの粒子の「拡大された」誘導
体である、粒子の製造へと通じる。前重合は触媒
および助触媒を任意にアルフア−オレフイン、例
えばヘキセン−1と混合したエチレンと接触させ
ることからなり、前重合は下記のように二段階で
行なうのが有利である。このようにして得られた
触媒生成物は流動床でエチレンとC6アルフア−
オレフインとを共重合させるのに特に適し、これ
ら生成物はこの重合様式に適合しうる寸法と摩耗
抵抗と反応性を有し、非粘着粉末を得ることを可
能にし、特にこのものは低分子量およびC6アル
フア−オレフインの比較的高含有量を有する低融
点をもつ共重合体を含まない。
前重合反応(あるいは二つの別個の段階で操作
する場合にはこの反応の第一段階)の開始は不活
性液体媒質中の懸濁系で実施するのが適当であ
る。
この第一前重合段階は触媒の各粒子が、触媒中
に存在する遷移金属の1ミリグラム原子当り0.1
gから10gまでのポリエチレンまたはエチレン共
重合体を含むまで続ける。次に前重合を液体炭化
水素媒質中の懸濁系でまたは乾燥状態で続ける
が、一般に言つて、触媒の適当な活性を保持しな
がら、触媒中に存在する遷移金属1ミリグラム原
子当り10gから500gのポリエチレンまたはエチ
レン共重合体が得られるまで継続できる。
この方法により得られるプレポリマーは、一般
に80と300ミクロンとの間、なるべくは100と240
ミクロンとの間を構成する質量平均直径および比
Dm/Dnが3以下、なるべくは1.1と2.5との間を
構成するような粒度分布を有する粒子からなる粉
末の形で生じ、プレポリマー粉末は2×Dmより
大きい直径あるいは0.2×Dmより小さい直径をも
つ粒子を事実上含まない。
以下に記載した本発明で用いる触媒の調製工
程、並びに共重合体の製造工程を第1図に示し
た。
流動床を用いての気相共重合は、流動床重合お
よび共重合の通常の技術に従つて実行しうる。し
かし、流動化を与える気体混合物は、重合させる
べき単量体のエチレンとC6アルフア−オレフイ
ンに加えて、得られる共重合体の分子量を調節す
るため窒素、メタンまたはエタン、および任意に
水素といつた不活性気体を含む。この気体混合物
中の不活性ガスの存在は反応熱の除去を目立つて
改善し、共重合の動力学を都合よく修正する。流
動床反応器内の流動化速度は、他の均質化の手
段、特に機械的手段によらないで、流動床の均質
化を促進しかつ共重合により放出された熱を効果
的に除去するのに十分高くするのがよい。流動化
速度は流動化の最低速度の5倍から10倍に等し
い、即ち一般に約40cmと80cm/秒との間にあるの
がよい。流動床を横切るときエチレンおよびC6
アルフア−オレフインのごく一部分だけが生長途
中の共重合体の粒子と接触して重合する。反応し
なかつたエチレンおよびC6アルフア−オレフイ
ンのフラクシヨンを含む気体混合物は流動床から
出て反応中に生成した熱を除くように企図された
冷却系を通過した後、圧縮器により流動床反応器
中へ再循環される。
共重合は約50℃と90℃との間、なるべくは70℃
と90℃との間を構成する温度において、一般に
0.5MPaと4MPaとの間からなる範囲内で変化す
る全圧下で実行するのが適当である。
流動ガス流の種々な成分の分圧は次の比に応ず
るのが適当である: C6アルフア−オレフインの分圧は0.05MPaか
ら0.15MPaまでの範囲内にある。
C6アルフア−オレフインの分圧/エチレンの
分圧は0.15から0.5までの範囲内にある。
水素の分圧/エチレンの分圧は0.05から0.5ま
での範囲内にある。
不活性ガスの分圧/全圧は0.2から0.9までの範
囲内にある。
用いるC6アルフア−オレフインは比較的低沸
点を有するC6アルフア−オレフイン、例えば4
−メチル−ペンテン−1がよい。
C6アルフア−オレフインとして特に4−メチ
ル−ペンテン−1を用いて前記方法により操作し
たとき、4−メチル−ペンテン−1から誘導され
た単位約4から15重量パーセントを含みかつ
0.910と0.940との間を構成する密度を有する共重
合体が得られる。
これら高重合体は流動床での共重合後に、低分
子量およびC6アルフア−オレフインの比較的高
含有量を有する低融点の共重合体の割合が無視で
きる非粘着粒子からなる粉末の形で直接生ずる。
取扱い容易なこれら共重合体粉末は0.30と0.45
g/cm3との間にある、なるべくは0.35と0.45g/
cm3との間を構成する比較的高いカサ密度をもつ。
これら粉末をつくり上げている共重合体の粒子
は、Dおよびdをそれぞれこれら粒子の長軸およ
び短軸とすると、D/dが1.3未満かまたは1.3に
等しいという事実により定義される回転楕円形を
もつ。これら粒子は300と1500ミクロンとの間、
なるべくは500と1200ミクロンとの間を構成する
質量平均直径Dmを有する。これら粒子の粒度分
布は比Dm/Dnが3.5未満かまたは3.5に等しい、
なるべくは1.2と3との間を構成するようになる。
流動床を構成するこの粉末の粒度分布の幅は用い
たプレポリマーのそれによつて決まるだけでな
く、流動床反応器内の共重合体の平均滞留時間お
よび共重合反応中に触媒系がその活性を失なう速
度によつても左右される。特にこのような方法に
おいては、最もせまい可能な粒度分布を有する粉
末を得るためには、共重合反応中に比較的迅速に
その活性を失なう触媒系を用いるのが有利であ
る。
エチレンと4−メチル−ペンテン−1とのこれ
ら共重合体はまた炭素原子1000個当り二重結合
0.2個未満の非常に低い不飽和度によつても特徴
づけられ、これが共重合体に勝れた安定性を与え
ている。
走査示差熱量分析により、200℃に再加熱し、
16℃/分の速度で冷却し、16℃/分の速度で加熱
した後、これら共重合体は116と128℃との間から
なる温度で一つの融点を示し、融解パターンはこ
の温度において特徴的に単一ピークを示し、この
ことは結晶の大きさの単一分布に相当する。
共重合体の構造は非常に少量の長鎖枝(g*
によつても特徴づけられる。これは0.90より大き
いか0.90に等しい値g*=(η)/(η1)により表
わされ、(η)は与えられた共重合体の固有粘度
であり、(η1)は前記共重合体と同一重量平均分
子量を有する線状ポリエチレンの固有粘度であ
る。
そのメルトインデツクスが標準ASTM D1238
によると2.16Kg下で190℃において0.1と30g/10
分との間を変化しうるこれら共重合体は高機械強
度を有するフイルムの製造に特に興味ある幾つか
の応用をもつ。
粒子の質量平均直径(Dm)および数平均直径
(Dn)の測定法(担体、触媒、プレポリマー、重
合体) 本発明によれば、担体、触媒、プレポリマーあ
るいは重合体の粒子の質量平均直径(Dm)およ
び数平均直径(Dn)はOPTOMAX画像解析計
〔ミクロ−メジヤーメント社(Micro−
Measurements Ltd.)グレイトブリテン島〕を
用いて顕微鏡の読みから測定される。測定の原理
は光学顕微鏡による実験的研究から粒子集団を得
ることからなり、絶対頻度の表は直径の各範ちゆ
う(i)に属する粒子の数(ni)を与え、各範ちゆう
(i)は前記範ちゆうの限界間にある中間直径(di)
により特徴づけられる。承認されたフランス規格
NF×11−630(1981年6月)によれば、Dmおよ
びDnは次式により与えられる: 質量平均直径:Dm=Σni(di)3−di/Σni(di)3 数平均直径:Dn=Σni・di/Σni 比Dm/Dnは粒度分布を特徴づけ、それは時に
は「粒度分布の幅」と呼ばれる。
OPTOMAX画像解析計による測定は、16×と
200×との間の倍率で粒子の懸濁系を検査するこ
とを可能にする倒立顕微鏡を用いることにより行
なう。テレビジヨンカメラが倒立顕微鏡により与
えられた画像をピツクアツプし、それらをコンピ
ユーターに送り、画像を線の1本1本、そして各
線上の1点1点を分析して粒子の寸法あるいは直
径を決定し次にそれらを分類する。
下記の例は本発明を説明するものであつて制限
するものではない。
例 1 (イ) 触媒の製造 担体の調製 750回転/分で回転するかきまぜ機構を備え、
800mlのn−ヘキサンを含む5ステンレンス
鋼反応器に室温(20℃)において窒素気流下に
マグネシウム1500ミリグラム原子を含むヘプタ
ン中ブチルオクチルマグネシウムの溶液1725ml
およびジ−イソアミルエーテル(DIAE)61ml
(300ミリモル)を導入する。次に反応器を50℃
に加熱し、3時間にわたり313mlの塩化第三ブ
チル(あるいは2850ミリモル)を1滴ずつ注入
する。この添加の終りで、懸濁系を50℃に3時
間保ち、次に得られた沈殿(A)をn−ヘキサンで
5回洗浄する。洗浄した生成物(A)は担体を構成
し、その化学組成はマグネシウム1グラム原子
当り次のようである: 塩素 1.97グラム原子、 Mg−C結合 0.03グラム当量、 ジ−イソアルミエーテル 0.02モル。
顕微鏡下で検査したところ、塩化マグネシウ
ム担体は、比Dm/Dn=1.2(ただし、Dm=33
ミクロン)により定義されるせまい粒度分布を
有する回転楕円形粒子(粒子の長軸と短軸の間
の平均比D/dは1.2に等しい)からなる粉末
の形で生じたことを見ることができ更に粒子の
90重量パーセントより多くが30ミクロンと36ミ
クロンとの間を構成する平均直径を有すること
が見出されている。生成物の密度は1.9に等し
く、その比表面積は38m2/gに等しく、粒子表
面はなめらかである。
触媒の製造 MgCl21450ミリモルを含む上で得た洗浄生成
物(A)のn−ヘキサン中懸濁液3000mlへかきまぜ
ながらジ−イソアミルエーテル82mlと塩化ジエ
チルアルミニウのn−ヘキサン中1.2モル溶液
400ml(あるいは480ミリモル)とを加える。反
応器を50℃に加熱し、2時間にわたり、n−ヘ
キサン中二塩化ジ−n−プロポキシチタン0.6
モル溶液650mlを1滴ずつ加える。この添加の
終りで、温度を80℃に上げ、それをこの値に2
時間保つ。次に固体生成物をn−ヘキサンで5
回洗浄するとすぐ使用に供することのできる触
媒(B)が生ずる。この触媒の分析はそれが総チタ
ン1グラム原子当り次のものを含むことを示
す: 四価チタン 0.06グラム原子、 三価チタン 0.94グラム原子、 マグネシウム 3.85グラム原子、 塩素 9.87グラム原子、 アルミニウム 0.20グラム原子、および ジ−イソアミルエーテル(DIAE)0.11グラ
ムモル。
このものは多少なりとも球形の粒子からなる
褐色粉末で、用いた担体の像におけるせまい粒
度分布をもち、そして特に粒子の90重量パーセ
ントより多くが32ミクロンと38ミクロンとの間
をなす平均直径(この場合Dm=35ミクロン)
を有するようになつており、更にまた、触媒粒
子の比Dm:Dnは1.3に等しく、粒子の表面は
なめらかであることが判つた。
(ロ) プレポリマーの製造 毎分750回転で回転するかきまぜ機構を備え
た5ステンレス鋼反応器の中に、70℃に加熱
したn−ヘプタン2を窒素下で導入する。次
に1モル/のトリ−n−オクチルアルミニウ
ム(TnOA)の溶液48mlおよびチタン12ミリグ
ラム原子を含む量の(イ)で調製した触媒(B)を導入
する。
次に反応器へ0.08MPaに等しい分圧に相当す
る水素を、次にエチレンを160g/時の速さで
3時間導入する。反応の終りで、全体を真空下
回転蒸発器中へデカンテーシヨンし、この方法
でチタン0.025ミリグラム原子/グラムを含む
乾燥プレポリマー粉末(C)480gを得る。この粉
末は比Dm/Dn=1.3(ただしDm=140ミクロ
ン)となるような粒度分布を有する回転楕円形
粒子からなり、粒子の表面はなめらかである。
(ハ) 流動床における共重合 40cm/秒の速度で作動され、全圧1MPa下で
80℃に保つた温度においてモル百分率5%の水
素、8%の4−メチル−ペンテン−1、22%の
エチレンおよび65%の窒素を含む上昇ガス混合
物を用いて操作した直径15cmを有するステンレ
ス鋼の流動床反応器中へ、先ず第一に、仕込み
粉末に対し完全に無水で乾燥したポリエチレン
粉末3200g、次に順次(ロ)で調製したプレポリマ
ー(C)2.2gを10分毎に導入する。
反応器から640g/時の粉末を引き出すこと
により流動床のレベルが一定に留まる。10時間
の操作後、仕込み粉末は事実上完全に置き換え
られ、その特徴が次のようである共重合体粉末
を得る: 510ミクロンに等しい質量平均直径を有する
多少なりとも球形の粒子、 比Dm/Dn=1.7となるようなせまい粒度分
布、 粉末のかさ密度:0.40g/cm3、 共重合体の密度:0.920、 190℃において2.16Kgの負荷で測つたメルト
インデツクス(標準ASTM D1238による):
1g/10分、 4−メチル−ペンテン−1から誘導された単
位の含量:9重量パーセント、 チタン含量:25ppm、 不飽和レベル:1000炭素原子当り0.1エチレ
ン性二重結合、 単一融点124℃(走査示差熱量分析により、
200℃に再加熱、16℃/分の速度で冷却そして
16℃/分の速度で加熱後に測定) 長鎖分枝:g*=0.90 例 2 担体(A)として、Dm/Dn=2.3(ただし、Dm=
23ミクロン)となるようなせまい粒度分布を有す
る回転楕円形粒子からなる塩化マグネシウムに基
づく粉末を用いる。この粉末は4ミクロン未満の
直径を有する粒子を0.05重量パーセント未満含
み、1.9に等しい密度と46m2/g(BET)に等し
い比表面積を示し、粒子の表面はなめらかであ
る。
(イ) 触媒の製造 これは例1(イ)のそれと同一である。得られた
触媒(B)の分析は総チタン1グラム原子当り、 三価チタン 0.94グラム原子、 四価チタン 0.06グラム原子、 マグネシウム 3.80グラム原子、 塩素 9.85グラム原子、 アルミニウム 0.16グラム原子、および ジ−イソアルミエーテル 0.08モル を示す。
触媒(B)はDm/Dn=2.4(ただし、Dm=23ミ
クロン)となるような粒度分布を有する回転楕
円形の粒子からなる褐色粉末である。触媒粒子
は最初の担体と同じ位なめらかな表面を有す
る。
(ロ) プレポリマーの製造 これは例1(ロ)のそれと同一であるが、ただし
反応器へ160g/時の速さでエチレンを導入す
る代りに、3.5重量パーセントの4−メチル−
ペンテン−1を含むエチレンと4−メチル−ペ
ンテン−1との混合物を160g/時の速さで導
入するという事実を除く。密度0.94を有し、
0.025ミリグラム原子/グラムのチタンを含む
プレポリマー粉末(C)480gを得る。この粉末は
比Dm/Dn=2.4(ただし、Dm=100ミクロン)
となるような粒度分布を有する回転楕円形粒子
からなり、粒子の表面はなめらかである。
(ハ) 流動床における共重合 これは例1(ハ)のそれと同一であるが、ただし
モル百分率5%の水素、8%の4−メチル−ペ
ンテン−1、22%のエチレンおよび65%の窒素
を含むガス混合物を用いる代りに、モル百分率
として5%の水素、7%の4−メチル−ペンテ
ン−1、23%のエチレン、および65%の窒素を
含むガス混合物を用いるという事実を除く。反
応器から680g/時の粉末を引き出しながら流
動床を一定の高さに保つ。10時間の連続反応
後、次の諸特性をもつ共重合体粉末を得る: 370ミクロンに等しい質量平均直径を有する
回転楕円形の粒子、 比Dm/Dn=2.8となるような粒度分布、 粉末のかさ密度:0.42g/cm3、 共重合体の密度:0.925、 190℃において2.16Kgの負荷で測定したメル
ンデツクス:0.9g/10分、 4−メチル−ペンテン−1から誘導される単
位の含量:8重量パーセント、 チタン含量:23ppm、 不飽和レベル:1000炭素原子当り0.13エチレ
ン性二重結合、 単一融点120℃(走査示差熱量分析により、
200℃に再加熱し、16℃/分の速度で冷却しそ
して16℃/分の速度で加熱後に測定) 長鎖分枝:g*=0.97。
例 3 担体(A)として、比Dm/Dn=1.1(ただし、Dm
=52ミクロン)となるようなせまい粒度分布を有
する回転楕円形粒子からなる塩化マグネシウムに
基づく粉末を用いる。粒子の90重量パーセントよ
り多くは47と57ミクロンとの間を構成する平均直
径を有することが見出され、生成物の密度は1.9
に等しく、その比表面積は38m2/g(BET)に
等しく、粒子の表面はなめらかである。
(イ) 触媒の製造 これは例1(イ)のそれと同一である。得られた
触媒(B)の分析は総チタン1グラム原子当り、 三価チタン 0.95グラム原子、 四価チタン 0.05グラム原子、 マグネシウム 3.80グラム原子、 塩素 9.95グラム原子、 アルミニウム 0.20グラム原子、および ジ−イソアミルエーテル 0.11モル、 を示す。
触媒(B)はDm/Dn=1.2(ただし、Dm=55ミ
クロン)となるような粒度分布を有する回転楕
円形粒子からなる褐色粉末である。この触媒粒
子はなめらかな表面をもつ。
(ロ) プレポリマーの製造 前重合(第一段階) 750回転/分で回転するかきまぜ機構を備え、
50℃に加熱したn−ヘキサン2を含む5ス
テンレス鋼反応器に、窒素気流下で、トリ−n
−オクチルアルミニウム(TnOA)100ミリモ
ルおよびチタン500ミリグラム原子を含むヘキ
サン中触媒(B)懸濁液を導入する。反応器を60℃
に加熱し、エチレンを167g/時に等しい一定
速度で3時間にわたりこの中に導入する。反応
の終りに、全体を真空下回転蒸発器中へデカン
テーシヨンする。この方法で、淡褐色のプレポ
リマーの乾燥粉末(C′)820gが得られ、この
ものは66ミクロンに等しい質量平均直径を有し
かつ比Dm/Dn=1.2となるようなせまい粒度
分布をもつ粒子からなる。この粉末(C′)を窒
素下に貯える。
前重合(第二段階) 窒素0.8MPa、水素0.1MPa、4−メチル−ペ
ンテン−1 0.02MPaおよびエチレン0.08MPa
の分圧下100cm/秒のガス速度で操作する直径
15cmの流動床反応器中へ、6分間毎に粉末
(C′)11gをそして連続的に25g/時の純
TnOAを、70℃に保つた床の下方半分へ導入す
る。一連の取り出しにおいて、幾分かベージユ
色をした粉末約4Kg/時を集める。この粉末は
反応器中30分間の滞留時間において、0.017ミ
リグラム原子/グラムのチタンを含み、比
Dm/Dn=1.3となるような粒度分布を示し
(ただし、Dm=260ミクロン)、そして0.93の密
度を有する。
(ハ) 流動床における共重合 これは例1(ハ)のそれと同一であるが、ただし
40cm/秒の速度で作動させたガス混合物を用い
る代りに、60cm/秒の速度でこれを用いるとい
う事実を除く。反応器から650g/時の粉末を
引き出しながら流動床を一定の高さに保つ。10
時間の連続反応後、共重合体粉末を得、その諸
特性は次の通りである: 950ミクロンに等しい質量平均直径を有する
回転楕円形の粒子、 比Dm/Dn=1.5となるような粒度分布、 粉末のかさ密度:0.41g/cm3、 共重合体の密度:0.919、 190℃において2.16Kgの負荷で測定したメル
トインデツクス:1g/10分、 4−メチル−ペンテン−1から誘導される単
位の含量:9重量パーセント、 チタン含量:16ppm、 不飽和レベル:1000炭素原子当り0.15エチレ
ン性二重結合、 単一融点118℃(走査示差熱量分析により、
200℃に再加熱し、16℃/分の速度で冷却し、
16℃/分の速度で加熱後測定) 長鎖分枝:g*=0.95。
長鎖分枝比g*の測定法 式g*=(η)/(η1)において、共重合体の
固有粘度(η)をトリクロロベンゼン中135℃
で測定する。他方、前記共重合体と同じ重量平
均分子量(Mw)を有する線状ポリエチレンの
固有粘度(η)1を、マーク−ハウインク
(MARK−HOUWINK)の型の次の式:(η)1
=6.02×10-4×(Mw)0.69に従い計算する。共重
合体の重量平均分子量Mwは分別カラムを線状
ポリエチレン試料によつて基準化することによ
りゲル浸透クロマトグラフイー(GPC)によ
り決定される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明で用いる触媒の調製工程、並
びに共重合体の製造工程を概略を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 0.910と0.940との間の密度を有する、エチレ
    ンとヘキセン−1及び4−メチル−ペンテン−1
    から選ばれるC6アルフア−オレフインとの共重
    合体であつて、 (イ) 4重量パーセントと15重量パーセントとの間
    に含まれるC6アルフア−オレフインから誘導
    された単位含量、 (ロ) 0.910と0.940との間に含まれる密度、 (ハ) 0.35g/cm3と0.45g/cm3との間に含まれるか
    さ密度、 (ニ) 1000炭素原子当たり二重結合0.2未満の不飽
    和レベル、 (ホ) 200℃に再加熱し、16℃/分の速度で冷却し、
    そして16℃/分の速度で加熱後走査示差熱量分
    析により測定された116℃と128℃との間に含ま
    れる単一融点、 (ヘ) g*が0.90より大か0.90に等しくなるように少
    量の長鎖分枝を有する構造(ただし、g*は比
    η/η1であり、ηは共重合体の固有粘度であ
    りη1は前記共重合体と同じ重量平均分子量を
    有する線状ポリエチレンの固有粘度である)、 (ト) 非粘着粒子であつて、長軸Dと短軸dの比で
    あるD/dが1.3以下である回転楕円形粒子で
    ある粉末の形態、 (チ) 300ミクロンと1500ミクロンとの間にある質
    量平均直径Dm、 (リ) 1.2と3.5との間にある質量平均直径Dm対数
    平均直径Dnとの比Dm:Dn、 及び(ヌ)標準ASTM D1238により190℃で2.16
    Kg下で測定したメルトインデツクスが10分間当
    たり0.1gと30gの間であるメルトインデツク
    ス、 を有する上記共重合体の製造法において、 エチレンとC6アルフア−オレフインを気体状
    態で、窒素、メタン及びエタンから選ばれる不活
    性ガス及び任意に水素との気体混合物として、こ
    の気体混合物を生成しつつある共重合体の流動床
    を通して底部から頂部へと循環させながら共重合
    させることからなり、 共重合を50℃と90℃との間の温度において、 一方においては元素の周期表の第族および第
    族金属の少なくとも1種の有機金属化合物から
    なる助触媒、そして他方においては、本質的に塩
    化マグネシウムそして任意に塩化アルミニウムが
    加えられていてもよい担体であつて、10ミクロン
    と100ミクロンとの間の質量平均直径を有し粒子
    の質量平均直径Dm対数平均直径Dnの比Dm/Dn
    が1から3の間にあるような粒度分布を示す長球
    形の粒子からなる担体であつて、この担体上にチ
    タン化合物を沈殿させた担体からなる触媒から構
    成される触媒系であつて、この触媒系はあらかじ
    めエチレンあるいはエチレンとC6アルフア−オ
    レフインとの混合物と接触し前重合させてプレポ
    リマー化に付した触媒系であり、この触媒系の存
    在下に行い、 気体混合物の各種成分の分圧を、 C6アルフア−オレフインの分圧が0.05MPaか
    ら0.15MPaまでの範囲内にあり、 C6アルフア−オレフインの分圧/エチレンの
    分圧が0.15から0.5までの範囲内にあり、 水素の分圧/エチレンの分圧が0.05から0.5ま
    での範囲内にあり、 不活性ガスの分圧/全圧が0.2から0.9までの範
    囲内にあるようにする、 ことを特徴とする上記方法。 2 共重合を70℃と90℃との間の温度で行うこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 第族および第族の金属の有機金属化合物
    が有機アルミニウム化合物または有機アルミニウ
    ムハロゲン化物化合物であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 4 担体が、比Dm/Dnが1.1と2.5との間に含ま
    れるような粒度分布を示すことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 5 担体が、比Dm/Dnが1.1と1.5との間に含ま
    れるような粒度分布を示すことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 6 担体が、粒子の90重量%より多くが区分Dm
    ±10%に含まれるような粒度分布を示すことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 7 担体が少なくとも1つのMg−C結合を含む
    生成物および1つの電子供与体化合物を含み、そ
    の密度が1.6と2.2との間に含まれることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。 8 担体が20m2/gと60m2/g(BET)との間
    を構成する比表面積およびなるべくはなめらかな
    表面を示すことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 9 式R1MgR2の有機マグネシウム化合物あるい
    は式R1MgR2・xAl(R33の付加錯体(式中、R1
    R2およびR3は2から12個までの炭素原子を有す
    る同一かまたは異なるアルキル基であり、xは
    0.001と10との間にある数である)と、式R4Cl(式
    中、R4は3から12炭素原子までを有する第2ま
    たは第3アルキル基である)の塩素化有機化合物
    とを、電子供与体化合物の存在下に反応させるこ
    とによつて得られる担体である特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 10 式Ti(OR74-oXo(式中、R7は2から6炭
    素原子までを含むアルキル基であり、Xは塩素ま
    たは臭素原子であり、nは1から4までの整数ま
    たは分数である)を有する最高原子価のチタン化
    合物を、式Al(R11)(3-x)Xx(式中、R11は2か
    ら12炭素原子を有するアルキル基であり、Xは塩
    素または臭素であり、xはゼロ、2以下の整数ま
    たは分数である)を有する有機アルミニウム化合
    物の中から選ばれる還元剤を用いて還元すること
    によりチタン化合物の担体上への沈殿生成を行
    い、 前記還元を酸素、硫黄、窒素および(または)
    リンの少なくとも1原子を含む有機化合物の中か
    ら選ばれた電子供与体化合物の存在下でおこなう
    ことが可能であり、 種々な化合物(塩化マグネシウムおよび場合に
    より塩化アルミニウムの担体、チタン化合物、有
    機アルミニウム化合物、電子供与体)の相対的モ
    ル量を次のようにする: 担体:チタン化合物は1と50との間、なるべく
    は2.5と10との間に含まれ、 有機アルミニウム化合物:チタン化合物は0.1
    と3との間、なるべくは0.5と1.5との間に含ま
    れ、 電子供与体化合物:チタン化合物は0と5との
    間、なるべくは0.1と1.5との間に含まれる、 特許請求の範囲第9項記載の方法。 11 還元を式R12OR13(式中、R12とR13とは同
    一かまたは異なり、1から12炭素原子を有するア
    ルキル基の中から選ばれる)を有する脂肪族エー
    テルオキシドの存在下または不存在下で行い、 種々な化合物(塩化マグネシウムおよび場合に
    よつては塩化アルミニウムの担体、チタン化合
    物、有機アルミニウム化合物、エーテルオキシ
    ド)の相対的モル量を次のようにする: 担体:チタン化合物は1と50との間、なるべく
    は2.5と10との間を構成し、 有機アルミニウム化合物:チタン化合物は0.1
    と3との間、なるべくは0.5と1.5との間を構成
    し、 エーテルオキシド:チタン化合物は0と5との
    間、なるべくは0.1と1.5との間を構成する、 特許請求の範囲第10項記載の方法。 12 共重合を、助触媒の第族および第族の
    金属の量対触媒のチタニウム金属の量の原子比が
    1と50との間に含まれる触媒系の存在下で行う特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 13 共重合を行う前に、触媒をエチレンの前重
    合あるいはエチレンとC6アルフア−オレフイン
    との前共重合に対してチタニウム金属1ミリグラ
    ム原子当たり0.1gから500gまでの重合体または
    共重合体を得るようにすることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 14 流動床における共重合条件を、形成中の前
    重合体および共重合体の粒子が、重合させようと
    するエチレンおよびC6アルフア−オレフインを
    含み40cm/秒と80cm/秒との間を構成する速度を
    有する上昇ガス流によつて常に流動化状態に保た
    れるようにすることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 15 0.910と0.940との間の密度を有する、エチ
    レンとヘキセン−1及び4−メチル−ペンテン−
    1から選ばれるC6アルフア−オレフインとの共
    重合体であつて、 (イ) 4重量パーセントと15重量パーセントとの間
    に含まれるC6アルフア−オレフインから誘導
    された単位含量、 (ロ) 0.910と0.940との間に含まれる密度、 (ハ) 0.35g/cm3と0.45g/cm3との間に含まれるか
    さ密度、 (ニ) 1000炭素原子当たり二重結合0.2未満の不飽
    和レベル、 (ホ) 200℃に再加熱し、16℃/分の速度で冷却し、
    そして16℃/分の速度で加熱後走査示差熱量分
    析により測定された116℃と128℃との間に含ま
    れる単一融点、 (ヘ) g*が0.90より大か0.90に等しくなるように少
    量の長鎖分枝を有する構造(ただし、g*は比
    η/η1であり、ηは共重合体の固有粘度であ
    りη1は前記共重合体と同じ重量平均分子量を
    有する線状ポリエチレンの固有粘度である)、 (ト) 非粘着粒子であつて、長軸Dと短軸dの比で
    あるD/dが1.3以下である回転楕円形粒子で
    ある粉末の形態、 (チ) 300ミクロンと1500ミクロンとの間にある質
    量平均直径Dm、 (リ) 1.2と3.5との間にある質量平均直径Dm対数
    平均直径Dnとの比Dm:Dn、 及び(ヌ)標準ASTM D1238により190℃で2.16
    Kg下で測定したメルトインデツクスが10分間当
    たり0.1gと30gの間であるメルトインデツク
    ス、 を有することを特徴とする上記共重合体。 16 比Dm:Dnが1.2と3との間に含まれるよ
    うな流度分布を有することを特徴とする特許請求
    の範囲第15項記載の共重合体。 17 500ミクロンと1200ミクロンとの間にある
    質量平均直径Dmを有する粒子からなる特許請求
    の範囲第15項記載の共重合体。
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