JPH05508859A - ペプチド合成方法 - Google Patents

ペプチド合成方法

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JPH05508859A
JPH05508859A JP91512957A JP51295791A JPH05508859A JP H05508859 A JPH05508859 A JP H05508859A JP 91512957 A JP91512957 A JP 91512957A JP 51295791 A JP51295791 A JP 51295791A JP H05508859 A JPH05508859 A JP H05508859A
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ハップス,ジョン クラーク
パーカー,スティーブン ウェイン
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イーストマン コダック カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、生物活性を有するペプチド又は生物活性を有するペプチドを製造する ために使用できるペプチド中間体を製造する溶液相方法に関する。好ましくは、 本発明は、動物に投与したとき成長ホルモン放出活性を有するペプチド又はペプ チド中間体を合成する方法に関する。
蛋白質はペプチド結合により一緒に結合された複数のアミノ酸からなる。アミノ 酸は、生物源の蛋白質中に見出される種類のもの(どのようにして製造したかに 拘らず天然アミノ酸という)であってよく、又はこれは生物学的片割れを有する ことなしに化学的に合成してもよい(合成アミノ酸という)。天然に存在する種 類又は合成的種類から製造されたペプチドは種々の用途を有している。
α−アミノ酸は典型的に1個の不斉炭素原子を有し、偏光面を右手方向(右旋性 )又は左手方向(左旋性)の何れかに回転できる。
それでジペプチドは二つのジアステレオマー形の一方又は他方(又は混合物)の 何れかとして存在し得る。ジアステレオマー形のそれぞれは二つの鏡像異性形の 一方又は他方(又は対)の何れかとして存在し得る。より大きいペプチドについ て、ジアステレオマー形及び鏡像形の可能な数は、アミノ酸残基の数と共に指数 関数的に増加する。種々の応用について、特に生物活性について、唯一のジアス テレオマー形及び鏡像形を有することがしばしば望ましい。例えば、生きている 生物には典型的にL−アミノ酸のみが見出される。
アミノ酸残基でのラセミ化がペプチドの合成の間にしばしば生じる。、−のよう なラセミ化(D形及びL形の画ブ)での1個又(4それ以上のアミノ酸残基の成 長)の結果一般rニ、E終ペプチドの大部分か生物学的不活波形になる。
従って、兇−のジアステレオマー・形及び単一の鏡像形でペプチドを作ることが できる方法が非常に望ましい。
Stewart及びYoung、固相ペプチド合成(Solid Phase  PeptideSynthesisX第2版、Pierce Chea+1ea l Co。、 Rockford ILX1984年)には、固相法を使用する ペプチド製造方法が記載されている。
従来の固相合成によるペプチド製造方法には、ペプチドのC−末端から段階的方 法で進行する合成が含まれている。段階的合成で使用するアミノ酸のためのウレ タン保護基を注意深く選択することによって、ラセミ化を最少にできるか又は除 くことができる。出発物質は、例えば、保護したα−アミノ酸をクロロメチル化 樹脂、ヒドロキシメチル化樹脂、ベンジルヒドリルアミン(BHA)樹脂又はノ くラーメチルベンジルヒドリルアミン(p −Me−BHA)樹脂に結合させる ことによって作ることができる。最初の結合の後で、α−アミノ保護基を有機溶 媒中のトリフルオロ酢酸(TFA)又は塩酸(HCI)溶液を含む酸性試薬によ り室温で除去することができる。α−アミノ保護基を除去した後、残りの保護さ れたアミノ酸を所望の順序で段階的に結合できる。所望のアミノ酸鎖が完結した 後、得られたペプチドを弗化水素(HF)のような試薬で処理することによって 樹脂から切り離すことができる。この方法は、大規模の量のペプチドを製造した いときには効率が悪くコストがかかる。
溶液相法が知られているが、これらの方法は一般に固相法に関して上に記載した のと同じ手順、即ち、合成をペプチドのC末端から開始し、各アミノ酸鎖が残基 毎に追加される段階方法を辿る。このようなCからNへの末端合成は遅く時間が かかる。更に、ラセミ化及び収率の問題を郵、にする必要性がまだある。ラセミ 化を最少にする方法があるが、このような方法は一般的なアブ口・−チの柔軟性 及び得られる収率への不利な影響を有しでいる。
N−末端残基からの段階的合成は経済的で魅力有るアプローチであろう。実際に 、これはリポソーム中での蛋白質の合成のためにインビボ(in vivo)で 使用される作戦である。しかしながらこのような作戦はペプチド鎖の成功した実 際的な合成にはなっていない。それは活性化及びカップリングの間、中間体のC −末端残基で起きるラセミ化に於ける問題のためである。従って、カップリング 工程及び次の各カップリング工程に於いて、光学活性の生成物の代わりに、ジア ステレオ異性体の混合物がしばしば形成される。即ち、このような合成は一般的 に実際的ではない。
生物活性を有するか又は生物活性を有するペプチドへの中間体であるペプチドを 合成する簡単な方法であって、単純で比較的安価であり、標準的方法よりも一層 便利にペプチドの大規模製造で使用できる方法を持つことが有用であろう。若し このようなペプチドを高収率で及び/又は低いレベルのラセミ化で製造できる方 法があれば、また有用であろう。
発明の開示 本発明者らは今や、生物活性を有するペプチド又は生物活性ペプチドのための中 間体であるペプチドを合成する方法を見出した。この方法は、ペプチド断片(f ragment) X−AI −Yをペプチド断片U−V−W(但し、A、以外 の全てのアミノ酸側鎖は中性であるか又は保護されている)と縮合させることか らなる。上記のペプチド断片に於いて、式XはProt又はProt −A +  (Protは窒素保護基である)であり、YはAs −Q、Ala−As − Q、 As −A4−Q。
Ala −A3 −A4−Q、Ax −A4 −AI −Q、Ala−As − Aa−A s Q 、Ala−Q又は−Qであり(但し、YがQであるとき、U はT−As −A4−AI又はT −Ala−A s −A a A sであり 、YがAla−Qであるとき、UはT−At Aa Ahであり、YがAs−Q 又はAla−A、−Qであるとき、UはT −A a −A sであり、YがA  $ −A 4− Q又はAla−At A4 Qであるとき、UはT −A  sであり、モしてYがAt−A4−A1 Q又はAla−As−−A 4 A  $ −−Q テあるとき、UはTである)、vはA、又はZであり(但し、Vが A、であるときWはA、−Z又はZであり、VがZであるときWは存在しない) 、AIは全ての天然に存在するし−アミノ酸、Met(0)、 DOPA、 A bu又はA o −A ’ +であり(但し、A。
はH,DOPA、 Lys、 Phe、 TYr、 Cys、 Tyr −DA la−Phe −Gly、 Tyr −DAla−Gly −Phe、 Tyr −Ala −Gly −Thr 、又はTyr −DAla −Phe−Sar であり、A’lは全ての天然に存在するL−アミノ酸、Met(0)。
DOPA又はAbuである)、AtはHis、 3(NMe)His、 Ala 又はTyrであり、A、はDTrp、 DPhe、D’ Na1. D’ Na l、 N(in)Me(D /L)Trp 。
5− F −(D/LTrp)のようなり芳香族アミノ酸であり、A4はAla 。
Gly又はSetであり、AsはTrpであり、A、はDPhe、 D(NMe )Phe又はD/L ’ (Me)Pheであり、A7はB−G又はGであり( 但し、Bは任意の天然アミノ酸、任意の天然アミノ酸のジペプチド、HtN−( CHt)−−COtH(但し、n = 2〜12)であり、GはArg、1Ly s、 Lys又は叶nである)、Qはペプチド断片のカルボキシ末端であり且つ −OH又は−Mであり(但し、Mは窒素含有求核試薬により置換できる部分であ る)、Tは指示断片(indicated fragment)のアミン末端を 表わし且つH又はカップリング反応を阻止又は実質的に妨害しない保護基であり 、そしてZはポリペプチド又はペプチド断片のC末端を表わす〔但し、Zは一〇 〇NR’R”、−COOR’、−C)!2OR’、 −Gly−Z’、−Met −Z’、−Lys−Z’、−Cys−Z’r −Gly −Tyr−z’又は− Ala −Tyr−Z’であり(但し、R1はH1炭素数1〜約6のアルキル基 、炭素数3〜約8のシクロアルキル基、炭素数2〜約8のアルケニル基又は炭素 数6〜約12のアリール基であり、Z′は−CONR’R”、−COOR’又は −CH,OR’であり、R1はR1と同様に定義され、同一でも異なってもよい )〕。
その後保護基を除く。また、より大きいペプチドを製造するために、その後の縮 合に於いてこのようにして形成された保護されたペプチドを使用することもでき る。
発明の詳細な説明 生物活性を有するペプチド又は生物活性を育するペプチドを形成する際の中間体 であるペプチドを合成する方法を開示する。この方法は、ペプチド断片X AI  −Yをペプチド断片U−V−W (但し、XはProt又はProt AIで あり、YはAs −Q、Ala Ax −Q。
As −A4−Q、Ala−As −A4−Q、 As −A4−As −Q。
Ala−As −A4−AI −Q、Ala−Q又はQである)と縮合させるこ とからなる。YがQであるとき、UはT−As−A、−Al又はT Ala−A  * −A a −A *である。YがAla−Qであるとき、UはT’−Am −A4−AIである。YがA、−Q又はAla As −Qであるとき、UはT  −A 4− A iである。YがAs A4 Q又はAla As Aa−Q であるとき、Uは’r−Asであり、そしてYがAs A4−As−Q又はAl a−A s −A a −A s −Qであるとき、UはTである。VはA、又 はZである。VがA6であるときWはA、−Z又はZである。VがZであるとき Wは存在しない。
本明細書で使用するとき、その前に文字の無いアミノ酸は「LJ形であり、「D 」は「DJ形を表わし、モしてrD/LJは何れかの形が存在することを表わす 。
A、は任意の天然QL−アミノ酸、Net(0)、 DOPA、 Abu又はA o−A′、である。
A、はH,DOPA、 Lys、 Phe、 Tyr、 Cys、Tyr−DA la−Phe −Gly。
Tyr−DAla−Guy −Phe、 Tyr−Ala −Gly−Thr又 はTyr−DAla −Phe−Sarである。A’lは任意の天然L−アミノ 酸、Net(0)、 DOPA又はAbuである。
A、又はA’lは、好ましくは任意の天然L−アミノ酸であり、更に好ましくは 、A1又はA’+はAla又はLysである。最も好ましくはA、はAla又は Lysである。
A、はHis、 3(NMe)His、 Ala又はTyrである。A、は好ま しくは)1is又は3(NMe)Hisである。更に好ましくはA、はHisで ある。ヒスチジン側鎖は(例えば、トシル保護基により)保護されていても保護 されていなくてもよい。ヒスチジン側鎖は保護されていないことが好ましい。
A、はD−芳香族アミノ酸である。好ましくは、A、はDTrp。
DPhe、 D’ Na1. D’ Na1. N−インドール−(Me)D/ LTrl)又は5−フルオロ−D/LTrpである。A、は更に好ましくはDT rp、 D ’Nal又はDPheである。A、はDTrpであることが最も好 ましい。
A4はAla、 Ser又はcxyである。A4はAlaであることが好ましい 。
AsはTrpである。
A6はDPhe、 D(NMe)Phe又はD/L ’(Me)Pheである。
A、は好ましくはDPhe又はD(NMe)Pheである。A、は最も好ましく はDPheである。
A、はB−G又はGである(但し、Bは任意の天然アミノ酸、任意の天然アミノ 酸のジペプチド、H,N−(C1,−Co□H(但し、n=2〜12)であり、 GはArg、 1Lys、 Lys又は叶nである)、A、、は好ましくはB− G (但し、Bは任意の天然アミノ酸である)又はGである。更に好ましくはA 、はGである。
Zはポリペプチド又はペプチド断片のC末端を表わす〔但し、Zは−CONR’ R”、−COOR’、−CH!OR’ (但し、R1はH1炭素数1〜約6のア ルキル基、炭素数3〜約8のシクロアルキル基、炭素数2〜約8のアルケニル基 又は炭素数6〜約12のアリール基であり、R2はR+ と同様に定義され、同 一でも異なってもよい) 、−Gly −Z’、 −Met−Z’、 −Lys −Z’、 −Cys−Z’、−Gly −Tyr−Z′又は−Ala −Tyr  −Z’ (但し、Z′は−CONR’R”、−COOR’又は−CH,OR’ であり、R1及びR″は上記と同様に定義される)である〕。Zは好ましくは− CONR’R”、−COOR’又は−CO□OR’である。
好ましくは、AT −ZはG−CDOR’、G−CONR’R”又はG−CD、 OR’である。更に好ましくは、A、−ZはG −CoNotである。最も好ま しくは、AT−ZはLys −NH*である。
A、以外の全てのアミノ酸側鎖は中性であるか又は保護基により保護されている 。
Tは指示断片のアミン末端を表わし且つH又は本発明のカップリング(即ち縮合 )反応を阻止又は実質的に妨害しない保護基である。
T単位の例には、窒素保護基、例えばベンジルが含まれる。好ましくは、TはH である。
Protは窒素保護基である。
Qはペプチド断片のカルボキシ末端を表わし、且つ一〇〇(QがOHであるとき 、Qを窒素含有求核試薬により置換するために、一般に脱水剤が必要である)又 は−M(但し、Mは窒素含有求核試薬により置換できる単位である)である。こ のようなエステル及び活性エステルは当該技術分野でよく知られており、活性化 基とも言われる。
例えば、[ペプチド合成に於ける活性エステル」(“Active Ester sin Peptfde 5ynthesis”)、105−196頁、The  Peptides、1巻、ε。
Gross、 J、Meienhofer編、Academic Press、  New York、 New York。
1981年(本明細書に参照して含める)にM、Bodanszkyにより記載 されている例を参照されたい。Qには、アミノ酸及びペプチド断片のカップリン グに普通使用されている、混合又は対称無水物と普通言われている化合物(試薬 )が含まれる。好ましくはMはエステル又は活性エステルである。Mは例えば、 −OR’、ハロゲン(即ち、−C1,−Br、 −F及び−I) 、−SR”  (但し、R3は、炭素数1〜約10のアルキル基、炭素数6〜約12のアリール 基、炭素数1〜12のアシル基又は炭素数7〜約12のアリールアルキル基であ る)又は窒素含有環状単位(例えば、イミダゾール、スクシンイミド、フタルイ ミド、ベンゾトリアゾール、ニトロフェノール、N−ヒドロキシ−フタルイミド 、N−ヒドロキシ−スクシンイミド、N−ヒドロキシ−ベンゾトリアゾール等々 の残基)であってよい。更に好ましくは、QはOH,OR”又は窒素含有環状単 位である。R3は好ましくは、アルキル基、特にメチル、エチル又はプロピル: 又はアリール基、特にフェニル及び置換フェニル、例えばハロゲン置換フェニル である。好ましい活性エステルは、良好な離脱基を作る電子求引性置換基、例え ば、N−ヒドロキシ−スクシンイミド、N−ヒドロキシ−フタルイミド及びN− ヒドロキシ−ベンゾトリアゾールである。QがOHであるとき、脱水剤(カップ リング剤とも言われる)は典型的に、X−A、−YとU−V−Wとのカップリン グの前若しくは間に、又は活性エステルへのOf(の転化の前若しくは間に使用 されるであろう。好ましい脱水剤はカルボジイミド、特にジシクロへキシルカル ボジイミドである。
出発及び/若しくは最終ペプチド又はペプチド断片の医薬的に許容される有機又 は無機塩も、本発明の範囲内であるものとする。
A、以外の全てのアミノ酸側鎖は中性であるか又は保護されている。A、がHi s又は3(NMe)Hisであるとき、この側鎖は保護してもよいが保護しなく てもよい。中性の側鎖は保護してもよいが保護しなくてもよい。縮合反応の後、 保護基を除去できる。このことは生物活性ペプチドを形成するとき一般に行われ ている。典型的に、生物活性ペプチドを製造する最後から二番目の工程が完結す るまで、ペプチド中間体から保護基を除去しない。
若し、それをすぐ使用しないでそれを貯蔵するならば、ペプチド又はペプチド中 間体の保護基を離脱してもよい。例えば、ペプチド又はペプチド中間体を、簡単 な貯蔵のために沈澱、凍結乾燥又はフラッシュ凍結することもできる。保護した ペプチド中間体はまた、他のペプチド断片又はアミノ酸と更に縮合させてより大 きいペプチドを製造するために使用することもできる。
保護基は、例えば、t−ブトキシカルボニル保護基の場合に酸性試薬、例えば、 トリフルオロ酢酸又は塩酸を使用するような従来の脱保護処理により除去するこ とができる。ベンジルオキシカルボニル保護基の場合には、水素化が脱保護の好 ましい方法である。
2個のペプチド断片のそれぞれは、好ましくは少な(とも2個のアミノ酸残基で ある。更に好ましくは、2個の断片の1個はトリペプチド又はテトラペプチドで ある。
本発明の方法により形成される得られたペプチド又はペプチド中間体は少な(と もテトラペプチドである。更に好ましくは、長さが5〜15個のアミノ酸残基の 範囲内にあるペプチドを作るために本発明の方法が使用される。なお更に好まし くは、長さが6〜11個のアミノ酸残基の範囲内にあるペプチドを作るために本 発明の方法が使用される。
゛j−ルヤ・ル、アルケニル、アリ・−ル、丁リールチルキル及びアリールオキ シ基は置換されていてもよく置換されていなくてもよい。Fi−ましい置換基に は、ヘテロ原子(例えば、09Ni S) 、ハロゲン(CI、 F、 Br、 I) 、ヒドロキシ、炭素数1〜約6のアルキル基、アルコキシ基、アリールオ キシ基、ニトロ基等々が含まれる。更に好ましい置換基には、O,N、ヒドロキ シ及びアルキル基が含まれる。
本発明の方法は、C末端アミノ酸からの段階的延長を必要としない溶液相方法に よるペプチドの形成を許容する。段階的アプローチは面相合成で殆どもっばら使 用されている。従って、本発明の方法はペプチドの形成に於いてより大きい柔軟 度を許容する。
ペプチド又はペプチド中間体の合成はペプチド断片の断片縮合に基づいている。
このことは、典型的に、より僅かな工程を必要とし、そうして段階的合成よりも 高い全体収率を与える。
ペプチド断片は、以下に示すラセミ化抑制剤の使用、使用温度等のようなラセミ 化を伴う問題点を最少にするために標準的な注意を払う種々の方法により製造で きる。
例えば、ペプチド断片の製造に於いて、市販されているアミノ酸から出発できる 。しかしながら、アミノ酸は熟練者により製造することもできる。好ましくは、 アミノ酸を1個又はそれ以上の保護基により保護する。
本明細書の開示から熟練者により認められるように、保護基の適当な使用は、ペ プチド断片の形成及びペプチド断片の化学的カップリングのために望ましい。即 ち、酸性側II(例えば、グルタミン酸及びアスパラギン酸)及び塩基性側鎖( 例えば、オルニチン、リジン及びアルギニン)のために、側鎖に中性の性質を与 える保護基を使用することが一般的に望ましい。アミノ酸の反応性側鎖のために 使用される保護基は、側鎖をペプチド合成及び断片カップリングの条件に不活性 にするようなものである1:ども望ましい。ヒドロキシル官能性(例えば、スレ オニン又はセリン)又はフェノール官能性(例えば、チロシン又はDOPA)を 含むアミノ酸側鎖は、ペプチド合成で使用される反応条件に依存して保護された 形又は保護されない形の何れかでしばしば使用される。
本発明のXAt−YとU−V−Wとの断片カップリングのために、熟練者はN− 末端断片のアミン末端(例えば、X)が所望の結合形成に関与しないことに注目 するであろう。かくして、N−末端断片のアミン末端を断片カップリングの間保 護しておくことが望ましい。熟練者はまた、カルボキシ末端断片のカルボキシ末 端(例えば、W)がまた断片カップリングの所望の結合形成に関与しないことに 注目するであろう。かくして、カルボキシ末端断片のカルボキシ末端を保護して おくことが望ましい。好ましくは、C−末端断片のカルボキシ末端は、カルボキ サミドが本発明の方法により製造されるペプチドの好ましいC−末端であるので 、カルボキサミドとして保護する。
保護基の選択は、合成の反応条件に対する不活性性、可溶化性又は脱可溶化性、 結晶化度の増大、コスト、導入の容易性、除去の容易性等々を含む多数の要因に より決定される。多数の保護基を当業者により使用できる。このような保護基の 例は、The Peptides、 3巻、「ペプチド合成に於ける官能基の保 護」(“Protection ofFunetional Group in  Peptide 5ynthesis″)、 E、Gross及びJ、 Me ienhofer編、1981年、Academic Press、 New  York、 New Yorkl(本明細書に参照して含める)に開示されてい る。
一般に、Protのようなアミン保護のために、アミド及びウレタンが好ましい 保護基である。モノアシル化保護基が好ましい。ウレタン保護基が最も好ましい 。ウレタン保護基の種類の最も好ましい例には、ベンジルオキシカルボニル(C BZ)及びt−ブトキシカルボニル(Boc)保護基が含まれる。カルボン酸基 のために、エステル保護が一般的に好ましい。最も好ましいエステルはアルキル エステルである。アルギニンのグアニジン側鎖のために、若し高いアルカリ性の 反応条件が避けられるならば、保護を使用することはしばしば必要ではない。ヒ スチジンのイミダゾール側鎖は保護された形又は保護されない形の何れでも使用 できる。本発明の好ましい態様に於いて、A、がヒスチジンであることが好まし く、A、が保護しないことが好ましい。
熟練者は本発明のペプチド断片を本発明の開示に基づいて当該技術分野で公知の 種々の方法により作ることができる。例えば、U−v−Wのような断片の製造に 於いて、α−アミノ窒素で保護されず適当に側鎖保護を含む(意図するペプチド のC−末端になることが意図される)アミノ酸アミドで出発することができる。
このアミノ酸アミドは、N−保護アミノ酸又はN−保護アミノ酸活性エステル若 しくはN−保護アミノ酸イミダゾールのような活性化N−保護アミノ酸とカップ リングできる。
本発明の溶液相カップリング反応のために広範囲の種々の溶媒が適しており、こ れには水及びアルコールのようなプロトン性溶媒、ジメチルホルムアミド、テト ラヒドロフラン又はN−メチル−ピロリジノンのような極性溶媒及び酢酸エチル のようなエステル、塩化メチレンのようなハロゲン化炭化水素、並びにベンゼン 又はトルエンのような芳香族溶媒及びヘプタンのような飽和又は不飽和炭化水素 を含む非極性溶媒のような溶媒が含まれるが、これらに限定されない。本発明の 方法に於いて溶媒のために基本的に要求されることは、反応に含まれるアミノ酸 及びペプチドのためのその溶媒和力、カップリング反応に含まれる活性化アミノ 酸残基のための溶媒の(アミン成分に対し相対的な)限定された反応性、及びラ セミ化が制限されるか又は起きないようにカップリング反応を行う能力である。
A * −A tのような保護されたペプチド中間体が形成されると、窒素保護 基を除去する。例えば、窒素保護基がベンジルオキシカルボニル(CBZ)であ るとき、例えば、5% Pd/Cの触媒スラリーを含むメタノール(MeOH) のような適当な溶媒中での水素化分解により、窒素保護基は有効に除去される。
次いでN−脱保護したジペプチド断片を上記のような別のアミノ酸残基とカップ リングさせてトリペプチド断片を得ることができる。上記の方法の追加の繰り返 しを、より大きい長さのペプチド断片を得るために使用できる。
上記例示したペプチド断片の合成へのアプローチは、C−末端ペプチド断片のC 末端からN末端へと進行する。このアプローチは本発明のC−末端アミド断片の 合成に特に適している。C−末端トリペプチドアミド断片をどのようにして製造 するかを示す一般的なスキームを下記に示す(スキームI)が、他の方法も可能 である。例えば、別の保護基を使用するか又は保護基を使用しない。
スキーム1 2KN−A6−A、 (保 護 基 )−NH2★保護基は同一でも異なっても よい。アミノ酸名称の後の括弧内の保護基はアミノ酸の側鎖にある。
★★CDI=カルボニルジイミダゾール★★★〔〕=中間体 この方法及び次の方法(スキーム2)は、異なった長さの広範囲のペプチド断片 を製造するために当業者により容易に採用できる。
N−末端ペプチド断片も種々の方法により製造できる。例えば、ペプチドエステ ルとして終わりから2番目のN−末端断片を製造することがしばしば有利である 。これが真実であるとき、N−脱保護したジペプチドエステルの介在を避ける様 式でN−末端断片を製造することがしばしば有利である。このような様式でジケ トピペラジン形成を避けることができる。N−脱保護したジペプチドエステルの 介在を避けるための一つの方法は、N−末端で又はその近くにアミノ酸残基で出 発することによりペプチド又はペプチド中間体のN−末端断片を合成することで ある。かくして、スキーム2で述べた例に於いて、N−保護アミノ酸(A2)を N−非保護アミノ酸エステル(A、)とカップリングする。ラセミ化を避ける注 意を払わなくてはならない。N−保護基、カップリング剤、反応条件及び反応温 度を賢明に選択することにより、これを行うことができる。得られるN−保護ジ ペプチドエステルの金属水酸化物(好ましくは、水酸化ナトリウム又は水酸化カ リウム)での処理は、N−保護ジペプチド酸を与えるであろう。金属水酸化物を 使用するとき、最少のラセミ化で高収率を得るために水酸化物の量を最少にし、 反応温度を50°Cより低く全般的に維持する注意を払わなくてはならない。ラ セミ化を最少にするために注意深く制御した条件下でのN−保護ジペプチド酸と N−非保護アミノ酸エステルとのカップリングにより、N−保護トリペプチドエ ステルが得られる。N−保護トリペプチドエステルを金属水酸化物で処理するこ とにより、N−保護トリペプチド酸が得られる。また、同じN−保護トリペプチ ド酸はN−保護ジペプチド酸を非保護アミノ酸と直接カップリングすることによ って製造することができる。この後者のアプローチは一般により低い収率である 。
アミノ酸A!は好ましくはL−ヒスチジンであり、ヒスチジンのイミダゾール@ 鎖を保護しないことが好ましい。この保護しない側鎖はA、を含むペプチド中間 体に予期しない可溶性を与えることが″ 分かづた。−かくして、−水溶液中で 、1加したペプチドは一般的−に水に可溶性であることが分かるが、両性イオン 及び中性分子は一般的に水に不溶性であることが分かる。ペプチド中間体のpK a(及びpKa’ )に対して細心の注意を払うことにより、反応のためにペプ チドを可溶化させるか又は精製の目的のためにペプチドを沈澱/結晶化させるこ とが一般に可能である。
下記のスキーム2は、N−末端トリペプチド断片の合成のために使用できるけれ ども、本発明の開示に基づいて他のアプローチを使用することができる。
スキーム2 ラセミ化に影響を与える種々の要因は、ラセミ化を伴う問題点を最少にするため に熟練者により考慮できる。アミン成分の塩基仕度比に対する核性、使用する溶 媒(ラセミ化し易いジオキサンのような含有物の分離を増大する溶媒)及びアミ ノ成分の立体障害は、全てラセミ化に影響を与える。かくして、アミノ酸、保護 基、溶媒、pH及びアミノ酸側鎖のpKaは全て影響を有する。
更に、温度もまたラセミ化の程度に影響を与える。かくして、低い温度が典型的 に好ましい。好ましくは、反応温度はできるだけ低いが、受容できる速度で反応 を起こさせる温度である。好ましくは、この温度は約−10〜約50℃である。
更に好ましくは、この温度は一10〜約25℃であり、更に一層好ましくは、こ の温度は約0〜約25℃であり、もっと好ましくは、この温度は約5〜約15℃ である。上記の温度範囲は、出発ペプチド断片の製造並びに本発明の縮合反応の 両方に適用できる。特定の反応で使用しなくてはならない温度は本発明の開示に 基づいて経験的に容易に決定できる。
なお更に、ラセミ化抑制剤を使用することもできる。本発明の開示に基づいて、 N−末端断片のカルボキシ末端でのラセミ化は、好ましくは15%より小さく、 更に好ましくは10%より小さく、更になお好ましくは5%より小さく、最も好 ましくは1%より小さい。
本発明の縮合方法の利点の一つは、ペプチド生成物をしばしば(必然的にではな いが)沈澱及び/又は結晶化により精製できることである。このような精製工程 はカップリングの前のカルボキシ末端でのラセミ化の間に形成し得る少量のジア ステレオマーを除去する傾向がある。
この生成物は典型的に、水又はテトラヒドロフラン(THF) 、メタノール( MeOH) 、ジメチルホルムアミド(DMF) 、酢酸エチル、トルエン等の ような有機溶媒のような、2個の断片を可溶化する溶媒中で作られる。、本発明 の開示及び特別の要木に基づいて、熟練者1フ、使用するための最も適当な溶媒 は何であるかを容易に決定できる。有機溶媒が好ましい。DMFが最も好ましい 。
ペプチド断片、中間体及び最終ペプチドは、標準的精製方法、例えば、沈澱、真 空濾過、結晶化、カラムクロマトグラフィー等により溶液から容易に分離できる 。本発明の技術に対する一つの予期しない利点は、精製を一般に結晶化又は沈澱 により行うことができ、それによって大規模製造に適した方法を作ることである 。
2個の断片の棺合反応は、有機溶媒中で脱水剤(例えば、ジシクロへキシルカル ボジイミド(DCC))及び活性化剤(例えば、N−ヒドロキシスクシンイミド (HONSu))のような縮合試薬での2個のペプチド断片の処理のような標準 的方法により行うことができる。一つの好ましい態様に於いて、活性化剤はまた ラセミ化抑制剤(例えば、HONSu)である。任意に、カップリングの前にペ プチド中間体の活性エステルを単離してもよい。得られた保護ペプチド又は保護 ペプチド中間体は、次いで次のペプチド合成に使用するか、又は保護基を除去す るための従来の方法により、例えば、カルボカチオンスカベンジャーとしてのジ メチルスルフィド及び1,2−エタンジチオールの存在下でトリフルオロ酢酸の ような酸性試薬での処理により処理する。
Qが一〇Hのような−OR”であるとき、当該技術分野で普通に知られているカ ップリング剤を、C−末端ペプチド断片とN−末端ペプチド断片との間のペプチ ド結合を形成するために典型的に使用できる。このようなカップリング剤には、 カルボニルジイミダゾール及びジシクロへキシルカルボジイミドのようなカルボ ジイミドが含まれるが、これらに限定されない。
Qが窒素含有求核試薬により置換されるとき、QHは実際に又は形式、的にM離 される。Qは、得られるQH!::3g以下のp’f、Bを有する化合物が含ま れるように選択することが好ましい。このような化合物には、N−ヒドロキシ− スクシンイミド、N−ヒドロキシ−フタルイミド、モノ−及びジ−ニトロフェノ ール、ハロゲン化フェノール、イミダゾール、1−ヒドロキシピペリジン、ヒド ラゾ酸(例えば、NsH,Q ” N tである)、1−ヒドロキシベンゾトリ アゾール等々が含まれる。更に好ましくは、QHは、Q置換基がQ置換基を有す るアミノ酸残基で最少のラセミ化で乃至ラセミ化無しにアミド結合を形成させる 化合物、例えば、l−ヒドロキシベンゾトリアゾール及びN−ヒドロキシ−スク シンイミドを表わす。
スキーム3は、トリペプチドからテトラペプチドを形成するための一般的な反応 及び続く生物活性ペプチドを形成するための縮合反応を示す。
スキーム3 例えば、AI又はA7がLysであるとき、側鎖保護のための保護基はBacで あってよい。N−末端断片のN−末端保護のための保護基は、Boc又はCBZ のような適当なN−末端保護基であってよい。
CFsCOOHは酸感受性保護基で有用である。最も適当な脱保護剤は、本発明 の開示及び使用する保護基に基づいて熟練者により容易に選択できる。
スキーム4はペプチド中間体を形成し、次いで結果としての生物活性ペプチドを 形成する一般的な方法を示す。
スキーム4 A1−人2−^コー^4−A5−^6−^フましくはTrpであり、A、は好ま しくはDPheであり、モしてA7は好ましくはLysである。
使用できる。
例えば、CBZ−His −DTrp−Ala−OMe又はBoa −Lys( BoC) −His−DTrp−Ala−OMeのようなCBZ−His −D Trp−Ala−Q又はBoa−Lys(Boa)−[(is −Al −Al a −Q (但し、Qはアルキルエステルである)のような保護断片を使用する とき、Lys−His −DTrp−Ala−Trp −DPhe−Lys−N Ht又はHis−DTrp−Ala −Trp −DPhe−Lys−NH,を 製造するために使用できるCBZ−His −DTrp−Ala −DH又はR oe−Lys(Boc) −Hls −DTrp−Ala −OHを製造するこ とができる。
CBZ−His −D’ Na1−Ala −OMe、 CBZ−His −D ’ Na1−Ala −OH。
CBZ−Ala −Hls −D’ Na1−Ala −OMe、 CBZ−A la −Hls −D’ Na1−Ala −OH,CBZ−His −D’  Na1−Ala −OMe、 CBZ−His −D” Na1−Ala−OH のようなペプチド断片は、His−D’ Na1−Ala −Trp −DPh e−Lys −NH,、Ala−His −D’ Na1−Ala −Trp  −DPhe−Lys −NFl、及びHis−D’ Na1−Ala −Trp  −DPhe−Lys−NHtのような生物活性ペプチドを製造するために使用 できる。保護基としてN−ベンジルオキシカルボニル(CBZ)を使用すること は、典型的に結晶化できる生成物を製造することにより精製を単純化することが できる。
他の保護基もまた使用できる。例えば、典型的にリジンのようなアミノ酸残基と 共にBocを使用する。
水溶液のl)Hを適当に変更することにより、断片、特にN−末端断片ペプチド 中間体及びペプチドを溶液から沈澱させることが一般的に可能になる。特定の変 更は本発明の開示に基づいて熟練者により経験的に決定できる。
上記例示したちの以外の他のペプチド断片も使用できる。例えば、Lys−Hi s −DTrp−Ala −Trp −DPbe−Lys−NH,のようなヘプ タペプチドを合成することを望むとき、C−末端からの段階的合成に対比する種 々の異なったペプチド断片を使用できる。例えば、H2N−Trp −DPhe −Lys(Boc) −NHzのような弐HzN As −As −At(保護 基) NHtの保護トリペプチドのような上記のトリペプチド、及びBoe−1 、ys(Boe)−His −DTrp−Ala−OHのような式Boe A+ 〜At −As−A4の保護テトラペプチドでの縮合反応を使用して、標準的な 縮合技術、例えば、N−ヒドロキシスクシンイミド(HONSu)の存在下でジ シクロへキシルカルボジイミド(DCC)での処理により保護へブタペプチドを 製造することができる。次いでこの保護へブタペプチドを保護基を除去する従来 の処理によって所望の生物活性へブタペプチドに転化する。例えば、トリフルオ ロ酢酸での処理による。また、断片HzN−Ala −Trp −DPhe−L ys(Boe)−NHz及びBoc−Lys(Boa)−His −DTrp− OHを使用することもできる。
最終的生物活性ペプチドを、上記のようなペプチド中間体を作ることによって作 った。例えば、二つの保護ペプチド断片、例えば、保護トリペプチドCBZ−H is −D−Trp−Ala−OH及びH,N−Trp−DPhe−Lys(B oc)−NHtを組み合わせることができる。
他の態様に於いて、ジペプチド断片CBZ−His −DTrp−OHをテトラ ペプチド断片HJ−Ala −Trp −DPhe−Lys(Boc)−NHt と共に使用してペプチド中間体を製造できる。次いで得られた保護ペプチド中間 体を種々の方法により生物活性ペプチドを製造するために使用できる。例えば、 窒素保護基CBZをメタノール性水素化分解のような標準的方法により除去して 、ヘキサペプチドf(is−DTrp−Ala −Trp−DPhe−Lys( Boc)−NHtを製造することができる。このヘキサペプチドは次いで、例え ば、ビス−t−ブトキシカルボニルリジンのN−ヒドロキシスクシンイミドエス テルでの処理により所望のへブタペプチドに転化して、保護へブタペプチドBo c −Lys(Boc) −His−DTrp−Ala −Trp −DPhe −Lys(Boc)−NHtを製造でき、これは精製して保護基を除去するため に処理できる。また、上記の例に於いて、部分的に脱保護したヘキサペプチドH is−DTrp−Ala −Trp −DPhe−Lys(Boc)−NHwを トリフルオロ酢酸での処理によって更に脱保護して、生物活性へキサペプチドH is−DTrp−Ala −Trp −DPhe−Lys−NHtを製造するこ とができ名。
縮合反応を行う際に、例えば、DCC及びHONSuを使用する。この反応は典 型的にジメチルホルムアミド(DMF)のような有機溶媒中で、ラセミ化に伴う 問題点を最少にするために5〜10″Cのような低温度で行う。意外にも、得ら れた保護中間体は、作動すると期待されなかった沈澱又は結晶化のような従来の 精製技術により精製することができる。
精製したペプチド断片は、二つの断片の縮合のためにその断片を精製すること無 しに、インシトゥで形成されたペプチド断片に直接添加できる。このアプローチ は合成工程を単純化できる。
本発明で使用した方法は、フラスコ、80ガロン反応器又は工業的規模の反応器 中で行うことができる。得られた生成物及びその組成並びにその他の事柄に基づ いて特定の断片を使用する。例えば、種々の異なった生物活性ペプチドを作るた めに使用できるペプチド中間体の製造は、添加する特定の追加のアミノ酸残基に 依存する。
一つの好ましい態様に於いて、動物に投与したとき成長ホルモンの放出を促進す るペプチド化合物を作るためにこれらの方法を使用する。これらのペプチドのあ るものは、例えば、米国特許第4.223.019号、同第4.223.020 号、同第4.223.021号、同第4.224.316号、同第4.226. 857号、同第4.228.155号、同第4.228.156号、同第4、2 28.157号、同第4.228.158号、同第4.410.512号、同第 4.410.513号、同第4.411,890号及び同第4.839.344 号に記載されている。成長ホルモンの放出を促進する能力を有する短鎖ペプチド は、それが化学的及び/又は物理的に容易に変性でき、優れた輸送性能を育する ので望ましい。本発明の方法の結果として、これは容易に且つ安価に製造でき、 そして容易に精製できる。
本明細書で使用するアミノ酸残基略号は標準ペプチド命名法による。グリシンは 用語「天然に存在するアミノ酸」の範囲に含める。
本明細書で使用する略号及び用語並びにそれぞれの意味のリストは下記の通りで ある。
11e−L−イソロイシン Glu=L−グルタミン酸 Thr=L−スレオニン Phe=L−フェニルアラニン Asp=L−アスパラギン酸 Gin=L−グルタミン Pro=L−プロリン Leu=L−ロイシン Met=L−メチオニン 5er=L−セリン Asn=L−アスパラギン His=L−ヒスチジン Trp=L−)リブトファン Val=L−バリン DOPA=3. 4−ジヒドロキシフェニルアラニンMet(0)=メチオニン スルホキシドAbu −α−アミノ酪鮫 1Lys=N’−イソプロピル−L−リジン4−Abu=4−アミノ酪酸 0rn=L−オルニチン D’Na1=α−ナフチル−D−アラニンDβNal =β−ナフチルーD−ア ラニンSar =サルコシン DMF =ジメチルホルムアミド CBZ=ベンジルオキシカルボニル Boc=t−ブトキシカルボニル Me =メチル THF =テトラヒドロフラン CDI =カルボニルジイミダゾール Pd/ C=炭素上パラジウム DCC=ジシクロへキシルカルボジイミドHONSu =N−ヒドロキシスクシ ンイミド3(NMe)His = 3位のイミダゾール窒素がメチル化されてい るヒスチジン N(in)Me (D/L)Trp −インドール窒素がメチル化されているD /Lトリプトファン 5−F −(D/LTrP) =5−位が弗素化されているD/L トリプトフ ァン D(NMe)Phe =α窒素がメチル化されているD/LフェニルアラニンD /Lβ(Me)Phe =β炭素がメチル化されているD/Lフェニルアラニン これらのペプチドの医薬的に受容できる塩が使用でき、人体への投与を意図する とぎ好ましい。このような塩には、ナI・リウム7、カリウム、リチウム、カル シウム、マグネシウム、バリウム、アンモニウム及びプロトアミン塩を含む、医 薬業界で普通に使用されている無毒性のアルカリ金属、アルカリ土類金属及びア ンモニウム塩が含まれ、これらは当該技術分野でよく知られている方法により製 造できる。この語には、得られた化合物を適当な有機酸又は無機酸と反応させる ことにより一般に製造される無毒性酸付加塩も含まれる。
代表的な塩には、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、酢酸塩、蓚酸塩、 吉草酸塩、オレイン酸塩、ラウリン酸塩、ホウ酸塩、安息香酸塩、乳酸塩、燐酸 塩、トシラート、クエン酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、琥珀酸塩、酒石酸塩 、ナフチレート等々が含まれる。
本発明を下記の例により更に説明する。これらの例は本発明の理解を助けるため に記載するもので、その限定として解釈すべきではない。
融点は、Thomas Hoover毛細管融点測定装置を使用して測定し、補 正しない。赤外(IR)スペクトルはPerkin−Elmer Model  137又はN1eolet Model 5DX分光光度計で記録し、波長(c m−’ )で報告する。
全ての質量スペクトルはVG Analytical Ltd、 Model  ZAB−IF質量分析計を使用し、El(電子衝撃) 、FD (フィールドデ ィソーブシコン)又はFAB(高速原子衝撃)法で得た。GCMSは30a+  085毛細管カラム(J & W 5cientifie)を取り付けたFin nigan 4023 GCMSを使用し、ヘリウムキャリヤーガスを使用して 得た。元素分析は、EaStmaIIChemical DivisionのP hysical and Analytical Chemistry Re5 earchDivisionで行った。旋光はRudolph Re5earc hにより製作されたAutopol III旋光計を使用して測定した。
他に特定しない限り、全ての’HNMRスペクトルは、400MHzで操作する JEOL GX−400NMR装置又は270MHzで操作するJEOL GX −270NMR装置で得た。これらの装置は、0.7H2より小さいルーチンデ ジタル分解が可能である。化学的シフトは内部の3−(トリメチルシリル)−テ トラジュウテロナトリウムブロビオネー) (TSP)に対してppmで表わし た。
高速液体クロマトグラフィー(HPLC)は、Vydac 201TPIO10 又は218TPIO10準分取カラムに取り付けたL−5000勾配調節器及び 655Aポンプからなる日立システムを使用して行った。溶離溶剤として0.2 %トリフルオロ酢酸を含む水とメタノールとの組合せを使用した。
典型的に、目的の化合物を約1〜2%/分の速度で有機成分を増加させる勾配で 6 mL/分の流速で溶出した。化合物は、LKB 2140ダイオードアレイ U、 V、検出器を使用し適当な波長で検出した。積算はNe1son Ana lyticalソフトウェア(Version 3.6)を使用して行った。
全ての反応は他に特定しない限り窒素又はアルゴンの不活性雰囲気下に行った。
無水テトラヒドロフラン(THF、 U−V、グレード)及びジメチルホルムア ミド(DMF)はBurdick and Jacksonから購入し、瓶から 直接使用した。
び乾燥テトラヒドロフラン(THF、 1500mL)の10℃の溶液に、N  −ベンジルオキシカルボニル−(N−t−ブトキシカルボニル)す間にガス発生 が認められた。N’−ベンジルオキシカルボニル−(N’−t−ブトキシカルボ ニル)リジンイミダゾリド中間体、互が形成される間にアンモニアとTHF(2 000mL)との飽和溶液を製造した(無水NH2ガスをTHFの中に5〜10 ℃で通した)。中間体重の形成が完結したと判断した(ガス発生が終わったとき 、約2時間)後、互を含むTHF溶液の半分をアンモニア溶液に添加した。互を 含む溶液の残りは30分後に添加した。この添加の間及びその後頁に45分間ア ンモニアガスを連続して流し続けた。二つの3を含む溶液を添加した際、白色沈 澱が形成した。反応物を室温にまで加温し、15時間攪拌した。スラリーから溶 媒を真空下で除去した。残渣を水中でスラリーにし、得られた固体を真空濾過に より捕集した。’HNMR及びFDMSによる分析は、高レベルの純度で4の存 在と一致した(181.48g、0.479モル、存在する微量の溶媒と共に1 01%)。
100100O中の溶液を、メタノール(250mL)中の5% Pd/C(5 g)の触媒スラリーにアルゴン下で添加した。水素を反応混合物を通してバブリ ングさせ(約15分間)、次いで反応物を水素の雰囲気下でHPLC分析が反応 が完結したことを示すまで(36時間)攪拌した。次いで水素雰囲気をアルゴン で置き換えた。反応溶液をCe1ite (登録商標)パッドに通して透明にし 、溶媒を真空下で除去して、固体を得た。IHNMR及びFDMSによる分析は 、単離した物質がアミン5と一致したことを示した(110.75g、0.45 2モル、94%)。
126.39g、0.423モル)を、THF (500mL)中のCDI(2 ,66、03g 。
0、409モル)の10°Cの溶液にゆっくり添加した。添加の間にガス放出が 認められた。ガス放出が終わったとき、リジンアミド5(110,75g、0. 452モル)をTHF (500mL)中の溶液として添加した。約48時間後 、混合物を濾過して固体を除去した。濾液を真空下で濃縮した。
得られた残渣を酢酸エチル(EtOAc、500+nL)中に入れ、分離ロート 中で次のようにして洗浄した。
1、)ICI水溶液(I N、 3 x500mL)洗液1のpHは8であった 。次の洗液p)lは約1゜ 2、水(500mL) 3、 NatCOi水溶液(1/2飽和、2 x 500mL)、形成した結晶 性固体(142,77g、0.271モル、66%)を捕集するために濾過4、 水(3X 500mL) 有機層をMgSO4上で乾燥した。透明にした後、溶媒を真空下で除去した。得 られた残渣を熱EtOAcから再結晶して、8の第二の試料(30g、0.05 7モル、約14%)を得た。’HNMR及びFDMSによる結晶性固体の二つの 収得物の分析は8と一致した。この反応は約80%の一緒にした生成物収率を与 えた。
D−フェニルアラニル−(N’−t−ブトキシカルボニル)リジンを、メタノー ル(200mL)中の5% Pd/C(50g)の触媒スラリーに添加した。ア ルゴン雰囲気を水素で置き換えた。HPLC分析が反応か完結したことを示した とき(4時間)、水素雰囲気をアルゴンで置き換えた。次いで反応溶液をCe1 iteバツドに通して透明にし、濾液を真空下で残渣にした。この反応はジペプ チド9 (60,75g、 0.155モル)の68%収率を与えた。このジペ プチド生成物をトリペプチド化生成物の高純度のために、低い全体収率は、生成 物の小さい溶解度及び濾過により除去したPd/C触媒への生成物の付着のため であると信じられる。
N’−ベンジルオキシカルボニル−トリブトフィル−D−フェニルアラニル−( N’−t−ブトキシカルボニル)リジン−アミド、12゜N’−ベンジルオキシ カルボニル−トリプトファン(10,67、60g、 0.200モル) 、T HF (500mL)及びCDI(2、33,05g、0.204モル)の10 °Cの溶液をガス放出が終わるまで攪拌した。THF(約200mL)中の9  (40,8g、0.103モル)の溶液を反応混合物に添加した。得られた溶液 を室温にまで加温しながら15時間反応させた。次いで形成された固体を真空濾 過により捕集した。濾液を真空下で濃縮することにより残渣にした。得られた残 渣及び固体を再び一緒にし、僅かに加温しなからEtOAc (400mL)中 に入れた。溶液を室温にまで冷却する際に固体が形成された。固体(34,53 g )を真空濾過により捕集した。この固体を熱MeOHから再結晶して、精製 したトリペプチド12(22,36g 、0.031モル)を得た。(最初の結 晶化からの) EtOAc濾液を、分離ロート中で次のようにして洗浄した。
1、 8CI水溶液(I N、 2 x500mL)2、水(l X500mL ) 3、 NatCOs水溶液(l/2飽和、2 X 500mL)4、NaC1水 溶液(I X500mL)有機層をMg5O<上で乾燥し、次いで真空濾過によ り透明にした。
濾液の溶媒を真空下で除去した。得られた残渣を前記のようにEtOAc中に入 れ、乾燥固体(22,53g )を得た。この固体を熱MeOH再結晶化に付し 、白色固体(15,04g、0.021モル)として婬の第二の収得物を得た。
この反応は精製した生成物(37,40g、0.053モル)の全体収率51% を与えた。この生成物について得られた’HNMR及びFDMSデータは、トリ ペプチド12と一致した。この方法のスケールアップ(約0.15モルスケール )は全体生成物収率60%で行われた。
トリプトフィル−D−フェニルアラニル−(N’−t−ブトキシ力mL)を、ア ルゴン雰囲気下に5% Pd/C(5g)及びMeOH(250mL)の触媒ス ラリーに添加した。追加の体積のMeOH(2250mL)を添加した。アルゴ ン雰囲気を水素で置き換え、反応させた(24時間)。反応が完結したとき(出 発ペプチドの消失をHPLCにより確認した)、水素雰囲気をアルゴンで置き換 えた。溶液をCe1ite、パッドに通して透明にし、濾液を真空下で濃縮して トリペプチド13(50,31g、0、087モル)を白色固体として得た。こ の固体から得た’HNMR及びFDMSデータは、トリペプチド13と一致した 。この物質をペプチドの製造及びペプチド中間体の製造に直接使用した。
A (b) 、下記の化合物(17及び21)は、望ましくない副生物(21) を与える例を表わす。
乾燥THF (500mL)及び2 (26,36g、0.148モル)の10 °C溶液に、N’−ベンジルオキシカルボニル−D−トリプトファン(14,5 0,0g、0.148モル)を添加し、反応させて中間体N′−ベンジルオキシ カルボニル−D−)リブトファンイミダゾリドを形成させた。得られた溶液をガ スの放出が終わるまで攪拌した。アラニンメチルエ応をHPLCによりモニター した。カップリングが完結したとき、反応の間に形成された固体を真空濾過によ り捕集した。濾液を減圧化に濃縮して、ゆっくり結晶化する油を生成した。固体 及び油の両方をHPLCにより分析した。その結果は、ジペプチド17が両方の 試料中に存在していたことを示した。部分的に結晶化した油及び固体を一緒にし 、EtOAcと共に粉砕した。得られた結晶性物質を真空濾過により捕集した。
濾液を貯めておいた。結晶性の物体をEtOAc(1000mL)中にスラリー 化し、次のようにして洗浄した。
1.1NHC1水溶液(2X 500[+1L)2、水(1x500mL) 3、 Na2CO,水溶液(l/2飽和、2 x 500mL)4、水(I X  500mL) 有機層中の固体(6,30g、0.015モル、11%)を真空濾過により捕集 した。陽子NMRは17のこの固体試料が高純度であることを示した。
シクロ−D−)リブトフィルーし一アラニン、21MeOH(2500mL)中 のジペプチド17(27,00g、0.064モル)の溶液をアルゴン雰囲気下 で5% Pd/C(20g)が入った丸そこフラスコに注意深く添加した。この 系をアルゴンでパージし、次いで水素を反応溶液を通してバブリングさせた。小 さいアリコート(約25mL)を反応混合物から取り出し、水素化を’HNMR (60MHz)によりモニターした。上記反応の実施と同時に、中間体N −ベ ンジルオキシカルボニル−ヒスチジンイミダゾリド19aを、乾燥THF (5 00mL)、2(I3.64g、0.084モル)及びN′−ベンジルオキシカ ルボニル−ヒスチジン(19,23,99g、0.083モル)をアルゴン雰囲 気下で一緒にすることにより形成した。この混合物を0〜10°Cで攪拌したが 、溶液を形成しなかった。この混合物を室温に加温し、部分的溶液になった。得 られた懸濁液をガスの放出が終わるまで攪拌した。1時間後に、ジペプチド17 の水素化が完結した(’HNMR)。水素化混合物をアルゴンでパージし、次い でそれをCe1iteパツドに通すことにより透明にした。透明になった溶液を 減圧下に残渣にまで濃縮した。
得られた残渣を乾燥DMF中に入れ、19aを含むと推定される溶液−懸濁液に 添加した。得られた懸濁液を室温で約17時間攪拌した。固体が反応の間に形成 され、水を添加して溶液を形成した。この溶液はニンヒドリン試験で陽性であっ た。この溶液を真空下で濃縮して残渣にし、黄褐色油を得た。Naze島の希釈 溶液(pH8)を添加して生成物を沈澱させた。得られた固体を真空濾過により 捕集し、濾液を凍結乾燥した。固体を水中にスラリー化し、濾過により捕集した 。
捕集した固体を減圧下に乾燥し、水性濾液を凍結乾燥した。全ての単離した物質 についての’HNMR及びFDMSデータは、Na−ベンジルオキシカルボニル −ヒスチジル−D−トリプトフィル−アラニンメチルエステル(20)が製造さ れなかったが、その代わりにジケトピペラジン21が形成し、実際に固体中に高 レベルの純度で存在していた(7.95g、0.031モル、49%)。
B、)リベブチド断片CBZ−)1is −DTrll−Ala −OMe 、  N’−ベンジルオキシカルボニル−D−トリプトフィル−アラニンメチルエス テル、17の製造 N’−ベンジルオキシカルボニル−ヒスチジル−D−)リプトファンメチルエス テル、25 EtOAc (400mL)及びD−トリプトファンメチルエステル塩酸塩(2 2,158g、0.62モル)の溶液を、飽和炭酸ナトリウム(400mL)及 び0.8N水酸化ナトリウム水溶液(約500mL)で洗浄した。得られた水相 (pH8,5)を除去し、続いて有機相を半飽和Na2COi水溶液(150m L)で次いで水(50mL)で洗浄した。芸の遊離塩基形(115,6g、0. 53モル、85%)を真空下での酢酸エチル層の濃縮で単離した。最初の水性洗 液のpHを約10に調節したとき、トリプトファンメチルエステルの遊離塩基の より高い収率が得られると思われる。
ジシクロへキシルカルボジイミド(DCC1約95g、 0.46モル)を、D MF(約3L)中のN′−ベンジルオキシカルボニル−ヒスチジン形(114, 5g、約0.52モル)の−5°C(氷−エタノール浴)溶液に添加した。得ら れた反応溶液を室温に加温しながら24時間攪拌した。
この時点でのHPLC分析は、反応が未完結であることを示した。次いで反応溶 液を約−5℃に冷却し、ジシクロへキシルカルボジイミドの追加部分(約35g 、約0.17モル)を反応物に添加した。次いで反応混合物を室温に加温しなが ら更に24時間攪拌した。次いで混合物を濾過してジシクロヘキシル尿素(DC U)を除去した。濾液に水(lL)を添加し得られた溶液を真空下で濃縮した。
得られた残渣をIN HCI水溶液(水相のpHがlのpHに達するまで約IL )に入れた。
次いで水相を2回分の酢酸エチル(各IL)で抽出した。次いで水相のpHを冷 2N水酸化ナトリウム(500mL)及び水酸化ナトリウムベレットを添加する ことによって調節した。この中和の間、冷酢酸エチル(IL)を添加することに よって冷だ(維持した。水相のpHが7に達したとき、白色固体の多量の沈澱が 得られた。この固体を真空濾過により捕集し、半飽和炭酸ナトリウム(2x 1 500mL) 、水(6X 1500mL)及び酢酸エチル(3x 1500m L)で次々に洗浄した。
得られたフィルターケーキを高真空下で一定の重量になるまで乾燥した。この物 質(187,1g、約0,38モル、約77%)の’HNMRスペクトルは、少 量のジシクロヘキシル尿素の存在下に単一異性体として亜を含む生成物と一致し た。この物質を更に精製すること無く直接加水分解した。
N’−ベンジルオキシカルボニル−ヒスチジル−D−トリブトファ0.38モル )を、ジペプチド25(187,Ig、約0.38モル)、水(360mL)及 びMeOH(約6L)の溶液に添加した。この溶液を室温で加水分解が完結する まで攪拌した(約24時間)。出発物質の消失をHPLC分析により確認した。
この溶液を真空下で、水(約IL’)に溶解する残渣に濃縮した。次いで水相( 1)H約10)を分離フラスコ中でEtOAc(2x 500mL)で抽出した 。得られた水相を濃HCIでpH5に調節し、この時点で結晶性沈澱が形成した 。固体を真空濾過により捕集し、真空下で乾燥した(148.4g、0.31モ ル、82%)。固体の第二の収得物を再び真空濾過により捕集し、真空下で乾燥 した(20.2g、0.043モル、11%)。’HNMRは両方の試料が高純 度でジペプチド26を含んでいることを示した。この反応を2回繰り返して、8 3%の収率(約0.06モル規模)及び−の収率(約0.3モル規模)が得られ た。
ジペプチドN#−ベンジルオキシカルボニル−ヒスチジル−D−g、0.303 モル)、N−メチルモルホリン(艮、30.66g、0.303モル)及びDM P (200mL)の混合物を添加した。得られた溶液をio’cに冷却し、そ の時点で塩化メチレン(273fflL)中のジシクロへキシルカルボジイミド (24,54,64g、0.265モル)を添加した。反応をHPLCによりモ ニターし、その間反応温度を10℃に維持した。4日後、反応は完結するまで進 まなかった。聾の追加の装入物(16,4g、o、 osoモル)を添加し、反 応混合物を10℃で更に1日間攪拌した。
この期間の後、HPLCは反応が完結まで進行したことを示した。反応の間に形 成した固体を真空濾過により捕集した。次いで濾液を真空下で残渣に濃縮した。
得られた残渣を酢酸エチル(約500mL)中に入れ、半飽和NazCO3水溶 液(2X 500mL)で抽出した。酢酸エチル相をMgSO4上で乾燥した。
得られた溶液を透明にし、真空下で残渣に濃縮した。この溶液の濃縮の間に、固 体が形成した。この固体を捕集し、溶液を真空下で粘稠な油に濃縮した。この油 は’HNMR及びFDMSにより20(151,5g 、溶媒湿潤、約100% )と一致した。最終濃縮の間に単離された固体は、FDMSによる分析で不純物 (基準ピーク449、分子イオンは生成物を示さず)であると確認された。トリ ペプチド20を含む粘稠な油は更に精製しなかったが、ペプチド断片の製造に直 接使用した。
ヒスチジル−D−トリプトフィル−アラニンメチルエステル、30炭素上の5% パラジウム(3g)をメタノール(500mL)中のN”−ベンジルオキシカル ボニル−ヒスチジル−D−トリプトフィル−アラニンメチルエステル20 (4 0,1g、 71ミリモル)の溶液にアルゴン雰囲気下で注意深く添加した。ア ルゴンを反応混合物を通して15分間バブリングさせ、次いで酢酸(15mL、  0.26モル)を添加した。
得られた混合物を通して水素を15分間(表面下で)バブリングさせ、次いで反 応物を室温で水素バラスト(1気圧)下に攪拌した。全部で5日後、HPLC分 析は出発物質の約10%が残っていたことを示した。
反応混合物を通してアルゴンを注意深(バブリングした(表面下で30分間)後 、炭素上の5%パラジウムの追加の部分(2,5g )を添加した。次の日、全 部で6日間反応させて、アルゴンを再び反応混合物を通してバブリングさせ、得 られた溶液を珪藻土のパッドを通して濾過することにより透明にした。得られた 溶液を真空下で濃縮して、所望の生成物に加えて’HNMRにより3当量の酢酸 を含んでいると思われる固体発泡#(39,40g )を得た。この発泡体の一 部(31,88g)を水(50QIL)に溶解し、濾過して少量の微粒子(’H NMRにより、多分前の反応から持ち込まれたジシクロヘキシル尿素であると決 定される)を除去した。酢酸エチル(50001L)及び飽和炭酸ナトリウム水 溶液を得られた濾液に添加した。層を激しく攪拌することにより固体懸濁液が形 成し、これを濾過した。得られたフィルターケーキを酢酸エチル(30QIL) 及び水(3X 20QIL)で洗浄した。この白色固体を真空下で一定重量にな るまで乾燥し、His−D −Trp −Ala −OMe(30)(8,71 g 、 20.4ミリモル、35%)を得た。FDMS=427(M+ 1 ) ビスーBoc−リジン N−ヒドロキシスクシンイミドエステル、31゜ジシク ロへキシルカルボジイミド(8,9g、43ミリモル)を、塩化メチレン(25 QIL)中の(Boc)tリジン(15g、43ミリモル)及びN−ヒドロキシ スクシンイミド(5,48g、 48ミリモル)の室温溶液に添加した。得られ た溶液を一夜攪拌した。次いで反応混合物を濾過してジシクロヘキシル尿素を除 去し、透明にした濾液を真空下で白色固体(19,0g、約42ミリモル、約9 7%)に濃縮した。この白色固体は’HNMR及びFDMS (M” =443 )により主生成物として31を含むことが示された。エステル旦は、使用する前 にアルゴン雰囲気下で−2゜°Cで貯蔵した。真空下での乾燥を延長した以外は 上記の方法を繰り返すと、油ではなく発泡体を生成した。
Boc −Lys(Boc)−His −D −Trp −Ala −OMe  、32゜N’、N’−ビス−t−ブトキシカルボニル−リジン−N−ヒドロキシ スクシンイミドエステル(10,6g、 23.9ミリモル〕を、無水ジメチル ホルムアミド(DMF、 20QIL)中のHis−D −Trp −Ala  −OMe(30)(8,58g、 20.1ミリモル)の溶液に添加した。得ら れた均一な溶液を室温で週末の間攪拌した。全部で3日後、HPLC分析はトリ ペプチドの1%未満が反応混合物中に残っていたことを示した。水(50mL) を尺応物に添加し、得られた混合物を更に1日攪拌した。
次いでこの溶液を真空下で濃縮した。得られた油状の残渣を酢酸エチル(50Q IL)に溶解し、半飽和炭酸ナトリウム水溶液(2X 300m1、)で抽出し た。有機相を、MgSO4及びNatSO4を通して濾過することにより乾燥し 、真空下で濃縮して、固体発泡体としてテトラペプチド(15,74g、 20 .9ミリモル、104%)を得た。この物質は更に精製すること無しにBoa− Lys(Boa)−His −D−Trp −Ala −OHの製造に使用した 。
FDMS=755(M+ 1 ) Boc −Lys(Boc)−His −D −Trp −Ala −OH,3 2゜2N水酸化ナトリウム水溶液(7,5mL、 15ミリモル)を、Hoe  −Lys(Boc)−His −D −’rrp −Ala −OMe (10 ,35g、 13.7ミリモル)を含むメタノール(50QIL)及び水(20 011L)溶液に添加した。反応物を一夜室温で攪拌した後、f(P[、C分析 は出発物質の3%未満が残りでいたことを示した。得られた溶液を真空下で約2 00mLの体積になるまで濃縮した。水(10QIL)を添加し、2N水酸化ナ トリウム(1a+L)の添加によりDHを約12に調節した。得られた溶液を酢 酸エチル(2x 50QIL)で抽出した。次いで、水相の9HをHCI水溶液 の添加により5に調節し、その結果論が沈降した。水相を油から傾瀉して分け、 次いで油を水(2X 50mL)ですすいだ。この油は、真空下で一定重量にな るまで乾燥すると固体発泡体(5,62g、 55%)に転化した。
’HNMRは高純度での単一異性体の存在を示した。
FDMS=741(M+ 1 ) 1.91g、2.6ミリモル)及びTrp −DPhe −Lys(Boc)  −NHt(13,1,64g、2.8ミリモル)を、無水DMFに溶解し、得ら れた溶液を真空下で濃縮して粘稠油を製造した。この予備濃縮は両方のペプチド 試料の’HNMRで観察された微量のメタノールを除去する試みで行った。
得られたペプチド混合物をDMF (20QIL)に溶解し、次いでN−ヒドロ キシスクシンイミド(0,59g、5.1ミリモル)を添加した。次いで得られ た溶液を一2°Cの溶液温度に冷却し、次いでジシクロへキシルカルボジイミド (0,7g、3.4ミリモル)を塩化メチレン(3゜5mL)中の溶液として添 加した。得られた反応混合物を一2°Cの溶液温度で3日間攪拌した。この期間 の後、HPLC分析は出発物質の50%未満が反応したことを示した。次いで追 加のジシクロへキシルカルボジイミド(塩化メチレン4mL中0.8g、3.9 ミリモル)を添加し、得られた反応混合物を更に1日ff1−2°Cで攪拌した 。次の日(全部で4日間) I(PLC分析が再び不完全な反応を示したとき、 反応混合物の冷却を停止した。8時間かけて反応物の溶液温度を18°Cに上昇 させた。得られた反応混合物を室温で一夜攪拌した。次の朝、HPLC分析はテ トラペプチドBoc−Lys(Boa)−His −DTrp−Ala −0) 1 (33)の2%未満が残っていることを示した(280na+での吸収の相 対強度で判定した)。水(50mL)を添加し、得られた混合物を更に1日間攪 拌した。次いで反応溶液を濾過してジシクロヘキシル尿素を除去し、得られて濾 液を粘稠な油まで真空下で濃縮した。酢酸エチル(25QIL)及び半飽和炭酸 ナトリウム水溶液(20QIL)を得られた残渣に添加した。2相混合物をロー タリー蒸発器で約1時間激しく渦巻かせゼラチン状固体の沈澱を起こさせた。焼 結ガラスロート上で濾過して固体を捕集した。得られた固体を水(2X 20Q IL)及び酢酸エチル(200■L)で洗浄し、真空下で一定重量になるまで乾 燥した(34.1.67g、50%)。上記単離工程からの濾液を全部−緒にし 酢酸エチル相を単離することによって、第二の更に不純なペプチド34の収得物 を得た。
酢酸エチル溶液の濃縮により、34の第二の不純収得物を得、これを水中に懸濁 させ凍結乾燥した( 1.56 g ”)。この第二の収得物は使用しないか又 は更に精製した。この第二の収得物の’HNMR分析は、この物質の主成分が3 4であったことを示した。
FDMS=1301 (M+ 1 ) Lys −Hls −D −Trp −Ala −Trp −D−Phe −L ys −NHz 、35゜ヘプタペプチドBoc−Lys(Boc)−His  −D −Trp −Ala −Trp −D −Phe −Lys −(Boc )−NHz(34,1,33g、 1.02ミリモル)を、塩化メチレン(15 mL)中のトリフルオロ酢酸(30QIL) 、ジメチルスルフィド(14mL )、1. 2−エタンジチオール(7mL)及びアニソール(2,2mL)の室 温溶液に添加した。この均一な反応混合物を15分間攪拌した。この時間の後、 無水エーテル(45QIL)を添加して粗の生物活性ペプチド生成物競を沈澱さ せた。この生成物を焼結ガラスロート上の濾過により単離した。得られた明らか に非吸湿性の生成物を水に溶解し凍結乾燥した。凍結乾燥が終わると、ふわふわ した白色固体(1,46g)が生成され、これはf(PLOにより約3〜1の比 率で2種の生成物からなっていることが示された。主のより速く溶出する生成物 は真正の試料とのHPLCでの共溶出により35であることが確定された。粗ペ プチド生成物を、Lichroprep (登録商標)RP−18カラム充填物 質(C−18,25〜40nm、不規則メツシュ)を含む26X460mmガラ スカラムで中圧クロマトグラフィーにより精製した。水中の溶液としてペプチド を注入した後、カラムを9 mL/分の流速で、10から2596メタノールの 浅い勾配で5時間、続いて10から25%メタノールの勾配で6.7時間溶出し た。次いでメタノールの濃度を35%で一定に6時間維持した。次いで勾配のメ タノール濃度を1%/時間の速度で増加させた。溶出の間、溶媒組成物の残りは 0.2%トリフルオロ酢酸を含有する水で作った。生成物(並)(凍結乾燥後0 .76 g 。
0.53ミリモル、51%)を、メタノール濃度が32%〜36%の範囲内にあ る勾配の部分(溶液約1ガロン)から単離した。この方法で製造した試料につい て得られた高解像度陽子NMRデータは、以下に示す方法により製造した精製し た35の試料について得られた高解像度陽子NMRデータと本質的に同一であり 、重ねることができるものであった。第二のより遅く溶出する不純物(0,13 g)は、約46%のメタノール濃度での後のフラクシヨンで溶出した。並及び後 者の溶出成分の両方を含む混合フラクシヨンも得た(0.14g)。
FDMS (競) =1001 (M+ 1 )FDMS (遅く溶出する不純 物)=1101.この遅く溶出する不純物についての1101の分子量は、1個 のt−ブトキシカルボニル基の存在を強く示唆している。1個のt−ブトキシカ ルボニルビークは、’HNMRで(並で汚された)この不純物についてIl!察 された。それは、もっと長い時間(Boc)t−Lys −Hls −D −T rp −Ala −Trp −D−Phe−Lys(Boc) −NHzをトリ フルオロ酢酸で処理すると、亜の粗生成物純度及び収率の両方が著しく増加する であろうことにっなかる。分析: CazHgaNr40t、 4TFAとしテ ノ計算値:C,49,45,)f、 4.98 ;N。
13.46:F、 15.64゜実測値:C,47,5;H,4,78;N、  12.14.F。
16、15 (351:ライて) 。CszHgaNraOr、 5TFAとし テノ計算値:c。
47.39;H,4,64;N、 12.48;F、 18.14゜E7 ヘキ サペプチド中間体の合成 N#−ベンジルオキシカルボニル−ヒスチジル−D−トリブトライ稠な油を、M eOH(1500mL) 、HzO(500ml、)及びNaOH(0−08g  / mL、11.11g、0.278モル)の溶液中で加水分解した。反応物 をHPLCによりモニターしながら室温(約25℃)で反応させた。2日後、H PLC分析は加水分解が完結したことを示した。溶液を真空下で残渣に濃縮した 。次いで水(500mL)を残渣に添加した。得られた溶液のpHは約10であ った。次いでこの水溶液をBtOAe(2X 500mL)で抽出した。
この抽出後水相のpHは約9であった。水槽中の全ての不溶性物質を真空濾過に より捕集した。次いで濾液のpHを2NHCIで約5に調節した。この結果傾瀉 により水相から単離した油が沈澱することになった。この油をメタノール−水溶 液に入れ、真空下で残渣に濃縮した(109.42g、0.200モル、ジペプ チド26からの全収率的79%)。
N#−ベンジルオキシカルボニル−ヒスチジル−DIリプトフィルーアラニルー トリブトフィルーD−フェニルアラニル−(N′−t−ブチルオキシカルボニル )−リジンアミド、28塩化メチレン(12,5mL)中のジシクロへキシルカ ルボジイミド(召、2.49 g So、 0121モル)を、DMF (10 0mL)中の13 (8,99g10.0121モル)、27 (6゜OOg、  0.0110モル)及び競(2,53g、 0.0220モル)の0℃溶液に 添加した。反応をHPLCによりモニターした。6日後、反応は完結した。反応 物を濾過してジシクロヘキシル尿素を除去した。水を添加し、得られた溶液を真 空下で濃縮した。得られた油をEtOAcに入れ、その結果固体が形成した。1 時間放置した後、この固体は油に戻った。この物質をNavCOs水溶液(l/ 2飽和、2X 250aiL)で分離ロート中で洗浄した。次いでこの油は分離 ロート中で固体を形成した。この固体を真空濾過により捕集した。層を分離し、 有機相をMgSO4上で乾燥した。溶液を透明にし、溶媒を真空下で除去した( 3.19g、約0.0030モル)。塩基性洗浄から得られた固体をMeOHに 入れ、エーテルを添加して沈澱させた(6.35g、約0.0058モル、約5 0%)。この物質のIHNMRスペクトルは少量のジシクロヘキシル尿素を含む 単一のへキサペプチド生成物28と一致した。
びN−ヒドロキシスクシンイミド(13,5g、、117ミリモル)の3℃溶液 に添加した。得られた反応混合物を4日間3〜5°Cで攪拌した。
この期間の後、HPLC分析は2種のトリペプチドが5%より小さい相対強度( 280nm)で存在していたことを示した。水(約200mL)を反応混合物に 添加し、得られた溶液を濾過して沈澱したジシクロヘキシル尿素を除去した。透 明にした溶液を真空下で粘稠な油に濃縮した。追加の水を添加し、得られた混合 物を真空下で粘稠な油に濃縮した。1リツトルフラスコ中でこの油に、酢酸エチ ル(400mL)及び半飽和炭酸ナトリウム水溶液を添加した。このフラスコを ロータリー蒸発器(約100mm、 25℃)で30分間渦巻かせて、濃厚なゼ ラチン状沈澱を作った。この沈澱を濾過により捕集し、フィルターケーキを半飽 和炭酸ナトリウム(250mL) 、水(6X 250mL)及び酢酸エチル( 2X 500mL)で次々に洗浄した。得られた固体を、高真空下で一定重量に なるまで乾燥して、28 (52,3g、約47ミリモル、約90%)を得た。
28に加えて、II(NMRはこの固体中に著しい量のジシクロヘキシル尿素が 存在することを示した。この物質は36への水素化の前に更に精製しなかった。
FDMS= 1107 (名目上の質量のM+1)F、ヘキサペプチド中間体か らのへブタペプチドの製造His −D−Trp−Ala −Trp −D−P he −Lys(Boc)−NHt 、36炭素上のパラジウム(5%、12g )を、メタノール(IL)中の下で添加した。反応物を付属する水素バラストで 水素雰囲気(約1バール)下にシールする前に、水素を反応混合物を通して約1 5分間バブリングさせた。水素バラストは1〜2日毎に交換し、4日目及び8日 目に炭素上パラジウムの追加の装入物(それぞれ4g)を反応混合物に添加した 。この自燃性の触媒は、アルゴンを30分間反応混合物中にバブリングさせた後 でのみ添加した。触媒を添加した後、水素をバブリングさせることによって反応 を再開始した。262時間(約11日)後、HPLC分析は出発物質の相対強度 (214nm)が2%より小さいことを示した。次いで反応混合物をCe1it eを通して濾過し、得られた溶液を真空下で一定重量になるまで濃縮して、36 (34,74g 。
約36ミリモル、約77%)を薄黄色固体として得、これは更に精製しなかった 。
FDMS=995 (972(名目上の質量) +”Na)(Boa)tLys  −Hls −D −Trp −Ala −Trp −D −Phe −Lys (Boc) −NHt 、 37 ビスーBoc−リジン N−ヒドロキシスクシンイミドエステル加した。全部で 42時間後、エステル旦の3番目の部分(6g1約14ミリモル)を反応混合物 に添加した。ピークがこの反応混合物についての1(PLO記録で、出発物質( 36)について予想される位置に残存する(275nmで積算t+V吸収の約1 2〜25%)が、この反応混合物についてのHPLC記録に於ける変化は、エス テル31の後の2回の添加の後で観察されなかった。全部で66時間後、水(1 00mL)を反応混合物に添加し、得られた懸濁液を濾過して微粒子を除去した 。透明にした濾液を真空下で粘稠な油まで濃縮した。酢酸エチル(400mL) 及び半飽和綴酸ゴ用・リウム水溶液(400ml、)を、1リツトルフラスコ中 でこの油に添加した。得られた混合物を室温でロータリー蒸発器(約100mm )上で10分間渦巻かせて、ゼラチン状固体の多量の沈澱を作った。この固体を 濾過により捕集し、水(6X 200mL)及び酢酸エチル(300mL)で次 々に洗浄した。この固体を、真空下で一定重量になるまで乾燥して、37の部分 的に精製した試料(10,49g、約8.1ミリモル)を得た。上記濾過からの 濾液を一緒にし、酢酸エチル層を単離した。酢酸エチル溶液を真空下で粘稠な油 まで濃縮した。この油をメタノール(200mL)に溶解し、エーテル(800 mL)を添加することによって沈澱させた。得られた固体を濾過により捕集し、 真空下で乾燥してHの2番目の試料(2,75g、約2.1ミリモル)を得た。
この沈澱からの濾液を真空下で粘稠な油にまで濃縮し、これを後で使用するため に別にしておいた。37の固体試料は更に精製しなかったが、代わりに一緒にし 35の製造で使用した。
FDMS=1301 (名目上のM”)Lys −Hls −D −Trp − Ala −Trp −D −Phe −Lys(Boc)−NHs、距 保護したヘプタペプチド37(12,33g、約9.5ミリモル)をトリフルオ ロ酢酸(TFA、154mL)、1. 2−j:、タンジチオール(35mL)  、アニソール(11mL) 、ジメチルスルフィド(70mL)及び塩化メチ レン(77mL)の室温溶液に添加した。得られた溶液を20分間攪拌し、その 後エーテル(2,5L)を反応混合物に添加することによって粗生成物を沈澱さ せた。濾過により吸湿性の沈澱を単離し、水(250mL)に溶解させた。得ら れた溶液を、80%水(0,2%TFAを含む)及び20%メタノール(約3L )で予め平衡化した、E、Merck Lichroprep RP−18カラ ム充填物質(C−18,25〜40nm、不規則メツシュ、500g)を含むガ ラスクロマトグラフィーカラム(80mmlDX60cm)にかけた。
このカラムを窒素(約1〜2バール)で加圧し、約2L/時間の流速で、下記の 水(0,2%TFAを含む)/メタノール混合物: 80/20(1,5L)  、75/25 (3L) 、70/30 (3L) 、65/35 (4L)  、60/40(6L)で溶出した。HPLCによる分析は35%及び40%のメ タノール濃度で35が溶出したことを示した。適当なフラクシヨンを一緒にし、 真空下で濃縮しそして凍結乾燥して、ふわふわした白色粉末としてEP−1(4 ,65g、%ペプチド62%、2.9ミリモル)を得た。
(トリフルオロ酢酸を除く)遊離塩基としてのパーセントペプチド(62±2% )は、ペプチドがテトラトリフルオロ酢酸塩として存在すると仮定して、炭素及 び窒素分析から算出したパーセントペプチド含有量の平均値である。この物質の 純度はHPLC(280nmでの全積算強度)により95%よりも高く、NMR で不純物は検出できなかった。
FDMS=1001 (名目上の質量のM+1)分析: C1tHssN+Jy 、 4TFAとしての計算値:C,49,45;H,4,98。
N、 13.46 実測値: C,46,86;H,4,78;N、 12.18 1.2−エタンジチオール、アニソール及びジメチルスルフィドで処理した。エ ーテルで粗生成物を沈澱させ上記のクロマトグラフィーから得られた並を含む不 純なフラクション(1,55g)と−緒にした。第二のクロマトグラフィーを前 記Lichropreρカラムで前記条件を使用して行った。適当なフラクシヨ ンを一緒にし、真空下で濃縮しそして凍結乾燥して競の2番目の試料(2,61 g、約1.6ミリモル)を得た。この物質はHPLCにより約り0%純度である ことが分かった。
陽子NMRは有機成分について80%より高い純度を示唆した。
ス←ム■ ス←ム■ スキーム■ J スキーム■ スキームX スキームXi す・・働中!1+鋤+iす・参−書L%+NN。
本発明をその好ましい態様を特に参照して詳細に記載した。しかしながら、本明 細書の開示を検討すれば、本発明の精神及び範囲内でその当業者が変形及び修正 をすることができることが認められるであろう。
要約書 生物活性を育するペプチド又は生物活性を有するペプチドを製造するために使用 できるペプチド中間体を製造する溶液相方法。この方法には2(itのペプチド 断片の縮合反応が含まれる。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成5年 1月29日 3、特許出願人 住 所 アメリカ合衆国、ニューヨーク 14650−2201゜ロチェスター 、ステイト ストリート 343名 称 イーストマン コダック カンノくニ ー4、代理人 住 所 〒105 東京都港区虎ノ門−丁目8番10号5、補正書の提出年月日 1992年8月20日 6、添付書類の目録 補正書の翻訳文 1通 1)請求の範囲第16頁(請求の範囲翻訳文第56頁〜第64頁)のペプチド断 片と、式 のペプチド断片〔式中、XはPr0t又はProt −A +であり、YはA。
−Q、Ala−At −Q、 As −Aa −Q、Ala−As −A4−Q 。
A3−A4 As−Q、Ala As −Aa As−Q、Ala−Q又は−Q であり(但し、YがQであるとき、UはT A3−As −As又はT −Al a−A s −A a −A sであり、YがAla−Qであるとき、UはT− A、−A、−Asであり、YがA2 Q又はAla−Ax −Qであるとき、U はT−A、−Alであり、YがAa−A、−Q又はAla−As −Aa−Qで あるとき、UはT−A、であり、YがA。
−A4−AH−Q又はAla−At −A4−As−Qであるとき、UはTでt 6)、VはA、 であり、WハA ? 、 A −−Z 又ハZ テアリ、A、 は任意の天然L−アミノ酸、Met(0)、 DOPA、 Abu又はAo−A ′1であり(但し、AoはH,DOPA、 Lys、 Phe、 Tyr、 C Ys、 Tyr−DAIa−Phe −Gly、 Tyr−DAla−Gly  −Phe、 Tyr−Ala −Gly −Thr、又はTyr−DAIa−P he−5arであり、A’+は任意の天然Lアミノ酸、Net(0)、 DOP A又はAbuであり)、Atは)Iis、 3(NMe)His。
Ala又はTyrであり、A、はD芳香族アミノ酸であり、A4はAla。
Giy又はSerであり、A、はTrpであり、A、はDPhe、 D(NMe )Phe又はD/L’ (Me)Pheであり、A7はB−G又はGであり(但 し、B去する、請求の範囲第1項記載の方法。
は任意の天然アミノ酸、任意の天然アミノ酸のジペプチド、H,N−(CH,)  、 −Co!H(但し、n = 2〜12)であり、GはArg、 1Lys 、 Lys又はOrnである) 、Protは窒素保護基であり、Qはペプチド 断片のカルボキシ末端を表わし且つ−OH又は−Mであり(但し、Mは讐素含有 求核試薬により置換できる単位である)、TはH又は縮合反応を実質的に妨害し ない保護基であり、そして2はポリペプチド又はペプチド断片のC末端を表わし 〔但し、Zは−CONR’R”、−COOR’。
−CH,OR’、 −Guy −Z’ 、 −Met −Z’ 、 −Lys  −Z’ 、 −Cys −Z’ 、−aiy −Tyr =Z’又は−Ala  −Tyr−Z’であり(但し、R’はH1炭素数1〜6のアルキル基、炭素数3 〜8のシクロアルキル基、炭素数2〜8のアルケニル基又は炭素数6〜12のア リール基であり、Z’ It−C[lNR’R”、−COOR’ 又は−CH! of?Iテあり、R2はR’ と同様に定義され、同一でも異なってもよい)、 モしてA。
以外の全てのアミノ酸側鎖は中性であるか又は保護基により保護されている〕と を前記2断片を溶解化させる溶剤中で、脱水剤及び活性化剤の存在下に、前記断 片が反応する十分な条件下に、反応させ、そしてラセミ化を最小にするのに十分 な条件下に反応させることからなる、ペプチドの生成方法。
2、 Qが一〇H,−OR″又は窒素含有環状単位(但し、R2は炭素数6〜1 2のアリール基である)である請求の範囲第1項記載の方法。
3、窒素含有環状単位が、イミダゾール、N−ヒドロキシ−スクシンイミド、N −ヒドロキシ−ベンゾトリアゾール又はN−ヒドロキシ−フタルイミドの残基で ある、請求の範囲第2項記載の方法。
4、合成されるペプチド中間体を次いで追加のペプチド断片と反応させてペプチ ドを特徴する請求の範囲第1項記載の方法。
5、ペプチド又はペプチド断片を合成した後、次いで保護基を除17 A、がD TrD、 D’ Nal又はDPheであり、A4がAlaである、請6、 X がProt−Aであり、YがA、又はA、−A4であり、VがA、であり、Wが At−Zであり、A7がGであり、そしてA、がAla又はLysである、請求 の範囲第1項記載の方法。
7 A、がDTro、 DPhe、 D’Na1. D’Nal、 請求1B、  XがProt−A、であり、そしてAtがLys又はAlaである、ジル第1 ニジカルボニル−Hls −DPhe−Ala −DH,Boc−Lys(Bo c) −Hls −DTrp−Ala −0ft Boa−Lys(Boc)− His −D’Na1−Ala −OH又はBoe−Lys(I3oe)−Hi s −DI’he−Δ1a−OHである、請求の範囲第15項記載の方法。
26、X−AI −Yがベンジルオキシカルボニル−Hls −DTrp−Ai a−OH,ベンジルオキシカルボニル−Hls −D’Nal −Ala−OH ,ベンジルオキシカルボニル−Hls −DPhe−Ala −0f(、Boc −Lys(Boa) −Hls −DTrp−Ala−OH又はBoc−Lys (Boc) −Hls −D’Na1−Ala −OHである、請求の範囲第2 1項記載の方法。
のペプチド断片と、式 のペプチド断片〔式中、XはProt又はProt−Asであり、YはA。
Q、Ala AI Q、As −As−Q、Ala−Aj−A4−Q。
As −Aa −As −Q、Ala−As −Aa −As −Q、Ala− Q又は−Qであり(但し、YがQであるとき、UはT−As −A4−AI又は L−Ala−Ax −A4−Asであり、YがAla−Qであるとき、UはT  As−A4 Asであり、YがAx Q又はAla A3−Qであるとき、Uは T−A4−Asであり、YがA3 A4−Q又はAla−A s −A a − Qであるとき、UはT−A、であり、YがA。
−A a −A s −Q又はA11−As −As −As−Qであるとき、 UはTであ6)、Vl;!As であり、WはAt−z又+tzであり、Asは 任意の天然L−アミノ酸、Met(0)、 DOPA、 Abu又はAs A’ 1であり(但し、A、はH,DOPA、 Lys、 Phe、 Tyr、 Cy s、 Tyr −DAla−Phe −Gly、 Tyr−DAla−Gly  −Phe、 TYr−Ala −Gly−Thr、又はTyr−〇Ala−円s e =Sarであり、A’+は任意の天然L−アミノ醋、Met(0)、 DO PA又はAbuである)、A、はHis、 3(NMe)His、 Ala又は Tyrであり、A、はD芳香族アミノ酸であり、A4はAla、 Guy又はS erであり、AsはTrpであり、A、はDPhe、D(NMe)Phe又はD /L ’ (Me)Pheであり、A、はB−G又はGであり(但し、Bは任意 の天然アミノ酸、任意の天然アミノ酸のジペプチド、H2N−(CH2) 、  −Cot)I (但し、n = 2〜22)であり、GはArg、ルys、 L ys又はOrnである)、Qはペプチド断片のカルボキシ末端を表わし且つ−O H又は−Mであり(但し、Mは窒素含有求核試薬により置換できる単位である)  、Protは窒素保護基であり、TはHであり、モしてZはポリペプチド又は ペプチド断片のC末端を表わし〔但し、Zft−CONR’R”、−COOR’ 、−CH,OR’、 −Gly −Z’ 、 −Net −Z’ 。
−Lys −Z’ 、 −Cys −Z’ 、 −Gly −Tyr−Z’又は −Ala −Tyr−Z′であり(但し、R1はH1炭素数1〜6のアルキル基 、炭素数3〜8のシクロアルキル基、炭素数2〜8のアルケニル基又は炭素数6 〜12〕71J−ル基テアリ、Z’ バーC0NI?’R”、−CDOR’ 又 バーCH,OR’であり、R2はR′と同様に定義され、同一でも異なってもよ い)、そしてA、以外の全てのアミノ酸側鎖は中性であるか又は保護基により保 護されている〕とを、二つの断片を可溶化する溶媒中で、脱水剤及び活性化剤の 存在下で断片を反応させるに十分な条件下で反応させることからなる、式A+  −At As −A4−AsA # −A を又はAt −As A4−As  −As Atのペプチドの形成方法。
28、溶剤が水又はジメチルホルムアミド若しくはN−メチル−ピロリジノンか ら選択される有機溶媒であり、ラセミ化抑制剤を該溶剤に任意に添加する、請求 の範囲第15項記載の方法。
29、脱水剤がカルボジイミドである請求の範[E27項記載の方法。
30、カルボジイミドがジシクロへキシルカルボジイミドであり、活性化剤がN −ヒドロキシスクシンイミドである請求の範囲第29項記載の方法。
31、反応を一10〜50℃の温度で行う請求の範囲第28項記載の方法。
32、式X−A、−Y C式中、XはProt又はProt−Asであり、Yは A、 −Q+ Ala−As −Q、 As −A4−Q、Ala−As −A 4−Q、 As−A4−As Q、Ala−As A4 As−Q、Ala−Q 又は−Qであり、A1は任意の天然L−アミノ酸、Net(0)。
DOPA、 Abu又はAs −A’ rであり(A6はH,DOPA、 Ly s、 Phe。
Tyr、 Cys、 Tyr −DAla−Phe −ciy、 Tyr−Al a −Gly −Phe、 Tyr −Ala −C1y−Thr又はTyr− DAla−Phe−Sarであり、A’lは任意の天然L−アミノ酸、Met( 0)、 DOPA又はAbuである)、A、はHis。
3(NMe))lis 、又はTyrであり、A、はD芳香族アミノ酸であり、 A4はAla、 Gly又はSerであり、A、はTrpであり、Protは窒 素保護基であり、Qはペプチド断片のカルボキシ末端を表わし且つ−OH又は− Mであり(但し、Mは窒素含有求核試薬により置換できる単位である)、並びに その有機又は無機の医薬的に許容できる塩であり、A、以外の全てのアミノ酸側 鎖は中性であるか又は保護基により保護されている〕のペプチド断片。
33、 il素保護基がモノアシル化保護基であり、XがProt−As又はP rotである請求の範囲第32項記載のペプチド断片。
34、 :ii素保護基がウレタン保護基である請求の範囲第32項記載のペプ チド断片。
35、Qが−OR3又は窒素含有環状基(但し、R3は炭素数6〜12のアリー ル基である)である請求の範囲第32項記載のペプチド断片。
36、 Protが水素で置換されている請求の範囲第32項記載のペプチド断 片。
37、 AtがHisであり、YがAs −A4−Q (但し、A4はAlaで ありA、はDTrp、 D’ Nal、 D“Nal又はDPheである)であ る、請求の範v!i第33項記載のペプチド断片。
38、式Boc−Lys(Boc)−His −DTrp−Ala、 Boa− Lys(Boc)−His−DTrp−Ala −OMe、 His−DTrp −Ala −OMe、 CBZ−His −DTrp−Ala−OMe又はCB Z−His −DTr9−Alaのペプチド断片。
39、式U−V−W (式中、UはT−As A4 As 、 T−AlaAx  −A4−As 、T−Aa As又はT−A、であり、VはA6又は2であり (但し、■がA、であるときWはAT−Z又は2であり、VがZであるときWは 存在しない)、A2はD芳香族アミノ酸であり、A4はAla、 Gly又はS erであり、AsはTrpであり、A。
はDPhe、 D(NMe)Phe又はD/L’ (Me)Pheであり、A7 はB−G又はGであり(但し、Bは任意の天然アミノ酸、任意の天然アミノ酸の ジペプチド、)11N (CHt)−−COJ (但し、n=2〜12)であり 、GはArg、 1Lys、 Lys又はOrnである)、TはH又は窒素保護 基であり、モしてZはポリペプチド又はペプチド断片のC末端を表わし〔但し、 Zは−CONR’R’、−COQR’、−CH!OR’、 −Gly −Z’  、 −Met−Z’、 −Lys−Z’、 −Cys−Z’、 −Gly −T yr−Z’又は−Ala −Tyr−Z’であり(但し、R1はH1炭素数1〜 6のアルキル基、炭素数3〜8のシクロアルキル基、炭素数2〜8のアルケニル 基又は炭素数6〜12のアリール基であり、2′は−CONRIR1゜−COO R’又は−CH,OR’であり、R1はR1と同様に定義され、同一でも異なっ てもよく、並びにその有機又は無機の医薬的に許容できる塩であり、全てのアミ ノ酸側鎖は中性であるか又は保護基により保護されている〕のペプチド断片。
40. Avの側鎖が保護基により保護されている、請求の範囲第39項記載の ペプチド断片。
41、UがAa As又はAsであり、A7がGであり、A4がAlaでありモ してVがA、でありA、がDPheである、請求の範囲第39項記載のペプチド 断片。
42、AyがLysである請求の範囲第41項記載のペプチド断片。
43、 A、がAlaであり、UがAsである請求の範囲第41項記載のペプチ ド断片。
44、WがA? −Zである請求の範囲第41項記載のペプチド断片。
45、式Trp−DPhe−Lys(Boc)−NHt又はCBZ−Trp−D Phe −Lys(Boc) −N1(tのペプチド断片。
国際調査報告

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式 X−A2−Y のペプチド断片と、式 U−V−W のペプチド断片〔式中、XはProt又はProt−A1であり、YはA3−Q ,Ala−A3−Q,A3−A4−Q,Ala−A3−A4−Q,A3−A4− A5−Q,Ala−A3−A4−A5−Q,Ala−Q又は−Qであり(但し、 YがQであるとき、UはT−A3−A4−A5又はT−Ala−A3−A4−A 5であり、YがAla−Qであるとき、UはT−A3−A4−A5であり、Yが A3−Q又はAla−A3−Qであるとき、UはT−A4−A5であり、YがA 3−A4−Q又はAla−A3−A4−Qであるとき、UはT−A5であり、Y がA3−A4−A5−Q又はAla−A3−A4−A5−Qであるとき、UはT である)、VはA6又はZであり(但し、VがA6であるときWはA7,A7− Z又はZであり、VがZであるときWは存在しない)、A1は任意の天然L−ア ミノ酸、Met(0),DOPA,Abu又はAo−A′1であり(但し、Ao はH,DOPA,Lys、Phe,Tyr,Cys,【配列があります】、【配 列があります】、【配列があります】、又は【配列があります】であり、A′1 は任意の天然アミノ酸▽、Met(O),DOPA又はAbuである)、A2は His,3(NMe)His,Ala又はTyrであり、A3はD芳香族アミノ 酸であり、A4はAla,Gly又はSerであり、A5はTrPであり、A6 はDPhe,D(NMe)Phe又はD/Lβ(Me)Pheであり、A7はB −G又はGであり(但し、Bは任意の天然アミノ酸、任意の天然アミノ酸のジペ プチド、H2N−(CH2)2−CO2H(但し、n=2〜12)であり、Gは Arg,iLys,Lys又はOrnである)、Protは窒素保護基であり、 Qはペプチド断片のカルボキシ末端を表わし且つ−OH又は−Mであり(但し、 Mは窒素含有求核試薬により置換できる単位である)、TはH又は縮合反応を実 質的に妨害しない保護基であり、そしてZはポリペプチド又はペプチド断片のC 末端を表わし〔但し、Zは−CONR1R2,−COOR1,−CH2OR1, −Gly−Z′,−Met−Z′,−Lys−Z′,−Cys−Z′,−Gly −Tyr−Z′又は−Ala−Tyr−Z′であり(但し、R1はH、炭素数1 〜6のアルキル基、炭素数3〜8のシクロアルキル基、炭素数2〜8のアルケニ ル基又は炭素数6〜12のアリール基であり、Z′は−CONR1R2,−CO OR1又は−CH2OR1であり、R2はR1と同様に定義され、同一でも異な ってもよい)、そしてA2以外の全てのアミノ酸側鎖は中性であるか又は保護基 により保護されている〕との間の縮合を行うことからなる、ペプチド又はペプチ ド中間体の合成方法。
  2. 2.Qが−OH,−OR3又は窒素含有環状単位(但し、R3は炭素数6〜12 のアリール基である)である請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.窒素含有環状単位が、イミダゾール、N−ヒドロキシ−スクシンイミド、N −ヒドロキシ−ベンゾトリアゾール又はN−ヒドロキシ−フタルイミドの残基で ある、請求の範囲第2項記載の方法。
  4. 4.合成されるペプチド中間体を次いで追加のペプチド断片と反応させてペプチ ドを形成する、請求の範囲第1項記載の方法。
  5. 5.ペプチド又はペプチド断片を合成した後、次いで保護基を除去する、請求の 範囲第1項記載の方法。
  6. 6.XがProt−Aであり、YがA3又はA3−A4であり、VがA6であり 、WがA7−Zであり、A7がGであり、そしてA1がAla又はLySである 、請求の範囲第1項記載の方法。
  7. 7.A2がDTrp,DPhe,DαNal,DβNal,N−インドール−( Me)−D/LTrp又は5−フルオロ−D/LTrpである、請求の範囲第1 項又は第6項記載の方法。
  8. 8.A3がDTrp,DβNal又はDPheであり、A4がAlaである、請 求の範囲第1項又は第6項記載の方法。
  9. 9.各ペプチド断片が、長さに於いて少なくとも2個のアミノ酸残基である請求 の範囲第1項又は第6項記載の方法。
  10. 10.ペプチド断片の1個が、少なくともトリペプチド又はテトラペプチドであ る請求の範囲第1項又は第6項記載の方法。
  11. 11.カップリング剤及びラセミ化抑制剤も添加する請求の範囲第10項記載の 方法。
  12. 12.N−末端断片のカルボキシ末端でのラセミ化が5%より少ない、請求の範 囲第1項又は第6項記載の方法。
  13. 13.合成されるペプチドが、式A1−A2−A3−A4−A5−A6−A7又 はA2−A3−A4−A5−A6−A7を有する、請求の範囲第1項記載の方法 。
  14. 14.ペプチド断片U−V−Wが、式L−A5−A6−A7−Zを有し、且つ側 鎖保護基により任意的に保護されている、請求の範囲第1項記載の方法。
  15. 15.側鎖保護基がt−ブトキシカルボニル(Boc)である、請求の範囲第1 4項記載の方法。
  16. 16.トリペプチドが式H2N−Trp−DPhe−Lys(Boc)−NH2 を有する、請求の範囲第15項記載の方法。
  17. 17.ペプチド断片X−A2−Yが式X−A2−A3−A4−Qを有する、請求 の範囲第1項又は第14項記載の方法。
  18. 18.A3がDTrp,DβNal又はDPheであり、A4がAlaである、 請求の範囲第17項記載の方法。
  19. 19.XがProt−A1であり、そしてA1がLys又はAlaである、請求 の範囲第18項記載の方法。
  20. 20.窒素保護基が、ベンジルオキシカルボニル又はt−ブチルオキシカルボニ ルから選択されたウレタン保護基である、請求の範囲第1項記載の方法。
  21. 21.XがProt−A1であり、A1がLys又はAlaであり、A6がDP heであり、そしてAγがGである、請求の範囲第18項記載の方法。
  22. 22.X−A2−YがProt−Lys(Prot)−His−A3−Ala− OH又はProt−His−A3−A1a−OHであり、U−V−WがT−Tr p−DPhe−Lys−NH2であり、且つ、ProtがBoc又はCBZであ り、TがHであり、そしてA3がDTrp,DβNal又はDPheである、請 求の範囲第1項記載の方法。
  23. 23.A2がHisであり、Hisが保護基で保護されていない、請求の範囲第 1項記載の方法。
  24. 24.A2が中性であるか又は側鎖保護基で保護されている請求の範囲第1項記 載の方法。
  25. 25.X−A2−Yがベンジルオキシカルボニル【配列があります】、ベンジル オキシカルボニル【配列があります】、ベンジルオキシカルボニル【配列があり ます】、【配列があります】又は【配列があります】である、請求の範囲第1項 記載の方法。
  26. 26.X−A2−Yがベンジルオキシカルボニル【配列があります】、ベンジル オキシカルボニル【配列があります】、ベンジルオキシカルボニル【配列があり ます】、【配列があります】、【配列があります】 又は【配列があります】である、請求の範囲第16項記載の方法。
  27. 27.X−A2−Yがベンジルオキシカルボニル【配列があります】、ベンジル オキシカルボニル【配列があります】、ベンジルオキシカルボニル【配列があり ます】、【配列があります】又は【配列があります】 である、請求の範囲第22項記載の方法。
  28. 28.式 X−A2−Y のペプチド断片と、式 U−V−W のペプチド断片〔式中、XはProt又はProt−A1であり、YはA3−Q ,Ala−A3−Q,A3−A4−Q,Ala−A3−A4−Q,A3−A4− A5−Q,Ala−A3−A4−A5−Q,Ala−Q又は−Qであり(但し、 YがQであるとき、UはT−A3−A4−A5又はL−Ala−A3−A4−A 5であり、YがAla−Qであるとき、UはT−A3−A4−A5であり、Yが A3−Q又はAla−A3−Qであるとき、UはT−A4−A5であり、YがA 3−A4−Q又はAla−A3−A4−Qであるとき、UはT−A5であり、Y がA3−A4−A5−Q又はAla−A3−A4−A5−Qであるとき、UはT である)、VはA6であり、WはA7−Z又はZであり、A1は任意の天然L− アミノ酸、Met(O),DOPA,Abu又はAo−A′1であり(但し、A oはH,DOPA,Lys,Phe,Tyr,Cys,【配列があります】、又 は【配列があります】であり、A′1は任意の天然L−アミノ酸、Met(O) ,DOPA又はAbuである)、A2はHis,3(NMe)His,Ala又 はTyrであり、A3はD芳香族アミノ酸であり、A4はAla,Gly又はS erであり、A5はTrpであり、A6はDPhe,D(NMe)Phe又はD /Lβ(Me)Pheであり、A7はB−G又はGであり(但し、Bは任意の天 然アミノ酸、任意の天然アミノ酸のジペプチド、H2N−(CH2)n−CO2 H(但し、n=2〜12)であり、GはArg,iLys,Lys又はOrnで ある)、Qはペプチド断片のカルボキシ末端を表わし且つ−OH又は−Mであり (但し、Mは窒素含有求核試薬により置換できる単位である)、Protは窒素 保護基であり、TはHであり、そしてZはポリペプチド又はペプチド断片のC末 端を表わし〔但し、Zは−CONR1R2,−COOR1,−CH2OR1,− Gly−Z′,−Met−Z′,−Lys−Z′,−Cys−Z′,−Gly− Tyr−Z′又は−Ala−Tyr−Z′であり(但し、R1はH、炭素数1〜 6のアルキル基、炭素数3〜8のシクロアルキル基、炭素数2〜8のアルケニル 基又は炭素数6〜12のアリール基であり、Z′は−CONR1R2,−COO R1又は−CH2OR1であり、R2はR1と同様に定義され、同−でも異なっ てもよい)、そしてA2以外の全てのアミノ酸側鎖は中性であるか又は保護基に より保護されている〕とを、二つの断片を可溶化する溶媒中で、脱水剤及び活性 化剤の存在下で断片を反応させるに十分な条件下で反応させることからなる、式 A1−A2−A3−A4−A5−A6−A7又はA2−A3−A4−A5−A6 −A7のペプチドの形成方法。
  29. 29.溶剤が水又はジメチルホルムアミド若しくはN−メチル−ピロリジノンか ら選択される有機溶媒であり、ラセミ化抑制剤を該溶剤に任意に添加する、請求 の範囲第28項記載の方法。
  30. 30.脱水剤がカルボジイミドである請求の範囲第28項記載の方法。
  31. 31.カルボジイミドがジシクロヘキシルカルボジイミドであり、活性化剤がN −ヒドロキシスクシンイミドである請求の範囲第30項記載の方法。
  32. 32.反応を−10〜50℃の温度で行う請求の範囲第55項記載の方法。
  33. 33.式X−A2−Y〔式中、XはProt又はProt−A1であり、YはA 3−Q,Ala−A3−Q,A3−A4−Q,Ala−A3−A4−Q,A3− A4−A5−Q,Ala−A3−A4−A5−Q,Ala−Q又は−Qであり、 A1は任意の天然L−アミノ酸、Met(O),DOPA,Abu又はA6−A ′1であり(AoはH,DOPA,Lys,Phe,Tyr,Cys,【配列が あります】、【配列があります】、【配列があります】又は【配列があります】 であり、A′1は任意の天然L−アミノ酸、Met(O),DOPA又はAbu である)、A2はHis,3(NMe)His、又はTyrであり、A3はD芳 香族アミノ酸であり、A4はAla,Gly又はSerであり、A6はTrpで あり、Protは窒素保護基であり、Qはペプチド断片のカルボキシ末端を表わ し且つ−OH又は−Mであり(但し、Mは窒素含有求核試薬により置換できる単 位である)、並びにその有機又は無機の医薬的に許容できる塩であり、A2以外 の全てのアミノ酸側鎖は中性であるか又は保護基により保護されている〕のペプ チド断片。
  34. 34.窒素保護基がモノアシル化保護基であり、XがProt−A1又はPro tである請求の範囲第33項記載のペプチド断片。
  35. 35.窒素保護基がウレタン保護基である請求の範囲第33項記載のペプチド断 片。
  36. 36.Qが−OR3又は窒素含有環状基(但し、R3は炭素数6〜12のアリー ル基である)である請求の範囲第33項記載のペプチド断片。
  37. 37.Protが水素で置換されている請求の範囲第33項記載のペプチド断片 。
  38. 38.A2がHisであり、YがA3−A4−Q(但し、A4はAlaでありA 3はDTrp,DβNal,DαNal又はDPheである)である、請求の範 囲第34項記載のペプチド断片。
  39. 39.式【配列があります】、【配列があります】、【配列があります】、【配 列があります】又は【配列があります】のペプチド断片。
  40. 40.式U−V−W〔式中、UはT−A3−A4−A5,T−Ala−A3−A 4−A5,T−A4−A5又はT−A5であり、VはA6又はZであり(但し、 VがA6であるときWはA7−Z又はZであり、VがZであるときWは存在しな い)、A3はD芳香族アミノ酸であり、A4はAla,Gly又はSerであり 、A5はTrPであり、A6はDPhe,D(NMe)Phe又はD/Lβ(M e)Pheであり、A7はB−G又はGであり(但し、Bは任意の天然アミノ酸 、任意の天然アミノ酸のジペプチド、H2N−(CH2)n−CO2H(但し、 n=2〜12)であり、GはArg,iLys,Lys又はOrnである)、T はH又は窒素保護基であり、そしてZはポリペプチド又はペプチド断片のC末端 を表わし〔但し、Zは−CONR1R2,−COOR1,−CH2OR1,−G ly−Z′,−Met−Z′,−Lys−Z′,−Cys−Z′,−Gly−T yr−Z′又は−Ala−Tyr−Z′であり(但し、R1はH、炭素数1〜6 のアルキル基、炭素数3〜8のシクロアルキル基、炭素数2〜8のアルケニル基 又は炭素数6〜12のアリール基であり、Z′は−CONR1R2,−COOR 1又は−CH2OR1であり、R2はR1と同様に定義され、同一でも異なって もよく、並びにその有機又は無機の医薬的に許容できる塩であり、全てのアミノ 酸側鎖は中性であるか又は保護基により保護されている〕のペプチド断片。
  41. 41.A7の側鎖が保護基により保護されている、請求の範囲第81項記載のペ プチド断片。
  42. 42.UがA4−A5又はA5であり、A7がGであり、A4がAlaでありそ してVがA6でありA6がDPheである、請求の範囲第81項記載のペプチド 断片。
  43. 43.A7がLysである請求の範囲第42項記載のペプチド断片。
  44. 44.A4がAlaであり、UがA5である請求の範囲第42項記載のペプチド 断片。
  45. 45.WがA7−Zである請求の範囲第42項記載のペプチド断片。
  46. 46.式Trp−DPhe−Lys(Boc)−NH2又はCBZ−Trp−D Phe−Lys(Boc)−NH2のペプチド断片。
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