JPH0550867A - 自動車用四輪駆動装置 - Google Patents

自動車用四輪駆動装置

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JPH0550867A
JPH0550867A JP23100991A JP23100991A JPH0550867A JP H0550867 A JPH0550867 A JP H0550867A JP 23100991 A JP23100991 A JP 23100991A JP 23100991 A JP23100991 A JP 23100991A JP H0550867 A JPH0550867 A JP H0550867A
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JP
Japan
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drive
drive shaft
driving force
wheel
planetary gear
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JP23100991A
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English (en)
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Mitsuhiko Harayoshi
光彦 原良
Yoichi Yamamoto
洋一 山本
Masayoshi Nishimori
政義 西森
Takeshi Takeo
剛 竹尾
Tadao Tanaka
忠夫 田中
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、特に左右輪の駆動力配分を調整し
うる、自動車用四輪駆動装置に関し、前後の駆動力配分
を制御するとともに、左右の駆動力配分も制御できるよ
うにすることを目的とする。 【構成】 自動車用四輪駆動装置において、駆動力伝達
系Aと、この駆動力伝達系Aを制御する制御手段15と
をそなえ、上記駆動力伝達系Aに、駆動力前後配分機構
25と、前後配分された駆動力を上記前輪側又は上記後
輪側において左右輪に伝達する駆動軸22,23とをそ
なえ、該駆動軸22,23の各輪へ至る部分に遊星歯車
機構5L,5R,8L,8Rを介装し、この遊星歯車機
構を構成するサンギア30,プラネタリギア29及びリ
ングギア28の3要素にそれぞれ駆動軸22,23の入
力側と駆動軸22,23の出力側と調整手段Sとを接続
して、この調整手段Sを通じて駆動軸22,23の入力
側から駆動軸22,23の出力側への駆動力伝達状態を
調整しうるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用四輪駆動装置
に関し、特に左右輪の駆動力配分を調整しうる、自動車
用四輪駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車において、四輪駆動式自動
車の開発が進められているが、かかる自動車にそなえら
れれる四輪駆動装置では、各輪への駆動力配分を制御す
る四輪駆動力配分制御システムが種々開発されている。
【0003】ところで、現在開発されている四輪駆動力
配分制御システムは、自動車の旋回性向上や直進性向上
のため、前輪と後輪との間で駆動力配分を可変にしてこ
れを制御するようにしたものが主流であり、左右輪間の
駆動力配分は、もっぱらディファレンシャルギヤの制限
等に依存している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の四輪駆動力配分制御手段では、左右輪間の駆
動力配分はディファレンシャルギヤにより制限されるだ
けなので、左右の駆動力配分は路面との反力のみに支配
されて、左右輪の路面摩擦係数(μ)の差やタイヤの左
右差によって生じる扁向等を防ぎきれないという問題点
がある。
【0005】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、前後の駆動力配分を制御するとともに、左右
の駆動力配分も制御できるようにした、自動車用四輪駆
動装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の請求
項1に記載の自動車用四輪駆動装置は、エンジンの駆動
力を左右前輪及び左右後輪に伝達してこれらの各輪を通
じて自動車を駆動するための自動車用四輪駆動装置にお
いて、上記エンジンの駆動力を上記各輪に伝達する駆動
力伝達系と、この駆動力伝達系を制御する制御手段とを
そなえ、上記駆動力伝達系が、上記エンジンの駆動力を
上記前輪側と上記後輪側とに配分する駆動力前後配分機
構と、該駆動力前後配分機構で配分された駆動力を上記
前輪側又は上記後輪側において左右輪に伝達する駆動軸
とをそなえ、該駆動軸の各輪へ至る部分に遊星歯車機構
が介装され、この遊星歯車機構を構成するサンギア,プ
ラネタリギア及びリングギアの3要素のうちの1要素に
上記駆動軸の入力側が結合されるとともに上記3要素の
うちの他の1要素に上記駆動軸の出力側が結合されて、
上記3要素のうちの残りの1要素に、上記の駆動軸の入
力側を結合された1要素に対する上記の駆動軸の出力側
を結合された1要素の動きを調整する調整手段が設けら
れて、この調整手段を通じて上記駆動軸の入力側から上
記駆動軸の出力側への駆動力伝達状態を調整しうるよう
に構成されていることを特徴としている。
【0007】また、本発明の請求項2に記載の自動車用
四輪駆動装置は、エンジンの駆動力を左右前輪及び左右
後輪に伝達してこれらの各輪を通じて自動車を駆動する
ための自動車用四輪駆動装置において、上記エンジンの
駆動力を上記各輪に伝達する駆動力伝達系と、この駆動
力伝達系を制御する制御手段とをそなえ、上記駆動力伝
達系が、上記エンジンの駆動力を上記前輪側と上記後輪
側とに配分する駆動力前後配分機構と、該駆動力前後配
分機構で配分された駆動力を上記前輪側又は上記後輪側
において左右輪に伝達する駆動軸とをそなえ、該駆動軸
の各輪へ至る部分に遊星歯車機構が介装され、上記遊星
歯車機構のサンギアに駆動軸の入力側が結合されるとと
もに上記遊星歯車機構のプラネタリギアに駆動軸の出力
側が結合されて、上記遊星歯車機構のリングギアに該リ
ングギアを回転駆動して上記サンギアに対する上記プラ
ネタリギアの動きを調整するリングギア駆動式調整手段
が設けられて、このリングギア駆動式調整手段を通じて
上記駆動軸の入力側から上記駆動軸の出力側への駆動力
伝達状態を調整しうるように構成されていることを特徴
としている。
【0008】
【作用】上述の本発明の請求項1に記載の自動車用四輪
駆動装置では、駆動力伝達系において、駆動力前後配分
機構により、エンジンの駆動力が前輪側と後輪側とに配
分され、前後に配分された駆動力は前輪側又は後輪側に
おいて駆動軸を通じて左右輪に配分されるが、このと
き、左右輪に至る駆動軸部分に介装された遊星歯車機構
を通じて駆動力が左右輪に配分される。つまり、上記駆
動軸の入力側から入った駆動力は、遊星歯車機構を構成
するサンギア,プラネタリギア及びリングギアの3要素
のうちの上記駆動軸の入力側の結合された1要素を通じ
て遊星歯車機構に入って、上記3要素のうちの上記駆動
軸の出力側の結合された1要素を通じて上記駆動軸の出
力側へと伝えられ、このとき、上記3要素のうちの残り
の1要素が調整手段を通じて動きを調整されると、駆動
軸の入力側から出力側への駆動力の伝達が調整される。
【0009】また、上述の本発明の請求項2に記載の自
動車用四輪駆動装置では、上述と同様に、駆動力伝達系
において、駆動力前後配分機構により、エンジンの駆動
力が前輪側と後輪側とに配分され、前後に配分された駆
動力は前輪側又は後輪側において駆動軸を通じて左右輪
に配分されて、このとき、左右輪に至る駆動軸部分に介
装された遊星歯車機構を通じて駆動力が左右輪に配分さ
れるが、上記駆動軸の入力側から入った駆動力は、遊星
歯車機構のサンギアを通じて遊星歯車機構に入って、遊
星歯車機構のプラネタリギアを通じて上記駆動軸の出力
側へと伝えられ、この際、リングギア駆動式調整手段に
より、遊星歯車機構のリングギアが回転駆動されると、
サンギアに対するプラネタリギアの動きが調整されて、
このリングギア駆動式調整手段を通じて上記駆動軸の入
力側から上記駆動軸の出力側への駆動力伝達状態が調整
される。
【0010】
【実施例】以下、図面により、本発明の一実施例として
の自動車用四輪駆動装置について説明すると、図1はそ
の概略構成を示す摸式図、図2はその要部の構成を示す
摸式的斜視図である。
【0011】図1,2に示すように、自動車において、
エンジン1の駆動力を各車輪3L,3R,4L,4Rに
伝達するように、駆動力伝達系Aが介設されている。ま
た、駆動力伝達系Aに制御信号を出力するコントローラ
15が設けられており、コントローラ15には、各セン
サが接続されている。
【0012】ところで、駆動力伝達系Aは、エンジン1
に、トランスミッション2およびフロントデフ17のベ
ベルギヤ24を介し連結され、車長方向へ延在する駆動
軸16をそなえている。
【0013】駆動軸16は、その後端において、ベベル
ギヤ27を介し、車幅方向へ延在する駆動軸23に連結
されている。また、トランスミッション2の出力軸はビ
スカスカップリング25およびギヤ26を介し、車幅方
向へ延在する駆動軸22に連結されている。
【0014】一方、各車輪3L,3R,4L,4Rに先
端を取り付けられ、車幅方向へ延在する車輪側駆動軸2
0L,20R,21L,21Rが設けられており、これ
らはその中間にユニバーサルジョイント18、19をそ
なえている。
【0015】車輪側駆動軸20L,20R,21L,2
1Rの内端は、駆動軸16,22,23から各車輪3
L,3R,4L,4Rへ供給される駆動力を制御すべく
装備された遊星歯車機構5L,5R,8L,8Rを介
し、駆動軸22,23に連結されている。
【0016】遊星歯車機構5L,5R,8L,8Rに
は、各車輪3L,3R,4L,4Rへ供給される駆動力
を調整する駆動力調整手段(リングギア駆動式調整手
段)Sが付設され、駆動力調整手段Sはコントローラ1
5に接続されている。
【0017】ところで、コントローラ15には、ステア
リングホイール10の回転角を検出する操舵センサ1
1,横Gセンサ12,ヨーレイトセンサ13,車速セン
サ14が接続されており、車両の走行状態を検出し、駆
動力配分の演算および制御信号の出力を行なえるように
なっている。
【0018】そして、遊星歯車機構5L,5R,8L,
8Rは、図2に示すように、そのサンギヤ30を駆動軸
22(23)の外端に固着され、そのプラネタリギヤ2
9をキャリア31を介し車輪側駆動軸20(21)に連
結されるようにして装備されるとともに、そのリングギ
ヤ28およびリングギヤ28の駆動機構Bが駆動力調整
手段Sとして構成されている。
【0019】駆動機構Bは、リングギヤ28の外周がウ
ォームホイール28Aとして形成されるとともに、この
ウォームホイール28Aに螺合するウォームギヤ28B
が装備され、、ウォームギヤ28Bを駆動するモータ6
L,6R,9L,9Rをそなえることにより構成されて
いる。
【0020】すなわち、コントローラ15からの制御信
号により、モータ6L,6R,9L,9Rが駆動され、
ウォームギヤ28Bおよびウォームホイール28Aを介
しリングギヤ28が回動されることにより、サンギヤ3
0およびプラネタリギヤ29の作動が拘束されて、入力
側である駆動軸22、23の駆動力から、出力側である
車輪側駆動軸20(21)へ伝達される駆動力が増減調
整されるようになっている。
【0021】なお、遊星歯車機構8L,8Rは、リアデ
フ7内に装備されている。
【0022】本実施例の自動車用四輪駆動装置は、上述
のように構成されているので、つぎのような作動が行な
われる。
【0023】すなわち、車両の走行状態に応じて、操舵
センサ11,横Gセンサ12,ヨーレイトセンサ13お
よび車速センサ14から検出信号がコントローラ15に
入力され、これらのセンサ出力により、コントローラ1
5において各車輪3L,3R,4L,4Rのそれぞれに
伝達すべき駆動力が算出される。
【0024】この算出値に基づき、駆動力調整手段Sの
駆動機構Bへ制御電流が出力され、モータ6L,6R,
9L,9Rが所要量回転駆動される。
【0025】これにより、駆動機構Bのウォームホイー
ル28Aが駆動され、ウォームホイール28Aが回転し
て、駆動軸22,23から入力される駆動力の、車輪側
駆動軸20L,20R,21L,21Rへの伝達割合が
増減調整される。
【0026】したがって、各車輪3L,3R,4L,4
Rへそれぞれ伝達される駆動力が、コントローラ15か
ら出力される制御信号により増減調整され、最適な状態
での走行が実現される。
【0027】このような本実施例の構成では、次のよう
な効果ないし利点が得られる。
【0028】路面からの反力により差動を発生するデ
ファレンシャルギヤ方式ではなく、モータによる強制的
な制御が行なわれるため、路面の摩擦係数(μ)に左右
されない旋回性能を、左右輪の駆動力制御により達成で
きるようになる。
【0029】路面からの反力により差動を発生するデ
ファレンシャルギヤ方式ではなく、モータによる強制的
な制御が行なわれるため、タイヤの左右差により生じる
扁向等に左右されない走行制御を、達成できるようにな
る。
【0030】自動車の直進中には、横加速度やヨーレ
イト等の検出値により、直進性を向上させる制御を容易
に行なえるようになる。
【0031】車体の直進安定性を向上させたり、旋回
の立ち上がりや収斂性を向上させることができるように
なる。
【0032】サンギアに駆動軸の入力側を結合してプ
ラネタリギアに駆動軸の出力側を結合してリングギアに
リングギア駆動式調整手段を設けているので、車両への
配置が容易になり、コンパクトに装置を構成できる。
【0033】なお、遊星歯車機構を構成するサンギア,
プラネタリギア及びリングギアの3要素のうちのいずれ
か1要素に駆動軸の入力側を結合して、3要素のうちの
他の1要素に駆動軸の出力側を結合すればよく、上述の
実施例の構成に限られるものではない。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、エンジンの駆動力を左右前輪及び左右後
輪に伝達してこれらの各輪を通じて自動車を駆動するた
めの自動車用四輪駆動装置において、上記エンジンの駆
動力を上記各輪に伝達する駆動力伝達系と、この駆動力
伝達系を制御する制御手段とをそなえ、上記駆動力伝達
系が、上記エンジンの駆動力を上記前輪側と上記後輪側
とに配分する駆動力前後配分機構と、該駆動力前後配分
機構で配分された駆動力を上記前輪側又は上記後輪側に
おいて左右輪に伝達する駆動軸とをそなえ、該駆動軸の
各輪へ至る部分に遊星歯車機構が介装され、この遊星歯
車機構を構成するサンギア,プラネタリギア及びリング
ギアの3要素のうちの1要素に上記駆動軸の入力側が結
合されるとともに上記3要素のうちの他の1要素に上記
駆動軸の出力側が結合されて、上記3要素のうちの残り
の1要素に、上記の駆動軸の入力側を結合された1要素
に対する上記の駆動軸の出力側を結合された1要素の動
きを調整する調整手段が設けられて、この調整手段を通
じて上記駆動軸の入力側から上記駆動軸の出力側への駆
動力伝達状態を調整しうるように構成されるので、次の
ような効果ないし利点が得られる。
【0035】路面からの反力により差動を発生するデ
ファレンシャルギヤ方式ではなく、遊星歯車機構および
調製手段による強制的な制御が行なわれるため、路面の
摩擦係数(μ)に左右されない旋回性能を、左右輪の駆
動力制御により達成できるようになる。
【0036】路面からの反力により差動を発生するデ
ファレンシャルギヤ方式ではなく、遊星歯車機構および
調製手段による強制的な制御が行なわれるため、タイヤ
の左右差により生じる扁向等に左右されない走行制御
を、達成できるようになる。
【0037】自動車の直進中には、横加速度やヨーレ
イト等の検出値により、直進性を向上させる制御を容易
に行なえるようになる。
【0038】車体の直進安定性を向上させたり、旋回
の立ち上がりや収斂性を向上させることができるように
なる。
【0039】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記遊星歯車機構のサンギアに駆動軸の入力側が結合され
るとともに上記遊星歯車機構のプラネタリギアに駆動軸
の出力側が結合されて、上記遊星歯車機構のリングギア
に該リングギアを回転駆動して上記サンギアに対する上
記プラネタリギアの動きを調整するリングギア駆動式調
整手段が設けられて、このリングギア駆動式調整手段を
通じて上記駆動軸の入力側から上記駆動軸の出力側への
駆動力伝達状態を調整しうるように構成されるので、上
述の効果ないし利点に加えて、車両への配置が容易にな
り、コンパクトに装置を構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての自動車用四輪駆動装
置について、その概略構成を示す摸式図である。
【図2】本発明の一実施例としての自動車用四輪駆動装
置について、その要部の構成を示す摸式的斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 エンジン 2 トランスミッション 3L 車輪 3R 車輪 4L 車輪 4R 車輪 5L 遊星歯車機構 5R 遊星歯車機構 6L モータ 6R モータ 8L 遊星歯車機構 8R 遊星歯車機構 9L モータ 9R モータ 10 ステアリングホイール 11 操舵センサ 12 横Gセンサ 13 ヨーレイトセンサ 14 車速センサ 15 コントローラ 16 駆動軸 17 フロントデフ 18 ユニバーサルジョイント 19 ユニバーサルジョイント 20L 車輪側駆動軸 20R 車輪側駆動軸 21L 車輪側駆動軸 21L 車輪側駆動軸 22 駆動軸 23 駆動軸 24 ベベルギヤ 25 ビスカスカップリング 26 ギヤ 27 ベベルギヤ 28 リングギヤ 28A ウォームホイール 28B ウォームギヤ 29 プラネタリギヤ 30 サンギヤ 31 キャリア A 駆動力伝達系 B 駆動機構 S 駆動力調整手段(リングギア駆動式調整手段)
フロントページの続き (72)発明者 竹尾 剛 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 田中 忠夫 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの駆動力を左右前輪及び左右後
    輪に伝達してこれらの各輪を通じて自動車を駆動するた
    めの自動車用四輪駆動装置において、上記エンジンの駆
    動力を上記各輪に伝達する駆動力伝達系と、この駆動力
    伝達系を制御する制御手段とをそなえ、上記駆動力伝達
    系が、上記エンジンの駆動力を上記前輪側と上記後輪側
    とに配分する駆動力前後配分機構と、該駆動力前後配分
    機構で配分された駆動力を上記前輪側又は上記後輪側に
    おいて左右輪に伝達する駆動軸とをそなえ、該駆動軸の
    各輪へ至る部分に遊星歯車機構が介装され、この遊星歯
    車機構を構成するサンギア,プラネタリギア及びリング
    ギアの3要素のうちの1要素に上記駆動軸の入力側が結
    合されるとともに上記3要素のうちの他の1要素に上記
    駆動軸の出力側が結合されて、上記3要素のうちの残り
    の1要素に、上記の駆動軸の入力側を結合された1要素
    に対する上記の駆動軸の出力側を結合された1要素の動
    きを調整する調整手段が設けられて、この調整手段を通
    じて上記駆動軸の入力側から上記駆動軸の出力側への駆
    動力伝達状態を調整しうるように構成されていることを
    特徴とする、自動車用四輪駆動装置。
  2. 【請求項2】 エンジンの駆動力を左右前輪及び左右後
    輪に伝達してこれらの各輪を通じて自動車を駆動するた
    めの自動車用四輪駆動装置において、上記エンジンの駆
    動力を上記各輪に伝達する駆動力伝達系と、この駆動力
    伝達系を制御する制御手段とをそなえ、上記駆動力伝達
    系が、上記エンジンの駆動力を上記前輪側と上記後輪側
    とに配分する駆動力前後配分機構と、該駆動力前後配分
    機構で配分された駆動力を上記前輪側又は上記後輪側に
    おいて左右輪に伝達する駆動軸とをそなえ、該駆動軸の
    各輪へ至る部分に遊星歯車機構が介装され、上記遊星歯
    車機構のサンギアに駆動軸の入力側が結合されるととも
    に上記遊星歯車機構のプラネタリギアに駆動軸の出力側
    が結合されて、上記遊星歯車機構のリングギアに該リン
    グギアを回転駆動して上記サンギアに対する上記プラネ
    タリギアの動きを調整するリングギア駆動式調整手段が
    設けられて、このリングギア駆動式調整手段を通じて上
    記駆動軸の入力側から上記駆動軸の出力側への駆動力伝
    達状態を調整しうるように構成されていることを特徴と
    する、自動車用四輪駆動装置。
JP23100991A 1991-08-19 1991-08-19 自動車用四輪駆動装置 Withdrawn JPH0550867A (ja)

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