JP2004020123A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】サービス性を損なうことなく、ユニットベースの固定をより確実にする冷却貯蔵庫を提供することを課題とする。
【解決手段】電動圧縮機11や凝縮器46や凝縮器ファンモータ47などのユニット部品を配置したユニットベース13に前フランジ13F、側フランジ13Aを設け、側フランジ13Aの一部に凹部13Dを成形する。一方、ユニットベース13を乗せて摺動させる左右レール53、54を前後アングル50、52の上に左右配列し、これら左右レール53、54の一部に凸部55を設ける。前記ユニットベース13を前記左右レール53,54に乗せて滑らせて、機械室に収納したとき、前記凹部13Dが前記凸部55に係合するようにした。
【選択図】 図4
【解決手段】電動圧縮機11や凝縮器46や凝縮器ファンモータ47などのユニット部品を配置したユニットベース13に前フランジ13F、側フランジ13Aを設け、側フランジ13Aの一部に凹部13Dを成形する。一方、ユニットベース13を乗せて摺動させる左右レール53、54を前後アングル50、52の上に左右配列し、これら左右レール53、54の一部に凸部55を設ける。前記ユニットベース13を前記左右レール53,54に乗せて滑らせて、機械室に収納したとき、前記凹部13Dが前記凸部55に係合するようにした。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、冷蔵庫や冷蔵ショーケースなどの冷却貯蔵庫に関し、特に組立およびメンテナンスを容易にする冷却貯蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、凝縮ユニットや冷却器の組付けやメンテナンスを容易に行なうために、凝縮ユニットを本体ケースから外部に取出し可能とした冷却貯蔵庫に関するものとして、特公平8−16576号公報や特許第3145224号公報が知られている。
【0003】
前者の例では、一側に開口部を有し、前面に開閉扉を備える貯蔵室を画成する断熱箱体と、冷却器及び冷気循環ファンを収設した熱交換室を画成する側面開口の冷却箱体と、前記貯蔵室と前記熱交換室が連通するように前記断熱箱体と前記冷却箱体とを分離可能に接続する接続手段と、前記断熱箱体と並設され、前面に開閉自在な扉を備えると共に、内部に前記冷却箱体及びこの冷却箱体内の冷却器と接続される電動圧縮機及び凝縮器を引き出し可能なベース上に載置して収納する機械室とを設けている。これにより、電動圧縮機や凝縮器ファンなどが故障した時、機械室を引き出して修理作業を行なうことができるようにしている。また、冷却器や冷気循環ファンが故障した時には、前記接続手段を分離して冷却箱体を外に引き出して修理作業を行なうことができるようにしている。
【0004】
後者の例では、本体ケース内が、貯蔵物の収納される貯蔵ボックスと、貯蔵ボックス内を冷却する冷却器が収納される冷却ボックスと、その冷却器に冷媒配管を介して冷媒を循環させる凝縮ユニットが収納される機械室とに区画された冷却貯蔵庫において、前記冷却ボックスには貯蔵ボックス内に連通する連通口が設けられるとともにその前面に冷却室蓋により閉塞される前面開口が形成され、前記機械室内には前方に引き出し可能に凝縮ユニットが設置され、また、その凝縮ユニットに前記冷却室蓋が一体的に取付けられ、さらにその冷却室の内側に前記冷却器が取付けられるとともに前記冷媒配管がその冷却室蓋に設けられた押通部内を押通して前記冷却ボックス内に配設されている。このような構成にすることにより、凝縮ユニットの圧縮機や凝縮器ファンモータが故障したり、冷却器や冷気循環ファンモータが故障したりした時、凝縮ユニットを機械室から前方に引き出して修理することができるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法では、凝縮ユニットを載置するユニットベースを機械室の中に前後摺動させて挿入しているだけであるから、ユニットベースを簡単に引き出せる利点があるものの、ユニットベースのねじ止めを忘れたり、ねじ止めの締め方がゆるかったりすると、圧縮機やファンモータの振動でユニットベースが機械室から少しずつせり出してきて、冷媒配管を破損したり、冷却室の冷気漏れが発生して冷えが悪くなるという問題があった。
【0006】
この発明は上記の問題を解決するもので、サービス性を損なうことなく、ユニットベースの固定をより確実にする冷却貯蔵庫を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1は、一側に開口部を有し、前面に開閉扉を備える貯蔵室を画成する断熱箱体と、冷却器及び冷気循環ファンを収設した熱交換室を画成する側面開口の冷却箱体と、前記貯蔵室と前記熱交換室が連通するように前記断熱箱体と前記冷却箱体とを分離可能に接続する接続手段と、前記断熱箱体と並設され、前面に開閉自在な扉を備えると共に、内部に前記冷却箱体及びこの冷却箱体内の冷却器と接続される電動圧縮機及び凝縮器を引き出し可能なベース上に載置して収納する機械室とを設けた冷却貯蔵庫において、前記ベースが前記機械室に収納された時、前記ベースの重心位置の高さが収納作業中の前記ベースの重心位置の高さよりも低いことを特徴とする。これにより、凝縮ユニット搭載のベースを前方へ移動する際には、ベースの重心位置をいったん持ち上げなければならないようにしている。
【0008】
この発明の請求項2は、前記ベースのフランジに凹部もしくは凸部を設け、前記フランジを摺動して前記ベースを収納する機械室のレールに凸部もしくは凹部を設け、前記ベースが前記機械室に収納された時、前記フランジの凹部と前記レールの凸部、もしくは前記フランジの凸部と前記レールの凹部とが係合することを特徴とする。これにより、フランジとレールとが凹凸関係で係合しているから、凝縮ユニット搭載のベースを前方へ移動する際には、ベースの重心位置をいったん持ち上げて係合を解除しなければならないようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の第一実施例を示す凝縮ユニットの側面図、図2は図1の機械室を斜め上方から見た冷却貯蔵庫の斜視図、図3は冷却貯蔵庫の縦断正面図、図4はこの発明の第二実施例を示す凝縮ユニットとアングルの斜視図、図5はこの発明の第三実施例を示す凝縮ユニットとアングルの斜視図、図6は機械室扉を開放した状態を示す要部斜視図、図7は冷却貯蔵庫の斜視図である。
【0010】
1は左側面に開口部2を設け、前面に開閉扉3を有し、内部に網棚40を備えた貯蔵室4を構成する断熱箱体である。5はプレートフィン型冷却器6および冷気循環ファン7を収納した熱交換室8を構成する側面開口9の冷却箱体である。
断熱箱体1と冷却箱体5は、貯蔵室4と熱交換室8が連通するように、夫々の開口2、9を合致させた状態で、接続手段のL金具34によって分離可能に接続される。14はこの合致した前記開口2、9を上下に仕切って空気の流れを振り分けるもので、貯蔵室4に配列され、下部に吸い込み口14A、上部に吐出口14Bを形成したダクトである。
【0011】
10は断熱箱体1と併設された機械室である。機械室10はその下方に、冷却器6に接続される電動圧縮機11、プレートフィン型凝縮器46、凝縮器ファンモータ47などの凝縮ユニットを引き出し可能なユニットベース13上に配置しており、その上方には前記冷却箱体5を収納しており、その側面は側パネル20で覆われ、その前面には開閉自在な機械室扉12を備えている。
【0012】
50、51、52はそれぞれ板金を折り曲げ加工して作られた前支持アングル、中支持アングル、後支持アングルであり、各右辺は断熱箱体1の下面にネジ止め固定されている。前支持アングル50と後支持アングル52には台脚41がナットで固定されている。また、前支持アングル50と後支持アングル52の高さは同一であるが、中支持アングル51の高さは若干高くなっており、前縁にスロープ51aが成形されている。
【0013】
ユニットベース13は前面に前フランジ13F、左右の側面に側フランジ13Aが下向きに折り曲げ加工されている。側フランジ13Aは、後端に円弧状の面取り13Cを施したのち次第に上方へせり上がり、ほぼ中央部で急激に下降し、凹部13Bを形成したのち水平となり前端に達する。即ち、側フランジ13Aの後端と前端の高さは同一であり、中央部が滑らかに凹んだ形状である。
【0014】
次に冷却箱体5内の冷却器6と凝縮ユニットとの配管接続方法を説明する。まずユニットベース13の上に、電動圧縮機11、凝縮器46、凝縮器ファンモータ47などの部品を搭載する。この際、サクションパイプ48とこれに沿って半田付けされたキャピラリチューブ49とは、サクションループ48Aとともに十分な長さに延長しておく。
【0015】
このように凝縮ユニットを搭載したユニットベース13を、断熱箱体1の開口部2側の下部に間隔をおいて固定した3本の前、中、後支持アングル50、51、52上に載置する。こののち冷却箱体5を断熱箱体1にL金具34を介してビス止め固定する。冷却箱体5からは、熱交換室8に収納された冷却器6の入口パイプ6Aと出口パイプ6Bが、冷却箱体5の開口面側の前部に形成した切欠きを通って、凹溝42に沿って外側に伸びている。この入口パイプ6Aとキャピラリチューブ49、出口パイプ6Bとサクションパイプ48をそれぞれ溶接によって接続すれば、冷却器6と凝縮ユニットとの結合が終了する。この後、冷却箱体5の前方に電装ボックス43を着脱自在に取付けて、機械室10に収納される主要部品の組立が完了する。
【0016】
以上の構成において、冷却貯蔵庫を設置した後、冷却器6、冷気循環ファン7、あるいは電動圧縮機11等の凝縮ユニットに故障が生じた場合、これらの修理や交換は次のようにして行なう。まず機械室10の前面の扉12を開放し、電装ボックス43を取り外す。冷却箱体5の内部を修理する時は、L金具34の固定ネジを外して、冷却箱体5を断熱箱体1から分離して、冷却器6や冷気循環ファン7をサービスすることができる。凝縮ユニットの部品を修理あるいは交換する時は、前フランジ13Fの固定ネジ15を外し、ユニットベース13を前方へ引き出せば、長いサクションパイプ48やサクションループ48Aのたわみにより、冷却箱体5を断熱箱体1に固定した状態で、凝縮ユニットを機械室10の外へ移動することができ、広い場所でサービス作業を行なうことができる。
【0017】
修理や交換が終了したら、冷却箱体5は、L金具34を介して固定ネジで断熱箱体1に固定することができる。凝縮ユニットは、ユニットベース13を前支持アングル50に乗せて押し込む。ユニットベース13の側フランジ13Aが前支持アングル50に接しながら、中支持アングル51を乗り越えて、後支持アングル52まで到達する。中支持アングル51の高さは前支持アングル50、後支持アングル52の高さより高いから、ユニットベース13に搭載されている凝縮ユニットは、いったん中支持アングル51で上方にせり上がったあと、押し込みの終点で緩やかに降下して水平状態となる。前フランジ13Fが前支持アングルに当接した時、側フランジ13Aの凹部13Bも中支持アングルに当接して停止する。この状態で固定ネジ15を締めて修理は完了する。このように、凝縮ユニットが搭載されたユニットベース13は、並行移動して機械室10に挿入するのでなく、挿入途中で凝縮ユニットを次第に上方に持ち上げて、いったん凝縮ユニットの重心位置を上に持ち上げる。そして、押し込みの終点で凝縮ユニットの重心位置を下げる。
【0018】
このようにすれば、凝縮ユニット搭載のユニットベース13を前方へ移動する為には、重心位置をいったん持ち上げなければならないから、たとえ固定ネジ15を締め忘れても、電動圧縮機11や凝縮器ファンモータ47の振動によって、ユニットベース13が前方へにじり出すことが無いという効果がある。また、サービス時にユニットベース13を引き出す際も、側フランジ13Aの形状によって、中支持アングル51を滑らかに乗り越えることができるので、大きな力を必要としない。こうして、この発明によれば、サービス性を損なうことなく、ユニットベースの固定をより確実にする冷却貯蔵庫を提供することが可能となる。
【0019】
次にこの発明の第二実施例である図4について説明する。なお、第一実施例の図1と同一部品は同一番号を付けて説明は省略する。13Dは側フランジ13Aのほぼ中央付近の端面に形成された凹部であり、形状はなめらかな台形である。前支持アングル50と後支持アングル52の上に、左レール53と右レール54とが溶接で一体化されている。前後の支持アングル50、52は右端の延長部が断熱箱体1の底面にボルトにて結合される。左右レール53、54は断面がL字形状の板金からなり、長手方向のほぼ中央部に台形の凸部55がプレス成形されている。左右レール53、54はL字の縦面が外側を向くように置き、L字が相向かう格好に配列され、両者の間隔はユニットベース13の幅より若干大きくなるように配置されている。
【0020】
このような構成の凝縮ユニットを修理ないし交換する場合は、まず固定ネジ15をはずし、ユニットベース13を機械室から引き出して行なう。この時、側フランジ13Aの凹部13Dと、左右レール53、54の凸部55とが係合しているが、なめらかな台形同士であるからユニットベース13を引き出すのに大きな力は必要としない。
【0021】
修理や交換が終わったら、ユニットベース13の後端を左右レール53、54に乗せて押し込む。後端には面取り13Cが形成されているので、凸部55に当たってもなめらかに乗り越えて進み、ついに前フランジ13Fが前支持アングル50の前縁に当たったところで凸部55が凹部13Dに落ち込んで係合する。このあと固定ネジ15をねじ込めば凝縮ユニットは固定される。このようにすれば、凝縮ユニット搭載のユニットベース13を前方へ移動する為には、凹凸の係合を解くために重心位置を持ち上げなければならないから、たとえ固定ネジ15を締め忘れても、電動圧縮機11や凝縮器ファンモータ47の振動によって、ユニットベース13が前方へにじり出すことが無いという効果がある。また、サービス時にユニットベース13を引き出す際も、凹部13Dのなだらかな形状によって、凸部55をスムーズに乗り越えることができるので、大きな力を必要としない。こうして、サービス性を損なうことなく、ユニットベースの固定をより確実にする冷却貯蔵庫を提供することが可能となる。
【0022】
次にこの発明の第三実施例である図5について説明する。なお、第二実施例の図4と同一部品は同一番号を付けて説明は省略する。13Eは側フランジ13Aのほぼ中央付近の端面に形成された凸部であり、円弧もしくは楕円弧を直線部になめらかにつないだ突起形状である。左右レール53、54のほぼ中央部の水平部には、円弧もしくは楕円弧をプレスした凹部56が成形されている。
【0023】
このような構成の凝縮ユニットを修理ないし交換する場合は、固定ネジ15をはずし、ユニットベース13を機械室から引き出して行なう。この時、側フランジ13Aの凸部13Eと、左右レール53、54の凹部56とが係合しているが、なめらかな円弧もしくは楕円弧の形状同士であるからユニットベース13を引き出すのに大きな力は必要としない。
【0024】
修理や交換が終わったら、ユニットベース13の後端を左右レール53、54に乗せて押し込む。後端には面取り13Cが形成されているので、凹部56にさしかかっても難なく乗り越えて進み、前フランジ13Fが前支持アングル50の前縁に当たったところで凸部13Eが凹部56に落ち込んで係合する。このあと固定ネジ15をねじ込めば凝縮ユニットは固定される。このようにすれば、凝縮ユニット搭載のユニットベース13を前方へ移動する為には、凹凸の係合を解くために重心位置を持ち上げなければならないから、たとえ固定ネジ15を締め忘れても、電動圧縮機11や凝縮器ファンモータ47の振動によって、ユニットベース13が前方へにじり出すことが無いという効果がある。また、サービス時にユニットベース13を引き出す際も、凸部13Eの形状によって、凹部56を滑らかに乗り越えることができるので、大きな力を必要としない。こうして、サービス性を損なうことなく、ユニットベースの固定をより確実にする冷却貯蔵庫を提供することが可能となる。
【0025】
以上述べたように、この発明のようにユニットベースの重心位置が一番低い位置で、凹凸の組合せ係合をしているので、凝縮ユニットの振動によるユニットベースのずり運動を抑止することができるため、冷媒配管が破損したり、冷却室の冷気漏れが発生することがない。
【0026】
以上、この発明の実施の形態を述べたが、この発明は冷却貯蔵庫の凝縮ユニットに適用できるほか、製氷機やショーケース等の凝縮ユニットにも適用できるものである。また、凹部や凸部の形状は必ずしも台形や円弧や楕円弧形状に限定されるものではなく任意の形状でよい。更に凹部と凸部が係合する場所は、必ずしもフランジとレールである必要はなく、ユニットベースの底面に別部材を係合させてもよい。また、ユニットベースには凝縮ユニットのみを搭載するのではなく、冷却箱体や電装箱やその他の部品を搭載してもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上のようにこの発明の請求項1によれば、凝縮ユニット搭載のユニットベースを機械室へ挿入終了した時の重心位置が一番低い位置なので、ユニットベースを前方へ移動する為には、重心位置をいったん持ち上げなければならないから、たとえ固定ネジを締め忘れても、電動圧縮機や凝縮器ファンモータの振動によって、ユニットベースが前方へにじり出すことが無いという効果がある。また、サービス時にユニットベースを引き出す際は、重心位置が滑らかに上昇するので、大きな力を必要としない。従って、サービス性を損なうことなく、ユニットベースの固定をより確実にする冷却貯蔵庫を提供することが可能となる。
【0028】
この発明の請求項2によれば、凝縮ユニット搭載のユニットベースとこれを滑らせるアングルまたはレールとが凹凸関係で係合しているから、ユニットベースを前方へ移動する為には、重心位置をいったん持ち上げて係合を解除しなければならない。従って、たとえ固定ネジを締め忘れても、電動圧縮機や凝縮器ファンモータの振動によって、ユニットベースが前方へにじり出すことが無いという効果がある。また、サービス時にユニットベースを引き出す際も、なめらかな凹凸係合であるからこれらの解除に大きな力を必要としない。こうして、サービス性を損なうことなく、ユニットベースの固定をより確実にする冷却貯蔵庫を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例を示す凝縮ユニットの側面図である。
(a)アングルに挿入する途中の状態を示す凝縮ユニットの側面図である。
(b)アングルに挿入し終わった状態を示す凝縮ユニットの側面図である。
【図2】図1の機械室を斜め上方から見た冷却貯蔵庫の斜視図である。
【図3】冷却貯蔵庫の縦断正面図である。
【図4】この発明の第二実施例を示す凝縮ユニットとアングルの斜視図である。
【図5】この発明の第三実施例を示す凝縮ユニットとアングルの斜視図である。
【図6】機械室扉を開放した状態を示す要部斜視図である。
【図7】冷却貯蔵庫の斜視図である。
【符号の説明】
1 断熱箱体
5 冷却箱体
6 冷却器
10 機械室
11 電動圧縮機
13 ユニットベース
13A 側フランジ
13B 凹部
13D 凹部
13E 凸部
34 L金具(接続手段)
51 中支持アングル
55 凸部
56 凹部
【発明の属する技術分野】
この発明は、冷蔵庫や冷蔵ショーケースなどの冷却貯蔵庫に関し、特に組立およびメンテナンスを容易にする冷却貯蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、凝縮ユニットや冷却器の組付けやメンテナンスを容易に行なうために、凝縮ユニットを本体ケースから外部に取出し可能とした冷却貯蔵庫に関するものとして、特公平8−16576号公報や特許第3145224号公報が知られている。
【0003】
前者の例では、一側に開口部を有し、前面に開閉扉を備える貯蔵室を画成する断熱箱体と、冷却器及び冷気循環ファンを収設した熱交換室を画成する側面開口の冷却箱体と、前記貯蔵室と前記熱交換室が連通するように前記断熱箱体と前記冷却箱体とを分離可能に接続する接続手段と、前記断熱箱体と並設され、前面に開閉自在な扉を備えると共に、内部に前記冷却箱体及びこの冷却箱体内の冷却器と接続される電動圧縮機及び凝縮器を引き出し可能なベース上に載置して収納する機械室とを設けている。これにより、電動圧縮機や凝縮器ファンなどが故障した時、機械室を引き出して修理作業を行なうことができるようにしている。また、冷却器や冷気循環ファンが故障した時には、前記接続手段を分離して冷却箱体を外に引き出して修理作業を行なうことができるようにしている。
【0004】
後者の例では、本体ケース内が、貯蔵物の収納される貯蔵ボックスと、貯蔵ボックス内を冷却する冷却器が収納される冷却ボックスと、その冷却器に冷媒配管を介して冷媒を循環させる凝縮ユニットが収納される機械室とに区画された冷却貯蔵庫において、前記冷却ボックスには貯蔵ボックス内に連通する連通口が設けられるとともにその前面に冷却室蓋により閉塞される前面開口が形成され、前記機械室内には前方に引き出し可能に凝縮ユニットが設置され、また、その凝縮ユニットに前記冷却室蓋が一体的に取付けられ、さらにその冷却室の内側に前記冷却器が取付けられるとともに前記冷媒配管がその冷却室蓋に設けられた押通部内を押通して前記冷却ボックス内に配設されている。このような構成にすることにより、凝縮ユニットの圧縮機や凝縮器ファンモータが故障したり、冷却器や冷気循環ファンモータが故障したりした時、凝縮ユニットを機械室から前方に引き出して修理することができるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法では、凝縮ユニットを載置するユニットベースを機械室の中に前後摺動させて挿入しているだけであるから、ユニットベースを簡単に引き出せる利点があるものの、ユニットベースのねじ止めを忘れたり、ねじ止めの締め方がゆるかったりすると、圧縮機やファンモータの振動でユニットベースが機械室から少しずつせり出してきて、冷媒配管を破損したり、冷却室の冷気漏れが発生して冷えが悪くなるという問題があった。
【0006】
この発明は上記の問題を解決するもので、サービス性を損なうことなく、ユニットベースの固定をより確実にする冷却貯蔵庫を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1は、一側に開口部を有し、前面に開閉扉を備える貯蔵室を画成する断熱箱体と、冷却器及び冷気循環ファンを収設した熱交換室を画成する側面開口の冷却箱体と、前記貯蔵室と前記熱交換室が連通するように前記断熱箱体と前記冷却箱体とを分離可能に接続する接続手段と、前記断熱箱体と並設され、前面に開閉自在な扉を備えると共に、内部に前記冷却箱体及びこの冷却箱体内の冷却器と接続される電動圧縮機及び凝縮器を引き出し可能なベース上に載置して収納する機械室とを設けた冷却貯蔵庫において、前記ベースが前記機械室に収納された時、前記ベースの重心位置の高さが収納作業中の前記ベースの重心位置の高さよりも低いことを特徴とする。これにより、凝縮ユニット搭載のベースを前方へ移動する際には、ベースの重心位置をいったん持ち上げなければならないようにしている。
【0008】
この発明の請求項2は、前記ベースのフランジに凹部もしくは凸部を設け、前記フランジを摺動して前記ベースを収納する機械室のレールに凸部もしくは凹部を設け、前記ベースが前記機械室に収納された時、前記フランジの凹部と前記レールの凸部、もしくは前記フランジの凸部と前記レールの凹部とが係合することを特徴とする。これにより、フランジとレールとが凹凸関係で係合しているから、凝縮ユニット搭載のベースを前方へ移動する際には、ベースの重心位置をいったん持ち上げて係合を解除しなければならないようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の第一実施例を示す凝縮ユニットの側面図、図2は図1の機械室を斜め上方から見た冷却貯蔵庫の斜視図、図3は冷却貯蔵庫の縦断正面図、図4はこの発明の第二実施例を示す凝縮ユニットとアングルの斜視図、図5はこの発明の第三実施例を示す凝縮ユニットとアングルの斜視図、図6は機械室扉を開放した状態を示す要部斜視図、図7は冷却貯蔵庫の斜視図である。
【0010】
1は左側面に開口部2を設け、前面に開閉扉3を有し、内部に網棚40を備えた貯蔵室4を構成する断熱箱体である。5はプレートフィン型冷却器6および冷気循環ファン7を収納した熱交換室8を構成する側面開口9の冷却箱体である。
断熱箱体1と冷却箱体5は、貯蔵室4と熱交換室8が連通するように、夫々の開口2、9を合致させた状態で、接続手段のL金具34によって分離可能に接続される。14はこの合致した前記開口2、9を上下に仕切って空気の流れを振り分けるもので、貯蔵室4に配列され、下部に吸い込み口14A、上部に吐出口14Bを形成したダクトである。
【0011】
10は断熱箱体1と併設された機械室である。機械室10はその下方に、冷却器6に接続される電動圧縮機11、プレートフィン型凝縮器46、凝縮器ファンモータ47などの凝縮ユニットを引き出し可能なユニットベース13上に配置しており、その上方には前記冷却箱体5を収納しており、その側面は側パネル20で覆われ、その前面には開閉自在な機械室扉12を備えている。
【0012】
50、51、52はそれぞれ板金を折り曲げ加工して作られた前支持アングル、中支持アングル、後支持アングルであり、各右辺は断熱箱体1の下面にネジ止め固定されている。前支持アングル50と後支持アングル52には台脚41がナットで固定されている。また、前支持アングル50と後支持アングル52の高さは同一であるが、中支持アングル51の高さは若干高くなっており、前縁にスロープ51aが成形されている。
【0013】
ユニットベース13は前面に前フランジ13F、左右の側面に側フランジ13Aが下向きに折り曲げ加工されている。側フランジ13Aは、後端に円弧状の面取り13Cを施したのち次第に上方へせり上がり、ほぼ中央部で急激に下降し、凹部13Bを形成したのち水平となり前端に達する。即ち、側フランジ13Aの後端と前端の高さは同一であり、中央部が滑らかに凹んだ形状である。
【0014】
次に冷却箱体5内の冷却器6と凝縮ユニットとの配管接続方法を説明する。まずユニットベース13の上に、電動圧縮機11、凝縮器46、凝縮器ファンモータ47などの部品を搭載する。この際、サクションパイプ48とこれに沿って半田付けされたキャピラリチューブ49とは、サクションループ48Aとともに十分な長さに延長しておく。
【0015】
このように凝縮ユニットを搭載したユニットベース13を、断熱箱体1の開口部2側の下部に間隔をおいて固定した3本の前、中、後支持アングル50、51、52上に載置する。こののち冷却箱体5を断熱箱体1にL金具34を介してビス止め固定する。冷却箱体5からは、熱交換室8に収納された冷却器6の入口パイプ6Aと出口パイプ6Bが、冷却箱体5の開口面側の前部に形成した切欠きを通って、凹溝42に沿って外側に伸びている。この入口パイプ6Aとキャピラリチューブ49、出口パイプ6Bとサクションパイプ48をそれぞれ溶接によって接続すれば、冷却器6と凝縮ユニットとの結合が終了する。この後、冷却箱体5の前方に電装ボックス43を着脱自在に取付けて、機械室10に収納される主要部品の組立が完了する。
【0016】
以上の構成において、冷却貯蔵庫を設置した後、冷却器6、冷気循環ファン7、あるいは電動圧縮機11等の凝縮ユニットに故障が生じた場合、これらの修理や交換は次のようにして行なう。まず機械室10の前面の扉12を開放し、電装ボックス43を取り外す。冷却箱体5の内部を修理する時は、L金具34の固定ネジを外して、冷却箱体5を断熱箱体1から分離して、冷却器6や冷気循環ファン7をサービスすることができる。凝縮ユニットの部品を修理あるいは交換する時は、前フランジ13Fの固定ネジ15を外し、ユニットベース13を前方へ引き出せば、長いサクションパイプ48やサクションループ48Aのたわみにより、冷却箱体5を断熱箱体1に固定した状態で、凝縮ユニットを機械室10の外へ移動することができ、広い場所でサービス作業を行なうことができる。
【0017】
修理や交換が終了したら、冷却箱体5は、L金具34を介して固定ネジで断熱箱体1に固定することができる。凝縮ユニットは、ユニットベース13を前支持アングル50に乗せて押し込む。ユニットベース13の側フランジ13Aが前支持アングル50に接しながら、中支持アングル51を乗り越えて、後支持アングル52まで到達する。中支持アングル51の高さは前支持アングル50、後支持アングル52の高さより高いから、ユニットベース13に搭載されている凝縮ユニットは、いったん中支持アングル51で上方にせり上がったあと、押し込みの終点で緩やかに降下して水平状態となる。前フランジ13Fが前支持アングルに当接した時、側フランジ13Aの凹部13Bも中支持アングルに当接して停止する。この状態で固定ネジ15を締めて修理は完了する。このように、凝縮ユニットが搭載されたユニットベース13は、並行移動して機械室10に挿入するのでなく、挿入途中で凝縮ユニットを次第に上方に持ち上げて、いったん凝縮ユニットの重心位置を上に持ち上げる。そして、押し込みの終点で凝縮ユニットの重心位置を下げる。
【0018】
このようにすれば、凝縮ユニット搭載のユニットベース13を前方へ移動する為には、重心位置をいったん持ち上げなければならないから、たとえ固定ネジ15を締め忘れても、電動圧縮機11や凝縮器ファンモータ47の振動によって、ユニットベース13が前方へにじり出すことが無いという効果がある。また、サービス時にユニットベース13を引き出す際も、側フランジ13Aの形状によって、中支持アングル51を滑らかに乗り越えることができるので、大きな力を必要としない。こうして、この発明によれば、サービス性を損なうことなく、ユニットベースの固定をより確実にする冷却貯蔵庫を提供することが可能となる。
【0019】
次にこの発明の第二実施例である図4について説明する。なお、第一実施例の図1と同一部品は同一番号を付けて説明は省略する。13Dは側フランジ13Aのほぼ中央付近の端面に形成された凹部であり、形状はなめらかな台形である。前支持アングル50と後支持アングル52の上に、左レール53と右レール54とが溶接で一体化されている。前後の支持アングル50、52は右端の延長部が断熱箱体1の底面にボルトにて結合される。左右レール53、54は断面がL字形状の板金からなり、長手方向のほぼ中央部に台形の凸部55がプレス成形されている。左右レール53、54はL字の縦面が外側を向くように置き、L字が相向かう格好に配列され、両者の間隔はユニットベース13の幅より若干大きくなるように配置されている。
【0020】
このような構成の凝縮ユニットを修理ないし交換する場合は、まず固定ネジ15をはずし、ユニットベース13を機械室から引き出して行なう。この時、側フランジ13Aの凹部13Dと、左右レール53、54の凸部55とが係合しているが、なめらかな台形同士であるからユニットベース13を引き出すのに大きな力は必要としない。
【0021】
修理や交換が終わったら、ユニットベース13の後端を左右レール53、54に乗せて押し込む。後端には面取り13Cが形成されているので、凸部55に当たってもなめらかに乗り越えて進み、ついに前フランジ13Fが前支持アングル50の前縁に当たったところで凸部55が凹部13Dに落ち込んで係合する。このあと固定ネジ15をねじ込めば凝縮ユニットは固定される。このようにすれば、凝縮ユニット搭載のユニットベース13を前方へ移動する為には、凹凸の係合を解くために重心位置を持ち上げなければならないから、たとえ固定ネジ15を締め忘れても、電動圧縮機11や凝縮器ファンモータ47の振動によって、ユニットベース13が前方へにじり出すことが無いという効果がある。また、サービス時にユニットベース13を引き出す際も、凹部13Dのなだらかな形状によって、凸部55をスムーズに乗り越えることができるので、大きな力を必要としない。こうして、サービス性を損なうことなく、ユニットベースの固定をより確実にする冷却貯蔵庫を提供することが可能となる。
【0022】
次にこの発明の第三実施例である図5について説明する。なお、第二実施例の図4と同一部品は同一番号を付けて説明は省略する。13Eは側フランジ13Aのほぼ中央付近の端面に形成された凸部であり、円弧もしくは楕円弧を直線部になめらかにつないだ突起形状である。左右レール53、54のほぼ中央部の水平部には、円弧もしくは楕円弧をプレスした凹部56が成形されている。
【0023】
このような構成の凝縮ユニットを修理ないし交換する場合は、固定ネジ15をはずし、ユニットベース13を機械室から引き出して行なう。この時、側フランジ13Aの凸部13Eと、左右レール53、54の凹部56とが係合しているが、なめらかな円弧もしくは楕円弧の形状同士であるからユニットベース13を引き出すのに大きな力は必要としない。
【0024】
修理や交換が終わったら、ユニットベース13の後端を左右レール53、54に乗せて押し込む。後端には面取り13Cが形成されているので、凹部56にさしかかっても難なく乗り越えて進み、前フランジ13Fが前支持アングル50の前縁に当たったところで凸部13Eが凹部56に落ち込んで係合する。このあと固定ネジ15をねじ込めば凝縮ユニットは固定される。このようにすれば、凝縮ユニット搭載のユニットベース13を前方へ移動する為には、凹凸の係合を解くために重心位置を持ち上げなければならないから、たとえ固定ネジ15を締め忘れても、電動圧縮機11や凝縮器ファンモータ47の振動によって、ユニットベース13が前方へにじり出すことが無いという効果がある。また、サービス時にユニットベース13を引き出す際も、凸部13Eの形状によって、凹部56を滑らかに乗り越えることができるので、大きな力を必要としない。こうして、サービス性を損なうことなく、ユニットベースの固定をより確実にする冷却貯蔵庫を提供することが可能となる。
【0025】
以上述べたように、この発明のようにユニットベースの重心位置が一番低い位置で、凹凸の組合せ係合をしているので、凝縮ユニットの振動によるユニットベースのずり運動を抑止することができるため、冷媒配管が破損したり、冷却室の冷気漏れが発生することがない。
【0026】
以上、この発明の実施の形態を述べたが、この発明は冷却貯蔵庫の凝縮ユニットに適用できるほか、製氷機やショーケース等の凝縮ユニットにも適用できるものである。また、凹部や凸部の形状は必ずしも台形や円弧や楕円弧形状に限定されるものではなく任意の形状でよい。更に凹部と凸部が係合する場所は、必ずしもフランジとレールである必要はなく、ユニットベースの底面に別部材を係合させてもよい。また、ユニットベースには凝縮ユニットのみを搭載するのではなく、冷却箱体や電装箱やその他の部品を搭載してもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上のようにこの発明の請求項1によれば、凝縮ユニット搭載のユニットベースを機械室へ挿入終了した時の重心位置が一番低い位置なので、ユニットベースを前方へ移動する為には、重心位置をいったん持ち上げなければならないから、たとえ固定ネジを締め忘れても、電動圧縮機や凝縮器ファンモータの振動によって、ユニットベースが前方へにじり出すことが無いという効果がある。また、サービス時にユニットベースを引き出す際は、重心位置が滑らかに上昇するので、大きな力を必要としない。従って、サービス性を損なうことなく、ユニットベースの固定をより確実にする冷却貯蔵庫を提供することが可能となる。
【0028】
この発明の請求項2によれば、凝縮ユニット搭載のユニットベースとこれを滑らせるアングルまたはレールとが凹凸関係で係合しているから、ユニットベースを前方へ移動する為には、重心位置をいったん持ち上げて係合を解除しなければならない。従って、たとえ固定ネジを締め忘れても、電動圧縮機や凝縮器ファンモータの振動によって、ユニットベースが前方へにじり出すことが無いという効果がある。また、サービス時にユニットベースを引き出す際も、なめらかな凹凸係合であるからこれらの解除に大きな力を必要としない。こうして、サービス性を損なうことなく、ユニットベースの固定をより確実にする冷却貯蔵庫を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例を示す凝縮ユニットの側面図である。
(a)アングルに挿入する途中の状態を示す凝縮ユニットの側面図である。
(b)アングルに挿入し終わった状態を示す凝縮ユニットの側面図である。
【図2】図1の機械室を斜め上方から見た冷却貯蔵庫の斜視図である。
【図3】冷却貯蔵庫の縦断正面図である。
【図4】この発明の第二実施例を示す凝縮ユニットとアングルの斜視図である。
【図5】この発明の第三実施例を示す凝縮ユニットとアングルの斜視図である。
【図6】機械室扉を開放した状態を示す要部斜視図である。
【図7】冷却貯蔵庫の斜視図である。
【符号の説明】
1 断熱箱体
5 冷却箱体
6 冷却器
10 機械室
11 電動圧縮機
13 ユニットベース
13A 側フランジ
13B 凹部
13D 凹部
13E 凸部
34 L金具(接続手段)
51 中支持アングル
55 凸部
56 凹部
Claims (2)
- 一側に開口部を有し、前面に開閉扉を備える貯蔵室を画成する断熱箱体と、冷却器及び冷気循環ファンを収設した熱交換室を画成する側面開口の冷却箱体と、前記貯蔵室と前記熱交換室が連通するように前記断熱箱体と前記冷却箱体とを分離可能に接続する接続手段と、前記断熱箱体と並設され、前面に開閉自在な扉を備えると共に、内部に前記冷却箱体及びこの冷却箱体内の冷却器と接続される電動圧縮機及び凝縮器を引き出し可能なベース上に載置して収納する機械室とを設けた冷却貯蔵庫において、前記ベースが前記機械室に収納された時、前記ベースの重心位置の高さが収納作業中の前記ベースの重心位置の高さよりも低いことを特徴とする冷却貯蔵庫。
- 前記ベースのフランジに凹部もしくは凸部を設け、前記フランジを摺動して前記ベースを収納する機械室のレールに凸部もしくは凹部を設け、前記ベースが前記機械室に収納された時、前記フランジの凹部と前記レールの凸部、もしくは前記フランジの凸部と前記レールの凹部とが係合することを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫。
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Cited By (3)
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- 2002-06-19 JP JP2002178452A patent/JP2004020123A/ja active Pending
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EP3321610A4 (en) * | 2015-08-26 | 2018-09-19 | PHC Holdings Corporation | Ultra-low temperature freezer |
US10704808B2 (en) | 2015-08-26 | 2020-07-07 | Phc Holdings Corporation | Ultra-low temperature freezer |
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