JPH0550960B2 - - Google Patents
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- JPH0550960B2 JPH0550960B2 JP63196917A JP19691788A JPH0550960B2 JP H0550960 B2 JPH0550960 B2 JP H0550960B2 JP 63196917 A JP63196917 A JP 63196917A JP 19691788 A JP19691788 A JP 19691788A JP H0550960 B2 JPH0550960 B2 JP H0550960B2
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Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、衣類出入口を扉によつて開閉する回
転ドラムを用いた衣類乾燥機に関する。
転ドラムを用いた衣類乾燥機に関する。
(ロ) 従来の技術
この種の衣類乾燥機は、扉の閉を検知する手段
として扉スイツチを設け、扉を閉成してスタート
キーを操作すると、乾燥行程が進行する。この行
程では回転ドラムを回転し、或いは反転し、
PTCヒータ等によつて加熱された乾燥風を供給
する。除湿型にあつては、乾燥風を循環させ、途
中で熱交換型の両面フアン等によつて水分を凝縮
回収し、上記ヒータによつて再加熱して供給す
る。
として扉スイツチを設け、扉を閉成してスタート
キーを操作すると、乾燥行程が進行する。この行
程では回転ドラムを回転し、或いは反転し、
PTCヒータ等によつて加熱された乾燥風を供給
する。除湿型にあつては、乾燥風を循環させ、途
中で熱交換型の両面フアン等によつて水分を凝縮
回収し、上記ヒータによつて再加熱して供給す
る。
この間、扉を開放して扉スイツチが非作動とな
ると、回転ドラムやヒータを直ちに非作動とし、
安全性を確保する。そして、行程の終了は、時間
や、乾燥風の温度差等に基づいて決められる。
ると、回転ドラムやヒータを直ちに非作動とし、
安全性を確保する。そして、行程の終了は、時間
や、乾燥風の温度差等に基づいて決められる。
ここで、従来の衣類乾燥機は、行程進行中に乾
燥状態を見るためや、一部の衣類を追加するため
に、扉を開放すると、一つの型式のものは次に閉
成した後にスタートキーを操作しなければ行程が
再開せず、他の型式のものは閉成したのと略同時
に行程が自動的に再開する(特公昭62−6839号公
報参照)。
燥状態を見るためや、一部の衣類を追加するため
に、扉を開放すると、一つの型式のものは次に閉
成した後にスタートキーを操作しなければ行程が
再開せず、他の型式のものは閉成したのと略同時
に行程が自動的に再開する(特公昭62−6839号公
報参照)。
(ハ) 発明が解決しようとする課題
前者の型式のものは、衣類が多い場合にある程
度乾燥が進み、衣類が膨れてくると、これが扉に
強く当つたときに扉開放を検知することがあり、
このときには行程が中断したまま進行しないこと
になる。
度乾燥が進み、衣類が膨れてくると、これが扉に
強く当つたときに扉開放を検知することがあり、
このときには行程が中断したまま進行しないこと
になる。
また、後者の型式のものは、一時的に扉開放を
検知しても、直ぐに復帰すれば、行程は自動的に
再開できるが、行程途中に扉を開放し、乾燥状態
が良いので衣類を取出し、扉を閉成してしまう
と、行程終了まで無負荷状態で乾燥作業を実行す
るのである。
検知しても、直ぐに復帰すれば、行程は自動的に
再開できるが、行程途中に扉を開放し、乾燥状態
が良いので衣類を取出し、扉を閉成してしまう
と、行程終了まで無負荷状態で乾燥作業を実行す
るのである。
そこで、本発明は、瞬間的な扉の開放検知によ
る行程中断、衣類取出し後の無負荷運転の自動継
続と云つた欠点を、扉の開放状態を検知し且つ判
断することにより、解消せんとするものである。
る行程中断、衣類取出し後の無負荷運転の自動継
続と云つた欠点を、扉の開放状態を検知し且つ判
断することにより、解消せんとするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段
本発明による解決手段は、衣類出入口を扉によ
つて開閉する回転ドラムと、この回転ドラムの駆
動手段と、スタート信号を出力させるスタートキ
ーと、上記扉の開放及び閉成を検知して開扉信号
及び閉扉信号を出力させる扉開閉検知手段と、上
記開・閉扉信号に基づいて上記駆動手段を制御す
る駆動制御部と、運転途中の開扉時における上記
開扉信号出力からの時間を測定する計時部と、こ
の測定時間が予め定められた所定時間以上に到達
するのを判別する所定時間判別部と、この判別部
が上記所定時間の到達を判別した場合、上記スタ
ート信号と閉扉信号とが到来するまで上記駆動制
御部により上記駆動手段を停止させておく停止保
持部と、上記判別部が上記所定時間の到達を判別
する前に閉扉信号が到来した場合、上記駆動制御
部により上記駆動手段を駆動する状態に置く駆動
保持部とを備えた構成である。
つて開閉する回転ドラムと、この回転ドラムの駆
動手段と、スタート信号を出力させるスタートキ
ーと、上記扉の開放及び閉成を検知して開扉信号
及び閉扉信号を出力させる扉開閉検知手段と、上
記開・閉扉信号に基づいて上記駆動手段を制御す
る駆動制御部と、運転途中の開扉時における上記
開扉信号出力からの時間を測定する計時部と、こ
の測定時間が予め定められた所定時間以上に到達
するのを判別する所定時間判別部と、この判別部
が上記所定時間の到達を判別した場合、上記スタ
ート信号と閉扉信号とが到来するまで上記駆動制
御部により上記駆動手段を停止させておく停止保
持部と、上記判別部が上記所定時間の到達を判別
する前に閉扉信号が到来した場合、上記駆動制御
部により上記駆動手段を駆動する状態に置く駆動
保持部とを備えた構成である。
(ホ) 作 用
工程進行中に扉が開放されると、計時部が計時
を開始する。そして、この扉開放の信号が出て次
に扉閉成の信号が出るまでの時間が1秒程度の所
定時間よりも短い時間であれば、これは衣類の扉
への衝突によるる瞬間的なものと判断し、扉閉成
信号に呼応して自動的に行程を進める。しかし、
扉を開放している時間が所定時間以上であれば、
これは人為的に開放したものと判断して、行程の
再開にはスタートキーの操作を条件とする。
を開始する。そして、この扉開放の信号が出て次
に扉閉成の信号が出るまでの時間が1秒程度の所
定時間よりも短い時間であれば、これは衣類の扉
への衝突によるる瞬間的なものと判断し、扉閉成
信号に呼応して自動的に行程を進める。しかし、
扉を開放している時間が所定時間以上であれば、
これは人為的に開放したものと判断して、行程の
再開にはスタートキーの操作を条件とする。
一方、所定時間を5秒程度とすると、行程進行
中に扉を開放し、乾燥状態を確認する程度の開放
時間であれば、扉を閉成すると、スタートキーの
操作無しで自動的に行程は再開できることにな
る。
中に扉を開放し、乾燥状態を確認する程度の開放
時間であれば、扉を閉成すると、スタートキーの
操作無しで自動的に行程は再開できることにな
る。
所定時間は、扉の再閉成時に自動的に行程を再
開する型式のもの、行程の再開のために扉の再閉
成後にスタートキーを操作する型式のものに応じ
て決定することになる。
開する型式のもの、行程の再開のために扉の再閉
成後にスタートキーを操作する型式のものに応じ
て決定することになる。
(ヘ) 実施例
第3図に基づいて説明すると、1は衣類乾燥機
の金属製の機枠で、前後部の開口縁に前面板2及
び金属製の後面板3を止着し、前面板2に形成し
た衣類出入口4には、扉5を設けている。6は機
枠1内の前部に位置し、機枠1及び前面板2に止
着された金属製の環状のドラム支持盤、7は機枠
1内の後部に配置された金属製の仕切板である。
ここで、仕切板7は機枠1の両側部に架設され且
つ固着され、中心部から放射状に複数個の通気口
8…を穿設している。
の金属製の機枠で、前後部の開口縁に前面板2及
び金属製の後面板3を止着し、前面板2に形成し
た衣類出入口4には、扉5を設けている。6は機
枠1内の前部に位置し、機枠1及び前面板2に止
着された金属製の環状のドラム支持盤、7は機枠
1内の後部に配置された金属製の仕切板である。
ここで、仕切板7は機枠1の両側部に架設され且
つ固着され、中心部から放射状に複数個の通気口
8…を穿設している。
9は仕切板7の中心部を前後方向から挿通し且
つ固定された長い支軸で、その後端を上記後面板
3の後方に膨出した中央部のボスにボルト及びワ
ツシヤによつて固着している。
つ固定された長い支軸で、その後端を上記後面板
3の後方に膨出した中央部のボスにボルト及びワ
ツシヤによつて固着している。
10は樹脂成型された乾燥室と成るドラムで、
前面開口縁をドラム支持盤6の外周縁にフエルト
11を介して回転自在に嵌合している。また、こ
のドラム10は後面の中心部に軸受を固着し、こ
こを支軸9の前端に回転自在に挿着し、ボルト及
びワツシヤにより抜け止めしている。更に、この
ドラム10は後面に多数の透孔或いは放射状のス
リツトから成る熱気口12を形成している。
前面開口縁をドラム支持盤6の外周縁にフエルト
11を介して回転自在に嵌合している。また、こ
のドラム10は後面の中心部に軸受を固着し、こ
こを支軸9の前端に回転自在に挿着し、ボルト及
びワツシヤにより抜け止めしている。更に、この
ドラム10は後面に多数の透孔或いは放射状のス
リツトから成る熱気口12を形成している。
13はドラム支持盤6の下部左側に形成された
熱気入口14を、仕切板7の通気口8に板の後側
から連通させる循環路で、ドラム支持盤6に固着
されたL字型のダクト15と、仕切板7の後面に
気密に覆着され且つ止着された円筒状の循環ケー
シング16とから成る。ダクト15は、正抵抗温
度特性を有するハニカム状のヒータ17を設けて
おり、底部には機外に突出するドレン孔18を垂
設している。循環ケーシング16は下向きの循環
管19を一体形成し、これを上記ダクト15に機
枠1の内底部で連結、連通している。20は、扉
5の開閉を検知する扉開閉検知手段としての扉ス
イツチである。
熱気入口14を、仕切板7の通気口8に板の後側
から連通させる循環路で、ドラム支持盤6に固着
されたL字型のダクト15と、仕切板7の後面に
気密に覆着され且つ止着された円筒状の循環ケー
シング16とから成る。ダクト15は、正抵抗温
度特性を有するハニカム状のヒータ17を設けて
おり、底部には機外に突出するドレン孔18を垂
設している。循環ケーシング16は下向きの循環
管19を一体形成し、これを上記ダクト15に機
枠1の内底部で連結、連通している。20は、扉
5の開閉を検知する扉開閉検知手段としての扉ス
イツチである。
21は循環ケーシング16の後面側に連続する
ように止着されたほぼ同形の冷却ケーシングで、
循環管19と区画された下向きの冷却路22を一
体形成し、これを機枠1の底面の冷気出口23に
連通している。そして、この冷却ケーシング21
及び冷却路22の後部を上記後面板3が覆蓋して
いる。
ように止着されたほぼ同形の冷却ケーシングで、
循環管19と区画された下向きの冷却路22を一
体形成し、これを機枠1の底面の冷気出口23に
連通している。そして、この冷却ケーシング21
及び冷却路22の後部を上記後面板3が覆蓋して
いる。
24は循環ケーシング16及び冷却ケーシング
21内に跨つて配設された熱交換型の両面フアン
で、支軸9の後部にメタルを介して回転自在に軸
支されている。25,25はこのフアン24に連
設された回転伝達用プーリである。
21内に跨つて配設された熱交換型の両面フアン
で、支軸9の後部にメタルを介して回転自在に軸
支されている。25,25はこのフアン24に連
設された回転伝達用プーリである。
26は機体1の内底部に配設された駆動手段と
してのモータで、アイドラプーリを含むプーリ2
7及びベルト28により上記ドラム10を低速回
転すると共に、上記フアン24をプーリ25,2
5及びベルト28を介して高速回転する。
してのモータで、アイドラプーリを含むプーリ2
7及びベルト28により上記ドラム10を低速回
転すると共に、上記フアン24をプーリ25,2
5及びベルト28を介して高速回転する。
29は熱気出口12…と通気口8間をシールす
るシール材、30…は上記後面板3の中央膨出部
に放射状に穿設された冷気入口である。
るシール材、30…は上記後面板3の中央膨出部
に放射状に穿設された冷気入口である。
31はドラム11の後面の熱気出口12を覆う
ように内方から着脱自在に取付けられたフイルタ
ー装置である。
ように内方から着脱自在に取付けられたフイルタ
ー装置である。
そして、32,33,34は第1、第2、第3
感熱手段としての第1、第2、第3サーミスタで
あり、第1サーミスタ32は仕切板7の裏面に位
置してドラム出口12での排気温度を測定し、第
2サーミスタ33はダクト15内に位置して熱交
換、除湿後で且つ再加熱前の排気温度を測定し、
第3サーミスタ34はダクト15内の熱気入口1
4…の近傍に位置して再加熱後の排気温度を測定
し、この測定データをヒータ17やフイルター3
1の目づまり検知に利用する。尚、この第2サー
ミスタ33は両面フアン24で熱交換後の外気温
度を検出しても良く、また除湿機を別途設けたも
のであれば除湿機通過後の冷却用外気の温度を検
出しても良い。
感熱手段としての第1、第2、第3サーミスタで
あり、第1サーミスタ32は仕切板7の裏面に位
置してドラム出口12での排気温度を測定し、第
2サーミスタ33はダクト15内に位置して熱交
換、除湿後で且つ再加熱前の排気温度を測定し、
第3サーミスタ34はダクト15内の熱気入口1
4…の近傍に位置して再加熱後の排気温度を測定
し、この測定データをヒータ17やフイルター3
1の目づまり検知に利用する。尚、この第2サー
ミスタ33は両面フアン24で熱交換後の外気温
度を検出しても良く、また除湿機を別途設けたも
のであれば除湿機通過後の冷却用外気の温度を検
出しても良い。
次に、衣類乾燥機の運転全体を制御する制御ブ
ロツク図を第1図に基づいて説明する。CPU、
ROM、RAM、I/Oから成るマイクロコンピ
ユータ(以下マイコン)35は、各サーミスタ3
2,33,34、扉スイツチ20、一時停止キー
を兼ねるスタートキー36、種々のコースの切換
キー37、ヒータ17による加熱力を連続的に或
いは段階的に強、弱を切換るキー38から種々の
信号を入力し、ヒータ17、モータ26、ブザー
39、LED40…から成る表示装置に出力する。
各サーミスタ32,33,34のアナログ信号
は、A/D変換してマイコン35で処理される。
また、後述する所定時間を製造段階で選定するた
めにデイツプスイツチ等を設けても良い。
ロツク図を第1図に基づいて説明する。CPU、
ROM、RAM、I/Oから成るマイクロコンピ
ユータ(以下マイコン)35は、各サーミスタ3
2,33,34、扉スイツチ20、一時停止キー
を兼ねるスタートキー36、種々のコースの切換
キー37、ヒータ17による加熱力を連続的に或
いは段階的に強、弱を切換るキー38から種々の
信号を入力し、ヒータ17、モータ26、ブザー
39、LED40…から成る表示装置に出力する。
各サーミスタ32,33,34のアナログ信号
は、A/D変換してマイコン35で処理される。
また、後述する所定時間を製造段階で選定するた
めにデイツプスイツチ等を設けても良い。
第4図のパネル正面図で示すように、パネルに
は、電源スイツチの操作キー41や上記各キー3
6,37,38が設けてあり、表示装置として目
づまり表示、進行表示ヒータ強弱、6個のコース
に対応するLED40…が各々設けてある。
は、電源スイツチの操作キー41や上記各キー3
6,37,38が設けてあり、表示装置として目
づまり表示、進行表示ヒータ強弱、6個のコース
に対応するLED40…が各々設けてある。
マイコン35は、殺菌コースを選択した場合、
スタートキー36の操作によつて乾燥行程−殺菌
行程−クールダウン行程−ソフトリンクル行程の
順に運転ブログラムを実行させる。ソフトリンク
ル行程とは、クールダウン後にしわが付かないよ
うに長い時間間隔で時々ドラム10を数秒間回転
させる高程である。このために、マイコン35
は、行程制御部42、駆動制御部43、ヒータ制
御部44、行程時間カウンタ45、表示制御部4
6、演算部47、終了判別部48、目づまり判別
部49、計時部50、所定時間判別部51、停止
保持部52を構成することになる。
スタートキー36の操作によつて乾燥行程−殺菌
行程−クールダウン行程−ソフトリンクル行程の
順に運転ブログラムを実行させる。ソフトリンク
ル行程とは、クールダウン後にしわが付かないよ
うに長い時間間隔で時々ドラム10を数秒間回転
させる高程である。このために、マイコン35
は、行程制御部42、駆動制御部43、ヒータ制
御部44、行程時間カウンタ45、表示制御部4
6、演算部47、終了判別部48、目づまり判別
部49、計時部50、所定時間判別部51、停止
保持部52を構成することになる。
そして、運転時に於けるマイコン35による制
御動作を第2図に基づいて説明する。まず、電源
スイツチ41をONすると、マイコン35はリセ
ツトされ、コース切換キー37、ヒータ切換キー
38等のキー入力処理をした後にスタートキー3
6からのスタート信号を持つ。スタート信号が入
力されると、スタートフラグを立て、扉スイツチ
20の作動を調べつつ行程制御部42により乾燥
行程を開始させる。即ち、駆動制御部43及びヒ
ータ制御部44が駆動信号を出力してドラム(モ
ータ26)を回転させると共に、ヒータ17を作
動させ、行程時間カウンタ45により行程時間を
計測し、第1、第2、第3サーミスタ32,3
3,34による温度測定を開始する。マイコン3
5の表示制御部46は、各キーの入力及び行程進
行に応じてLED40…を点、消灯或いは点滅さ
せる。また、所定時間T、乾燥仕上りや目づまり
等の標準データとしてB等が設定される。
御動作を第2図に基づいて説明する。まず、電源
スイツチ41をONすると、マイコン35はリセ
ツトされ、コース切換キー37、ヒータ切換キー
38等のキー入力処理をした後にスタートキー3
6からのスタート信号を持つ。スタート信号が入
力されると、スタートフラグを立て、扉スイツチ
20の作動を調べつつ行程制御部42により乾燥
行程を開始させる。即ち、駆動制御部43及びヒ
ータ制御部44が駆動信号を出力してドラム(モ
ータ26)を回転させると共に、ヒータ17を作
動させ、行程時間カウンタ45により行程時間を
計測し、第1、第2、第3サーミスタ32,3
3,34による温度測定を開始する。マイコン3
5の表示制御部46は、各キーの入力及び行程進
行に応じてLED40…を点、消灯或いは点滅さ
せる。また、所定時間T、乾燥仕上りや目づまり
等の標準データとしてB等が設定される。
マイコン35は、行程時間カウンタ45が15分
をカウントすると、15分フラグを立て、演算部4
7で第1、第2サーミスタ32,33が測定した
温度の差Aを演算し、この値をAoとする。そし
て、マイコン35は、以後測定され且つ演算した
温度差AがAo+Bを越えるのを終了判別部48
によつて見ており、この判別部出力があると、ブ
ザー39を作動させた後に行程制御部42により
次行程に移行させるのである。次行程が殺菌行程
であれば、ヒータ17、モータ26をそのまま作
動させているが、次行程がクールダウン行程であ
れば、ヒータ17だけを非作動とする。
をカウントすると、15分フラグを立て、演算部4
7で第1、第2サーミスタ32,33が測定した
温度の差Aを演算し、この値をAoとする。そし
て、マイコン35は、以後測定され且つ演算した
温度差AがAo+Bを越えるのを終了判別部48
によつて見ており、この判別部出力があると、ブ
ザー39を作動させた後に行程制御部42により
次行程に移行させるのである。次行程が殺菌行程
であれば、ヒータ17、モータ26をそのまま作
動させているが、次行程がクールダウン行程であ
れば、ヒータ17だけを非作動とする。
マイコン35の目づまり判別部49は、その日
の第2サーミスタ33の測定温度を基にした基準
値に対する第3サーミスタ34の測定温度によつ
て風量の増減を判別し、目づまりによる風量の減
少を判別すると、表示制御部46により目づまり
のLED40を点滅させる。
の第2サーミスタ33の測定温度を基にした基準
値に対する第3サーミスタ34の測定温度によつ
て風量の増減を判別し、目づまりによる風量の減
少を判別すると、表示制御部46により目づまり
のLED40を点滅させる。
ここで、乾燥行程等でドラム10の回転中、衣
類の衝撃や衣類追加、乾燥確認、衣類取出しのた
めに、扉5を開放した信号、開扉信号を扉スイツ
チ20がマイコン35に出力すると、マイコン3
5は各制御部43,44から停止信号を出してま
ずヒータ17及びモータ26を非作動とし、計時
部50により時間を測定する。これは閉扉信号が
出力されるまで続く。そして、扉開放から扉再閉
成までの時間が所定時間Tより短かければ、スタ
ートフラグを残し、モータ26及びヒータ17を
再作動して通常の運転制御状態とする。しかし、
測定時間が所定時間Tを越えるのをマイコン35
の所定時間判別部51が判別すると、その判別部
出力に基づいてマイコン35の停止保持部52が
スタートフラグを消す。また、計時部50の計時
内容をクリアする。
類の衝撃や衣類追加、乾燥確認、衣類取出しのた
めに、扉5を開放した信号、開扉信号を扉スイツ
チ20がマイコン35に出力すると、マイコン3
5は各制御部43,44から停止信号を出してま
ずヒータ17及びモータ26を非作動とし、計時
部50により時間を測定する。これは閉扉信号が
出力されるまで続く。そして、扉開放から扉再閉
成までの時間が所定時間Tより短かければ、スタ
ートフラグを残し、モータ26及びヒータ17を
再作動して通常の運転制御状態とする。しかし、
測定時間が所定時間Tを越えるのをマイコン35
の所定時間判別部51が判別すると、その判別部
出力に基づいてマイコン35の停止保持部52が
スタートフラグを消す。また、計時部50の計時
内容をクリアする。
従つて、所定時間Tを1秒程度とすると、衣類
衝撃によつて瞬間的に開扉信号が出ても自動復帰
でき、所定時間Tを5秒程度とすると、衣類の追
加、確認程度で開扉信号が出ても自動復帰でき
る。ただし、衣類の取出しのように長時間を要す
る場合は、停止保持部52によつてスタートフラ
グが消され、次に単に扉5を閉成して閉扉信号を
出力させても、スタートキー36によつてスター
ト信号を出力させない以上、運転状態には戻らな
い。
衝撃によつて瞬間的に開扉信号が出ても自動復帰
でき、所定時間Tを5秒程度とすると、衣類の追
加、確認程度で開扉信号が出ても自動復帰でき
る。ただし、衣類の取出しのように長時間を要す
る場合は、停止保持部52によつてスタートフラ
グが消され、次に単に扉5を閉成して閉扉信号を
出力させても、スタートキー36によつてスター
ト信号を出力させない以上、運転状態には戻らな
い。
(ト) 発明の効果
本発明に依れば、扉が開放したことを検知する
手段が開扉信号を出している時間に基づいて、そ
の扉開放の原因を判断でき、且つその判断に基づ
いてドラムの駆動を制御しているので、行程中の
不測の中断、衣類取出し後の駆動継続或いは無負
荷運転を防止することができ、安定した、安全な
衣類乾燥機を提供できるものである。
手段が開扉信号を出している時間に基づいて、そ
の扉開放の原因を判断でき、且つその判断に基づ
いてドラムの駆動を制御しているので、行程中の
不測の中断、衣類取出し後の駆動継続或いは無負
荷運転を防止することができ、安定した、安全な
衣類乾燥機を提供できるものである。
第1図は本発明による衣類乾燥機の制御ブロツ
ク図、第2図は動作説明のためにフローチヤー
ト、第3図は側断面図、第4図はパネルの正面図
である。 10……ドラム、17……ヒータ、26……モ
ータ(駆動手段)、20……扉スイツチ(扉開閉
検知手段)、35……マイコン、36……スター
トキー、43……駆動制御部、50……計時部、
51……所定時間判別部、52……停止保持部。
ク図、第2図は動作説明のためにフローチヤー
ト、第3図は側断面図、第4図はパネルの正面図
である。 10……ドラム、17……ヒータ、26……モ
ータ(駆動手段)、20……扉スイツチ(扉開閉
検知手段)、35……マイコン、36……スター
トキー、43……駆動制御部、50……計時部、
51……所定時間判別部、52……停止保持部。
Claims (1)
- 1 衣類出入口を扉によつて開閉する回転ドラム
と、この回転ドラムの駆動手段と、スタート信号
を出力させるスタートキーと、上記扉の開放及び
閉成を検知して開扉信号及び閉扉信号を出力させ
る扉開閉検知手段と、上記開・閉扉信号に基づい
て上記駆動手段を制御する駆動制御御部と、運転
途中の開扉時における上記開扉信号出力からの時
間を測定する計時部と、この測定時間が予め定め
られた所定時間以上に到達するのを判別する所定
時間判別部と、この判別部が上記所定時間の到達
を判別した場合、上記スタート信号と閉扉信号と
が到来するまで上記駆動制御部により上記駆動手
段を停止させておく停止保持部と、上記判別部が
上記所定時間の到達を判別する前に閉扉信号が到
来した場合、上記駆動制御部により上記駆動手段
を駆動する状態に置く駆動保持部とを備えた衣類
乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63196917A JPH0245099A (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63196917A JPH0245099A (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | 衣類乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0245099A JPH0245099A (ja) | 1990-02-15 |
JPH0550960B2 true JPH0550960B2 (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=16365813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63196917A Granted JPH0245099A (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-05 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0245099A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016095511A1 (zh) * | 2014-12-19 | 2016-06-23 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种干燥过程控制方法及洗干一体机、干衣机 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100352070B1 (ko) * | 2000-07-15 | 2002-09-12 | 삼성전자 주식회사 | 의류건조기의 도어안전장치 |
JP4912073B2 (ja) * | 2006-08-10 | 2012-04-04 | 三洋電機株式会社 | 衣類乾燥機 |
JP4873421B2 (ja) * | 2007-10-29 | 2012-02-08 | リンナイ株式会社 | 衣類乾燥機 |
-
1988
- 1988-08-05 JP JP63196917A patent/JPH0245099A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016095511A1 (zh) * | 2014-12-19 | 2016-06-23 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 一种干燥过程控制方法及洗干一体机、干衣机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0245099A (ja) | 1990-02-15 |
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Legal Events
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