JPH0552466A - 断熱箱体の製造方法 - Google Patents

断熱箱体の製造方法

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JPH0552466A
JPH0552466A JP23881791A JP23881791A JPH0552466A JP H0552466 A JPH0552466 A JP H0552466A JP 23881791 A JP23881791 A JP 23881791A JP 23881791 A JP23881791 A JP 23881791A JP H0552466 A JPH0552466 A JP H0552466A
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heat insulating
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refrigerator
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Mitsuo Seyama
光夫 瀬山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サイズのまちまちの冷蔵庫の製作が要求され
ても、その本体を構成する断熱箱体が、設備投資少くし
てまた製作容易にて製造できるようにする。 【構成】 天板、左右側板、底板用の断熱パネル14
a,14b,14c,14dにより箱体1Aを組み立
て、この箱本体1Aの前後に、枠部材16a,16a,
16b,16bを結合した枠体17、17を嵌め込み固
定することで、箱本体1Aは横へつぶれるような外力に
強くなる補強を施され堅牢となる。枠体17、17の裏
側には結露防止用ヒ−タ18を装着しており、防露作用
も十分となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホテルやレストランな
どで使用される業務用横型冷蔵庫に係り、特にこの冷蔵
庫の本体を構成する断熱箱体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ホテルやレストランなどの厨房室に設置
されて使用されるこの種の業務用冷蔵庫の中には、その
厨房室に合った寸法が要求される場合が多い。そのた
め、各厨房室によってまちまちの寸法の横型冷蔵庫の開
発が必要になる。
【0003】従来、冷蔵庫の本体となる断熱箱体は、特
公昭60−39944号公報に開示されるように金属製
薄板を製品サイズに合わせて折曲加工して、天壁、底
壁、左右側壁、背壁からなる外箱を形成し、この外箱と
同様の製作方法で内箱を金属製薄板より折曲形成し、外
箱を内箱内にセットし、発泡治具を用いて両箱間に発泡
断熱材を発泡充填して製造している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この製造方法
であると、製品サイズに合わせた金属製薄板の折曲加工
と製品サイズに合わせて、本体発泡治具を新規に発注さ
せる必要がある。そのため種々の製品サイズの業務用横
型冷蔵庫を提供する場合に、製造が煩雑となり、又、設
備投資が莫大となる問題があった。
【0005】本発明は以上の点に鑑みて成されたもの
で、製品サイズをまちまちとする冷蔵庫の製作要求に、
コスト安価にして、また製造容易にして応えられるよう
にした断熱箱体の製造方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前後の開口さ
れた所望サイズの箱本体を、天板左右側板、底板形成用
の4枚の所定寸法の断熱パネルから組立形成し、一方、
4個の金属製枠部材を溶接等により繋ぎ、前記箱本体と
同サイズで、且つ外周に突縁を有する枠体を一体形成
し、この各枠体の裏側内周に結露防止用ヒ−タをそれぞ
れ装着させて、この各枠体を前記箱本体の前後から組み
付け、前記突縁を箱本体外周面に嵌め込み固定して、断
熱箱本体を製作したものである。
【0007】
【作用】4枚の断熱パネルを箱状に組み立てることで箱
本体が構成される。サイズの異なる断熱パネルを組み合
わすことで色々の大きさの箱本体を簡単に作れる。そし
て、この箱本体の前後に金属製の枠体をそれぞれ嵌め込
み固定して、断熱箱体が製造される。
【0008】この枠体が嵌め込まれることで、単に組み
合わせただけの箱本体であれば、横へ動いてつぶれると
いう心配があるが、その懸念は無くなり、堅牢構造とな
る。そして枠体の裏面内周に結露防止用ヒ−タを装着さ
せて組付けており、表面の結露防止も万全である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は業務用横型冷蔵庫の外観斜視図であ
る。図において、前後を開放されこの開口部に観音開き
式の扉2a,2bが取り付けられている本体1は、断熱
材で一体発泡された天板(図示せず)、左側板3、右側
板4および底板5より組立形式されている。
【0011】本体1内は庫室とされ調理用の材料が収納
される。また6はトップテ−ブルで前記天板の上に設け
られ調理台をを兼ねる。本体1は側部に機械室7を備
え、その中には、電動圧縮機や凝縮器、そして庫内と連
通する冷却室が設けられ、冷却室内に配した冷却器と熱
交換した冷気が冷気循環ファンにて送られ、庫内を巡
る。機械室7の前面には、冷却風の取入れ口8および庫
内温度表示部9が設けられている。庫内に溜まる水は、
庫内排水ホ−ス10にて庫外へ排水される。
【0012】次に上記本体1、即ち断熱箱体の製造方法
を図2、図3、図4に従い説明する。
【0013】金属或いは樹脂等の適材よりなる外板12
aと内板12bとより成り、両板12a,12bの間に
発泡ウレタン等の断熱材13を発泡充填した所定厚み、
所定寸法の天板用、左右側板用、底板用の断熱パネル1
4a,14b,14c,14dを製作する。これらの断
熱パネル14a,14b,14c,14dは平坦形状の
ものなので、その製作治具は高価なものではない。又、
平坦な断熱パネルであれば寸法がまちまち違ってもその
製作治具に多大な設備投資を伴なわずとも製作できる。
【0014】こうして、先ず所定寸法を持った断熱パネ
ル14a,14b,14c,14dを組み合わせて、前
後が開口15、15された箱本体1Aを形成する。
【0015】一方、SUS430系のステンレス鋼板等
で加工された枠部材16a,16a,16b,16bを
門構え構造に溶接で繋いで、長方形をした枠体17、1
7を形成する。枠体17、17はその外周と内周に夫々
水平に突出する外周突縁17aと、内周突縁17を有す
る。そして、この枠体17、17の裏側には、枠体1
7、17に沿わせて結露防止用ヒ−タ18、18がテ−
プなどで装着されている。また、前記扉2a,2bを取
付けるためのヒンジを枠体17、17に止着する時に補
強となる補強板19、19が上下方向の枠部材16a,
16aの裏側にビス20等で固定されている。
【0016】このように結露防止用ヒ−タ18、18及
び補強板19、19を具備した枠体17、17を、前記
箱本体1Aの前後面に嵌め込むように組付ける。そし
て、枠体17、17の箱本体1A外面に嵌まり込む外周
突縁17aを介して、リベット21等で適数箇所を固定
する。
【0017】枠体17、17はその厚み幅を箱本体1A
の厚み幅より大きい寸法に形成しており、その結果、枠
体17、17の内周突縁17bは、箱本体1Aの開口1
5、15内に少し内側に入った位置に存在する格好とな
る(図3参照)。
【0018】そして、図3乃至図4に示すように天板と
なる断熱パネル14aの内面前後位置に、上方の枠部材
16aとの間に空間を形成すべく枠部材16aに沿って
対向延在される止め板22、22をビス23にて取付装
着している。
【0019】同様に、左右側板となる断熱パネル14
b,14cの内面の前後位置にも、枠部材16b,16
bとの間で空間を形成するように、枠部材16b,16
bと対向して延在設置される止め板24(図4参照)が
ビスにて取付固定されている。
【0020】更に、底板となる断熱パネル14dの内底
面上には、金属あるいは樹脂製の庫内底板25を貼付け
るようにビス26で取付固定する。そして、この庫内底
板25の前後縁部を上方に屈曲形成して、下方側の枠部
材16aとの間で同様に空間を形成させる格好となる屈
曲縁25b,25bが設けられている。ここで、庫内底
板25は門構えの枠体17と共に、後述するヒ−トブレ
−カ−を止める板を兼ねる板体であり、かつ庫内の防水
構造の役目をしている。すなわち、上方に立ち上げ屈曲
した屈曲縁25b,25bの存在により、庫内水が枠体
17の中へ侵入するのが防止されている。
【0021】こうして、止め板22、止め板24及び庫
内底板25の屈曲縁25b,25bによって、枠体1
7、17の内側に形成される空間には、発泡ポリエチレ
ンや発泡スチロ−ル等の断熱材26が挿入される。
【0022】27は樹脂製のヒ−トブレ−カ−で、枠体
17、17の内周突縁17bと前記各止め板22、24
B及び庫内底板25の屈曲縁25b,25bとの間に渡
されて、サラビス28等で取付固定される。
【0023】また、庫内排水を施すために、断熱パネル
14dの略中央部分に大きめの貫通穴30を明ける。
【0024】そして、庫内底板25の一部にも座押しに
より穴31を明ける。そして、この穴31に排水ソケッ
ト32、パッキン33、ナット34を取り付けて庫内排
水とする。排水ソケット32には前記庫内排水ホ−ス1
0が接続される。
【0025】以上のように、断熱パネル14a,14
b,14c,14dの組み立てにより形成した箱本体1
Aの前後に金属製の枠体17、17を組み付けること
で、横方向のつぶれる外力に対して強くなり、堅牢とな
る図2に示す断熱箱体が作られる。この断熱箱体の前後
の開口部に扉2a,2bを開閉自在に枢着し、トップテ
−ブル6を取り付け、また機械室7を付設して、図1に
示す業務用横型冷蔵庫が出来上がる。
【0026】サイズの違う断熱パネルを適宜組み合わせ
れば、色々な大きさの断熱箱体を作ることが可能であ
る。
【0027】
【発明の効果】以上の方式によって、冷蔵庫の本体を製
作する本発明であると、以下に列記する効果がある。 従来品は製品サイズに合わせて、本体発泡治具を新規
に発注させる必要があり、設備投資が莫大となってしま
うが、本発明であれば断熱パネル製作治具さえあれば良
く、設備投資が少くて済む。 どのようなサイズの冷蔵庫の要求にも応えられる。即
ち、断熱パネルの製造可能寸法範囲内であれば、どんな
寸法にも対応ができ、少ロット生産の特注冷蔵庫には都
合が良い。 門構え組立、いわゆる枠体が本体の補強になる。扉が
製品前後にあって、どちらからも料理材料品を取り出せ
るパススル−タイプの場合、本体は横からの力に対して
弱く、横へつぶれ易い弱点があるが、この枠体の取り付
けにより、つぶれ防止の役目を果たすことができる。 枠体の中へ、防露ヒ−タを貼り付けられるので防露ヒ
−タの収納場所を特に配慮せずとも良く、設計上容易と
なり、また扉が密着する表面部分の結露防止も確実に成
せる。 門構えの枠体の材質をステンレス鋼板等にすること
で、マグネットパッキンを利用している扉に対応でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る業務用横型冷蔵庫の外観図。
【図2】本発明の断熱パネル組立方法により製作した断
熱箱体の外観図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】断熱箱体を構成する構成部材の分解斜視図。
【符号の説明】
1 本体 1A 箱本体 14a,14b,14c,14d 断熱パネル 17 枠体 18 結露防止ヒータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後開口の所望サイズの箱本体を、天
    板、左右側板、底板形成用の4枚の所定寸法の断熱パネ
    ルから組立形成し、一方、4個の金属製枠部材を溶接等
    により矩形状に繋ぎ、前記箱本体と同サイズで、且つ外
    周に突縁を有する枠体を一対形成し、この各枠体の裏側
    内周に結露防止用ヒ−タをそれぞれ装着させて、この各
    枠体を前記箱本体の前後から組み付け、前記突縁を箱本
    体外周面に嵌め込み固定して、製作する断熱箱体の製造
    方法。
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