JPH0550344A - 部品供給方法及びその装置 - Google Patents
部品供給方法及びその装置Info
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- JPH0550344A JPH0550344A JP22947391A JP22947391A JPH0550344A JP H0550344 A JPH0550344 A JP H0550344A JP 22947391 A JP22947391 A JP 22947391A JP 22947391 A JP22947391 A JP 22947391A JP H0550344 A JPH0550344 A JP H0550344A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 部品を供給すべき複数の作業ステーションの
一に部品搬入手段を接続するとともに、各作業ステーシ
ョンを搬送位置決め手段で接続し、かつ他の一の作業ス
テーションに搬出手段を接続して構成する。そして、部
品収容手段に各作業ステーションで供給すべき部品を収
容しておき、部品搬入手段,搬送位置決め手段及び搬出
手段を経由して搬送し、各作業ステーションで所定の部
品を供給するようにした。 【効果】 省スペース化を図るとともに、部品供給のた
めの制御プログラムを簡略化する。
一に部品搬入手段を接続するとともに、各作業ステーシ
ョンを搬送位置決め手段で接続し、かつ他の一の作業ス
テーションに搬出手段を接続して構成する。そして、部
品収容手段に各作業ステーションで供給すべき部品を収
容しておき、部品搬入手段,搬送位置決め手段及び搬出
手段を経由して搬送し、各作業ステーションで所定の部
品を供給するようにした。 【効果】 省スペース化を図るとともに、部品供給のた
めの制御プログラムを簡略化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品組立ライン上に設
けた複数の作業ステーションに所定の部品をそれぞれ供
給するための部品供給方法及びその装置に関する。
けた複数の作業ステーションに所定の部品をそれぞれ供
給するための部品供給方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】部品組立ライン上に設けた複数の作業ス
テーションで順次部品を組付けていき、所定の組立品を
完成させる自動部品組立装置にあっては、各作業ステー
ションに、それぞれ組付けるべき部品の供給手段が必要
である。
テーションで順次部品を組付けていき、所定の組立品を
完成させる自動部品組立装置にあっては、各作業ステー
ションに、それぞれ組付けるべき部品の供給手段が必要
である。
【0003】従来、この種の部品供給手段としては、例
えば、部品を収容したマガジン,パレット等の部品収容
ユニットをコンベアにより供給位置まで搬送し、ロボッ
ト等を用いて部品収容ユニットから部品を取り出し供給
するといった構成のものがある。従来は、このような部
品供給手段を各作業ステーションごと独立に搬送してお
り、したがって、それぞれの作業ステーションに部品収
容ユニットの搬入及び搬出経路が設けられていた。
えば、部品を収容したマガジン,パレット等の部品収容
ユニットをコンベアにより供給位置まで搬送し、ロボッ
ト等を用いて部品収容ユニットから部品を取り出し供給
するといった構成のものがある。従来は、このような部
品供給手段を各作業ステーションごと独立に搬送してお
り、したがって、それぞれの作業ステーションに部品収
容ユニットの搬入及び搬出経路が設けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の部品供
給手段は、各作業ステーションごと独立に設置してある
ため、各作業ステーションに部品収容ユニットの搬入,
搬出経路が必要となるので作業スペースを広く必要と
し、装置が大形化する欠点を有していた。また、それぞ
れの部品供給手段に対応して制御プログラムを組まなけ
ればならず煩雑であった。
給手段は、各作業ステーションごと独立に設置してある
ため、各作業ステーションに部品収容ユニットの搬入,
搬出経路が必要となるので作業スペースを広く必要と
し、装置が大形化する欠点を有していた。また、それぞ
れの部品供給手段に対応して制御プログラムを組まなけ
ればならず煩雑であった。
【0005】本発明は上述した事情に鑑みなされたもの
で、省スペース化を実現できるとともに、部品供給のた
めの制御プログラムを簡略化できる部品供給方法及びそ
の装置の提供を目的とする。
で、省スペース化を実現できるとともに、部品供給のた
めの制御プログラムを簡略化できる部品供給方法及びそ
の装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の部品供給方法は、一又は複数種類の部品を
部品収容手段に多数個収容し、前記部品収容手段を部品
組立ライン上の複数の作業ステーションに順次搬送する
ことにより、各作業ステーションで必要な部品を取り出
して供給する方法としてある。
に、本発明の部品供給方法は、一又は複数種類の部品を
部品収容手段に多数個収容し、前記部品収容手段を部品
組立ライン上の複数の作業ステーションに順次搬送する
ことにより、各作業ステーションで必要な部品を取り出
して供給する方法としてある。
【0007】また、本発明の部品供給装置は、組付作業
用のパレットを部品組立ライン上の各作業ステーション
へ順次搬送する主搬送手段と、一又は複数種類の部品を
多数個収容した部品収容手段と、部品を供給すべき一の
作業ステーションに前記部品収容手段を搬入する部品搬
入手段と、部品を供給すべき他の一の作業ステーション
から前記部品収容手段を搬出する搬出手段と、前記部品
搬入手段と搬出手段とを連結するとともに、部品を供給
すべき各作業ステーションに前記部品収容手段を搬送し
て位置決めする搬送位置決め手段と、部品の供給される
各作業ステーションに設置され各々所定の部品組付け作
業を行なう複数台の自動組付装置とを備えた構成として
ある。さらに好ましくは、部品の供給される各作業ステ
ーションに、前記部品収容手段内にある当該作業ステー
ションで供給すべき部品の残量を検出する部品残量検出
手段を備えた構成とする。
用のパレットを部品組立ライン上の各作業ステーション
へ順次搬送する主搬送手段と、一又は複数種類の部品を
多数個収容した部品収容手段と、部品を供給すべき一の
作業ステーションに前記部品収容手段を搬入する部品搬
入手段と、部品を供給すべき他の一の作業ステーション
から前記部品収容手段を搬出する搬出手段と、前記部品
搬入手段と搬出手段とを連結するとともに、部品を供給
すべき各作業ステーションに前記部品収容手段を搬送し
て位置決めする搬送位置決め手段と、部品の供給される
各作業ステーションに設置され各々所定の部品組付け作
業を行なう複数台の自動組付装置とを備えた構成として
ある。さらに好ましくは、部品の供給される各作業ステ
ーションに、前記部品収容手段内にある当該作業ステー
ションで供給すべき部品の残量を検出する部品残量検出
手段を備えた構成とする。
【0008】
【作用】上述した発明によれば、一の部品供給作業ステ
ーションから部品収容手段を搬入し、各作業ステーショ
ンを経由して、他の一の部品供給作業ステーションから
搬出する。したがって、搬入,搬出経路は、それぞれ一
の作業ステーションにのみ設置すればよく、省スペース
化を図れる。また、一の搬送プログラムにより、部品収
容手段の搬送制御を行なうことが可能となる。
ーションから部品収容手段を搬入し、各作業ステーショ
ンを経由して、他の一の部品供給作業ステーションから
搬出する。したがって、搬入,搬出経路は、それぞれ一
の作業ステーションにのみ設置すればよく、省スペース
化を図れる。また、一の搬送プログラムにより、部品収
容手段の搬送制御を行なうことが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は部品供給装置の実施例を示す平面
図、図2は部品収容ユニットの平面図である。これらの
図面にもとづき、まず部品供給装置の実施例を説明す
る。
て説明する。図1は部品供給装置の実施例を示す平面
図、図2は部品収容ユニットの平面図である。これらの
図面にもとづき、まず部品供給装置の実施例を説明す
る。
【0010】本実施例の部品供給装置は、主搬送手段
(以下、主コンベアという)1に沿って形成された部品
組立ライン上の二つの作業ステーション(以下、第一作
業ステーションS1,第二作業ステーションS2とす
る)に、それぞれ所定の部品を供給する構成となってい
る。
(以下、主コンベアという)1に沿って形成された部品
組立ライン上の二つの作業ステーション(以下、第一作
業ステーションS1,第二作業ステーションS2とす
る)に、それぞれ所定の部品を供給する構成となってい
る。
【0011】すなわち、前段に形成された第一作業ステ
ーションS1には、図示しない部品供給源からパレット
状の部品収容手段(以下、部品パレットという)2を搬
送してくる部品搬送手段として、搬入コンベア3が接続
されている。また、後段に形成された第二作業ステーシ
ョンS2には、部品供給の終了した部品パレット2を搬
出する搬出手段として、搬出コンベア4が接続されてい
る。さらに、各コンベア3,4の先端には、搬送位置決
め手段として単軸ロボット5が連結されている。
ーションS1には、図示しない部品供給源からパレット
状の部品収容手段(以下、部品パレットという)2を搬
送してくる部品搬送手段として、搬入コンベア3が接続
されている。また、後段に形成された第二作業ステーシ
ョンS2には、部品供給の終了した部品パレット2を搬
出する搬出手段として、搬出コンベア4が接続されてい
る。さらに、各コンベア3,4の先端には、搬送位置決
め手段として単軸ロボット5が連結されている。
【0012】主コンベア1には、組付作業用のパレット
6が一定間隔おきに搭載されており、この組付作業用パ
レット6を順次間欠的に各作業ステーションへと搬送
し、各作業ステーションで位置決め停止する。
6が一定間隔おきに搭載されており、この組付作業用パ
レット6を順次間欠的に各作業ステーションへと搬送
し、各作業ステーションで位置決め停止する。
【0013】部品パレット2は、例えば、図2に示すよ
うに、収容スペースが左右二分割されており、各収容ス
ペース2a,2bにそれぞれ別の供給部品を同じ数だけ
収容している。すなわち、図示左側の収容スペース2a
には第一作業ステーションS1に供給する部品W1を収
容し、一方、図示右側の収容スペース2bには第二作業
ステーションS2に供給する部品W2を収容している。
うに、収容スペースが左右二分割されており、各収容ス
ペース2a,2bにそれぞれ別の供給部品を同じ数だけ
収容している。すなわち、図示左側の収容スペース2a
には第一作業ステーションS1に供給する部品W1を収
容し、一方、図示右側の収容スペース2bには第二作業
ステーションS2に供給する部品W2を収容している。
【0014】搬入コンベア3及び搬出コンベア4は、い
ずれもコンベアベルトを図示しない駆動モータで駆動す
る公知の構造となっており、コンベアベルト上に載置さ
れた部品パレット2を順次間欠的に搬送する。
ずれもコンベアベルトを図示しない駆動モータで駆動す
る公知の構造となっており、コンベアベルト上に載置さ
れた部品パレット2を順次間欠的に搬送する。
【0015】単軸ロボット5は、公知の駆動機構によ
り、ロボットヘッド7が主コンベア1に平行に設けられ
た案内レールに5aに沿って一端から他端へと移動する
構造となっている。その一端は、第一作業ステーション
S1の部品供給位置に配置されており、搬入コンベア3
の先端と連結している。一方、他端は第二作業ステーシ
ョンS2の部品供給位置に配置されており、搬出コンベ
ア4の先端と連結している。ロボットヘッド7は、一端
にて搬入された部品パレット2を保持し、第一作業ステ
ーションS1の部品供給位置に同パレット2を位置決め
する。さらに、同ステーションS1での部品供給を終了
した部品パレット2を他端に搬送し、第二作業ステーシ
ョンS2の部品供給位置に位置決めする。
り、ロボットヘッド7が主コンベア1に平行に設けられ
た案内レールに5aに沿って一端から他端へと移動する
構造となっている。その一端は、第一作業ステーション
S1の部品供給位置に配置されており、搬入コンベア3
の先端と連結している。一方、他端は第二作業ステーシ
ョンS2の部品供給位置に配置されており、搬出コンベ
ア4の先端と連結している。ロボットヘッド7は、一端
にて搬入された部品パレット2を保持し、第一作業ステ
ーションS1の部品供給位置に同パレット2を位置決め
する。さらに、同ステーションS1での部品供給を終了
した部品パレット2を他端に搬送し、第二作業ステーシ
ョンS2の部品供給位置に位置決めする。
【0016】また、各作業ステーションS1,S2に
は、それぞれ自動組付装置8,9が設置されている。自
動組付装置8,9としては公知の組付ロボットやピック
アンドプレース(P.P)ユニット等を適用することが
でき、部品供給位置に配置された部品パレット2から所
定の部品2a又は2bを取り出し、組付作業用パレット
6上で組付作業を行なう。
は、それぞれ自動組付装置8,9が設置されている。自
動組付装置8,9としては公知の組付ロボットやピック
アンドプレース(P.P)ユニット等を適用することが
でき、部品供給位置に配置された部品パレット2から所
定の部品2a又は2bを取り出し、組付作業用パレット
6上で組付作業を行なう。
【0017】さらに、各作業ステーションS1,S2に
おける部品供給位置の情報には、部品残量検出手段とし
てのCCDカメラ(図示せず)が設置されている。この
CCDカメラは、部品供給位置に位置決めされた部品パ
レット2内を監視しており、図示しない画像処理装置に
その監視信号を出力する。画像処理装置は、監視信号を
画像処理として画像信号に変換し、図示しない制御装置
へその画像信号を出力する。制御装置では、入力した画
像信号にもとづき各構成要素を制御する。例えば、各作
業ステーションS1,S2上の部品パレット2につき、
供給すべき部品の位置を検出して自動組付装置8,9を
制御し、いずれかの作業ステーションに供給すべき部品
残量がゼロの状態を検出したときは、搬出コンベア4,
単軸ロボット5,搬入コンベア3を順次作動して部品パ
レット2の搬送動作を行なわせる。
おける部品供給位置の情報には、部品残量検出手段とし
てのCCDカメラ(図示せず)が設置されている。この
CCDカメラは、部品供給位置に位置決めされた部品パ
レット2内を監視しており、図示しない画像処理装置に
その監視信号を出力する。画像処理装置は、監視信号を
画像処理として画像信号に変換し、図示しない制御装置
へその画像信号を出力する。制御装置では、入力した画
像信号にもとづき各構成要素を制御する。例えば、各作
業ステーションS1,S2上の部品パレット2につき、
供給すべき部品の位置を検出して自動組付装置8,9を
制御し、いずれかの作業ステーションに供給すべき部品
残量がゼロの状態を検出したときは、搬出コンベア4,
単軸ロボット5,搬入コンベア3を順次作動して部品パ
レット2の搬送動作を行なわせる。
【0018】次に、上述の部品供給装置を使用した部品
供給方法を説明する。各供給部品W1,W2を収容した
部品パレット2は、図示しない部品供給源で搬入コンベ
ア3に載せられ、同コンベアの駆動に伴い第一作業ステ
ーションS1の部品供給位置へ搬送される。ここで、動
作開始に際して、まず最初に搬送する部品パレット2
は、第二作業ステーションS2で供給する部品W2のみ
を収容しておくことが好ましい。
供給方法を説明する。各供給部品W1,W2を収容した
部品パレット2は、図示しない部品供給源で搬入コンベ
ア3に載せられ、同コンベアの駆動に伴い第一作業ステ
ーションS1の部品供給位置へ搬送される。ここで、動
作開始に際して、まず最初に搬送する部品パレット2
は、第二作業ステーションS2で供給する部品W2のみ
を収容しておくことが好ましい。
【0019】第一作業ステーションS1の部品供給位置
には、あらかじめ単軸ロボット5のロボットヘッド7が
配置されており、最初の部品パレット2は、同位置でこ
のロボットヘッド7に保持され、そのまま他端へと搬送
されて第二作業ステーションS2の部品供給位置に位置
決められる。部品パレット2を同位置に位置決めしたロ
ボットヘッド7は、再び第一作業ステーションS1側の
端部へ戻る。また、第一作業ステーションS1の部品供
給位置には、搬入コンベア3により次の部品パレット2
を搬送してくる。
には、あらかじめ単軸ロボット5のロボットヘッド7が
配置されており、最初の部品パレット2は、同位置でこ
のロボットヘッド7に保持され、そのまま他端へと搬送
されて第二作業ステーションS2の部品供給位置に位置
決められる。部品パレット2を同位置に位置決めしたロ
ボットヘッド7は、再び第一作業ステーションS1側の
端部へ戻る。また、第一作業ステーションS1の部品供
給位置には、搬入コンベア3により次の部品パレット2
を搬送してくる。
【0020】一方、組付作業用パレット6は主コンベア
1上に載置され、第一作業ステーションS1に搬送され
てくる。第一作業ステーションS1では、自動組付装置
8が部品パレット2から部品W1を取り出し、組付作業
用パレット6へと搬送し、所定の組付作業を行なう。第
一作業ステーションS1で組付けの行なわれた部品パレ
ット2は、主コンベア1により第二作業ステーションS
2へと搬送されていき、第一作業ステーションS1に
は、新しい組付作業用パレット6が配置される。そし
て、各作業ステーションンS1,S2において、自動組
付装置8,9による組付作業が伴行して行なわれ、各組
付作業の終了ごとに主コンベア1が作動して組付作業用
パレット6を搬送していく。
1上に載置され、第一作業ステーションS1に搬送され
てくる。第一作業ステーションS1では、自動組付装置
8が部品パレット2から部品W1を取り出し、組付作業
用パレット6へと搬送し、所定の組付作業を行なう。第
一作業ステーションS1で組付けの行なわれた部品パレ
ット2は、主コンベア1により第二作業ステーションS
2へと搬送されていき、第一作業ステーションS1に
は、新しい組付作業用パレット6が配置される。そし
て、各作業ステーションンS1,S2において、自動組
付装置8,9による組付作業が伴行して行なわれ、各組
付作業の終了ごとに主コンベア1が作動して組付作業用
パレット6を搬送していく。
【0021】このようにして各作業ステーションでの作
業が続けられ、いずれかの第一作業ステーションS1ま
たはS2に配置されている部品パレット2内に、当該作
業ステーションに対する供給部品が無くなると、搬出コ
ンベア4が作動して第二作業ステーションS2の部品供
給位置にある部品パレット2を搬出する。次いで、単軸
ロボット5が作動して第一作業ステーションS1の部品
パレット2を第二作業ステーションS2の部品供給位置
まで搬送し、さらに、搬入コンベア3が作動して第一作
業ステーションS1の部品供給位置に新しい部品パレッ
ト2を搬入する。
業が続けられ、いずれかの第一作業ステーションS1ま
たはS2に配置されている部品パレット2内に、当該作
業ステーションに対する供給部品が無くなると、搬出コ
ンベア4が作動して第二作業ステーションS2の部品供
給位置にある部品パレット2を搬出する。次いで、単軸
ロボット5が作動して第一作業ステーションS1の部品
パレット2を第二作業ステーションS2の部品供給位置
まで搬送し、さらに、搬入コンベア3が作動して第一作
業ステーションS1の部品供給位置に新しい部品パレッ
ト2を搬入する。
【0022】ここで、部品パレット2には同数の供給部
品W1,W2が収容されているため、各作業ステーショ
ンS1,S2において、供給部品W1又はW2が無くな
るのは、本来同時である。しかし欠陥部品や抜けの発生
により同時に無くならない場合もあり、そのときは、上
述したようにいずれかの第一作業ステーションS1又は
S2の部品パレット2内に、当該作業ステーションに対
する供給部品が無くなったときをもって、部品パレット
2の搬送動作を行なう。
品W1,W2が収容されているため、各作業ステーショ
ンS1,S2において、供給部品W1又はW2が無くな
るのは、本来同時である。しかし欠陥部品や抜けの発生
により同時に無くならない場合もあり、そのときは、上
述したようにいずれかの第一作業ステーションS1又は
S2の部品パレット2内に、当該作業ステーションに対
する供給部品が無くなったときをもって、部品パレット
2の搬送動作を行なう。
【0023】上述したような構成の部品供給装置を組込
んだ自動組立装置は、各作業ステーションごと独立して
部品供給装置を設置した場合に比べ、明らかに省スペー
ス化が図れる。また、部品パレット2を第一作業ステー
ションS1から搬入し、第二作業ステーションS2を経
由して搬出する一連の部品供給システムを採っているた
め、搬送プログラムを一体的に組むことができ、搬送制
御の容易化を図ることができる。
んだ自動組立装置は、各作業ステーションごと独立して
部品供給装置を設置した場合に比べ、明らかに省スペー
ス化が図れる。また、部品パレット2を第一作業ステー
ションS1から搬入し、第二作業ステーションS2を経
由して搬出する一連の部品供給システムを採っているた
め、搬送プログラムを一体的に組むことができ、搬送制
御の容易化を図ることができる。
【0024】なお、本発明は上述した一実施例に限定さ
れるものではなく、例えば、三箇所以上の作業ステーシ
ョンに対する部品供給も可能である。この場合、初段の
作業ステーションに部品搬入手段を接続するとともに、
部品組立ラインに沿って各作業ステーションを経由する
ように、各作業ステーションで位置決め停止される搬送
コンベア等の搬送位置決め手段を設置し、さらに終段の
作業ステーションに部品搬出手段を接続すればよい。部
品パレットには、各作業ステーションで供給する三種類
以上の部品を収容しておく。
れるものではなく、例えば、三箇所以上の作業ステーシ
ョンに対する部品供給も可能である。この場合、初段の
作業ステーションに部品搬入手段を接続するとともに、
部品組立ラインに沿って各作業ステーションを経由する
ように、各作業ステーションで位置決め停止される搬送
コンベア等の搬送位置決め手段を設置し、さらに終段の
作業ステーションに部品搬出手段を接続すればよい。部
品パレットには、各作業ステーションで供給する三種類
以上の部品を収容しておく。
【0025】また、部品パレットへの部品収容は、図2
のような形態に限定されず、自動組付装置の取り出し動
作に応じて任意の形態とすることができる。例えば、図
3に示すように交互に別部品W3,W4を収容してもよ
い。三箇所の作業ステーションへ部品を供給する場合に
は、図4に示すように搬入コンベア3つの収容スペース
を設け、それぞれに別種の部品W5,W6,W7を収容
すればよい。
のような形態に限定されず、自動組付装置の取り出し動
作に応じて任意の形態とすることができる。例えば、図
3に示すように交互に別部品W3,W4を収容してもよ
い。三箇所の作業ステーションへ部品を供給する場合に
は、図4に示すように搬入コンベア3つの収容スペース
を設け、それぞれに別種の部品W5,W6,W7を収容
すればよい。
【0026】部品パレットを、各作業ステーションで供
給する部品を一個づつ載置するように形成し、各作業ス
テーションでの組付作業終了後、主コンベアと同時に次
の作業ステーションに搬送すれば、部品パレットごとに
製品を管理することが可能となり、部品パレットごとに
異なった製品を組付けることも可能となる。
給する部品を一個づつ載置するように形成し、各作業ス
テーションでの組付作業終了後、主コンベアと同時に次
の作業ステーションに搬送すれば、部品パレットごとに
製品を管理することが可能となり、部品パレットごとに
異なった製品を組付けることも可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
部品収容手段の搬入から搬出までを各作業ステーション
を経由する一のラインで形成して各作業ステーションへ
の部品供給を行なうので、省スペース化を図ることがで
きるとともに、部品供給のための制御プログラムを簡略
化できる。
部品収容手段の搬入から搬出までを各作業ステーション
を経由する一のラインで形成して各作業ステーションへ
の部品供給を行なうので、省スペース化を図ることがで
きるとともに、部品供給のための制御プログラムを簡略
化できる。
【図1】部品供給装置の実施例を示す平面図である。
【図2】部品収容ユニットの平面図である。
【図3】部品収容ユニットの変形例を示す平面図であ
る。
る。
【図4】部品収容ユニットの他の変形例を示す平面図で
ある。
ある。
1…主搬送手段(主コンベア) 2…部品収容手段(部品パレット) 3…部品搬入手段(搬入コンベア) 4…部品搬出手段(搬出コンベア) 5…搬送位置決め手段(単軸ロボット) 6…組付作業用パレット 8,9…自動組付装置
Claims (3)
- 【請求項1】 一又は複数種類の部品を部品収容手段に
多数個収容し、前記部品収容手段を部品組立ライン上の
複数の作業ステーションに順次搬送することにより、各
作業ステーションで必要な部品を取り出して供給するこ
とを特徴とした部品供給方法。 - 【請求項2】 組付作業用のパレットを部品組立ライン
上の各作業ステーションへ順次搬送する主搬送手段と、
一又は複数種類の部品を多数個収容した部品収容手段
と、部品を供給すべき一の作業ステーションに前記部品
収容手段を搬入する部品搬入手段と、部品を供給すべき
他の一の作業ステーションから前記部品収容手段を搬出
する搬出手段と、前記部品搬入手段と搬出手段とを連結
するとともに、部品を供給すべき各作業ステーションに
前記部品収容手段を搬送して位置決めする搬送位置決め
手段と、部品の供給される各作業ステーションに設置さ
れ各々所定の部品組付け作業を行なう複数台の自動組付
装置とを具備したことを特徴とする部品供給装置。 - 【請求項3】 請求項2の部品供給装置において、部品
の供給される各作業ステーションに、前記部品収容手段
内にある当該作業ステーションで供給すべき部品の残量
を検出する部品残量検出手段を備えたことを特徴とする
部品供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22947391A JPH0550344A (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 部品供給方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22947391A JPH0550344A (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 部品供給方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0550344A true JPH0550344A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16892732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22947391A Pending JPH0550344A (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 部品供給方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0550344A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11165026B2 (en) | 2017-07-04 | 2021-11-02 | Samsung Display Co., Ltd. | Heterocyclic compound and organic electroluminescence device including the same |
-
1991
- 1991-08-15 JP JP22947391A patent/JPH0550344A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11165026B2 (en) | 2017-07-04 | 2021-11-02 | Samsung Display Co., Ltd. | Heterocyclic compound and organic electroluminescence device including the same |
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