JPS585858Y2 - 空気調和機のケ−シング - Google Patents

空気調和機のケ−シング

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Publication number
JPS585858Y2
JPS585858Y2 JP1978178827U JP17882778U JPS585858Y2 JP S585858 Y2 JPS585858 Y2 JP S585858Y2 JP 1978178827 U JP1978178827 U JP 1978178827U JP 17882778 U JP17882778 U JP 17882778U JP S585858 Y2 JPS585858 Y2 JP S585858Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grooves
air conditioner
casing
plate
bent
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978178827U
Other languages
English (en)
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JPS5594618U (ja
Inventor
雅彦 久家
憲雄 斉藤
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイキン工業株式会社 filed Critical ダイキン工業株式会社
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Publication of JPS5594618U publication Critical patent/JPS5594618U/ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気調和機、特に縦長形空気調和機のケーシン
グ構造に関する。
一般に空気調和機は床置形、壁掛形を問わず壁面に沿わ
せて設置するのが普通であり、従って背面側は目隠し部
分になるため一枚板で掩わせる簡単なケーシング構造と
すればよく、また、ケーシング内の点検サービスの場合
にも背面板を一枚板で形成することが望ましいものであ
る。
最近に至って、室内での設置スペースを大きくとらない
ようにするために、奥行を薄くシ、かつ丈寸法を大きく
した所謂スリム形の空気調和機が脚光を浴びてきている
が、このような形のものでは一枚板からなる背面板が細
長くなって腰が弱い上に反ったりする問題があるところ
から、プレス成型によって技手方向に補強リブを設ける
ことが一般に汎く採用されている。
ところが、従来の空気調和機においては補強リブ16′
を第4図に示すように背面板13′の長手方向中央部分
に1本設けていたが、このような構造ではファンコイル
室4′とプレナム室3′とに補強リブ16′が跨架する
配置となるために、外側へ膨出する条溝に形成した前記
補強リブ16′が前記画室を連通ずる通路となり、冷房
機の場合には、冷風の一部がこの補強リブ16の条溝を
通って圧力の高いプレナム室3′からのファンの吸込側
となるファンコイル室4′に逆流する現象を呈する結果
、背面板13′が冷やされて外面に露付きを生じる問題
があった。
このように露付きが発生すると、密着した壁面や下方の
床面を汚染するなどの不都合があるので、従来はグラス
ウール材等からなる防熱板が内側面に添着されてなる背
面板に対して、さらにゴムテープなどのシール材21を
第5図図示の如く補強リブのプレナム室に位置する部分
に貼着するなどの面倒な手段を講じなければならず、組
立て工数9部品点数の増加をもたらして好ましくなかっ
た。
本考案はかかる従来の空気調和機が有する欠陥を解消し
ようとして案出されたものであって、特に背面板の強度
を高めるために設ける補強リブを中間部分を外して、左
右両側板の背面側端辺物における折り曲げ部と重合し得
る左右両側辺部に夫々成型してなる簡単な構成によって
その目的を達成するに至った点を特徴としている。
以下さらに本考案の具体的内容について添付図面を参照
しつつ詳述する。
第1図は本考案の1実施例に係る空気調和機の冷房用室
内ユニットを示していて、縦長のスリム形をなす本体ケ
ーシング1内は仕切板2を介して上下2室に区切られ、
上室をプレナム室3に、下室をファンコイル室4に形成
してなる構成である。
プレナム室3の前面には吹出グリル5を、ファンコイル
室4の前面には吸込グリル6を夫々配設する一方、ファ
ンコイル室4内には蒸発器として作用する室内コイル7
とファン8とを収納し、該ファン8は吸込部をファンコ
イル室4内空間に開口くると共に、吹出部を前記仕切板
2に開口している。
しかして本体ケーシング1は前面板9と、左右両側板1
0.10と、底フレーム11と、頂面形12および背面
板13を有しており、底フレーム11の上に前面板9、
左右両側板10.10および頂面板12を組付けると共
に、背面側の広い開口部分を一枚板からなる細長形状の
背面板13で掩うことによって所望のスリム形ケーシン
グが形成される。
しかして左右両側板10.10は、その背面側端辺部を
上下に連続させて内側に夫々折り曲げて、該折り曲げ部
14.14を背面板取付縁に形成してなることはこの種
の従来冷房機と同様な構造であるが、本考案はこの折り
曲げ部14.14の線巾を従来のものよりも広くとって
、前記仕切板2と、室内コイル7を支承する台枠15な
どの固定部分としても利用させている。
一方、前記折り曲げ部14.14に添着して背面部を一
括的に掩うたぬの前記背面板13は薄鋼板から形成され
ているが、折り曲げ部14.14と重合する左右両側辺
部に、上下方向に連続して延び、かつ外側に円く膨出す
る条溝16を夫々プレス成型によって設けており、この
条溝16,16を補強リブとなしている。
従って細長い形の背面板13は補強リブを長手側の左右
両側辺部に有していることから、腰が強くて、反り、へ
こみ等の変形に対し十分な強度を保持している。
前記条溝16,16は折り曲げ部14.14に対して、
その中央部分に位置し得る適当個所を選定して設けてお
り、さらに第2図、第3図に示すように折り曲げ部14
.14と合着するために取付ビス挿通穴17を条溝76
.16に対し外側寄りに適当数穿設せしめている。
一方、仕切板2、台枠15などを固定するために折り曲
げ部14.14を穿設した取付ビス挿通穴18は第3図
々示の如く、条溝16j6と合心し得る部分の所定位置
に設けることが望ましい。
斜上の構造になる本考案ケーシングは、内面全面に亙っ
て断熱材19を貼着することにより、断熱および防露を
はかつているのは従来冷房機と同様であるが、−枝根か
らなる背面板13を第4図々示の如く合着した場合、条
溝16,16が折り曲げ部14.14によって、遮へい
されているので、ケーシング1内を所定方向に流動する
冷気が条溝16,16に流入することは全くなく、従っ
て前述する如き冷風の一部が逆流する不都合は解消され
て、背面側に生じやすい露付きを確実に防止することが
できる。
また、条溝16,16の部分には、断熱材やシール材な
ど余分の部材を一切必要としないことは言う迄もない。
さらに仕切板2、台枠15を固定するためのビス20が
条溝16,16に隠されるので外部に出張ることがなく
体裁が良い上に、背面板13を左右両側板TO,10に
密着して気密性の保持がはかれる。
本考案ケーシングは以上の説明により明らかな如く、左
右両側板10.10の背面側端辺部を上下に連続して内
側に夫々折り曲げ、この折り曲げ部14.14を背面取
付縁となす一方、前記折り曲げ部14.14に添着して
背面部を一括に掩うたぬの背面板13には、折り曲げ部
14.14と重合する左右両側辺部に、−L中方向に延
びかつ外側へ膨出する条溝16をプレス成型により形成
して、該条溝16,16を補強リブと威したから、条溝
16,16が折り曲げ部14.14に目隠しされる形態
となって流動空気の一部を逆流させる通路とはならなく
、従って冷房機の場合に冷気の侵入による露付きを発生
せしめる不都合は排除され、壁面、床面などを汚染する
従来の欠点を簡単な構造で解消することができる。
また、条溝16j6の部分にはシール材、断熱材等の余
分の部材を省略し得るので組立て作業が簡素化される利
点があり、さらに背面板13の両側端に条溝16j6を
設けているので、壁面に密着して設置する場合に、平行
度を維持した据付けが容易である。
しかも本考案はファン、室内コイルなどの機基を固定す
るための部材をケーシングに取付ける際に、折り曲は部
14,14における条溝16,16によって隠れる個所
を取付用ビスの配設個所として利用することができるの
で、背面板13にビス用の逃がし穴加工を設けるなどの
余分な工作が不要となり、美観上にもすぐれている上に
、ビス頭部が直接外気に触れないで露付きを生じること
もない等、本考案は実用上のすぐれた諸効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の1実施例に係る空気調和機の暗示側面
図、第2図および第3図は第1図における背面側の部分
斜視図および横断面部分図、第4図は従来の空気調和機
のケーシングの背面側部分斜視図、第5図は同じく背面
板の斜視図である。 10・・・・・・左右両側板、13・・・・・・背面板
、14・・・・・・折り曲げ部、16・・・・・・条溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右両側板10.10の背面側端辺部を上下に連続して
    内側に夫々折り曲げ、この折り曲げ部14.14を背面
    板取付縁となす一方、前記折り曲げ部14゜14に添着
    して背面部を一括的に掩うたぬの背面板13には、折り
    曲げ部14.14と重合する左右両側辺部に、上下方向
    に延びかつ外側へ膨出する条溝16をプレス成型により
    形成して、該条溝16,16を補強リブと威したことを
    特徴とする空気調和機のケーシング。
JP1978178827U 1978-12-25 1978-12-25 空気調和機のケ−シング Expired JPS585858Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978178827U JPS585858Y2 (ja) 1978-12-25 1978-12-25 空気調和機のケ−シング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978178827U JPS585858Y2 (ja) 1978-12-25 1978-12-25 空気調和機のケ−シング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5594618U JPS5594618U (ja) 1980-07-01
JPS585858Y2 true JPS585858Y2 (ja) 1983-02-01

Family

ID=29189673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978178827U Expired JPS585858Y2 (ja) 1978-12-25 1978-12-25 空気調和機のケ−シング

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6866683B2 (ja) * 2017-02-24 2021-04-28 株式会社デンソーエアクール 冷房送風装置

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JPS5594618U (ja) 1980-07-01

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