JPH04275263A - キラルα−アミノアルデヒドからの、ヒドロキシエステル、ヒドロキシアミド及びラクトン化合物の立体制御された製造法 - Google Patents

キラルα−アミノアルデヒドからの、ヒドロキシエステル、ヒドロキシアミド及びラクトン化合物の立体制御された製造法

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JPH04275263A
JPH04275263A JP3332374A JP33237491A JPH04275263A JP H04275263 A JPH04275263 A JP H04275263A JP 3332374 A JP3332374 A JP 3332374A JP 33237491 A JP33237491 A JP 33237491A JP H04275263 A JPH04275263 A JP H04275263A
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lower alkyl
hydrogen
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JP3332374A
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Ann E Decamp
アン イー.デキャンプ
Alan T Kawaguchi
アラン テー.カワグチ
Ralph P Volante
ラルフ ピー.ヴォランテ
Ichiro Shinkai
新開 一朗
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Merck and Co Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C271/00Derivatives of carbamic acids, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atom not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C271/06Esters of carbamic acids
    • C07C271/08Esters of carbamic acids having oxygen atoms of carbamate groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C271/10Esters of carbamic acids having oxygen atoms of carbamate groups bound to acyclic carbon atoms with the nitrogen atoms of the carbamate groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms
    • C07C271/22Esters of carbamic acids having oxygen atoms of carbamate groups bound to acyclic carbon atoms with the nitrogen atoms of the carbamate groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms to carbon atoms of hydrocarbon radicals substituted by carboxyl groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2602/00Systems containing two condensed rings
    • C07C2602/02Systems containing two condensed rings the rings having only two atoms in common
    • C07C2602/04One of the condensed rings being a six-membered aromatic ring
    • C07C2602/08One of the condensed rings being a six-membered aromatic ring the other ring being five-membered, e.g. indane

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  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】保護したα−アミノアルデヒドをジアステ
レオ撰択的にホモログ化して4S、5S−ヒドロキシエ
ステル生成物を得ることは、ペプチド化学の分野で久し
く追求されてきた目標である[Jurczak,J.,
及びGolbiowski,A.,Chem.Rev.
,89,149(1989)]。これらのヒドロキシエ
ステルは、ヒドロキシエチレンジペプチド等量単位(i
sostere unit) を組み込んだ、医学的に
重要な酵素(レニンとHIVプロテアーゼ)の阻害物質
の合成における中間体である[Melnick,M.J
. ら,Tetrahedron Lett, 31,
961及びその参考文献;Prasad,J,V.N.
V.,及びRich,D.H.,Tetrahedro
n lett.,31,1803(1990);Bra
dbury,R.H. ら、Tetrahedron 
Lett. 30,3845(1989);Chakr
avarty,P.K.ら、Tetrahedron 
Lett.,30,415(1989);Kempf,
D.J.,J.Org.Chem., 51,3921
(1986);Fray,A.H. ら、J.Org.
Chem.,51,4828(1986);Evans
,B.E.ら、J.Org.Chem.,50,461
5(1985);Klutchko,S. ら、Syn
thetic Commun.,19,2573,及び
その参考文献(1989);Andrew,R.G.ら
、Tetrahedron Lett.,28,653
5(1987);Mikami,K. ら、Tetra
hedron Lett.,31,3909(1990
);Nishi,T.ら、Tetrahedron L
ett.,29,6327(1988);Takemo
to,Y. ら、Tetrahedron Lett.
,31,217(1990)]。これらの4S、5S−
ヒドロキシエステル及びそれらに対応するラクトンの効
果的で立体制御された製造のために、多くの合成方法が
試みられた。しかし、所望のヒドロキシエステルの酸化
状態への1段階のホモログ化は報告されていない。通常
、4S−立体中心の制御が問題であった。
【0002】本発明は、メタロホモエノラート法による
ラクトン、ヒドロキシアミド及びヒドロキシエステルへ
の直接的で収率の高い立体撰択的な合成経路を提供する
[Fukuzawa,S.ら、J.Org.Chem.
,55,1628(1990)及びその参考文献;Ve
rlhac,J,とPereyre,M., Tetr
ahedron,46,6399(1990);Fur
stner,A.,Synthesis, 571,(
1989);Nakamura,E. ら、J.Am.
Chem.Soc., 109,8056(1987)
;Nakamura,E, ら、J.Am.Chem.
Soc., 8056(1987);Nakamura
,E. ら、J.Am.Chem.Soc., 108
,3745(1986);Nakamura,E, ら
、Tetrahedron Lett.,28,337
(1987)]。この製法の重要な有用性は、レニンを
含めたある種のタンパク質分解酵素を阻害[米国特許第
4,661,473号;Evans,B.E.ら、J.
Org.Chem.,50,4615(1985);E
vans,B.E.ら、「ヒドロキシエチレンジペプチ
ド等量体(isostere)の立体制御された合成」
Proc.Am.Pep.Symp.,9,743,(
1985)]及びヒト免疫不全ウイルス(HIV)のプ
ロテアーゼを阻害できるジアステレオマー化合物の製造
にある。プロテアーゼによるウイルスの構造タンパク質
プロセシングを中断することは感染性のウイルスが造ら
れることを阻害するので[Crawford,S.ら、
J.Virol.53,899(1985);Toh,
H.ら、EMBO.J. 4,1267(1985);
Power,M.D.ら、Science,231,1
567(1986);Pearl,L.H.ら、Nat
ure329,351(1987).又、以下をそれぞ
れ参照、U.S.S.N.236,495、328,6
45、235,841、328,644、180,50
7、236,084、328,643、597,286
、595,913、Merck case  #177
63,17763IA,17764,17764IA,
17718,17718IA,17718IB,180
25及び18236]、HIVプロテアーゼは、HIV
感染の予防又は処置を目的とする治療にとって、ターゲ
ットとなり得ると考えられてきた。
【0003】要約すると、本発明の新規な製法は、スキ
ーム1:
【化26】 のようにまとめられるが、ここでは、構造式Iのメタロ
ホモエノラートは、構造式IIのα−アミノアルデヒド
と反応してヒドロキシエステル、ヒドロキシアミド又は
ラクトンを生成する。反応は1段階で行なうことができ
て、主に構造式IIIを有する、4Sあるいは4Rのジ
アステレオマーを生成するようにできる。構造式III
 で表わされる化合物は、タンパク質分解酵素、とくに
HIVプロテアーゼ及びレニンの阻害物質の製造に有用
であり、又、式III の化合物にはそれ自身でHIV
プロテアーゼの阻害物質として有用なものもある。
【0004】本発明を以下に詳細に説明する。本発明は
、メタロホモエノラート法によるラクトン、ヒドロキシ
アミド又はヒドロキシエステル化合物への直接的で高収
率な立体撰択的合成経路を提供する。この製法はスキー
ムIで表わすように、メタロホモエノラートIをキラル
α−アミノアルデヒドIIに加えてヒドロキシエステル
、ヒドロキシアミド又はラクトンIII を生成するも
のであり、4S、5S及び4R、5S生成物の比は、ア
ルデヒドのα−アミノ保護基R1 及びR2 の性質と
メタロホモエノラートIの性質によって制御される。 スキームI
【化27】
【0005】反応温度は約−50℃ないし室温であり、
溶媒はCH2 Cl2 、トルエン、メチル−t−ブチ
ルエーテル、ジエチルエーテル、ヘキサン及びCCl4
 、あるいはこれらの組み合わせのうちから選択する。 R1 とR2 はそれぞれ独立に、 a)水素(ただしR1 とR2 の両方がHであっては
ならない) b)t−Boc、Aoc、Adc、Mcb、Mch、C
bz、Alloc、又はFmoc、 c)ベンジル、 d)低級アルキル、 e)CH3 O(CH2 CH2 O)n CO−、式
中のnは1ないし10、 f)テトラヒドロフラニルオキシ−CO−、又はg)R
−CO−、式中Rはアミノ酸又は5個までのアミノ酸か
ら成るペプチドである。 R3 は a)ベンジル、 b)シクロヘキシル−CH2 −、 c)イソブチル、 d)ベンジル−O−ベンジル−、又は e)シンナミル−;である。 R4 は a)水素、 b)R6 がカルボニルの場合にはR6 への結合、又
はc)(低級アルキル)3 Si−、t−ブチル(低級
アルキル)2 Si−である。 R5 は a)水素、 b)低級アルキル、 c)ベンジル、 d)−CH2 −フェニル−O−R9 、又はe)−C
H2 −CH=CH−フェニル−O−R9 ;である。 R9 は a)ベンジル、 b)−CH2 CH2 −O−R14、又はc)
【化28】 である。 R6 は a)−COOR7 、 b)R4 に結合してラクトンを形成する場合には、−
CO−、 c)
【化29】 d)
【化30】 式中、R12は−H又は−OH;R13は−CH2−O
−又は−CH2 −S(O)n −;ただしn=0、1
、又は2e)
【化31】 f)
【化32】 g)
【化33】 h)
【化34】 i)
【化35】 j)
【化36】 である。 R7 は a)低級アルキル、又は b)ベンジル、である。 R14は a)t−Boc、Aoc、Adc、Mcb、Mch、C
bz、Alloc、又はFmoc、あるいはb)ベンジ
ル の中から選ばれた、とりのぞくことのできる保護基であ
る。 Mは、 a)TiR8 b)Sn(R10)3 c)ZnR11 d)SmR11又は、 e)Ce(R11)2 である。 R8  は a)Clx(OiPr)3 −x、又はb)Brx(O
iPr)3−x であり、Xは0〜3の整数である。 R10は低級アルキルであり、R11はI、Br又はC
lである。
【0006】前記定義において規定した窒素と酵素の保
護基は、遊離アミノ及びヒドロキシル化合物を生成する
ためにとりのぞくことができる。したがって、R14基
が存在する場合にはいつでも、この分野に周知の方法に
よってとりのぞくことができる。さらに、環状アミナー
ル保護アセトニド(イソプロピリデンとも呼ばれる)が
R6 (c)に存在する場合にも同様にしてとりのぞく
ことができる。
【0007】本出願書に用いた「低級アルキル」は、1
ないし5個の炭素原子から成る直鎖又は分岐状アルキル
鎖を意味する。1分子内に2度以上、同じ可変部分があ
る場合はいつでも、それぞれ独立して定義される。フェ
ニルを表わすPh、エチルを表わすEt、その他Aoc
、t−Boc等は、この分野で知られるアミノ又はウレ
タン保護基である(t−Bocは、おだやかな条件下に
容易にとりのぞけるので好ましい)。PhMeはトルエ
ン、AcOHは酢酸そしてOiPrはイソプロポキシで
ある。
【0008】この新規な製法の好適な実施例において用
いる金属は、後述のスキームIIに示すようにチタンで
ある。チタンホモエノラートIVは、たとえば、市販の
エチル−3−臭化プロピオネートVから、Yoshid
a らの製法の変法によって製造する[Ochiai,
H.ら、J.Org.Chem. 53,1343(1
988);Tamaru,Y. ら、Org.Syn.
67,98(1988)]。臭化物をヨウ化ナトリウム
と反応させて、エチル−3−ヨウ化プロピオネートVI
に変える。このヨウ化物を、トルエン中で室温で1時間
、Zn−Cu結合剤を用いてメタル化し[Smith,
R.D. とSimmous,H.E.,Org.Sy
n.Collect.Vol 5,855(1973)
]、つづいて、N,N−ジメチルアセトアミドの存在下
に80℃で3時間おいて、ヨウ素亜鉛ホモエノラート類
VII を得る。反応性ホモエノラートアニオンIVは
、ヨウ素亜鉛ホモエノラートをReetz.M.T.ら
[Angew.Chem.Suppl., 1899(
1982)]の製法の変法によって、数種の塩化チタン
イソプロポキシのうちの1つとトランスメタル化して製
造する。 スキームII
【化37】
【0009】スキームIIのIVとスキームIのIIを
反応させるとジアステレオマー混合物のIII が得ら
れるが、これを有機溶媒中の酸、好ましくはトルエン中
の酢酸で処理して、ラクトン化してもよい。
【0010】ホモエノラート付加の立体撰択性は、トラ
ンスメタル化の段階でどのチタン種を用いるかに大きく
左右される。反応物の4S、5Sジアステレオマー撰択
性は、チタンホモエノラートアニオン上の塩素数がふえ
るにつれて増大した[Reetz,M.t. ら、An
gew.Chem.,Int.Ed.Engl.26,
1141(1987)]。たとえば、一連のホモエノラ
ートVIII、IX及びXに関して、4S、5Sと4R
、5Sの比は、2.8:1、9:1及び16:1であっ
た。しかし、この方法により製造したXIをホモエノラ
ートとして用いたところ、比は3.6:1で収率は18
%まで減少した。したがって、4S、5S:4R、5S
の比を高めるためには、前記スキームIIのx は2が
好ましい。亜鉛ホモエノラート中間体を用いないNak
amuraとKuwajimaの方法[J.Am.Ch
em.Soc.,108,3745(1986)]によ
って製造したホモエノラートXIの生成物は、1:5の
比で32%の収率のヒドロキシエステルであった。
【化38】 以下のスキームIII に示すこの製法の好適な実施例
では、t−Boc保護したアルデヒドXII をジクロ
ロイソプロポキシチタンホモエノラートXIIIと反応
させるが、そのあとヒドロキシエステル化合物XIV 
をXVへとラクトン化できる。 スキームIII
【化39】
【0011】ヒドロキシエステルXIV 及びラクトン
XVは、HIVプロテアーゼ阻害化合物の製造における
有用な中間体である(米国出願通し番号236,495
、328,645、235,841、328,644、
180,507、236,084、328,643、5
97,286、595,913;Merck ケース番
号17763、17763IA、17764、1776
4IA、17718、17718IA、17718IB
、18025及び18236をそれぞれ参照)。
【0012】アルデヒドIIに対しホモエノラートIア
ニオンを2倍当量用いると、最も高いジアステレオ撰択
性が得られる。ホモエノラートアニオンの量を2倍から
6倍当量に増加させるにつれて、アイソマーの比は9:
1から6:1へと減少する。[Kiyooka,S. 
ら、J.Org.Chem. 54,5409(198
9)]。2倍当量未満ではアルデヒドが不完全に消費さ
れる結果となる。したがって、アルデヒドに対するホモ
エノラートの好ましい比は、約6:1から1:1の範囲
であり、もっとも好ましくは約2:1である。
【0013】Reetz は、窒素保護基がα−アミノ
アルデヒドへの求核付加のジアステレオ撰択性に影響す
ることを示した[Reetz,M.T. ら、Ange
w.Chem.,Int.Ed.Engl.26,11
41(1987);Reetz,M.T.ら、Tetr
ahedron:Asymmetry,1,375(1
990)]。本発明の他の好適な実施例では、スキーム
IVのN,N−ジベンジルα−アミノアルデヒドXVI
 をホモエノラートアニオンXと反応させるが、これは
キレート化しないように制御された生成物XVIIの非
常に好適な形成法である(4R,5S:4S,5S>2
0:1)。したがって、大きくて、立体的障害となる窒
素保護基が4R,5Sジアステレオマー生成物の生成に
好ましく、また、より障害の少ない保護基が4S,5S
生成物の形成に好ましいと思われる。アルデヒドXVI
 は、t−Bocで保護したアルデヒドよりずっと反応
性が低かった[Chem,X.,Hortelano,
E,R.,Eliel,E.L.,J.Am.Chem
.Soc.,112,6130(1990)]。−20
℃ではほとんど反応は起こらなかった。反応は0℃では
24時間で完了した。 スキームIV
【化40】 ここに詳述した反応条件は、反応性のあるアルデヒド出
発物質のラセミ化を全く生じない。ヒドロキシエステル
又はラクトン生成物のキラルHPLCアッセイ(Pir
kle  カラム)によって、全く5Rアイソマーを検
出しなかった。本発明の新規な製法によって製造した化
合物は、すでに定義した立体構造を有するペプチドの製
造における中間体として有用である。さらに、インビト
ロ又はインビボにおいてレニン又はHIVプロテアーゼ
の阻害作用を有する化合物を、開示した製法によって直
接に製造できる。したがって、本発明の他の好適な実施
例では、HIVプロテアーゼ阻害物質として有用な構造
式XVIII :
【化41】 を有する化合物は、構造式XIX :
【化42】 のアルデヒドと構造式XX:
【化43】 のホモエノラートを反応させて製造した後に、脱保護し
て、化合物XVIIIを含むアミド及びヒドロキシルと
する(実施例3参照)。反応剤XXは、スキームV及び
実施例3にしたがって製造する。 スキームV
【化44】
【0014】前記のXVIII 等の化合物は、本発明
の新規な製法によって、高収率に、高い立体化学的純度
で製造することができる。したがって、前記のように定
義した異なったR6 基を有することをのぞけばXVI
II と同じ化合物を、この製法で製造できる。この製
法は、HIVプロテアーゼ、レニン又は他の注目するプ
ロテアーゼの阻害物質として、インビトロのテスト用の
ジアステレオマー化合物を製造するのに有用である。こ
れらの化合物の有効性をテストするためのアッセイは、
この分野で既知である。HIVプロテアーゼの場合、た
とえばVal−Ser−Gln−Asn−Tyr−Pr
o−Ile−Val又はVal−Ser−Gln−As
n−(β−ナフチル)Ala−Pro−Ile−Val
等のプロテアーゼ基質を、阻害性化合物の存在下又は非
存在下に、調製したプロテアーゼ(ウイルスから精製す
るか、合成するか又は組み換え発現で製造したもの)と
インキュベートする。切断の阻害を、たとえばHPLC
でモニターする。こうして、本製法は、タンパク質分離
とその阻害を研究するための実験室用の道具として有用
な化合物を提供する(実施例4参照)。XVIII は
、脱保護(遊離アミノ及びヒドロキシル)の形態で、H
IVプロテアーゼの阻害の測定をするアッセイで活性を
示す。
【0015】さらに、本製法により製造されたHIVプ
ロテアーゼ又はレニン阻害化合物は、薬剤用担体及び治
療効果のある量の化合物又はその薬剤用の塩から成る医
薬組成物として、このような治療を必要とする患者に投
与できる。これらの医薬組成物は、経口用懸濁剤又は錠
剤、鼻吸入スプレイ、滅菌した注射用処方、たとえば滅
菌した注射用水性又は油性懸濁剤又は坐薬の形態をとる
ことができ。この組成物は、活性のあるHIVプロテア
ーゼ阻害物質と他のあらゆる不活性担体物質に加えて、
HIV疾患の治療又は予防に有用と考えられる抗ウイル
ス物質、免疫増強因子、抗生物質又はワクチンを含んで
よい。[Marketletter,Nov.30,1
987,26−27;Genetic Enginee
ring News,Jan. 1988,Vol,8
,23]。前記組成物は、0.01ないし1グラムの活
性化合物と、同様の量の活性又は不活性の添加化合物を
含んでよい。
【0016】1日あたり0.02ないし10グラム程度
の服用量が、HIVプロテアーゼの阻害、HIVによる
感染の予防又は治療、あるいはエイズ又はエイズ関連症
候群(ARC)の治療に有用である。好ましい投与法と
しては、体重1kgあたり10ないし50mgの服用量
で1日に1回ないし3回、あるいは極端な場合には、連
続的静脈内注入が含まれる。この新規な製法を利用する
代表的な実験的工程が以下に説明される。これらの工程
は説明のためだけのものであり、本発明の新規な製法を
制限するものと考えてはならない。
【0017】実施例1 (5S)−5−[(1S)−1−(t−Boc−アミノ
)−2−フェニルエチル]−ジヒドロフラン−2(3H
)−オン ヨウ素亜鉛ホモエノラートを、エチル3−ヨードプロピ
オネート(1.06g、4.66mmol) 、製造し
たばかりの亜鉛−銅結合剤(0.49g、7.53mm
ol) 、無水トルエン(7.9ml) 及びジメチル
アセトアミド(0.79ml) を1時間室温にした後
に80℃で3時間加熱して製造した。混合物を22℃に
冷却して、過剰な亜鉛−銅結合剤を沈殿させた。メカニ
カルスターラーを入れたフラスコに、無水トルエン(1
.0ml) 、無水CH2 Cl2 (5.6ml) 
及びTi(OiPr)4 (0.34ml、1.1mm
ol) を加えた。この溶液を17℃に冷却して、Ti
Cl4 (0.36ml、3.3mmol) を(25
℃以下で)滴下して加えた。淡黄色の溶液を室温で15
分間攪拌した後、−40℃に冷却した(これより低温で
はうすい白色のスラリーとなる)。ヨウ素亜鉛ホモエノ
ラートの上澄みをカニューレによって(金属固体は吸い
上げずに)Cl3 Ti(OiPr)反応混合物に加え
た(<−20℃、暗赤色の溶液を形成した)。この結果
得られたジクロロイソプロポキシチタンホモエノラート
溶液を、−25℃で5分間攪拌した後、−40℃に冷却
した。CH2 Cl2 中のt−Boc−(S)−フェ
ニルアラニナール(0.55g、2.2mmol) 溶
液をカニューレによってホモエノラート溶液に(<−3
5℃で)加えた。反応混合物を−20℃で18〜24時
間はげしく攪拌した(TLC、30v/v %、ヘキサ
ン中のEtOAcで、cerricモリブデン酸アンモ
ニウム可視化)。水(25ml)とt−ブチルメチルエ
ーテル(35ml) の攪拌した混合物を0℃で加えて
反応を停止させた(多量の残渣が残った反応フラスコは
すべてジクロロメタンを用いてすすいだ)。混合物を(
無色の2相混合物が観察されるまで)7分間攪拌した。 水性相をt−ブチルメチルエーテル(25ml) で抽
出し、有機相を合して25mlの水、(その2倍量の)
飽和NaHCO3 、水及び塩水で洗浄した。有機相を
(MgSO4 で)乾燥させて、減圧下に蒸発させて、
白色固体のヒドロキシエステル(4S、5Sが主)を得
た。未精製ヒドロキシエステル混合物をトルエン(18
ml) と氷酢酸(0.55ml) に溶解し、2.5
時間還流加熱した。混合物を室温に冷却して、イソプロ
ピルアセテートで希釈して25mlの水、飽和NaHC
O3 、水及び塩水で洗浄した。有機相を(MgSO4
 で)乾燥し、減圧下に蒸発させて油状物質を得て、こ
れをヘキサンから結晶化すると、クリーム色の固体の標
題化合物を得た(収率82%)。4S、5Sと4R、5
Sジアステレオマーの比を、HPLC(Zorbax 
シリカゲル、順相カラム、移動相90:10ヘキサン:
イソプロパノール;U.V.検出254nm) で決定
すると16:1であった。 1H  NMR:(300  MHz,CDCl3 )
δ7.26(m,5H),4.68(d,9.8Hz,
NH),4.48(td,J=7.7,1.5Hz,C
4−H),4.01(m,C5−H),2.82−3.
02(m,C6−H2),2.51(m,C2−H2)
,2.12(m,C3−H2),1.37(s,Me3
C). 13C  NMR:δ177.3(Cl),155.9
(N−C=O),137.2(ipso),129.4
,128.7,126.8,80.0(Me3C),7
9.9(C4),54.1(C5),39.4(C6)
,28.8(C2),28.3(Me3C),24.2
(C3).
【0018】実施例2 (5R)−5−[(1S)−1−(N,N−ジベンジル
アミノ)−2−フェニルエチル]−ジヒドロフラン−2
(3H)−オン: t−Boc−(S)−フェニルアラニナールをN,N−
ジベンジル類似体に変えたことをのぞいて、実施例1で
用いたのと基本的に同様な工程を用いて、4R、5S:
4S,5Sジアステレオマーの比が20:1より大きい
標題化合物を得た。 1H  NMR:δ(300  MHz,CDCl3 
)δ7.03−7.43(m,15H),4.71(m
,C4−H),3.67(s,N−CH2 −Ph),
2.91−3.15(m,C6−H2,C5−H),2
.18−2.52(オーバーラップするm,C2−H2
,C3−H),1.75−1.91(m,C3−H).
13C  NMR:δ177.2(Cl),140.0
  および139.3(ipso),129.6,12
8.7,128.4,128.2,127.0  およ
び  126.2(para),80.8(C4),6
2.5(C5),54.4(CH2 −N),32.5
,28.2,26.5.
【0019】実施例3 N−(シス−(−)−ヒドロキシ−1−インダニル)−
5(S)−(1,1−ジメチル−エトキシカルボニルア
ミノ)−4(S)−ヒドロキシ−6−フェニル−2(R
)−フェニルメチルヘキサンアミド(前記スキームV参
照) トルエン(20ml)中のジメチル−2−ベンジルマロ
ネート1(2.1g、10mmol) と、保護したイ
ンダノール2(2.01g、10mmol) の溶液を
、還流加熱して3を得る。混合物を室温に冷却して、蒸
発乾固して、シリカゲル上でクロマトグラフィーを行い
、ジアステレオマーを分離する。THF(50ml) 
中のエステル3(3.41g、0.9mmol) の溶
液を、0℃に冷却する。リチウムボロヒドリド(0.3
9g、1.8mmol) を加えて、反応が完了するま
で混合物を0℃〜25℃で攪拌する。混合物を飽和塩化
アンモニウム水溶液にそそいで、酢酸エチル(3×50
ml) で抽出し、無水MgSO4 上で乾燥して、濾
過し、蒸発させると、粗生成物を得る。純粋なアルコー
ル4をシリカゲルクロマトグラフィーで単離する。ジク
ロロメタン(50ml) 中のアルコール4(2.81
g、0.8mmol) の溶液を、トリフェニルホスフ
ィン(2.1g、0.8mmol) と四臭化炭素(2
.65g、0.8mmol) で処理する。混合物を、
反応が完了するまで室温で攪拌した後、水(50ml)
 にそそぐ。有機相を分離し、重亜硫酸ナトリウム水溶
液(50ml、10%溶液)で洗浄し、無水MgSO6
 上で乾燥し、濾過して蒸発させ、粗残渣を得て、これ
をシリカゲルクロマトグラフィーで精製すると臭化物5
を得る。アセトン(50ml) 中の臭化物5(2.8
9g、0.7mmol) の溶液を、ヨウ化ナトリウム
(1.05g、0.7mmol) で処理して、反応が
完了するまで攪拌する。混合物を水(50ml) にそ
そぎ、ジエチルエーテル(3×25ml) で抽出する
。有機相を合して重亜硫酸ナトリウム水溶液(50ml
、10%水溶液)及び飽和NaCl溶液(50ml) 
で洗浄する。有機相を無水MgSO4 上で乾燥し、濾
過して蒸発させようと、ヨウ化物6を得る。6を、スキ
ームIIに示すように、亜鉛−銅結合剤で処理した後、
トリクロロチタンイソプロポキシドでトランスメタル化
してXXを得る。その後XXをXIX と反応させて、
スキームIII (ここではXIIIはXIV に変わ
る)及び実施例1に示すように、保護した形態のXVI
II を得る。メタノール(10ml) 中の保護した
XVIII アミノアルコール(0.545g、1mm
ol) の溶液を、室温でカンファースルホン酸(0.
023g、0.1mmol)で処理する。 混合物を、反応が完了するまで室温で攪拌した後、ジメ
チルエーテル(40ml) にそそぐ。混合物を炭酸水
素ナトリウム水溶液(25ml) と水(25ml) 
で洗浄する。 有機相を無水MgSO4 上で乾燥して、濾過して蒸発
させると、粗生成物を得て、これをシリカゲルクロマト
グラフィーで精製すると、標題化合物XVIII を得
る。
【0020】実施例4 HIVプロテアーゼ阻害アッセイ 大腸菌(Escherichia coli)中で発現
したプロテアーゼとペプチド基質[Val−Ser−G
ln−Asn−(β−ナフチル)Ala−Pro−Il
e−Val、反応開始時に0.5mg/ml]を、50
mM酢酸ナトリウム中で、pH.5.5で30℃で1時
間反応させて、阻害を調べた。1.0μΛ  DMSO
中の様々の濃度の阻害物質を25μΛのペプチド水溶液
に加えた。0.133M酢酸ナトリウムpH5.5及び
0.26%ウシ血清アルブミンに溶かした0.33nM
プロテアーゼ(0.11ng) 15μΛを加えて反応
を開始した。反応は、160μΛの5%リン酸で停止さ
せた。反応生成物をHPLC(VYDACワイドポア5
cm、C−18逆相、アセトニトリル勾配、0.1%リ
ン酸)で分離した。反応の阻害の程度を、生成物のピー
クの高さから決定した。生成化合物の定量的標準品及び
生成物組成の確認は別々に合成した生成物のHPLCで
行った。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  構造式: 【化1】 を有する約1当量のN−保護−α−アミノ−アルデヒド
    を構造式: 【化2】 を有する1ないし6当量のホモエノラートと、約−50
    ℃から室温の範囲の温度で、CH2 Cl2 、トルエ
    ン、メチル−t−ブチルエーテル、ジエチルエーテル、
    ヘキサン及びCCl4 、あるいはこれらのどれかの組
    み合わせから選択した溶媒中で反応させることからなる
    、構造式: 【化3】 を有する化合物を製造する製法[式中R1 とR2 は
    それぞれ独立に a)R1 とR2 の両方がHでないという条件で水素
    、b)t−Boc、Aoc、Adc、Mcb、Mch、
    Cbz、Alloc又はFmoc、 c)ベンジル、 d)低級アルキル、 e)CH3 O(CH2 CH2 O)n CO−、た
    だしnは1ないし10、 f)テトラヒドロフリル−CO−;またはg)R−CO
    −、ただしRはアミノ酸又は5個までのアミノ酸から成
    るペプチド R3 は a)ベンジル、 b)シクロヘキシル−CH2 −、 c)イソブチル、 d)ベンジル−O−ベンジル−、又は e)シンナミル−; R4 は a)水素、 b)R6 がカルボニルの場合にはR6 への結合、又
    はc)(低級アルキル)3 Si−、t−ブチル(低級
    アルキル)2 Si; R5 は a)水素、 b)低級アルキル、 c)ベンジル、 d)−CH2 −フェニル−O−R9 、又はe)−C
    H2 −CH=CH−フェニル−O−R9 ;R9 は a)ベンジル、 b) 【化4】 又は、 c)−CH2 CH2 −OR14; R6 は a)−COOR7 、 b)R4 に結合してラクトンを形成する場合には−C
    O− c) 【化5】 d) 【化6】 e) 【化7】 f) 【化8】 g) 【化9】 h) 【化10】 i) 【化11】 j) 【化12】 R7 は a)低級アルキル、又は b)ベンジル、 R14は a)t−Boc、Aoc、Adc、Mcb、Mch、C
    bz、Alloc、又はFmoc、あるいはb)ベンジ
    ル から選択したとりのぞくことのできる保護基、Mは、a
    )TiR8 b)Sn(R10)3 c)ZnR11 d)SmR11、又は e)Ce(R11)2 、 R8 は a)Clx(OiPr)3 −x、又はb)Brx(O
    iPr)3−x 、 Xは0〜3の整数、R10は低級アルキル、およびR1
    1はI、Br又はCl]。
  2. 【請求項2】R1 は水素又はベンジルR2 はt−B
    oc、ベンジル、又はnが1〜10であるCH3 O(
    CH2 CH2O)n Co−、又はテトラヒドロフリ
    ル−CO−、R4 は水素又は、R6 がカルボニルの
    場合にはR6 への結合、そしてMはTiR8 、であ
    る請求項1の製造法。
  3. 【請求項3】R1 は水素、R2 はt−Boc、R3
     とR5 はベンジル、R4 は水素、そしてR8 は
    Cl2 (OiPr)、である請求項2の製造法。
  4. 【請求項4】  構造式: 【化13】 を有するα−アミノアルデヒドと構造式:【化14】 を有するプロピオナートホモエノラートを反応させた後
    、得られた構造式: 【化15】 を有するヒドロキシエステルをラクトン化することから
    成る、構造式: 【化16】 を有する化合物を作るための請求項1の製法[式中、R
    3 は a)ベンジル、 b)シクロヘキシル−CH2 −、 c)イソブチル、 d)ベンジル−O−ベンジル−、又は、e)シンナミル
    、 R5 は a)水素、 b)低級アルキル、 c)ベンジル、 d)−CH2 −フェニル−O−R9 、又はe)−C
    H2 −CH=CH−フェニル−O−R9 、および R9 は a)ベンジル、 b) 【化17】 又は、 c)−CH2 CH2 −OR14]。
  5. 【請求項5】  構造式: 【化18】 を有するα−アミノアルデヒドと構造式:【化19】 を有するプロピオナートホモエノラートを反応させた後
    、得られた構造式: 【化20】 を有するヒドロキシエステルをラクトン化することから
    成る、構造式: 【化21】 を有する化合物を作るための請求項1の製法[式中、R
    3 は a)ベンジル、 b)シクロヘキシル−CH2 −、 c)イソブチル、 d)ベンジル−O−ベンジル−、又は e)シンナミル、 R5 は、 a)水素、 b)低級アルキル、 c)ベンジル、 d)−CH2 −フェニル−O−R9 、又はe)−C
    H2 −CH=CH−フェニル−O−R9 、および、 R9 は a)ベンジル、 b) 【化22】 又は、 c)−CH2 CH2 −OR14]。
  6. 【請求項6】  構造式: 【化23】 を有するα−アミノアルデヒドを構造式:【化24】 を有するホモエノラートと反応させた後、脱保護して遊
    離アミノアルコールにすることから成る、構造式:【化
    25】 を有する化合物を作るための請求項1の製法。
JP3332374A 1990-12-17 1991-12-17 キラルα−アミノアルデヒドからの、ヒドロキシエステル、ヒドロキシアミド及びラクトン化合物の立体制御された製造法 Pending JPH04275263A (ja)

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