JPH05503703A - Hivプロテアーゼ抑制剤 - Google Patents

Hivプロテアーゼ抑制剤

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JPH05503703A
JPH05503703A JP3503872A JP50387291A JPH05503703A JP H05503703 A JPH05503703 A JP H05503703A JP 3503872 A JP3503872 A JP 3503872A JP 50387291 A JP50387291 A JP 50387291A JP H05503703 A JPH05503703 A JP H05503703A
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ドレイヤー,ジェフリー・ベインブリッジ
カール,トーマス・ジョゼフ
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スミスクライン・ビーチャム・コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 HIVプロテアーゼ抑制剤 発明の背景 レトロウィルス、すなわち、レトロウィルス科のウィルスは、その遺伝物質をデ オキシリポ核酸よりもリボ核酸として輸送する一連のウィルスである。また、R NA−腫瘍ウィルスとしても知られ、その存在はヒトおよび動物の広範な疾患に 付随している。それらは、ラウス肉種ウィルス(RSV)、マウス白血病ウィル ス(MLV)、マウス乳膿瘍ウィルス(MMTV) 、ネコ白血病ウィルス(F eLV)、ウシ白血病ウィルス(BLV)、マソンーファイザー・モンキーウィ ルス(Mason−Pfizer a+onkey virus) (MPMV ) 、サル肉種ウィルス(SSV)、サル後天性免疫不全症候群(SAIDS) 、ヒトT−リンパ球性ウィルス(HTLV−1,−11)およびエイズ(A+D S)(後天性免疫不全症候群)の病因物質であるヒト免疫不全ウィルス(HIV −1、HIV−2)による感染に伴う病理学的症状、ならびにエイズ関連合併症 およびその他の疾患の病因因子であると考えられている。これるの多くの症状に おいて、病原体が単離されているが、このタイプの感染を治療する有効な方法は 未だ開発されていない。これらのウィルスのうち、HTLVおよびHrVが特に よく特徴付けろれている。
細部では異なるが、すべてのレトロウィルスはその全体構造がかなり類似してい る。′@胞外ウつルス粒子は、ウィルス糖タンパクか点在する外部膜、構造タン パクの核およびリボ核酸の一本鎖ゲツムから構成される。該レトロウィルスゲノ ムは5’ gag−pot−env−3°構造と称される特有の局所構成を有し 、ここで該gag領域はコア構造タンパクをコードし、pO1領域は逆トランス クリプターゼ、インテグラーゼおよびプロテアーゼのようなある種の臨界的ウィ ルス酵素をコードし、enV領域はエンベロープ糖タンパクをコードする。ウィ ルスの複製はホスト細胞内でのみ起こり、ホスト細胞の機能に依存している。こ の複製に対して臨界的なことは機能性ウィルスタンパクの産生である。タンパク 合成:ま、オーブン・リーディング・フレームのgagSpotおよびenvリ ーディング・フレームに対応するポリタンパク構造への翻訳により達成され、こ れは少なくとも一部でウィルスプロテアーゼにより機能性タンパクに加工される 。該ポリタンパクの加工におけるウィルスプロテアーゼにより与えられるタンパ ク分解活性は、ホストによっては与えることができず、レトロウィルスのライフ サイクルに本質的なものである。事実、プロテアーゼを欠くかまたはその変異形 を有するレトロウィルスは感染力を欠くことが証明されている。カトウ(K a toh)らのバイ00ジー(Virology) 、 145.280〜92( 1985)、クローフt−ド(Crawford)らのジャーナル・オフ・パイ ロロノー(J、Virol、)、53,899〜907 (1985)およびデ ボラフ(D ebouk)らのプロシーディンゲス・オフ・ナソヨナル・アカデ ミ−・オフ・サイエンシス・USA(Proc。
Natl、 Acad、 Sci、 USA) 、84.8903〜6 (19 87)参照。したがって、レトロウィルスプロテアーゼの抑制は、レトロウィル ス疾もの治療方法を提供する。
イー・コリ(E、 eoli)にてレトロウィルスプロテアーゼを発現する方法 が、HrV−]ウィルスについて、デボラフらのプロシーディンゲス・オフ・す /ヨナル・アカデミ−・オフ・サイエンシス・USA、8903〜06 (19 87)およびグレイゲス(Graves)らのブ0/−ティンゲス・オフ・ナシ ョナル・アカデミ−・オフ・サイエンシス・USA、85.2449〜53 ( 1988)に開示されている。HIV−1プロテアーゼの結晶構造がミラー(M iller)らのサイエンス(Science)、246.1149 (198 9)に開示されている。
HIV−1用のプロテアーゼ抑制剤の開発手段として、同配体をW損する方法が 開示されている。公開された欧州特許6願EP’−A337714、EP−A3 52000およびEP−A3.57332!、EP−A346847、EP−A 342541およびEP−A393445か代表的なものである。さらに、米国 特許第4,713,445号および第4.661..473号において、同様の 手段かレニン抑制について開示されている。強変と薬物動力学特性との好ましい バランスを有するプロテアーゼ抑制化合物に対する要求がなお存在する。
発明の概要 本発明は、後記する式(L)で示される、HIV−、lのレトロウィルスプロテ アーゼを抑制し後天性免疫不全症候群(AIDS)の治療に有用である化合物か らなる。
本発明はまた式(I)の化合物と、医薬上許容される担体とからなる医薬組成物 を提供する。
本発明は、さらに、有効量の式(1)の化合物をレトロウィルス疾1患の治療を 必要とする哺乳動物に投与することかろなるレトロウィルス疾患の治療方法を提 供する。
発明の詳細な記載 本発明のペプチドは、式(1): %式% 二式中、 AはBocNH,CbzNH,H,R’R″NSR″C0NR’、またはbおよ びCか○で、Yが共有結合である場合、AはH,Boa、CbzSR″またはR ″C○であり: CおよびDは、同一または異なり、Ala、β−AlaSD−Ala、Phe、 、PhgまたはVat;XはAla、Ile、LeuまたはVat:Yは、Al a、I le、Leu、Va lまたは共有結合;ZはCO,R″”、C0NR ’R”、COR’、CH、OR”、CH、OC(○)R”またはHあるいはeが Oで、Yが共有結合である場合、Zは○R″′またはNR’R”であり;b、c およびeは、各々、独立してOまたは1である(ただし、Cとeが同時にOであ ることはない):(式中、R3は、独立して、C0−5Al k、C3−sアル ケニルま几はベンジルを意味する) て示される基。
R“およびR″はHまたはC+−5A 1 k :R″”はH,C1−5AI  k、Cs−*シクロアルキル、(CH−)nC−H、、(CL)nCsH4N、 (CHt)nOH,(CHt)nNHtまたは(CHt ) n N HC(N H) NH!を意味する;ただし、bおよびeがOで、Yが共有結合であってD がValである場合、R3はイソブチル以外である] で示される化合物またはその医薬上許容される塩である。
本発明の化合物は、以前に報告されているものよりも強力であり、好ましい医薬 特性を有する。
本発明はまた、本発明の化合物の医薬上許容される付加塩、複合体またはプロド ラッグも包含する。プロドラッグは、イン・ビボにて式(+)の活性な親薬剤を 放出するいずれかの共有的に結合した担体と考えられる。従来の表示と異なる場 合、式(1)におけるAはペプチドの末端アミノ基を有し、2はペプチドの末端 カルポキ/ル基を有することに注意すべきである。すなわち、AおよびZがHで ある場合、ペプチドの末端残基は、各々、「デス−アミ7−および「デスカルボ キシ」アミノ酸である。
この表現を用いると、Aは残基Cの末端アミ7基を有するが、またはbが0であ る場合、Dに対応する末端アミ7基を有する。bおよびCが共にOである場合、 Mのアミ7基は、式(I)のAにより特別に与えられるアシルまたはアルキル基 によって置換される。同様に、2はYに対応するアミノ酸残基の末端カルボキシ ル基を有するか、またはYが共有結合である場合、Xに対する末端カルボキシル 基を有する。Yが共有結合で、dおよびeが0である場合、Mの末端カルボキシ ル基は、式(+)にて特別に与えられているZによって置換される。
本明細書において、ペプチドを記載するのに用いる他の略号および符号は、その 分野において通常用いろれるものである。
アミノ酸 3文字コード 1文字コードアラニン A I a A アルギニン Arg R アスパラギン A s n N アスパラギン酸 A s p D システィン Cys C グルタミン Gln Q グルタミン酸 Glu E グリシン GIy G ヒスチジン His H イソロイシン lie I メチオニン Met M フェニルアラニン Phe F スレオニン Thr T トリプトファン T r I) W アスパラギンまたは Asx B アスパラギン酸 グルタミンまたは Glx Z グルタミン酸 従来の表現法に従って、アミノ末端はε側に、カルボ牛ン末端は右側にある。特 に断らない限り、すべてのキラルアミノ酸(AA)はL絶対配置のものとする。
(4’Ra)Pheは、フェニル環の4位にてRa’iC’!換されているフェ ニルアラニンをいう。Bocはt−プチルオキシカルボニル基をいい、Cbzは カルボベンジルオキシ基をいい、BrZI!o−ブロモベンジルオキシカルボニ ル基をいい、C1zltp−クロロカルボベンジルオキシ基をいい、CI、Zは 2゜4−ジクロロ力ルホベンジルオキシ基をいい、Bzlはベンジル基をいい、 ACはアセ千ルをいい、A l kまたはC1−5AIkはC3−。
アルキルをいい、Phはフェニルをいい、DCCはノンクロヘキシルカルボッイ ミドをいい、DMAPはジメチルアミノピリジンをいい、HOBTは1−ヒドロ 牛/ベンゾトリアゾールをいい、NMMはN−メチルモルホリンであり、DTT はジチオトレイトールであり、E D T Aはエチレンジアミン四酢酸であり 、D I E Aはジイソプロピルエチルアミンであり、DBUは1,8−ジア ゾビンクロ[5゜40コウンデカ−7−エンであり、DMSOはジメチルスルホ 牛シ。
ドであり、DMFはジメチルホルムアミドであって、THFはテトラヒドロフラ ンである。HFはフッ化水素酸をいい、TFAはトリフルオロ酢酸をいう。本明 細書で用いるC1−、アルキルは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、 ブチル、イソブチル、 5ec−ブチル、tert−ブチル、ペンチルおよびイ ンペンチルを包含する意図である。本発明の化合物においては、この記載に従っ て用いる。
本発明の特に好ましい化合物は、A−C−D−M−X−Y−Z、A−C−D−M −X−Z、A−C−D−M−Z、A−D−M−X−Y−Z、 A−D −M−X −Z、 A−D−M−ZおよびA−M−X−Y−Zのようなノー、トリーおよび テトラ−ペプチドである。
XおよびYは適当にはバリンである。
CおよびDは適当にはアラニンである。
好適には、CはAlaで、XはValである。
好適には、R5はH,、C3−sアルキル、アリルまたはベンジルである。
好ましい1つの具体例において、R3はH,C,、アルキル、アリルまたはベン ジルである。適当には、R,はプロピルである。適当には、ZはCo、CH,、 C0NH,、CH,OHまたはCHt OA cである。ZがCH,CHまたは CH,OAcである場合、好ましい薬物動力学特性か得られる。
ウィルスに感染したまたは潜在的に感染した動物に投与する場合、ウィルスポリ タンパクの加工用にウィルスがコードするプロテアーゼに依存するか、ウィルス の複製が抑制され、そのため疾患の進行が妨げられる。
本発明の代表的化合物は (2R,4S、5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカ ルボニル−アラニルアラニル)アミ/−6−フェニルヘキサライルーバリルバリ ンメチルエステル:(2R,4S、5S)−2〜プロピル−4−ヒドロキシ−5 −(ベンジルオキシカルボニル−アラニルアラニル)アミノ−6−フェニルヘキ サ/イル−バリルバリンメチルエステル;(2R,4S、5S)−5−(カルホ ベンジルオキシーアラニルアラニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ− 2−ベンジル−(1−オキシ)ヘキシルーバ2ノンメチルエステル;(2R,4 S、5S)−2−プロピル−4−ヒドロキシ−5−(ペンジルオキシカルボニル ーアラニル)アミノ−6−フェニルヘキサライルーバリル−バリンメチルエステ ル。
(2R,4S、5S)−2−メチル−4−ヒドロキシー5−(ベンジルオキシカ ルポニルーアラニル)アミノ−6−フェニルへ牛すノイ)’v −バリルバリン メチルエステル:(2R,4S、3S)−5(terL−7゛チルオキ7カルポ ニル)アミノ−6−7二二ルー4−ヒトC!4/ ’l−ヘンシル〜(l−オキ ソ)ヘキシルーバリルバリンメチルエステル:(2R,4S、3S) −5−( tert−ブチルオキ/カルボニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ− 2−0−プロピル)−(1−オキソ)へキンルーバリルバリンメチルエステル; (2R,4,S、5S)−5−カルボベンジルオキノーアラニルアラニル)アミ ノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−インブチル−(1−オキソ)へキンル ーバリルバリンメチルエステル;(2R,4S、5S)−5−(カルボベンジル オキシ−アラニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−インブチル− (1−オキソンヘキシル−バリルバリンメチルエステル;(2R,4S、5S) −5−(アラニルアラニル)アミ/−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベン ジル−(1−オキソ)へキンルーバリルバリンメチルエステル。
(2R,4S、5S)−2−メチル−4−ヒドロキシー5−(ベンジルオー8ノ カルポニルーアラニルアラニル)アミノ−6−フェニル−ヘキサライルーハリノ ール。
(2R,4S、5S)−2−メチル−4−ヒドロキ’y−5−(ペンジルオキシ カルボニルーアラニルアラニル)アミノ−6−フェニルヘキサノイル−(0−ア セチル)バリノール:(2R,4S、5Sン−2−メチル−4−ヒドロキシー5 −(ベンジルオキシカルボニル−アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサライル ーバリルバリノール; (2R,4S、3S)−2−メチル−4−ヒドロキシー5−(メトキシカルボニ ルーアラニル)−アミノ−6−フェニルヘキサライルーバリルバリノール; (2R,4S、5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(メトキシカルボニ ル−アラニル)アミ/−6−フェニルヘ牛サフイルーバリルー(0−アセチル) バリノール: (2R,4S、5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカ ルボニルーアラニル)アミノ−6−フェニルヘキサ/イル−バリル−(○−アセ チル)バリノール。
(2R,43,,5S)−5−(カルボベンジルオキシ−アラニル)アミノ−6 −フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)へキジルーバリノ ール: (2R,4S、5S) 2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカ ルボニル−アラニル)アミノ−6−フエニルヘキサツイルーバソ/−ル (2R,4S、5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカ ルボニル−アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサノイル−(○−ア七チル)バ リノール: (2R,4S、5S)−5−(カルボベンジルオキシーフェニルアラニル)アミ ノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル〜(1−オキソ)へキ/ルー バリルバIJ /−ル:(2R,4S、5S) 5−(tert−ブチルオキシ カルボニル)アミ/−5−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オ キソ)へ牛ンルーバリルバリノール: (2R,4S、5S)−5−(tert−2チルオキ7カルポニル)アミ/−6 −フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)ヘキシル−バリノ ール: (2R,4S、5S)−5−(カルボベンジルオキシ−アラニルアラニル)アミ ノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)ヘキシル− バリンアミド; (2R,4S、5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジル第1キシ カルボニル−アラニルアラニル)アミノ−6−フェニルヘキサライルーバリルア ミド; (2R,4S、5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5〜プロパノイルアミノ −6−フェニルヘキサノイル−バリルバリンメチルエステル; (2R,4S、5S)−5−(カルボベンジルオキシ−アラニル)アミノ−6− フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)ヘキシル−バリンメ チルエステル: (2R,4S、33)−2〜メチル−4−ヒドロキシ−5−(ペンジルオキシカ ルボニルーアラニル)アミノ−6−フェニルヘキサライルーバリルメチルエステ ル。
(2R,4S、55) −2−プロピル−4−ヒドロキシ−5−((ベンジルオ キシカルボニル)アラニル)アミノ−6−フェニルへ牛すノイルーバリルアミド ; (2R,4S、3S)−2−アリル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカ ルボニル−アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサライルーバゾルアミド: (2R,4S、5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(ペンジルオキシカ ルボニル−アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサライ(2R,4S、5S)− 5−(カルボベンジルオキシ−アラニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキ シ−2−ベンジル−(1−オキシ)ヘキシルーバリンアミド。
(2R,4S、5S) 5−(tert−7゛チルオ牛ンカルボニル)アミ/− 6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベシンルー(1−オキソ)ヘキシル−バリ ンアミド: (2R,4S、5s)−5−(カルボベンジルオキシーアラニルアラニル)アミ /−5−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)ヘキシル− バリン: (2R,4S、、5S)−5−(カルボベンジルオキシ−アラニル)アミノ−6 −フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)へ牛シル−(ベン ジル)アミド。
(2R,4S、5S) 5 (tert−ブチルオキシカルボニル)アミ/−6 −フェニル−4−ヒドロキシー2−アリル−(1−オキシ)ヘキシル−バリンア ミド: (2R,4S、5S)−5−(カルボベンジルオキシアラニル)アミノ−6−フ ェニル−4−ヒドロキシ−2−インブチル−(1−オキソ)ヘキシル−バリンア ミド; (2R,4S、5S)−5−(tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ−6 −フェニル−4−ヒドロキシ−2−インブチル−(1−オキソ)ヘキシル−バリ ンアミド; (2R,4S、5S)−5−(カルボベンジルオキ/−1)−アラニル−L−ア ラニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ )へキシル−(ベンジル)アミド:および(2R,4,S、5S) −5−(カ ルボベンジルオキシ−フェニルグリシル−アラニル)アミノ−6−フェニル−4 −ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキシ)ベキ/ルー(ベンジル)アミドで ある。
確かに好ましい化合物は: (2R,4,S、5S)−2−プロピル−4−ヒドロキ’1−5−(ペンジルオ キシ力ルポニルーアラニル)アミノ−6−フェニルヘキサライルーバリルーバ1 ノンメチルエステル、(2R,4S、5S)−2−プロピル−4−ヒドロキシ− 5−(ペンジルオキシカルボニルーアラニルアラニル)アミ/−5−フェニルへ ++フィルーバリルバリンメチルエステル、(2R,4S、5S)−5−(カル 士ペンジルオキ/〜アラニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベ ンジル−(1−オキソ)へキシル−バリンアミド、および (2R,4S、5S)−5−(カルポベンジルオキシーフェニルアラニル)アミ ノ−6−フェニル−4−とドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)へキンルー バリルパリノール膳ある。
本発明の化合物は、従来のペプチド合成法に従って製造される。
Mで示される残基は、米国特許第4,661,473号および第4゜713.4 45号ならびに公開された欧州特許出願EP−A352000および33471 4に開示された、当該分野においてよく知られた方法により製造される。該文献 はすへて参考のためにここに挙げる。他の方法が、ホラディ(Holladay )らのジャーナル・オフ・メゾインナル・ケミストリー(J 、’ Med、C hem、ン、 30.37’4〜83 (1987)およびケンフ・ディー ( Kemph、 D、)のジャーナル・オフ・オーガニック・ケミストリー(J、  Org、Chew、) 。
51.21.3921〜26 (1986)に開示されている。本発明のアミノ 酸または修飾アミノ酸は、一般に、商業上入手可能であるか、または有機化学の 分野における常法に従って製造される。
ペプチドの溶液合成は、適当なアミノ酸残基をカップリングし、所望によりいず れの保護基も除去することかできる常法に従って行なわれる。典型的には、遊離 カルボキシル基を有する保護Boc−アミノ酸を、N、 N’−シンクロへキシ ル力ルポジイミド(DCC)のような適当なカルボジイミドカップリング剤を用 い、所望により、1−ヒドロキシベンゾトリアブール(HOBT)およびジメチ ルアミ/ピリジン(DMAP)のような触媒の存在下で遊離アミノ酸基を有する 保護アミノ酸とカップリングする。アミノ酸および中間体用の適当な保護基は、 グリーン(G reene)らのプロテクティブ・グループス・イン・オーガニ ック・ケミストリー(P rotect 1veGroups in Orga nic Chemistry) 、ジョン8ウイリー1アンド0サンズ(J o hn Wiley and S ons) 、ニューヨーク(New York ) +1981に開示されている。さらに、所望により、塩基の存在下で、保1 JBoc−アミノ酸の遊離カルボキシルの活性エステル、無水物または酸ハロゲ ン化物の形成のようなペプチド結合を形成し、その後、保護アミノ酸のil離ア ミンと反応させる他の方法も適当である。
例えば、保護Boc−アミノ酸またはペプチドを、塩化メチレンまたはテトラヒ ドロフラン(THF)のような無水溶媒中、N−メチルモルホリン、DMAPま たはトリアル本ルアミンのような塩基の存在下で、インブチルクロロホルメート で処理して「活性無水物」を形成させ、その後、それを第2の保護アミノ酸また はペプチドの遊離アミンと反応させる。これるの方法により製造されるペプチド は、常法に従って、アミノまたはカルボキシ末端で選択的に脱保護され、同様の 方法を用いて他のペプチドまたはアミノ酸にカップリングすることができる。ペ プチドが完成した後、保護基を、前記のように、例えば、パラジウムまたはプラ チナ触媒の存在下で、液体アンモニア中のナトリウム、フッ化水素またはアルカ リで処理し、水素化することにより除去してもよい。
溶液合成において、ペプチドの末端カルボキシル基を保Mするのにエステルがし ばしば用いられる。それらは、水性アルコール溶液中、水酸化カリウムまたは炭 酸ナトリウムのようなアルカリ金属の水酸化物または炭酸塩で処理することによ ってカルボン酸に変えることができる。該酸は、前記のように活性アンル中間体 を介して他のエステルに変えることができる。
本発明のアミドおよび置換アミドは、はとんど同様の方法にて、本発明のペプチ ドのカルボン酸から製造される。すなわち、アンモニアまたは置換アミンを活性 アシル中間体と反応させてアミドを生成することができる。DCCのようなカッ プリング剤の使用が、カルボン酸それ自体と適当なアミンから置換アミドを形成 するのに都合がよい。
加えて、本発明のメチルエステルは、メタノール溶液中、アンモニアまたは置換 アミンで処理することにより直接的にアミドまたは置換アミドに変えることがで きる。該ペプチドのメチルエステルのメタノール溶液を加圧反応器中にてアンモ ニアで飽和し、撹拌して該ペプチドの簡単なカルボキシアミドを得る。エステル と比べて安定性があるため、カルボキンアミドが本発明の好ましい具体例である 。
脱保護した後、最終ペプチドが塩基性基を有する場合、酸付加塩を製造すること ができる。ペプチドの酸付加塩は、適当な溶媒中、親化合物と、過剰の塩化水素 酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、酢酸、マレイン酸、コハク酸またはメタンスル ホン酸のような酸から標準方法にて製造する。特に、酢酸塩形が有用である。最 終ペプチドが酸性基を有する場合、カチオン性塩を製造してもよい。典型的には 、親化合物を、適当なカチオンを有するヒドロキッド、カルボネートまたはアル フキシトのような過剰のアルカリ性試薬で処理する。
Na+、K二、Ca+−およびNH,−のようなカチオンが、医薬上許容される 塩中に存在するカチオンの例である。ある種の化合物は、さらに許容される分子 内塩または双性イオンを形成する。
Mが−)(N CHR1Rt−である式(r)の化合物は、感受性ウィルスで感 染し、その治啜を必要とする患者に抗−ウィルス活性を誘発するのに用いられる 。該治療方法は、有効量の選択された、好ましくは、医薬担体に分散させた化合 物を、経口的、非経口的、口内的、経皮的、直腸的または吸入的に投与すること からなる。活性成分の投与単位は、投与経路、患者の年令および症状に依存して 当業者により容易に決定されるが、一般に、01〜2.5mg/kgの範囲から 選択される。これらの投与態位は、急性または慢性感染について一日に1〜10 回投与してもよい。
本発明のペプチドのプロテアーゼ抑制特性は、約Q、lnM〜約1.0μMの範 囲で、rHIVプロテアーゼによるペプチド基質の加水分解を抑制する能力によ って測定される。つぎの表:よ、これらペプチドの抑制定数の例示である。
表1 rHIVプロテアーゼの抑制 化合物の実施例番号 Ki(μM) 9(b) 0.0022 表1(つつき) 9(d) 0.145 9(e) 0.05 9(f) ○、o21 9(g) 1.60 9(h)0.320 9(j) 3.8 9(k) 0.95 10(d) 0.○007 10(g) 0.0012 10(h) 0.0017 10(i) 0.002 10(j) 0.02 10(k) 0.077 表1(つづき) 本発明のペプチドまたはその誘導体の医薬組成物は、非経口投与用の1@液また は凍結乾燥粉末として処方してもよい。粉末は使用前に適当な希釈剤または他の 医薬上許容される担体を添加することにより復元することができる。液体処方は 、一般に、緩衝溶液、等張溶液、水溶液である。適当な希釈剤の例は、等張生理 食塩溶液、標1!5%デキストロース水溶液または緩衝酢酸ナトリウムまたはア ンモニウム溶液である。かかる処方は、特に、非経口投与用に適しているが、さ らに経口投与用に用い、または吸入用の計量吸入器または噴霧器に充填してもよ い。ポリビニルピロリドン、ゼラチン、ヒドロキノセルロース、アカノア、ポリ エチレングリコール、マンニトール、塩化ナトリウムまたはクエン酸ナトリウム のような賦形剤を添加することが望ましい。
加えて、非経口投与用の好ましい組成物は、リポソーム担体中にカプセル化され た一定量の該化合物かろなる。リポソームは、ペプチドをリン脂質と共に、コレ ステロールを用い、または用いることなく、通常のハンドンエイキング法、高圧 押出法、逆相蒸発法およびマイクロフルイダイゼーション法を包含する種々の技 法を用いて水相に分散させることで形成される。かかる組成物の適当な製造方法 が、参考のためここに挙げる、継続している出願番号第O6/763.484号 にさらに詳しく開示されている。かかる担体は、所望により、ウィルス粒子また は感染細胞と反応性のイム/グロブリンまたはタンパクによるその活性部位に向 けられる。かかるタンパクの選択は、もちろん、感染ウィルスの抗原決定因子に 依存する。
かかるタンパクの例は、ヒト免疫不全ウィルス(HI V)の糖タンパクコート に対して反応性である、CD−47−細胞糖タンパク、または5CD−4(可溶 性CD−4)のようなその誘導体である。
かかるタンパクは、参考のためここに挙げる、継続している巳願番号第07/1 .60,463号に開示されている。他のウィルスに対する同様な襟的タンパク もその分野に公知な方法によって考え出され、本発明の範囲内である。
別法として、これらのペプチドを、経口投与用に、カプセル化し、錠剤とし、ま たはエマルジョンまたはシロップを製造してもよい。
医薬上許容される固体または液体担体を、組成物を増強するかまたは安定化する のに、または組成物の製造を容易にするのに加えてもよい。液体担体は、シロッ プ、落花生油、オリーブ油、グリセリン、食塩水および水を包含する。固体担体 は、スターチ、ラクトース、硫酸カルシウムニ水和物、白陶土、ステアリン酸マ グネシウムまたはステアリン酸、タルク、ペクチン、アカシア、寒天またはゼラ チンを包含する。さろに、担体には、グリセリルモノステアレートまたはグリセ リルジステアレートの単独またはワックスとの併用のような徐放性物質を包含す ることができる。固体担体の量:!一定しないが、好ましくは、投与単位当たり 約20mg〜約1gである。医薬製剤は、錠剤形では、要すれば、粉砕し、混合 し、造呟して打錠するか、またはハードゼラチンカプセル形では、粉砕し、混合 して充填することを包含する製薬における通常の技法に従って製造される。液体 担体を用いる場合、製剤は、シロップ、エリキシル、エマルジョンまたは水性も しくは非水性懸濁液とすることができる。かかる液体処方は、直接経口的に、ま たはソフトゼラチンカプセルに充填して投与することができる。
直腸投与の場合、本発明のペプチドの微粉末をカカオ脂、グリセリン、ゼラチン またはポリエチレングリコールのような賦形剤と合し、串刺に成型することがで きる。さらに該微粉末を緩衝または非緩衝の油性製剤、ゲル、クリームまたはエ マルジョンと混ぜ合わせ、経皮パンチを介して投与することもできる。
有利な効果は、本発明のプロテアーゼ抑制化合物と他の抗−ウィルス剤を個々に 、または組み合わせて共同投与することにより得られる。抗−ウィルス剤の例は 、ヌクレオシド類似体、ホスホ/ホルメート、リファブチン、リバビラン、ホス ホノチオエートオリゴデオキ/ヌクレオチド、カスタノスペルミン、デ牛ストラ ンサルフェート、α−インターフェロンおよびアンブリゲンを包含する。2゛。
3゛−ジデオキシンチジン(dde)、2“、3′−ジデオキシアテ′二ン(d dA)および3゛−アジド−2′、3“−ジデオキシチミド(A Z T)を包 含するヌクレオチド類似体が、特に、有用である。
A Z Tは1つの好ましい薬剤である。適当には、医薬組成物は、抗−ウィル ス剤、本発明のプロテアーゼ抑制ペプチドおよび医薬上許容される担体からなる 。
以下の実施例を本発明を説明するのに供する。これらの実施例は、本発明の範囲 を何ら制限するものではなく、本発明の化合物の製造および使用方法を示すもの である。
組換体HIVプロテアーゼの精製 イー・コリ(E、coli)にて組換体HIVプロテアーゼを発現する方法が、 デホウク(D ebouck)らのプロシーディンゲス・オフ・ナショナル・ア カデミ−・オフ・サイエンシス(Proc、 Natl。
、へcad、Sci、)USA、84.8903〜6 (1987)により記載 されている。本発明のペプチドを検定するのに用いる酵素はこのように生成し、 以下のように細胞ベレットから精製した。イー・コリの細胞ベレットを、50m Mのトリx−HCI (pH7,5):各々1、QmMのDTT、EDTAおよ びPMSF(フェニルメチルスルホニルフルオリド)からなる緩衝液に再懸濁し た。該細胞を超音波処理に付して溶解させ、不溶性物質を15,000xg a yで15分間遠心分離に付して除去した。ついて、清澄な上澄液を硫酸アンモニ ウムで40%まで飽和させた。この懸濁液を室温にて30分間撹拌し、ついて前 記のように遠心分離に付した。得られた沈澱物を最小容量の20mMのトリス− HCl (pH7,5); 200mMのNaC1:各々0.1mMのDTTお よびEDTAに再溶解/再懸濁させた。ベックマン(Beckian) T S  K G 2000 SWの分取用HPLCゲル濾過カラム(2,1cmX60 cm)(5mlアリコート)に適用する前に、該試料を再度遠心分離に付した。
該カラムを同じ緩衝液にて4m1/分の流速で平衡させた。該カラムの溶出液を 280nmでモニターし察し、1分づつのフラクションを収集した。典型的には 、rHM/PRT (組換体HIVブロテアーセ)は、実験中、45〜46分で 溶出した。この段階で、該プロテアーゼはN85〜95%純粋であった。イムノ プロット分析によれば、免疫反応物質の90%以上が該硫酸アンモニウム工程で 沈澱した。
活性検定によれば、最高の活性ピークが45および46分に収集したフラグ/− iンに認めらnた。さろに、RP−HPLCおよびSDS −P A G Eに よるTSKカラムフラクションの分析も、11,000Mrタンパクの大部分が フラクション45および46に見られることを示した。活性自体を用いて信頼で きる回収データを得ることはできない、というのは該活性は高濃度の塩の影響を 受けるので、すなりち、塩が増えれば、活性レベルが増加するからである。した がって、精製の各工程で、開始時と比較してより大きな活性が回収された。rH IVPRTの全収量は、イー・コリの細胞ベレット50gmからN1mgであっ た。
HI Vプロテアーゼ活性に対する基質動態オリゴペプチドの初発速度データを pH6,0,37°Cて測定した。反応混合物(0,01〜O,1m l)は5 QmMのMes (2−N−モルホリノ)エタンスルホン酸、1mMのEDTA 、1mMのDTT、0.2MのNaCISo、1%(v/V)のトリドアX−1 00(pH6,0) 、10%のDMSOおよび種々の濃度のペプチドを含有し た。37°Cて数分間インキュベートした後、精製したHIVプロテアーゼ(O 01〜2mg)を添加して反応を開始させ、10−30分後、反応物を等容の水 冷0.6N)!jジクロロ酸または0.2%トリフルオロ酢酸のいずれかでクエ ンチした。試料を17、OOOrpmで5分間遠心分離し、ペプチド基質および 生成物を逆相HPLCて分離し、定量した(ピーク積分)。初発速度は、所定の 基質濃度に対する基質の生成物への変換%に基づき(形成したペプチド生成物m M)7分で決定した。典型的には、反応速度は反応時間の経過に対して直線的で あり、反応終了点で15〜20%以下の基質が生成物に変換した。動態定数(ミ カエリス定数、最高速度)は、初発速度データをフレランド(C1eland) のフォートランプログラム(ダブリュ・ダブリュ・フレランド(W、 W−C1 eland) 、Adv、Enzymol、 、29. 1. (1967)  )を用い、ミカエリス−メンテン式(V =Vmax (S) / (Km+  (S) ) ) lこ代入して決定した。ターンオーバ数(k cat)を、H I Vプロテアーゼの22−kDダイマー当たりに1個の活性部位が存在すると 仮定し、k cat = V maX/ E tとして得た。
基質パイアビリティ−の評価は、相対初発速度(relVo)を測定することに より決定した。この検定は、同様にインキュベートした後、10−20分後の基 質の加水分解%をAc−Arg−Ala−3e r−Gin−Asn−Tyr− Pro−Va 1−Va l −N H! (対照)の加水分解%と比較する以 外、同様にして行った。
これにより、対照ペプチドに対する1つの時点での初発反応速度の比較が確立さ れた。
HIVプロテアーゼ活性の抑制 典型的な検定では、10m1のMENDT緩衝液(50mMのMes (pH6 ,0: 2− (N−モルホリノ)エタンスルホン酸)、]mMのE D T  A 、1 m Mのジチオトレイトール、200mMのNaCL 0.1%トリ トンX−100)、2.3または6mMのN−アセチル−L−アルギニル−L− アラニル−L−セリル−し−グルタミニルーし一アスパラギニルーし一チロシル ーL−7’ロリルーし一バリルーL−バリンアミド(Ac−Arg−Aha−8 er−Gln−Asn−Tyr−Pro−Va 1−Va 1−NH,、Ka+ =7mM)およびマイクロモルおよびマイクロモル未満の濃度の合成化合物を有 した。37°Cで数分間インキュベートした後、精製した0、01〜1mgのH IVプロテアーゼを用いて反応を開始させた。
10−20分後、反応混合液(37℃)を等容量の冷却0.6Nトリクロロ酢酸 でクエンチし、つづいて遠心分離して沈澱物を除去し、ペプチド分解物を逆相H PLC(べ/クマン・ウルトラスフェア−(Beckman Ultraspb ere) ODS、 4.5mmx25mm、移動相:5−20%アセトニトリ ル/H,O−0.1%TFA(15分)、20%アセトニトリル/H,O−0. 1%TFA (5分)、1.5ml/分、検出220nm)で分析した。Ac− Arg−Ala−3e r−Gin−Asn−Tyr−Pro−Va 1−Va  I −NH,(17〜1.8分)およびAc−Arg−Ala−5er−Gl n−A、5n−Tyr (10〜11分)の溶出位置を襟準品で確認した。Ac −Arg−Ala−3er−Gin−Asn−Tyr形成の初発速度をこれらの ピークの積分から測定し、典型的には、合成化合物の抑制特性を1/V対(抑制 剤)のプロットのスロープ/インターセプト分析(Dixon分析)から決定し た。このタイプの一次分析から得られるKi値は、競合抑制剤について、かつ用 いた基質のミカエリス定数が良く知られている条件下でのみ正確である。
以下の実施例は本発明を説明するのに供する。該実施例は何ら本発明の範囲を限 定するものではなく、本発明の化合物の製造および使用方法を示すものである。
実施例中、すべての温度は℃である。アミノ酸分析はグイオネックス・オートイ オフ (Dionex Autoion) 100で行った。ペプチド含量の分 析はアミノ酸分析に基づく。FABマス・スペクトルはファスト・アトム・ボン バードメントを用いるVGZabマス・スペクトロメーターで行った。薄層クロ マトグラフィーおよび向流分配の溶出組成を表す略号は、B、n−ブタノール、 A:酢酸、W゛水、E二酢酸エチルおよびIP:イソプロパノールである。NM Rはプルカー(B ruker) AM 250スペクトロメーターを用い、2 50MHzで記録した。多重性は、Sニー重線、d・二重線、tコ三重線、q: 四重線、m 多重線およびbrニブロード・シグナル(2R,4S、5S)−2 −プロピル−4−(t−ブチルジメチル)シロキシ−5−(t−ブチルオキシカ ルボニル)アミノ−6−フェニルヘキサン酸の製造 a)t−ブチルオキ7カルボニルーフエニルアラニンN、O−ジメチルヒドロキ ンルアミド N−メチルピペリジン24.4ml (0,206モル)を、滴下漏斗を介して 、0°Cでの塩化メチレン118m1中、N、O−ジメチルヒドロキシアミン塩 酸塩19.56g (0,2モル)の撹拌懸濁液に加え、清澄溶液Aを形成した 。Boa−フェニルアラニン53g(0,2モル)、THF230mlおよび塩 化メチレン900m1を合し、−20°Cに冷却し、N−メチルピペリジン24 .4mlを撹拌しながら滴下した。ついで、クロロギ酸メチル15..5m1( o、2モル)を、滴下漏斗を介し、充分に撹拌し、温度を一10°C以下に維持 しながら速やかに添加した。2分後、溶液Aを加えた。
該溶液を一夜撹拌しなから室温まで加温した。混合物を5°Cに冷却し、0.2 Nの冷却HCI (2X250m1部)で、0.5NのNaOH(2X250m 1部)およびブライン(250ml)で抽出し、M g S O4で乾燥させ、 濃縮して標記化合物60.37gを得た。
[α3 、、、、=31° (c=0.958、エタノール;20’C)t)) t−7−チルオキ7カルボニルーフエニルアラニンアルコン下、−45℃でのエ ーテル80m1中、LiAIH,0,912g (24,0ミリモル)の細かい 懸濁液に、定常流、二で、ニーチル20m1中、実施例1 (a)のアミド6. 16g (20,0ミリモル)の溶液を加えた。5分後、混合物を30分間にわ にって+10″Cまで加温し、ついで−45°Cに再度冷却し、水15m1中、 KH3O45,30g(39ミリモル)の溶液を、撹拌しながら注意して加えた 。冷却浴を取り外し、濁った混合物を30分間撹拌した。
エーテル100m1および塩化メチレン100m1を加え、該混合物をセライト (Cel 1te) (登録商標)を介して濾過し、濾過ケーキをエーテルおよ び塩化メチレン各IQQrnlでリンスした。濾液を水冷したINのHCI ( 3X50m1部)、水冷した5%のNatCOs (2X 50m 1部)およ びブライン100m1部で抽出し、ついでMg5O,で乾燥し、濾過し、30’ Cにてロータリーエバポレーターで濃縮し、白色固体の標記化合物4.18g  (16,8ミリモル、収率84%)を得た。
融点:82〜83.5℃ E(X’lo= 35.3° (C=1.OO,CH7CI、、25°C)NM R(CDCl、) 69.62 (IH,s) 、7.33〜7.17 (5H ,m)、5.07 (I)I、br) 、4.42 (IH,q) 、3.12  (2H,d) 、1.45 (9H,5)c)(5R3,6S)−7−フェニ ル−6(tert−ブチルオキシカルボニルアミノ)−5−ヒドロキシヘプト− 1−エンアルコン下、還流コンデンサーを備え付けた200m1フラスコに乾燥 エーテル35m1およびマグネシウム削り(f2.16g (90ミリモル)を 入れた。激しい還流が生じているマグネシウムの撹拌懸濁液に、4−ブロモ−1 −ブテン7.61m1 (73ミリモル)を25分間にわたって加えた。還流が 静まってから、該混合物を加熱し、さらに20分間静かに還流させ、ついで0° Cに冷却した。(グリニヤール試薬の収率は一般に65〜70%であった。)乾 燥トルエン40m1中、実施例1(b)のアルデヒド5.26g (21,1ミ リモル)の溶液を10分間にわたって加えた。0°Cで15時間後、該清澄な均 質の反応混合物を3NのHCIで注意してクエンチした。エーテル層を分離し、 水層を酢酸エチルで1回抽出し、合した有機層を水で洗浄して濃縮した。得られ た黄色固体をメタノール5Qmlに再Kmかし、NaB8.200mgと共に1 0分間撹拌した。該混合物を3NのHCIおよび水で希釈し、塩化メチレンで抽 出して濃縮した。残渣を少量の塩化メチレンに溶かし、フラッシュクロマトグラ フイ−(シリカ150g、グラジェント溶出;20%〜40%酢酸エチル/ヘキ サン)により精製し、白色固体の標記生成物5.03g (16,5ミリモル、 収率78%)を得た。分析HPLC(ライエン・グイナマノクス(登録商標)  (Rainin Dynamax)シリカ、15%酢酸エチル/ヘキサン)は、 ジアステレオマー比の(5S): (5R)が7.20 : 1.00であるこ とを示した。
d)(5S)−((1’5)−(t−ブチルオキシカルボニル)アミノ−2°− フェニルエチル)−テトラヒドロフラン−2−オン酢酸エチル50m1中、実施 例1(C)のアルコール5.00g(16,4ミリモル)の溶液に、トリエチル アミン4..56m1 (32,8ミリモル)、無水酢酸3.09m1 (32 ,8ミリモル)および4−ジメチルアミノビリジン50mg (0,41ミリモ ル)を加えた。3時間後、過剰のエタノールを加え、数分後、該混合物を3Nの HCIで3回、5%のNaHC○、で1回、および水で1回洗浄し、濃厚な残渣 まで濃縮した。該粗製アセテートをベンゼン35m1に溶かし、0°Cにて水3 5m1と酢酸7mlと共に速やかに撹拌した。テトラ−n−ブチルアンモニウム プロミド160mg (0゜5ミリモル)およびKMn○a7.9g (soミ リモル)を加えた。
該a合物を激しく撹拌し、断続的に冷却しながら室温に加温した。
2時間後、濃厚な黒色Ii!合物をO′Cに冷却し、飽和水性N aHCO57 5m1を加えた。15分間撹拌してから、得られた白色混合物をセライト(登録 商標)を介して濾過し、水層を分離し、エーテルで抽出した。合した有機層を水 で洗浄し、泡沫物6.9gまで濃縮した。得られた粗4−アセトキン酸をメタノ ール100m1に溶かし、ナトリウムメトキ/ド(約10g)を加えた。該ae 物を25°Cで2日間、ついて60’Cで18時間撹拌した。濃厚な混合物を濃 縮し、塩化メチレンで希釈し、10%のHCIで抽出した。水層を塩化メチレン て2回抽出し1こ。合した有;ffiを水で洗浄し、N4gSO4て乾燥して濾 過した。得られた4−ヒドロキシ酸の溶液をp−1−ルエンスルホン酸80mg および3人のモレキュラーシーブと共に24時間撹拌した。該混合物をセライト (登録商標)を介して濾過し、濃厚な油まで濃縮した。シリカ100gを用いる フラノシニクロマトグラフィーぐグラジェント溶出=20%〜3o%酢酸エチル /ヘキサン)により標記ラクトン2.59g (8,49ミリモル、収率52% )を得た。
NMR(CDCL):δ 7.25 (+H,l11) 、4.68 (IH, d;J=9.7Hz)、4.47 (IH,dt) 、4.01 (IH,q)  、2.91 (2H,m) 、2.51 (2H,i)、2.14 (2H, m) 、1.38 (9B、5)e)(3R,5S)−((1’5)−(t−ブ チルオキシカルボニル)アミ/−2’−フェニルエチル)−3−アリル−テトラ ヒドロフラン−2−オン テトラヒドロフラン1ml中、リチウムジイソプロピルアミド1゜2ml (1 5M:容液)ので容i&に、−78℃で、無iTHF2ml中、実施例1 (d )のラクトン0.250g (0,82ミ!フモル)を加えた。−78°Cて1 5分間撹拌した後、ヘキサメチルホスホルアミド を数分間撹拌し、了りルブロミド0.142ml (1.8ミ’Jモル)を加え た。2時間後、該反応混合物を10%のHCI溶液てクエンチし、ジエチルエー テル(3×)で抽出した。有機抽出液を合し、i’ll 澄な油まで蒸発させた 。杉油をクロマトグラフィー(/リカゲル、4 1のヘキサン、酢酸エチル)に 付し、白色泡沫物としてli己己巳化合物0175g(収率62%)を得た。
NMR (CDCl2):6 7. 35〜7. 10 (5H. m) 、  5. 80〜5. 55 (1B。
nl) 、5.09 (1)1,d) 、5.00 (IH,s) 、4.62  (LH.d(br)) 、4.45 (18。
dd) 、3.95 (IH.dd) 、2.87 (2H,d) 、2.70  (IH,n) 、2.46 (IH,m)、2、21 (2H,m) 、1. 90 (ILm) 、1.、31 (911,s)MS (DCr/NH3): m/z : (M+NH4)363.3;307.2;290、 2 ; 24 6. 2 : 154. 1 ; 120. 1f)(3R,5S)−((1’ S)−(t−ブチルオキシカルボニル)アミノ−2゛−フェニルエチル)−3− プロピル−テトラヒドロフラン−2ーオン メタノール5ml中、実施例1(e)のラクトン0.175g(0。
507ミリモル)の溶液に、10%Pd/活性炭0.020gを導入した。水素 ガスを該溶液を通して1時間バブルし、ついで該溶液を水素雰囲気下で12時間 維持した。該混合物をセライト床を介してメタノールで濾過し、溶媒を蒸発させ 、白色固体として標記化合物0.166g (収率94%)を得た。
NMR (CDC I 1) :6 7.20〜7.05 (5H,m) 、5 .37 (1111,d)、4、35 (LH.dd) 、3.70 (LH, dd) 、2.73 (2H.d) 、2.48 (LH,m)、2、15 ( LH,m) 、1.76 (IH,m) 、1.58 (IH,m) 、1.4 1〜1.05 (12H,m)、0、 72 (3)1, t) g)(2R.4S,5S)−2−プロピル−4−(t−ブチルジメチル)/フキ シー5−(t−ブチルオキシカルボニル)アミノー6−フエニルヘキサン酸 実施例1 (f)のラクトン0.166g (4,5ミリモル)を1,4−ジオ キサン2mlおよび蒸留水1mlに溶かした。この混濁溶液に、INのNa08 0.523m1 (1,1当41)を5分間にわたって滴下した。滴下後、該溶 液は清澄となり、30分後に該反応物を10%クエン酸溶液でクエンチした。該 溶液をジエチルエーテル(3X)で抽出し、合した有機抽出液を水で1回洗浄し 、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、白色泡沫物0.197gまで蒸発させた 。
該白色泡沫物を25°Cにてジメチルホルムアミド1..5ml中に撹拌し、こ の溶液にtert−ブチルジメチルシリルクロリド0.407g(5当jI)お よびイミダゾール0.367g (10当jl)を加えた。該混合物をアルゴン 下で16時間撹拌し、10%水性クエン酸で希釈し、ジエチルエーテル(3×) で抽出した。合しに有機抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネ/ラムで乾燥し、濾過 し、油まて蒸発させた。
得られた油を、テトラヒドロフラン9ml、酢酸9mlおよび水3ml中に3時 間撹拌した。THFを真空下にて蒸発させ、残りの溶液を水で希釈し、ジエチル エーテル(3×)で抽出した。合した有機抽已液を硫酸マグネシウムで乾燥し、 濾過し、蒸発させて白色泡沫物を得、それをクロマトグラフィー(シリカゲル、 50:1のジクロロメタン:メタノール)に付した。標記化合物を白色固体0゜ 135g (,59%)として単離した。
NMR(CDC] s) : 6 7.35〜7.08 (5H,m) 、 4 .70 (IH,d) 、3.91 (IH,dd) 、3.70 (2B、m ) 、2.95〜2.60 (2H,m) 、2.42 (2H,m)、1.7 0 (IH,11) 、1.51 (2H,+n) 、IJ5〜1.10 (1 2H,m) 、0.90 (9H,s)、0、79 (3H,t) 、0.07  (6H,d)MS (DCI/NHり : (M−?−H) + 480.4 ;441.3;424.3+380、3 ; 362.3 : 322.2 、 248.2実施例2 工程1 (e)におけるアワルブロミドの代わりに、(a)メチルヨード、 ( b)ヘンンルブロミト、 (C)メタ7リルブロミトまたは(d)イソブチルプ ロミドのいずれかを用いる以外、実施例1に記載されている操作に従って、以下 の化合物を製造した:(a)(2R,4S、5S)−2−メチル−4−(ter t−ブチルジメチルシリルオキシ) −5−(tert−ブチルオキシカルボニ ル)アミノ−6−フェニルヘキサン酸。
(b)(2R,4S、、5S)−2−フェニルメチル−4(tert−ブチルジ メチルシリルオキシ) −5−(tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ− 6−フェニルヘキサン酸; (c)(2R,4S、5S)−2−メタアリル−4(tert−プチルジメチル ンリルオキシ) −5−(tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ−6−フ ェニルヘキサン酸;および(d)(2R,4S、、5S)−2−インブチル−4 −(tert−ブチルジメチルシリルオキシ) 5 (tert−ブチルオキ7 カルボニル)アミノ−6−フェニルヘキサン酸 実施例3 (2R,4S、3S)−2−アリル−4−(t−プチルジメチルン「ノルレオキ シ)−5−(t−)゛チルオキシーカルボニル)アミン−6−フェニルヘキサン 酸の製造 工程1 (f)の水素化を省略する以外、実施例1の操作に従って標記化合物を 製造した。
実施例4 (2R,4S、5S)−2−プロピル−4−ヒドロキシ−5−(ペンジルオキシ カルボニルーアラニル)アミノ−6−フェニルヘキサライルーバリル−バリンメ チルエステルの製造a)(2R,4S、5S)−2−プロピル−4−(j−ブチ ルジメチルシリルオキ/)−5−(t−ブチルオキシカルボニル)アミノ−6− フェニルヘキサ/イル−バリル−バリンメチルエステルアルゴン下、−40℃で テトラヒドロフラン1ml中、実施例1(g)の酸0.080g (0,1ロア ミリモル)の溶液に、N−メチルモルホリン0.027m1 (0,2,5ミリ モル)およびインブチルクロロホルメート0022m1 (0,1ロアミリモル )を加えた。
−40°Cで15分間撹拌した後、N−メチルモルホリン0,027m1 (0 ,00025モル)およびバリンバリンメチルエステル塩酸塩0.049g ( 0,183ミリモル)を加えた。該混合物を25℃に加温し、アルゴン下で14 時間撹拌した。
該混合物を酢酸エチルで希釈し、5%のHCI、5%の水性炭酸水素ナトリウム および飽和水性塩化ナトリウムで連続的に洗浄した。
有機層を硫酸マグネ/ラムで乾燥し、濾過し、白色の半固体残渣まで蒸発させた 。
該残渣をクロマトグラフィー(シリカゲル、2o:1のジクロロメタン:メタノ ール)に付し、白色泡沫物として標記化合物0.073g (63%)を得た。
NMR(CDCl s) :67,32〜7.05 (5H,m) 、 6.6 8 (2H,d)、6.29 (IH,d) 、5.30 (1B、d) 、4 .73 (IH,d) 、4.50 (2B、m) 、4.15〜3.72 ( 5H,m) 、3.63 (3H,s) 、2.71 (ll’l、m) 、2 .30〜[1,65(38H。
m) 、0.10 (6H,d) MS (DCI/NH3): (M−H) 692.7:592.5:57g、 5:331、2 ; 257.2 ; 231.2 ; 216.2 : 12 0.1 ; 72.1b)(2R,4S、5S)−2−プロピル−4−(t−ブ チルジメチル)シロキシ−5−((ペンジルオキジーカルボニル)アラニル)ア ミノ−6−フェニルヘ牛す/イルーバリルーバリンメチルエステル実施例4(a )の化合物0.073g (0,106ミリモル)を、トリフルオロ酢酸(ニー ))1ml中で5分間撹拌し、メタノールで希釈し、2m17)′a塩酸で処理 した。溶媒を真空下で除去し、白色泡沫物としてその塩酸塩0.071gを得た 。
−40℃でテトラヒドロフラン2ml中、CbZ−アラニン0゜014g (0 ,0613ミリモル)の溶液に、N−メチルモルホリフ0.009m1 (1, 5当量)およびインブチルクロロホルメート0.008m1 (1当量)を加え た。該混合物を一4o″Cにて15分間撹拌し、ついてN−メチルモルホリン0 .009m1 (1,5当量)および前に製造した塩酸塩0.035g (0, g当量)を添加した。該混合物を25°Cに加温し、アルゴン下で14時間撹拌 した。
該反応物を酢酸エチルで希釈し、5%のHCI、5%の水性炭酸水素ナトリウム および飽和水性塩化ナトリウムで連続的に洗浄した。
有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、白色固体まで蒸発させ、それをク ロマトグラフィー(シリカゲル、40:1のジクロロメタン メタノール)に付 し、白色固体として標記化合物0.020g(45%)を得た。
NMR(CDCL):δ 7.40〜7.12 (IOH,m) 、6.61〜 6.40 (2H。
m) 、5.15 (2H,c) 、4.52〜3.73 (3H,m) 、3 .62 (3H,d) 、2.80(ILm) 、2.12 (2H,m) 、 1.55 (2H,m) 、1.21 (IH,d) 、0.98〜0.65  (32H,m) 、0.10 (6)1.d)MS (FAB): (M−LH )÷ 797.8c)(2R,4S、5S)−2−プロピル−4−ヒドロキシー 5−((ベンジルオキシカルボニル)アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサラ イルーバリル−バリンメチルエステル 実施例4(b)の化合物0.020g (0,0251ミ’)モル)feトリフ ルオロ酢酸に−ト)1mlに溶かし、10分間撹拌した。
該溶液をジクロロメタンで希釈し、5%の水性炭酸水素ナトリウムと共に振盪し た。有機層を除去し、水で洗浄した。溶媒を真空下で除去し、得られた白色固体 をジエチルエーテルでトリチユレートし、白色泡沫物として標記化合物0.01 3g(76%)を得た。
NMR(DMSO−d、):δ 8.18 (11(、d) 、7.61 (L H,d)、7.53 (IH,d) 、7.38 (5F1.m) 、7.19  (5H,m) 、5.04 (2H,s) 、4.88(IH,d) 、4. 30〜4.04 (3H,m) 、3.81 (IH,d) 1.3.60 ( 3H,s)、2.82 (LH,m) 、2.05 (IH,m) 、 1.8 9 (LH,m) 、1.55〜1.20 (3H,m)、1、20〜1.05  (31m) 、0.95〜0.71 (16H,a+)MS (DCI/NH ,): (M÷H)÷683.6.665.6.575.5.549、5.53 1.4.461.3.357.3.3393.3272.257.2.231. 2.216.2.132.1 実施例5 (2R,4S、5S) 5 (tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ−6 −フェニル−4−ヒドロキシ−2−(1−プロピル)−(1−オキソ)へ4−ン ルーバリルーバリンメチルエステル(7)fJ 4J施例4 (a )の操作に 従って、バリルバリンメチルエステルを実施例1 (g)の化合物でアシル化す る。得られた生成物を、テトラヒドロフラン中、テトラブチルアンモニウムフル オリドで処理し、標記化合物を得る。
NMR(CDCI3):67.18 (5E、m) 、6.31 (LH,d)  、6.26(IH,d) 、4.83 (IH,q) 、4.51 (ILm ) 、4.16 (IH,m) 、3.69 (3H。
s) 、2.84 (2H,d) 、2.48 (IH,m) 、2.16 ( 2H,m) 、1.63 (4Lm)、1.31 (9H,s) 、1.28− 1,14 (7H,01) 、0.83 (12H,+n)MS (FAB): m/z 578.2(M+H)”、478.2.391. l。
345、1.231.1.132.0.91.0.72.1.57.1実施例6 前記の詳細な操作により、特に実施例4に従って、実施例1 (g)の化合物の カルボキシル基を、バリルバリンメチルエステルまたはバリンアミドの適当な塩 酸塩と反応させ、アミ7基を脱保護し、Cbz−アラニンまたはCbz−アラニ ルアラニンでア/ル化し、t−ブチル/メチルノリル−保護基を除去し、以下の 個々の化合物を得た。
a)(2R,4S、5S)−2−プロピル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオ キ7カルポニルーアラニルーアラニル)アミノ−6−フェニルヘキサライルーバ リルバリンメチルエステルNMR(DMSO−d、):68.[14(IH,d ) 、7.88 (ILd)、7.57 (2)1.dd) 、7.45 (l H,d) 、7.28 (5H,n) 、7.16 (5Lm)、5.02 、 (2H,s) 、’ 4.85 (LH,d) 、 4.30〜3.99 (4 H,m) 、 3.83 (IH,m) 、3.59 (3H,s) 、2.8 2 (2E、dd) 、2.61 (2H,m) 、2.04 (1111,m )、L87 (IH,ra) 、1.3 (2Lq) 、1.15 (10H, m) 、0.82 (16B、Ill)MS (F AB) : m/ z 7 54.7 (M’−、H) ’、7367.623.6.524、5.489. 5.390.4.309.2.24B、3.231.3.1551b)(2R, 4,S、5S)−2−プロピル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカルボ ニル−アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサライルーバリルアミド NMR(DMSO−cl、): 67.50 (2H,dd) 、7.34 ( 5H,m)、7.16 (5H,m) 、6.96 (1)(、m) 、5.0 2 (2H,s) 、4.89 (IH,d) 、4.04(2H,m) 、3 .82 (IH,m) 、2.81 (IH,m) 、2.63 (IH,m)  、145 (IH。
m) 、1.49〜1.21 (3H,m) 、1.14 (7H,m) 、0 .79 (3H,t) 、0.72(2R,4S、5S) −2−アリル−4− ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカルボニル−アラニル)アミノ−6−フェニ ルヘキサライルーバリルアミドの製造 実施例4の操作に従い、実施例3の化合物のカルボキシル基をバリンアミドの塩 酸塩と反応させ、アミ7基を脱保護し、Cbz−アラニンでアシル化し、t−ブ チルジメチルシリル−保護基を除去し、標記化合物を得た。
NMR(DMSO−d8):67.56 (2B、dd) 、7.37 (6H ,m)、7.20 (5H,m) 、 6.98 (IH,s) 、5.67  (ILm) 、5.05〜4.88 (4H,ra)、4.09 (2H,dd ) 、3.86 (IH,m) 、2.84 (lLdd) 、2.61 (2 H,m)、2、20 (IH,m) 、2.03〜1.78 (2H,m) 、 1.40 (2B、m) 、1.1+ (3H,s)、0.84 (2)(、m ) 、0.72 (8H,m)実施例4 (a)の操作に従って、バリンアミド またはバリルバリンメチルエステルを実施例3の化合物でアシル化した。得ちれ た生成物を、テトラヒドロフラン中、テトラブチルアンモニウムフルオリドで処 理し、標記化合物を得る: a)(2R,4S、5S)−5(tert−ブチルオキシカルボニル)アミン− 6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−(アリル)−(1−オキソ)ヘキシル−バ リンアミド NMR(CDC1,):67.16 (5H,m) 、5.62 (l)I、m ) 、5.11(IH,d) 、4.89 (2H,m) 、4.06 (IH ,dd) 、3.54 (2H,m) 、2.91(IH,m) 、2.79  (2FI、d) 、2.28 (IH,a+) 、2.04 (IH,m) 、 1.59 (2Ldd) 、1.31 (9)1. s) 、0.84 (6H ,dd)MS (FAB):m/z 362.0(M’−H)’、246.01 2280.1g6.1.148.0.117.05102.9.91.0.72 .0.57.0b)(2R,4S、5S) 5−(tert−ブチルオキシカル ボニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−(アリル)−(1−オキ ソ)へキンルーバリルバリンメチルエステル実施例9 前記の詳細な操作により、特に実施例4に従って、実施例2(a)の化合物のカ ルボキシル基を、バリンメチルエステル、バリル−バリンメチルエステル、バリ ンアミド、バリル−バリンアミド、バリノールまたはパリルーバリノールの塩酸 塩と反応させ、アミノ基を脱保護し、Cbz−アラニン、CbZ−アラニルアラ ニン、Cbm−アラニンまたはプロパン酸でアンル化し、t−ブチルジメチルシ リル−保護基を除去し、以下の個々の化合物を得た。バゾ/−ルはトリエチルア ミンおよび無水酢酸で処理することにより常法にてアセチル化され、酸は対応す るメチルエステルをメタ/−ル性水酸化カリウム水溶液で加水分解することによ り生成される。カルボベンジルオキシ基は5%パラジウム/炭素を用いる通常の 水素化分解により除去される。
a)(2R,4S、5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(7ラニルアラ ニル)アミノ−6−フエニルヘキサツイルーハリルハリンメチルエステル b)(2R,4S、5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキ シカルボニル−アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサライルーバリルバリンメ チルエステル NMR(CD、OD/CDCl:δ 7.12 (IOH,m) 、4.93  (2H。
s) 、4.28 (LH,d) 、3.97 (2H,m) 、3.80 ( 2H,m) 、3.59 (3H,s)、3.42 (IH,m) 、2.72  (2H,n) 、2.43 (lH,dd) 、2.10〜1.79 (2[ 1,m)、1.61〜l、27 (2H,m) 、1.13 (3H,d) 、 0.93 (3■、d) 、Q、7g(12Ld)c)(2R,4S、5s)− 2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカルボニル−アラニル)ア ミノ−6−フェニルヘキサライルーバリルメチルエステル NMR(CDCI s) :δ 7.34〜7.14 <LQH,m)、6.3 9 (IL d)、6.43 (LH,d) 、5.37 (IH,d) 、  5.08 (2EI、s) 、4.48 (lH,dd)、4.19 (2H, m) 、4.00 (LH,a+) 、3.75 (1B、m) 、3.71  (311,s) 、2.90(2)1.d) 、2.64 (1)1.m) 、 2.11 (IH,m) 、1:87 (LH,m) 、1.65 (2H。
m) 、1.28 (3H,d ; J=7.0Hz) 、1.10 (3H, d : J=7.0Ez) 、0.88 (6H。
dd) MS (DCI/NH3):m/z 556(\1−H)’:d)(2R,4S 、5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−プロパノイルアミノ−6−フェニ ルヘキサノイル−バリルバリンメチルエステル NMR(CD、○D/CDCl、):67.24 (5H,a) 、4J9 ( IH,d: J=5.63)1z) 、4.14 (IH,d : J=7.9 Hz) 、4.03 (LH,m) 、3.74 (3H。
s) 、3.57 (IH,m) 、2.92 (LH,dd) 、2.80  (IH,dd) 、2.62 (IH,m)、2.17 (3H,m) 、2. 04 (IH,m) 、1.71 (IH,m) 、1.49 (LH,m)、 1.08 (61m) 、0194 (12H,m)MS (DCI/NH3) :m/z 506(M÷H);e)(2R,4S、5S) 2−メチル−4−ヒ ドロキシ−5−(ベンジルオキ7カルボニルーアラニル)アミノ−6−フェニル ヘキサライルーバリルアミド NMR(CD、○D/CDCl、):67.34〜7.15 (IOH,耐、5 .06 (2B、s) 、4.13〜3.94 (3H,o+) 、3.54  (IH,+n) 、2.82 (2H,m)、2.58(LH,m) 、1.9 7 (IH,m) 、1.55 (LH,m) 、1.46 (IFi、m)  、1.22(3H,d : J=7.2)1z) 、1.02 (3)1.d  : J=7.1Hz> 、0.86 (6B、t)MS (FAB):m/z  541.4(M−H)”:f)(2R,4S、5S)−2−メチル−4−ヒドロ キシ−5−(ベンジルオキシカルボニル−アラニルアラニル)アミノ−6−フェ ニルヘキサライルーバリルアミド MS (FAB):m/z 612.3(M+H)”NMR(DMS○−ds)  : 6 7J8〜7.17 (IOH,m) 、5.02(2Ls)、4.2 4 (ya> 、4.04 (m) 、2.80 (m) 、2.60 (m)  、1.48(LH,i) 、1゜19 (liH,m) 、0.91 (3H ,d) 、0.74 (6H,dd)g)(2R,4S、5S)−2−メチル− 4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキ7カルボニルーアラニル)アミノ−6−フ ェニルヘキサ/イル−バリノール NMR(CD、○D/CDCl、):δ 7.35〜7.21 (IOH,m) 、5.09 (2H,s) 、4.14 (IH,m) 、3.98 (IH, m) 、3.57 (4H,m) 、2.89(2H,i) 、2.55 (I H,m) 、1.83 (if(、I++) 、1.69〜1.44 (21m )、1、25 (38,d ; J=7.0Hz) 、1.07 (3H,d  : J=6.9Hz) 、0.88 (6H,m)MS (F、AB) :m/ z 528.3(M−H)’;h)(2R,4S、5S)−2−メチル−4−ヒ ドロキシー5−(ペンジルオキシ力ルポニルーアラニルーアラニル)アミノ−6 −フェニルヘキサライルーバリノール MS (FAB)’:m/z 599.3(M−H)”NMR(CD so D / CD Cl s) : 6 7.35”−7,21(10)!1m)、5、 12 (2H,s) 、4.27 (IH,m) 、4.16〜4.00 (2 B、m) 、3.58 (4B、m)、2.93 (l)l、dd) 、2.8 1 (IH,dd、) 、2.56 (111]、m) 、1.84 (LH, m)、1.67 (LH,m) 、1.55 (IH,m) 、II4 (3H ,d : J=7.1Hz) 、1.26 (31(。
d: J=7.1Hz) 、0.91 (38,d : J=8.7Hz) 、 0.86 (3H,d : J=6.81(z)i)(2R,4S、5S)−2 −メチル−4−ヒドロキシ−5−((メトキシカルボニル−アラニル)アミノ− 6−フェニルヘキサライルーバリルバリノール NMR(CD、○D/CDCl :δ 7.15 (5H,m) 、3.90( 3H,m)、3.62〜3.48 (4H,m) 、3.59 (3H,s)  、 2.84(l)l、dd) 、2.71(1i1.dd)、2.54 (1 ,H,m) 、1.93 (l)1.m) 、1.80 (IH,m) 、1. 62 (IH,m) 、1.39(1B、+n) 、i、15 (3H,d)  、0.98 (3H,d) 、 0.83 (12H,m)j)(2R,4S、 5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカルボニル−アラ ニル)アミノ−6−フェニルヘキサノイル−(0−アセチル)バリノール NMR(CDC]3):67.33〜7.17 (10B、m) 、6.71  (IB;d)、6.11 (IH,d) 、5.50 (IH,d) 、5.0 7 (2H,s) 、4.30〜3.90 (6FI、m)、3.68 (1) !、m) 、2.410 (2t(、m) 、2.58 (ILm) 、2.’ 01 (3H,s) 、1.78(IH,m) 、 1.62 (2)]、m)  、 1.27 (3H,d : J□6.9Hz) 、 1.07 (3)1 .d;J=6.9Elz) 、0.88 (6H,t)k)(2R,4S、5S )−2−メチル−4−ヒドロキシー5−(ベンジルオキ7カルボニルーアラニル アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサノイル−(0−アセチル)バリノールM S (FAB) :m/z 641.4 (M−L−H) ”NMR(CD、O D/CDCl、):67.33〜7.12 (10Lm)、5.10 (2H, s) 、4.1’7−3.95 (5H,m) 、3.87 (IH,m) 、 3.53 (LH,m)、2.90 (ILdd) 、2.79 (IH,dd ) 、2.02 (3H,s) 、1,83〜1.61(2)1.m)、1.4 9 (1B、m) 、 ]、57 (3B、d : J=7.1)Iz) 、  1.09 (3H,d : J=7.1Hz) 、0138 (3H,d; J =6.9Hz) 、0.71 (6H,t)1)(2R,4S、5S)−2−メ チル−4−ヒドロキシー5−((メトキンカルボニルーアラニル)アミ/−6− フェニルヘキサライルーバリル−(O−アセチル)バリノールNMR(CD、○ D/CDCl、) 67.08 (5L m) 、4.07〜3.83(5Lm ) 、3.52 ’(3)1.s) 、3.43 (LH,m) 、2.74  (2H,m) 、2.46 (IH。
@) 、i、9] (3H,s) 、1.83 (11(、l11) 、 1. 67 (1)!、m) 、1.55(ILm)、1.33(1)1.m)、 1 .13 (3H,d; J=7.0Hz) 、 0.91 (3H,d; J= 6.902) 、ンジルオキシカルポニルーアラニル)アミノ−6−フェニルヘ キサライルーバリル−(0−アセチル)バリノールNMR(CD、○ D/CD Cl、) : 6 7.35〜7.10 (IoH,+o) 、5、a5 (2 F1.s) 、 4.17〜3.135 (6B、+n) 、 3.52 (I H,n) 、2.83 (2H,11)、2.55 (1)1.m) 、2.0 0 (3H,s) 、2,001.74 (2H,m) 、1.6.1 (1B 、11)、1.46 (II(、m) 、l 22 (3H,d ; 、h6. 74Ez) 、 1.00 (3)1.d : J=6.90Hz) A 0、88 (12H,m) n) (2R,4S、5S)−5−(カルボベンジルオキシ−アラニルアラニル )アミ/−6〜フェニル−4−ヒドロキシ−2−メチル−(1−オキソ)ヘキシ ルーバリン 実施例10 (2R,4S、5S)−2−ベンジル−4−(tert−ブチルジメチル)−ン ロキシー3 (tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ−6−フェニルヘキ サン酸、実施例2(b)の化合物を用い、実施例4および9に記載の一般操作に 従って、以下の個々の化合物を製造した:a)(2R,4S、5S)−5−(カ ルボヘンシルオキシ−75ニー ルアラニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒド ロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)ヘキシル−バリンメチルエステル:b) (2R,4S、5S)−5−(カルボベンジルオキシ−アラニル)アミ7〜6− フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(]−オキソ)ヘキシル−バリンメ チルエステル:c)(2R,4S、5S)−5−(カルボベンジルオキシ−アラ ニルアラニル)アミ7−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1− オキシ)へ牛シルーバリンアミド;d)(2R,4S、5S)−5−(カルポベ ンジルオキシーアラニルンアミ/−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジ ル−(1−オキソ)ヘキフルーバリン了ミド NMR(DMF−d、):δ 7.31 (IH,dd) 、6.98(15) !、m)、6.59 (IH,brs) 、4.81 (2)1.d) 、3. 92 (LH,m) 、3.71 (IH,q)、3.42 (ILm) 、2 .29 (2H,m) 、 1.71 (IB、m) 、1.32 (2)1. s) 、0.97(3H,d) 、0.52 (6H,m)MS (FAB)  :m/z 61フ、5 (M−”H) ”、 600.5、550.8.522 、8.492.5.385゜l、 355.2.33Pi、 5.3291.3 09.1.21+1.2.251、3.233.1.177、1.157.1  :e)(2R,4S、、5S) 5 (カルボヘンシルオキシーアラニル)アミ ノ−6−フェニル−4−ヒドロキソ−2−ヘンシル−(1−オキ゛/)へキシル ーバリ/−ル。
f)(2R,43,5S)−5−(カルボベンジルオキシ−アラニルアラニル) アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキシ)へ牛シ ルーバリン; g)(2R,4S、5S) −5−(tert−プチルオキシ力ルポニノリアミ ノ−6−フェニルー4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)ヘキシル− バリルバリンメチルエステルNMR(CDC1,/CD、OD):δ 7.16  (lOLm) 、5.07 (IH。
d) 、4.27 (IH,d) 、3.92 (ILd) 、3.68 (3 H,s) 、3.:13 (2L+e)、2、73 (obsc、水) 、1. 96 (2Lm) 、1.63 (2H,l11) 、 1.28 (9E、s )、0、79 (12H,m) MS (FAB):m/z 626J(M+H)”、526.3.439.2. 231、1.155.0.132.0.119.0.103.0.91.0.7 2.1.57.1h)(2R,4S、 5S)−5−(tert−ブチルオキシ カルボニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オ キソ)へ牛シルーバリンアミド NMR(CD、OD):δ 7J7 (IH,d) 、 7.12 (lOLm ) 、5.81(IH,d) 、 3.98 (IH,m) 、 3.57 ( IH,q) 、 2.69 (5H,mン 、 1.89 (1)1゜m) 、 1.58 (3H,m) 、1.26 (9)1.s) 、0.71 (6H, dd)MS (F A B) : m/ z 512.3 (M=H)’、49 4.3.456.2.412.2.357、2.291.1.2731.255 .1.1B1.1.1201.1021.72.1:1)(2R,4S、5S) −5−(カルボベンジルオキシ−フェニルアラニル)アミノ−6−フェニル−4 −ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)へキンルーバリルバソ/−ルMS  (FAB):m/z 779.4(M−H)”、7i51.4.8713.5 772.3g6.2.296.1.278. l、242.3.203.2 : D (2R,4S、5S)−5−(tert−ブチルオキシカルボニル)アNM RCCDs○D):δ 7.20 (10H,m) 、6.46 (IB、d)  、6.20ぐ1[(、d) 、 4.71 (ILd) 、 3.94 (2 H,m> 、 3.55 (4H,m) 、3.17 (18゜del) 、2 .61 (4I(、l11) 、2.03 (it(、n+) 、1.88 ( ,3H,m)、1.213(9H,s)、0、83 (12H,11) MS (FAB):m/z 59g、3(M−H)”、49B、 2.296、 l、278.1.203、1.146.01117.fl、104.0.91. 0.72.1.5γ、o:k) (2R,43,55)−5−(カルボベンジル オキシーアラニル)アミン−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−( 1−オキソ)ヘキシル−(ベンジル)アミド NMR(DMSO−da):68.14 (ILbrs) 、7.54 (IH ,d)、7、20 (2DH,m)、6.93 (2L br dd) 、4. 99 (215) 、4.84 (IB、m)、4.23 (IH,m) 、4 .01 (21m) 、3.78 (1f1.m) 、3.44 (2H,m)  、2.73(3Fl、m) 、1.52 (1[T、m) 、1.30 (2 H,m) 、1.08 (3H,d)MS (FAB):m/z 6012(M +H)’、590.2.456.1.403.1.38L 1.368.1.3 089.296.0.278.0.242.2 :1)(2R,4S、5S)− 5−(tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロ キシ−2−ベンジル−(1−オキソ)へ半シルーバυノール NMR(CD30D) : 6 7.38 (1)1.d) 、7.19 (I DLm) 、6.18(IH,d) 、3.62 (ILq) 、3.55 ( 2)1.m) 、3.20 (2La+) 、2.79 (2)1゜s) 、2 .61 (2H,m) 、1.74 (3H,m) 、1.56 (lH,a)  、1.29 (9H,s)、0.76 (6H,cld) MS (FAB):m/z 499J(M÷H)゛、4g1.3.443.3. 425J、40g、 3.3993.351.2.27B、 2.260.2. 1g3.1.1.20.1.911.721゜m)(2R,4S、、5S)−5 −(アラニルアラニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル −(1−オキソ)へキシル−バリルバリンメチルエステル NMR(CD、CD)、67.15 (10B、m) 、: 4.30 (LH ,q) 、4.19(IH,d) 、4.12 (IH,d) 、3.98(I Lq) 、3.63 (3H,s) 、2.84 (4)(。
m) 、2.53 (IH,m) 、2.01 (2H,m) 、1.58 ( 2H,m) 、1.22 (6H,dd)、086 (12H,m) MS (F、AB):m/z 682.5(M”−H)”、66g、 4.61 3.2.537.4.460、2.443.2.329.1.308.2.29 0.1.273.2 +n)(2R,4S、、5S)−5−(カルボヘンシルオ キシ−D−7ラニルーし一アラニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ− 2−ベンジル−(1−オキソ)へ半シル−(ベンジル)アミドNMR(DMSO −d、) : 6 8.06 (IH,dd) 、7.70 (IH,d)、7 .62 (1M、d) 、7.48 (IH,d) 、741〜6.86 (2 0H,m) 、4.99 (2Lq)、4、20 (2H,m) 1.4.05  (2H,m) 、3.73 (II(、m) 、3.48 (IH,d)、3 .30 (LH,m) 、2.79 (2H,m) 、2.58 (2H,m)  、1.63 (2H,m) 、1.16(31d) 、0.98 (3L d )MS (FAB) :m/z 679.1(M+H)” 、 661.1 、 527.2 、456.1.403、1.386.1.3f+8.1.296. 1.278.1 +o)(2R,4S、、5S)−5−(カルボベンジルオキシ −フェニルグリシル−アラニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2− ベンジル−(1−オキソ)へキシル−(ベンジル)アミドNMR(CDCI3/ CD、OD):67.65 (IH,d) 、7.41〜7.01(25H,m ) 、6.91 (LH,d) 、6.90 (IH,d) 、6.54 (1 ,EI、d) 、5.11(IH,d) 、5.08 (2H,s) 、4.4 1〜4.29 (LH,m) 、4.25〜4.17(IH,t)、4.15〜 3.92 (2H,m) 、 3.62 (IH,m) 、 3.00〜2.8 0 (3B、m) 、 2.79〜2.58 (3H,m) 、1.86〜1. 51 (2H,m) 、1..11 (3H,d)MS (F A B) :  m/ z 741.4 (M−H)”、723.4.2962.27g、 2. 2351.157.1.1461.119.0.1.06.1.91.1.79 .0.59. O;寒皇■土ユ 本明細書に記載の詳細な操作を用い、特に実施例4に従って、実施例2(d)の 化合物を用いて以下の化合物を製造した:a)(2R,4S、5S)−5−(カ ルボヘンシルオキシアラニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−イ ンブチル−(1−rキソ)ヘキシル−バリンアミド NMR(DMSOdJ :δ 7.49 (2H,dd) 、7.34〜7.1 0 (10)1゜m) 、6.92 (LH,s) 、4.98 (2FI、s ) 、 4.04 (2H,m) 、3.37 (2B、m)、2.74 (I H,+a) 、1.69 (3H,m) 、1.37 (4B、m) 、1.1 4 (3H,d) 、0.76(12H,a+) MS (FAB):m/z 583.1 (M=H)’;b)(2R,43,, 5S) 5−(tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ−6−フェニル−4 −ヒドロキシ−2−イソブチル−(1−オキソ)ヘキシルーバリンアミド NMR(CD30D):δ 7.71 (IH,d) 、7.18 (5H,s ) 、6.19(IH,d) 、4.12 (IH,m) 、3.64 (IH ,q) 、3.49 (IH,d) 、2.81 (1[1゜m) 、2.63  (2H,m) 、1.95 (IH,m) 、1.68 (21(、m) 、 0.97〜0.74(12H,m) 、1.26 (9H,s)MS (FAB ):m/z 478.4(M”H)”、460.4.422.3.404.3. 3g?、 3.323.2.305.2.262.2.239.2.1g6.2 .117.1.1116.1 ;c)(2R,4S、5S)−5(カルボベンジ ルオキシーアラニルアラニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−イ ソブチル−(1−オキソ)へキシル−バリルバリンメチルエステルNMR(CD C1,/CD、OD):67.59 (ILd) 、7.50(IH,d)、7 .21〜6.90 (10H,m) 、4.88 (2H,s) 、3.86  (2Lm) 、3.74 (IH,m)、3.49 (3H,s) 、2.60  (IH,m) 、IJ3 (3B、m) 、1.06 (6H,dd) 、0 .61 (18H,m) MS (FAB):m/z 768.6(MLH)”、7506.637y5. 553.4.461!、277、2.239.01185.1.93.1;d) (2R,4S、、5S)−5−(カルボベンジルオキシーアラニル)アミノ−6 −フェニル−4−ヒドロキシ−2−インブチル−(1−オキソ)へキシル−バリ ルバリンメチルエステルNMR(CDCI、/CD、OD):δ 7.51 ( IFl、d) 、7.28〜6.94(101m) 、4.92 (21(、b rs) 、4.24 (LH,a+) 、3.76 (IH,m) 、3.54 (3H,s) 、 3.38 (IH,brd) 、2.63 (2111,1 11) 、2.36 (IFI、m) 、2.04〜1.70 (2H,m)  、1.48−1.20 (2H,m) 、1.09 (3H,d) 、0.72 〜0.51(18H,m) MS (FAB):m/z 697.5(M+H)”、679.5.566、4 .492.4.467、3.432.3 実施例12 リポソーム投与単位組成物 ホスファチジルフリン(1,4g)およびホスファチジルり゛リセロール(0, 6g)を300m1の20%メタノール/クロロホルム溶媒に溶かして蒸発乾固 する。ペプチドの溶液(リン酸化緩衝生理食塩水200m1中、30mg)を該 乾燥リン脂質フィルム(こ加え、室温で1〜2時間平衡にする。つ(′Iで、生 成した1ノボ・ノーム分散液をかきまぜ、均一に混合する。得ちれた懸濁液を0 ,2μポリカーボネートフイルターを5回通して押し出し、均一なサイズ分布を 得る。要すれば、該懸濁液を透析または超遠心して非カプセル化ペプチドを除去 することができる。
K樵呵土l リポソーム投与単位組成物 ビーカー中、コレステロール(49mg)およびオレイン酸(0゜358 g) を2o〜30分間で65°Cに加温する。この温度を保持しながら、リン脂質( 1g)をゆっくりと加え、オレイン酸によるウェアティングを確実にする。40 ℃でアルギニン溶液(水3.37g中に0.22g)を少しずつ加え、十分に混 合してスラリーとする。40’Cで混合を続ける。1週間平衡にした後、ペプチ ド(150mg)を十分に混合してゲルとする。要すれば、酢酸でpHを7.0 に調整する。リン酸化緩衝生理食塩水(pH7,4)を撹拌しながろ少しずつ加 え、リポソームゲルの濃度を200mg/m Iとする。リポソームが自然に形 成する。この方法により5gのリポソーム懸濁液を得る。t=*投与単位はリポ ソーム懸濁液1gである。
実施例14 非経口用投与単位組成物 本発明のペプチド25mgを有する製剤を以下のようにして製造する。
ペプチド25mgを蒸留水15m1に溶かす。該溶液を、無菌条件下、25m1 のマルチ用量アンプルに濾過して凍結乾燥する。静脈内または筋肉的注射では、 該粉末を5%デキストロース水溶液(D15W)20mlを添加して復元する。
投与量は注射量によって決定される。さらに、この溶液は、1v点滴用に瓶また はバッグに入れるような他の投与方法にて用いるのにも適している。
夫産豊ユ五 経口用投与単位組成物 経口投与用カプセルは、ペプチド35mgを乳糖7,5mgおよびステアリン酸 マグネシウム5mgと混合し、粉砕することにより製造する。得られた粉末をス クリーニングに付し、ノ\−ドゼラチンカプセルに充填する。
以上、本発明の製造および使用方法を十分に開示した。しかじながろ、本発明は 本明細書に記載の具体例に限定されるものではなく、これらの全ての修飾も本発 明の範囲内である。
要約書 HJVプロテアーゼ抑制剤 式: %式% こ式中、 AはB、ocNHSCb+zNHSH,R’R″NSR’C0NR’、またはb およびCが0で、Yが共有結合である場合、AはH,Boc。
Cbz、R″またはR″COであり: CおよびDは、同一または異なり、Ala、β−Aja、、D−Ala、Phe 、PhgまたはVal;Xは、へ1a、Ile、LeuまたはVan;YはA  l a、lie、、Leu、V、alまたは共有結合であり:ZはCo、R”、 C0NR’R″”、COR’、CH,OR”、CH,QC(0)R”また;よH あるいはeが○で、Yが共有結合である場合、Zは○R″”またはNR’R″” であり;bScおよびeは、各々、独立して。または1である(ただし、Cとe が同時に0であることはない):(式中、R1は、独立して、C+−sA] k 、Cs−5フル’7 二A*たLtベンジルを意味する) で示される基。
R’おJ:びR”ハH;l:ハc+−sA l k :R”はH,C+−sA  I kSCs−m’/りl’フルキル、(CHりnCaHs、(CHりnC,H ,N、(CH2)n0H−(CHl)nNH,または(CH’t ) n N  HC(N H) N Htを意味するコで示される化合物は、HIV−1プロテ アーゼを抑制し、AJDsの治療において有用である。
国際調査報告

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式(I): A−(C)b−(D)c−M−(X)e−Y−Z(I)[式中、 AはBocNH、CbzNH、H、R′R′′N、R′′CONR′、またはa 、bおよびcがOで、Yが共有結合である場合、AはH、Boc、Cbz、R′ ′またはR′′COであり;CおよびDは、同一または異なり、Ala、β−A la、D−Ala、Phe、PhgまたはVal;XはAla、Ile、Leu またはVal;YはAIa、11e,、Leu、VaIまたは共有結合であり; ZはCO2R′′′′、CONR′R′′′′、COR′、CH2OR′′′′ 、CH2OC(O)R′′またはHあるいはeがOで、Yが共有結合である場合 、ZはOR′′′′またはNR′R′′′′であり;b、cおよびeは、各々、 独立して0または1である(ただし、cとeが同時にOであることはない);M は式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1は、独立して、C1−5Alk、C3−5ルケニルまたはベンジル を意味する) で示される基; R1およびR′′はHまたはC1−5A1k;R′′′′はH、C1−5Alk 、C3−6シクロアルキル、(CH2)nC8H5、(CH2)nC5H4N、 (CH2)nOH、(CH2)nNH2または(CH2)nNHC(NH)NH 2を意味する;ただし、bおよびeがOで、Yが共有結合であってDがValで ある場合、R1はイソブチル以外である」 で示される化合物またはその医薬上許容される塩。
  2. 2.XおよびYがVaIである請求項1記載のペプチド。
  3. 3.CおよびDがAlaである請求項1記載のベプチド。
  4. 4.R′がH、C1−えアルキル、アリルまたはベンジルである請求項1記載の ペプチド。
  5. 5.R1がプロピルである請求項1記載のペプチド。
  6. 6.ZがCH2OHまたはCH2OAcである請求項4記載のベプチド。
  7. 7.DがAlaで、XがValである請求項6記載のベプチド。
  8. 8.化合物が: (2R,4S,5S)−2−メチ−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカル ボニル−アラニルアラニル)アミノ−6−フェニルヘキサノイル−バリルバリン メチルエステル;(2R,4S,5S)−2−プロピル−4−ヒドロキシ−5− (ベンジルオキシカルボニル−アラニルアラニル)アミノ−6−フユニルヘキサ ノイル−バリルバリンメチルエステル;(2R,4S,5S)−5−(カルボベ ンジルオキシ−アラニルアラニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2 −ベンジル−(1ーオキソ)ヘキシル−バリンメチルエステル;(2R,4S. 5S)−2−プロピル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカルボニル−ア ラニル)アミノ−6−フェニルヘキサノイル−バリル−バリンメチルエステル; (2R,4S,5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカ ルボニル−アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサノイル−バリルバリンメチル エステル; (2R,4S,5S)−5−(カルボベンジルオキシ−アラニルアラニル)アミ ノ−6−フェニル−4−ヒドロ牛シ−2−ベンジル−(1−オキソ)ヘキシル− バリンメチルエステル;(2R,4S,5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ− 5−(ベンジルオキシカルボニル−アラニルアラニル)アミノ−6−フェニルへ 牛サノイル−バリ/ール; (2R,4S,5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカ ルボニル−アラニルアラニル)アミノ−6−フェニルへキサノイル−(O−アセ チル)バリノール:(2R,4S,5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5− (ベンジルオキシカルボニル−アラニル)アミノ−6−フユニルヘキサノイル− バリルバリノール; (2R,4S,5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(メトキシカルボニ ル−アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサノイル−バリルバリノール; (2R,4S,5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(メトキシカルボニ ル−アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサノイル−バリル−(O−アセチル) バリノール; (2R,4S,5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカ ルボニル−アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサノイル−バリル−(O−アセ チル)バリノール;(2R,4S,5S)−5−(カルボベンジルオキシ−アラ ニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ) ヘキシル−バリノール; (2R,4S,5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカ ルボニル−アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサノイル−バリノール; (2R,4S,5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(べンジルオキシカ ルボニル−アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサノイル−(O−アセチル)バ リノール; (2R,4S,5S)−5−(カルボベンジルオキシ−アラニルアラニル)アミ ノ−6−フユニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1ーオキソ)ヘキシル− バリンアミド; (2R,4S,5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカ ルボニル−アラニルアラニル)アミノ−6−フユニルヘキサノイル−バリルアミ ド; (2R,4S,5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−プロバノイルアミノ −6−フェニルヘキサノイル−バリルバリンメチルエステル; (2R,4S,5S)−5−(カルボベンジルオキシ−アラニル)アミノ−6− フェル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)ヘキシル−バリンメチ ルエステル; (2R,4S,5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカ ルボニル−アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサノイル−バリルメチルエステ ル; (2R,4S,5S)−2−プロピル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシ カルボニル−アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサノイル−バリルアミド; (2R,4S,5S)−2−アリル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカ ルボニル−アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサノイル−バリルアミド; (2R,4S,5S)−2−メチル−4−ヒドロキシ−5−(ベンジルオキシカ ルボニル−アラニル)アミノ−6−フェニルヘキサノイル−バリルアミド; (2R,4S,5S)−5−(カルボベンジルオキシ−アラニル)アミノ−6− フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)ヘキシル−バリンア ミド;または (2R,4S,5S)−5−(カルボベンジルオキシ−アラニルアラニル)アミ ノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1ーオキソ)ヘキシル− バリンである請求項1記載のペプチド。
  9. 9.化合物が: (2R,4S,5S)−5−(tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ−6 −フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)ヘキシル−バリル バリンメチルエステル;(2R,4S,5S)−5−(tert−ブチルオキシ カルボニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−(1−プロピル)− (1−オキソ)ヘキシル−バリルバリンメチルエステル;(2R,4S,5S) −5−(カルボベンジルオキシ−アラニルアラニル)アミノ−6−フェニル−4 −ヒドロキシ−2−イソブチル−(1ーオキソ)ヘキシル−バリルバリンメチル エステル;(2R,4S,5S)−5−(カルボベンジルオキシ−アラニル)ア ミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−イソブチル−(1−オキソ)ヘキシ ル−バリルバリンメチルエステル;(2R,4S,5S)−5−(アラニルアラ ニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ) ヘキシル−バリルバリンメチルエステル: (2R,4S,5S)−5−(カルボベンジルオキシ−フェニルアラニル)アミ ノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)ヘキシル− バリルバリノール;(2R,4S,5S)−5−(tert−ブチルオキシカル ボニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ )ヘキシル−バリルバリノール; (2R,4S,5S)−5−(tert−ブチルオキシカルボエル)アミノ−6 −フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)ヘキシル−バリノ ール; (2R,4S,5S)−5−(tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ−6 −フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)ヘキシル−バリン アミド; (2R,4S,5S)−5−(カルボベンジルオキシ−アラニル)アミノ−6− フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)ヘキシル−(ベンジ ル〉アミド; (2R,4S,5S)−5−(tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ−6 −フェニル−4−ヒドロキシ−2−(プロプ−2−エン)−(1−オキソ)ヘキ シル−バリンアミド; (2R,4S,5S)−5−(カルボベンジルオキシアラニル)アミノ−6−フ ェニル−4−ヒドロキシ−2−イソブチル−(1−オキソ)ヘキシル−バリンア ミド; (2R,4S,5S)−5−(tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ−6 −フェニル−4−ヒドロキシ−2−イソブチル−(1−オキソ)ヘキシル−バリ ンアミド; (2R,4S,5S)−5−(カルボベンジルオキシ−D−アラニル−L−アラ ニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒドロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ) ヘキシル−(ベンジル)アミド;または(2R,4S,5S)−5−(カルボベ ンジルオキシ−フェニルグリシル−アラニル)アミノ−6−フェニル−4−ヒド ロキシ−2−ベンジル−(1−オキソ)ヘキシル−(ベンジル)アミドである請 求項1記載のペプチド。
  10. 10.請求項1記載のペプチドと、医薬上許容される担体とからなる医薬組成物 。
  11. 11.有効量の請求項1記載のペプチドを投与することからなるHIV感染を伴 う疾患の治療方法。
  12. 12.有効量の請求項1記載のペプチドとアジドチミジンを投与することからな るHIV感染を伴う疾患の治療方法。
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