JPH05507637A - 吸入器 - Google Patents

吸入器

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トランレイ,ロイ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 吸入器 本発明は、カプセルから通常微粉の薬剤の吸入のための吸入器に関する。 多様な形式の吸入器がすでに公知であり、そしてこれらの中には、吸入中薬剤を 引き込むために、カプセルの通常端部に穴をあけるものと、カプセルのキャップ 部分が、薬剤を抽出するために本体部分から取り除かれるものがある。 薬剤の抽出は、通常、カプセルを通過する吸入空気流の結果として発生する。  上記の画形式の吸入器では、吸入器を通過する空気流に渦構成を取らせることが 公知であり、その結果、穴をあけたカプセル又は分離されたカプセルキャップと 本体部分は空気流において転回する。 薬剤のすべてがカプセル又は分離されたカプセルキャップと本体部分から引き出 されるわけではないことが、公知の吸入器の事実上すべての欠点であり、そして これは、しばしば、カプセル部分又はカプセル全体が、吸入空気の抽出効果が有 効に作用できないか、あるいはカプセル又はカプセルキャップと本体部分が、機 械的制約により自由に転回するのを妨げられる位置において吸入器に入っている ためである。 上記の欠点が除去される吸入器を設けることが、本発明の目的である。 本発明の一つの見地により、室であり、(a)中間にある鎖車の正中面を規定す る第1及び第2の一般平行な離間した対向壁であり、平行な離間した壁の間に、 カプセルが、その縦軸が該第1及び第2壁に一般に平行な任意の角方位において 納まる第1及び第2の一般平行な離間した対向壁と、(b)少な(とも一つの周 壁とによって規定した室と、空気が吸入により鎖車から排出される排気ノズルと 、該第1及び第2壁に一般に垂直な軸の回りで回転する空気流を吸入中室におい て発生させるために、排気ノズルに関して配置した少なくとも一つの空気入口と 、吸入器における保持手段であり、カプセルの縦軸が該軸に垂直な保持手段に保 持されたカプセルを開放するために閉鎖室の外側から動作する手段に関連した保 持手段とを具備し、この場合保持手段は、第1及び第2壁の間の最小間隔よりも 大きく、該回転軸に平行に見た時鎖車の最小断面寸法よりも小さい長さのカプセ ルを保持するために有効であり、その対称軸が鎖車の正中面と略一致してカプセ ルを保持し、かつ第1及び第2壁の間の該最小間隔よりも小さな直径のカプセル を保持するように構成された吸入器が設けられる。 本発明の第2見地は、(a)第1及び第2の一般平行な離間した対向壁であり、 それらの間に、カプセルが、その縦軸が該第1及び第2壁に一般に平行な任意の 角方位において納まる第1及び第2の一般平行な離間した対向壁と、(b)少な くとも一つのさらに他の壁とによって規定した室と、空気が吸入により鎖車から 排出される排気ノズルと、該第1及び第2壁に一般に垂直な軸の回りで回転する 空気流を吸入中室において発生させるために、排気ノズルに関して配置した少な くとも一つの空気入口と、吸入器における凹部であり、カプセルの縦軸が該軸に 垂直な凹部に保持されたカプセルを開放するための手段に関連した凹部とを具備 し、この場合開放手段は、該第1及び第2壁の間の最小間隔よりも大きく、該回 転軸に平行に見た時鎖車の最小断面寸法よりも小さい長さのカプセルを開放し、 かつ第1及び第2壁の間の該最小間隔よりも小さな直径のカプセルを開放するた めに有効であり、そしてこの場合室は非円形であり、吸入空気流の影響下でカプ セルをその横軸の回りで自由に回転させ、かつカプセル内からの薬物の取出やす さを増大させるために教生なくとも一つのさらに他の壁に対して衝撃を与えるこ とができる吸入器を設ける。 発明の第3見地は、飲口と、容器の内部から粉末薬物を解放するために、吸入空 気流において開放された時撹拌される容器を収容する渦流室とを具備し、この場 合室は、10′2オームよりも小さな表面抵抗率を有する帯電防止部材から規定 された壁を有する吸入器を設ける。 本発明をさらに容易に理解するために、次に説明が、添付の図面を参照して、実 施例のみにより与えられる。 第1図は、本発明による吸入器の側面図である。 第2図は、第1図の吸入器の横断面図である。 第3図は、カプセルが開放手段による開放の準備のできた位置にある第2図の線 3−3で取った断面図である。 第4図は、カプセルがちょうど開放された、動作サイクル開始直後の吸入器を示 す第3図に類似する図である。 第5図は、包含された薬物を取り出すために転回される室における2つの分離カ プセル部分を示す第3図に再び類似する図である。 第6図は、開放されるカプセルの装填を容易にするためにオプションの蝶番付き カバーを備えた後部ケースを示す下面図である。 第7図は、ビン穴あけ形式の吸入器の代替的な実施態様の断面図である。 第8図は、第7図の線8−8で取った第7図の吸入器の断面図である。 第9図は、第7図の線9−9で取った断面図である。 第10図は、吸入器の第3実施態様の断面図である。 第11図は、第10図の線11−11で取った断面図である。 第12図は、第10図の線12−12で取った断面図である。 第13図は、カプセルが開放ビンによって穴をあけられた、吸入器のさらに他の 実施態様の正面図である。 第14図は、第13図の装置の頂面図である。 第15図は、カプセル収容構成における装置を示す第13図の線15−15での 断面図である。 第16図は、カプセルがちょうど破裂された構成において装置を示す、第15図 に対応する図である。 第17図は、カプセルがちょうど吸入室に放逐された構成にある時の第13図の 線17−17で取った断面図である。 第18図は、第15図の線18−18で取った断面図である。 第19図は、第16図の線19−19で取った断面図である。 第20図は、第17図の線20−20で取った断面図である。 図面を参照すると、第1図は、カプセル空は室3(第2図)の−壁を形成する板 2における飲ロノズル1を示す。 室3の反対壁は、カプセル5を開放準備のできた吸入器に挿入させるために除去 可能な後部ケースパネル4によって規定される。装置の2つの部分は、後述の差 込み系を用いて一緒に保持される。 飲ロノズル1内の中央の空気通路6と整列して、高導電率及び/又は低表面抵抗 率、及び/又は高表面静電消散率のために、好ましくは帯電防止性の格子7があ り、この格子を吸入空気は通過するが、カプセルケース断片は通過することがで きず、このため、使用者の呼吸系に侵入することはない。 第2図は、本発明の重要な特徴を示し、カプセル5の断面は、(パネル2と遮壁 7によって規定した)平面右側室壁と(後部ケースパネル4によって規定した) 平面左側室壁の間の最小間隔よりもほんのわずかに小さく、その結果カプセル本 体5aとカプセルキャップ5bが、それらの対称軸が左側及び右側室壁の平面に 平行である以外の定位を取るのを防止される。 もちろん、室3は、それぞれ左側及び右側壁4と7によるだけでなく、第2図に 示された仕切り8の如く横長壁により規定される。 第1図は、吸入器の入口の一つの空気人口9を示す。 第3図は、第2図の線2−2で取った断面図を示し、そして上記空気人口9だけ でなく、2つのさらに他の空気入口10と11を示し、それらの機能は後述され る。 第3図はまた、カプセルキャップ部分5bが弓形バッフル12とアンビル13の 間に保持された、開放準備位置におけるカプセル5を示す。 代替的に、カプセルは、本体部分5aがバッフル12とアンビル13の間に圧搾 され、そしてキャップ部分5cがナイフ14(第4図)によって除去されること を除いて、同様に位置付けることもできる。 この位置において、カプセル5は、室の正中面、すなわち、対称軸に垂直で、パ ネル2と4の中間に位置する平面において、その縦軸を有する。カプセルは、後 部ケースパネル4を吸入器の残部から除去するか、又は第6図を参照して後述さ れるオプションの挿入ポートによる挿入により、第3図の用紙面に垂直な方向に おいて滑らせることにより、この位置に挿入される。 第3図はまた、飲ロバネル2と一体的に成型したカプセル保持アンビル13を示 す。同様に、弓形バッフル12は、パネル2と一体的に成型される。 後部ケースパネル4と一体的に成型されるために弓形バッフル12に関して、開 放ナイフ14は回転可能であり、カプセル部分5aと5bの分離時において、第 4図に示された如く、カプセル本体部分5aをキャップ部分5bから払い除ける ために、装填構成から吸入構成への吸入器の動作中、時計回り方向に回転する。  開放ナイフ14の背後に案内部材15があり、後部ケースパネル4によって保 持したカプセルエジェクタ16が、第5図に示された如く、バッフル12とアン ビル13の開からカプセルキャップ部分5bを放逐する時に、アンビル13とバ ッフル12の間からちょうど放逐されたカプセルの部分が吸入室3の方に通過し なければならない通路を規定するために、アンビル13と協同する。この案内作 用は、放逐されたカプセル部分が詰まるのを防止する。また、案内部材15が形 成される後壁19が、バッフル12に関してほぼ密封し、その結果、吸入空気の 多くは、入口孔9と10を介して室3に一般に接して吹き込むが、付加空気入口 孔11は、弓形バッフル12と吸入器の外壁18の間の弓形通路に沿ってパージ 流を通過させ、開放動作の結果として、割れているバッフル12とアンビル13 の空所から薬物を一掃する。このため、空気人口11を通ったパージ流の存在は 、さらに、全体として吸入器からの薬物の空は度を高める。こうして、いろいろ な入口9.10と11は、室3における空気渦流の生成に寄与する。 もちろん、本発明による装置に3つの重要な基準があることが認識されるであろ う。 (i)入口9又は10と吸入飲口1の間の装填された吸入器での圧力降下が、で きる限り低くあるべきである。 (n)薬物を吸入空気流に入れるために、カプセル内からの薬物のできる限り完 全な送り出しの必要性がある。 (ffl)薬物の送り出し効率はカプセルから除去される薬物だけでなく、吸入 中使用者の呼吸系に実際に達する薬物によるために、全体として装置のできる限 り高い空は度の必要性がある。 吸入器がカプセル空けのためにカプセルを開放して回転室3に放出した2つの主 要部品の相対回転位置付けにある時、第5図に示された最終位置は、いろいろな 空気人口9.10と11がすべて、それぞれ、対応する入口間隙9a、10aと llaにより装置の内部と連通ずる唯一の位置である。すべての他の位置におい て、それらは、閉じられ、ポートは、カプセルが開放されるまで位置合わせされ ない。 第6図は、後部ケースパネル4aが、カプセル5の挿入を容易にするために開放 される蝶番付き又は押込みばめカバー20を備えたカプセル挿入ポートを含み、 後部ケースパネル4から飲口1とパネル2を分離する必要なしに装置を装填可能 にしている。しかし、これらの部分は、それにも拘わらず、消費されたカプセル 本体とキャップ部分を除去可能にし、かつ使用者による装置の清浄を許容するた めに、通常、動作サイクルの終端において分離される必要がある。 装置の2つの部品を一緒に保持するための上記の差込み系は、後部パネル部品の ふちにおける軸長スロット18(第1図)に係合可能な飲口部材のふちの外部に おけるビン17を具備する。このスロットは、後部パネル部品の弧のほぼ80° にわたって後部パネルのふちの回りに走行している溝19に開いており、2つの 部品の軸方向分離なしに、飲口部に関して後部パネル部の回転を許容する。 放出された粉末薬物が吸入器の空気通路の表面に凝塊する程度を最小にするため に、室部分3を規定するパネル2.4と仕切り8は、低表面抵抗率を有するポリ マーから形成され、これにより、帯電防止特性を有する。好ましくは、室3の内 壁を規定する材料は、1012オームよりも小さく、さらに好ましくは、108 オームよりも小さな表面抵抗率を有するポリマーである。本実施態様において、 全装置は、低表面抵抗率の同一ポリマーから形成されるが、所望ならば、室規定 壁は、低表面抵抗率のポリマーの内側裏張りを設けても良い。 例えば、導電率を増大させるか又は表面抵抗率を縮小させることにより、あるい は、静的消散率特性を高めることにより、ポリマーの帯電防止特性を増大させる ための多様な添加剤が公知である。一つの可能性は、帯電防止特性を増大するた めに構成要素の製造のために使用されたポリマーにしばしば繊維の形式における 炭素又は鋼充填剤を組み入れることである。これは、導電率を高め、及び/又は 表面抵抗率を低下させる。 代替的に、成型プロセスの前にチップ形式において成型ポリマーにしばしば混合 される非繊維化学添加剤が、成型製品における表面抵抗率を低下させるために使 用される。仏画のAtochem社により製造される製品Pebaxは、そのよ うな添加剤の使用により帯電防止グレードにおいて獲得されるポリエーテルブロ ックアミド製品である。この応用のための代替的な材料は、IC1,により製造 される帯電防止添加剤を含むポリプロピレンのAtmer範囲を含む。 別の可能性は、成型構成要素が、表面抵抗率を縮小する導電層を被覆されること である。 好ましくは、表面抵抗率は、1012オームであり、そしてさらに好ましくは、 10’オームよりも小さい。 さらに好ましくは、実施態様の任意において、飲口は、少なくともその内壁を低 表面抵抗率のポリマーから形成される。 以下に記載される実施態様に関して、第1〜6図の実施態様は、射出成型によっ て形成される。低表面抵抗率の上記のポリマー材料自体は、装置の関連部品又は その全体を形成するために射出成型することができる。 第7図を参照すると、本発明による吸入器の代替的な実施態様が示され、この場 合カプセルは、キャップと本体部分の分離により開放されないが、代わりに、ピ ンにより穴をあけられ、空気作用、遠心作用、及び渦流室の横壁と穴のあいたカ プセルの衝撃の結合により、内容物の抽出を可能にしている。 第7図は、ら旋状圧縮バネ23を用いて、外側に偏向されたそれぞれのボタン2 2により動作された2つにカプセル穴あけピン21を示す。 この目的のために、後述される格子30とプラグ29の壁によって規定した平坦 端壁に隣接する周W24aを有する室24はまた、比較的平坦な室の正中面にあ る間、カプセルを収容することができる壁24aにおける隆起部25aにより規 定した凹部25を周壁において有する。 室は、さらに、空気が第8図と第9図に示された飲ロノズル27により吸引され る時、主要室の一般に中央にあり、第7図の用紙面に垂直に延びている軸の回り で、室において渦流動作をはっきりと生成する2っの空気人口26を含む。 第7図、第8図と第9図に示された吸入器の動作は、比較的直接的であり、次の 如くである。 最初に、吸入器は、第8図に示された左側本体部分28′から右側本体部分28 を分離することにより開放され、その結果、カプセルは、室24の凹部25に挿 入される。 押しボタンは、この段階において、外側位置に偏向され、その結果2つの針21 は、室壁においてカプセル収容隆起部25aから引っ込められる。 それから、装置は、2つの半部分を組立て構成において一緒に保持するための戻 り止め手段(不図示)により、第8図の構成において本体部分28と28゛ を 連結することにより再組立てされる。 今まで、カプセルは閉じられ、そして操作者は、穴のあいたカプセル又はキャッ プ部分が本体部分から分離されたカプセルをもてあそぶ必要はない。 それから操作者は、2つの押しボタン22を内側に単に押し込み、針21で凹部 25におけるカプセルの端部を破裂させ、その後、押しボタンを解放し、その結 果、それらは、圧縮バネ23により再び外側に偏向される。カプセルは、吸入が 始まる時、連行準備ができた凹部25において自由である。 使用者は、単に、第8図と第9図の飲口27により吸入し、必要な空気渦流を入 口26を通して室24に生成し、そして同一渦流作用は、動きばめにある凹部2 5からカプセルを脱離させ、室24において空気渦流の上記の回転軸の回りでカ プセルを急速に回転させる。 カプセルは室24の直径よりも短長である事実は、カプセルが空気渦流において 横軸の回りでスピンすることができるが、同時に、その長さがその直径にほぼ等 しいために、それは、打診作用によりカプセル内から微粉薬剤を除去する衝撃に 耐えるために室24の周壁に接触すること室24の壁との衝撃程度は、室24に 一般非対称又は偏心外観を与える凹部25の存在によって高められ、回転カプセ ル殻の遠心空けを増大させる衝撃が無秩序かつ急速に発生する。 吸入が完了する時、薬剤は、室24の対向した平坦萱の一方を規定する空気透過 性格子30(他方の壁は閉鎖プラグ29によって規定される)を通して排出され ることにより、カプセルと、事実、室24からほとんど完全に空けられる。 それから吸入器は、消費されたカプセルを除去するために即座に開放されるか、 又は次の吸入が実施される時のみ開放される。 吸入器が乾燥して保たれ、発明による吸入器のすべての実施態様に対して選ばれ た材料が、カプセルの粉末に対して比較的低い静電引力しか有さないものである ならば、吸入器は、同一患者によって使用された時規則的な清浄を必要としない (すなわち、衛生上の理由以外に)。 第10図、第11図と第12図の実施態様は、第7図、第8図と第9図の実施態 様に多くの点において類似するが、カプセルを開放するための手段において異な る。 第7図、第8図と第9図の構成要素に等価的に対応する第10図、第11図と第 12図の装置の構成要素は、同一参照番号によって表記され、次の説明において 、簡単に記載される。 第10図は、開放位置におけるカプセルが、室24の直径と整合するが、室24 の正中面、すなわち、第10図に見た時車の平面前壁及び後壁(第11図におい て見た時左側及び右側壁)の中間にある平面において、その縦軸を有する。再び 、平面左側壁は、分離プラグ29によって形成され、そして平面右側壁30は、 カプセル及び/又は開放ピンによる穴あけにより放出される断片が吸入中使用者 の呼吸系に侵入するのを防止するために役立つ格子によって形成される。本実施 態様において、格子30は、導電性又はそうでなければ帯電防止性の材料である 。好ましくは、使用材料は、導電性ポリマーである。しかし、格子は、ステンレ ス鋼の如く金属でも良い。 この実施態様において、カプセルを開放するためのピン31は、案内ペグ33と 、伸長案内ペグ34によって案内される単−押しボタン組立品32によって担持 され、案内ペグ34の端部は、簡単に後述されるラッチ解放として作用するため の小直径延長部分35を有する。 再び、圧!バネ36が設けられ、2つのピン31がそれぞれの案内ダクト37か ら引込められる外側位置に押しボタン32を偏向させる。 カプセルを第10図に示された開放凹部に侵入させるために、エジェクタスライ ド38が、吸入器の本体内の中央に取り付けられ、かつ操作取っ手39(第11 図)の制御の下で軸方向に滑り可能である。エジェクタを第10図に示された引 込み位置において保持するために、それは、アパーチャー41に係合するラッチ ピップ40を含み、この場合それは、押しボタン32のための案内ピン34のラ ッチ解放部分として役立つ小直径伸長部分35によって放逐されるまで、とどま る。いったんラッチが解かれると、圧縮バネ42が、吸入器の本体に沿って軸方 向にエジェクタを押圧し、伸長している凹部から主要室にカプセルを放逐し、そ して同時に、エジェクタ38の移動端位置は、エジェクタの凹状弓形前面43が 室24の周壁と同一平面になる如くであり、カプセルが、吸入による空気渦流に おける続(転回中カプセル開放凹部に再入することができないことを保証する。 しかし、この実施態様において、それは、打診作用によりカプセルからの粉末薬 剤の放逐を生じさせるために、渦流室の周壁に不規則性を設けるために役立つ凹 部25の縁に衝撃を与える。 第10図は、吸入器の前面ケース45におけるスロット44(第11図参照)の 位置を破線で示し、第10図に示されたカプセル収容位置と(図面において不図 示の)カプセル放逐位置の間の移動のために、必要な移動度をエジェクタ38の 操作取っ手39に与える。第11図の断面図は、スロット44の中央で取られる ことが注目される。 第10図、第11図と第12図に示された装置の動作を以下に記載する。 最初に、エジェクタ38の操作取っ手39は、カプセル開放凹部を解放するため に、第10図と第11図において示された位置に引かれる。 それから、前面本体部分45は、吸入器の後面本体部分46から除去され、カプ セル開放凹部へのカプセルの挿入を許容する。 2つの本体部分45と46は、カプセル開放動作の準備のできた室24を閉じる ために、再び一緒に締結される。 もちろん、上記の3つの操作を通して、押しボタン32は、圧縮バネ36のため に、第10図に示された伸長位置において保持される。 押しボタン32は、2つのピン31をカプセル端部に駆動するために挿入され、 その挿入行程の終端において、案内ピン34のラッチ解放伸内容物を効果的に吸 い込む呼吸機能の能力のない人に対して、吸入動作中吸入器に非常に高い圧力降 下を与えることを明らかにしたが、カプセル吸入処置が呼吸機能の不興の人達に 意図されることを念頭におくと、吸入中内容物のできる限りすべての除去をねら いながら、圧力降下を最小に保つことが重要である。本発明は、(i)室の壁に よるカプセル端部の無秩序な衝撃を可能にし、(n)転回動作中カプセル又は個 々の分離カプセルキャップと本体部品の対称軸が、室の正中面に一般に平行のま まであり、最良の可能な遠心作用と、同様に、吸入動作中カプセルの内部におい て最適空気吸引を与えることを保証することにより、カプセルだけでな(、全体 として吸入装置からの薬物の高効率を達成する。カプセルが、対称軸が室の正中 面に平行以外になる異なる方向に転回することができるならば、吸引程度は、減 衰されるか、又は強度において少なくとも信頼性がな(なる。カプセルの内容物 は、呼吸機能が損なわれた使用者に付随しやすい比較的低い空気流速度において さえも、空気流に効果的に連行されることが、本出願において開示された吸入器 の特徴である。 室の構成に対して多様な代替的な可能性があり、そして第10図にお・いて示さ れた如く完全に円筒形状でない室の採用は、破裂したカプセル殻とカプセル本体 及びキャップ部分からカプセルの内容物を軽くたたいて放出するために、凹部2 5の壁における打診衝撃やすさを増大させるために好ましいと考えられる。 第7〜9図と第10〜12図の実施態様に対して、室24の軸長(室の前部及び 後部平坦壁の間の最小間隔)が、カプセルの軸長よりも小さく、好ましくは、傾 斜位置においてカプセルがトラップされる見込みがないことを保証するために十 分なマージンだけ、それよりも小さいことが望ましい。第1〜6図の実施態様に 対して、室の軸長は、同じ理由のために、カプセルのキャップ部分(これは本体 部分よりも短い)の軸長よりも小さいことが、好ましい。 室の前壁と後壁としてここで記載された対向壁に形成された凹部を使用する吸入 器が公知であり、この場合カプセルは、カプセル開放中、室の正中面から離れて 保持され、又は吸入中空気渦流の回転軸に平行なカプセル縦軸を有するカプセル 開放凹部に挿入される。これらの構成は、カプセルが転回作用中カプセル開放凹 部に停留される可能性を生じ、結果として、カプセルの保持と吸入中のカプセル 空き作用の妨害を生じる。 室の前壁と後壁がくぼみなしに一般に平坦であり、その結果カプセルが吸入中捕 捉される見込みが、無視可能でないとしても縮小されることが、本発明の重要な 随意の特徴と考えられる。 同じ理由のために、エジェクタ38は、カプセル開放凹部を閉鎖する凹状前面4 3を有し、これにより、吸入中カプセル妨害の見込みにつながるカプセルの丸い 端部がカプセル開放凹部の鋭い縁に対して捕捉される可能性を除去する。 上記の如く、少なくとも渦流室と、好ましくは数日を規定する壁のために使用さ れる材料は、本発明による吸入器のすべての実施態様において、飲口ノズルを外 部に通過する代わりに、放出された微粉薬物を吸入器の本体表面に付着させる高 静電荷を発生させないものである。 第13図は、カプセルが端部においてピンで穿通により開放される吸入器のさら に他の実施態様を示す。この吸入器60は、吸入室とカプセル開放手段が規定さ れる本体部分63へ62で蝶番で取り何けた好ましい実施態様における数日61 を有する。吸入器の本体から数日を脱離するための代替的な手段を使用しても良 い。例えば、一つ又は複数の差込みピンと弓形スロットを用いたねじの緩め又は ねじりである。 カプセル開放手段は、回転式であり、そして開放されるカプセルを収容するため の凹部69(第15図)を有する回転子と、凹部69から穿通したカプセルを放 逐するための押し部材とを具備し、回転子自身は、手動の円板状制御ホイール6 4によって駆動される。第1のカプセル収容位置(第15図に詳細に図示)にお いて、回転子におけるカプセル収容凹部69は、本体63におけるカプセル挿入 開口65と整列している。 吸入室は、本体と数日61の間の接合点に接近した、本体63の右側端部に位置 付けられ、そしてその吸入室への空気入口66の一つが第14rl!Jにおいて 見られる。 第15図は、第13図の線15−15で取った断面図であり、本体の突起67と 数日の対応する突起68の間のつかみ係合により動作位置において係止された数 日を示す。 第15図はまた、カプセル挿入開口65と整列したカプセル収容凹部69におい て位置にあるカプセル5を示す。 カプセル5と同軸にある鋭い曲げ端部を有する弓形ワイヤクリップ70は、回転 子により回転するためにワイヤクリップをトラップする突起72により、回転子 71の端部に固着しである。 カム73は、第18図と第19図から容易に明らかになる方法においてワイヤ7 0と協同し、カプセルに穿通するために、凹部69に保持されたカプセル5へ軸 方向にワイヤクリップの曲げ端部を駆動する。 もちろん、事実、回転子71の各端部において一つずつの2つのそのようなワイ ヤ70があることが認められるであろう。 第16図は、カプセル5の軸をカム73に通過させるために、180゜による反 時計回り方向の回転の後の回転子71を示す。 第19図に示された如(、この位置において、ワイヤクリップ70の曲げ部分7 5の鋭端部74は、回転子71が回転する時、本体63のカム73の動作により 、カプセル5の端部に圧入される。 第18図と第19図の比較から、第18図の「カプセル収容」位置において、ワ イヤクリップ70は、回転子に対して平坦でなく、事実、回転子端壁に関してら 旋状であり、そして回転子が第19図の位置に回転する時、カム73がワイヤク リップ70の背後に保持される点は、曲げ端部75の方にクリップの回りを次第 に移動することが示される。 第18図と第19図は、カム部分73に対して上述された方法において、回転子 71の反対端部においてワイヤクリップ70°に作用する類似のカム73′ が あることを示す。 第17図は、第13図の線17−17で取つた断面図であり、そして回転子71 のさらに90°の回転の後、カプセル5を吸入室77へ放逐するための回転子7 1内の押し部材76を示す。 この押し部材は、ら旋状圧縮バネ78を用いて放射状外側方向において偏向され る。 第17図はまた、第1〜6図、第7〜9図と第10〜12図の実施態様と共通に 、吸入室77が、再び、数日61の好ましくは導電性格子79によって形成した 一般平坦な右側壁と、回転子71の周囲の一部が突出するアパーチャーを有する が、特にカプセル押し部材76が第17図に示された放射状最外位置にある時、 一般平坦である左側壁80とにょうて規定されることを示す。 2つの平坦壁80と79に垂直なそれらの間にある吸入室の寸法は、再び、カプ セル5の軸長よりも小さいが、カプセル5の横断面の寸法よりも大きい。 吸入室77を通った空気流パターンは、室77に一般に接して侵入する入口81 と、室77に一般に接して開口につながる第14図の入口66とを示す第20図 から最良に認められる。 第20図はまた、回転子71のカプセル押し部材76と、カプセルからの薬物の 打診放出を生じさせるための渦流室77の対向側における凹部85とを示す。 第13〜20図に示された装置の動作において、動作円板64は、まず最初に、 第15図の位置まで回転され、吸入室77は前カプセルの残物を除去される。室 77の一掃は、蝶番62により数日61を回すことにより達成される。 それから、カプセル5は、挿入開口65を通して、圧縮バネ78の作用に抗して 凹部69に圧入され、そして円板64が、最初に回転され、本体63の円筒壁の 背後のカプセル5をトラップし、さらに、回転子71を第16図の構成にし、こ の場合カプセルキャップ部分とカプセル本体部分の端部円蓋は破裂されている。 回転子を第17図の構成にするための円板64のいっそうの回転は、吸入のため に装置を準備するために十分である。 この時、数日が患者の口に入れられ、患者が吸入し、その結果人口66と81を 通って侵入する空気が吸入室77において渦流作用を生じさせ、横軸の回りで迅 速にカプセル5を回転させ、遠心作用、吸引作用、及びカプセルが室77の周壁 に打ち当たる時の打診作用の結合により、カプセルから微粉薬物を放出する。  それから、次の使用のために装置を準備するために、数日は回され、消費カプセ ルは除去され、それに続いて、円板64は、第17図の位置から第15図の位置 にさらに90゜だけ回転され、カプセル収容凹部69をカプセル挿入開口69と 整列させる。 上記の実施態様の各々において、室の第1及び第2壁、すなわち、その対称軸を 室の正中面に平行に維持するためにカプセル又は各分離カプセル部分を一緒に拘 束する対向壁は、平坦として全体に示されるが、もちろん、所望のカプセル拘束 作用を行わせるために平坦形状に十分に近い形状を維持しながら、これらの壁は 真に平坦以外であることが可能である。壁が平坦でない場合に、カプセルの寸法 に関係あるのは、これらの壁の間の最小間隔である。 第1〜6図の実施態様において、後部ケースパネル4と格子7によって規定した 第1及び第2対向壁の間の間隔は、カプセル本体部分5aの軸長よりも小さく、 かつカプセルキャップ部分5bの軸長よりも小さい。 第7〜9図と第10〜12図の実施態様において、第1及び第2対向壁の間の間 隔は、カプセルの全軸長よりも小さい。この好ましい特徴は、格子の粗さがカプ セルを保持する作用をし、渦流空気流における自由回転を防止する斜行構成にお いてカプセルが詰まる可能性を阻止する。 要 約 書 カプセル内から微粉薬物を吸入するための吸入器が、室(24)を具備し、その 内で、カプセルがその縦軸を室の正中面におき、こうして室の前壁(29)と後 壁(30)に一般平行にして位置付けられ、この場合該前壁と該後壁の間の間隔 は、カプセルの直径よりも大きく、かつ室の直径は、カプセル長よりも大きい。 装置は、凹部(25)に位置するカプセルの端部に穴をあけるための開放手段と して役立つビン(2工)を含む。空気入口(26L室(24)と数日(27)は 、良好なカプセル空けと粉末の微細な分散を許容する空気流の渦流又は渦巻き移 動を生成するような空間関係にある。室と数日内壁は、帯電防止性材料である。 補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8)平成4年12月If 日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.室であり、(a)中間にある該室の正中面を規定する第1(4)(29)( 80)及び第2(7)(30)(79)の一般平行な離間した対向壁であり、平 行な離間した壁の間に、カプセル(5)が、その縦軸を該第1及び第2壁に一般 に平行であるが任意の角方位にして納まる第1及び第2の一般平行な離間した対 向壁と、(b)少なくとも一つの周壁とによって規定した室と、空気が吸入によ り該室から排出される排気ノズル(6)(27)(61)と、該第1及び第2壁 に一般に垂直な軸の回りで回転する空気流を吸入中室において生成するために、 排気ノズルに関して配置した少なくとも一つの空気入口(9、10)(26)( 66、81)と、吸入器における保持手段(12、13)(25)(38、82 )(69、76)であり、保持手段に保持されたカプセルを開放するために閉鎖 室の外側から動作する手段(13、14)(21)(31)(74)に関連した 保持手段とを具備し、この場合保持手段は、第1及び第2壁の間の最小間隔より も大きく、該回転軸に平行に見た時該室の最小断面寸法よりも小さい長さのカプ セルを保持するために有効であり、その対称軸が該室の正中面と略一致してカプ セルを保持し、かつ第1及び第2壁の間の該最小間隔よりも小さな直径のカプセ ルを保持するように構成された吸入器において、保持手段が、カプセルの縦軸を 吸入空気が回転する該軸に垂直にして該カプセルを保持するために有効であるこ とを特徴とする吸入器。 2.該カプセル開放手段(13、14)が、カプセルの本体部分(5b)からカ プセルのキャップ部分(5a)を物理的に分離するための手段を具備し、これに より、該分離キャップ及び本体部分は、吸入中室において転回することができる 請求の範囲1に記載の吸入器。 3.室の該第1及び第2壁の間の最小間隔が、該カプセルキャップ部分(5a) の軸長と該カプセル本体部分(5b)の軸長よりも小さいことを特徴とする請求 の範囲2に記載の吸入器。 4.(a)第1(29)(80)及び第2(30)(79)の一般平行な離間し た対向壁であり、それらの間にカプセル(5)がその縦軸を該第1及び第2壁に 一般に平行であるが任意の角方位にして納まる第1及び第2の一般平行な離間し た対向壁と、(b)少なくとも一つのさらに他の壁とによって規定した室と、空 気が吸入により該室から排出される排気ノズル(27)(61)と、該第1及び 第2壁に一般に垂直な軸の回りで回転する空気流を吸入中室において生成するた めに、排気ノズルに関して配置した少なくとも一つの空気入口(26)(66、 81)と、吸入器における凹部(25)(82)(69)であり、カプセルの縦 軸が該軸に垂直な凹部に保持されたカプセルを開放するための手段(21)(3 1)(74)に関連した凹部とを具備し、この場合開放手段は、該第1及び第2 壁の間の最小間隔よりも大きく、該回転軸に平行に見た時該室の最小断面寸法よ りも小さい長さのカプセルを開放し、かつ第1及び第2壁の間の該最小間隔より も小さな直径のカプセルを開放するために有効である吸入器において、室は非円 形(25で)(85で)であり、吸入空気流の影響下でカプセルをその横軸の回 りで自由に回転させることができ、かつカプセル内から薬物の放逐しやすさを高 めるために、該少なくとも一つのさらに他の壁に対して衝撃を与えることができ ることを特徴とする吸入器。 5.カプセルを開放するための該手段が、カプセルが吸入中回転空気流において スピンする間、カプセルの内容物の放出を許容するためにカプセルを破裂させる ための手段(21)(31)(74)を具備し、そして保持手段が、破裂のため に該カプセルを収容するように構成された凹部(25)(82)(69)を具備 することを特徴とする請求の範囲1に記載の吸入器。 6.カプセルを開放するための該手段が、カプセルが吸入中回転空気流において スピンする間、カプセルの内容物の放出を許容するためにカプセルを破裂させる ための手段(21)(31)(74)を具備し、そして該凹部(25)(82) (69)が、破裂のために該カプセルを収容するように溝成されることを特徴と する請求の範囲4に記載の吸入器。 7.室の該第1及び第2壁の間の最小間隔が、該開放手段による開放中該凹部に よって保持され、かつ吸入中室において転回されるために、カプセルの軸長より も小さいことを特徴とする請求の範囲6に記載の吸入器。 8.該第1及び第2壁の間の最小間隔が、該カプセルの円筒部品の軸長よりも小 さいことを特徴とする請求の範囲7に記載の吸入器。 9.該カプセル保持手段が、カプセルの開放中、その縦軸が室に一般に接した位 置においてカプセルを収容し、これにより、カプセルが、続く吸入空気渦流によ る該保持手段からの抽出のために解放される請求の範囲6〜8のいずれか一つに 記載の吸入器。 10.カプセル保持凹部が、該室の一般に正反対に延びており、そして該破裂手 段が、その縦軸が室の正反対に延びている該凹部に収容されたカプセルの端部を 穴をあけるための手段(31)を具備し、さらに、続く吸入中の転回のために、 こうして穴のあいたカプセルを該凹部から室に放逐するための手段(38)を含 むことを特徴とする請求の範囲5〜8のいずれか一つに記載の吸入器。 11.該カプセルエジェクタが、達成されたカプセルの変位に対応する位置にあ る時、該少なくとも一つのさらに他の壁になめらかに従うカプセル放逐端面(4 3)を含むことを特徴とする請求の範囲10に記載の吸入器。 12.吸入が必要とされるまで、該空気入口を閉じるための手段を含み、この場 合該カプセル開放手段が、該空気入口が閉じている間のみ、カプセルを開放する ために有効であることを特徴とする請求の範囲1〜8のいずれか一つに記載の吸 入器。 13.排気ノズルが、該室に関して偏心しており、これにより、カプセルが、該 室のさらに他の壁に対する無秩序な衝突により、吸入空気流においてスピンする ことを特徴とする請求の範囲1〜8のいずれか一つに記載の吸入器。 14.該室が、該破裂手段により破裂されるカプセルを収容するための室に接し て延びている該凹部(25)のために、非円形にされることを特徴とする請求の 範囲4〜8のいずれか一つに記載の吸入器。 15.カプセル開放手段が、該室の一般に正反対に延びている凹部を具備し、そ して該破裂手段が、その縦軸が室に正反対に延びている該凹部において収容され たカプセルの端部に穴をあけるための手段を具備し、そしてさらに、続く吸入中 の転回のために、こうして穴のあいたカプセルを該凹部から室に放逐するための 手段を含むことを特徴とする請求の範囲1に記載の吸入器。 16.該カプセル開放手段が、該室の正中面に平行な軸の回りで回転可能なカプ セル収容回転子(71)を具備し、その縦軸が該回転子の回転軸に平行なカプセ ルを収容するためのカプセル凹部(69)と、カプセルが該室に解放される時、 カプセル収容位置とカプセル解放位置の間の回転子の回転中該カプセルを破裂さ せるために、該回転子によって保持され、駆動されるカプセル破裂ピン(74) とを有することを特徴とする請求の範囲4と請求の範囲6〜8のいずれか一つに 記載の吸入器。 17.該カプセル破裂ピンが、該回転子の対向端部において弓形ワイヤ(70、 70′)の曲げ端部を具備し、該弓形ワイヤは、該回転子の回転軸の回りに一般 に延びており、該曲げピン規定端部は、該カプセル収容凹部と同軸であり、そし て該吸入器が、さらに、カプセル収容凹部の軸方向にカプセル破裂端部を駆動す るために該弓形部分に係合する定置カム(73、73′)を含むことを特徴とす る請求の範囲16に記載の吸入器。 18.室か、1012オームよりも小さい表面抵抗率を有する帯電防止部材から 規定した壁を有する請求の範囲1〜8のいずれか一つに記載の吸入器。 19.飲口(6)(27)(61)と、容器の内部から粉末薬物を解放するため に吸入空気流において、開放された時、撹拌される容器(5)を収容するための 渦流室とを具備する吸入器において、室が、1012オームよりも小さな表面抵 抗率を有する帯電防止部材から規定された壁を有することを特徴とする吸入器。 20.該飲口が、1012オームよりも小さな表面抵抗率を有する部材によって 規定された内壁を有することを特徴とする請求の範囲19に記載の吸入器。 21.該渦流室が、該飲口を一体的に形成されることを特徴とする請求の範囲2 0に記載の吸入器。 22.渦流室壁が、同一の低表面抵抗率を与えられた内面と外面を有することを 特徴とする請求の範囲19〜21のいずれか一つに記載の装置。 23.該渦流室が、前壁と後壁によって規定され、その該前壁が、該飲口を有し 、そして該後壁が、1012オームよりも小さな表面抵抗率の内面を有する請求 の範囲19〜21のいずれか一つに記載の吸入器。 24.該室と該飲口の間に配設した導電性又はそうでなければ帯電防止性格子を 含み、吸入空気流と連行された薬物が格子を通過することをさらに特徴とする請 求の範囲19〜21のいずれか一つに記載の吸入器。 25.1012オームよりも小さい表面抵抗率を有する各該部材が、1012オ ームよりも小さな表面抵抗率を有するポリマー材料であることを特徴とする請求 の範囲19〜21に記載の吸入器。 26.該ポリマー材料が、該材料の表面抵抗率を低下させるために、一つ以上の 添加剤を含むことを特徴とする請求の範囲25に記載の吸入器。 27.該添加剤が、充填剤として炭素又は金属粒子の添加剤を含むことを特徴と する請求の範囲26に記載の吸入器。 28.1012オームよりも小さい該表面抵抗率が、関連吸入器部材への表面被 覆の塗布により導出されることを特徴とする請求の範囲19〜21のいずれか一 つに記載の吸入器。 29.1012オームよりも小さい該表面抵抗率を有する該構成要素が、低表面 抵抗率のポリマー材料の射出成型により形成されることを特徴とする請求の範囲 19〜21のいずれか一つに記載の吸入器。 30.表面抵抗率が、108オームよりも小さいことを特徴とする請求の範囲1 9〜21に記載の吸入器。 31.該渦流室が、吸入空気の回転軸に沿って見た時非円形断面であり、これに より、室におけるカプセルが、吸入空気流の影響下で回転し、、 室の非円形周壁に衝撃を与えることを特徴とする請求の範囲19〜21のいずれ か一つに記載の吸入器。
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