JPH036313Y2 - - Google Patents

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JPH036313Y2
JPH036313Y2 JP1986070941U JP7094186U JPH036313Y2 JP H036313 Y2 JPH036313 Y2 JP H036313Y2 JP 1986070941 U JP1986070941 U JP 1986070941U JP 7094186 U JP7094186 U JP 7094186U JP H036313 Y2 JPH036313 Y2 JP H036313Y2
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hot air
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、回転ドラムの前端を回転自在に支持
するドラム支持盤に熱気入口を設け、上記回転ド
ラムの後端面に熱気出口を設けると共に、この熱
気出口にはリントフイルターを設け、上記熱気入
口に近接対向して正特性サーミスタから成るヒー
タを配設し、熱気出口から出た乾燥風をフアンに
よつて除湿器、ヒータ、熱気入口、ドラムの順に
循環させる衣類乾燥機に関する。
(ロ) 従来の技術 この種の衣類乾燥機は例えば特開昭60−222096
号公報に示されているが、ドラム内に着脱自在に
取付けられたフイルターが目づまりした時にそれ
を検出することができず、フイルターの掃除は気
付いた時に行なう程度である。しかし、この例で
はフイルターが目づまりを生じると、乾燥風の温
度変化が減るので、この温度変化の増加により運
転終了を検知しようとした時にそれができず、ヒ
ータ周辺が異常に温度上昇して樹脂製部材を変形
させることがある。
そこで、フイルターの目づまりを自動的に検知
せんとして特公昭57−42360号公報で示すものが
提案されている。このものは、正特性サーミスタ
から成るヒータに流れる電流の変化によつてフイ
ルターの目づまりを検知せんとするものである。
しかし、このものも、ヒータ電流が室温により大
きく変動すること、斯るヒータの特性上のバラツ
キが大きいこと等の欠点により、フイルターの目
づまりを実状に適応して表示することができなか
つた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、フイルターの目づまりを的確に表示
せんとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案による解決手段は、ドラム支持盤の熱気
入口及びヒータの近傍に設けられた温度センサー
と、この温度センサーが検出したドラム支持盤の
温度を所定値と比較判別する判別部と、判別結果
によつて使用者に対するフイルターの目づまり表
示灯を作動させる表示制御部とを備えた構成であ
る。
(ホ) 作 用 フイルターの目づまりが進行すると、フアンに
よる乾燥風の循環量が減少し、ヒータ自体の発熱
量は減るが、その熱はドラム内での蓄熱と相まつ
てドラム支持盤の温度を急激に上昇させる。温度
センサーはこのドラム支持盤の温度上昇を検出
し、判別部は検出温度を所定値と比較して目づま
りを判別する。所定値は実験により予め定めてあ
る。目づまりの判別結果に基づいて表示制御部は
例えば機体前面に配置された目づまり表示用の
LED(発光ダイオード)を点灯、或いは点滅させ
て使用者に対して表示せしめる。
(ヘ) 実施例 第2図に基づいて構造から説明すると、1は衣
類乾燥機の金属製の機枠で、前後部の開口縁に樹
脂製の前面板2及び金属製の後面板3を止着して
いる。4は前面板2に形成した衣類出入口、5は
この出入口を開閉する扉、6は機枠1内の前部に
位置し、機枠1及び前面板2に止着された金属製
の環状のドラム支持盤、7は機枠1内の後部に配
置された金属製の仕切板である。ここで、ドラム
支持盤6及び仕切板7は材厚が厚い板金であり、
仕切板7は機枠1の両側部に架設され且つ固着さ
れ、中心部から放射状に複数個の通気口8…を穿
設している。
9は仕切板7の中心部を前後方向から挿通し且
つ固定された長い支軸で、その後端を上記後面板
3の後方に膨出した中央部のボス10にボルト及
びワツシヤによつて固着している。
11は樹脂成型された乾燥室と成るドラムで、
前面開口縁をドラム支持盤6の外周縁にフエルト
12を介して回転自在に嵌合している。また、こ
のドラム11は後面の中心部に軸受13を固着
し、ここを支軸9の前端に回転自在に挿着し、ボ
ルト及びワツシヤにより抜け止めしている。更
に、このドラム11は後面に多数の透孔或いは放
射状のスリツトから成る熱気出口14を形成して
いる。
15はドラム後面に接着剤等により固着された
フエルト等から成るシール部材で、仕切板7の前
面に摺接する。
16はドラム支持盤6の下部左側に形成された
熱気入口17を、仕切板7の通気口8に板の後側
から連通させる循環路で、熱気入口17に近接対
向して正特性サーミスタから成るハニカム状のヒ
ータ18を設け、ドラム支持盤6に固着されたL
字型のダクト19と、仕切板7の後面に気密に覆
着され且つ止着された円筒状の循環ケーシング2
0とから成る。循環ケーシング20は樹脂成型品
であり、下向きの循環管21を一体形成し、これ
を上記ダクト19に機枠1の内底部で連結、連通
し、ダクト19は底部に機外に突出するドレン孔
22を垂設している。
23は循環ケーシング20の後面側に連続する
ように止着されたほぼ同形の樹脂製の冷却ケーシ
ングで、循環管21と区画された下向きの排気管
24を一体形成し、これを機枠1の底面の排気口
25に連通している。そして、この冷却ケーシン
グ23及び排気管24の後部は上記後面板3によ
つて覆蓋されている。
26は循環ケーシング20及び冷却ケーシング
23内に跨つて配設された熱交換型の両面フアン
で、支軸9の後部にメタルを介して回転自在に軸
支されている。27はこのフアン26に連設され
た回転伝達用プーリである。
28は機枠1の内底部に配設されたモータで、
アイドラプーリを含むプーリ及びベルトにより上
記ドラム11を回転すると共に、上記プーリ及び
フアン26をベルトを介して回転する。
29…は上記後面板3の中央膨出部に放射状に
穿設された吸気口、30はベルトが張つてある部
分を覆うために後面板3に膨出形成したカバーで
ある。
31はドラム11の後面の熱気出口14を覆う
ように内方から着脱自在に取付けられたフイルタ
ー装置である。
そして、32は仕切板7の裏面に位置してドラ
ム出口14での乾燥風の乾燥後の温度を検出する
サーミスタから成る第1温度センサー、33はダ
クト19内に位置して熱交換、除湿後の乾燥風の
温度を検出するサーミスタから成る第2温度セン
サーである。更に、34はドラム支持盤6に於け
る熱気入口17及びヒータ18の近傍位置に配置
されたサーミスタから成る第3温度センサーであ
り、ヒータ近傍のドラム支持盤6の温度を検出す
る。
次に、第1図に基づいて回路構成を説明する。
35は制御の中心と成るマイクロコンピユータ
(以下マイコンと云う)、36は電源スイツチ、3
7は直流化回路、38はマイコン35に時間カウ
ントのためのパルスを印加する波形整形回路、3
9はマイコン35内のプログラムを進行させるた
めのクロツク、40は電源投入時にマイコン35
をリセツトするリセツト回路、41はスタートキ
ー、ストツプキー、扉スイツチ、乾燥率調整キ
ー、電源周波数切換キー等を含む入力部、42は
運転の終了を報知するブザーである。そして、4
3は高温で衣類を殺菌するコースを指定する殺菌
運転指定キーである。
そして、ヒータ18及びモータ28はトライア
ツク44,45を介して電源に接続されており、
トライアツク44,45がマイコン35からのゲ
ート信号によつてON−OFF制御されるものであ
る。
また、第1〜第3温度センサー32,33,3
4の温度に基づく出力電圧は、ラダー回路46の
ラダー出力と比較器47,48,49によつて比
較されており、マイコン35によつてその時の各
部の温度を出力電圧として検知している。マイコ
ン35は各温度出力を演算部で演算したり、演算
結果や上記温度出力を予め記憶部で記憶されてい
る所定値や基準値と比較し、判別部によつて各種
の状態を判別する。また、マイコン35はキー4
3の指定操作や判別された状態に基づいて表示制
御部によつて乾燥運転中をLED50で、殺菌運
転の運転中をLED51で、終了前の冷風運転中
をLED52で、フイルター装置31の目づまり
状態をLED53で夫々点滅表示する。各LED5
0〜52は該当の運転までは点灯し、運転中に点
滅し、該当運転の終了で消灯する。またLED5
3は常時消灯しており、該当状態で点滅する。
かくして、乾燥作業の際にはモータ28及びヒ
ータ18に給電し、フアン26及びドラム11を
回転させる。ヒータ18で加熱された乾燥風は、
熱気入口17−ドラム11−フイルター装置31
−熱気出口14−通気口8−フアン26−循環ケ
ーシング20−循環管21−ダクト19−ヒータ
18の順に循環し、ドラム11内の衣類を乾燥す
る。一方、外気は吸気口29−冷却ケーシング2
3−フアン26−冷却管24−排気口25の順に
流れる。
そして、フアン26の前後面で熱交換が行なわ
れ、乾燥風は衣類から出た湿気をダクト19内で
吐出し、ドレンとしてドレン孔22から排出し、
自身は湿度を下げられて循環していく。
斯る運転の際にマイコン35は、第3図イ,
ロ,ハのフローチヤートで示すように電源スイツ
チ36、スタートキー及び扉スイツチの作動を調
べる。そして、殺菌運転指定キー43の作動を調
べ、表示制御部によりONであればLED50を点
滅すると共にLED51,52を点灯し、OFFで
あればLED50を点滅すると共にLED52を点
灯する。また、ヒータ18及びモータ28を作動
し、各部の温度を温度センサー32,33,34
によつて測定する。同時に乾燥運転の時間カウン
トを開始し、第3温度センサー34が測定した温
度が記憶された温度A(80℃)を越えるか否かを
判別部によつて比較判別する。フイルター装置3
1に目づまりを生じていない通常の場合はこの測
定温度は温度Aに到達することはなく、このまま
15分経過する。この時に第1、第2温度センサー
32,33の温度差Bを演算、記憶し、また温度
C(5℃)を記憶する。
このまま乾燥運転が進行して15分を越えると、
1分毎に第1、第2温度センサー32,33の温
度差がB+Cと比較され、B+Cに到達してか
ら、3分後に乾燥運転が終了してLED50を消
灯する。斯る乾燥運転中に於ける第1、第2、第
3温度センサー32,33,34の検出温度は第
4図イで示される。
乾燥運転が終了すると、殺菌運転指定キー43
がキヤンセルされているかを調べ、指定が無けれ
ば冷風運転を引続き実行する。この冷風運転はヒ
ータ18をOFFしてLED52を点滅して5分間
実行され、この実行後にモータ28もOFFして
30秒間ブザー42を連続してONし、全運転の終
了を報知せしめるものである。
ここで、フイルター装置31に目づまりが生じ
ていると、送風量が減り、ヒータ18自体の発熱
量も減るが、ドラム11内での吸熱がほとんど無
くなるので、ドラム支持盤6のヒータ18近傍で
は急激に温度が上昇し、第3温度センサー34は
温度Aを検出するようになる。斯る時の温度特性
は第4図ロで示されている。この時にはヒータ1
8がOFFしてLED50,51,52を消灯し、
代つてLED53を点滅して目づまり状態である
ことを表示する。また、ブザー42を所定周期で
断続的にONし、この状態が5分間続くと、LED
53を消灯すると共にブザー42をOFFして全
運転を終了してしまう。
斯る目づまり状態に使用者が気付いた場合は扉
5を開放するか、ストツプキーを操作する。する
と、モータ28がOFFし、引続きLED53の点
滅とブザー42の断続とにより目づまり状態を確
認させる。フイルター装置31が交換され、或い
は掃除されて再度取付けられると、スタートキー
の操作により乾燥運転に戻すことができる。
乾燥運転終了時に殺菌運転が指定されている場
合は、冷風運転に移行する前に、第1温度センサ
ー32が温度D(81℃)とE(79℃)を検出し、こ
の間でヒータ18をON,OFF制御し、結果的に
約80℃での衣類の殺菌運転を15分間実行する。こ
の間LED52が点滅する。斯る時の温度特性は
第4図ハで示される。尚、第5図に示すように一
般の細菌類は80℃で15分熱処理を行なえば死滅す
る。この殺菌運転が終了すると、引続き冷風運転
が実行される。
以上の実施態様に加え、最大温度85℃を第1温
度センサー32が検出した時には直ちに冷風運転
に移行することができる。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、フイルター装置の目づまり状
態を的確に検知でき、機体内の過熱による損傷事
故を防止し、極めて安全且つ使い勝手の良い衣類
乾燥機を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による衣類乾燥機の制御回路
図、第2図は側断面図、第3図イ,ロ,ハは動作
説明のためのフローチヤート、第4図イ,ロ,ハ
は各種の状態に於ける時間−温度特性図、第5図
は細菌類の熱処理に関する表である。 6……ドラム支持盤、11……回転ドラム、1
4……熱気出口、17……熱気入口、18……ヒ
ータ、26……両面フアン、28……モータ、3
1……フイルター装置、32……第1温度センサ
ー、33……第2温度センサー、34……第3温
度センサー、35……マイコン、50〜53……
LED。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転ドラムの前端を回転自在に支持するドラム
    支持盤に熱気入口を設け、上記回転ドラムの後端
    面に熱気出口を設けると共に、この熱気出口には
    リントフイルターを設け、上記熱気入口に近接対
    向して正特性サーミスタから成るヒータを配設
    し、熱気出口から出た乾燥風をフアンによつて除
    湿器、ヒータ、熱気入口、ドラムの順に循環させ
    る衣類乾燥機に於いて、上記ドラム支持盤の熱気
    入口及びヒータの近傍に設けられた温度センサー
    と、この温度センサーが検出したドラム支持盤の
    温度を所定値と比較判別する判別部と、判別結果
    によつて使用者に対するフイルターの目づまり表
    示灯を作動させる表示制御部とを備えたことを特
    徴とする衣類乾燥機。
JP1986070941U 1986-05-12 1986-05-12 Expired JPH036313Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986070941U JPH036313Y2 (ja) 1986-05-12 1986-05-12

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JP1986070941U JPH036313Y2 (ja) 1986-05-12 1986-05-12

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Publication Number Publication Date
JPS62182197U JPS62182197U (ja) 1987-11-19
JPH036313Y2 true JPH036313Y2 (ja) 1991-02-18

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5789899A (en) * 1980-11-27 1982-06-04 Nippon Kentetsu Co Ltd Clothing drier
JPS5796699A (en) * 1980-12-08 1982-06-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Clothing drier
JPS5751499B2 (ja) * 1978-02-09 1982-11-02

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS62182197U (ja) 1987-11-19

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