JP2006507876A - 吸入用粉末の解凝集のための装置及び方法 - Google Patents

吸入用粉末の解凝集のための装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006507876A
JP2006507876A JP2004555912A JP2004555912A JP2006507876A JP 2006507876 A JP2006507876 A JP 2006507876A JP 2004555912 A JP2004555912 A JP 2004555912A JP 2004555912 A JP2004555912 A JP 2004555912A JP 2006507876 A JP2006507876 A JP 2006507876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
outlet
powder
fluid flow
mesh
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004555912A
Other languages
English (en)
Inventor
フィンレイ,ウォレン
ワン,ツァオリン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
University of Alberta
Original Assignee
University of Alberta
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by University of Alberta filed Critical University of Alberta
Publication of JP2006507876A publication Critical patent/JP2006507876A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M15/00Inhalators
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M15/00Inhalators
    • A61M15/0086Inhalation chambers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J3/00Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms
    • A61J3/02Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms into the form of powders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M11/00Sprayers or atomisers specially adapted for therapeutic purposes
    • A61M11/001Particle size control
    • A61M11/003Particle size control by passing the aerosol trough sieves or filters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M15/00Inhalators
    • A61M15/0001Details of inhalators; Constructional features thereof
    • A61M15/0021Mouthpieces therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2202/00Special media to be introduced, removed or treated
    • A61M2202/06Solids
    • A61M2202/064Powder
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2206/00Characteristics of a physical parameter; associated device therefor
    • A61M2206/10Flow characteristics
    • A61M2206/16Rotating swirling helical flow, e.g. by tangential inflows

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Cyclones (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

吸入のために粉末凝集塊を解凝集する装置と方法。この装置は、チャンバ(40)に、そして、粉末凝集塊をそのチャンバに供給するための粉末供給源とに連結されている入口(20)と、そのチャンバの内側に旋回流体流を画定する気体の流れとを含む。この装置は、さらに、チャンバ内の旋回流体流が、出口の縦軸線(X)に沿って方向付けられている縦方向の流体流と、出口の前記縦軸線から離れて別の方向に進むように方向付けられている二次流体流としてチャンバから出て行くことが可能であるように、吸入のためにチャンバに連結されている出口(22)を含む。出口内の網(28)が、予め決められたサイズよりも大きい粉末凝集塊がその網を通り抜けることを防止し、および、ユーザの口腔内と咽喉内での粉末の付着を減少させるように、チャンバから外に出る縦方向の流体流に比較して二次流体流を減少させる。

Description

本発明は、一般的に、吸入のために粉末凝集塊をより微細な粉末粒子の形に解凝集するための装置と方法とに関する。
乾燥粉末吸入器が、粉末粒子の形で薬剤を供給するために使用される装置であり、この粉末粒子は、典型的には、喘息と気管支炎とのような肺の疾病の治療において患者によって吸入される。この粉末が微細であることが必要とされることが多く、すなわち、粉末粒子の凝集塊が特定のサイズよりも小さくなければならない。例えば、薬剤吸入器で使用される粉末は、ユーザの口腔内と咽喉内における衝突を回避するために微細でなければならず、すなわち、粉末凝集塊は、吸気の流れによって搬送される時に口腔と咽喉とを通過して流れて肺に達するように、予め決められたサイズよりも小さくなければならない。
粒子間力が粉末粒子の凝集の主な原因である。解凝集を生じさせる主要な力は明らかではない。粒子の解凝集は、粒子と空気流との間の相対運動の発生、乱流、剪断応力、および、衝突を含む様々なメカニズムによって引き起こされることが可能である。この各々のメカニズムは、ほとんどの解凝集装置において異なる度合いで発生する。
剪断力による流動化は、気体流が、ポケット内または開放空間上に収容されている粉末供給源の上方を通過する時に発生する。粉末供給源の表面上の粉末凝集塊は、それらがより少ない粒子によって囲まれる時に、減少された粒子間力を経験する。剪断力による分離が、粉末凝集塊が気体流によって運ばれる時に、その粉末凝集塊に対する並進運動と回転運動の両方の伝達を結果的に生じさせる。粉末凝集塊の相互間の衝突はその粉末凝集塊が跳ね返ることを強制し、その結果として初期流動化を生じさせる。粉末凝集塊は、粒子を垂直方向に放出するスタッフマン(Saffman)揚力を生じさせる、例えば1000回転/秒に近い高回転速度で混合粉末(bulk powder)から分離させられる。粉末供給源の表面に近い境界層における高い粘性剪断応力が、マグヌス力(Magnus force)による垂直方向の放出を増強する。この流動化の形態は、主として、100μmよりも大きい直径を有する粉末凝集塊に対して影響を与え、および、粉末凝集塊の周囲の空気流の速度に依存している。
剪断力による流動化は、受動的な乾燥粉末吸入器の大多数、すなわち、吸気流が粉末を運ぶための唯一のエネルギー源である吸入器において大勢を占めている。吸入器の中には、その基剤の表面上に付着したより小さい薬剤粒子を搬送するために、ラクトースのような基剤(carrier)を使用するものがある。こうした吸入器では、剪断力による流動化が基剤粒子を計量供給するが、気体流が粉末供給源の上方を通過するのではなく、その粉末供給源の中を直接的に通過して流れ、このことが粉末の大きな凝集塊の搬送を結果的に生じさせることが多い。これは、「ガスアシスト(gas−assist)流動化と呼ばれている。多くの場合には、「ガスアシスト」流動化を使用する吸入器は、搬送される粒子が口腔内と咽喉内での衝突を回避するのに十分なほど微細ではないので、解凝集のさらに別の段階を用意しなければならない。
粒子の衝突は、粉末凝集塊の解凝集のための別の重要なメカニズムである。衝突は、粉末凝集塊の相互間と、粉末凝集塊と固体境界との間とで生じる可能性がある。固体境界との粒子の衝突は、一般的に、例えば湾曲した板のような障害物を流路内に入れることによって促進され、この場合に粒子の慣性衝突が生じるだろう。例えば、1958年12月23日付でGattoneに発行された米国特許第2,865,370号は、ガスアシスト流動化によって搬送される基剤と薬剤粉末粒子とが使い捨て式のエーロゾルユニットによって湾曲表面に対して放出されるところの使い捨て式エーロゾルユニットと共に使用するための拡散アダプタを開示している。同様に、1990年7月10日付でLankinenに発行された米国特許第4,940,051号は、吸入チャンバの中へのエーロゾル放出を偏向させる湾曲じゃま板を含む吸入装置を開示している。さらに、2002年8月6日付でLigotke他に発行された米国特許第6,427,688号は、薬剤粒子の解凝集を促進する少なくとも1つのビーズを収容する拡散チャンバを有する乾燥粉末吸入器を開示している。このビーズは、拡散チャンバの表面上と床の上で薬剤粒子と共に繰り返し転がり、はね回り、衝突する。これらの装置は、さらに、粒子間衝突を伴い、この粒子間衝突は、粒度と、個数濃度と、粒子対粒子の相対運動と、気体対粒子の相対運動とに依存している。
その文献においては、乱流の流体流の詳細な性質と、その流体流と拡散粒子との相互作用とを考慮せずに、乱流が解凝集における主要な要因であることが指摘されている。解凝集のために使用される乱流は、典型的には、噴射、格子、および、自由剪断層によって生じさせられる。乱流に関するメカニズムの正確な分析は、乱流の複雑な性質とこれに関与する不規則的な粒子形状とのために困難である。一般的には、凝集塊とその個々の粒子とに対して空気力学的な力を及ぼす乱流渦によって粉末の凝集塊が打撃される時に、解凝集が起こると想定されている。こうした力の大きさは主として乱流スケールに依存する。
粉末凝集塊を解凝集するための装置を設計する際には、上述のメカニズムが、可能な限り最も高い微粉末割合を実現するために使用されてよい。
しかし、大半の吸入器が気管外領域(口腔の開口部から気管の末端まで)の壁上にこの微粒子の多くを付着させて、損失と理想的な送達からの逸脱とを生じさせるので、高い微粒子割合そのものは必ずしも吸入器性能の適切な指標であるわけではない。実際には、吸入器性能のより効果的な測度は、口腔−咽喉領域を通過して肺の中に送られる薬剤の量である。
したがって、公知の装置と方法に比較して口腔および咽喉の粉末付着の相対的により低い閾値を伴って、単純で効率的な仕方で、肺に対する粉末の最適な送達を実現することが可能な粉末解凝集の装置と方法とが市場において求められている。
本発明によって、吸入用粉末凝集塊を解凝集するための装置が提供され、この装置は、
そのチャンバの中を通過する流体の循環に適合されているチャンバを有する本体と、
その粉末凝集塊と気体流とがそのチャンバ内側の旋回流体流を画定し、その粉末凝集塊は、乱流と、剪断力流動化と、他の粉末凝集塊との衝突と、チャンバ表面との衝突の少なくとも1つを受けさせられており、そのチャンバに連結され、且つ、気体流の中を運ばれる粉末凝集塊をそのチャンバに供給するための粉末供給源とに連結されている入口と;
チャンバ内の旋回流体流が縦方向の流体流と二次流体流としてチャンバから出て行くことが可能であるように、吸入のためにチャンバに連結されている出口であって、その縦方向の流体流はその出口の縦軸線に沿って方向付けられており、および、二次流体流はその出口の縦軸線から離れて別の方向に進むように方向付けられる出口と;
予め決められたサイズよりも大きい粉末凝集塊がその網を通り抜けることを防止するための、且つ、ユーザの口腔内と咽喉内での粉末の付着を減少させるようにチャンバから外に出る縦方向の流体流に比較して二次流体流を減少させるための、出口内の網とを備えている。
さらに、本発明によって、吸入用粉末凝集塊を解凝集するための方法が提供され、この方法は、
a)そのチャンバの中を通過する流体の循環に適合されているチャンバを有する本体を用意するステップと、
b)粉末凝集塊と気体流はそのチャンバ内側の旋回流体流を画定し、粉末凝集塊は、乱流と、剪断力流動化と、他の粉末凝集塊との衝突と、チャンバ表面との衝突の少なくとも1つを受けさせられており、そのチャンバと粉末供給源とに連結されている入口を経由して、気体流の中を運ばれる粉末凝集塊をそのチャンバに供給するステップと、;
c)チャンバ内の旋回流体流が縦方向の流体流と二次流体流としてチャンバから出て行くことが可能であるように、吸入のためにチャンバに出口を連結するステップであって、その縦方向の流体流はその出口の縦軸線に沿って方向付けられており、且つ、二次流体流はその出口の縦軸線から離れて別の方向に進むように方向付けられるステップと;
d)予め決められたサイズよりも大きい粉末凝集塊がその網を通り抜けることを防止するための、且つ、ユーザの口腔内及び咽喉内での粉末の付着を減少させるように、チャンバから外に出る縦方向の流体流に比較して二次流体流を減少させるための網を出口内に配置するステップ、とを備えている。
本発明とその多数の利点とが、添付図面を参照して行われる好ましい実施形態の以下の非限定的な説明を読むことによって、より適切に理解されるだろう。
図1から図6を参照すると、これらの図には、本発明の好ましい実施形態による解凝集装置10が示されている。この解凝集装置10は、そのチャンバ40の中を通過する流体の循環に適合化されているチャンバ40を画定する本体12を有する。装置10は、気体流の中を運ばれる粉末凝集塊をチャンバ40に供給するために、チャンバ40と粉末供給源(図示されていない)とに連結されている入口20を有する。粉末凝集塊と気体流は、チャンバ40内の旋回流体流を画定する。粉末凝集塊は、乱流と、剪断力流動化と、他の粉末凝集塊との衝突と、チャンバ40の表面41との衝突の少なくとも1つを被る。この装置10は、チャンバ40内の旋回流体流が縦方向の流体流と二次流体流としてチャンバ40から出て行くことが可能であるように、吸入のためにチャンバ40に連結されている出口22を有し、この縦方向の流体流はその出口22の縦軸線Xに沿って方向付けられており、そして、二次流体流はその出口22の縦軸線Xから離れて別の方向に進むように方向付けられている。この装置は、さらに、予め決められたサイズよりも大きい粉末凝集塊が網28を通り抜けることを防止するための、および、ユーザの口腔内と咽喉内での粉末の付着を減少させるように、チャンバ40から外に出る縦方向の流体流に比較して二次流体流を減少させるための網28を出口22内に有する。
網28が、チャンバ40内側での粉末凝集塊の解凝集を促進するために、チャンバ40内の粉末凝集塊の大部分が網28に対して斜角で衝突するように、チャンバ40の表面41に隣接している出口22の基部の付近に配置されていることが好ましい。出口22内の網28の正確な位置が変更されることが可能であるということが理解されるべきである。解凝集のための最適の結果が、網28の表面がチャンバ40の内側の旋回流の出口流路46の縦軸線に対して直角に位置している時に実現される。例えば図4に示されているように、網28の表面が、隣接する、チャンバ40の表面41に対して接線方向にあることが好ましい。言うまでもなく、網28が出口22の基部から遠く離れていればいるほど、その網が粒子の解凝集を促進する上でますます効果的でなくなるということが留意されるべきである。しかし、網28は、出口22内のその位置が何であろうとも、ユーザの口腔内および咽喉内の粉末付着を減少させるというその特性を維持するだろう。網28が250μm未満の孔径を有することが好ましく、および、さらに明確に述べると、網28の孔径は30μmから150μmの範囲内であってよい。
チャンバ40が、本体12と同様の円板形部分14を有するサイクロンチャンバであることが好ましい。こうしたチャンバ40は鋭利な縁部をまったく持たない。さらに明確に述べると、チャンバ40の内周表面は滑らかな丸い縁部を有する。
図3と図4を参照すると、本体12は2つのケースに分割された形で示されており、この1つのシェルが30で示されている。この2つのケースの間の分割面は出口22に対して直角である。この2つのケースが、他方のケース上には存在しないケース30上の出口22を除いて、対称的に同一であることが好ましい。
入口20が、チャンバ40に対して接線方向に合体する流動化流路42を有することが好ましい。一方、出口22は、チャンバ40から軸方向に突き出してよい。出口22は、チャンバ40に対して直角であることが好ましい流路46を画定する。言い換えると、入口20は、出口22の縦軸線Xに対して直角である縦軸線Yを有する。入口20の基部における内側表面がチャンバ40の表面41に対して接線方向にあるように、入口20の縦軸線Yは出口22の縦軸線Xから片寄っている。図4に示されているように、網28は、予め決められたサイズよりも大きい粒子がチャンバ40から出て行くことを妨げるように、流路46を横断する形で配置されている。入口20が5mmから7mmの内径を有し、かつ、出口22が8mmから12mmの内径を有することが好ましい。
言うまでもなく、上述の構成は、当業者が理解するように様々な変更を加えられることが可能である。実際に、入口20と出口22との互いに対する方向配置と位置とが変更されてもよい。重要なことであるが、入口20と出口22は必ずしも互いに垂直である必要はないということが留意されるべきである。実際には、入口20、出口22の目的と形状と方向配置は、チャンバ40の内側に適切な旋回流体流を形成することである。
図5と図6とを参照すると、装置10は、さらに、出口22に連結可能である第1の端部51と、ユーザの口腔内に挿入可能である第2の端部52とを有する、マウスピース50を含んでよい。このマウスピース50は、13度から15度の偏向を有する直線拡散器を含んでよい。マウスピース50は、15mmから25mmの内径と5mmから25mmの長さを有してよい。図5に示されているように、網28は、出口22の基部に恒久的に位置させられてよく、一方、マウスピース50は出口22に別個に連結されてよい。図6に示されている実施形態では、網28は、装置10に連結される前に、マウスピース50の第1の端部51に連結されている形で示されている。
これまでは解凝集装置10の構成を説明してきたが、次では、この解凝集装置10の動作方法を説明する。
吸入のために粉末凝集塊を解凝集するように解凝集装置10を使用する前に、入口20は、ユーザが出口22から吸入する時に粉末と空気とが流路42を通って中に入ることを可能にするように、粉末カプセル(図示されていない)のような粉末供給源に連結される。多くの異なる粉末供給源が使用されてよいということと、空気流と粉末とを送り込む方法が様々であってよいということが当業者によって理解されるべきである。
上述したように、マウスピース50は出口22に装着されてよい。あるいは、この代案として、出口22はユーザによる吸引端部としての機能を直接的に果たすことが可能である。
解凝集装置10の動作中は、圧力降下が出口22とチャンバ40との間で生じさせられる。これは、典型的には、出口22においてユーザによって及ぼされる吸引によって行われる。チャンバ40内で生じさせられる圧力降下は、入口20の流路42の中を通過する流体(例えば空気)の入口によって補償される。入口20と粉末供給源とが外界空気に対して開いており、および、チャンバ40内の圧力降下のせいで空気が流路42を通して吸い込まれることが好ましい。空気が流路42を通ってチャンバ40の中に流れ込むので、粉末供給源からの粉末も同じ流路42を通って入り込み、および、その次にチャンバ40の中に運ばれる。
代案の実施形態(図示されていない)では、粉末供給源は入口20の流路42に直角に連結されてよい。この場合には、空気流と粉末との混合が粉末凝集塊の剪断力流動化を生じさせ、特定のレベルの解凝集を引き起こすだろう。
旋回乱流運動が、チャンバ40に対する入口部分20の接線方向位置によって、および、出口22の中央位置によって、チャンバ40内で生じさせられる。この乱流運動は、それが含む様々な力によって凝集塊の解凝集を引き起こし、および、さらには、粉末凝集塊が互いに衝突し合うことも引き起こし、それによってさらに解凝集を引き起こすだろう。さらに、チャンバ40の表面と粉末凝集塊との間でさらに別の衝突が生じるだろう。
粉末凝集塊が出口22に到達して、その出口から外に吸い出される時に、網28は、予め決められたサイズよりも大きい凝集塊がチャンバ40から出て行くことを防止する障害物の役割を果たす。したがって、網28は、特定のサイズよりも大きい粉末凝集塊を選択的に濾過して排除するようなサイズにされなければならない。この粉末凝集塊はチャンバ40に跳ね返され、および、チャンバ内の旋回乱流によって、他の粉末凝集塊と衝突することによって、および/または、チャンバ40の表面と衝突することによって、または、出口22の基部の付近に網28が配置されている場合には網28の表面と衝突することによって、または、単に乱流の力によって、さらに解凝集されるだろう。網28のその他の機能は、チャンバ40から出て行く縦方向の流体流に比較して二次流体流を減少させることであり、その結果としてユーザの口腔内と咽喉内の粉末付着も減少させられる。
解凝集装置10の使用のために様々な構成が想定される。例えば、入口20に連結されている粉末供給源(図示されていない)が、各々の吸入が予め決められた量の粉末を含むことを確実なものにする投薬量調整機構であることが可能である。さらに、入口20を通して流体(例えば空気)を送り込むことによって、チャンバ40と出口22との間の圧力降下を引き起こすことが可能である。
解凝集装置10によって実現される微粉末割合は、一般的に、市販の吸入器によって実現される微粉末割合よりも高く、および、ユーザの口腔内および咽喉内の粉末付着を減少させるという追加の利点を有する。こうした結果は、解凝集装置10に関する次のパラメータを使用して得られることが可能である。
カスケードインパクタ(cascade impactor)を通過する流量:60 LPM、
使用される薬剤:シプロフロキサシンとリン脂質とラクトースとの超微粉砕された混合物と、Ventodisk(登録商標)粉末(ラクトースと硫酸サルブタモールとの混合物)、
入口空気圧:大気圧、
流動化流路の内径:6mm、
使用される網:400#(38μm)、
実現される微粉末割合:解凝集装置10により56%から87%、
他の吸入器と同様のパラメータを使用して実現される微粉末割合:他の市販の吸入器により15%から36%、
Ventodisk(登録商標)により36%。
さらに別の最適化と実験検査とが、30リットル/分(LPM)と60リットル/分( LPM)の流量において、圧力抵抗を減少させ、および、口腔−咽喉に遠位に送達される割合を増大させるために、本発明による吸入器に関して行われた。吸入器内に特定のサイズの網28を追加することが、任意の吸入器を使用して実現可能である可能最低レベルに口腔−咽喉付着を減少させること、すなわち、エーロゾルが直線管を使用して外界空気から吸入される時に得られるレベルに口腔−咽喉付着を減少させることが発見されている。
この吸入器の優れた解凝集能力が、その高い微粒子割合(例えば、60リットル/分の吸入流量で70%を越える)によって明らかに示されている。本発明の吸入器およびマウスピースの設計に関して、60リットル/分の吸入流量において、吸入器の中に入れられた投与量の合計70%が、目の細かい網が吸入器内で使用される時に、口腔−咽喉の適正な表現媒体を通過して送達されるということが実験によって確認されている。目の細かい網が存在しない場合には、口腔−咽喉を通過して送達される投与量が46%に低下し、このことは、口腔―咽喉付着の減少におけるその網の極めて大きな有効性を示している。この網によって引き起こされる口腔−咽喉付着の減少の理由は、おそらくは、口腔の中に入る二次的な旋回流の速度の劇的な低下を引き起こす網に関係している。
本発明の好ましい実施形態が本明細書で詳細に説明され添付図面に図示されているが、本発明はこれらのまさにその実施形態には限定されないということと、様々な変型と変更とが本発明の範囲または着想から逸脱することなしにこれらの実施形態に加えられてよいということが理解されなければならない。
図1は、本発明の好ましい実施形態による解凝集装置の部分分解上面斜視図である。 図2は、図1に示されている解凝集装置の下面斜視図である。 図3は、入口に対する出口の位置を概略的に示す、図1に示されている解凝集装置のケースの斜視図である。 図4は、ケースのチャンバを示す、図3に示されている解凝集装置のシェルの別の斜視図である。 図5は、マウスピースの使用を示す、図2に示されている解凝集装置の線V−Vに沿った断面図である。 図6は、別のタイプのマウスピースの使用を示す、本発明の第2の好ましい実施形態による解凝集装置の断面図である。

Claims (18)

  1. 吸入用粉末凝集塊を解凝集するための装置(10)であって、
    その中を通過する流体の循環に適合されているチャンバ(40)を有する本体(12)と;
    前記粉末凝集塊と気体流とが前記チャンバ(40)の内側の旋回流体流を画定し、前記粉末凝集塊は、乱流と、剪断力流動化と、他の粉末凝集塊との衝突と、前記チャンバ(40)の表面(41)との衝突の少なくとも1つを受けさせられており、前記チャンバ(40)に連結され、且つ、前記気体流の中を運ばれる前記粉末凝集塊を前記チャンバ(40)に供給するための粉末供給源に連結されている入口(20)と;
    前記チャンバ(40)内の旋回流体流が縦方向の流体流と二次流体流として前記チャンバ(40)から出て行くことが可能であるように、吸入のために前記チャンバ(40)に連結されている出口(22)であって、前記縦方向の流体流はその出口(22)の縦軸線(X)に沿って方向付けられ、且つ、前記二次流体流はその出口(22)の前記縦軸線(X)から離れて別の方向に進むように方向付けられる出口と;
    予め決められたサイズよりも大きい粉末凝集塊がその網(28)を通り抜けることを防止するための、且つ、ユーザの口腔内及び咽喉内での粉末の付着を減少させるように前記チャンバ(40)から外に出る前記縦方向の流体流に比較して前記二次流体流を減少させるための、前記出口(22)内の網(28)、とを備えている装置(10)。
  2. 前記チャンバ(40)の内側での前記粉末凝集塊の解凝集を促進するために、前記チャンバ(40)内の前記粉末凝集塊の大部分が前記網(28)に斜めの角度で衝突するように、前記網(28)は、前記チャンバ(40)の前記表面(41)に隣接している前記出口(22)の基部の付近に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の装置(10)。
  3. 前記チャンバ(40)は、円板形部分(14)を有するサイクロンチャンバ(40)であり、前記入口(20)は、前記出口(22)の前記縦軸線(X)に対して直角である縦軸線(Y)を有しており、前記入口(20)の前記縦軸線(Y)は、前記入口(22)の基部における内側表面が前記チャンバ(40)の前記表面(41)に対して接線方向にあるように、前記出口(22)の前記縦軸線(X)から片寄っていることを特徴とする請求項1に記載の装置(10)。
  4. 前記網(28)は250μm未満の孔径を有することを特徴とする請求項2に記載の装置(10)。
  5. 前記網(28)の孔径は30μmから150μmの範囲内であることを特徴とする請求項4に記載の装置(10)。
  6. 前記入口(20)は5mmから7mmの内径を有し、且つ、前記出口(22)は8mmから12mmの内径を有することを特徴とする請求項2に記載の装置(10)。
  7. 前記出口(22)に連結可能である第1の端部(51)と、前記ユーザの口腔内に挿入可能である第2の端部(52)とを有しているマウスピース(50)をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の装置(10)。
  8. 前記網(28)は前記マウスピース(50)の前記第1の端部(51)に連結されていることを特徴とする請求項7に記載の装置(10)。
  9. 前記マウスピース(50)は、13度から15度の偏向を有する直線拡散器を含み、且つ、15mmから25mmの内径と5mmから25mmの長さとを有していることを特徴とする請求項7に記載の装置(10)。
  10. 吸入用粉末凝集塊を解凝集するための方法であって、
    a)その中を通過する流体の循環に適合されているチャンバ(40)を有する本体(12)を用意するステップと、
    b)前記粉末凝集塊と気体流は前記チャンバ(40)の内側の旋回流体流を画定し、前記粉末凝集塊は、乱流と、剪断力流動化と、他の粉末凝集塊との衝突と、前記チャンバ(40)の表面(41)との衝突の少なくとも1つを受けさせられており、前記チャンバ(40)及び粉末供給源に連結されている入口(20)を経由して、前記気体流の中を運ばれる前記粉末凝集塊を前記チャンバ(40)に供給するステップと;
    c)前記チャンバ(40)内の前記旋回流体流が縦方向の流体流と二次流体流として前記チャンバ(40)から出て行くことが可能であるように、吸入のために前記チャンバ(40)に出口(22)を連結するステップであって、前記縦方向の流体流は前記出口(22)の縦軸線(X)に沿って方向付けられ、且つ、前記二次流体流は前記出口(22)の前記縦軸線(X)から離れて別の方向に進むように方向付けられるステップと;
    d)予め決められたサイズよりも大きい粉末凝集塊がその網(28)を通り抜けることを防止するための、且つ、ユーザの口腔内及び咽喉内での粉末の付着を減少させるように、前記チャンバ(40)から外に出る前記縦方向の流体流に比較して前記二次流体流を減少させるための網(28)を前記出口(22)内に配置するステップ、とを備えている方法。
  11. ステップd)は、前記チャンバ(40)の内側での前記粉末凝集塊の解凝集を促進するために、前記チャンバ(40)内の前記粉末凝集塊の大部分が前記網(28)に斜めの角度で衝突するように、前記チャンバ(40)の前記表面(41)に隣接している前記出口(22)の基部の付近に前記網(28)を配置するステップを備えていることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. ステップa)、前記チャンバ(40)は、円板形部分(14)を有しているサイクロンチャンバ(40)であり、前記入口(20)は、前記出口(22)の前記縦軸線(X)に対して直角である縦軸線(Y)を有しており、前記入口(20)の前記縦軸線(Y)は、前記入口(22)の基部における内側表面が前記チャンバ(40)の前記表面(41)に対して接線方向にあるように、前記出口(22)の前記縦軸線(X)から片寄っていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. ステップd)、前記網(28)は、250μm未満の孔径を有していることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. ステップd)、前記網(28)の孔径は、30μmから150μmの範囲内であることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. ステップb)において、前記入口(20)は5mmから7mmの内径を有し、且つ、ステップc)において、前記出口(22)は8mmから12mmの内径を有していることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  16. 前記出口(22)に連結可能である第1の端部(51)と、前記ユーザの口腔内に挿入可能である第2の端部(52)とを有しているマウスピース(50)を用意しているステップe)をさらに備えていることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  17. ステップe)、前記網(28)は、前記マウスピース(50)の前記第1の端部(51)に連結されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. ステップe)、前記マウスピース(50)は、13度から15度の偏向を有する直線拡散器を含み、且つ、15mmから25mmの内径と5mmから25mmの長さとを有していることを特徴とする請求項16に記載の方法。
JP2004555912A 2002-12-02 2003-11-28 吸入用粉末の解凝集のための装置及び方法 Pending JP2006507876A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US43008502P 2002-12-02 2002-12-02
PCT/CA2003/001859 WO2004050152A1 (en) 2002-12-02 2003-11-28 Device and method for deagglomeration of powder for inhalation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006507876A true JP2006507876A (ja) 2006-03-09

Family

ID=32469411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004555912A Pending JP2006507876A (ja) 2002-12-02 2003-11-28 吸入用粉末の解凝集のための装置及び方法

Country Status (13)

Country Link
US (2) US20040107963A1 (ja)
EP (1) EP1581292A1 (ja)
JP (1) JP2006507876A (ja)
KR (1) KR20050085237A (ja)
CN (1) CN1720072A (ja)
AU (1) AU2003285246A1 (ja)
BR (1) BR0316924A (ja)
CA (1) CA2507758A1 (ja)
MX (1) MXPA05005864A (ja)
NO (1) NO20052418D0 (ja)
RU (1) RU2005120750A (ja)
WO (1) WO2004050152A1 (ja)
ZA (1) ZA200503940B (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010534545A (ja) * 2007-08-01 2010-11-11 ベーリンガー インゲルハイム インターナショナルゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 吸入器
JP2011529746A (ja) * 2008-07-30 2011-12-15 エスティーシー.ユーエヌエム ドライパウダー吸入エアロゾル用の大径キャリア粒子を含む製剤
JP2012509690A (ja) * 2008-10-09 2012-04-26 ベクチュラ デリバリー デバイセズ リミテッド 吸入器
JP2013523376A (ja) * 2010-04-13 2013-06-17 ビルギチ,マフムト 乾燥粉末形態の薬剤の送達に使用する吸入器
JP2014502522A (ja) * 2010-12-17 2014-02-03 ▲陳▼▲慶▼堂 粉末薬物用のマウスピースおよび応用例
US9125998B2 (en) 2008-01-24 2015-09-08 Vectura Delivery Devices Limited Inhaler
JP2020503145A (ja) * 2017-01-10 2020-01-30 ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. 粉末薬剤を送達するための装置および方法
JP2020525240A (ja) * 2017-06-27 2020-08-27 コリア ユナイテッド ファーム. インク. 乾燥粉末吸入器

Families Citing this family (66)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9006175B2 (en) 1999-06-29 2015-04-14 Mannkind Corporation Potentiation of glucose elimination
ATE385193T1 (de) 2002-03-20 2008-02-15 Mannkind Corp Inhalationsgerät
CA2575692C (en) 2004-08-20 2014-10-14 Mannkind Corporation Catalysis of diketopiperazine synthesis
BR122019022692B1 (pt) 2004-08-23 2023-01-10 Mannkind Corporation Composição terapêutica em pó seco contendo dicetopiperazina, pelo menos um tipo de cátion e um agente biologicamente ativo
US8365725B2 (en) * 2004-09-13 2013-02-05 Oriel Therapeutics, Inc. Dry powder inhalers that inhibit agglomeration, related devices and methods
GB0427028D0 (en) 2004-12-09 2005-01-12 Cambridge Consultants Dry powder inhalers
US7947308B2 (en) * 2005-07-20 2011-05-24 Raimar Loebenberg Effervescent powders for inhalation
US8763605B2 (en) 2005-07-20 2014-07-01 Manta Devices, Llc Inhalation device
DK1937219T3 (en) 2005-09-14 2016-02-15 Mannkind Corp A method for drug formulation based on increasing the affinity of the crystalline surfaces of the microparticle of active principles
DE102006007495A1 (de) * 2006-02-17 2007-08-23 Siegfried Generics International Ag Dispergiereinheit
AU2013205495B2 (en) * 2006-02-17 2015-11-26 Sanofi Sa Dispersing unit
IN2015DN00888A (ja) 2006-02-22 2015-07-10 Mannkind Corp
EP3453418A1 (en) * 2007-07-06 2019-03-13 Manta Devices, LLC Delivery device and related methods
US11224704B2 (en) 2007-07-06 2022-01-18 Manta Devices, Llc Dose delivery device for inhalation
EP2534957B1 (en) 2007-12-14 2015-05-27 AeroDesigns, Inc Delivering aerosolizable products
JP2011507593A (ja) * 2007-12-20 2011-03-10 アストラゼネカ・アクチエボラーグ 粉末854を脱凝集解体する装置ならびに方法
GB2459257B (en) * 2008-04-14 2012-12-19 Alchemy Healthcare Ltd Particulate dispenser
KR101933816B1 (ko) 2008-06-13 2019-03-29 맨카인드 코포레이션 건조 분말 흡입기 및 약물 투여 시스템
US8485180B2 (en) 2008-06-13 2013-07-16 Mannkind Corporation Dry powder drug delivery system
EP2609954B1 (en) 2008-06-20 2021-12-29 MannKind Corporation An interactive apparatus for real-time profiling of inhalation efforts
TWI532497B (zh) 2008-08-11 2016-05-11 曼凱公司 超快起作用胰島素之用途
US8314106B2 (en) 2008-12-29 2012-11-20 Mannkind Corporation Substituted diketopiperazine analogs for use as drug delivery agents
US8550074B2 (en) * 2009-01-15 2013-10-08 Manta Devices, Llc Delivery device and related methods
US8538707B2 (en) 2009-03-11 2013-09-17 Mannkind Corporation Apparatus, system and method for measuring resistance of an inhaler
MY157166A (en) 2009-06-12 2016-05-13 Mankind Corp Diketopiperazine microparticles with defined specific surface areas
CN102711883B (zh) 2009-07-01 2015-04-08 阿斯利康(瑞典)有限公司 用于在气流中夹带粉末的分配器和方法
EP2470167A4 (en) 2009-08-27 2013-08-14 Stc Unm METHOD AND SYSTEM FOR DOSING AND COATING INHALATION POWDER ON SUPPORT PARTICLE
JP5784622B2 (ja) 2009-11-03 2015-09-24 マンカインド コーポレ−ション 吸入活動をシミュレートするための装置及び方法
WO2011083379A1 (en) * 2010-01-11 2011-07-14 Koninklijke Philips Electronics N.V. Magnetic coupling for aerosol generating apparatus
JP5759480B2 (ja) * 2010-01-11 2015-08-05 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ エアロゾル生成装置用の磁気カプリング
WO2011116293A2 (en) 2010-03-19 2011-09-22 Manta Devices, Llc Delivery device and related methods
RU2531455C2 (ru) 2010-06-21 2014-10-20 Маннкайнд Корпорейшн Системы и способы доставки сухих порошковых лекарств
JP6133270B2 (ja) 2011-04-01 2017-05-24 マンカインド コーポレイション 薬剤カートリッジのためのブリスター包装
WO2012174472A1 (en) 2011-06-17 2012-12-20 Mannkind Corporation High capacity diketopiperazine microparticles
US11103659B2 (en) 2011-07-06 2021-08-31 Manta Devices, Llc Delivery device and related methods
CA2852536A1 (en) 2011-10-24 2013-05-02 Mannkind Corporation Methods and compositions for treating pain
US9649454B2 (en) 2012-05-03 2017-05-16 Manta Devices, Llc Delivery device and related methods
ES2624294T3 (es) 2012-07-12 2017-07-13 Mannkind Corporation Sistemas de suministro de fármacos en polvo seco
EP2911690A1 (en) 2012-10-26 2015-09-02 MannKind Corporation Inhalable influenza vaccine compositions and methods
EP2970149B1 (en) 2013-03-15 2019-08-21 MannKind Corporation Microcrystalline diketopiperazine compositions and methods
BR112016000937A8 (pt) 2013-07-18 2021-06-22 Mannkind Corp formulações farmacêuticas de pó seco, método para a fabricação de uma formulação de pó seco e uso de uma formulação farmacêutica de pó seco
CA2920488C (en) 2013-08-05 2022-04-26 Mannkind Corporation Insufflation apparatus and methods
US10357622B2 (en) * 2013-12-23 2019-07-23 Glenmark Pharmaceuticals Limited Dry powder inhaler
WO2015148905A1 (en) 2014-03-28 2015-10-01 Mannkind Corporation Use of ultrarapid acting insulin
DK3151893T6 (da) * 2014-06-06 2022-02-07 Univ Groningen Åndedrætsaktiveret tørpulverinhalator
US10561806B2 (en) 2014-10-02 2020-02-18 Mannkind Corporation Mouthpiece cover for an inhaler
DE102015108931B3 (de) * 2015-06-05 2016-06-09 Gerresheimer Regensburg Gmbh Gitterelement für einen Inhalator
US10441761B2 (en) 2016-07-01 2019-10-15 Boston Scientific Scimed, Inc. Delivery devices and methods
US10716904B2 (en) * 2016-07-21 2020-07-21 Philip Morris Products S.A. Dry powder inhaler
CN107715264B (zh) * 2017-10-12 2021-01-29 上海新黄河制药有限公司 一种粉雾剂装置制剂粉末团聚物的分散/解聚装置
CN107737393B (zh) * 2017-10-12 2020-08-28 上海新黄河制药有限公司 一种用于粉雾剂吸入装置的制剂雾化流道
EP4218844A1 (en) 2018-01-12 2023-08-02 Boston Scientific Scimed, Inc. Powder for achieving hemostasis
US11766546B2 (en) 2018-01-31 2023-09-26 Boston Scientific Scimed, Inc. Apparatuses and methods for delivering powdered agents
EP3833423A1 (en) 2018-10-02 2021-06-16 Boston Scientific Scimed, Inc. Devices for fluidization and delivering a powdered agent
EP4176912A3 (en) 2018-10-02 2023-08-02 Boston Scientific Scimed, Inc. Devices for fluidization and delivering a powdered agent
CN109078245A (zh) * 2018-10-11 2018-12-25 上海博极给药医药科技有限公司 一种双胶囊型干粉吸入装置
US11717621B2 (en) 2019-06-24 2023-08-08 De Motu Cordis Pty Ltd Automatic dispenser for respiratory delivery device
US11793951B2 (en) 2019-06-24 2023-10-24 De Motu Cordis Pty Ltd Automatic dispenser for respiratory delivery device and method
US10828432B1 (en) * 2019-06-24 2020-11-10 De Motu Cordis Pty Ltd Respiratory delivery device and method
EP4017338B1 (en) 2019-12-03 2024-01-31 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical devices for agent delivery
US11918780B2 (en) 2019-12-03 2024-03-05 Boston Scientific Scimed, Inc. Agent administering medical device
US12053169B2 (en) 2019-12-03 2024-08-06 Boston Scientific Scimed, Inc. Devices and methods for delivering powdered agents
US12102749B2 (en) 2020-01-06 2024-10-01 Boston Scientific Scimed, Inc. Agent delivery systems and methods of using the same
AU2021221971A1 (en) 2020-02-18 2022-09-01 Boston Scientific Scimed, Inc. Hemostatic compositions and related methods
CN113750331B (zh) * 2021-08-18 2022-08-16 华中科技大学 一种干粉吸入器
CN113908744A (zh) * 2021-11-08 2022-01-11 常州大学 一种微流控混合器及其应用

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2865370A (en) * 1957-09-06 1958-12-23 Birch & Gattone Inc Dispensing adaptor for disposable aerosol units
DE2502251A1 (de) * 1975-01-17 1976-07-22 Schering Ag Vorrichtung zur inhalation pulverfoermiger feststoffe
FI69962C (fi) * 1983-12-28 1986-09-12 Huhtamaeki Oy Inhalationsanordning
US4846186A (en) * 1988-01-12 1989-07-11 Cordis Corporation Flexible guidewire
IL111254A (en) * 1990-06-14 1998-10-30 Rhone Poulenc Rorer Ltd Powder inhalers
US6029661A (en) * 1991-08-26 2000-02-29 3M Innovative Properties Company Powder dispenser
AU703023B2 (en) * 1993-02-08 1999-03-11 Advanced Therapeutic Products, Inc. Dry powder delivery system
US5441060A (en) * 1993-02-08 1995-08-15 Duke University Dry powder delivery system
DE69839356T2 (de) * 1997-01-30 2009-06-25 Dott Ltd. Co., Yokohama Trockenpulverinhalator für Kapseln
US6073629A (en) * 1997-09-25 2000-06-13 Norton Healthcare Ltd. Inhaler spacer
GB9810126D0 (ja) * 1998-05-13 1998-07-08 Glaxo Group Ltd
GB2353222B (en) * 1999-06-23 2001-09-19 Cambridge Consultants Inhalers
US6427688B1 (en) * 2000-02-01 2002-08-06 Dura Pharmaceuticals, Icn. Dry powder inhaler
PE20020067A1 (es) * 2000-06-23 2002-02-05 Norton Healthcare Ltd Desaglomerador para inhalador de polvo seco accionado por la respiracion
WO2002089880A2 (en) * 2001-05-10 2002-11-14 Vectura Delivery Devices Limited Inhalers

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010534545A (ja) * 2007-08-01 2010-11-11 ベーリンガー インゲルハイム インターナショナルゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 吸入器
US8919342B2 (en) 2007-08-01 2014-12-30 Boehringer Ingelheim International Gmbh Inhaler
US9125998B2 (en) 2008-01-24 2015-09-08 Vectura Delivery Devices Limited Inhaler
JP2011529746A (ja) * 2008-07-30 2011-12-15 エスティーシー.ユーエヌエム ドライパウダー吸入エアロゾル用の大径キャリア粒子を含む製剤
JP2012509690A (ja) * 2008-10-09 2012-04-26 ベクチュラ デリバリー デバイセズ リミテッド 吸入器
JP2013523376A (ja) * 2010-04-13 2013-06-17 ビルギチ,マフムト 乾燥粉末形態の薬剤の送達に使用する吸入器
JP2014502522A (ja) * 2010-12-17 2014-02-03 ▲陳▼▲慶▼堂 粉末薬物用のマウスピースおよび応用例
JP2020503145A (ja) * 2017-01-10 2020-01-30 ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. 粉末薬剤を送達するための装置および方法
US11406771B2 (en) 2017-01-10 2022-08-09 Boston Scientific Scimed, Inc. Apparatuses and methods for delivering powdered agents
JP7126506B2 (ja) 2017-01-10 2022-08-26 ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド 粉末薬剤を送達するための装置および方法
JP2020525240A (ja) * 2017-06-27 2020-08-27 コリア ユナイテッド ファーム. インク. 乾燥粉末吸入器
US12053574B2 (en) 2017-06-27 2024-08-06 Korea United Pharm. Inc. Dry powder inhaler with drug inlet mesh network

Also Published As

Publication number Publication date
BR0316924A (pt) 2005-10-18
EP1581292A1 (en) 2005-10-05
NO20052418L (no) 2005-05-19
US20040107963A1 (en) 2004-06-10
KR20050085237A (ko) 2005-08-29
ZA200503940B (en) 2006-08-30
AU2003285246A1 (en) 2004-06-23
US20070125375A1 (en) 2007-06-07
WO2004050152A1 (en) 2004-06-17
CA2507758A1 (en) 2004-06-17
CN1720072A (zh) 2006-01-11
MXPA05005864A (es) 2005-11-16
NO20052418D0 (no) 2005-05-19
RU2005120750A (ru) 2005-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006507876A (ja) 吸入用粉末の解凝集のための装置及び方法
EP3612259B1 (en) Unit dose dry powder inhaler
EP2189176B1 (en) De-agglomerator for breath-actuated dry powder inhaler
JP5753385B2 (ja) 吸入器
KR100906269B1 (ko) 드라이파우더 흡입기
US20040159321A1 (en) Inhaler
AU2001284643A1 (en) De-agglomerator for breath-actuated dry powder inhaler
JP2004502472A (ja) 乾燥粉末吸入器
JP2004512103A (ja) 乾燥粉体吸入器
GB2375310A (en) Inhalers