JP3143335B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
冷却貯蔵庫Info
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Description
に、断熱箱及び該断熱箱に並設した機械室の上面を覆う
金属製のトップテ−ブルを備える冷却貯蔵庫に関する。
実公昭61ー7496号公報には、前面開口なる横長の
断熱箱と、この断熱箱の左側に形成された機械室と、前
記断熱箱及び機械室の上面を覆い調理台となる金属製の
トップテーブルとにより構成され、該トップテーブル
は、その湾曲部を支持部材に下壁に係合させ、背壁を断
熱箱及び機械室の背面上部に固着して取付けられている
アンダーカウンター式冷蔵庫が開示されている。
び機械室の背面上部に固着する手段として螺子を使用す
るのが極めて一般的である。かかる冷蔵庫はレストラン
等の厨房室に設置され、調理台として利用されるトップ
テーブルは、その背壁が壁面に対し密着して設置される
ケースが殆どであるため、従来技術の構造であると、螺
子頭部が邪魔になってトップテーブルの背壁と設置壁面
間に隙間が形成され、調理素材のゴミ等が製品の背面に
落下し、掃除が容易でなく不衛生となる。
てしまうため、コンデンシングユニットを収納する機械
室の排熱効率が損なわれる問題点がある。この問題点を
解決するため、特開平1ー193579号公報には、ト
ップテーブルの後部を、断熱箱及び機械室の背面より後
方に突設して設置壁面に当接する背壁と、この下部を内
方に折曲し、更にその端部を下方に折曲して外箱に当接
する取付け壁を形成し、該取付け壁を外箱に螺着して成
る構造が開示されている。
冷却貯蔵庫は顧客の要望により、背壁と取付け壁との間
隔を変更する必要が生じた場合、その都度要望にあった
寸法のトップテーブルを生産するにあたり、新たに治具
を作らなければならず、コスト的に高価になるという問
題があった。
されたもので、トップテーブル後端と設置壁面間に隙間
を形成することのないトップテーブルであって、このト
ップテーブル後端と取付部との寸法を自在とする冷却貯
蔵庫を安価に提供することを目的とする。
の手段として、内外両箱及びこれら両箱間に設けられた
断熱材とにより構成され、前面に開閉扉を備える断熱箱
と、該断熱箱の一側に並設され、背面に開口部を有する
コンデンシングユニット収納用の機械室と、これら断熱
箱及び機械室の上面を覆うトップテーブルを備えて成る
冷却貯蔵庫において、前記断熱箱及び機械室の背面より
後方に突出させて設置壁面に当接する突部と、該突部の
先端を前記外箱方向であって、且つ下方傾斜状に折曲形
成した傾斜部と、該傾斜部の端部を下方に折曲して前記
外箱に当接する取付部とを備え、該取付部を前記外箱に
螺着して成る冷却貯蔵庫を提供する。
に位置する取付部を螺子によって外箱の背面に固定して
いるため、突部が設置壁面に密着し、トップテーブルと
設置壁面間に間隙が形成されることがなくなる。また、
機械室の背面と設置壁面間に排熱空間が形成され、機械
室の排熱効率が向上する。
上、治具が不要となり容易に突部と取付部との寸法の変
更が可能となる。
明する。1は所謂アンダーカウンター式冷却貯蔵庫であ
り、前面に開閉扉2を備えて貯蔵室3を画成する断熱箱
4と、この断熱箱4の一側に並設した機械室5と、これ
ら断熱箱4及び機械室5の上面を被覆する金属製(例え
ば、ステンレス等)トップテーブル6と、これら断熱箱
4及び機械室5を床面7の上方に離間支持する脚部8を
備えている。
ス等の金属板体を結合して組立てた内箱9と、これと同
様のステンレス等の金属製外箱10と、前面開口部で両
箱を結合する樹脂製のブレーカ11と、内箱9と外箱1
0との空間にポリウレタン等の発泡性断熱材12を注入
孔13から注入発泡固化させてなるものである。前記機
械室5は内部に冷凍系の電動圧縮機14、凝縮器15及
び送風機16等より成るコンデンシングユニットを収納
しており、機械室5の前面には吸込口17及び吹出口1
8を形成したグリル19が配設され、側面には側板20
が配設されると共に、機械室5の背面を開口部21とし
ている。また、前記トップテーブル6は扉2が回動自在
に取付けられる前上部フレーム22の下壁22Aに前部
湾曲部6Aを係合し、後部を断熱箱4及び機械室5の背
面、即ち、外箱10の背面10A及び一端が断熱箱4に
連結され他端に側板20を固着した後、上部フレーム2
3に螺着される。尚、30は電装箱で、コンデンシング
ユニットを制御するためのものである。
ーブル上面6Bと垂直関係を成し、湾曲部6Aが前フレ
ーム22の下壁22Aに係合したとき、外箱10の背面
10A及び機械室5の背面開口部21より後方に突設し
て位置する突部6Cと、この突部6Cを先端とし、前記
外箱10方向であって、且つ下方傾斜状に折曲形成した
傾斜部6Dと、この傾斜部6Dの端部を下方に折曲して
前記外箱10に当接する取付部6Eとを備えている。そ
して、この取付部6Eを前記外箱10の背面10A及び
後フレーム23に対して螺子24によって適数箇所固定
し、トップテーブル6の取付けを完了する。
8を図2の如く冷却貯蔵庫1の左右いずれかの側方から
とる場合には、機械室5からの電源コード28を外箱1
0の背面10Aから突部6Cまでの隙間を利用して冷却
貯蔵庫1の側方までのばして電源を取る様にする。この
時、図1、図4及び図6に示す如く、電源コード28は
適数箇所に設けられた止め具29(例えば、樹脂製或い
は金属製の結束バンド等)にて係止されている。以上の
様に、電源コード28を通過させるための隙間を形成す
るため、前記背面10Aから突部6Cまでの長さを電源
コード28の直径より少し大きい程度の長さとしてい
る。
らとる場合には、冷却貯蔵庫1の後部には、螺子頭部2
4の空間があればよいため、図5に示す如く、螺子頭部
24の高さより少し大きい程度の長さとしている。以上
の様に構成されたトップテーブル6を備える冷却貯蔵庫
1を設置したとき、図1及び図4に示す様に、トップテ
ーブル6の突部6Cは設置壁面25にその先端が当接す
る。また、外箱10の背面10A及び機械室5の背面開
口部21と設置壁面25の間には、排熱空間26が形成
されるため、コンデンシングユニットを収納する機械室
5の背面開口部21からも良好に機械室5内の熱を排熱
空間26に排気することができる。尚、脚部8無しで貯
蔵庫1が直接床面7に設置された際にも、この排熱空間
26は有効であるが、実施例の様に脚部8によって床面
7の上方に空間が形成される場合は一層排熱効率は向上
する。ところで、上記ポリウレタン等の発泡性断熱材1
2は発泡直後、或いは冷蔵庫として使用中に、所謂ボイ
ド(空気溜まり)が原因して外箱10に変形を来すこと
がある。即ち、内箱9と外箱10のコーナー付近におい
ては、発泡性断熱材12の流れが変わることにより乱流
が起こり、これが一つの原因となって図4に示す如くボ
イド27が発生する。しかし、本発明はボイド27の発
生しやすい箇所にトップテーブル6の取付部6Eが対向
するため、この取付部6Eにより外箱10を補強するこ
とができ、ボイド27の発生による外箱10の変形を防
止することができる。
10A及び機械室5の背面開口部21より後方に突設し
て位置する突部6Cと、この突部6Cを先端とし、前記
外箱10方向であって、且つ下方傾斜状に折曲形成した
傾斜部6Dと、この傾斜部6Dの端部を下方に折曲して
前記外箱10に当接する取付部6Eとを備えている構造
であるため、従来の様なプレス金型が不要となり、曲げ
加工のみでこの構造とすることができ、従来のものと比
較して安価に生産できる。更に、曲げ加工の工程が従来
では3回であったのに比較して2回となり、これもコス
ト低減に貢献している。
同等の効果のものを安価に生産できると共に、前記外箱
10の背面10Aと突部6Cとの間隔を曲げによって、
容易に変更することが可能となる。従って、従来の様に
複数種の金型を用意する必要もなく、任意の長さに前記
背面10Aと突部6Cの寸法を変更することができる。
この様に、金型を必要としないため、生産コストを大幅
に低減させることが可能となる。
とっていない従来品を用いている顧客が、店舗の改装な
どで冷却貯蔵庫1を移動させる必要が生じ、電源コード
28を冷却貯蔵庫1の左右いずれかからとらねばならな
い場合でも、安価に生産できる本発明のトップテーブル
を交換することによって容易に達成できる。即ち、顧客
は一つの冷却貯蔵庫(従来技術の製品も含む)で店舗の
改装等に対応でき、顧客の経済的効果も非常に大きなも
のとなる。
と同等の効果のものを安価に生産できると共に、前記外
箱の背面と突部との寸法を曲げによって、容易に変更す
ることが可能となる。従って、従来の様に複数種の金型
を用意する必要もなく、任意の長さに前記背面と突部の
間隔を変更することができる。この様に、金型を必要と
しないため、生産コストを大幅に低減させることが可能
となる。
ていない従来品を用いている顧客が、店舗の改装などで
冷却貯蔵庫を移動させる必要が生じ、電源コードを冷却
貯蔵庫の左右いずれかからとらねばならない場合でも、
安価に生産できる本発明のトップテーブルを交換するこ
とによって容易に達成できる。即ち、顧客は一つの冷却
貯蔵庫(従来技術の製品も含む)で店舗の改装等に対応
でき、顧客の経済的効果も非常に大きなものとなる。
図である。
面図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 内外両箱及びこれら両箱間に設けられた
断熱材とにより構成され、前面に開閉扉を備える断熱箱
と、該断熱箱の一側に並設され、背面に開口部を有する
コンデンシングユニット収納用の機械室と、これら断熱
箱及び機械室の上面を覆うトップテーブルを備えて成る
冷却貯蔵庫において、前記断熱箱及び機械室の背面より
後方に突出させて設置壁面に当接する突部と、該突部の
先端を前記外箱方向であって、且つ下方傾斜状に折曲形
成した傾斜部と、該傾斜部の端部を下方に折曲して前記
外箱に当接する取付部とを備え、該取付部を前記外箱に
螺着して成ることを特徴とする冷却貯蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06237494A JP3143335B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 冷却貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06237494A JP3143335B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 冷却貯蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08100989A JPH08100989A (ja) | 1996-04-16 |
JP3143335B2 true JP3143335B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=17016158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06237494A Expired - Fee Related JP3143335B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 冷却貯蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3143335B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4529962B2 (ja) * | 2005-12-12 | 2010-08-25 | パナソニック株式会社 | コンデンシングユニットとコンデンシングユニットを備えた冷却機器 |
JP2010190490A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 冷却庫 |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP06237494A patent/JP3143335B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08100989A (ja) | 1996-04-16 |
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