JPH05507499A - シクロデキストリン複合体用の非破壊性キャリア - Google Patents
シクロデキストリン複合体用の非破壊性キャリアInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
シクロデキストリン複合体用の非破壊性キャリア技術分野
本発明はシクロデキストリン複合体、特に香料/シクロデキストリン複合体を用
いるプロセス及び/又は上記複合体を含有した組成物における改良に関する。
発明の背景
本発明は香料、フレーバー物質、医薬活性剤、抗菌剤、漂白剤等のような典型的
疎水性物質である活性剤の固体シクロデキストリン包接複合体を含有した消費製
品(組成物)、特に固体消費製品(組成物)と上記製品の製造方法における改良
に関するが、上記製品及び/又は組成物は好ましくは粒状形であるか、固体形、
例えば錠剤、ベレット、凝集物、ゲルスティック等において他の物質と配合され
るか又は支持体に付着される。
諸物質用の複合化剤としてシクロデキストリンの用途はBodenの米国特許第
4,348,416号(チューインガム、歯磨剤、化粧品等で使用のフレーバー
物質);Bodenの第4,296.138号(第4,348゜416号と同様
) ; Gandolfoらの第4,265,779号(洗剤組成物で使用の起
泡抑制剤);ハヤシらの第3.816,393号(医薬品として使用のプロスタ
グランジン類) ; Mif’uneらの第3.846,551号(殺虫剤及び
殺ダニ剤組成物)二ノダらの第4,024゜223号(メントール、サリチル酸
メチル等);ハヤシらの第4,054,736号(第3.81.6,393号と
同様) ; Akltoらの第4,073,931号にトログリセリン/シクロ
デキストリン複合体) ; 5zjet目らの第4,228,160号(インド
メタシン);Bernsteinらの第4,247,535号(補体阻害剤のシ
クロデキストリン複合体);カワムラらの第4゜268.501号(抗喘息活性
剤のシクロデキストリン複合体) ; 5zejtli らの第4,365,0
61号(強無機酸素酸複合体);Pithaの第4,371,673号(レチノ
イド類) ; 5zejtli らの第4,380,626号(ホルモン植物成
長調節剤);Waguらの第4.438゜106号(コレステロールを減少させ
る上で有用な長鎖脂肪酸);サトーらの第4,474.822号(シクロデキス
トリン/ティーエツセンス複合体) ; 5zejtlt らの第4,529,
608号(蜂蜜アロマ);クボらの第4.547,365号(シクロデキストリ
ン/ヘアウェービング活性剤複合体):クボらの第4,548゜811号(ウエ
ービングローシジン);Pithaの第4゜596.795号(性ホルモン);
ヒライらの第4゜616.008号(抗菌剤複合体);シバナイの第4゜636
.343号(殺虫剤複合体) ; Ningerらの第4゜663.316号(
抗生物質);フカザワらの第4゜675.395号(ヒロ亭チオール);シバナ
イらの第4.732,759号及び第4.728.510号(入浴添加剤の複合
体);Kartらの第4,751,095号明細書(アスパルテーム/シクロデ
キストリン複合体)における開示を含めて詳細に報告されているが、上記特許の
すべては参考のため組み込まれる。しかしながら、上記複合体を含有した製品の
製造における改良及び上記複合体を含有した改良水溶性形に関して必要性がある
。
その複合体の取扱いを容易にできる中間組成物に関する特別な必要性もある。
発明の要旨
ポリアルキレングリコール、例えばポリエチレン及び/又はポリプロピレングリ
コールのようなある物質はシクロデキストリン複合体、例えばシクロデキストリ
ンと香料との複合体用のキャリア、特に液体キャリアとして使用でき、一方でこ
のような複合体の破壊を最少に抑えることがここに発見された。キャリア及び複
合体の双方を含む組成物は例えば乾燥機活性化布帛処理(コンディシゴニング>
m酸物、例えば後記のような洗剤適合性の柔軟化組成物を含めた柔軟化組成物の
製造に使用できる。
シクロデキストリン複合体は前記のように包括的に開示され、様々な製品におけ
る用途に関して示唆されてきた。
しかしながら、他の組成物、例えば固体の乾燥機活性化布帛コンディショニング
組成物中へのそれらの配合又は後記のような固体キャリア/複合体組成物の形成
を容易にする液体キャリア(溶融固体物を含む)に上記複合体を懸濁させること
が望ましい。このような組成物の製造では複合体を均一に分配させるが、均一な
分配の達成は複合体が粒子形である場合に困難である。また、取扱い及び加工処
理を容易にして粉末を取扱う余分な装置の必要性を避けるため流動性混合物を有
することが望ましい。
シクロデキストリン分子は空洞内で適合する適切なサイズのゲスト分子と呼ばれ
る疎水性分子(又は分子の疎水性部分)を含有できる非極性の疎水性空洞を有し
、このため包接複合体を形成する。したがって、極性溶媒は空洞と十分な親和性
を有さす、より疎水性のゲストとは置き代わらないと考えるに至るであろう。シ
クロデキストリン複合体用の適合性、非破壊性の液体又は溶融性キャリアに関す
る研究において、はとんどの極性溶媒、例えばヒドロキシ及びポリヒドロキシ溶
媒、例えば低分子量アルコール類のエチレングリコール、1.2−プロパンジオ
ール、グリセロール及び溶融ソルビトールは少くとも部分的に包接複合体を分解
して一部のゲスト分子を放出させることがわかった。意外にも、後記のような一
部の液体又は溶融性固体物はシクロデキストリン複合体を分解せずに典型的プロ
セス温度、例えば約100℃以下でシクロデキストリン複合体の流動性液体スラ
リーを製造するために使用できることがここにわかった。
シクロデキストリン複合体は好ましくはほぼ室温以上約100℃以内の温度で液
体であるか又は溶融するポリアルキレングリコールキャリアに分散させることが
できる。上記複合体の形成に用いられる水のような溶媒も存在できる。得られる
組成物は後の加工処理で取扱うことが更に容易な流動性液体である。例えば、好
ましい組成物及びプロセスでは(a)活性剤/シクロデキストリン複合体及び(
b)通常固体のポリアルキレン、例えばポリエチレングリコール物質の溶融混合
物を固体支持体表面上にスプレーし、しかる後上記表面上で小滴を固化さえば水
の存在下で複合体を形成し、しかる後溶媒を除去することなく、通常固体のポリ
アルキレン、好ましくはポリエチレングリコール物質を、通常該複合体及び水混
合物単独とは適合しない固体組成物を形成する上で直接使用できる流動性混合物
を形成するために、該複合体及び水混合物と溶融形で混合する。
このため、その最も広義の面において、本発明は、液体であるか又は液体化でき
かつ複合体を有意に分解しない(即ち、複合体と適合する)ポリアルキレングリ
コールキャリア中に有効量のシクロデキストリン複合体を配合する方法に関する
。
児明の説明
ここで用いられる“シクロデキストリン” (CD)という用語には6〜12の
グルコース単位を有する非置換シクロデキストリン、特に香料成分と包接複合体
を形成できるα−1β−1γ−シクロデキストリン及びそれらの混合物及び/又
はそれらの誘導体及び/又はそれらの混合物のようないかなる公知のシクロデキ
ストリンも含む。α−1β−及びγ−シクロデキストリンは特にインジアナ州ハ
モンドのアメリカン・メイズーブロダク゛ン社(Amerlcan Maize
−Products Company) (アメイ1)(Amaizo)] 、
コーン・プロセッシング事業部及びイ1ノノイ州ガーニーのロケット社(Roq
uette Corporation)力)ら得ることができる。公知であるシ
クロデキストリンの多数の誘導体が存在する。代表的な誘導体は1969年2月
4日付で発行されたParmerterらの米国特許第3゜426.011号:
すべでParmerterらの名義ですべて1969年7月1日付で発行された
第3,453゜257号、第3,453,258号、第3,453゜259号及
び第3,453.260号、1969年8月5日付で発行されたGraller
aらの米国特許第3,459゜731号、1971年1月5日付で発行されたP
arserterらの第3,553,191号、1971年2月23日付で発行
されたParierterらの第3,565゜5zejtliらの第4,535
,152号;1986年10月7日付で発行されたヒライらの第4.616,0
08号;1987年1月20日付で発行されたBrandtらの第4.638,
058号、1988年5月24日付で発行されたツチャマらの第4,746.7
34号;1987年7月7日付で発行されたオギノらの第4,678゜598号
明細書で開示された誘導体であるが、上記特許のすべては参考のためここに組み
込まれる。ここで使用に適したシクロデキストリン誘導体の例はアメイゾ及びラ
イスコンシン州ミルウオーキーのアルドリッチ・ケミカル社(Aldrich
Chemical Company)から入手できる異なる置換度(D、S、)
のメチル−β−CD、ヒドロキシエチル−β−CD及びヒドロキシプロピル−β
−CDである。
水溶性誘導体も高度に望ましい。
個々のシクロデキストリンもオリゴマー、コオリゴマー、ポリマー、コポリマー
等を形成するため例えば多官能剤を用いて一緒に連結してよい。このような物質
の例はアメイゾ及びアルドリッチ・ケミカル社から市販されている(β−CD/
エビクロロヒドリンコポリマー)。
複合体の混合物を提供するためシクロデキストリン及び/又は前駆化合物の混合
物を用いることも望ましい。
例えば、このような混合物はより広範囲の香料成分をカプセル化する及び/又は
上記複合体の大結晶の形成を妨げることにより更に均一な臭気特性を提供できる
。シクロデキストリンの混合物は1969年2月4日付で発行されたAr1br
uSterらの米国特許第3,425,910号;1974年5月21日付で発
行されたオカダらの第3゜812.011号;1982年3月2日付で発行され
たヤギらの第4.317,881号、1983年11月29日付で発行されたオ
カダらの第4,418,144号;19B8年4月19日付で発行されたAnm
eraalの第4.738,923号明細書で記載されたプロセスを含むシクロ
デキストリンの公知の製造方法からの中間製品を用いることで都合よく得ること
ができるが、上記特許のすべては参考のためここに組み込まれる。好ましくは少
くとも大部分のシクロデキストリンはα−シクロデキストリン、β−シクロデキ
ストリン及び/又はγ−シクロデキストリン、更に好ましくはβ−シクロデキス
トリンである。一部のシクロデキストリン混合物は例えば日本、横浜のエンスイ
コ糖精製社から市販されている。
2、活性剤
多数の異なる活性物質は参考のためこの前後で組み込まれる特許明細書で記載さ
れたようなシクロデキストリンで複合化させることができる。香料は通常保護か
ら利益を得ることができ、特に香料が比較的疎水性である場合に複合化できる高
度に望ましい活性物質である。フレーバー活性物質はそれらが環境により悪影響
をうけやすく保護を要するという点で香料に似ている。シクロデキストリンでよ
く複合化されるもう1つのタイプの活性物質は環境から保護されることを要する
医薬活性剤である。
有利に複合化される更に他のタイプの活性物質は存在する他の物質及びバイオコ
ントロール活性剤と相互作用する酸化又は還元活性剤である。一般に、シクロデ
キストリンと複合体を形成して水の作用で放出される活性物質が本発明の実施上
有用である。
A、香料
洗剤;布帛柔軟製品−制汗剤を含有した化粧品、ヘア及びスキンケア製品:おむ
つ及び月経用品のような使い捨て吸着剤製品はすべて典型的には嗅覚的な美的効
果を示す及び/又は製品が有効であるシグナルとして役立つある芳香を発する上
である香料を含有している。
このような製品中の香料はそれが要求される前に失われることが多い。香料は例
えば酸素、光、熱等の作用によりダメージ及び/又は喪失をうけやすい。例えば
典型的自動洗濯乾燥機で用いられる乾燥プロセスにおける高エネルギー人力及び
大きな気流のせいで、乾燥機添加柔軟剤製品による香料の大部分は乾燥機のベン
トから失われていた。後記のような揮発性が少ない成分の場合であっても、はん
のわずかなフラクションが乾燥サイクル後に布帛に残るだけである。後記のよう
な香料の高度に揮発性なフラクションの喪失は更にかなり多い。通常高揮発性フ
ラクションの喪失は実際上全部である。この影響のせいで、例えば乾燥機添加布
帛柔軟剤組成物で用いられる多くの香料は貯蔵及び使用中に香気特性の残留を最
大化して良い“支持体実体性“を与えるために揮発性か少なく、高沸点(高い沸
点を育する)香料成分から主になっていた。これらの香料における小フラクショ
ンの高度に揮発性の低沸点(低い沸点を有する)香料成分の主要機能は後の支持
体、例えば布帛又は体に香気を与えるよりもむしろ製品自体の芳香臭を改善する
ことである。
しかしながら、一部の揮発性低沸点香料成分は支持体に新鮮で清潔な印象を与え
ることができ、これらの成分は支持体に沈着されて存在することが高度に望まし
い。
化粧品及び使い捨て吸着剤製品で用いられる香料も早期に失われがちである。揮
発性香料成分が例えば尿、汗、月経分泌液等に含有される水で放出されるまでそ
れらを有効にしておくことが高度に望ましい。
本発明の香料成分及び組成物は当業界で公知の慣用品である。いずれかの香料成
分の選択又は香料の量は単に美的考慮に基づいている。適切な香料化合物及び組
成物は1979年3月20日付で発行されたBrain及びCumm1nsの米
国特許第4,145,184号;1980年6月24日付で発行されたWhyt
eの第4,209゜417号;1985年5月7日付で発行された)4oedd
elの第4,515,705号;1979年5月1日付で発行されたYoung
の第4,152,272号明細書を含めて当業界でみられるが、上記特許のすべ
ては参考のためここに組み込まれる。業界で認められた香料組成物の多くは支持
体でそれらの香気効果を最大化するため後記のように比較的実質的である。しか
しながら、非実質的香料も有効である香料/シクロデキストリン複合体からの香
料デリバリ−の方が特に有利である。
実質的香料とは香料が製品中正常レベルで用いられた場合にそれが望ましい香気
を処理支持体に沈着させるほど十分な率の実質的香料物質を含有した香料である
。一般に、香料の実体性は用いられる実質的香料物質の率とおおまかに比例して
いる。比較的実質的な香料は少くとも約1%、好ましくは少くとも約10%の実
質的香料物質を含有している。
実質的香料物質は処理プロセスで支持体上に沈着する香気のある化合物であり、
正常な嗅覚的鋭敏性を有する人々により検知できる。このような物質は典型的に
は平均的香料物質の場合よりも低い蒸気圧を存する。しかも、それらは典型的に
は約200以上の分子量を有し、平均的香料物質の場合以下のレベルで検出しう
る。
香料は前記のようなそれらの揮発性によっても分類することができる。高度に揮
発性の低沸点香料成分は典型的には約250℃以下の沸点を有する。それより中
度の揮発性香料成分の多くも速かに失われる。例えば、実質上すべてのこのよう
な香料は典型的洗濯プロセスの乾燥サイクルで失われる。中度の揮発性香料成分
とは約250〜約300℃の沸点を有する成分である。前記された揮発性が少な
い高沸点の香料成分とは約300℃以上の沸点を有する成分である。高度に実質
的であるとみなされるこれら高沸点香料成分でさえも有意部分は例えば洗濯乾燥
サイクル中に失われ、これら成分の多くを支持体上に保留する手段を有すること
が望ましい。後記のような香料及びフレーバー成分の多くは、それらの香気及び
/又はフレーバー特性と沸点及び分子量のようなそれらの物理的及び化学的性質
と一緒に、参考のためここに組み込まれる”Perfume and Flav
or Chemicals(ArosaCheifca[s)−(香料及びフレ
ーバー化学(ア07化学) )、5tef’fen Arctander、著者
発行、1969年で示されている。
高度に揮発性の低沸点香料成分の例はアネトール、ベンズアルデヒド、酢酸ベン
ジル、ベンジルアルコール、ギ酸ベンジル、酢酸インボルニル、カンフエン、ン
スーントラール(ネラール)、シトロネラール、シトロネロール、酢酸シトロネ
リル、バラシメン、デカナール、ジヒドロリナロール、ジヒドロミルセノール、
ジメチルフェニルカルビノール、オイカリプトール、ゲラ二アール、ゲラニオー
ル、酢酸ゲラニル、ゲラニルニトリル、酢酸シス−3−へキセニル、ヒドロキシ
シトロネラール、d−リモネン、リナロール、リナロールオキシド、酢酸リナリ
ル、プロピオン酸すナリル、アントラニル酸メチル、α−メチルヨノン、メチル
ノニルアセトアルデヒド、メチルフェニルカルビニルアセテート、酢酸レボメン
チル、メントン、イソメントン、ミルセン、酢酸ミルセニル、ミルセノール、ネ
ロール、酢酸ネリル、酢酸ノニル、フェニルエチルアルコール、α−ピネン、β
−ピネン、γ−テルビネン、α−テルピネオール、β−テルピネオール、酢酸チ
ルビニル及びベルテネクス(バラ=tart−ブチルシクロヘキシルアセテート
)である。一部の天然油も高率の高揮発性香料成分を含有している。例えば、ラ
バンジンは主成分としてリナロール、酢酸リナリル、ゲラニオール及びシトロネ
ロールを含有している。レモン油及びオレンジテルペンは双方とも約95%のd
−リモネンを含有する。
中揮発性香料成分の例はアミルシンナムアルデヒド、サリチル酸イソアミル、β
−カリオフィレン、セドレン、シンナムアルコール、クマリン、ジメチルベンジ
ルカルビニルアセテート、エチルバニリン、オイゲノール、イソオイゲノール、
酢酸フロル、へりオトロビン、サリチル酸3−シス−ヘキセニル、サリチル酸ヘ
キシル、リリアール(バラーtert−ブチルーα−メチルヒドロシンナムアル
デヒド)、γ−メチルヨノン、ネロリドール、バチニリアルコール、フェニルヘ
キサノール、β−セリネン、トリクロロメチルフェニルカルビニルアセテート、
クエン酸トリエチル、バニリン及びベラトルムアルデヒドである。シダーウッド
テルペン類は主にα−セドレン、β−セドレン及び他のC15H24セスキテル
ペン類からなる。
低揮発性高沸点香料成分の例はベンゾフェノン、サリチル酸ベンジル、ブラシル
酸エチレン、ガラクツリド(1,,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−4,6
,6゜7.8.8−ヘキサメチルシクロペンタ−γ−2−ベンゾビラン)、ヘキ
シルシンナムアルデヒド、リラール(4−(4−ヒドロキシ−4−メチルペンチ
ル)−3−シクロヘキセン−10−カルボキサルデヒド)、メチルセドリロン、
メチルジヒドロジャスモネート、メチル−β−ナフチルケトン、ジャコラインダ
ノン、ジャコラケトン、ジャコウチベテン及びフェニルエチルフェニルアセテー
トである。
高沸点、中揮発性及び低沸点香料成分の後記のようなシクロデキストリン包接複
合体(香料/シクロデキストリン又は香料/CD複合体)は(a)特に布帛柔軟
剤ミックスが一部クレーを含有する場合に複合体と残りの組成物、例えば溶融布
帛柔軟剤ミックスとのミキシング及び布帛コンディショニングシートを形成する
ため軟質支持体上への得られた布帛柔軟組成物のコーティング中、(b)支持体
への組成物の適用中、例えばタンブル乾燥機における湿潤布帛の乾燥中並びに(
C)例えば化粧品が皮膚上にある場合の使用中又は乾燥布帛の着用中に安定であ
る。複合体中における香料の含有率は典型的には約5〜約15%、更に普通には
約7〜約10%である。
B、フレーバー
フレーバー物質はシクロデキストリン複合体の形で用いることが望ましい活性剤
である。ここで用いられる“フレーバー°という用語には全体的フレーバー知覚
に寄与するスパイス、フレーバー増強剤等も含む。シクロデキストリン/フレー
バー複合体の利点としては(1)熱、光及び/又は酸素により誘導される反応か
らの活性成分の保護、(2)揮発及び/又は昇華によるフレーバーの喪失減少及
び(3)包装及び/又は労務費を減少させるためフレーバーを含有した安定な標
準化粉末の供給がある。家庭においては、フレーバー物質は、フレーバー含有率
がより安定であるため、更に長期にわたり貯蔵でき、計量もより正確である。同
時に、一部フレーバーの天然物質含有率はアレルギー反応の可能性を最少にする
上で減少でき、微生物汚染のリスクも減少できる。製造時間の最少化は特に重要
なもう1つの利益である。これら利益のすべては市販食品製造にとっても重要で
ある。
食品取扱いに関する減少は労力を省き、食品汚染の可能性を最少にする。
シクロデキストリン/フレーバー複合体は後記のように容易に製造され、シクロ
デキストリン複合体は食品の外観、質感及び/又はフレーバーに悪影響を与えな
い。
質感は一部の場合に例えばミックスから製造されるドリンク及びスープのように
増粘化されることが有益であろう。フレーバー/シクロデキストリン複合体は貯
蔵中にそれらのフレーバー活性分をほとんど失わない。極端な熱の存在下におけ
る安定性が望まれる場合には、複合体は例えば硬化脂肪、ポリマー等でコートす
ることができ複合体中におけるフレーバーの含有率は典型的には約5〜約15%
、更に普通には約7〜約10%である。香料活性剤のようなフレーバー活性剤は
通常いくつかの成分からなる。組成を変えずに活性剤を複合体中に配合すること
が通常重要であるが、損われやすい方の成分のみを複合化して要求される複合体
のレベルを最少にすることも可能である。
フレーバー及びフレーバー増強剤の具体例としては参考のためここに組み込まれ
るBodenの米国特許第4゜348.416号明細書で開示されたものがある
。即ち、有機酸類、例えば酢酸、ギ酸、2−ヘキセン酸、安息香酸、n−酪酸、
カプロン酸、カプリル酸、ケイ皮酸、イソ酪酸、イソ吉草酸、α−メチル酪酸、
プロピオン酸、吉草酸、2−メチル−2−ペンテン酸及び2−メチル−3−ペン
テン酸;ケトン及びアルデヒド類、例えば2−メチル−3−ケトフラン、アセト
フェノン、アセトン、アセチルメチルカルビノール、アクロレイン、n−ブタナ
ール、クロトナール、ジアセチル、2−メチル−ブタカール、β−β−ジメチル
アクロレイン、メチルローア−へブチナール、ノニルアルデヒド、4− (p−
ヒドロフルフラール、シンナムアルデヒド、β−シクロホモシトラール、2−ペ
ンタノン、2−ペンテナール及びプロパナール;アルコール類、例えば1−ブタ
ノール、ベンルアルコール、フェニル−2−エタノール、α−テルピネオール、
シス−テルピン水和物、オイゲノール、す±ロール、2−ヘプタツール、メント
ール、アセトイン;エステル類、例えば酢酸ブチル、酢酸エチル、アセト酢酸エ
チル、安息香酸エチル、酪酸エチル、カプリン酸エチル、カプロン酸エチル、カ
プリル酸エチル、ケイ皮酸エチル、クロトン酸エチル、ギ酸エチル、イソ酪酸エ
チル、イソ吉草酸エチル、乳酸エチル、ミリスチン酸エチル、α−メチル酪酸エ
チル、プロピオン酸エチル、サリチル酸エチル、酢酸トランス−2−ヘキセニル
、酢酸ヘキシル、酪酸2−ヘキセニル、酪酸ヘキシル、酢酸イソアミル、酪酸イ
ソプロピル、酢酸メチル、酪酸メチル、カプロン酸メチル、イソ酪酸メチル、α
−メチルフェニルグリシデート、フハク酸エチル、ケイ皮酸イソブチル、ギ酸シ
ンナミル、ケイ皮酸メチル及び酢酸テルペニル;炭化水素類、例えばジメチルナ
フタレン、ドデカン、メチルジフェニル、メチルナフタレン、ミルセン、ナフタ
レン、オクタデカン、テトラデカン、テトラメチルナフタレン、トリデカン、ト
リメチルナフタレン、ウンデカドロカルベオール:ピラジン類、例えば2,3−
ジメチルピラジン、2,5−ジメチルピラジン、2.6−ジメチルピラジン、3
−エチル−2,5−ジメチルピラジン、2−エチル−3,5,6−トリメチルピ
ラジン、3−イ6−トリメチルビラジン、イソプロピルジメチルピラジン、メチ
ルエチルピラジン、テトラメチルピラジン、トリメチルピラジン;精油及びエキ
ス、例えば無水ジャスミン、ケイ皮油、シナモン反曲、ブラックペラパー含油樹
脂、ツメリック浦、ブラックベラバー油、無水ローズ、無水アヤメ、タイム油、
コエンドロ油、ビメント葉油、パチュリ油、ナツメグ油、ショウガ油、レモン精
油、シラ油、レモングラス油、カノコソウ油、マヨラマ油、ラズベリー油、シナ
モン油、ニンジン油、アニス油、オレンジ油、タイム油、ペパーミント油、スイ
ートカミン油、セロリ油、ニンニク油、タマネギ油、タラボン油、カラウェー油
、バシル油、ベイリーフ油、カラシ油、サルビア、ティーエキス、コーヒーエキ
ス、サフラン油、ブルガリアローズ、トウガラシ、ヤラヤラ(yara yar
a) 、バニラ、ナツツ油とこれら天然油及びエキスの合成品;ラクトン類、例
えばγ−ノナラクトン;スルフィド類、例えばメチルスルフィド:他の物質、例
えばマルトール、アセタール類(例えば、1,1−ジェトキシエタン、1゜1−
ジメトキシエタン及びジメトキシメタン)、ピペリン、チャビシン及びビベルジ
ンである。
本発明の具体例としては粉末ミックス、例えばドリンクミクラスの製造における
複合体の使用がある。例えば、ティーエキス、合成甘味料及び/又はベルガモツ
ト、ジャスミン、レモン浦、ペパーミント油等のような1種以上のフレーバーが
粉末インスタントティーミックスに加えることができ、得られた製品はより安定
なフレーバー特性を有して、フレーバーはそのフレーバーを十分に楽しめるよう
に直ちに放出される。ティー混合物及びインスタントティーミックスの例は19
84年10月2日付で発行されたサトーらの米国特許第4,474.822号及
び1981年】1月11日付で発行されたChlnoincyogyszerの
英国特許第2,074,838号明細書でみられるが、上記特許は参考のためこ
こに組み込まれる。
同様の利点はビーフェキスのようなフレーバー成分か複合化されて粉末スープミ
ックスに加えられた場合にみられる。複合体の利点は分解しやすく及び/又は製
造にかなりの時間を要するフレーバーのとき特に明らかである。
乳製品は複合化が特に望ましい。バターフレーバーは貯蔵中に特に壊れやすい。
複合体の使用は冷蔵が不可能か又は信頼できない場合に特に望ましい。
製造、包装、しかる後時間経過後に販売される“製造食品°における複合体の使
用は特に有利である。非複合化フレーバー成分は貯蔵後に普通変化してしまい、
“新鮮味の少ない゛フレーバーになる。
複合化フレーバーは製品が食品でなく口内で用いられる場合にチューインガム、
練歯磨及び粉、薬剤等のような他の製品でも非常に有用である。
C1医薬
複合化が高度に望ましいもう1つの種類の活性剤は医薬物質(薬物)である。複
合化用に示唆された薬物としては前記で参考のため組み込まれた特許明細書、特
に参考のためここに組み込まれる1988年2月23日付で発行されたPith
aの米国特許第4,727゜064号明細書で記載されたものかある。そのリス
トにはイブプロフェン、アセチルサリチル酸(又はその塩)、アセタミドフェン
、アポモルフイン、ブチル化ヒドロキシトルエン、クロバタリドン、コレカルシ
フェロール、デキサメタシン、ジクマロール、ジゴキシン、ジフェニルヒダント
イン、エストラジオール、エストリオール、エチニルエストラジオール−3〜メ
チルエーテル、エチステロン、フロセミド、ヒドロフルメチアジド、インドメタ
シン、リン酸イブロニアジド、17−メチルテストステロン、ニトログリセリン
、ノルエチンドロン、ウアバイン、オクスブレノロール、プロゲステロン、レチ
ナール、トランス−レチン酸及び/又はその塩、レチノール、スピロノラクトン
、スルピリド、テストステロン、テオフィリン、アリクロビア、クロリジンHC
I等を含む。
薬物の複合化は処方用量が投与されないと薬物が無効になることを活性の喪失か
意味することから高度に望ま複合化か高度に望ましいもう1つの種類の活性剤は
バイオコントロール剤である。バイオコントロール剤としては殺生物剤、抗菌剤
、殺菌剤、殺真菌剤、殺藻剤、殺つドンコ病菌剤、消毒剤、防腐剤、殺虫剤、駆
虫剤、植物成長ホルモン等がある。適切な分子構造を有するこのような薬剤はシ
クロデキストリンと複合化でき、殺真菌剤、消毒剤、防腐剤、植物成長ホルモン
等のケースにおいて布帛、皮膚(創傷上を含む)、葉及び/又は土工のような環
境に外部から又は絞菌剤及び/又は駆虫剤のケースにおいて体に内部からいずれ
かにより放出される。
3、複合体形成
本発明の複合体は当業界で公知のいずれかの方法で形成される。典型的には、複
合体は適切な溶媒、好ましくは水の中で溶液として又は懸濁液として香料及びシ
クロデキストリンを一緒に混ぜるかあるいは適切な、好ましくは最少量の溶媒、
好ましくは水の存在下で諸成分を一緒に練り合わせることによりいずれかで形成
される。エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、2−メトキシエタノール、2−エトキンエタノール、
グリセリン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、1.2−プロパン
ジオール、エタノール、メタノール、イソプロパツール等及び上記極性溶媒自体
の及び/又は水との混合液のような他の極性溶媒が複合体形成用の溶媒として使
用できる。複合体形成におけるこのような溶媒の使用はA、ハラダ及びS、タカ
ハシ、Cheiistry Letters、pp、2089−2090 (1
984)の論文で開示されているが、上記論文は参考のためここに組み込まれる
6懸濁/練合せ方法は溶媒がさほど必要でなく、したがって溶媒の分離もさほど
要求されないため特に望ましい。適切なプロセスは参考のため前記で組み込まれ
た特許明細書で開示されている。
複合体形成の開示は更にAtwood、J、L、1.E、D、Davies &
D、D、MacNiehol (Ed、): Inclusion Compo
unds(包接化合物)、Vol、IIl、Academic Press (
1984) 、特にChapter 11; Atwood、J、L、及びJ、
E、D、Davjes (Ed、): Proceedingsof the
5econd International Symposium of Cy
clodextrins (シクロデキストリンの第二回国際シンポジウムの議
事録)、Tokyo、Japan、(July、1984); Cyclode
xtrinTechnology (シクロデキストリン技術)、J、5zej
tlt。
Kiuver AcadeIIic Publishers (198g)でみ
られるが、上記文献のすべてが参考のため組み込まれる。
一般に、活性剤/シクロデキストリン複合体は1:1の活性化合物対シクロデキ
ストリンのモル比を有する。
しかしながら、モル比は活性化合物の分子サイズ及びシクロデキストリン化合物
の個性に応じてそれより高くても又は低くてもよい。モル比はシクロデキストリ
ンの飽和溶液を形成し、複合体を形成するため活性剤を加えることにより容易に
決定できる。一般に、複合体は容易に沈澱する。そうでなければ、複合体は電解
質の添加、paの変化、冷却等により通常沈澱させることができる。
次いで複合体は活性剤対シクロデキストリンの比を決定するため分析することが
できる。
前記のように、実際の複合体はシクロデキストリンにおける空洞のサイズ及び活
性分子のサイズにより決定される。通常の複合体は1分子のシクロデキストリン
中に1分子の活性剤であるが、複合体は活性分子が大きくてシクロデキストリン
に適合する2つの部分を含む場合に1分子の活性剤と2分子のシクロデキストリ
ンとで形成してもよい。高度に望ましい複合体は香料及びフレーバーエキスのよ
うな一部の活性剤が通常サイズに関して様々な物質の混合物であるためシクロデ
キストリンの混合物を用いて形成できる。少くとも大部分の物質はα−1β−及
び/又はγ−シクロデキストリン、更に好ましくはβ−シクロデキストリンであ
ることが通常望ましい。
シクロデキストリン及び複合体の産生プロセスは1974年5月21日付で発行
されたオカダ、ツヤマ及びツヤマの米国特許第3□ 812.011号;198
2年3月2日付で発行されたヤギ、コウノ及びイヌイの米国特許第4,317.
881号;1983年11月29日付で発行されたオカダ、マッザヮ、ウェジマ
、ナヵクキ及びポリコシの米国特許第4.418,144号;1988年4月1
9日付で発行されたAm1eraalの米国特許第4,378.923号明細書
で記載されており、上記特許のすべてが参考のためここに組み込まれる。これら
バリエーションのいずれで得られる物質も本発明の目的にとり許容される。最初
に結晶化により反応混合物から直接包接複合体を単離することも許容される。
連続操作では過飽和溶液及び/又は懸濁/練合せ及び/又は温度操作、例えば加
熱しかる後冷却、凍結乾燥等のいずれかを通常使用する。複合体は望ましい組成
物の製造プロセスにおける次のステップに応じて乾燥しても又はしなくてもよい
。ポリアルキレングリコールキャリア中における複合体/溶媒(水)混合液の配
合は乾燥ステップに関する必要性をなくす。このため、改良された取扱い及び後
の組成物中への配合容易性のため湿潤した未乾燥の複合体スラリーを液体キャリ
アと共に用いることが望ましい。一般に、できるだけ最少のプロセスステップが
活性剤の喪失及び過大な加工処理コストを避けるために用いられる。
4、複合体粒度
複合体の粒度は望ましい活性剤、例えば香料の放出特性に応じて選択される。例
えば約0.01〜約15μm1好ましくは約0.01〜約8μm1更に好ましく
は約0.05〜約5μmの小さな粒子か支持体、例えば乾燥布帛が再湿潤された
場合に香料の速やかな放出を得る上で望ましい。小さな粒子は例えばキャリアへ
のシクロデキストリンの溶解により作製、維持できるということが本発明の特別
な利益である。これらの小さな粒子は最初に懸、11/1m合せ法によっても好
都合に製造される。更に大きな粒子、例えば約15〜約1000μm1好ましく
は約15〜約250μm1更に好ましくは約15〜約50μmの粒度を有する粒
子は、支持体が多量の水で再湿潤された場合に活性剤の遅い放出又は支持体が何
度も再湿潤された場合に一連の活性剤放出をそれらが行うという点で独特である
。それらは湿潤支持体への直接適用も望ましい。それらは湿潤支持体との接触で
一部活性剤を放出するが、但し支持体が再湿潤された場合に活性剤効果を示す上
で十分な活性剤を留める。更に大きな粒度の複合体は複合体が成長させられる結
晶化方法で製造されることが都合よく、大きな粒子は必要であれば望ましいサイ
ズまで粉砕される。小さな及び大きな粒子の混合物はより広範な活性特性を示す
。したがって、15ミクロン以下及び以上の双方で実質量の粒子を有することが
望ましい。
5、キャリア
シクロデキストリン複合体は約100℃以下で液体であるか又は溶融するポリア
ルキレングリコールキャリア、特に下記のようなポリアルキレングリコール物質
中に均一に分散させることができる:
(A)約400〜約20.000.好マシくハ約60Q〜約10.000の平均
分子量(MW)を有するポリアルキレングリコール及び/又は混合ポリアルキレ
ングリコール。例としては以下がある:
好ましくは約1000〜約9000.更に好ましくは約1400〜約4000の
分子量を有するポリエチレングリコール;
好ましくは約600〜約4000の分子量を有するポリプロピレングリコール;
好ましくは約1000〜約10.000の分子量を有するポリ(テトラメチレン
グリコール);ポリ(エチレンオキシド−プロピレンオキシド)のような混合ポ
リアルキレングリコール。例:平均MWI100、E/P比0.15+1;平均
M1t3440.E/P比0.33:1.平均MW2920.E/P比0.8:
1;平均MV13,333、E/P比3 : 1 ; 平均MV8750゜E/
P比5:1:及び
HO−[:C1(2C1(201,−[C)I2C1((CH3)0 ]、 (
C)120!201.−H及び/又は
)10−[CH(013) C)I20]、(C)12 C)+201x (C
)I2 CH(C)+3 )Oコ、−Hのような混合ポリアルキレングリコール
ブロックコポリマー(上記式中yの合計は約15〜約70の範囲である;Xの合
計対yの合計の比は約1:10〜約11:10、好ましくは約1=2〜約1=1
である)。例としてはBASF社から各々プルロニック (Pluronic■
)及びプルロニックR(Pluronic RO)界面活性剤の商品名として販
売される物質がある。
(B)C−C、好ましくはC−Cアルキル化ボ1、22 1 4
リアルキレングリコール〔ポリ(アルキレングリコール)モノ−及びジアルキル
エーテル〕、RO−(R201)n−H及び/又はRO−(R20)n−R(各
Rはメチル、エチル、プロピル又はブチルである:各RはC−Cアルキレン基で
ある;nは1〜約200の範囲である;ポリアルキレングリコールの率は好まし
くは約50%以上である)。
具体例としては以下がある:
RO−[C)I CH(CH3)0コm−H(Rはメチル、エチル、プロピル又
はブチルである;mは1〜約200(約90〜約20、 000〕MW) テあ
ル);
RO−(CH201120)n−H(各Rはメチル、エチル、プロピル又はブチ
ル、好ましくはメチルである:nは約2〜約200(約120〜約9000のM
W)、好ましくは約15〜約150(約700〜約6700のMW)、更に好ま
しくは約15〜約100(約700〜約4500のMW)である);及び/又は
RO(CH2C)+20)n−R(各Rはメチル、エチル、プロピル又はブチル
である;nは約2〜約200(約134〜約9000のMW)、好ましくは約1
5〜約150(約700〜約6700のMW) 、更に好ましくは約15〜約1
00(約700〜約4500のMW) テある)。
(C)約200〜約20,000の平均分子量及び約50〜約99%のポリアル
コキシ部分の重量%を有するポリアルコキシル化物質。具体例としてはテトロニ
ック(Tetronic■)、テトロニックR(Tetronic RO)及び
バースタット66 (Varstat fi6o)がある。テトロニック[株]
及びテトロニックR■はBASF社から製造されるブロックコポリマー界面活性
剤である。テトロニ・ツク■界面活性剤は下記一般式を有する:
及びテトロニックRO界面活性剤は下記一般式を有する;(上記式中yの合計は
約8〜約120の範囲である;Xの合計対yの合計の比は約1:10〜約11+
10.好ましくは約1:2〜約1:1である)
シュ1ノツクス・ケミカル社(Sherex Chemical Compan
y)販売のバースタット66■は下記式を有する:(上記式中RはC−Cアルキ
ル又はアルケニル基である; I)+(lは好ましくは約10〜約30である)
。
エアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ社(AirProducts and
Chemicals、Inc、)販売のスルフィツール465 (Surfy
nol 465o)は下記式の2.4,7.9−テトラメチル−5−デシン−4
,7−ジオールのエチレンオキシド付加物である:
(r+sは約8である)。スルフィツール465oにおいてポリエチレンオキシ
ド部分の重量%は約65%である。キャリアはそれらが複合体を過度に破壊しな
いかぎり他の部分を含有することができる。
複合体対キャリアの重量比は約1=1〜約1:5、好ましくは約2=3〜約1:
3である。キャリアのレベルは複合体が支持されて、キャリアが液状である場合
に複合体及びキャリアの混合物も相対的に流体になるほど比較的高くなければな
らない。
好ましいキャリアは室温で固体だが、但し約100℃以下で溶融化するか又は液
体であるもの、更に好ましくは約80℃以下で溶融化するか又は液体であるもの
である。
具体例は:
約600〜約20,000の平均■を有するポリエチレングリコール:
約1000〜約10,000の平均NYを有するポリ(テトラメチレングリコー
ル);及び
約600〜約20,000の平均MYを有するポリ(エチレングリコール)メチ
ルエーテルである。
複合体はここで前記タイプのプロセスで形成されることが望ましいが、その場合
にシクロデキストリンは限定量の水の中で活性剤、好ましくは香料とミックスさ
れ、しかる後水が後記のように空気又は凍結乾燥により乾燥除去される。次いで
複合体は更に加工処理用に流動性液体複合体組成物を形成するため液体キャリア
物質又は好ましくは溶融された通常固体のキャリア物質と約1:1〜約1:5の
複合体対キャリア比で混ぜられる。
好ましい組成物及びプロセスでは(a)乾燥活性剤/シクロデキストリン複合体
及び(b)通常固体の親水性ポリエチレングリコール物質の溶融混合物を固体支
持体表面上にスプレーし、しかる後上記表面上で小滴を固化させる。上記小滴は
活性剤を放出するため水又は体液(例えば、汗、唾液、尿、月経分泌液等)のよ
うな他の水性媒体で容易に溶解しうる。
上記親水性ポリエチレングリコール物質は一般式1?0−(CHOH0)n−R
(各Rは水素基、C−Cアルキルもしくはアルキレン基又はこのような基の混合
物である;nは約13〜約450(約600〜約20,000の平均14W)で
ある:ポリエチレングリコールの率は好ましくは約50%以上である)を有する
。好ましいR基としては水素基、C−Cアルキル基又はこのような基の混合物が
ある。更に好ましいポリエチレングリコール物質は約600〜約20,000
(約13〜約450のn)、好ましくは約1000〜約9000 (約20〜約
200のn)、更に好ましくは約1400〜約4500 (約30〜約100の
n)の平均MVを有する親水性ポリエチレングリコール、ポリ(エチレングリコ
ール)メチルエーテル又はそれらの混合物である。複合体対ポリエチレングリコ
ール物質の重量比は約1・1〜約1:5、好ましくは約1:2〜約1=4である
。
他の好ましい組成物及びプロセスでは(a)乾燥活性剤/シクロデキストリン複
合体及び前記のような通常固体の親水性ポリエチレングリコール物質の溶融混合
物を例えばスプレー乾燥、マルマライズ化(maru■ar1zing)等によ
り粒径約10〜約1000ミクロン、好ましくは約50〜約600ミクロンの固
体小球に小球化する。次いで上記固体小球は例えば(a)固体支持体表面に小球
を分配して上記小球を溶融させ、しかる後再固化して上記表面に上記小球を結合
することにより固体支持体表面に付着させるか又は(b)非水溶性だが但し多孔
質のポーチもしくは封入物に入れていずれかで用いることができる。これらの物
品は水又は他の水性溶媒で処理された場合容易に活性剤を放出する。
もう1つの好ましい組成物及びプロセスでは限定量の溶媒、例えば水の存在下で
複合体を形成し、しかる後溶媒(水)が除去されることなく、通常固体のポリエ
チレングリコール物質が複合体/水混合物単独と通常適合しない溶融物質、例え
ば疎水性布帛柔軟剤物質とミックスすることにより固体組成物を形成する上で直
接使用できる流動性混合物を形成するために複合体/水混合物と溶融形で混ぜら
れる。流動性混合物は以下で更に詳細に開示される支持体上における布帛コンデ
ィショニング品の製造で特に有用である。
キャリアと複合体を懸濁させる溶媒との混合物を利用する上記組成物及びプロセ
スにおいて、キャリア対複合体の比は典型的には約0.5〜約3、好ましくは約
0.6〜約2、更に好ましくは約0.75〜約1である。
溶媒+キャリア対複合体の比は典型的には約1:1〜約5.1、好ましくは約1
:1〜約3=1である。好ましくは溶媒よりもキャリアが多く存在し、溶媒は水
であって及び/又はキャリアは好ましくは約600〜約20゜000、更に好ま
しくは約1000〜約9000の分子量を有するポリエチレングリコール又はア
ルキル化ポリエチレングリコールである。
キャリア及び溶媒の混合物を用いるプロセスも溶媒の除去が付加ステップを加え
て一部の活性剤、例えば香料の喪失を生じうろことから望ましい。
ポリアルキレングリコール物質はシクロデキストリンから活性剤を置き代えるい
かなる疎水性末端基も有していないことが好ましい。ポリアルキレングリコール
は鎖中に他のモノマーを含有てきるが、但し他のモノマーのレベルはシクロデキ
ストリン複合体から活性剤の置き代えを避けるため低く保たれるべきである。意
外にも、複合体は上記キャリア(溶媒)に効果的に分散されるが、但し例えば複
合化された活性剤、例えば香料に置き代わるキャリアによって破壊されない。エ
チレングリコール、プロピレングリコール、エタノール、グリセリン及び溶融ソ
ルビトールのような溶媒も流動性スラリーを形成できるが、但し複合体を少くと
も部分的に溶解して活性剤を放出させてしまう。
複合体がキャリアに分散されると、複合体は良好な分布を果たすためキャリア中
における複合体の懸濁物を用いることにより支持体に直接適用できる。例えば、
キャリア中における香料/シクロデキストリンは望ましい表面上にスプレー及び
/又は広げることができる。加圧下における噴射剤又は空気はキャリア及び複合
体の分散物を形成するために使用できる。複合体は大気下で水にさらされた場合
に活性剤(香料)の一部を放出できるが、但し意外にも多量の活性剤は揮発性香
料活性剤であっても表面に付着された複合体に残留する。
キャリアが複合体を覆う及び/又は保護する及び/又は複合体を支持体に付着す
るために用いられる場合、キャリアは通常遭遇する温度で固体であることが好ま
しい。
ポリプロピレングリコールは固体でなく、そのためそれらは通常キャリアの混合
物の一部としてのみ用いられる。
特別なキャリア又はキャリアの混合物が固体であるかどうかは検査で容易に調べ
ることができる。
キャリア/複合体の使用の一例は洗濯された布帛を処理して同時にそれらが乾燥
される洗濯乾燥機で使用のため布帛コンディショニング製品の製造においてであ
る。
その製品が布帛を処理するために用いられ、しかる後布帛が再湿潤された場合に
、香料は放出されて香気効果を示す。このような香気効果は例えばタオル及び/
又は手ぬぐいに関して布帛が再湿潤された場合に快い香気を発する上で及び発汗
に伴うような望ましくない臭気を隠す上で双方とも高度に望ましい。再湿潤時の
香気効果は布帛が汚れるようになった有効な快いシグナルとしても役立ち、同時
に汚れた布帛が清潔な布帛と交換されるまで快い新鮮味効果を与える。このため
少くとも有効量の複合体が布帛に付着されることが不可欠である。有効量は典型
的には約0.005〜約5g、好ましくは約0.01〜約1g、更に好ましくは
約0.05〜約0.5g/布帛kgの範囲である。布帛か湿潤するほど、香料は
初期に多く放出され、しかも残留複合体の多くが布帛に有効に付着される。布帛
かほぼ乾燥しているとき複合体はほとんど破壊されず、香料は初期にさほど適用
されないか、但し布帛は再湿潤時に香気効果を示す。
香料/シクロデキストリン複合体は後記のような乾燥機活性化布帛コンディショ
ニング組成物の一部としても提供することができる。このような組成物は香料/
シクロデキストリン複合体を乾燥機に導入するために便利な方法を提供する。こ
のような乾燥機活性化布帛コンディショニング組成物を製造するため、複合体は
単独で又は1種以上の布帛コンディショニング成分とミ・ソクスされた後のいず
れかでキャリアに有効量で懸濁され、支持体に適用される。乾燥機活性化組成物
の場合、キャリアは好ましくは全種類の乾燥機ドラムコーティングと適合するべ
きである。このようなキャリアは典型的には多量の末端ポリエチレングリコール
部分を有していない。
6、支持体
ここで有用な支持体は必要とされる活性剤を運搬して放出できるいかなる固体物
質であってもよい。それらには例えば固体吸着剤粒子を含めた固体粒子、紙、織
布、不織布、天然繊維、合成繊維、成形ポリマーフィルムを含めたポリマーフィ
ルム、成形ポリマー粒子又はそれらの混合物がある。セルロース固体は自然生物
分解性支持体として特に望ましい。好ましい支持体は固体粒子、織布及び不織布
、フィルムと紙である。
望ましい吸着剤紙支持体は1975年9月16日付で発行されたAyersの米
国特許第3.905,863号;1976年8月10日付で発行されたAyer
sの第3゜974.025号;1980年3月4日付で発行されたTrokha
nの第4,191,609号;1984年4月3日付で発行されたWellsら
の第4.440.597号;1985年7月16日付で発行されたTrokha
nの第4゜529.480号;1987年1月20日付で発行されたTrokh
anの第4,637,859号明細書で開示されており、上記特許のすべては参
考のためここに組み込ま本発明は改善された固体の乾燥機活性化布帛コンディシ
ョニング組成物の製造及び布帛コンディショニング組成物が例えば支持体上にあ
る製造品にも関する。
A、支持体用品
好ましい態様において、本発明は1976年11月2日付で発行されたMars
anの米国特許第3,989゜631号;1977年10月25日付で発行され
たMarsanの第4,055,248号:1978年2月14日付で発行され
たBedenkらの第4,073,996号;1977年5月10日付で発行さ
れたZak iらの第4゜022.938号、1988年8月16日付で発行さ
れたTrtnhの第4..764.289号;1989年2月28日付で発行さ
れたEvansらの第4,808,086号、1978年7月25日付で発行さ
れたZakiらの第4゜103.047号、1973年6月5日付で発行された
Dillarstoneの第3,736,668号、1972年10月31日付
で発行されたCowpaらの第3.701゜202号、1972年1月18日付
で発行されたFurgalの第3,634,947号、1972年1月11日付
で発行されたHoefljnの第3.633.538号;1969年4月1日付
で発行されたI?umseyの第3゜435.537号、1976年12月28
日付で発行されたMurphyらの第4,000,340号明細書で開示された
タイプの独特な香料効果を示して自動洗濯乾燥機で布帛を柔軟化するために使用
上適合化された製造品に関するが、上記特許のすべては参考のためここに組み込
まれる。
このタイプの典型的な製造品としては:1、i、約30〜約99%の布帛柔軟剤
;及びij、有効量、好ましくは約0.5〜約70%の、単独又は水のような溶
媒と混合されたいずれかの前記された適切なキャリア中における香料/シクロデ
キストリン複合体の懸濁物:
からなる布帛コンディショニング組成物;++、自動洗濯乾燥機中において自動
洗濯乾燥機操作温度、例えば約35〜115℃で有効量の上記組成物を布帛に放
出する分配手段;
からなる物品がある。
分配手段が例えばシート形状の軟質支持体である場合、布帛コンディショニング
組成物は約10:1〜約0.5コ1、好ましくは約5:1〜約1:1範囲内でコ
ンディショニング組成物対乾燥支持体の重量比を示すように支持体上に放出的に
添加される。本発明にはキャリア+複合体の全量に対して約0.5〜約70%、
好ましくは約5〜約50%の複合体の量で複合体をキャリア及び任意の溶媒とプ
レミックスすることにより上記複合体懸濁物ifを利用したこのような製造品の
製造方法も含む。複合体は望ましい効果を示すために十分な量で存在すべきであ
る。キャリアは常温で固体であることが好ましい。しかしながら、液体キャリア
も複合体を例えば柔軟剤中に分配するために用いることができ、それは保護も与
える。
ここで用いられる゛布帛柔軟剤”という用語には単独で及び互いに組合せても用
いられるカチオン系及びノニオン系布帛柔軟剤を含む。本発明の好ましい布帛柔
軟剤はカチオン系及びノニオン系布帛柔軟剤の混合物である。
(1)布帛柔軟剤
支持体用品で特に有用な布帛柔軟剤の例は1978年7月25日付で発行された
Zak iらの米国特許第4゜103.047号;1980年12月2日付で発
行されたKardoucheの第4,237,155号; 1972年8月22
日付で発行されたMortonの第3.686,025号、1974年11月1
9日付で発行されたDieryらの第3,849,435号;1978年2月1
4日付で発行されたBedenkの第4.037,996号明細書で記載された
組成物であり、上記特許は参考のためここに組み込まれる。他の布帛柔軟剤は洗
剤適合性布帛コンディショニング組成物に関して以下で開示されている。
支持体用品向は特に好ましいカチオン系布帛柔軟剤としてはジアルキルジメチル
アンモニウムクロリド、メチルサルフェート及びエチルサルフェートのような四
級アンモニウム塩があるが、その場合にアルキル基は同一でも又は異なっていて
もよく、約14〜約22の炭素原子を有する。このような好ましい物質の例とし
てはシタロウアルキルジメチルアンモニウムメチルサルフェート(DTDMAM
S) 、ジステアリルジメチルアンモニウムメチルサルフェート、シバルミチル
ジメチルアンモニウムメチルサルフェート及びジベヘニルジメチルアンモニウム
メチルサルフエートがある。前記Kardoucheの特許明細書で開示された
三級アルキルアミンのカルボン酸塩も特に好ましい。例としてはステアリルジメ
チルアンモニウムステアレート、ジステアリルメチルアンモニウムミリステート
、ステアリルジメチルアンモニウムパルミテート、ジステアリルメチルアンモニ
ウムパルミテート及びジステアリルメチルアンモニウムラウレートがある。これ
らのカルボン酸は対応アミン及びカルボン酸を溶融布帛コンディショニング組成
物中でミックスすることによりその場で得ることができる。
もう1つの好ましいタイプの布帛柔軟剤は1987年4月28日付で発行された
Toan Trfnh、Errol H,1fahl。
Donald M、5vartley及びRonald L、)Iemlngw
ayの米国特許第4,661,269号明細書で詳細に記載されており、上記特
許は参考のためここに組み込まれる。
ノニオン系布帛柔軟剤の例はここで記載されたソルビタンエステル、C−(:
脂肪アルコール及び脂肪アミンである。
支持体用品で使用上好ましい布帛柔軟剤は(1)C1゜−026アシルソルビタ
ンエステル及びその混合物、(2)四級アンモニウム塩及び(3)三級アルキル
アミンの混合物からなる。四級アンモニウム塩は布帛コンディショニング組成物
の好ましくは約5〜約25%、更に好ましくは約7〜約20%のレベルで存在す
る。ソルビタンエステルは布帛コンディショニング組成物の重量で好ましくは約
10〜約50%、更に好ましくは約20〜約40%のレベルで存在する。三級ア
ルキルアミンは布帛コンディショニング組成物の重量で約5〜約25%、更に好
ましくは約7〜約20%のレベルで存在する。好ましいソルビタンエステルはC
−Cアシルソルビタンモノエステル、C−Cアシルソルビタンジエステル、それ
らエステルの非エステル化ヒドロキシル基の1以上が1〜約6のオキシエチレン
単位を有する上記エステルのエトキシル化物及びそれらの混合物からなる群より
選択されるエステルである。四級アンモニウム塩はメチルサルフェート形である
ことが好ましい。好ましい三級アルキルアミンはアルキルジメチルアミン、ジア
ルキルメチルアミン及びそれらの混合物からなる群より選択されるが、その場合
にアルキル基は同一でも又は異なっていてもよく、約14〜約22の炭素原子を
有する。
更にもう1つの好ましい布帛柔軟剤は脂肪アルコール及び四級アンモニウム塩と
共に三級アルキルアミンのカルボン酸塩からなる。三級アミンのカルボン酸塩は
布帛処理組成物の重量で好ましくは約5〜約50%、更に好ましくは約15〜約
35%のレベルで布帛コンディショニング組成物中に用いられる。四級アンモニ
ウム塩は布帛処理組成物の重量で好ましくは約5〜約25%、更に好ましくは約
7〜約20%のレベルで用いられる。脂肪アルコールは布帛処理組成物の重量で
好ましくは約10〜約25%、更に好ましくは約10〜約20%のレベルで使用
できる。好ましい四級アンモニウム塩はジアルキルジメチルアンモニウム塩から
なる群より選択されるが、その場合にアルキル基は同一でも又は異なっていても
よく、約14〜約22の炭素原子を有し、対アニオンは塩化物、メチル硫酸及び
エチル硫酸イオン、好ましくはメチル硫酸イオンからなる群より選択される。好
ましい三級アルキルアミンのカルボン酸塩はアルキルジメチルアミンの脂肪酸塩
(アルキル基は約14〜約22の炭素原子を存し、脂肪酸は約14〜約22の炭
素原子を有する)及びその混合物からなる群より選択される。好ましい脂肪アル
コールは約14〜約22の炭素原子を有する。
より生物分解性の布帛柔軟剤化合物が望ましい。生物分解性は例えば易破壊性結
合鎖を疎水性基に組込むことで増加させることができる。このような結合鎖とし
てはエステル結合鎖、アミド結合鎖と不飽和及び/又はヒドロキシ基を含む結合
鎖がある。このような布帛柔軟剤の例は1968年10月29El付で発行され
たMannheimerの米国特許第3,408,361号、1987年11月
24日付で発行されたクボらの第4,709,045号:1980年11月11
日付で発行されたPrachtらの第4゜233,451号:1979年11月
28日付で発行されたPrachtらの第4,127,489号;1972年9
月5日付で発行されたBergらの第3,689,424号。
1978年12月5日付で発行されたBaumannらの第4゜128.485
号;1979年7月17日付で発行されたElsterらの第4,161,60
4号+1980年2月19日付で発行されたWechslerらの第4,189
゜593号;1982年7月13日付で発行されたIofrmanらの第4.3
39.391号明細書でみることができ、上記特許は参考のためここに組み込ま
れる。
本発明の好ましい物品は約0.5〜約70%、好ましくは約1〜約60%、更に
好ましくは約5〜約50%のキャリア中香料/シクロデキストリン複合体の分散
物及び約30〜約99%、好ましくは約40〜約90%の布帛コンディショニン
グ(柔軟)剤からなる布帛処理組成物を含む。香料は約0.02〜約6%、好ま
しくは約0.1〜約5%、更に好ましくは約1〜約5%のレベルで存在する。好
ましくは、上記布帛柔軟剤はカチオン系及びノニオン系布帛柔軟剤とそれらの混
合物から選択される。好ましくは、上記布帛柔軟剤は上記布帛処理組成物の重量
で約5〜約80%のカチオン系布帛柔軟剤及び約10〜約85%のノニオン系布
帛柔軟剤の混合物からなる。キャリアは組成物の残りと適合性であるべきである
。成分の選択は得られる布帛処理組成物が約38℃以上の融点を有して乾燥機操
作温度で流動性であるような選択である。
使用前及び支持体分配手段への適用前に布帛処理の諸成分を完全に混ぜることが
適用の容易性上望ましい。これは複合体を他の成分とプレミックスする前に本発
明に従い複合体をキャリアに懸濁/溶解することにより更に容易に実施できる。
加工処理理由からは、前記で参考のため組込まれた特許、特に米国特許第4,0
73゜996号明細書でみられる開示に従い布帛柔軟剤組成物中にクレーを有す
ることが望ましい。後記のように、クレーは本発明の状況において特別な効果を
示す。
(2)分配手段
好ましい支持体用品態様において、布帛処理組成物は自動洗濯(衣類)乾燥機に
おいて組成物を効果的に放出する軟質支持体のような分配手段と組合されて製造
品として提供される。このような分配手段は単−用法又は多数回使用向けにデザ
インされる。分配手段は布帛柔軟剤組成物を放出して乾燥機から分散及び/又は
消耗される°滅失性支持体物質″でもよい。
分配手段は有効量の布帛処理組成物を通常運ぶ。このような有効量は典型的には
自動洗濯乾燥機における最少投入物の少くとも1回の処理用に十分な布帛コンデ
ィショニング剤及び/又はアニオン系汚染放出剤を供する。
例えば約30回以内の多数回使用向は布帛処理組成物の量が使用できる。単一品
用に典型的な量は約0,25〜約100g、好ましくは約0.5〜約10g1更
に好ましくは約1〜約5gである。
1つのこのような物品は数回の衣類サイクル中に布帛汚染放出及び柔軟効果を効
果的に付与する上で十分な布帛処理組成物を放出的に封入したスポンジ物質から
なる。
この多数回使用品は中空スポンジを約20gの布帛処理組成物で充填することで
得ることができる。
自動乾燥機中に布帛処理組成物を分配する上で適した他の装置及び物品としては
1978年7月25日付で発行されたZakiらの米国特許第4.103.04
7号;1973年6月5日付で発行されたDillarstoneの第3゜73
6.668号;1972年10月31日付で発行されたCo5paらの第3,7
01.202号;1972年1月18日付で発行されたl’urgalの第3.
634,947号、1972年1月11日付で発行されたHoe41inの第3
.633,538号、1969年4月1日付で発行されたRu1seyの第3.
435,537号明細書で記載されたものがある。これら特許のすべてが参考の
ためここに組み込まれる。
ここで高度に好ましい物品はシート形状の軟質支持体に放出的に添加された布帛
処理組成物からなる。ここで有用な高度に好ましい紙、織又は不織″吸着剤″支
持体は参考のためここに組み込まれる1972年8月22日付で発行されたMo
rtonの米国特許第3,686,025号明細書で詳細に開示されている。は
とんどの物質は液体物質をある程度吸着しうることが知られているが、しかしな
がらここで用いられる“吸着剤′という用語はその水重量で約4〜約12、好ま
しくは約5〜約7倍の吸着剤容量(即ち、液体を取り込んで保留する支持体能力
を表すパラメーター)を有する物質を意味する。
吸着剤容量値の決定は下記のように修正された米連邦規格UU−T−595bで
記載された容量試験操作を用いることで行われる:
1、水道水が蒸留水の代わりに用いられる;2、標品は3分間の代わりに30秒
間浸漬される;3、排水時間は1分間の代わりに15秒間である;及び
4、標品は折返し端のある皿を有するねじりばかりで直ちに秤量される。
次いで吸着剤容量値が上記規格で示された式に従い計算される。この試験に基づ
き、一層濃漂白紙(3000平方フイート(約280rf)当たり約32ポンド
(約14.5kg)の基本重量を有するクラフト又はボンド〕は3.5〜4の吸
着剤容量を有し、市販家庭用一層タオル紙は5〜6の値を有し、市販二層家庭−
用タオル紙は7〜約9.5の値を有する。
4未満の吸着剤容量の支持体を用いるときは布帛処理組成物を急速に放出しすぎ
ていくつかの欠点を生じがちであるが、その1つは布帛の不均一なコンディショ
ニングである。12を超える吸着剤容量の支持体を用いることは布帛処理組成物
が通常の乾燥サイクル中に最適に布帛をコンディショニングするようにほとんど
放出されないため望ましくない。
このような支持体は好ましくは約5〜7の吸着剤容量を有して布帛処理組成物対
支持体の重量比が乾燥重量ベースで約5:1〜1:1の範囲である不織布からな
る。
不織布支持体は3/16〜2インチ(約0548〜5.1C■)の長さ及び1.
5〜5のデニールを有するセルロース繊維であることが好ましく、その支持体は
バインダー樹脂と一緒に付着結合されている。
軟質支持体は自動洗濯乾燥機における気流の上記物品による制限を減少させるた
めサイズ及び数の上で十分な開口部を存していることが好ましい。良い開口部は
支持体の線沿いに伸びた多数の直線スリットからなる。
(3)用法
本発明の支持体態様は自動衣類乾燥機において加熱下で上記布帛を有効量の布帛
処理組成物と共にタンプリングすることにより湿潤布帛片を混ぜることからなる
プロセスにおいて自動洗濯乾燥機で布帛に香料効果及び/又は柔軟及び/又は静
電気防止効果を与えるように上記布帛処理組成物を布帛に付ける上で使用できる
が、その場合に少なくとも連続相の上記組成物は約35℃以上の融点を有し、上
記組成物は乾燥機操作温度で移動性、例えば流動性であり、上記組成物は約0.
5〜約70%、好ましくは約1〜約60 % 、更に好ましくは約5〜約50%
のキャリア中香料/シクロデキストリン複合体の混合物と約30〜約99%、好
ましくは約40〜約90%の上記カチオン系、ノニオン系布帛柔軟剤及びそれら
の混合物から選択される布帛柔軟剤からなる。
その方法はここで下記方式で実施される。通常水重量で約1〜約3.5倍含有す
る湿潤布帛が自動洗濯(衣類)乾燥機のドラムにいれられる。実際上、このよう
な湿潤布帛は標準洗濯機で布帛を洗濯、すすぎ洗い及びスピン乾燥することによ
り普通得られる。好ましい方式において、本プロセスは前記タイ・ブの支持体様
分配手段を布帛処理組成物と放出的に組合せた物品を形成することで実施される
。この物品は処理される湿潤布帛と一緒に衣類乾燥機に単に加えられる。次いで
乾燥機は布帛投入物及びタイプに応じて通常約50〜約80℃の温度で約10〜
約60分間にわたり布帛を乾燥させるため標準方式で操作される。乾燥機から取
出し後、乾燥された布帛は改善された香料効果を獲得して、柔軟化される。
自動衣類乾燥機において本発明の物品による1回の処理後、布帛は顕著な香料効
果を獲得する。即ち多くの香料が香料/シクロデキストリン複合体の形で沈着さ
れ、布帛が再湿潤された場合にそれらは顕著な香料臭を示す。
(4)粘度調節剤
非常に有用な成分は粘度調節剤、特に粒状クレーであるが、これは支持体用品で
特に有用である。本発明で有用な粒状クレーの例は参考のためここに組み込まれ
る前記米国特許第4,103.047号明細書で記載されている。好ましいクレ
ー粘度調節剤はサザン・クレー・プロダクツ(Southern C1ay P
roducts)から商品名ベントライト(361to l tte■)Lとし
て市販されるカルシウムベントナイトクレーである。クレー粘度調節剤は布帛コ
ンディショニング組成物の重量で好ましくは約0.5〜約15%、更に好ましく
は約1.5〜約10%のレベルで存在する。
複合体は前記の好ましいクレー粘度調節物質の使用で例えば前記支持体用品の製
造中に保護できる。複合体はノニオン系界面活性剤、脂肪CC−C>酸エステル
、脂肪酸、脂肪アルコール等の影響を特にうけやすい。クレーが存在しないなら
ば、香料の一部は柔軟剤中の成分で複合体から置き代えられる。しかしながら、
クレーが存在するならば、複合体の一体性は維持される。香料/CD複合体及び
クレーは双方とも溶融布帛コンデインヨニング組成物の粘度及び/又は降伏点に
影響を与える(増加させる)ため、粘度理由上要求されるクレーの量は複合体の
存在が多いほど少い。しかしながら、少なくともある量、例えば複合体の重量で
少くとも約2%、好ましくは少くとも約5%のクレーが布帛柔軟剤及び/又はコ
ンディショニング組成物成分による複合体からの車代えから香料を保護するため
に存在するべきである。
(5)任意成分
本発明で有用な布帛コンディショニング組成物中に含有される周知の任意成分は
参考のためここに組み込まれる“布帛処理組成物”に関する1978年7月25
日付で発行されたZakiらの米国特許第4,103,047号明細書で記載さ
れている。
(a)非複合化(遊離)香料
好ましい任意成分は香料/シクロデキストリン複合体として存在する香料よりむ
しろ遊離香料であるが、これは特に製品及び/又は乾燥機において香気効果を付
、与する上でも非常に有用である。このような非複合化香料は上記非複合化香料
の重量で好ましくは少くとも約1%、更に好ましくは少くとも約10%の実質的
香料物質を含有する。このような非複合化香料は布帛に移される組成物の一部、
例えば支持体用品における分配手段以外のすべての好ましくは約0.10〜約1
0重量%のレベルで存在する。
(b)ポリマー汚染放出剤
特に望ましい任意成分はポリマー汚染放出剤、好ましくはポリアルキレンテレフ
タレート及びポリオキンエチレンテレフタレートのブロックコポリマーとポリア
ルキレンテレフタレート及びポリエチレングリコールのブロックコポリマーから
なる放出剤である。好ましくは、これらのポリマー汚染放出剤はスルホネート官
能基、好ましくは上記ポリマー汚染放出剤の末端におけるキヤ・ソピング基のよ
うな1以上の負荷電官能基を有する。汚染放出剤は布帛コンディショニング組成
物の重量で好ましくは約1〜約70%、更に好ましくは約10〜約60%、最も
好ましくは約15〜約50%のレベルで存在する。
ノニオン系等の剤を含めたポリマー汚染放出剤は約90℃以下の温度で溶融して
、85℃で約10,000cps以上の粘度を有することが好ましい。それより
高融点の他のポリマー汚染放出剤はそれらが粘度低下剤、特にポリマー汚染放出
剤用の溶媒として作用しうる粘度低下剤に溶解する場合に使用できる。
本発明で有用な好ましいポリマー汚染放出剤としてCよアニオン系ポリマー汚染
放出剤(ASRP)がある。アニオン系ポリマー汚染放出剤は本発明のカチオン
系柔軟剤と適合し、それらは有効である。適切なアニオン系ポリマー又はオリゴ
マー汚染放出剤は1989年4月4日付で発行されたTrinh、Gossel
ink及びRattingerの米国特許第4.018.569号明細書で開示
されているが、上記特許は参考のためここに組み込まれる。
アニオン系汚染放出剤は布帛コンディショニング組成物の重量で好ましくは約1
〜約70%、更に好ましくは約10〜約60%、最も好ましくは約15〜約50
%のレベルで存在する。
他の適切なポリマーは1987年12月8日付で発行されたGO8Selink
及びDiehlの米国特許第4,711゜730号; 1989年2月24日付
で発行されたEvans 。
uuntington、stewart、wo+r及びZimmererの第4
,808゜086号、1987年10月27日付で発行されたGosselin
kの第4.702,857号明細書で開示されているが、上記特許のすべては参
考のためここに組み込二二で有用なもう1つのタイプの布帛コンディショニング
組成物は洗剤適合性であり、特に双方とも柔軟剤が乾燥機で動かされた場合に布
帛で作用できるように洗濯機において洗剤の存在下で柔軟剤の残留を改善するた
め有機分散阻害剤(例えば、ステアリルアルコール及び脂肪ソルビタンエステル
)と固体布帛柔軟剤との完全混合物の使用について開示する1976年2月3日
付で発行されたBa5kervil!e、Jrの米国特許第3,936,537
号及び1978年6月20日付で発行されたJonesの米国特許第4,095
,946号と布帛柔軟剤のマイクロカプセル化について開示する(マイクロカプ
セルは洗浄機中で布帛の後のタンプリングにより破裂され、布帛に柔軟剤を放出
する。)1980年11月18日付で発行されたSehillingの米国特許
第4,234,627号を含めた当業界で公知のような柔軟化粒子を含有した組
成物がある。
このような洗剤適合性布帛コンディショニング組成物における粒子は少くとも約
10%の布帛柔軟剤、好ましくはカチオン系布帛柔軟剤を含む。洗剤適合性のた
めに、その粒子はしばしば柔軟剤の個性、布帛柔軟組成物中における他の物質等
に応じて後記のようなコーティング、十分な大粒径(例えば、約5000ミクロ
ン以上の最小寸法)又はある組合せのコーティング及び粒径を有する。
ここで洗剤適合性布帛コンディショニング組成物で有用な典型的カチオン系布帛
柔軟剤としては支持体用品に関して前記されたものがある。
洗濯乾燥機でカチオン系布帛柔軟剤と共に布帛に適用でき、したがってここで粒
子のコア組成物の一部である物質の開示は更に1978年2月14日付で発行さ
れたBedenkらの米国特許第4,073,996号、1980年12月2日
付で発行されたKardoucheの第4,237゜155号、1983年12
月20日付で発行されたRudyらの第4,421,792号明細書で開示され
ており、すべて参考のためここに組み込まれる。
たWferenga、C1auss、Cu1ver及びPjattの米国特許第
4゜898.680号明細書で開示されている。
ここで洗剤組成物用に適した界面活性剤及び洗剤ビルグーの詳細なリストは参考
のためここに組み込まれる1976年2月3日付で発行されたBa5kervi
l teの米国特許第3.936.537号明細書でみられる。このような界
面活性剤の市販元はMcCutcheon’s EMLILSIFIER8^N
D DETEl?GENTS(マクチェオンの乳化剤及び洗剤)。
North A11erican Edjtion、1984.McCutch
eon Division。
MCPublishfng CoBanyでみられるが、これも参考のためここ
に組み込まれる。
粒子は参考のためここに組み込まれる1980年9月16日付で発行されたMa
hlerらの米国特許第4,223゜029号明細書で記載されたタイプのよう
な密封多孔質非水溶性ポーチ中で洗液に加えることができる。
好ましいポーチ構造は双方とも参考のためここに組み込まれる1987年1月2
7日付で発行されたBedenk及び)Iardenの米国特許第4,638,
907号、1981年3月31日付で発行されたEggenSpergerらの
第4゜259.383号明細書で記載されたようなマルチポーチ多孔質シート構
造である。単一ポーチ構造において粒子は比較的小さな面積の構造中に集まる傾
向があり、一方マルチポーチシート構造において柔軟剤粒子は大面積の構造にわ
たり分布され、それにより乾燥機において布帛への柔軟剤のより均一な移動を容
易にする。
適切なポーチ物質としては紙、スパンボンデツド及び湿式積層ポリエステルのよ
うな不織合成品と多孔質成形フィルムプラスチックシート物質がある。
C1乾燥機活性化布帛コンディショナーの組成利点洗濯布帛乾燥機において固体
の乾燥機活性化布帛コンディショニング組成物による香料デリバリ−は2方法の
とき望ましい。製品悪臭は柔軟剤組成物への遊離香料の添加によりカバーでき、
香料は洗濯布帛乾燥機において柔軟剤活性剤と共に布帛上に移ることができる。
本技術では他の柔軟剤成分にかかわらず柔軟剤活性剤中に直接香料を加えるか又
は柔軟剤マトリックス中にカプセル化形で香料を加える。カプセル化された香料
は布帛に沈着できて、比較的長時間にわたり保留される。しかしながら、加工処
理から残存するほとんどのカプセルは破裂することが困難であり、このためそれ
らは望ましい方法で香料を放出しない。
柔軟剤マトリックス中への遊離香料の添加は香料を自由に移動させて不安定な条
件を作り出し、布帛に沈着された遊離香料は布帛が貯蔵された場合にかなり速く
放散してしまう。貯蔵又は着用中に香料を布帛上に長く存続、させることを望む
場合には、洗濯プロセスで布帛上により多くの香料の沈着を通常要する。しかし
ながら、これには望ましくない高製品臭気及び/又は初期布帛臭気を有する製品
を要することが多い。
低製品香料臭及び許容される初期布帛香料臭だけでなく長期持続布帛香料具も製
品にもたせる能力は消費洗濯製品における多数の開発プロジエクトのゴールであ
った。
本発明の製品は許容される低製品香料臭及び許容される初期布帛香料臭を双方と
も示す上で十分な遊離香料を含有するだけであることが好ましい。支持体用品の
一部として香料/CD複合体の形で又は香料/CD複合体を含有した固体布帛柔
軟剤粒子の形で(洗剤適合性製品のケース)製品中に配合された香料は、布帛が
再生香料具が実際にかつ適切に要求される状況下で用いられる場合、例えば浴室
で手ぬぐい及びタオルを用いる場合又は高レベルの身体活動中及び後に衣類で発
汗臭がある場合のような一部水分が存在する場合に放出される。
本発明の洗濯製品はいかなる顕著な量の遊離香料なしに香料/CD複合体のみを
含有することができる。このケースにおいて、製品は最初にほとんど香りのない
製品として機能する。これらの製品で処理された布帛は消費者が帯びていたい他
の高価な個人的芳香と“衝突する゛ことがあるいかなる明らかな香料具も運ばな
い。浴室用又は発汗のように過剰の香料が要求されるときのみ、複合体中の香料
が放出される。
処理された布帛の貯蔵中に、少量の香料は香料/CD複合体と遊離香料及びCD
との平衡の結果として複合体から逃げることができ、わずかな香りが得られる。
製品が遊離及び複合化双方の香料を含有する場合、複合体から逃げたこの香料は
全体的布帛香料具強度に関与して、長期持続性の布帛香料具印象を生じる。
このため遊離香料及び香料/CD複合体のレベルを調整することにより、タイミ
ング及び/又は香料個性に関して広範囲の独特な香料特性を示すことが可能であ
る。
固体の乾燥機活性化布帛コンディショニング組成物は、布帛か清潔である場合及
び香料に影響を与えうる追加処理がほとんどない場合にそれらが布帛処理過程の
まさしく最後に適用されるため、複合体を適用する唯一の望ましい方法である。
香料/シクロデキストリン複合体はキャリアに懸濁された後、特に組成物が洗濯
洗剤に加えられる場合に布帛コンディショニング組成物中に配合される。香料/
シクロデキストリン複合体が布帛柔軟剤中にカプセル化される場合、それらは洗
濯乾燥機で布帛に付着されると考えられる。
前記で開示された製造品は自動洗濯乾燥機で用いられた場合に長期持続性香料効
果+柔軟及び/又は静電気防止効果を布帛に付与できる。
本発明は衣類洗浄プロセスの美観にも寄与する。消費者が香気(芳香)を察知す
る洗濯プロセスにおける重要な1つの時点は洗浄プロセス中(即ち、洗浄水から
乾燥機への湿潤衣類の移動中)である。この美的効果は現在主に洗剤組成物又は
液体柔軟剤組成物を介して洗浄水及び/又はすすぎ洗い水に加えられた香料によ
り得ている。
例えば乾燥機においてここで開示された製造品で前処理された衣類は洗浄水中で
芳香の噴出を発し、得られた布帛は他の香料か洗浄、すすぎ洗い及び/又は乾燥
ステップで用いられない場合であっても“芳香的”である。
8、他の支持体用品
布帛コンディショニング組成物に加えて、通常固体のポリアルキレングリコール
により支持体に付着された活性剤、例えば香料又はフレーバーのシクロデキスト
リン複合体からなる製造品を製造することができる。複合体/キャリア混合物は
プリンティングで溶融しながら直接又はスプレーもしくは粉末として適用でき、
しかる後粉末の表面を溶融することで支持体に付着させることができる。
このような物品としては紙タオル、紙ナプキン、おむつ、月経用品及び汗よけの
ような吸着剤用品がある。香料複合体はその物品が湿潤された場合に体液の臭気
を隠すか又は消去るためポジティブな快い香気又は反作用香気効果のいずれかを
示すことができる。複合体/キャリア組成物はこのような物品を製造する上で簡
単で便利な方法を提供し、キャリアはそのキャリアが体液で溶解されるまで複合
体にとり改善された保護を示す。
他の望ましい製造品としては固体キャリアで粒状支持体に付着されたフレーバー
複合体がある。このような物品は食品、ドリンク等として使用できるか又は食品
の調製過程又は口内のいずれかで水性液体と接触したときに改善されたフレーバ
ー効果を示すように食品、ドリンク等中に配合できる。
他の物品としては分配容易性のため支持体、好ましくは粒状支持体に付着された
薬剤がある。固体キャリアは貯蔵中に改善された保護を示す。
一般に、固体キャリアによる改善された保護から利益を得る及び/又は最大有効
性のため分散形を要するいかなる活性剤も改善された有効性及び製造容易性の双
方に関して本発明から利益を得ることができる。
すべての率、比及び部はここで他に指摘のないかぎり重量による。
以下は本物品及び方法の非制限例である。
下記例で用いられる2種の異なる香料は下記のとおり香料Aは中及び非揮発性香
料成分から主になる実質的香料である。香料Cの主成分はサリチル酸ベンジル、
ノクラーtert−ブチルシクロヘキシルアセテート、バラーtert−ブチル
ーα−メチルヒドロシンナムアルデヒド、シトロネロール、クマリン、ガラクツ
リド、へりオトロビン、ヘキシルシンナムアルデヒド、4− (4−ヒドロキシ
−4−メチルペンチル)−3−シクロヘキセン−10−カルボキサルデヒド、メ
チルセドリロン、γ−メチルヨノン及びパチュリアルコールである。
香料(B)(香料Aのより揮発性な部分)香料Bは香料Aの高及び中揮発性分画
から主になるどちらかといえば非実質的な香料である。香料Bの主成分はリナロ
ール、α−テルピネオール、シトロネロール、酢酸リナリル、ゲラニオール、ヒ
ドロキシシトロネラール、酢酸チルビニル、オイゲノール及び酢酸フロルである
。
前記の香料及び後記のようなその他はここに例で用いられる下記複合体を形成す
る上で用いられる。
複合体1−香料B/β−シクロデキストリン移動性スラリーはβ−CD約1kg
及び水約10100Oをキッチンエイド(KltchenAid)ミキサーのス
テンレススチールミキシングボウル中でプラスチックコート強力ミキシングブレ
ードを用いてミックスすることにより調製する。ミキシングを続けながら、香料
B約176gをゆっくりと加える。液体様スラリーは直ちに増粘化し始めてクリ
ーミーなペーストになる。攪拌は約30分間続ける。ペーストはそのとき外観上
ドウ様である。水約5001をペーストに加え、よくブレンドする。次いで攪拌
を更に約30分間再開する。この最中に複合体は再度増粘化するか、但し水が追
加される前と同程度ではない。得られたクリーミーな複合体をトレー上で薄層に
広げて風乾させる。これで粒状固体物的1100gを得て、これを微粉末に粉砕
する。複合体は遊離香料を一部保留し、なお残留香料具を有する。
複合体2
複合体1中における最終痕跡量の水を凍結乾燥により除去したところ、複合体1
はその重量の約1%を失う。
得られた固体物をジエチルエーテルで洗浄して残留非複合化香料を除去する。最
終痕跡量のエーテルを真空下で除去し白色粉末として複合体2を得たが、これは
乾燥時に事実上無臭であり、一方で水に加えられたときに香料Bの芳香を生じる
。
複合体安定性及び混合物流動性/易動性の測定操作キャリア(移動相)物質の安
定性は(1)複合体との適合性、即ち複合体の非分解性及び(2)得られた混合
液の流動性又は易動性という2つの基準から調べる。下記例1−17及び比較例
18−22において、キャリアは下記のように所定複合体を混ぜることで評価す
る。
洗浄された複合体2を所定キャリア(約100℃以下の融点又は液/固相転移温
度を有する溶媒又は溶融性固体)とミックスする。複合体粉末2部及びキャリア
3部をそれらがよくブレンドされるまで一緒に混ぜる。
キャリア分散物中における複合体の安定性は得られた混合物からの香料具の相対
的存在又は不存在により調べる。得られた液体混合物は香料具が全く認められな
いか又はほんのわずかに香料具が認められるだけである場合に安定とみなされる
。香料具が明らかで強い場合に混合物は不安定であり、このため適切でないとみ
なされる。
適切な流動性又は易動性は流出性により調べる。即ち、容器は混合物が流動しう
るかどうかをみるために傾ける。
混合物はその混合物が容器の壁を流れ落ちるならば流動性及び易動性とみなされ
る。
複合体が安定である適切なキャリアの非限定例(例1−21)及び複合体が不安
定である不適切な物質の例(比較例A−E)と各適合性及び安定性観察は表1で
まとめられている。
1 ポリエチレングリコール平均廟600 粘稠だが流出性 弱香料臭2 ポリ
エチレングリコール平均M’W1500 粘稠だが溶融時に はぼ香料臭なし流
出性
3 ポリプロピレングリコール平均Mw400 流出性 微弱香料臭4 ポリプ
ロピレングリコール平均MW2000 流出性 無香耕具5 C2H5ccH2
CI(2℃(。C)I、、 OH流出性 無香耕具6CH30C1(2CH20
cH2CH20H流出性 微弱香料臭7 C4H90CH2C)I20CH2C
1(20H流出性 無香耕具8C)13oC)I2CH20CI(2CI(2回
。CH20H流出性 無香耕具]2 ポリ(エチレングリコール) 粘稠だが溶
融時に はぼ香料臭なしメチルエーテル平均MW2000 流出性13 プルロ
ニックし−81粘稠だが流出性 極微弱香料臭14 プルロニックP−75粘稠
だが溶融時に 無香耕具流出性
15 プルロニックF−38粘稠だが溶融時に 極微弱香料臭流出性
16 プルロニックR1,7R1粘稠だが流出性 無香耕具17 プルロニック
R17R4粘稠だが流出性 無香耕具I8 プルロニックR311?1 粘稠だ
か流出性 無香耕具19 テトロニック1102 粘稠だが流出性 無香耕具2
0 テトロニック707 粘稠だか溶融時に 極微弱香料臭流出性
21 シェドキシル化エチルタロウ 粘稠たが流出性 無香耕具アンモニウムエ
チルサルフェート
(バースタントロ6)
世慇烈 扶勲桓 流出性 複合体安定性A エチレングリコール 粘稠だが流出
性 強香料臭B ジエチレングリコール 粘稠だが流出性 香料臭明確C1,2
−プロパンジオール 流出性 香料臭明確D グリセリン わずかな流出性 強
香料臭Ed−ソルビトール 溶融時に非常に
硬いペースト 強香料臭
わずかな流出性
倒立L
2部の複合体2を約70℃で平均MW約600の溶融ポリエチレングリコール約
3部と完全にミ・ソクスする。液体混合物は粘稠であるが容器の壁を流れ落ちる
ため、これは混合物が流出性であることを示す。はんの力1す力1な香料臭が認
められるが、これは複合体2力(このキヤ軍ノア中で安定であることを示す。
毀l
操作及び結果は例1の場合と同様である力(、但し平均MW約1450の溶融ポ
リエチレングリコールを用t)る。
例3−11
操作及び結果は例1の場合と同様である力く、但し複合体2を室温で各液体キャ
リアとミ・ソクスする。
例12
操作及び結果は例1の場合と同様である力(、但し平均■約2000のポリ(エ
チレングリコール)メチルエーテルをキャリアとして用いる。混合物は約70℃
で粘稠であるか、但し流出性である。
例13
操作及び結果は例1の場合と同様であるが、但しプルロニッククし−81を室温
でキャリアとして用いる。プルロニックし−81は下記式。
Ho−[CH2CH2Oコ、−CCH2C1(CH3)Oコ、 −CCH2C1
(、、O]X−Hを冑し、約2750の平均MWを有するが、その場合に[CH
C)I (CH3)0EY部分(7)MWは約2475であり(y l;*約4
3である)、CC82CH20] x部分の全M、νは約275である(全Xは
約6である)。混合物は室温で粘稠だ力く流出性であり、複合体2は混合物中で
安定である。
例14
操作及び結果は例13の場合と同様であるが、但しプルロニックP−75を約7
0℃でキャリアとして用(する。
このプルロニックP−75は約4150の平均Mvを有し、その場合にyは約3
6であり、全Xは約47である。
例15
操作及び結果は例13の場合と同様であるが、但しプルロニックP−38を約7
0℃でキャリアとして用(Xる。
このプルロニックP−75は約4700の平均MYを有し、その場合にyは約1
6であり、全Xは約85である。
例16
操作及び結果は例1の場合と同様であるが、但しプルロニックR171?lをキ
ャリアとして用いる。プルロニ・ツク17R1は下記式:
%式%)
を有するが、その場合にHO−[C)l (C1l 3) C)I 20 ]及
び[CHCH(CH3)0l部分の全M讐は約1700であり(全yは約28
である)、[CH208201部分+7)MYは約190である(Xは約4,3
である)。混合物は室温で粘稠だが流出性であり、複合体2は混合物中で安定で
ある。
例17
操作及び結果は例13の場合と同様であるが、但しプルロニックR171?4を
キャリアとして用いる。このプルロニックRは約28の全y及び約26のXを有
する。
例18
操作及び結果は例13の場合と同様であるが、但しプルロニックR31121を
キャリアとして用いる。このプルロニックRは約52の全y及び約8のXを有す
る。
例19
操作及び結果は例16の場合と同様であるが、但しテトロニック11Q2を約7
0℃でキャリアとして用いる。
このテトロニック1102は約6200の平均MYを有し、その場合に全yは約
21であり、全Xは約113である。
例20
操作及び結果は例16の場合と同様であるが、但しテトロニック707を約70
℃でキャリアとして用いる。
このテトロニック707は約12,200の平均MWを有し、その場合に全yは
約63であり、全Xは約194で操作及び結果は例13の場合と同様であるが、
但しバースタット66をキャリアとして用いる。
比較例A−D
例3−11と同様の操作を用いる。これらの比較例A・Dにおいて、液体物質(
各々エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,2−プロパンジオール及
びグリセリン)と複合体2の混合物は強い香料臭を発するが、これはこれらの液
体物質が少くとも部分的に複合体を分解したことを示し、このためキャリアとし
て適切でない。
比較例E
例1と同様の操作を用いるが、但し溶融d−ソルビトールを約110℃でキャリ
アとして用いる。混合物はほとんど流出性がな(、強い香料臭を発し、このため
d−ソルビトールはキャリアとして適切でない。
例22
例2と同様の操作及び結果を用いるが、但し約1部の複合体2を約70℃で平均
x冒約1450の溶融ポリエチレングリコール約3部とミックスする。
成 分 例23 例24
オクタデシルジメチルアミン 9.55 g、87C−C脂肪酸 18.88
15.32DTDMAM3 1B、54 15.01モノステアリン酸ソルビタ
ン L8.54 15.01クレー 3.27 3.54
例2の組成物 37.22 −
例22の組成物 −40,00
遊離−香料A 〜 2,45
全量 LOo、00 LOo、00
例23
オクタデシルジメチルアミン〔エチル社(Ethy ICorporaHon)
〕約9.55部及びC−C脂肪酸〔エメリー・インダストリーズ社(Eier
y Industrfes。
Ir+c、) )約16.88部の第一ブレンドを80’Cで一緒に溶融し、モ
ノステアリン酸ソルビタン〔メザー・ケミカルズ社(Mazer Cheiic
als、Inc、))約16.54部及びシタロウジメチルアンモニウムメチル
サルフェートDTDMAMS [シエレックス・ケミカル社(Sherex C
hemical、Inc、)316. 54部の第二ブレンドを約80”Cで一
緒に溶融した。2つのブレンドを混ぜて組成物の柔軟剤成分を形成するが、その
際に混合物を沸騰水浴中で溶融させておく。次いでカルシウムベントナイトクレ
ー(サザン・クレー社市販のベントライトL3.27部)を高剪断ミキシング下
でその混合物にゆっくりと加える。次いで約37.22部の量の例2の組成物(
14,89部のti会鉢体2び22.33部の平均MW約1450のボr) 1
チレングリコールからなる)を加え、処方物を混合物がなめらかで完全に均一に
なるまでミックスする。
コーティング混合物を約9×11インチ(約23×28 ci)寸法の既知重量
不織支持体シートに塗布する。
支持体シートは約30%の酢酸ポリビニルバインダーと共に約70%の3デニー
ル、約1−9/18インチ(約4 cm)長レーヨン繊維からなる。支持体重量
は約16g/平方ヤード(約1.22g/シート)である。少量の処方物をスパ
チュラで加熱金属プレート上におき、しかる後ワイヤ金属環で均一に広げる。不
織シートを金属プレート上においてコーティング混合物を吸着させる。次いでシ
ートを加熱金属プレートから取除き、コーティングミックスが固化できるように
室温まで冷却させる。シートを秤量してシート上におけるコーティング混合物の
量を調べる。
目標コーティングは3.33g/シートである。各シートは柔軟剤約1.98g
、クレー約0.11gと複合体2約0.50g及びポリエチレングリコール約0
.74gからなるf112の組成物約1.24gを含有している。重量が目標重
量を超過している場合には、シートを加熱金属プレート上に再びおいてコーティ
ング混合物を再溶融させ、過剰量の一部を除去する。重量が目標重量下である場
合にもシートを加熱金属プレート上において、更にコーティング混合物を追加す
る。
例24
レーヨン不織布支持体〔1,22g/99平方インチ(約639cd)の重量を
有する〕及び布帛コンディショニング組成物からなる乾燥機添加布帛コンディシ
ョニング品を下記方法で製造する。
プレミックスは約75℃でオクタデシルジメチルアミン約8.67部をC−C脂
肪酸約15.32部と混ぜることにより得る。もう1つのプレミックスは約75
℃でモノステアリン酸ソルビタン約15.01部及びシタロウジメチルアンモニ
ウムメチルサルフェート約15.01部を混ぜることにより得る。2つのプレミ
ックスを約75℃において高剪断ミキシング下でミキシング容器内に注入する。
添加が終了して十分なミキシング時間が経過した後、ベントライトし粒状クレー
約3.54部を高剪断ミキシング作用維持下でゆっくりと加える。次いで約75
℃で溶融された鉤22の組成物約40Mをミキシング容器中に注ぎ、その際高剪
断ミキシング作用を維持する。最後に遊離香料A約2.45部を加えて布帛コン
ディショニング組成物の製造を完了させる。
約70%の3デニール、1−9/18インチ長(約4 cm)レーヨン繊維及び
約30%の酢酸ポリビニルバインダーからなる軟質支持体は、支持体の長尺の一
端をコーティングして、液化混合物を支持体の隙間に押込む上で役立つ回転シリ
ンダーとそれを接触させることにより含浸させる。塗布される布帛コンディショ
ニング混合物の量は混合物の流速及び/又は支持体のライン速度により制御する
。支持体はコンディショニング混合物を固化する上で役立つ数本のチルドテンシ
ョンロール上に通す。支持体シートは9インチ幅(約23c厘)であり、11イ
ンチ間隔(約28cm)で横に穿孔して切離しできるシートを得る。各シートを
一組のナイフで裁断して、長さ約4インチ(約10c@)平均で3つの等間隔平
行スリットを形成する。この例25において、塗布速度はコーティング混合物を
約3.00g/シートで塗布するように調整する。各シートは柔軟剤約1.62
g1クレー約0、 11. g−i 1F122の組成物的1.20g及び遊離
香料A約0.074gを含有している。
同衣類組成の2つの洗濯物を香りのないタイド(TIDE■)洗剤で洗浄する。
湿潤洗濯物を各4例23及び24の布帛コンディショニングシートと共に電気タ
ンブル乾燥機に移して乾燥させる。得られた乾燥布帛は低い香料臭を有するが、
但し布帛が湿潤された場合には著しく強い香料臭が得られる。
下記ff1125−33においてはキャリア及び溶媒(水)の混合物を用いて複
合体を懸濁させる。このバリエーションの利点は前記されている。
例25−香料A/β−CD/PEG3350組成物移動スラリーはキッチンエイ
ドミキサーのステンレススチールミキシングボウルにおいて平坦なビータ−ミキ
シング付属品を用いて約25℃でβ−シクロデキストリン約336g及び脱イオ
ン水(蒸留水が使用できる)約269gをミックスすることにより調製する。ミ
キシングを続けながら、香料A約59gを速やかに加える。低粘度スラリーは直
ちに増粘化し始めて、1分以内に硬いペーストになる。ミキシングを続けながら
、平均MW約3350のポリエチレングリコール336gを約75℃でゆっくり
と加える。この最終組成物は均一化するまで約15分間にわたりミックスする。
例26−香料A/β−CD/スルフィツール465組成物移動性スラリーはキッ
チンエイドミキサーのステンレススチールミキシングボウルにおいて平坦なビー
タ−ミキシング付属品を用いて約25℃でβ−シクロデキストリン約410g及
び脱イオン水(蒸留水が使用できる)約330gをミックスすることにより調製
する。ミキシングを続けながら、香料A約73gを速やかに加える。
低粘度スラリーは直ちに増粘化し始めて、1分以内に硬いペーストになる。ミキ
シングを続けながら、スルフィツール465(エアー・プロダクツ供給)187
gを約25℃でゆっくりと加える。この最終組成物は均一化するまで約15分間
にわたりミックスする。
例27−香料B/β−CD / PEG 3350組成物組成物香料−CD/P
EG3350組成物は香料Aの代わりに香料Bを用いて例25のプロセスにより
製造する。
例28−香料B/β−CD / PE01450組成物組成物香料−CD/PE
01450組成物はMil+3350の代わりに平均MW約1450のポリエチ
レングリコールを用いて例27のプロセスにより製造する。
例29−香料B/β−CD /PEG 8000組成物香酸物/β−CD/PE
08000組成物はMv3350の代わりに平均MW約8000のポリエチレン
グリコールを用いて例27のプロセスにより製造する。
下記例30−34において、例25−29の組成物を製品中への複合体の配合を
容易化するために用いる。
オクタデシルジメチルアミン 8.33 8.14CIB”1B脂肪酸 14.
70 14.38ジ知ウアルキ″ジメチルアンモ0ウムメチル 14.41 1
4.10サルフエート(DTD林)
モノステアリン酸ソルビタン 14.41 14.10クレー 2.55 2.
55
例25の組成物 45.60 −
例29の組成物 −45,80
R離香料A −1,13
全量 1OOIJO100,00
組成
オクタデシルジメチルアミン 10.40 10.40 11.0001B−0
18脂肪酸 18J8 L8J8 19.44シタロウアルキ″ジメチルアンモ
1ウムメチ′し17.99 17.99 19.03”j−ルア ニー ト(D
TDMAMS)モノステアリン酸ソルビタン 17.99 17.99 19.
03クレー 3,60 3,80 3.80例28の組成物 30.08 −
−
例27の組成物 −30,06−
例28の組成物 −−2B、03
遊離香料A 1.58 1.58 L、67j野1100.00 100.CI
O100,[lOレーヨン不織布支持体(約1.22g/99平方インチの重量
を有する)及び前記組成を有する布帛コンディショニング組成物からなる乾燥機
添加布帛コンディショニング製品を下記方法で製造する。
布帛処理混合物の製造
オクタデシルジメチルアミン〔ロンザ社(Lonza Corp。
)〕約8.33部及びC−C脂肪酸(ロンザ社)約14.70部のブレンドを約
80℃で一緒に溶融し、DTDMAMS (シニレックス・ケミカル社)約14
.41部及びモノステアリン酸ソルビタン(メザー・ケミカルズ社)約14.4
1部のブレンドを約80℃で溶融する。
次いで2つのブレンドを一緒に混ぜて溶融した本質的に疎水性の柔軟剤成分を形
成する。
次いでカルシウムベントナイトクレー約2.55部を柔軟剤成分に加え、得られ
たブレンドを高剪断ミキシング下でホモゲナイズする。次いで例25の組成物約
45.60部を均一なブレンドが得られるまで高剪断ミキシング下約75℃で加
える。例25の組成物は柔軟剤混合物と容易に均一化する。ポリエチレングリコ
ールが存在しない場合、水/シクロデキストリン混合物は溶融疎水性柔軟剤成分
と均一化しない。
布帛コンディショニングシートの製造
布帛処理混合物を約9×11インチ(約23X28cm)寸法の既知重量不織支
持体シートに塗布する。支持体シートは約30%の酢酸ポリビニルバインダーと
共に約70%の約3デニール、1−9/16インチ(約4 cm)長レーヨン繊
維からなる。少量の布帛処理混合物をスパチュラで加熱金属プレート上におき、
しかる後手さな金属ローラーで均一に広げる。不織シートをそれにおいて布帛処
理混合物を吸着させる。次いでシートを加熱金属プレートから取除き、布帛処理
混合物が固化できるように室温まで冷却させる。シートを秤量してシート上にお
ける布帛処理混合物の量を調べる。目標コーテイング量は3.86g/シートで
ある。各シートは柔軟剤約1.98g1例25の組成物約1.78g及びクレー
約0.10gを含有している。
重量か目標lit下である場合にはシートを加熱金属プレート上において、更に
布帛処理混合物を追加する。重量が目標重量を超過している場合には、シートを
加熱金属プレート上に再びおいて布帛処理混合物を再溶融させ、過剰量の一部を
除去する。
例3ル
レーヨン不織布支持体(1,22g/99平方インチ(約639cシ)の重量を
育する〕及び布帛コンディショニング組成物からなる乾燥機添加布帛コンディシ
ョニング品を下記方法で製造する。
) プレミックスは約75℃でオクタデシルジメチルアミン約8.14部をC−
C脂肪酸約1’4.38部と混IB 18
ぜることにより得る。もう1つのプレミックスは約75℃でモノステアリン酸ソ
ルビタン約14.10部及びシタロウジメチルアンモニウムメチルサルフェート
約14.10部を混ぜることにより得る。2つのプレミックスを約75℃におい
て高剪断ミキシング下でミキシング容器内に注入する。添加が終了して十分なミ
キシング時間が経過した後、ベントライトし粒状クレー約2.55部を高剪断ミ
キシング作用維持下でゆっくりと加える。次いで例29の組成物約45.60部
をミキシング容器中に注ぎ、その際高剪断ミキシング作用を維持する。最後にR
離香料A約1.13部を加えて布帛コンディショニング組成物の製造を完了させ
る。
約70%の3デニール、1−9/1.6インチ長(約4 cm)レーヨン繊維及
び約30%の酢酸ポリビニルバインダーからなる軟質支持体は、支持体の長尺の
一端をコーティングして、液化混合物を支持体の隙間に押込む上で役立つ回転シ
リンダーとそれを接触させることにより含浸させる。塗布される布帛コンディシ
ョニング混合物の量は混合物の流速及び/又は支持体のライン速度により制御す
る。支持体はコンディショニング混合物を固化する上で役立つ数本のチルドテン
ションロール上に通す。支持体シートは9インチ幅(約23 cm)であり、1
1インチ間隔(約28 cm)で横に穿孔して切離しできるシートを得る。各シ
ートを一組のナイフで裁断して、長さ約4インチ(約10cm)平均で3つの等
間隔平行スリットを形成する。この例31において、塗布速度はコーティング混
合物を約3.90g/シートで塗布するように調整する。
各シートは柔軟剤約1.98g、クレー約0.10g、fPI 29の組成物約
1.78g及び遊離香料A約0.04gを含有している。
例32
レーヨン不織布支持体(約1.22g/99平方インチの重量を有する)及び前
記組成を有する布帛コンディショニング組成物からなる乾燥機添加布帛コンディ
ショニング製品を下記方法で製造する。
布帛処理混合物の製造
オクタデシルジメチルアミン(ロンザ社)約10゜40部及びC−C脂肪wcr
:yンザ社)約18.38部のブレンドを約80℃で溶融し、DTDMA)Is
(シエレックス・ケミカル社)約17.99部及びモノステアリン酸ソルビタ
ン(メザー・ケミカルズ社)約17.99部のブレンドを約80℃で溶融する。
次いで2つのブレンドを一緒に混ぜて溶融した本質的に疎水性の柔軟剤成分を形
成する。
次いでカルシウムベントナイトクレー約3.60部を柔軟剤成分に加え、得られ
たブレンドを高剪断ミキシング下でホモゲナイズする。次いでPl 28の組成
物約30.06部を均一なブレンドが得られるまで高剪断ミキシング下約75℃
で加える。例28の組成物は柔軟剤混合物と容易に均一化する。ポリエチレング
リコールが存在しない場合、水/シクロデキストリン混合物は溶融柔軟剤成分と
均一化しない。最後に、遊離香料A1゜58部をミキシング下で加える。
約70%の3デニール、1−9716インチ長(約4 cm)レーヨン繊維及び
約30%の酢酸ポリビニルバインダーからなる軟質支持体は、支持体の長尺の一
端をコーティングして、液化混合物を支持体の隙間に押込む上で役立つ回転シリ
ンダーとそれを接触させることにより含浸させる。塗布される布帛コンディショ
ニング混合物の量は混合物の流速及び/又は支持体のライン速度により制御する
。支持体はコンディショニング混合物を固化する上で役立つ数本のチルドテンシ
ョンロール上に通す。支持体シートは9インチ幅(約23cm)であり、11イ
ンチ間隔(約28 cm)で横に穿孔して切離してきるシートを得る。各シート
を一組のナイフで裁断して、長さ約4インチ(約10cm)平均で3つの等間隔
平行スリットを形成する。この例32において、塗布速度はコーティング混合物
を約2.78g/ンートシー布するように調整する。
各シートは柔軟剤的1.80g、クレー約0.10g。
例28の組成物約0.84g及び遊離香料A約0.04gを含有している。
例33
例33のコーティング混合物及び布帛コンディショニングシートは例32の場合
と同様に製造するが、但し例27の組成物を例28の組成物の代わりに用いる。
例34
例34のコーティング混合物及び布帛コンディショニングシートは例30の場合
と同様に製造するが、但し例26の組成物を約2.63g/シートの目標コーテ
ィング重量で用いる。
布帛処理
同衣類組成の5つの洗濯物を洗濯機において香りのないタイド■洗剤で洗浄する
。湿潤洗濯物を各4例3〇−34の布帛コンディショニングシートと共に電気タ
ンブル乾燥機に移して乾燥させる。
得られた乾燥布帛は低い香料具を有するが、但し布帛が湿潤された場合には著し
く強い香料具が得られる。
例35一固体香料複合体/PEG 1450粒子約80℃に保たれた例22の溶
融組成物をスプレー乾燥塔に噴霧する。固体粒子は塔の壁で固化し、粒径分類の
ために除去する。約500ミクロン以上のサイズを有する一部の粒子はドライア
イスで低温グラインドにより更に粉砕して粒度を減少させる。約100〜約50
0ミクロンのサイズを有する粒子は例37の芳香紙タオルを得るために用いられ
る。
例36−固体香料複合体/PE08000粒子平均MW約8000のポリエチレ
ングリコール中における香料B複合体の固体粒子は平均MV約8000のポリエ
チレングリコールを用いて例35の場合と同様に製造する。
例37
芳香紙タオルは大体の寸法28X28cmのバランティ(BOUNTY■)紙タ
オルのシート上に例35のポリエチレングリコール中香料複合体の固体粒子20
Bを分配し、次いで該紙タオル上に粒子を付着させるために80℃のオーブン中
に該紙タオルを5分間式れて製造する。得られた乾燥紙タオルは低い香料具を有
するが、但しそれが湿潤された場合には著しく強い香料具が得られる。
例138
使い捨ておむつは1986年9月9日付で発行されたVeismanらの米国特
許第4,610,678号明細書の例Vl+で開示された場合と同様のプロセス
により製造する。例36のポリエチレングリコール中香料複合体の固体粒子はシ
ート当たり約0.25gを均一に分配して約80℃に加熱することによりトップ
湿潤強度ティッシュベーパーに付着させる。得られたおむつは非常に低い香料具
を有するが、但し湿潤された場合には顕著なレベルの香料具を発する。
例39
1部の複合体1を約70℃で平均MW約1450の溶融ポリエチレングリコール
3部と均一にミックスする。
例40
布帛フレッシュニングシートは例23で記載された操作で例23で記載されたよ
うな23X28c+g不織支持体シートを例39の組成物3,5gで均一にコー
ティングすることにより製造する。得られたシートを電気タンブル乾燥機中で洗
濯されたばかりの湿潤洗濯物に加える。
得られた乾燥布帛は低い香料具を有するが、但し布帛が湿潤された場合には著し
く強い香料具が得られる。
複合体3−オレンジフレーバー/β−シクロデキストリン複合体
食品用冷圧オレンジオイル及びβ−シクロデキストリンの複合体は複合体1に関
して前記された場合と同様のプロセスにより製造する。
例41
1部の複合体3を約70℃で平均MW約1450の溶融ポリエチレングリコール
約3部と均一にミックスする。
例41の溶融組成物を熱金属ローラーで紙にプリントして、紙1 cd当たりそ
の組成物約0.5mgを沈着させる。
得られた紙は乾燥時に低いオレンジアロマ及び/又はフレーバーを有するが、但
し紙が舌で濡らされた場合に顕著なオレンジフレーバー及びアロマを示す。
要 約 書
シクロデキストリン複合体は、含有された物質と置き代らないポリアルキレング
リコールキャリア物質中に懸濁される。好ましい香料/シクロデキストリン複合
体は、単独で又は溶媒(例えば、水)と混ぜられて、好ましくはキャリアに懸濁
され、しかる後好ましくは布帛柔軟剤、更に好ましくはカチオン系及び/又はノ
ニオン系布帛柔軟剤を含をした固体の乾燥機活性化布帛処理(コンディショニン
グ)組成物中に配合される。香料複合体はそれらが乾燥後に再湿潤された場合に
布帛に香料効果を与える。″新鮮味”に普通関連する物質を含めた揮発性香料物
質は布帛に効果的に適用することができる。
補正音の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成 4 年 11月 9 日
1、 特許出願の表示
PCT/US 91102682
2、発明の名称
シクロデキストリン複合体用の非破壊性キャリア3、特許出願人
住 所 アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、ワン、ブロクター、エンド、
ギャンブル、プラザ(番地なし)名 称 ザ、ブロクター、エンド、ギャンブル
、カンパニー4、代理人
(郵便番号100)
東京都千代田区丸の内三丁目2番3号
(1) 補正音の翻訳文 1 通
請 求 の 範 囲
1、 有効量の活性剤/シクロデキストリン包接複合体を含む液体組成物であっ
て、
上記シクロデキストリンは約6〜約12のグルコース単位を有する非置換シクロ
デキストリン;その非置換シクロデキストリンの誘導体;上記シクロデキスト1
ノンのオリゴマー、コオリゴマー、ポリマー及びコポリマー;及びそれらの混合
物からなる群より選択される。好ましくは上記シクロデキストリンの少くとも主
部分iよα−ンシクデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキス
トリン及びそれらの混合物からなる群より選択される;更に好ましくは上記シク
ロデキストリンの少くとも主部分はβ−シクロデキストリンである;上記複合体
はポリアルキレングリコールキャリア物質の混合物(こ懸濁される;上記ポリア
ルキレングリコール物質iよ好ましくは:
(A)約400〜約20,000の平均分子量を有するポリアルキレングリコー
ル(上記アルキレンゲ1ノコールはエチレングリコール、プロピレングリコール
、テトラメチレングリコール及びそれらの混合物力)らなる群より選択される)
;
(B)約90〜約20,000の平均分子量を有するボーCアルキルエーテル
リアルキレングリコールのC122
及びジエーテル(平均分子量はポリアルキレングリコールがポリエチレングリコ
ールである場合に約120以上である):
(C)約200〜約20,000の分子量を有するポリアルコキシル化物質(ポ
リアルコキシ部分は上記物質の約50〜約99%である;各アルコキシ基は2〜
4の炭素原子を有する);及び
(D)それらの混合物及び極性溶媒:
からなる群より選択される;
上記キャリア物質対上記複合体の比は0.5+1〜3:1、上記溶媒及びキャリ
ア物質対上記複合体の比は1:1〜5:1であり、上記極性溶媒と少くとも同じ
くらい多く上記キャリア物質が存在していることを特徴とする組成物。
2、 活性剤が香料であり、好ましくはその香料の少くとも主部分が高揮発性香
料、中揮発性香料及びそれらの混合物からなる群より選択され、好ましくはその
香料の少くとも主部分が高揮発性香料である、請求項1に記載の組成物。
3、ポリアルキレングリコールがポリエチレングリコールであり、好ましくはポ
リエチレングリコールが約1000〜約9000の平均分子量を有する、請求項
1又は2に記載の組成物。
4、 極性溶媒が水である、請求項3に記載の組成物。
5、 少くとも有効量の比較的疎水性のカチオン系布帛柔軟剤及び場合により有
効量のノニオン系柔軟剤を含む布帛コンディショニング組成物の製造方法であっ
て、活性剤が香料である請求項1〜4のいずれか一項で記載された少くとも有効
量の組成物を上記カチオン系布帛柔軟剤と混ぜるステッープからなる方法。
6、 キャリア対複合体の比が約0.5〜約3、好ましくは約0.6〜約2であ
る、請求項5に記載の方法。
7、 溶媒+キャリア対複合体の比が約1:1〜約5=1、好ましくは約1:1
〜約3:1である、請求項5又は6に記載の方法。
8、 ポリアルキレングリコールが常温で固体であり、好ましくは物品が粒子で
あり、活性剤/シクロデキストリン複合体の少くとも主部分が約15ミクロン未
満、約15〜約250ミクロンである粒度又は実質量15ミクロン以下及び以上
双方の約0.01〜約1000ミクロンのサイズ範囲を有する、請求項5〜7の
いずれか一項に記載の方法。
9、1.j、約30〜約99%の布帛柔軟剤;及びli、少くともほぼ同重量の
ポリアルキレングリコールキャリア中における有効量の香料/シクロデキストリ
ン複合体;
からなる布帛コンディショニング組成物;++、乾燥機中において自動乾燥機操
作温度、例えば35〜115℃で有効量の上記組成物を布帛に放出する分配手段
;
からなる請求項5〜8のいずれか一項で記載された方法により製造された製造品
。
国際調査報告
Claims (6)
- 1.有効量の活性剤/シクロデキストリン包接複合体を含む液体組成物であって 、 上記シクロデキストリンは約6〜約12のグルコース単位を有する非置換シクロ デキストリン;その非置換シクロデキストリンの誘導体;上記シクロデキストリ ンのオリゴマー、コオリゴマー、ポリマー及びコポリマー;及びそれらの混合物 からなる群より選択される;好ましくは上記シクロデキストリンの少くとも主部 分はα−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリ ン及びそれらの混合物からなる群より選択される;更に好ましくは上記シクロデ キストリンの少くとも主部分はβ−シクロデキストリンである;上記複合体はポ リアルキレングリコールキャリア物質の混合物に懸濁される;上記ポリアルキレ ングリコール物質は好ましくは; (A)約400〜約20,000の平均分子量を有するポリアルキレングリコー ル(上記アルキレングリコールはエチレングリコール、プロピレングリコール、 テトラメチレングリコール及びそれらの混合物からなる群より選択される); (B)約90〜約20,000の平均分子量を有するポリアルキレングリコール のC1−C22アルキルエーテル及びジエーテル(平均分子量はポリアルキレン グリコールがポリエチレングリコールである場合に約120以上である); (C)約200〜約20,000の分子量を有するポリアルコキシル化物質(ポ リアルコキシ部分は上記物質の約50〜約99%である;各アルロキシ基は2〜 4の炭素原子を有する):及び (D)それらの混合物及び極性溶媒; からなる群より選択されることを特徴とする組成物。
- 2.活性剤が香料であり、好ましくはその香料の少くとも主部分が高揮発性香料 、中揮発性香料及びそれらの混合物からなる群より選択され、好ましくはその香 料の少くとも主部分が高揮発性香料である、請求項1に記載の組成物。
- 3.ポリアルキレングリコールがポリエチレングリコールであり、好ましくはポ リエチレングリコールが約1000〜約9000の平均分子量を有する、請求項 1又は2に記載の組成物。
- 4.極性溶媒が水である、請求項3に記載の組成物。
- 5.少くとも有効量の比較的疎水性のカチオン系布帛柔軟剤及び場合により有効 量のノニオン系柔軟剤を含む布帛コンディショニング組成物の製造方法であって 、活性剤が香料である請求項1〜4のいずれか一項で記載された少くとも有効量 の組成物を上記カチオン系布帛柔軟剤と混ぜるステップからなる方法。
- 6.キャリア対複合体の比が約0.5〜約3、好ましくは約0.6〜約2である 、請求項5に記載の方法。
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JPH05507499A true JPH05507499A (ja) | 1993-10-28 |
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