JPH05508846A - アスパラギン酸プロテアーゼ抑制剤 - Google Patents

アスパラギン酸プロテアーゼ抑制剤

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JPH05508846A JP91512312A JP51231291A JPH05508846A JP H05508846 A JPH05508846 A JP H05508846A JP 91512312 A JP91512312 A JP 91512312A JP 51231291 A JP51231291 A JP 51231291A JP H05508846 A JPH05508846 A JP H05508846A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アスパラギン酸プロテアーゼ抑制剤 発明の背景 本発明は、アスパラギン酸プロテアーゼの、特にレトロウィルスの抑制剤である 化合物に関する。
レトロウィルス、すなわち、レトロウィルス科のウィルスは、デオキシリポ核酸 よりもむしろリボ核酸としてそれらの遺伝物質を運搬する一連のウィルスである 。また、RNA−腫瘍ウィルスとして知られているそれらの存在は、ヒトおよび 動物における広範囲の疾患と関連していた。それらは、ラウス肉腫ウィルス(R SV)、ネコ白血病ウィルス(MLV)、マウス乳癌ウィルス(MMTV)、ネ コ白血病ウィルス(FeLV) 、ウシ白血病ウィルス(BLV) 、メイジン ーファイザ−(Mason −P fizer)サルウィルス(MPMV) 、 サル肉腫ウィルス(SSV)、サル後天性免疫不全症候群(SAIDS) 、ヒ トT−リンパ球性ウィルス(HTLV−I、−■)、およびAIDS(後天性免 疫不全症候群)およびAIDS関連複合症の病因学的因子であるヒト免疫不全ウ ィルス(HIV−1、HIV−2)、ならびに他の多くのものによる感染に伴う 病理状態において原因となる因子であると思われる。その病原体は、これらの多 くの場合において、単離されているが、このタイプの感染を治療するのに満足な 方法は開発されなかった。これらのウィルスのうち、HTLVおよびHIVが特 によ(特徴付けられている。
レトロウィルスの複製に対する臨界は機能ウィルス蛋白の生産である。蛋白合成 はオーブン解読フレームの、gagSpolおよびenv解読フレームと一致す る、ポリ蛋白構築物への翻訳によって達成される。gagおよびpol前駆蛋白 は、ウィルス・プロテアーゼによって機能蛋白に処理される。HIV−1プロテ アーゼはアスパラギン酸プロテアーゼに分類された(ミータ(Meek)ら、プ ロシーディンゲス・Natl、 Acad、 Sci、 U S A) 、88 .1841 (1989))。ポリ蛋白のプロセシングの際にウィルス・プロテ アーゼによって供給される蛋白分解活性は、宿主によって供給され得す、レトロ ウィルスの生活環に必須のものである。事実、プロテアーゼを欠くかまたはその 変異形を含有するレトロウィルスが感染性を欠くことが証明されている。カド− (Katoh)ら、バイooジー(Virology) 、、 145.280 −92 (1985) 、クローフォード(Cravford)ら、ジャール・ オブ・パイクロジー(J 、 Virol、 )、53.899−907(19 85)、デボーク(Debouck) 、プロシーディンゲス・オブ・ナショナ ル・アカデミ−・オブ・サイエンシス・ニー・ニス・エイ、84.8903−6  (1987)参照。したがって、レトロウィルス・プロテアーゼの抑制は、レ トロウィルス性疾患の治療方法を供する。
イー・コリ(E、coli)におけるレトロウィルス・プロテアーゼの発現方法 が開示されている(デボーク(D ebouck)ら、プロシーディンゲス・オ ブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシス・ニー・ニス・エイ、890 3−06 (1987)およびトマセリ(Toa+asselli)ら、バイオ ケミストリー(堕−chemistry) 、29.264−9 (1990) およびそこに記載の文献)。
組換え型HIVプロテアーゼの抑制剤が報告されている(ドレイヤ−(Drey er)ら、プロシーディンゲス・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエ ンシス・ニー・ニス・エイ、86.9752−56 (1989): l−マセ リら、前掲;ロバーツ(Roberts)ら、サイエンス(Science)  、24旦、358 (1990):リッチ(Rich)ら、ジャーナル・オブ・ メデイシナル・ケミストリー(J 、 Med。
Chew、 ) 、33.1285−88 (1990);シガル(S iga l)ら、欧州特許出願第337714号ニドレイヤーら、欧州特許出願第352 000号)。さらにまた、これらの抑制剤のあるものは、HIV−1感染T−リ ンパ球の培養におけるウィルス蛋白分解プロセシングの有効な抑制剤であること が明らかにされた(ミータ(Meek)ら、ネイチャー(0:/トン)(Nat ure (London))、343−590 (1990)およびロバーツら 、前掲)。
アスパラギン酸プロテアーゼ抑制に関する現在の方法の限界は、(1)経口生物 学的利用能:(2)(例えば、胆汁分泌または分解を介する)血漿クリアランス 寿命:(3)抑制の選択性:および(4)細胞内標的の場合の膜透過性または細 胞摂取を包含する。本発明は、レトロウィルスおよびアスパラギン酸プロテアー ゼの新規抑制剤に関する。前記抑制剤と異なり、本発明化合物は切れやすい擬ジ ペプチドを有するペプチド基質の類似体ではない。さらに、本発明の化合物は、 それらが通常のアミンからカルボキシル末端への配向を有しない点でも実質的に ペプチド基質様構造から逸脱する。
発明の概要 本発明は、レトロウィルス・プロテアーゼに結合する、特許請求の範囲に示し、 かつ以下に説明する構造を有する化合物からなる。これらの化合物は、ウィルス ・プロテアーゼの抑制剤であり、ウィルスによる感染に関係する疾患の治療に有 用である。
また、本発明は前記化合物およびその医薬上許容される担体からなる医薬組成物 に関する。
さらに、本発明は治療を必要とする哺乳動物に前記抑制剤化合物の有効量を投与 することからなる、ウィルス性疾患を治療するための方法からなる。
発明の詳細な説明 本発明は、構造式: [式中、XIおよびX2は、同一または異なって、A−(B)、−であり、ここ で、n=o−2:および Bは、独立して、Ala、 Asn、 Cys、、TrpSGly%G1n5I  le%Leu、 Met。
PheSPro、 Ser、 Thr、 Tyr、 Val、Hisまたはトリ フルオロアラニンからなる群から選択されるα−アミノ酸であり、ここで、Bの アミノ基がAまたは隣接する残基Bのカルボキシ基のいずれか適当な方に結合し 、かつBのカルボキシ基が隣接する残基Bのアミノ基または該構造式のアミノ基 のいずれか適当な方に結合し;および Aは隣接する残基Bのアミン基またはn=0である場合は該構造式のアミン基に 共有結合し、 3)C+C*アルキル、 4)R3−CO−にニー”Q、R31!a)水素、 b)非置換または1以上のヒドロキシル基、塩素原子、またはフッ素原子で置換 されているC、−C,アルキル、C)非置換または1以上の置換基R4で置換さ れているフェニルまたはナフチル(ここで、R4は 1)CI−C4アルキル、 if)ハロゲンにこで、ハロゲンはF、C1、BrまたはI)、fii)ヒドロ キシル、 vf) −Co−N(Rlo)z (::テ、R”は、独立して、HまたはC1 −04アルキル); d)ピリジル、フリルまたはベンズイソキサゾリルのような5−7員のへテロ環 ): 5)芳香族環が非置換または1以上の置換基R4で置換されているフタロイル: 6)R5(R4R’C)=−CO−(:、mr、m=1、−3、Rs、、R6お よびR)は、独立して、 a)水素、 b)塩素またはフッ素、 C)非置換または1以上の塩素もしくはフッ素原子またはヒドロキシル基で置換 されているC、−C,アルキル、d)ヒドロキシル、 e)非置換または1以上の置換基R4で置換されているフェニルまたはg)5− 7員のへテロ環、または h)R5、R6およびRフは独立して結合し、多環がC,−C,シクロアルキル である単環、二環または三環式環系を形成する);7)R’(R’R’C)、W −(ここで、m=1−3、WはOCOまたはSO2、ならびにRs、Rsおよび R7は前記と同じ、ただし、R5,R8およびR7は、それらがWと隣接する場 合は、塩素、フッ素またはヒドロキシル以外である)。
8)R’−W−(ここで、R8はピリジル、フリルまたはベンズイソキサゾリル のような5−7貝のへテロm): 9)R’−W−(ここで、R9は非置換または1以上の置換基R4で1換されて いるフェニルまたはナフチル): 10)R5−(R’R’C)、−P(OXORll)−(::で、R”l;IC ,−C4フルキルまたはフェニル): 11)R”−P(OXOR”)−: または12)R’−P(OXORll)  。
R1およびR2は2同一または異なり、1)−CH2R” (ここで、R+ 2 はa)NH−A、ここで、Aは前記と同じ:b’)R5−(R6R7C)、−; c)R’ −(R’R’C)、V−(こ:で、VはOまた1tNH,ただし、R 5、R6およびR7は、それらがVと隣接する場合はヒドロキシル、塩素または フッ素以外である): d) N(Rla)2、 e)NR”R” (ここで、R+’およびRl 6は結合して、i)アゼチジニ ル、 ■)ピロリジニル、 ff1)ピペリジニル、または tv)モルホリニル を包含する4−6員の飽和窒素へテロ環を形成し)、f)R”0CHzO(ここ で、R”は f)CI−C@アルキル、 ff) R’、または 迅)CH2Ar(ここで、Arはフェニル、ナフチルまたは5〜7員のへテロ環 ))、 g)RI70CHzCHzOCHz、 h)所望により1以上の基R9で置換されていてもよいC,−C,アルキニル: または i)所望により1以上の基R9で置換されていてもよいC2−C,アルケ3)非 置換または1以上の塩素もしくはフッ素原子またはヒドロキシル基で置換されて いるC、−C,アルキル、または4)C3−0丁シクロアルキル: R l mは 1)水素、 2)CI−Cmアルキル、 3)所望により、塩素、フッ素またはNO2で置換されていてもよいフェニル、 および 4)CH202CR19 (ここで、R19はa)水素、 b)C,−C.アルキル、および C)フェニル; を意味する] で示される化合物およびその医薬上許容される塩である。
通常、真に対称的な化合物を得るには、Xl=X2およびR l = R 2で あるが、その上、その操作で、XIがX2と異なり、R1がR2と異なる擬対称 化合物を製造することが可能である。
前記のペプチド化合物はX1=X2およびR1=R2であるC2対称であるのが 好ましい。
適当には、RIおよびR2はC,−C,アルキル、フェニルC,ーC.アルキル およびC,−C,アルケニルから選択される。好ましくは、R1およびR2はベ ンジルである。
適当には、XlおよびX2はH,CbzVal、Val、BocおよびCbzか ら選択された。
適当には、RIBは水素、メチルまたはCH202CR”であり、ここでR19 はC.−C6アルキルである。
本発明の化合物は、医薬、特にレトロウィルスによる感染の治療用医薬の製造に 有用である。
さらに、R1およびR2がC + − C aアルキルまたはアラルキルであり 、XlおよびX2が単一アミノ酸またはモノ−もしくはジ−ペプチドであって、 これらの基はt−BocまたはCbZのようなペプチド合成にて一般に用いられ る通常のアシル基または遮断基により末端を置換されていてもよい、02対象ペ プチド化合物も好ましい。
本発明の化合物の医薬上許容される付加塩、複合体またはプロドラッグもまた本 発明に含まれる。プロドラッグは親薬剤を放出するいずれの共有結合した担体で あるとも考えられる。
加えて、式Iの化合物と、医薬上許容される担体とからなる医薬組成物もまた本 発明の範囲内である。
特に断らない限り、本明細書で使用する場合、「アルキル」なる語は、限定され ないが、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec− ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、1−メチルブチル、2.2−ジメチ ルブチル、2−メチルペンチル、2.2−ジメチルプロピル、n−へキシルなど を含む所定数の炭素原子の直鎖または分枝鎖アルキル基をいい;「アルコキシ− iは、架1il酸素原子を介して結合する所定数の炭素原子のアルキル基を表し :「シクロアルキル」はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シク ロヘキシルおよびシクロへブチルのような飽和環基を包含する意図であり:「ア ルケニル」は、エチニル、プロペニル、ブテニル、ペンテニル、2−メチル−プ ロペニルなどのような鎖に沿ったいずれかの安定な位置で生じ得る1以上の炭素 −炭素の二重結合を有する直鎖または分枝鎖炭化水素鎖を包含することを意味し :「アルキニルJはエチニル、2−プロピニル、2−ブチニル、4−ペンチニル 、2−メチル−3−プロピニルなどのような鎖に沿ったいずれかの安定な位置で 生じ得る炭素−炭素の三重結合を有する所定数の炭素原子の直鎖または分枝鎖炭 化水素鎖をいう。
特に断らない限り、本明細書で使用する場合は、「ヘテロ環」なる語は飽和また は不飽和のいずれかであり、炭素原子ならびにN,OおよびSからなる群から選 択される1〜3個の異項原子からなる安定な5〜7員の単環式または三環式へテ ロ環式環を表す(ここで、窒素および硫黄異項原子は所望により酸化されていて もよく、窒素異項原子は所望により4級化されていてもよく、前記のへテロ環式 環のいずれかがベンゼン環に縮合したいずれの二環式基も含む)C該ヘテロ環式 環は、安定な構造の創造をもたらすいずれの異項原子または炭素原子と結合して もよい。このようなペテロ環式基の例は、ピペリジニル、ピペラジニル、2−オ キソピペラジニル、2−オキソピペリジニル、2−オキソアゼピニル、2−オキ ソアゼピニル、アゼピニル、ピロリル、4−ピペリドニル、ピロリジニル、ピラ ゾリル、ピラゾリジニル、イミダゾリル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル 、ピリダジニル、オキサシリル、インキサゾリル、モルホリニル、チアゾリル、 キヌクリジニル、インドリル、キノリニル、インキノリニル、ベンズイミダゾリ ル、ベンゾピラニル、ベンズオキサシリル、フリル、テトラヒドロフリル、テト ラヒドロピラニル、チェニル、フリル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラ ニル、チェニル、チアモルホリニルスルホキシド、チアモルホリニルスルホンお よびオキサジアゾリルを包含する。
いずれの変数(例えば、A、B5R1,R”、・・・、R′7、ヘテロ環、置換 )工二ルなど)もいずれかの要素または式1中で1回より多ぐ生じる場合、各々 の場合のその定義は、他のすべての場合でのその定義とは独立している。また、 置換基および/または変数の組合せは、そのような組合せが安定な化合物をもた らす場合にのみ許される。本明細書で使用する約束によつて、一対のジオールは 、例えば、R6およびR7が同時にヒドロキシルである場合、炭素−酸素二重結 合と等価であることを意味する。
ペプチドを記載するのに本明細書中で用いる当該技術分野で一般に使用される他 の略語および記号は、以下のとおりである二アミノ酸 3文字記号 アミノ酸  3文字記号アラニン Ala ロイシン Leu アルギニン Arg リシン Lys アスパラギン Asn メチオニン Metアスパラギン酸 Asp フェニル アラニン Pheシスティン Cys プロリン Pr。
グルタミン Gin セリン Set グルタミン酸 Glu )レオニン Thrグリシン Gly トリプトファン  Trpヒスチジン His チロシン Tyrイソロイシン Ile バリン  Valアスパラギンまたはアスパラギン酸 Asxグルタミンまたはグルタミ ン酸 Glx慣用表現に従って、アミノ末端は左側であり、カルボキシ末端は右 側である。
全てのキラルアミノ酸(AA)はラセミ体、ラセミ混合物、または個々のエナン チオマーもしくはジアステレオマーとして存在し得、全ての異性体形が本発明に 含まれる。β−Alaは3−アミノプロパン酸をいう。BoCはt−ブチルオキ シカルボニル基をいい、CbzまたはZはカルボベンジルオキシ基をいい、1− Buはイソブチルをいい、Acはアセチルをいい、Phはフェニルをいい、DC Cはジシクロへキシルカルボジイミドをいい、DMAPはジメチルアミノピリジ ンをいい、HOBTは1−ヒドロキシベンゾトリアゾールをいい、NMMはN− メチルモルホリンであり、DTTはジチオトレイトールであり、EDTAはエチ レンジアミン四酢酸であり、DIEAはジイソプロピルエチルアミンであり、D Bじは1゜8−ジアゾビシクロ[5,4,01ウンデカ−7−エンであり、DM SOはジメチルスルホキシドであり、DMFはジメチルホルムアミドであって、 THEはテトラヒドロフランである。HFはフッ化水素酸をいい、TEAはトリ フルオロ酢酸をいう。
XlおよびX2によって記されたペプチド部分は、一般に、ジペプチドまたはそ れよりも小さい。しかし、本明細書で定義した残基を含む長いペプチドも活性で あると思われ、本発明の範囲内であると考えられる。
残基または末端基の選択は、該化合物に好ましい生化学的または物理化学的特性 を付与するのに用いることができる。親水性残基の使用は望ましい溶解度特性を 付与するのに用いてもよく、またはカルボキシ末端のD−アミノ酸はニキソペプ チダーゼに対する耐性を付与するのに用いてもよい。
式Iで示される本発明の化合物は以下のように製造することができる二アミノ保 護α−アミノホスホノイルクロリド、P!NHCH(R1)PO(OR)CI  (、mこで、Rは典型的には水素またはフェニル、R2はCbzのような保護基 である)を、エステルノエノラート、R”CHzCOzR1o’ (::で、R IO”はjPh、t−ブチルまたはベンジルのような炭化水素基である)と縮合 させて、中間体、P2NHCH(R1)PO(OR)CH(R”)Co、R”’ を4る。該エステルヲ基R100を除去して脱保護し、得られた酸を、その対応 するアシルアジドを介するクルチウス(Curtius)転位に付しくシオリ( S hiori)ら、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティ −(J、Aa+、Chem、Soc、) 94.6203 (1972)) 、 P”NHCH(R1)PO(OR)CH(RすNHR”’ (ここで、R”1は 、中間体のインシアナートをトラップするのに用いた試薬に依存し、典型的には H,COCH2PhまたはCo(t−Bu)である)を得る。これらの基は、酸 による処理または水素化分解のような、当該分野においてよく知られた方法によ り容易に除去され、p!=R1@l=Hである化合物を得る。これらの化合物は 式Iの化合物の製造用中間体として有用である。か(して、本発明は、式■:[ 式中、R1,R2およびR11は式Iの記載と同じ、P!およびRl 01はH またはアミン保護基を意味する] で示される中間化合物でもある。有用な保護基はグリーン・ティー・ダブリュ( Greene、 T、 W、 ) 、プロテクティブ・グループス・イン・オー ガニック・シンセシス(Protective Grou s in Orga nic 5ynthesis) 、シコン・ワイリー&サンズ(J ohn W iley& 5ons) 、ニューヨーク(1981)に記載されているが、他 の多くは当該分野において周知である。BocおよびCbZが典型的なアミノ保 護基である。
アミノ保護α−アミノホスホノイルクロリド、P”NHCH(R’)PO(OR )C1は、バートレットおよびケザー(B artlettおよびKezer)  、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティー、106.42 82 (1984)によって、およびドレイヤ−(D reyer)ら、欧州特 許出願EP352000によって記載されているように、対応するホスホン酸ジ エステル、P2NHCH(R’)PO(OR)2から製造サレル。ホスホ/II Iジ!スfルのP”NHCH(R’)PO(OR)2は、オレクシスジン(O1 eksyszyn)ら、シンセシス(Synthesis) 、985 (19 79)によって記載されているように、カルバミン酸ベンジルをP(OPh)s およびアルデヒドRICHOと縮合させることにより製造し、CbzNHCH( R’)PO(OPh)zを得、それを(ケザー(Kezer) 、ジャーナル・ オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティー、106.4282 (1984 );ドレイヤーら、欧州特許出願EP352000に)記載の簡単な保護基交換 により他の化合物であるP”NHCH(R’)PO(OR)zに変えることがで きる。
構造式I (R11=H)を、塩基性条件下、アルキルハライドとの反応により 、またはジアゾアルカンとの反応により構造式I 請求の範囲に記載のRI8= アルキル)に変え、一方、構造式1 (R11=アルキル)を、トリメチルシリ ルプロミド(マツクケンナおよびシュミッドハウザ−(McKennaおよびS  chmidhauser)、ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイエティー、 ケミカル・コミュニケーション(J、Chem、Soc、ChetComnun 、) 、739 (1979) )または水酸化物イオンとの反応により、また はHMPA中、プロパンチオールのような請求核原子との、またはtert−ブ チルアミン(グレイおよびスミス(G rayおよびSm1th)、テトラヘド ロン・レターズ(Tet、 Letters) 、859 (1980) )と の反応により構造式I (RII=H)に変える。構造式1 (RIl=H)は 、式:CICH,02CRI9で示される試薬との反応により構造式l(請求の 範囲に記載のR”=CHzOzCR”)に変える。
本発明の化合物は、メリフィールド(Merrifield)のジャーナル・オ ブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティ−(J、A厘、Che瓢、Soc、) 、旦互、2149(1964)の固相法によつて、または好ましくは、当該分野 で知られている溶液法によって製造される。一般に、該化合物は、中心のリン( II[)含有単位の遊離アミノ基をアシル化することにより製造する。従って、 R1−R2の場合、本発明はまた、式m: 〔式中、R1およびRl mは式■の記載と同じ]で示される化合物を、式(I V) :X’−Z[式中、XIは式Iの記載と同じ、ZはOHまたは置換可能な 活性基を意味する]で示される化合物と反応させ、所望によりいずれの保護基を 除去してもよい、式Iの化合物の製造方法にある。XIとX2が異なる場合、そ のカップリング反応は、連続的に実施される。かくして、一方のアミノ基にアミ ノ保護基を維持しながら、他のアミノ基をアシル化し、式Vの構造式、[式中、 R3はアミノ保護基を意味する]に達する。ついで、該アミノ保護基を選択的に 除去し、式Vの化合物に達する。
従って、本発明はさらに、式V: ■ で示される化合物を、x’−z (ここで、Xlは式Iの記載と同じ、ZはOH または置換可能な活性基を意味する)の化合物と反応させることからなる、式I の化合物の製造方法にある。カルボン酸の場合の適当な活性基は、酸塩化物また は臭化物のようなアシルハライド、ニトロフェニルエステルまたはN−ヒドロキ シ−スクシンイミドエステルのような活性エステル、イソブチル無水物のような 活性無水物などである。カルボジイミドまたは他のカップリング剤のような適当 な活性化剤を用いて反応を果たす(例えば、活性化が系内で起こり得る)場合、 ZはまたOHまたはカルボン酸であってもよいことは明らかである。スルホン酸 の場合の活性基は、典型的にはスルホニルハライドである。アルキル基の場合の 活性基は、アルキルハライド、アルキルスルホナートエステル、例えば、メジラ ード、トシラートおよびプロシラート、およびアルキルアセタートまたはベンゾ アートのような基である。これらの基の他の活性基はよく知られており、Xlの 選択に依存することは当業者に明らかである。
一般に、ジエイ・エム・スチュワードおよびジエイ・ディー・ヤングO,M。
S tewartおよびJ 、 D、 Young)、[固相ペプチド合成J  (Solid Phase PeptideS ynthesis) 、ピアス ・ケミカル・カンバー−−(Pierce Chemical Company )、ロックフォード、イリノイ州(1984)、またはエム・ボダンスキイ、ワ イ・エイ・クラウサーおよびエム・エイ・オンデッティ(M、 Bodansk y、 Y、 A。
K 1auserおよびM、 A、 0ndetti)、「ペプチド合成J ( Peptide 5ynthesis)、ジョン・ウイリイー・アンド・ヤング ・インコーホレイテッド(J ohn Wiley& 5ons、 Inc。) 、ニューヨーク、ニューヨーク州(1976)または「ペプチド類J (The  Peptides) 、グロスおよびマイエンホッフ7−(Grossおよび Meienhoffer)編:アカデミツク・プレス(Acad、 Press ) 、 1979、第二−■巻に開示されているペプチドの合成方法を用いて本 発明のペプチドを製造することができ、それを引用記載により本明細書中に組み 入れる。
各アミノ酸またはペプチドを、ペプチド技術において知られているように適当に 保護する。例えば、アミノ基の、特にα位での保護の場合、BOC−またはカル ボベンジルオキシ基が好ましい。ベンジル基または適当な置換ベンジル基を用い 、システィン、もしくは他のチオール含有のアミノ酸のメルカプト基、またはセ リンもしくはトレオニンのヒドロキシルを保護する。Argのグアニジンまたは Hisのイミダゾールの保護にはトシルまたはニトロ基を使用してもよ<、Ty r、 SetもしくはThrのヒドロキシル基、またはりシンのε−アミノ基の 場合、適当に置換されたカルボベンジルオキシ基またはベンジル基を用いてもよ い。カルボベンジルオキシまたはベンジル保護基の適当な置換は、クロロ、ブロ モ、ニトロまたはメチルによるオルトおよび/またはパラ位置換であり、それを 用い、保護基の反応性を修飾する。チオアルキルまたはチオアリール基によるジ スルフィドの形成によってシスティンおよび他の含硫アミノ酸を保護することも できる。Boc基以外に、保護基は、最も好都合には、緩酸処理によって除去さ れないものである。
これらの保護基は、当該分野で知られているような、接触水素添加、ナトリウム /液体アンモニアまたはHF処理のような方法によって除去される。
固相法を用いると、ペプチドは、逐次、カルボキシ末端から出発し、ペプチドの アミノ末端に向かって作用して構築される。固相合成法は、一般に、米国特許第 4,244.946号に記載されているように、保護アミノ酸のC末端をベンゾ ヒドリルアミン樹脂(BHA) 、メチルベンゾヒドリルアミン樹脂(MBHA )またはクロロメチル樹脂(CMR)のような適当な樹脂に共有結合させること によって始められる。BHAまたはMBHAの支持樹脂は、生成ペプチドのカル ボキシ末端がカルボキシアミドである場合に用いられる。CMR支持体は、一般 に、生成ペプチドがカルボキシル基である場合、そのカルボキシ末端のために用 いられるが、これはさらにカルボキシアミドまたはエステルを生成するのに用い ることができる。
ペプチドの末端アミノ基の修飾は、当該分野で一般に知られているようなアルキ ル化またはアセチル化によって行われる。これらの修飾は、ペプチドへの一体化 の前にアミノ酸について行われるか、または合成された後にペプチドについて行 われ、保護基を除去する前に末端アミノ基を遊離する。
典型的には、アセチル化は、第4級アミンの存在下、対応するアルキル酸のアシ ルハロゲン化物、無水物、または活性化エステルを用い遊離アミノ基について行 われる。モノアルキル化は、最も好都合には、シアノホウ素水素化リチウムまた はナトリウムのような緩還元剤の存在下、適当な脂肪族アルデヒドまたはケトン によるアミノ基の還元アルキル化によって行われる。ジアルキル化ならびに4級 化は、塩基の存在下、アミン基を過剰のアルキルハライドで処理することによっ て行うことができる。
ペプチドの溶液合成は、アミド結合を形成するのに使用される常法を用いて達成 される。典型的には、遊離カルボキシル基を有する保護Boc−アミノ酸を、所 望により1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)およびジメチルアミノ ピリジン(DMAP)のような触媒の存在下、N、 N’−ジシクロへキシルカ ルボジイミド(DCC)のような適当なカルボジイミド結合剤を用い、遊離アミ ノ基を育する保護アミノ酸に結合させる。保護Boc−アミノ酸の遊離カルボキ シルの活性化エステル、無水物または酸ハロゲン化物を形成させ、その後、所望 により塩基の存在下、保護アミノ酸の遊離アミンと反応させるような他の方法も また適当である。例えば、保護Boc−アミノ酸またはペプチドは、N−メチル モルホリンまたはトリアルキルアミンのような塩基の存在下、塩化メチレンまた はテトラヒドロフラン(THF)のような無水溶媒中、クロロギ酸イソブチルで 処理されて混合無水物を形成し、それを、その後、別の保護アミノ酸またはペプ チドの遊離アミンと反応させる。これらの方法によりて形成されたペプチドは、 アミン末端またはカルボキシ末端で、f法を用いて選択的に脱保護され、同様の 方法を用いて他のペプチドまたはアミノ酸と結合させることができる。ペプチド が完成した後、パラジウムまたは白金触媒の存在下での水素添加、ナトリウム/ 液体アンモニア、フッ化水素酸、トリフルオロ酢酸またはアルカリでの処理のよ うな前記方法に従って保護基を除去することができる。
エステルが、しばしば、溶液合成においてペプチドの末端カルボキシル基を保護 するのに用いられる。それらは、水性アルコール溶液中、水酸化カリウムまたは 炭酸ナトリウムのようなアルカリ金属の水酸化物または炭酸塩での処理によって カルボン酸に変換することができる。鎖酸は、前記のとおり、活性化アシル中間 体を介して他のエステルに変換することができる。
本発明のアミドおよび置換アミドは、同様の方法でペプチドのカルボン酸から製 造される。かくして、アンモニアまたは置換アミンをアミノ保護α−アミノ酸ま たはオリゴペプチドの活性化アシル中間体と反応させてアミドを製造してもよい 。DCCのようなカップリング剤の使用は、カルボン酸自体および適当なアミン から置換アミドを形成させるのに好都合である。
加えて、本発明のメチルエステルは、メタノール溶液中、アンモニアまたは置換 アミンによる処理によって直接、アミドまたは置換アミドに変換することができ る。ペプチドのメチルエステルのメタノール溶液は、圧反応容器中、アンモニア で飽和させ、撹拌して、ペプチドの簡単なカルボキシアミドを得る。ジキジン( D 1xon)分析による阻害定数(Ki)の決定方法は、当該分野において、 例えば、ドレイヤ−(D reyer)ら、プロシーディンゲス・オブ・ナショ ナル・アカ−Gin−Asn−Tyr −Pro−Val−Val−NH2およ び組換え型HIVプロテアーゼを用いる。より低いKi値はより高い結合親和性 を示す。
本発明の化合物の医薬組成物またはその誘導体は、非経口投与用溶液または凍結 乾燥粉末として処方してもよい。粉末は、使用前に適当な希釈剤または他の医薬 上許容される担体の添加によって復元してもよい。液体処方は、一般に、緩衝化 等張水溶液である。適当な希釈剤の例は、等張生理食塩水、標準的な5%デキス トロース/水、または緩衝酢酸ナトリウムまたはアンモニウム溶液である。この ような処方は、特に非経口投与に適しているが、さらに経口投与用に用いるか、 またはガス注入用の計量投与吸入器または噴霧器中に収容してもよい。ポリビニ ルピロリドン、ゼラチン、ヒドロキシセルロース、アカシア、ポリエチレングリ コール、マンニトール、塩化ナトリウムまたはクエン酸ナトリウムのような賦形 剤を添加するのが望ましい。
好ましい非経口投与用組成物は、さらに、リボゾーム担体にてカプセル化された 多量の化合物からなっていてもよい。リポゾームは、慣用の手動式振盪、高圧押 出、逆相蒸留およびマイクロ流動体化(microfluidization) を含む種々の技法を使用して、コロレスチロールと共にまたはなしで、リン脂質 を用いて、化合物を水相に分散させることによつて形成される。このような組成 物を製造する適当な方法は、継続中の出願番号第06/763.484号により 充分に開示されており、引用記載することにより本明細書に組み入れる。このよ うな担体は、所望により、ウィルス粒子または感染細胞と反応する免疫グロブリ ンまたは蛋白によるその作用部位に向かって方向づけられていてもよい。このよ うな蛋白の選択は、もちろん、感染ウィルスの抗原決定因子に依存する。このよ うな蛋白の例は、CD−4T細胞糖蛋白または5CD−4(可溶性CD−4)の ようなその誘導体であり、これはヒト免疫不全ウィルス(HIV)の糖蛋白被膜 と反応する。このような蛋白類は、継続中の出願番号第07/160.463号 に開示されており、引用記載することにより本明細書に組み入れる。他のウィル スについて、当該分野で知られている方法によって、同様の標的蛋白を工夫する ことができ、これは本発明の範囲内にあると考えられる。
別法として、これらの化合物をカプセル化、錠剤化、あるいは乳剤またはシロッ プ剤または経口投与に調製し7てもよい。医薬上許容される固形または液状担体 を添加して、該組成物を増強または安定化してもよく、あるいは、該組成物の調 製を容易にしてもよい。液状担体は、シロップ、落花生油、オリーブ油、グリセ リン、食塩水および水を包含する。固形担体は、デンプン、ラクトース、硫酸カ ルシウム・二水和物、白土、ステアリン酸マグネシウムもしくはステアリン酸、 タルク、ペクチン、アカシア、寒天またはゼラチンを包含する。該担体はまた、 単独でまたはワックスと共に、モノステアリン酸グリセロールまたはジステアリ ン酸グリセロールのような徐放性物質を包含する。固形担体の量は変化するが、 好ましくは、投与単位当たり約20mg〜約1gの間である。医薬調製物は、錠 剤形で、必要な場合、粉砕、混合、顆粒化および打錠を、ノ\−ドゼラチンカプ セル形で、粉砕、混合および充填を含む製薬の慣用技術に従って製造される。液 状担体を使用する場合、該調製物は、シロップ、エリキシル、エマルジョンまた は水性もしくは非水性懸濁液の形態であろう。このような液状処方は、直接経口 投与されるか、またはソフトゼラチンカプセル中に充填されるであろう。
腸内投与の場合、本発明の化合物の微粉末をカカオ脂、グリセリン、ゼラチンま たはポリエチレングリコールのような賦形剤と合し、坐剤に成形してもよい。
該微粉末は油状調製物、ゲル、クリームまたはエマルジョンと調合するか、また は緩衝化されまたは緩衝化されず、経皮バッチを介して投与されてもよい。
さらに、本発明は式1の化合物を感受性ウィルスに感染した患者に投与すること からなる、ウィルス感染、特にレトロウィルスによる感染を治療する方法にある 。該方法は、特にヒト免疫不全ウィルス1型による感染に適応する。本発明の化 合物を、感受性ウィルスに感染しており、そのような治療を必要とする患者にお いて抗ウィルス活性を誘発するのに用いる場合、その治療方法は、好ましくは医 薬担体に分散された、有効量の選択化合物を、経口的、非経口的、口腔内的、経 皮的、静脈内、筋肉内、直腸内、または吸入により投与することからなる。投与 単位の活性成分は、0.05〜15mg/kg体重の範囲から選択される。投与 単位は典型的には50〜1000mgである。これらの投与単位は、急性または 慢性の感染について、−日に1〜10回投与してよい。その投与量は当業者によ り容易に決定され、患者の年齢、体重および症状、および投与経路に依存する。
欧州特許出願番号第337714号、第42〜47頁に開示されている併用治療 は本明細書に包含される。
以下の実施例は本発明を説明するのに供する。該実施例は、如何なる場合も本発 明の範囲を限定するものではないが、本発明の化合物の製造および使用方法を示 すものである。
実施例では、全ての温度は摂氏である。アミノ酸分析は、ジオネツクス・オート イオン(Dionex Autoion) 100に基づいて行った。ペプチド 含量についての分析は、アミノ酸分析に基づ(。FAB質量分析は、高速原子衝 撃を用いるVG質量分光計に基づいて行った。NMRスペクトルは、プルカー・ アム(B rukerAm)250分光計を用いる250MHzで記録した。所 定の多重度はS=−重項、d−二重項、t−三重項、q−四重項、m=多重項で あり、brは幅広いシグナイー・コリ(E、coli)における組換え型HIV プロテアーゼの発現方法は、デボーク(Debouck)ら、プロシーディンゲ ス・オブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシス・ニー・ニス・エイ( Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U S A)、84.890 3−6 (1987)によって記載されている。本発明の化合物を検定するのに 用いる酵素はこの方法で製造され、前にスティックラー(S tickler) ら、プoフインズ(Proteins) 、5.139−154 (1989) によって記載されているような細胞ペレットから精製された。
(a)メチル2−フェニル−1−カルボベンジルオキシアミノエチルホスホナー ト1 標記化合物は、ドレイヤー(D reyer)ら、欧州特許出願EP35200 0による記載に従って製造した。
(b)メチル2−フェニル−1−カルボベンジルオキシアミノエチルホスホニル クロリド2 Ar下、乾燥塩化メチレン(80m l )中、化合物1 (11,8g、33 .9ミリモル)の溶液に、5OCh (2,72m1.37.3ミリモル)を加 えた。2時間後、溶媒を真空下にて除去する。乾燥塩化メチレンを、つづいて乾 mTHFを(各々、100m1づつ)加え、再蒸発させることにより残りのHC Iを除去し、粘着性のホスホニルクロリド2を得る。
(C)メチル (2−フェニル−1−カルボベンジルオキシアミノ)エチル−( 2−フェニル−1(tert−ブチル)カルボキシ)エチルホスフィナート3n −ブチルリチウム(67,5ml、1.51M/ヘキサン、0.102モル)を 、Ar下、−78℃にて乾燥THF (200ml)中の乾燥ジイソプロピルア ミン(14,3ml、0.102モル)に加えた。5分後、ストレートなter t−プチルヒドロシンナマート(21,0g、0.102モル)を10分間にわ たって滴下した。さらに15分間撹拌後、工程(b)の生成物(33,9ミリモ ル)をTHF125mlの溶液として5分間にわたって加えた。溶液を一78℃ にて5分間撹拌し、ついで30分間にわたって約−10℃に加温し、その後、過 剰の10%HCIを加えた。混合物をエーテルで抽出し、その有機層を濃縮し、 残渣をシリカ400g上のフラッシュクロマトグラフィー(グラジェント: ヘ キサン・酢酸エチル4:1(2リットルL1:1(2リツトル)、1:2(1, 5リツトル))により精製し、異性体の混合物として標記化合物を得た(12. 23g。
22.7ミリモル、収率67%)、’HNMR(CDCI、、250MHz)δ 7,25(a、 15H)、5.00(m、 2B)、4.62(!1.1B) 、3.89−3.70(m、 3H)、3.35−3.10(m、@4H)、2 ゜ 95(鵬、IH)。
(d)(+)−および(メソ)−ジー(2−フェニル−1−カルボベンジル−オ キシアミノ)エチル−ホスフィナートメチルエステル4および5a、b化合物3  (0,88g、 1.64ミリモル)をストレートなTFA5mlに溶かした 。1時間後、その混合物を真空下で濃縮し、ついで、逐次、メタノール、塩化メ チレンおよびベンゼンの溶液から再濃縮し、泡沫体(0,8g)を得た。該泡沫 体を、乾燥トルエン9ml中、トリエチルアミン(0,456m1,3.28ミ リモル)およびジフェニルホスホリルアジド(0,707m1,3.28ミリモ ル)と−緒にAr下、還流温度にて3時間撹拌した。ベンジルアルコール(0゜ 682mL 6.6ミリモル)を加え、その混合物をさらに12.5時間加熱し 、ついで冷却し、10%HC1,5%炭酸ナトリウムおよび水で抽出した。有機 層を暗急曲に濃縮し、それをシリカ75gのフラッシュクロマトグラフィー(グ ラジェント= 1:1〜2:1酢酸エチル:ヘキサン)により精製し、褐色泡沫 体として標記生成物(0,26g、収率27%)を得た。
(e)(+)−およびメンージ(2−フェニル−1−カルボベンジルオキシアミ ノ)エチル−ホスフィナート6および7メタ/−ル15m1および水8ml中、 化合物4および5a、b(工程(d)にて製造)の混合物1.15g (1,9 6ミリモル)に、水2ml中のNa0H(5ミリモル)を加えた。36時間撹拌 した後、その混合物を10%HCIで酸性化し、塩化メチレンで抽出した。有機 層を(MgSOnで)乾燥させて濃縮した。
残渣をメタノール10m1に溶かし、−夜装置して、その間に異性体として純粋 な結晶7(0,30g)が沈澱した。その上澄液を濃縮し、30m1のメタノー ル:水:DMF:TFA(7:2:1:0.01)に溶かし、同じ溶媒混合物を 用いる逆相HPLC(2”x25cmベックマン・ウルトラスフイア(B ec kmanUltrasphere) OD S C18カラム)により3部にて 精製した。異性体6(0゜330g、収率29%)が最初に溶出し、つづいて異 性体7 (0,20g)が溶出した。6および7についての立体化学のアサイメ ントは、そのメチルホスフィナート誘導体への変換により達成した(後記の実施 例2および3参照)。
異性体6の場合:HPLCRT 13分(ウルトラスフイア(登録商標)ODS C18,4,6x250mm、1ml/分、A:0.2%TFA−水、B:lQ %DMF−メタノール、30%A−70%Bインクラティック(isocrat ic)、254nmでのUV検出) 。’HNMR(CDCI3/CD300, 250MH2)d 7.25−7.00(t 20H)、4.89−4.46( +*、 4H)、4.13(m、 2H)、3.12(d+a、 2B)、Q. 70(m。
2H)。 MS (ESI) +m/z 573 [M十Hコ ゝ異性体7の場 合:HPLCRT 16分(ウルトラスフイア(登録商標)ODSC18,4, 6x250mm、1ml/分、A:0.2%TFA−水、B:10%DMF−メ タノール、30%A−70%Bインクラティック、254nmでのUV検出)、 ’HNMR(CDCI!/CD!OD、250MHz)d 7.10 6.97 (++。
20■)、 4.80(dd、4111)、 4.12(鳳、2■)、 3.1 1(di、2H)、 2.55(m、2H)。 MS (ErI) : m/z 573 [M十H] ” 実施例2 (+)−メチルジー(2−フェニル−1−カルボベンジル−オキシアミノ)エチ ル−ホスフィナート4の製造 実施例1からの化合物6 (117mg、0.204ミリモル)を、メタノール 5ml中、0℃にて懸濁液として撹拌した。過剰のエーテル性ジアゾメタンを加 え、得られた黄色溶液を1.5時間撹拌し、ついで酢酸(1ml)を加えた。濃 縮し、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(1cm x 6”シリカ、酢酸エ チル:ヘキサン2:1、ついでクロロホルム:メタノール25:1)に付し、単 一のジアステレオマーとして、すなわち、リンで非ステレオジエン性(non  −stereogenicity)を付与する標記化合物(70mg、0.11 9ミリモル、収率59%)を得た。TLCRf 0.45 (シリカ、クロロホ ルム:メタノール25 : 1);’HNMR(CDC1*、250MHz)δ 7.25(s+、 20H)、5.92(d、 IN)、5、32(d、 IH )、5.02(d4.2H)、4.90(da、 2B)、4.53(m、 I H)、4.43(m、 1B)、3.U7(d、 3fl。
J富9.9111z)、3.24(m、 2H)、2.96(m、 2H)実施 例3 (メソ)−メチルジー(2−フェニル−1−カルボベンジル−オキシアミノ)エ チル−ホスフィナート5a、bの製造実施例1からの化合物7 (114mg、 0.20ミリモル)を、実施例2の操作により標記化合物(54mg、収率46 %)に変えた。標記化合物は、メソアサイメントを確立する、ジアステレオマー (5aと5b)の60二40の混合物であった。TLCRf O,45,0,5 0(シリカ、クロロホルム:メタノール25 : 1):’HNMR(CDCI g、250MHz)67、28−7.10(m、 2011り、6.41(d、  315 x IH)、5.52(d、 215 x IH)、5.12−4. 94(m、 4H)、4.53(1,2B)、3.W3(d。
315 x 3B;J=10.3Hz)、 3.57(d、215 x 31; J−9,6Hz)、 3.34(m、2H)、 2.82(香A211) 実施例4 メチルジー((IR)−2−フェニル−1−カルボベンジルオキシバリルアミノ )エチル−ホスフィナート8およびメチルジー((Is)−2−フェニル−1− カルボベンジルオキシバリルアミノ)エチル−ホスフィナート9の製造(a)( +)−メチルジー(2−フェニル−1−アミノ)エチル−ホスフィナートジ塩酸 塩 実施例2の生成物、化合物4 (70mg、0.12ミリモル)を、メタノール (5ml)中の溶液として、Hz(latm)下、3N HCI (0,1m1 )および10%Pd/C(80mg)と−緒に4時間撹拌した。濾過し、溶媒を 除去して標記ジ塩酸塩(39,2mg、84%)を得た。IHNMR(CDsO D、250MHz)δ7.35(a+、 Ion)、3.82(d、 3B;J −10,2Hz)、3.75(m、 211)、3.29(a、 2Hj、2. 99 (+a、 2H) (b)メチルジー((IR)−2−フェニルー1−カルボベンジルオキシバリル アミノ)エチル−ホスフィナート8およびメチルジー((Is)−2−フェニル −1−カルボベンジルオキシバリルアミノ)エチル−ホスフィナートSAr下、 −40℃(1)THF2m1中、Cbz −(L)−バリン(75,4mg。
0、300ミリモノりおよびN−メチルモルホリン(38μm、0.35ミリモ ル)の溶液に、クロロギ酸イソブチル(39μm、0.300ミリモル)を加え た。10分後、THFl、5mlおよびDMFo、2ml中、工程(a)のジ塩 酸塩生成物(39mg)の溶液を、さらなるN−メチルモルホリン(38μm) と−緒に加えた。その混合物を25℃に加温しながら撹拌し、11時間後、5% HCIを加えた。抽出処理を行い、固体として標記化合物の1:1混合物(85 mg)を得た。分取用HPLC(ダイナマックス(D ynaraax)シリカ 1”x25cm、2%メタノール/クロロホルム20m1/分、254nrnで のUV検出)に付し、化合物8 (22,9mg、収率23.8%)を得、それ は最初に溶出しくRT=14分)、つづいて化合物9 (21,8mg、収率2 2.7%>(RT=17分)を得た。
化合物8では+IHNMR(CDCI、、250MHz)67、35−7.09 (m、 2211)、5゜15−4.75(m、 6B)、4.03(m、 L H)、3.95(br、 IH)、3.76(br d、 3B;J−9,7k )、3D30(m、2 ■)、3.30−2.88(+s、 2H)、2.19−1.75(m、 21 1)、0.73(m、6H)、0.63−0.38(m、 UH) 化合物9では:’HNMR(CDCI、、250MHz)67、38−7.24 (m、 20111)、5゜23−4.93(m、 7H)、4.76(m、  1B)、4.23(dd、 1111)、3.77(m、 LH)、3.63( d、 3g;J−10,3Hz)、 3、42(br s、 2H)、2.96−2.68(m、 2■)、1.68 (!1.2H)、0.75(m、 6H)、0.54(d、@3H;J=6.8 Hz)、0.49(d、 3H;J4.6Hz)実施例5 ジー((IR)−2−フェニル−1−カルボベンジルオキシバリルアミノ)エチ ル−ホスフィン酸10の製造 乾燥塩化メチレン(1ml)中、化合物8 (20,3mg、25.3μモル) の溶液を、トリメチルシリルプロミド(10μm、76μモル)に加えた。7時 間後、メメタノール(1ml)を加え、その溶液を濃縮し、残渣をエーテルでト リチュレートし、乾燥させて固体として標記化合物(20mg、収率100%) を得た。’HNMR(CDCIs/CD、○D、250MHz)67、20−7 .18(m、 20H)、5、03(dd、 4H)、4.54(m、 2B) 、3.86(d、 2H;J=6.4Hz)、3.24(m、 2tl)、3. 01(香A 2111)、1.9 2(m、 2B)、0.77(明らかなt、12H);MS (FAB)m/e  771 [M+H] −。
637.538 実施例6 シー((Is)−2−フェニル−1−カルボベンジルオキシバリルアミノ)エチ ル−ホスフィン酸11の製造 標記化合物を、実施例5の操作に従って、化合物9 (20,0mg)より収率 100%にて製造した。’HNMR(CDCIs/CDgOD、250MHz) δ7゜33−7.15(m、 20H)、5.06(dd、 4H)、4.80 (+a、 2H)、3.96(d、 2H;J−6,7Hz)、3D35(+m 、 2H)、 2、98(+*、 2H)、1.69(m、 2H)、0.59(dd、12H ) ; MS (FAB) m/ e 771 [M÷H]3.637 実施例7 (IR,1’S)−(2−フェニル−1−カルボベンジルオキシバリルアミノ) エチル−(2°−フェニル−1′−カルボベンジルオキシバリルアミノ)エチル −ホスフィン酸12の製造 標記化合物を、実施例4および5の操作により、化合物5a、bから製造した。
MS (FAB)m/e 771 [M+H] ”、637前記の実施例の化合 物を次の構造式により示す:5 a、b 6 10:R=H 酵素抑制 抑制検定は、ドレイヤ−(D reyer)ら、プロシーディンゲス・オブ・ナ ショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシス・ニー・ニス・エイ(Proc、  Natl、 Acad。
Sci、USA)、旦旦、9752−9756 (1989)およびニー7 ( Moore)ら、バイオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・コミ ュニケーションズ(Bioch、 Bioph、 Res、 Cow、) 、1 59.420 (1989)に以前に開示されている。典型的な検定は、MEN DT緩衝液(50mM Mes (pH6,O;2−(N−モルホリノ)エタン スルホン酸) 、1mM EDTA、1mMジチオトレイトール、200mM  NaC1,0,1%トリトン(Triton) X−100) 10m1;2. 3または6mMN−アセチル−L−アルギニル−L−アラニル−L−セリル−し −グルタミニルーし一アスパラギニルーし一チロシルーし一プロリルーし一バリ ルーL−バリンアミド(Ac−Arg−Ala−Ser−Gin−Asn −T yr−Pro−Val−Val−NH2;に、=7mM):およびマイクロモル およびサブマイクロモル濃度の合成化合物を含有した。37℃で数分間インキュ ベートした後、反応を精製したHIVプロテアーゼ0.001〜0.10mgで 開始した。
10〜20分後、反応混合物(37℃)を等量の0.6N冷トリクロロ酢酸でク エンチし、遠心分離に付して沈澱物を除去した後、ペプチド分解生成物を逆相H PLC(ベックマン・ウルトラスフイア(Beckman Ultrasphe re) ODS、 4゜5mmx25mm;移動相:1.5ml/分で5〜20 %アセトニトリル/H2〇−41%TFA(915分)、20%アセトニトリル /HzO−,1%TFA (5分) 、220nmで検出)によって分析した。
Ac−Arg−Ala−8er−Gin −Asn−Tyr−Pro−Val− Val−NH2(17〜18分)およびAc−Arg−Ala−5er−Gin −Asn−Tyr (10〜11分)の溶出部分を、認証されている物質で確認 した。Ac−Arg−Ala −5er−Gin−Asn −TyrW3成の初 期速度は、これらのピークの積分から計真され、典型的には、合成化合物の抑制 特性をl/VVS、 [抑制剤]のプロットの傾き/切片分析より決定した(ジ キジン(D ixon)分析)。この型の一次分析から得られたKi値を、競合 抑制剤だけについて、使用された基質のミカエリス定数が十分に測定される条件 下で評価した。
本発明化合物は、50μM未満、好ましくは10μM未満、より好ましくは1μ M未満のKi値を有するのが望ましい。以下に、本発明の化合物の抑制活性を示 す。
精製したHIV−1プロテアーゼの活性化合物番号 Ki(μM) 10 0.0028 本明細書に記載した方法および前記実施例の方法に従って、以下に記載の構造お よびここに示すような!換基を有する、以下の表に示す化合物を製造すること番 号 Xl 五 RI X 2 101 Cbz−Ala 1−Bu 1−Bu Cbz−^1a102 Ala Ala 1−Bu 1−Bu A1aA1a103 CbzVal 1−Bu  1−Bu CbzVa1104β−Ala 1−Bu 1−Bu β−^1a1 05β−^1aVal I−Bu r−Bu β−A1ava1106 H1− Bu 1−Bu H 2O2Cbz−AlaAla 1−Bu 1−Bu Cbz−^1a^1a10 8 Boc−Ala 1−Bu 1−Bu Boa−Ala109 Ac−^1 aAsn 1−Bu 1−Bu Ac−AlaAsnllo Ac−GlnAs n 1−Bu 1−Bu Ac−G1nAsn111 Cbz−PheAla  1−Bu 1−Bu Cbz−PhC1112トリフにオoA1aAla 1− Bu 1−Bu )リフルオt)A1aA1a113 cbz−F+1フルオc +A1aA1a 1−Bu 1−Bu Cbz−)リフルオ0Ala^1a11 4 トリフルオロ^la 1−Bu 1−Bu )リフルオロA1a115 C bz−)リフルfo^la 1−Bu 1−Bu Cbz−トリフルオロ^1a 116 Ph(CJ)zcO1−Bu 1−Bu Ph(CHz)zc。
117 Boa 1−Bu 1−Bu Boc118 Boc PhCH2Ph CH2Boc119 Cbz 1−Bu 1−Bu Cbz120 Ac 1− Bu 1−Bu Ac121 Ph5O11−Bu 1−Bu Ph5O212 2)1cO1−Bu 1−Bu HCO12310ビオニk 1−Bu 1−B u プロピオニル1241−ブチリル 1−Bu 1−Bu i−ブチリル12 5 Ph(CBz)zco 1−Bu 1−Bu Ph(CHz)zc。
126 Ph5OzVal 1−Bu 1−Bu Ph5O2Va1127 フ ェニルラクトイル 1−Bu 1−Bu 7xニルラクトイルI28 vxニル ラクトイル−Vaj 1−Bu 1−Bu フェニルラクトイル−Va1129  Cbz−Ala PhCH2PhCB1 Cbz−Ala130 Boa−A la PhCH2PhCH,Boa−Ala131 Cbz−Val i−ブテ ニル i−ブテニk Cbz−Va1132 Cbz−Val 2−ブaベニル  2−10ベニル Cbz−Va1133 Cbz−Val 3−ブテニル 3 −ブテニル Cbz−Va1134 Cbz−Val n−ペンチル n−ベン チk Cbz−1a1135 Cbz−Val Ph(CHz)z Ph(CB りz CbzJa1136 Cbz−Val シクロヘキシルーCH! シクa ヘヰ/に−CH2Cbz−va1137 Cbz−Val PhCH2i−ブテ ニル Cbz−Va1138 Boc PhCH2i−ブテニk CbzJa1 139 Ac 2−プロベニk PhC1112Cbz−Va1140 Boc  PhCB2 3−ブテニル CbzJa1141 Boa PhC11,n− ベンチk Cbz−Va1142 Boc PhCHz Ph(C1llz)2 Cbz−Va1143 Boc PhCIIIz シクロヘキシル−CB! C bzJa1144 CbzJal 2−す7チトCH22−す7チトCH2Cb z−va1145 Cbz−1’al 3−t7チトcm、 3−す7チに−C B2 Cbz−Va1146 Cbz−Val ’l−ブチニル 2−ブチニル  Cbz−va1147 Cbz−Val 3−インFイルメチル 3−47F イルメチh Cbz−Va1149 Cbz−1’al n−ブチk n−ブチ k Cbz−Va1150 Cbz−Val N−ピペリジニル−C1l、 N −ピベリジニに−CH,Cbz−Va1151 Cbz−Val N−千に本リ ニル−CH,N−モル本すニ&−CE2 Cbz−Va1152 Cbz−Va l (CHi)zN<Hz (CIls)zN−cHz Cbz−va1153  CbzJal t−ブチル−NU−CH,t−ブチトNi1−CH,Cbz− Va1154 Cbz−Val N−イミダゾイル−CH,N−イミダゾイル− C15Cbz−Va1155Boc ’ PhCHt 2−7チニル CbzJ a1156 Boc PhCH,3−インドイルメチk Cbz−Va1158  Boc PhC!I、 N−ブチル Cbz−Va1159 Boc PhC H,N−ビイ11ジニに−CH2Cbz’t’alIS(l Boc PhCH ! N−4G≠リニル−0112Cbz−Va1161 Boa PhC11z  CCHs)zN−CHx Cbz−Ta1162 Boc PhCH! t− ブチル−Nil−CH2Cbz−Va1163 Boc PhCH2N−イミダ シイ&−CH2Cbz−Ta1164 Boc PhCH,4−ピリジに−CH 2CbzJa1165 Cbz−1al PhCH,4−ビリジルーCut C bz−Va1166 Boa PhCH,4−ビリジルーCH,Boc167  CbzJal PhC0NBCH2PbCONHCB、 Cbz−Ta1168  Cbz−Val N−インドイル−CH,N−イアFイル−CH2CbzJa 1169 Cbz−Val t−ブチKWH−CH,t−ブチルCO?JR−C !I、 CbzJa1170 Cbz−VaIBo+JICHz BocNHC H,CbzJa1171 CbzJal nxclh N112CH2Cbz− Va11?2 CbZ−Val N−<ンゾイミダゾイh N−47ゾイミダゾ イル Cbz−Ta1173 Cbz−Val PhCHxO−CHz PhC 11zO−Cut Cbz−Vat174 CbzJal Ph0−CH2Ph 0−CH2CbzJa1175 CbzJal CHs(CL)zOcHz C 11s(CBz)tOcHz CbzJa1176 Cbz−Vat CH20 −CH2Cbzイa1177 CbzJal (CBs)zcBOcHz (C H3)zcIIOcllI2 CbzJa1178 CbzJal t−7チル ー0−CH,t−ブチト0−CH,Cbz−1’a1179 Cbz−Val  (CHs)zcBcHzOcL (C1ls)2cIlcHxOcHz Cbz −TalIUCbz−Val ンクaヘキシト0−C11,シクロヘキシル−〇 (:H! CbzJa1182 Cbz−Val PhCToOCH20−Cu t PhCHzOCHzO<Hz Cbz−rat183 Cbz−Val c II0CR1o−ca2 ca、ocn、o−cII、 CbZJal要 約  書 構造式(1)(式中、XIおよびX2は、末端にて水素または多くの末端基の1 つによって1換されている0−2個のαアミノ酸からなり、R1,R1は広範な 炭化水素基から選択することができる)によって特徴付けられるレトロウィルス プロテアーゼの抑制剤として有用な化合物。
国際調査報告

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、X1およびX2は、同一または異なって、A−(B)n−であり、ここ で、n=0−2;および Bは、独立して、Ala、Asn、Cys、Trp、Gly、Gln、Ile、 Leu、Met、Phe、Pro、Ser、Thr、Tyr、Val、Hisま たはトリフルオロアラニンからなる群から選択されるα−アミノ酸であり、ここ で、Bのアミノ基がAまたは隣接する残基Bのカルボキシ基のいずれか適当な方 に結合し、かつBのカルボキシ基が隣接する残基Bのアミノ基または該構造式の アミノ基のいずれか適当な方に結合し;および Aは隣接する残基Bのアミン基またはn=0である場合は該構造式のアミン基に 共有結合し、 1)トリチル、 2)水素、 3)C1−C6アルキル、 4)R3−CO−(ここで、R3は a)水素、 b)非置換または1以上のヒドロキシル基、塩素原子、またはフッ素原子で置換 されているC1−C6アルキル、c)非置換または1以上の置換基R4で置換さ れているフェニルまたはナフチル(ここで、R4は i)C1−C4アルキル、 ii)ハロゲン(ここで、ハロゲンはF、Cl、BrまたはI)、iii)ヒド ロキシル、 iv)ニトロ、 v)C1−C3アルコキシ、または vi)−CO−N(R10)2(ここで、R10は、独立して、HまたはC1− C4アルキル); d)ピリジル、フリルまたはベンズイソキサゾリルのような5−7員のヘテロ環 ); 5)芳香族環が非置換または1以上の置換基R4で置換されているフタロイル; 6)R5(R6R7C)m−CO−(ここで、m=1−3、R5、R6およびR 7は、独立して、 a)水素、 b)塩素またはフッ素、 c)非置換または1以上の塩素もしくはフッ素原子またはヒドロキシル基で置換 されているC1−C3アルキル、d)ヒドロキシル、 e)非置換または1以上の置換基R4で置換されているフェニルまたはナフチル 、 f)C1−C3アルコキシ、 g)5−7員のヘテロ環、または h)R5、R6およびR7は独立して結合し、各環がC3−C6シクロアルキル である単環、二環または三環式環系を形成する);7)R5(R6R7C)mW −(ここで、m=1−3、WはOCOまたはSO2、ならびにR5、R6および R7は前記と同じ、ただし、R5、R6およびR7は、それらがWと隣接する場 合は、塩素、フッ素またはヒドロキシル以外である);8)R8−W−(ここで 、R8はピリジル、フリルまたはベンズイソキサゾリルのような5−7員のヘテ ロ環); 9)R9−W−(ここで、R9は非置換または1以上の置換基R4で置換されて いるフェニルまたはナフチル); 10)R5−(R6R7C)m−P(O)(OR11)−(ここで、R11はC 1−C4アルキルまたはフェニル); 11)R8−P(O)(OR11)−;または12)R9−P(O)(OR11 )−;R1およびR2は,同一または異なり、1)−CH2R12(ここで、R 12はa)NH−A、ここで、Aは前記と同じ;b)R5−(R6R7C)m− ; c)R5−(R6R7C)mV−(ここで、VはOまたはNH、ただし、R5、 R6およびR7は、それらがVと隣接する場合はヒドロキシル、塩素またはフッ 素以外である); d)N(R10)2、 e)NR15R16(ここで、R15およびR16は結合して、i)アゼチジニ ル、 ii)ピロリジニル、 iii)ピペリジニル、または iv)モルホリニル を包含する4−6員の飽和窒素ヘテロ環を形成し)、f)R17OCH2O(こ こで、R17はi)C1−C6アルキル、 ii)R9、または iii)CH2Ar(ここで、Arはフェニル、ナフチルまたは5〜7員のヘテ ロ環))、 g)R17OCH2CH2OCH2、 h)所望こより1以上の基R9で置換されていてもよいC2−C6アルキニル; または i)所望により1以上の基R9で置換されていてもよいC2−C6アルケニル) ; 2)水素、 3)非置換または1以上の塩素もしくはフッ素原子またはヒドロキシル基で置換 されているC1−C6アルキル、または4)C3−C7シクロアルキル;および R18は 1)水素、 2)C1−C6アルキル、 3)所望により、塩素、フッ素またはNO2で置換されていてもよいフェニル、 および 4)CH2O2CR19(ここで、R19はa)水素、 b)C1−C6アルキル、および c)フェニル; を意味する] で示される化合物およびその医薬上許容される塩。
  2. 2.R1=R2およびX1=X2である請求項1記載の化合物。
  3. 3.R1およびR2がC1−C6アルキル、フェニルC1−C6アルキルおよび C1−C6アルケニルから選択される請求項1記載の化合物。
  4. 4.X1およびX2がH、CbzVa1、Val、BocおよびCbzから選択 される請求項1記載の化合物。
  5. 5.R18が水素、メチルまたはCH2O2CR19であり、ここでR19がC 1−C6アルキルである請求項1記載の化合物。
  6. 6.R1およびR2がベンジルである請求項1〜5記載のいずれか1つの化合物 。
  7. 7.プロテアーゼ活性抑制剤定数が約10μM未満である請求項1記載の化合物 。
  8. 8.医薬用の請求項1記載の化合物。
  9. 9.請求項1記載の化合物と医薬上許容される担体とからなることを特徴とする 医薬組成物。
  10. 10.請求項1記載の化合物を投与することを特徴とするレトロウイルスによる 感染の治療方法。
  11. 11.レトロウイルスがヒト免疫不全ウイルス1型である請求項10記載の方法 。
  12. 12.式III: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R1およびR18は請求項1における記載と同じ]で示される化合物を 、式: X1−Z (IV) [式中、X1は式Iにおける記載と同じ、ZはOHまたは置換可能な活性基を意 味する] で示される化合物と反応させ、所望により、いずれの保護基を除去してもよいこ とを特徴とする請求項1に記載の式Iの化合物の製造方法。
  13. 13.式V: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物を、X1−Z(ここで、X1は請求項1の記載と同じ、ZはO Hまたは置換可能な活性基である)の化合物と反応させ、所望により、いずれの 保護基を除去してもよいことを特徴とする請求項1に記載の式Iの化合物の製造 方法。
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