JPH0552760U - 正転逆転判別回路 - Google Patents

正転逆転判別回路

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JPH0552760U
JPH0552760U JP11057691U JP11057691U JPH0552760U JP H0552760 U JPH0552760 U JP H0552760U JP 11057691 U JP11057691 U JP 11057691U JP 11057691 U JP11057691 U JP 11057691U JP H0552760 U JPH0552760 U JP H0552760U
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rotation
reverse rotation
level
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エンコーダからの入力信号より正転逆転を判別
する回路において、ノイズや停止直前の振動に起因する
誤判別を無くすものである。 【構成】エンコーダからのA相,B相信号、並びに両相
を反転した4つの信号を4つのラッチ回路にそれぞれ入
力し、8種類のハイレベル、ローレベルの論理出力信号
を、4種類ずつ決められた2つのAND回路に入力し
て、その2つの論理出力の組合せにより正転,逆転の判
別を行うようにしたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、インクリメンタル型エンコーダ(以下単にエンコーダという)を使 用する回転機の回転方向が、正転か逆転かを判別する判別回路に関するものであ る。
【従来の技術】
従来は、図6に示されるように、エンコーダからのA相信号SGA,B相信号 SGBの入力信号の立ち上がりエッジで入力信号を記憶する1つのラッチ回路2 を使用して正転逆転の判別を行っている。Dはエンコーダからの信号入力端子, CKはエンコーダからの立ち上がりエッジ検出信号端子、Qはラッチ回路2の出 力端子である。 このような回路において、その作用を、図7において説明する。 エンコーダからのB相信号(SGB)の立ち上がりエッジが検出されたとき( 図では、時刻t1,t2,t3)、A相の信号(SGA)をラッチさせ、そのときのラ ッチ出力で正転逆転を判別していた。 例えば、時刻t1およびt2時点ではラッチ出力Q1′がハイレベル(“1”)(以 下ハイレベルという)であり、正転と判別し、時刻t3時点ではラッチ出力Q1′が ローレベル(“0”)(以下ローレベルという)であり、逆転と判別していた。 尚時刻t1時点より以前については、A相信号SGAおよびB相信号SGBが明確 でないため、図示の斜線表示は不定領域となる。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かような判別回路では図8にて説明する欠点があった。 つまり、ノイズあるいは停止直前の振動による信号がB相信号SGBの立ち上 がり時にA相信号SGAに重畳したような場合(時刻t1において)、ラッチ出力 Q1′は本来ならばハイレベルとなり正転と判別されるところ、ローレベルになる ため逆転と判別される。 また、ノイズあるいは停止直前の振動による信号がB相信号SGBに重畳した ような場合(時刻t2において)、ラッチ出力Q1′は、本来ならば立ち上がりエッ ジが発生しないところで発生するため、ローレベルと記憶して出力するため、逆 転と判別される。 本考案は、上述した点に鑑みて創案されたもので、その目的とするところは、 ノイズや重畳の点などに左右されないハイレベルとローレベルの出力が得られる 正点逆点判別回路を提供するものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
つまり、その目的を達成するための手段は、エンコーダからのA相およびB相 信号から正転または逆転を区別する回路において、前記エンコーダからの入力信 号のエッジで入力信号を記憶する4つのラッチ回路と、前記入力信号を反転させ る2つのインバータと、このインバータの出力を入力とする前記ラッチ回路の出 力およびこのラッチ回路以外のラッチ回路の出力をそれぞれ入力とする2つのA NDゲート回路とからなり、この2つのANDゲート回路の論理出力の組み合わ せにより、回転方向が正転か逆転かを判別するよう構成したものである。
【作用】
その作用は、次の実施例と併わせて説明する。 以下、本考案の一実施例を、図面に基づいて詳述する。
【0004】
【実施例】
図1は本考案の一実施例を示す回路図であり、図1においては、1a,1bはイン バータで、エンコーダ(図示せず)からのA相信号SGAおよびB相信号SGB を反転させる。2a〜2dはラッチ回路で、Dはエンコーダからの信号入力端子、C Kはエンコーダからの入力信号あるいはインバータ1a,1bにより反転した信号に よる立ち上がりエッジ検出信号入力端子、Qはラッチした信号がハイレベルかロ ーレベルかを出力する端子、QバーはQの出力と論理を反転した出力端子、3a, 3bはラッチ回路、2a〜2dはラッチ回路、2a〜2dの出力信号レベルを入力とするA NDゲート回路を示す。
【0005】 次に、かようなごとく構成された判別回路の作成について説明する。 図2はラッチ回路2a〜2dの入力信号の立ち上がりエッジの説明図であり、ラッ チ回路2a〜2dは立ち上がりエッジ検出回路によりラッチさせるため、立ち下がり エッジのタイミングにおける信号の情報が得られない。そのため、インバータ1a ,1bにより信号を反転させ、信号SGCおよびSGDとし、信号SGAおよびS GBの立ち下がりエッジのタイミングにおける信号を得る。
【0006】 図3は図2の入力信号による各部の論理動作タイミング説明図であり、信号入 力信号SGA,SGB,SGCおよびSGDそれぞれの立ち上がりエッジの検出 によりラッチされたときの信号SGAあるいはSGBが、ハイレベルかローレベ ルかをラッチ回路2a〜2dのQ,Qバーより出力する。(図3のQ1〜Q8) ラッチ回路2a〜2dのQおよびQバーよりの出力のうち、図3のQ1〜Q4をAND ゲート回路)(図1の3a)に、また出力Q5〜Q8をANDゲート回路(図1の3b) にそれぞれ入力し、4つの信号が全てハイレベルのときハイレベルを、それ以外 のときローレベルを出力する。(図3のQF およびQR ) すなわち、時刻t1時点ではラッチ回路入力信号SGDの立ち上がりエッジ検出 によりラッチ回路2dは入力信号SGA のレベルを記憶し、Q8にはローレベル、Q4に はハイレベルを出力する。 また、時刻t2時点では入力信号SGAの立ち上がりエッジ検出によりラッチ回 路2bは入力信号SGBのレベルを記憶し、Q6にはハイレベル、Q2にはローレベル を出力する。 このようにして得られる4つのラッチ回路の出力Q1〜Q8を2つのANDゲート 回路へ入力することにより、出力QF およびQR を得、これらの論理出力の組み 合わせによって正転逆転を判別する。 ノイズあるいは停止直前の振動による入力信号がSGAに重畳した場合(時刻 t4から時刻 t5 )、ラッチ回路は本来ならば入力信号SGCの立ち上がりエッジ (時刻t6)の検出によりQ3 およびQ7 の破線で示す時点(時刻t6)で、入力信 号SGBのレベルを記憶し出力することでQF およびQR の組み合わせから停止 と判別するところ、信号SGCの立ち上がりエッジ(時刻t4)の検出によりQ3 およびQ7 の実線で示す時点(t4)まで信号SGBのレベルを記憶するタイミン グは変化する。正転逆転が誤って判別されることはない。
【0007】 そして、正転,逆転の判別は図4に示すように、ADNゲート回路3a,3bの出 力レベル(図3のQF ,QR )の組み合わせにより正転逆転の判別をする。 例えば、QF /QR がハイレベル/ローレベルの場合は正転、ローレベル/ハ イレベルの場合は逆転、ローレベル/ローレベルの場合は低速時においては、停 止とみなし、高速時においてはそれ以前の回転方向と同一と認識し判別する。 尚、ハイレベル/ハイレベルの場合は、ノイズ等による影響があった時であり 判別しない。
【0008】 図5は本考案の他の実施例を示す回路図であり、図1ではインバータ1a,1bお よび立ち上がりエッジ検出によるラッチ回路の組み合わせであるが、立ち下がり エッジ検出によるラッチ回路を用いることにより、インバータを省略したもので 、正転,逆転の判別ならびにその作用については同じであるため、その説明を割 愛する。
【0009】
【考案の効果】
以上述べてきたように本考案によれば、従来の不具合点である正転逆転の誤判 別をなくし正確に判別することができる。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案のインクルメンタル型エンコーダ
からの入力信号をもとに正転逆転を判別するための一実
施例を示す回路図である。
【図2】図2は入力信号の立ち上がりエッジの説明図で
ある。
【図3】図3は本考案の一実施例を示す論理動作タイミ
ング説明図である。
【図4】図4は本考案の論理出力の組み合わせによる正
転逆転の判別図である。
【図5】図5は本考案の他の実施例を示す回路図であ
る。
【図6】図6は従来方式の回路説明図である。
【図7】図7は従来方式の例の論理動作タイミング説明
図である。
【図8】図8は図7に類した2例である。
【0011】
【符号の説明】
1a インバータ 1b インバータ 2a〜2d ラッチ回路 3a ANDゲート回路 3b ANDゲート回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクリメンタル型エンコーダからのA
    相およびB相信号から正転または逆転を区別する回路に
    おいて、前記インクリメンタル型エンコーダからの入力
    信号のエッジで入力信号を記憶する4つのラッチ回路
    と、前記入力信号を反転させる2つのインバータと、イ
    ンバータの出力を入力とする前記ラツチ回路の出力およ
    びこのラッチ回路以外のラッチ回路の出力をそれぞれ入
    力とする2つのANDゲート回路とからなり、この2つ
    のANDゲート回路の論理出力の組み合わせにより、回
    転方向が正転か逆転かを判別することを特徴とする正転
    逆転判別回路。
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