JPH0552532B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0552532B2
JPH0552532B2 JP61009033A JP903386A JPH0552532B2 JP H0552532 B2 JPH0552532 B2 JP H0552532B2 JP 61009033 A JP61009033 A JP 61009033A JP 903386 A JP903386 A JP 903386A JP H0552532 B2 JPH0552532 B2 JP H0552532B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
double
precision
exponent
bit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61009033A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62168228A (ja
Inventor
Ichiro Kuroda
Hideo Tanaka
Yoshiko Oode
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP61009033A priority Critical patent/JPS62168228A/ja
Publication of JPS62168228A publication Critical patent/JPS62168228A/ja
Publication of JPH0552532B2 publication Critical patent/JPH0552532B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Complex Calculations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高精度の積和演算を短時間に行うこ
とのできる、浮動小数点積和演算器に関する。
〔従来の技術〕
積和演算器が行う積和演算は、ここでは、当該
演算器に入力される2つのデータ列について、各
データ列の対応する項ごとに乗算を行い、その乗
算の結果を順次加算することにより、内積を求め
る演算である、と定義される。
従来の積和演算器について、入力データとして
単精度の浮動小数点データを与えたとき、先ず通
常の浮動小数点乗算に従つて乗算値を得、次いで
加算が行われるが、この場合、浮動小数点乗算の
結果は、丸めによつて単精度の浮動小数点データ
として得られる。
上記の通常の浮動小数点乗算を具体的に述べ
る。例えば第5図aに示すように、数値データ6
1が、指数部Eがeビツト、仮数部Mがnビツト
(2の補数表示)の浮動小数点データ形式で与え
られたとする。このようなデータ同士の乗算を行
うと、指数部同士の加算及び仮数部同士の乗算が
行われ、特に仮数部は2の補数表示によつて2n
−1ビツトとなる。この2n−1ビツトの乗算結
果は、正規化され、その上位nビツトを取出すこ
とによつて、単精度のデータとして求められる。
上記の結果、従来の積和演算器では、単精度の
浮動小数点データとして得られた乗算値を用いて
引続き加算を行うので、積和演算の精度が低くな
る。
従つて、上記積和演算を高精度で行うために
は、最初の乗算による2n−1ビツトの仮数部の
乗算結果を丸めることなく、累算する必要があ
る。これを実際に行うには、第5図bに示すよう
なeビツトの指数部及び2n−1ビツトの仮数部
を有する倍精度浮動小数点データ62の状態で積
和演算を行うことができるようにする必要があ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
eビツトの指数部及び2n−1ビツトの仮数部
を有する倍精度浮動小数点データについて浮動小
数点加算を行う場合には、桁合わせシフタで倍精
度の仮数部をシフトさせる必要がある。また、仮
数部について倍精度加算を行うと共に、最後に正
規化シフタによりその加算結果について再度倍精
度シフトを行う必要が生じる。
上記のように倍精度浮動小数点加算を行うに
は、桁合わせシフト、加算、正規化シフトの各々
に関し、倍精度処理を行う必要がある。従つて、
単精度の浮動小数点加算を行う場合に比較して処
理に時間を要し、演算全体に要する時間が長くな
り、また、より多くのハードウエア量が必要にな
る。
本発明の目的は、倍精度浮動小数点加算を含む
積和演算において、浮動小数点加算の一部を省略
し、演算時間を高速化すると同時に、ハードウエ
ア量の増加を抑えた浮動小数点積和演算部を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る浮動小数点積和演算器は、乗算デ
ータを倍精度で出力する浮動小数点乗算器と、前
記乗算データと後記倍精度レジスタの出力を入力
し、両データについて桁合わせシフトを行い、2
つの倍精度仮数部と1つの指数部を出力する倍精
度桁合わせシフタと、前記2つの倍精度仮数部を
加算し、倍精度加算出力とオーバーフロー出力を
出力する倍精度加算器と、この倍精度加算器でオ
ーバーフローが生じたとき前記倍精度加算出力に
対し1ビツト右シフトを行う1ビツト右シフタ
と、前記倍精度加算器でオーバーフローが生じた
とき前記倍精度桁合わせシフタから出力される指
数部に1を加算する指数部加算器と、この指数部
加算器の出力を指数部とし、前記1ビツト右シフ
タの出力を仮数部とした順次加算データを格納す
ると共に、前記倍精度桁合わせシフタにこの順次
加算データを与える倍精度レジスタとを備えた浮
動小数点積和演算器において、前記倍精度レジス
タの出力の仮数部の最大反符号ビツト(符号ビツ
トの下位ビツトの中で符号ビツトと異なるビツト
を有する最大桁のビツト)の位置を検出し、符号
ビツトの次の桁のビツトと最大反符号ビツトとの
桁の差を出力する最大反符号ビツト検出器と、こ
の最大反符号ビツト検出器の出力を用いて、前記
倍精度桁合わせシフタをシフトする手段と、前記
倍精度エジスタの出力の指数部から前記最大反符
号ビツト検出器の出力を減ずる指数部減算部と、
前記指数部加算器の出力と、前記指数部減算器の
出力とを入力とし浮動小数点加算を行う場合は前
記指数部加算器の出力を選択し、正規化を行う場
合は前記指数部減算器の出力を選択して前記倍精
度レジスタの指数部へ出力する選択器とを備え、
前記倍精度レジスタに蓄えられた積和演算結果の
正規化シフトを前記倍精度桁合わせシフタを利用
して実行することを特徴としている。
〔作用〕
本発明において、浮動小数点乗算器に入力され
る2つの単精度の浮動小数点データ同士の乗算結
果の仮数部を、単精度に丸めることなく、倍精度
のまま、倍精度桁合わせシフタに入力し、戻され
た倍精度レジスタの出力と桁合わせを行つた後、
桁合わされた倍精度仮数部同士の加算を倍精度加
算器によつて行う。そして上記の仮数部加算にお
いてオーバーフローが生じたときには、1ビツト
右シフタによつて仮数部を1ビツト右シフトし、
指数部加算器によつて桁合わせされた指数部1を
加算する。
仮数部加算において桁落ちが生じた場合には、
仮数部の加算結果は非正規化数になる。しかし、
非正規化数になつても正規化は行われず、加算結
果に対し逐一正規化しないで積和演算を行い、こ
れにより倍精度正規化シフトに要する時間を省略
することができる。
正規化しないで積和演算を行う場合、一般に指
数部の値は増加することはあるが、反対に減少す
ることはない。そのため、桁落ちが生じて積和の
値が減少した時に、指数部の値が積和の指数部の
値よりも小さい浮動小数点乗算結果を積和の値に
加算しようとすると、桁合わせシフトにより浮動
小数点乗算結果の仮数部の下位ビツトが、最悪の
場合、正規化を行つた場合に比較して、桁落ちし
たビツト数と同じたけ失われることになる。この
ような場合、仮数部の演算精度(演算桁数)は、
(仮数部の桁数)−(桁落ちした桁数)になつてい
る。
しかし、仮数部加算は倍精度で行われるので、
仮り単精度に相当するビツト数の桁落ちが生じた
としても、残りの単精度に相当するビツト数の演
算精度は保存される。従つて、最終的な演算結果
の仮数部を単精度で得ることを考えれば、単精度
に相当するビツト数以下の桁落ちまでは許容され
る。
一方、積和演算結果を正規化数として出力する
場合、倍精度レジスタに蓄えられた非正規化数に
対して正規化演算を行う必要があり、この正規化
演算を高速に行う為には、前記倍精度桁合わせシ
フタで用いたものと同じ規模の多桁シフタを用意
する必要がある。
本発明においては、倍精度レジスタに格納され
た最終累算結果の仮数部を最大反符号ビツト検出
器及び倍精度桁合わせシフタに入力し、先ず最大
反符号ビツト検出器で正規化に必要なシフト量を
求め、このシフト量に基づいて倍精度桁合わせシ
フタにおいて仮数部の正規化シフトを行う。一
方、倍精度レジスタに格納された最終累算結果の
指数部に対し指数部減算器により前記正規化シフ
ト量を減算することにより正規化結果の指数部を
求める。このように最終累算結果の正規化を行う
際の仮数部正規化シフトの為に、新たに別のシフ
タを設けることなく、桁合わせシフトの為のシフ
タを共用することができるため、多くのハードウ
エア量を要するシフタの数を削減することが可能
になる。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
第1図は浮動小数点積和演算器の全体構成を示
すブロツク図である。浮動小数点積和演算器は、
図示されるように浮動小数点乗算器1と、倍精度
桁合わせシフタ2と、倍精度加算器3と、指数部
加算器4と、1ビツト右シフタ5と、倍精度レジ
スタ6と、最大反符号ビツト検出器7と、指数部
減算器14と、選択器15とから構成される。
上記構成において、浮動小数点乗算器1は2つ
の入力端子1a,1bを有し、各入力端子1a,
1bを介して2つのeビツトの浮動小数点データ
を入力する。浮動小数点データにおいて、eビツ
トは指数部、nビツトは仮数部である。浮動小数
点乗算器1は2つの浮動小数点データに基づいて
e+2n−1ビツトの乗算データ8を出力する。
乗算データ8において、eビツトは指数部、2n
−1ビツトは仮数部である。倍精度桁合わせシフ
タ2には、上記乗算データ8と後述される倍精度
レジスタ6の出力データ9とが入力される。倍精
度桁合わせシフタ2は、浮動小数点加算を行う場
合と左正規化演算を行う場合とで異なる処理を行
う。左正規化演算を行う場合については後述す
る。
浮動小数点加算を行う場合は、乗算データ8と
出力データ9に関し、指数部の値の大きい方を検
出して指数部出力10として出力すると共に、指
数部の値の小さい方の仮数部につき桁合わせシフ
トを行つた後、乗算データ8と出力データ9に係
る仮数部を仮数部出力11,12として出力す
る。仮数部出力11,12は倍精度加算器3に入
力される。倍精度加算器3は倍精度桁合わせシフ
タ2から与えられる2つの仮数部出力11,12
を加算し、倍精度加算出力13を出力する。また
同時に倍精度加算器3は、加算においてオーバー
フローが生じた時には“1”、オーバーフローが
生じない時には“0”のオーバーフロー出力17
を出力する。
指数部加算器4は、倍精度桁合わせシフタ2か
らの指数部出力10と倍精度加算器3からのオー
バーフロー出力17を入力し、指数部出力10の
最下位ビツトにオーバーフロー出力17を加算す
る。また1ビツト右シフタ5は、倍精度加算器3
からの倍精度加算出力13とオーバーフロー出力
17を入力し、オーバーフロー出力17が“1”
の時には倍精度加算出力13を1ビツト右方向に
シフトさせて出力し、オーバーフロー出力17が
“0”の時には上記シフトを行わずそのまま出力
する機能を有する。
選択器15は浮動小数点加算を行う場合は、指
数部加算器4の出力を選択し、左正規化演算を行
う時は後述する指数部減算器14の出力を選択す
る。選択器15の出力及び1ビツト右シフタ5の
出力は倍精度レジスタ6に与えられる。倍精度レ
ジスタ6は、指数部加算器4の出力を指数部と
し、1ビツト右シフタ5の出力を仮数部としたe
+2n−1ビツトの浮動小数点データを格納する。
このようにして倍精度レジスタ6に格納された浮
動小数点データは、所要の累算が完了するまでの
間、桁合わせシフタ2に与えられる。
最大反符号ビツト検出器7は左正規化演算を行
う時に用いられる。ここで左正規化演算とは、所
要の累算が完了した後に、後述する倍精度レジス
タ6に格納されたe+2n−1ビツトの浮動小数
点データに対して行うものであり、仮数部におけ
る左端の符号ビツトの次のビツト位置に当該符号
ビツトと異なる符号ビツトが来るよう、仮数部全
体を左方向にシフトさせ、その時のシフト量を指
数部から減ずる演算をいう。最大反符号ビツト検
出器7では、倍精度レジスタ6からの出力データ
9の仮数部における符号ビツトと最大反符号ビツ
ト(符号ビツトの下位ビツトの中で符号ビツトと
異なるビツトを有する最大桁のビツト)の位置の
差を検出して検出値16を出力する。
前記桁合わせシフタ2は、左正規化演算を行う
場合は、前記出力データ9の仮数部を、前記最大
反符号ビツト検出器7が出力した検出値16だけ
左シストを行う。
指数部減算器14では出力データ9の指数部か
ら最大反符号ビツト検出器7の検出値16を減じ
る。左正規化シフトを行う場合、倍精度加算器3
は仮数部出力12を入力してそのまま出力する。
選択器15は、左正規化演算を行う場合は、指
数部減算器14の値を選択し、倍精度レジスタ6
には左正規化シフトされた浮動小数点データが入
力される。第5図の例で具体的に示すと、第5図
cの浮動小数点データの仮数部をmビツト左方向
にシフトし、指数部デーからmを引くと、第5図
dに示す如き浮動小数点データが左正規化演算さ
れたものとして得られる。
次に、上記構成を有する浮動小数点積和演算器
の動作を、第2図及び第3図のフローチヤートに
従つて説明する。第2図及び第3図のフローチー
トは結合子,,により結合される。
まず、積和演算を開始すると、浮動小数点乗算
器1の2つの入力端子1a,1bのそれぞれにe
+nビツトの浮動小数点データが入力される(ス
テツプS1)。浮動小数点乗算器1は、これらの入
力データについて浮動小数点乗算を行う(ステツ
プS2)、e+2n−1ビツトの乗算データ8を得
て、これを出力する。
ここで、上記乗算テータ8の指数部をE1、指
数部E1の値をe1と表現し、且つ仮数部をM1と
表現する。一方、倍精度レジスタ6から与えられ
る出力データ9の指数部をE2、指数部E2の値
をe2と表現し、且つ仮数部をM2と表現する。
次にステツプでは、倍精度桁行わせシフタ2に
おいて、E1とE2の差d=e1−e2を求める(ス
テツプS3)。dが負の時には、倍精度桁合わせシ
フタ2は、M1を|d|桁左方向にシフトし(ス
テツプS4)、こうして得られたM1を仮数部出力
11且つM2を仮数部出力12とすると共にE2
を指数部出力10とする(ステツプS5)。反対に
dが正のときには、M2をd桁方向にシフトし
(ステツプS6)、こうして得られたM2を仮数部
出力12且つM1を仮数部出力11とすると共
に、E1を指数部出力10とする(ステツプ
S7)。
倍精度加算器3では、上記の如く定まる仮数部
出力11,12の加算が行われ、倍精度加算器3
は倍精度加算出力13を出力する(ステツプ
S8)。倍精度加算器3における加算においてはオ
ーバーフローが生じたか否かが判断される(ステ
ツプS9)。オーバーフローが生じた場合には、1
ビツト右シフタ5によつて倍精度加算出力13の
仮数部を1ビツト右シフトし(ステツプS10)、
また指数部加算器4によつて倍精度桁合わせシフ
タ2から出力される指数部出力10に1を加算す
る(ステツプS11)。仮数部について上記1ビツ
ト右シフトを行う場合には、仮数部の最上位ビツ
トには倍精度加算出力13のキヤリー出力が入力
される。オーバーフローが生じない場合にはステ
ツプS10,S11は実行されない。
倍精度レジスタ6は、指数部加算器4の出力を
選択した選択器15の出力を指数部とし、1ビツ
ト右シフタ5の出力を仮数部とした浮動小数点デ
ータを、中間結果として格納する(ステツプ12)。
ステツプS13は、累算が終了したか否かを判断す
るステツプで、終了していない場合には、ステツ
プS1に戻り、次の入力データに対して、上記ス
テツプS1〜S12の処理を繰返す。
累算が終了した場合には、倍精度レジスタ6に
格納される値を、最終結果として左正規化シフト
を行う。ここでは先ず、最大反符号ビツト検出器
7で出力データ9の仮数部に対する正規化シフト
量を求め(ステツプS14)、次に桁合わせシフタ
2で左正規化シフトを行う(ステツプS15)。ま
た、指数部減算器14で出力データ9の指数部か
ら正規化シフト量だけ値を減じ(ステツプS16)、
これを指数部とし、桁合わせシフタ2の出力値を
仮数部とした値を倍精度レジスタ6に格納し、こ
れを出力して(ステツプS17)終了する 上記動作で明らかなように、本発明に係る浮動
小数点積和演算器では、累算の途中において逐一
正規化を行わず、累算終了後の最終結果のみを正
規化する。従つて1回の累算に必要とされる浮動
小数点加算に要する時間を短縮することができ
る。また、浮動小数点加算における桁合わせシフ
トと最終結果の正規化シフトを同じシフタを用い
て行う為、ハードウエア量を節約することができ
る。
次に、前記倍精度桁合わせシフタ2の詳細な構
成を説明する。
第4図は倍精度桁合わせシフタ2の構成を示す
回路図である。倍精度桁合わせシフタ2は、図示
の如く、入力レジスタ201,202、減算器2
03,204、入力セレクタ205,206,2
12、シフタ量セレクタ207,213、シフタ
208、指数部出力セレクタ209、仮数部出力
セレクタ210,211,214とから構成され
る。
上記構成において、第1の入力レジスタ201
には前記乗算データ8が入力し、第2のレジスタ
202には前記出力データ9が入力する。入力レ
ジスタ201に格納された乗算データ8の指数部
及び入力レジスタ202に格納された出力データ
9の指数部は減算器203,204に供給され、
減算器203は入力レジスタ201の指数部から
入力レジスタ202の指数部を減算し、減算器2
04は入力レジスタ202の指数部から入力レジ
スタ201の指数部を減算する。これの減算器2
03,204の各減算出力はシフト量セレクタ2
07に供給される。
また減算器203は、前記2つの指数部の大小
関係を表す符号信号として、減算値における最上
位ビツトを取り、これを符号信号CSとして出力
する。この符号信号CSにおいて、入力レジスタ
201の指数部の値が入力レジスタ202の指数
部の値より大きいか又は等しいときにはCSの値
は“0”となり、反対に入力レジスタ201の指
数部の値が入力レジスタ202の指数部の値より
も小さいときにはCSの値は“1”となる。この
符号信号は、入力セレクタ205,206、シフ
ト量セレクタ207等に与えられる。
入力セレクタ205,206のそれぞれには、
入力レジスタ201,202の各仮数部が供給さ
れ、上記CSの値に応じていずれかの仮数部を選
択する。すなわち、入力セレクタ205は、CS
の値が“0”のときには入力レジスタ201の
2n−1ビツト仮数部を選択し、CSの値が“1”
のときには入力レジスタ202の2n−1ビツト
の仮数部を選択する。一方、入力セレクタ206
は、CSの値が“0”のときには入力レジスタ2
02の仮数部を選択し、CSの値が“1”のとき
には入力レジスタ201の仮数部を選択する。入
力セレクタ205の出力は仮数部出力セレクタ2
10,211に与えられ、入力セレクタ206の
出力は入力セレクタ212に与えられる。
入力セレクタ212は、浮動小数点加算を行う
時は、入力セレクタ206の出力を選択し、左正
規化シフトを行う時は、入力レジスタ202の仮
数部を選択する。シフト量セレクタ207は、
CSの値が、“0”のときに減算器203の出力を
選択し、CSの値が“1”のときに減算器204
の出力を選択する。シフト量セレクタ213は、
浮動小数点加算を行う時は、シフト量セレクタ2
07の出力を選択し、左正規化シフトを行う時
は、最大反符号ビツト検出器7の正規化シフト量
出力215を選択する。シフト量セレクタ213
の出力はシフタ208に与えられる。
シフタ208では、入力セレクタ212の出力
について、シフト量セレクタ213の出力によつ
て指定されるビツト数の分だけ、浮動小数点加算
の時は右シフトが、左正規化シフトの時は左シフ
トが行われる。シフタ208の出力は仮数部出力
セレクタ210,211,214に与えられる。
指数部出力セレクタ209には、入力レジスタ
201,202の指数部出力及び減算器203の
前記符号信号CSが供給される。指数部出力セレ
クタ209は、CSの値が“0”の時に入力レジ
スタ201の指数部出力を選択し、CS値が“1”
のときに入力レジスタ202の指数部出力を選択
する。指数部出力セレクタ209は前記指数部出
力10を出力する。
仮数部出力セレクタ210,211には減算器
203から符号信号CSが供給され、この符号信
号によつて仮数部出力セレクタ210,211は
次のようなセレクタ動作を行う。すなわち、仮数
部出力セレクタ210では、CSの値が“0”の
ときには入力セレクタ205の出力を選択し、
CSの値が“1”のときにはシフタ208の出力
を選択し、前記仮数部出力11として出力する。
また仮数部出力セレクタ211では、CSの値が
“0”のときにはシフタ208の出力を選択し、
CSの値が“1”のときには入力セレクタ205
の出力を選択する。仮数部出力セレクタ214
は、浮動小数点加算の時は、仮数部出力セレクタ
211の出力を選択し、左正規化シフトの時は、
シフタ208の出力を選択して仮数部出力12と
して出力する。
以上のようにして、倍精度桁合わせシフタ2で
は、浮動小数点加算を行う場合は、入力レジスタ
201,202に入力される乗算データ8と出力
データ9のうち、大きい値の指数部が指数部出力
10として出力され、小さい値の指数部を有する
データの仮数部が指数部の差の分だけ右シフトさ
れることによつて仮数部出力11,12が出力さ
れる。
また、左正規化シフトを行う場合は、入力レジ
スタ202の仮数部を最大反符号ビツト検出器7
の正規化シフト量出力で与えられる値だけ左シフ
トを行う 〔発明の効果〕 以上の説明で明らかなように、本発明によれ
ば、順次に得られる浮動小数点乗算結果に対し倍
精度小数点累算を行う浮動小数点積和演算器にお
いて、上記浮動小数点累算にける各加算において
正規化シフトを行わず、最終的な累算結果のみに
対して正規化を行うことにより、浮動小数点加算
に要する時間を短縮化し、浮動小数点積和演算全
体に要する時間を短くすることができる効果があ
る。
また、最終的な累算結果の正規化を、桁合わせ
シフタを用いることにより、多量のハードウエア
量を要するシフタの数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る浮動小数点積和演算器の
全体構成を示すブロツク図、第2図は動作説明の
ためのフローチヤート、第3図は動作説明のため
のフローチヤート、第4図は倍精度桁合わせシフ
タの詳細な構成を示す回路図、第5図は通常の浮
動小数点データ表現及び倍精度浮動小数点データ
表現を示す図である。 1……浮動小数点乗算器、2……倍精度桁合わ
せシフタ、3……倍精度加算器、4……指数部加
算器、5……1ビツト右シフタ、6……倍精度レ
ジスタ、7……最大反符号ビツト検出器、14…
…指数部減算器、15……選択器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 乗算データを倍精度で出力する浮動小数点乗
    算器と、前記乗算データと後記倍精度レジスタの
    出力を入力し、両データについて桁合わせシフト
    を行い、2つの倍精度仮数部と1つの指数部を出
    力する倍精度桁合わせシフタと、前記2つの倍精
    度仮数部を加算し、倍精度加算出力とオーバーフ
    ロー出力を出力する倍精度加算器と、この倍精度
    加算器でオーバーフローが生じたとき前記倍精度
    加算出力に対し1ビツト右シフトを行う1ビツト
    右シフタと、前記倍精度加算器でオーバーフロー
    が生じたとき前記倍精度桁合わせシフタから出力
    される指数部に1を加算する指数部加算器と、こ
    の指数部加算器の出力を指数部とし、前記1ビツ
    ト右シフタの出力を仮数部とした順次加算データ
    を格納すると共に、前記倍精度桁合わせシフタに
    この順次加算データを与える倍精度レジスタとを
    備えた浮動小数点積和演算器おいて、前記倍精度
    レジスタの出力の仮数部の最大反符号ビツト(符
    号ビツトの下位ビツトの中で符号ビツトと異なる
    ビツトを有する最大桁のビツト)の位置を検出
    し、符号ビツトの次の桁のビツトと最大反符号ビ
    ツトとの桁の差を出力する最大反符号ビツト検出
    器と、この最大反符号ビツト検出器の出力を用い
    て、前記倍精度桁合わせシフタをシフトする手段
    と、前記倍精度レジスタの出力の指数部から前記
    最大反符号ビツト検出器の出力を減ずる指数部減
    算器と、前記指数部加算器の出力と、前記指数部
    減算器の出力とを入力とし浮動小数点加算を行う
    場合は前記指数部加算器の出力を選択し、正規化
    を行う場合は前記指数部減算器の出力を選択して
    前記倍精度レジスタの指数部へ出力する選択器と
    を備え、前記倍精度レジスタに蓄えられた積和演
    算結果の正規化シフトを前記倍精度桁合わせシフ
    タを利用して実行することを特徴とする浮動小数
    点積和演算器。
JP61009033A 1986-01-21 1986-01-21 浮動小数点積和演算器 Granted JPS62168228A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61009033A JPS62168228A (ja) 1986-01-21 1986-01-21 浮動小数点積和演算器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61009033A JPS62168228A (ja) 1986-01-21 1986-01-21 浮動小数点積和演算器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62168228A JPS62168228A (ja) 1987-07-24
JPH0552532B2 true JPH0552532B2 (ja) 1993-08-05

Family

ID=11709340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61009033A Granted JPS62168228A (ja) 1986-01-21 1986-01-21 浮動小数点積和演算器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62168228A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07120265B2 (ja) * 1987-12-26 1995-12-20 富士通株式会社 2進浮動小数点乗算における丸め処理方式

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5776634A (en) * 1980-10-31 1982-05-13 Hitachi Ltd Digital signal processor
JPS58186840A (ja) * 1982-04-27 1983-10-31 Hitachi Ltd デ−タ処理装置
JPS59105142A (ja) * 1982-12-09 1984-06-18 Hitachi Ltd フロ−テイング加算器
JPS6054070A (ja) * 1983-09-02 1985-03-28 Nec Corp 演算装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5776634A (en) * 1980-10-31 1982-05-13 Hitachi Ltd Digital signal processor
JPS58186840A (ja) * 1982-04-27 1983-10-31 Hitachi Ltd デ−タ処理装置
JPS59105142A (ja) * 1982-12-09 1984-06-18 Hitachi Ltd フロ−テイング加算器
JPS6054070A (ja) * 1983-09-02 1985-03-28 Nec Corp 演算装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62168228A (ja) 1987-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0820005B1 (en) Method and apparatus for computing floating point data
US5027308A (en) Circuit for adding/subtracting two floating point operands
US5010508A (en) Prenormalization for a floating-point adder
JP4388543B2 (ja) 3項入力の浮動小数点加減算器
EP0472139A2 (en) A floating-point processor
KR100203468B1 (ko) 부동소수점수를 위한 산술연산장치
US5111421A (en) System for performing addition and subtraction of signed magnitude floating point binary numbers
KR19980082906A (ko) 부동 소수점 숫자의 정수형으로의 변환 방법
US4823300A (en) Performing binary multiplication using minimal path algorithm
JP2558669B2 (ja) 浮動小数点演算装置
KR920003493B1 (ko) 부동 소숫점 표기를 기초로 하는 연산회로
JPH0552532B2 (ja)
JPH0283728A (ja) 浮動小数点乗算装置
JPH0361224B2 (ja)
JPH04172526A (ja) 浮動小数点除算器
JP2902041B2 (ja) 浮動小数点数演算装置
JP3124286B2 (ja) 浮動小数点数演算装置
JPS63158626A (ja) 演算処理装置
JP3100868B2 (ja) 浮動小数点数のための算術演算装置
JP2792998B2 (ja) 加減算回路を用いた型変換装置
Villalba-Moreno Digit recurence division under HUB format
JPH0778724B2 (ja) 除算器
JPH0498524A (ja) 浮動小数点演算装置
JPH0814790B2 (ja) 演算処理装置
JPH01111229A (ja) 浮動小数点加減算器

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term