JP3024358B2 - ユニット部品移載装置 - Google Patents
ユニット部品移載装置Info
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- JP3024358B2 JP3024358B2 JP4124611A JP12461192A JP3024358B2 JP 3024358 B2 JP3024358 B2 JP 3024358B2 JP 4124611 A JP4124611 A JP 4124611A JP 12461192 A JP12461192 A JP 12461192A JP 3024358 B2 JP3024358 B2 JP 3024358B2
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- Japan
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- engine
- tray
- conveyor
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- truck
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- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は組立てられたユニット部
品を次工程の工場に運搬するためにトラックに移載する
装置に関する。
品を次工程の工場に運搬するためにトラックに移載する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の生産において、エンジン等のユ
ニット部品は車体組立て工場とは独立した別個のユニッ
ト部品組立て工場にて生産され、組立て車種に応じた種
別のエンジンが必要に応じて所定の組立て工場に運搬さ
れ、車体組立てラインに投入される。このとき、工場間
の運搬はトラックによって行われる。
ニット部品は車体組立て工場とは独立した別個のユニッ
ト部品組立て工場にて生産され、組立て車種に応じた種
別のエンジンが必要に応じて所定の組立て工場に運搬さ
れ、車体組立てラインに投入される。このとき、工場間
の運搬はトラックによって行われる。
【0003】さて、車体組立ては、その日の生産計画に
則りライン投入の順序が決定され、各ユニット部品はこ
の生産計画にしたがってラインに供給される。したがっ
て、運搬トラックからユニット部品を降ろす順序はこの
生産計画により決められた車種の順序に降ろすことが望
ましい。すなわち、トラックの荷台の取り出し側から降
ろす順序にしたがって積載されていることが必要とな
る。
則りライン投入の順序が決定され、各ユニット部品はこ
の生産計画にしたがってラインに供給される。したがっ
て、運搬トラックからユニット部品を降ろす順序はこの
生産計画により決められた車種の順序に降ろすことが望
ましい。すなわち、トラックの荷台の取り出し側から降
ろす順序にしたがって積載されていることが必要とな
る。
【0004】図6にはユニット部品の例としてエンジン
を搭載できるエンジン運搬用のトラック1が示されてい
る。トラック1は10台のエンジンが積載でき、その荷
台2には10台のトレイ3-1〜3-10 が搭載されてい
る。これら各々のトレイにはA1 〜A4 ,B1 〜B6 の
10台のエンジンが積込まれる。このエンジンの積込み
位置は、車体組立て工場4において組み立てられる車種
の順序に応じて決定されている。図1においてはトレイ
の番号の若い順にエンジンが降ろされるので、車両生産
順序A1,B1,B2,B3,A2,…A4,B6 の順序にしたがっ
てエンジンが積込まれている。
を搭載できるエンジン運搬用のトラック1が示されてい
る。トラック1は10台のエンジンが積載でき、その荷
台2には10台のトレイ3-1〜3-10 が搭載されてい
る。これら各々のトレイにはA1 〜A4 ,B1 〜B6 の
10台のエンジンが積込まれる。このエンジンの積込み
位置は、車体組立て工場4において組み立てられる車種
の順序に応じて決定されている。図1においてはトレイ
の番号の若い順にエンジンが降ろされるので、車両生産
順序A1,B1,B2,B3,A2,…A4,B6 の順序にしたがっ
てエンジンが積込まれている。
【0005】このようにエンジンを降ろす順序に応じて
トラック1への積載位置を決めることは、一つのエンジ
ン組立て工場から車体組立て工場に運搬する場合は降ろ
す順序と逆の順序で載せることにより何ら問題なく実現
することができる。しかし、図7に示すようにトラック
1が第1および第2エンジン組立て工場5,6のふたつ
の工場にてエンジンを載せ、車体組立て工場4へ運搬す
る場合は、一度に積込むことができない。つまり、第1
エンジン組立て工場5でA1 〜A4 のエンジンをまず積
込み、次に第2エンジン組立て工場6でB1 〜B6 を積
込むことになる。第2工場6でエンジンを積込む際には
すでに第1工場5にてエンジンA1 〜A4 がすでに各々
の対応するトレイに載せられているためにB1 〜B6 の
各エンジンはホイストを用い、人手によって所定のトレ
イに載せることが行われていた。
トラック1への積載位置を決めることは、一つのエンジ
ン組立て工場から車体組立て工場に運搬する場合は降ろ
す順序と逆の順序で載せることにより何ら問題なく実現
することができる。しかし、図7に示すようにトラック
1が第1および第2エンジン組立て工場5,6のふたつ
の工場にてエンジンを載せ、車体組立て工場4へ運搬す
る場合は、一度に積込むことができない。つまり、第1
エンジン組立て工場5でA1 〜A4 のエンジンをまず積
込み、次に第2エンジン組立て工場6でB1 〜B6 を積
込むことになる。第2工場6でエンジンを積込む際には
すでに第1工場5にてエンジンA1 〜A4 がすでに各々
の対応するトレイに載せられているためにB1 〜B6 の
各エンジンはホイストを用い、人手によって所定のトレ
イに載せることが行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来技術
によれば二つ以上のユニット部品組立て工場から車体組
立て工場に運搬する場合には、降ろす順序にしたがって
ユニット部品を搭載するために、トラックの荷台に配置
されたトレイに直接ホイストによりユニット部品を搭載
する必要があった。トレイに載せる際の微調整などを含
むこの操作は作業者が行っており、重量の重いユニット
部品例えばエンジンなどを動かす場合特に、作業者に重
労働を強いるという問題があった。また、直交型のロボ
ットにより自動化を行う場合は、ロボットの走行するレ
ールなどの設備を含む装置の占有面積が増大し、また積
込みにあたってはトレイの形状とユニット部品の形状を
合わせる必要があり、ロボットの制御精度を高いものと
しなければならず、よって設備コストが上昇するという
問題があった。さらには、積込みの際にユニット部品を
吊り下げた状態で、広い範囲を移動させねばならず、こ
の面からも装置占有面積が増大し、また作業者は装置作
動中にこの範囲に入ることができなかった。
によれば二つ以上のユニット部品組立て工場から車体組
立て工場に運搬する場合には、降ろす順序にしたがって
ユニット部品を搭載するために、トラックの荷台に配置
されたトレイに直接ホイストによりユニット部品を搭載
する必要があった。トレイに載せる際の微調整などを含
むこの操作は作業者が行っており、重量の重いユニット
部品例えばエンジンなどを動かす場合特に、作業者に重
労働を強いるという問題があった。また、直交型のロボ
ットにより自動化を行う場合は、ロボットの走行するレ
ールなどの設備を含む装置の占有面積が増大し、また積
込みにあたってはトレイの形状とユニット部品の形状を
合わせる必要があり、ロボットの制御精度を高いものと
しなければならず、よって設備コストが上昇するという
問題があった。さらには、積込みの際にユニット部品を
吊り下げた状態で、広い範囲を移動させねばならず、こ
の面からも装置占有面積が増大し、また作業者は装置作
動中にこの範囲に入ることができなかった。
【0007】本発明は前述の問題点を解決するためにな
されたものであり、占有面積が小さく、省力化を図れる
装置を提供することを目的とする。
されたものであり、占有面積が小さく、省力化を図れる
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明にかかるユニット部品移載装置は、ユニッ
ト部品組立て工場から車体組立て工場にユニット部品を
運搬するトラック上に設けられた車上コンベアと、地上
に固定設置された地上コンベアと、前記車上コンベアと
前記地上コンベアにより形成される周回搬送路上を移動
する複数のトレイと、次工程にて必要とする順序に基づ
き前記各トレイと当該トレイに積込むべきユニット部品
の種別とを対応づけし、ユニット部品を移載する際に当
該ユニット部品の種別と対応づけられたトレイを前記周
回搬送路の移載位置に送るよう前記地上コンベアおよび
車上コンベアに指示する制御部と、前記移載位置に来た
トレイに所定のユニット部品を移載する移載ローダとを
有する。
めに、本発明にかかるユニット部品移載装置は、ユニッ
ト部品組立て工場から車体組立て工場にユニット部品を
運搬するトラック上に設けられた車上コンベアと、地上
に固定設置された地上コンベアと、前記車上コンベアと
前記地上コンベアにより形成される周回搬送路上を移動
する複数のトレイと、次工程にて必要とする順序に基づ
き前記各トレイと当該トレイに積込むべきユニット部品
の種別とを対応づけし、ユニット部品を移載する際に当
該ユニット部品の種別と対応づけられたトレイを前記周
回搬送路の移載位置に送るよう前記地上コンベアおよび
車上コンベアに指示する制御部と、前記移載位置に来た
トレイに所定のユニット部品を移載する移載ローダとを
有する。
【0009】
【作用】本発明は以上のような構成を有しており、定め
られたユニット部品移載位置にトレイを送ることによ
り、移載ローダの可動範囲を狭い部分に限定することが
でき、また移載位置が決められているためにトレイに対
して正確な積込み位置を決められる。
られたユニット部品移載位置にトレイを送ることによ
り、移載ローダの可動範囲を狭い部分に限定することが
でき、また移載位置が決められているためにトレイに対
して正確な積込み位置を決められる。
【0010】
【実施例】以下、本発明にかかるユニット部品移載装置
の好適な実施例について図面にしたがって説明する。本
実施例においては、ユニット部品の一例としてエンジン
をトラックに移載する場合について記す。
の好適な実施例について図面にしたがって説明する。本
実施例においては、ユニット部品の一例としてエンジン
をトラックに移載する場合について記す。
【0011】図1は本実施例の外観を示した図である。
エンジン仕分け棚11からからパレット12に載ったエ
ンジン13が搬送コンベア14により搬送コンベア移載
位置14aまで送られる。このときのエンジンの送られ
る順序は車体組立て工場の生産順序に基づき決められる
が、他のエンジン組立て工場にて生産されるエンジンに
ついては考慮されていない。つまり、従来例で説明すれ
ば第1エンジン組立て工場ではA系列のエンジンが順次
A4 →A3 →A2 →A1 の順序でエンジン仕分け棚11
から送り出される。そして、搬送コンベア移載位置14
aに送られたエンジン13は移載ローダ15により隣接
する地上コンベア16の移載位置16aに送られてきた
トレイ17に載せ移される。からになったパレット12
は返還コンベア19によって、エンジン組立てラインの
上流側に返される。一方、移載されたエンジン13は前
記地上コンベア16と、運搬用トラック20の荷台に設
けられた車上コンベア18とからなる周回搬送路19上
を搬送されトラック20の荷台に載せられる。
エンジン仕分け棚11からからパレット12に載ったエ
ンジン13が搬送コンベア14により搬送コンベア移載
位置14aまで送られる。このときのエンジンの送られ
る順序は車体組立て工場の生産順序に基づき決められる
が、他のエンジン組立て工場にて生産されるエンジンに
ついては考慮されていない。つまり、従来例で説明すれ
ば第1エンジン組立て工場ではA系列のエンジンが順次
A4 →A3 →A2 →A1 の順序でエンジン仕分け棚11
から送り出される。そして、搬送コンベア移載位置14
aに送られたエンジン13は移載ローダ15により隣接
する地上コンベア16の移載位置16aに送られてきた
トレイ17に載せ移される。からになったパレット12
は返還コンベア19によって、エンジン組立てラインの
上流側に返される。一方、移載されたエンジン13は前
記地上コンベア16と、運搬用トラック20の荷台に設
けられた車上コンベア18とからなる周回搬送路19上
を搬送されトラック20の荷台に載せられる。
【0012】以下、図2を用いてトラック20へのエン
ジン積込み方法について説明する。トラックの荷台上の
コンベア上に10台のエンジン搭載用のトレイ17が装
備され、各々にトレイ識別のために識別番号が付されて
いる。ここでは17-1から17-10 の番号が付されてい
る。この識別用の番号は各トレイに備えられたIDタグ
などによるものであり、このタグを判別するためにID
タグ読取装置21が周回搬送路に隣接して備えられてい
る。本実施例では移載位置16aに来たトレイを判別す
るために図に示す移載位置側方に接地されている。
ジン積込み方法について説明する。トラックの荷台上の
コンベア上に10台のエンジン搭載用のトレイ17が装
備され、各々にトレイ識別のために識別番号が付されて
いる。ここでは17-1から17-10 の番号が付されてい
る。この識別用の番号は各トレイに備えられたIDタグ
などによるものであり、このタグを判別するためにID
タグ読取装置21が周回搬送路に隣接して備えられてい
る。本実施例では移載位置16aに来たトレイを判別す
るために図に示す移載位置側方に接地されている。
【0013】さらに、図示されていない制御装置によ
り、車体組立て工場の生産計画に基づき、エンジンを降
ろす順序を考慮して各々のトレイ17に載せるエンジン
の種別が決められている。その対応の一例を図3に示
す。この対応は、車体生産計画に応じて必要となる順に
トレイの17-1から17-10 までに対応づけられてい
る。また、制御装置は車体組立て工場や他のエンジン組
立て工場ともオンラインにより接続され常に情報の交換
を行えるようになっている。
り、車体組立て工場の生産計画に基づき、エンジンを降
ろす順序を考慮して各々のトレイ17に載せるエンジン
の種別が決められている。その対応の一例を図3に示
す。この対応は、車体生産計画に応じて必要となる順に
トレイの17-1から17-10 までに対応づけられてい
る。また、制御装置は車体組立て工場や他のエンジン組
立て工場ともオンラインにより接続され常に情報の交換
を行えるようになっている。
【0014】まず、第1エンジン組立て工場でA系列の
エンジンを順次搭載する。エンジンA1 を移載位置16
aにてトレイ17-1に積んだ後、図中に示す矢印の方向
にトレイ17を周回移動させ、17-5が地上コンベア1
6の移載位置16aに達した時にエンジンA2 を移載す
る。このときの状態を示したのがこの第2図である。さ
らに、トレイ17を周回搬送路上を周回移動させ、トレ
イ17-8が移載位置14aに達した時にエンジンA3 を
移載し、また同様にトレイ17-9にはエンジンA4 が移
載される。このように順次A系列のエンジンが積込まれ
た状態が図4に示す状態である。この状態でトラック2
0は第2エンジン組立て工場に移動する。 第2エンジ
ン組立て工場ではB系列のエンジンの積込みを行う。こ
こでも図1に示される第1エンジン組立て工場と同様の
装置が設置されており、車体組立て工場の生産計画に則
ってエンジンの積込みが行われる。第1エンジン組立て
工場を出る際には、図4のように最初に移載位置に来る
トレイは17-10 であることが第2エンジン組立て工場
の制御装置に伝えられている。したがって、第2エンジ
ン組立て工場ではまずエンジンB6 が出庫され、移載ロ
ーダによりトレイ17-10 にエンジン積換えが行われ
る。そして、第1組立て工場の積込み時と同様にトレイ
を周回移動させ、順次対応するトレイにエンジンを積
み、最終的に10台のエンジンが積み込まれる。そし
て、トレイ17-1が図2において右下の位置、すなわち
車体組立て工場にて一番最初に降ろされる位置にきたと
きに積込み作業が終了する。
エンジンを順次搭載する。エンジンA1 を移載位置16
aにてトレイ17-1に積んだ後、図中に示す矢印の方向
にトレイ17を周回移動させ、17-5が地上コンベア1
6の移載位置16aに達した時にエンジンA2 を移載す
る。このときの状態を示したのがこの第2図である。さ
らに、トレイ17を周回搬送路上を周回移動させ、トレ
イ17-8が移載位置14aに達した時にエンジンA3 を
移載し、また同様にトレイ17-9にはエンジンA4 が移
載される。このように順次A系列のエンジンが積込まれ
た状態が図4に示す状態である。この状態でトラック2
0は第2エンジン組立て工場に移動する。 第2エンジ
ン組立て工場ではB系列のエンジンの積込みを行う。こ
こでも図1に示される第1エンジン組立て工場と同様の
装置が設置されており、車体組立て工場の生産計画に則
ってエンジンの積込みが行われる。第1エンジン組立て
工場を出る際には、図4のように最初に移載位置に来る
トレイは17-10 であることが第2エンジン組立て工場
の制御装置に伝えられている。したがって、第2エンジ
ン組立て工場ではまずエンジンB6 が出庫され、移載ロ
ーダによりトレイ17-10 にエンジン積換えが行われ
る。そして、第1組立て工場の積込み時と同様にトレイ
を周回移動させ、順次対応するトレイにエンジンを積
み、最終的に10台のエンジンが積み込まれる。そし
て、トレイ17-1が図2において右下の位置、すなわち
車体組立て工場にて一番最初に降ろされる位置にきたと
きに積込み作業が終了する。
【0015】積込み作業が終了したトラック20は、車
体組立て工場に搭載されたエンジンを運搬する。
体組立て工場に搭載されたエンジンを運搬する。
【0016】次に、エンジン出庫指示の情報の流れを図
5により説明する。エンジンの出庫指示が車体組立て工
場から送られると出荷情報受信装置101により受信さ
れる。この出庫指示は車体組立ての生産計画を示すもの
であり、必要なエンジンの種別とその納入すべき順序を
含んだ情報となっている。この情報に基づき出荷指示制
御装置102はエンジンの種類を当該工場にて生産され
るエンジンと照合し(104)、これらの種類のエンジ
ンをエンジン仕分け棚から出庫するように搬送コンベア
制御装置106に出庫指示を出す(103)。また、出
荷指示制御装置102は搭載用のトレイ17とエンジン
種別の対応を付け、この指示を地上コンベア16の制御
装置107と移載ローダ15の制御装置108および光
通信機109を介して車上コンベア制御装置110に送
る。この指示に基づき各制御装置が前述のように各装置
を制御し、エンジンの移載が行われる。
5により説明する。エンジンの出庫指示が車体組立て工
場から送られると出荷情報受信装置101により受信さ
れる。この出庫指示は車体組立ての生産計画を示すもの
であり、必要なエンジンの種別とその納入すべき順序を
含んだ情報となっている。この情報に基づき出荷指示制
御装置102はエンジンの種類を当該工場にて生産され
るエンジンと照合し(104)、これらの種類のエンジ
ンをエンジン仕分け棚から出庫するように搬送コンベア
制御装置106に出庫指示を出す(103)。また、出
荷指示制御装置102は搭載用のトレイ17とエンジン
種別の対応を付け、この指示を地上コンベア16の制御
装置107と移載ローダ15の制御装置108および光
通信機109を介して車上コンベア制御装置110に送
る。この指示に基づき各制御装置が前述のように各装置
を制御し、エンジンの移載が行われる。
【0017】本実施例においては、地上コンベア16の
位置に合わせてトラック20の停車位置を決める必要が
あるので自動車庫入れ装置などを備えることがより望ま
しい。
位置に合わせてトラック20の停車位置を決める必要が
あるので自動車庫入れ装置などを備えることがより望ま
しい。
【0018】また、本実施例においてエンジンの出庫順
序を制御して移載位置まで搬送したが、出庫するエンジ
ンの種別と台数のみ決定し、これらを任意に搬送しても
よい。この場合、移載にあたっては搬送され移載位置1
4aに来たエンジンに対応するトレイが移載位置16a
に来るまでトレイ17を周回搬送路19上で周回させ、
積込みを行う。この場合エンジン仕分け棚よりの出庫時
に搬送順序を決定する必要がないので、取り出し順序の
制約は緩和される。すなわち、常にあらゆる種別のエン
ジンを直ちに出庫できる状態としておく必要がなくな
り、出庫しやすい種類のエンジンから出庫することがで
きる。
序を制御して移載位置まで搬送したが、出庫するエンジ
ンの種別と台数のみ決定し、これらを任意に搬送しても
よい。この場合、移載にあたっては搬送され移載位置1
4aに来たエンジンに対応するトレイが移載位置16a
に来るまでトレイ17を周回搬送路19上で周回させ、
積込みを行う。この場合エンジン仕分け棚よりの出庫時
に搬送順序を決定する必要がないので、取り出し順序の
制約は緩和される。すなわち、常にあらゆる種別のエン
ジンを直ちに出庫できる状態としておく必要がなくな
り、出庫しやすい種類のエンジンから出庫することがで
きる。
【0019】以上のように、本実施例においてはエンジ
ンをトラックに移載する装置について説明したが、エン
ジンに限らず他のユニット部品についても同様に移載を
行うことが可能である。
ンをトラックに移載する装置について説明したが、エン
ジンに限らず他のユニット部品についても同様に移載を
行うことが可能である。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明においては移載位
置を限定したことにより、装置の占有面積を減少するこ
とができる。また、ユニット部品を吊り下げたまま移動
する範囲も減少し、したがって、作業の邪魔にならない
環境を提供することができる。さらに、トラックの荷台
に直接積込まないので、荷台の寸法によるばらつきに影
響されることがない。したがって、トレイ形状とユニッ
ト部品の形状を合わせるために人手により微調整を行う
ことが必要なくなり、自動化を図ることができる。
置を限定したことにより、装置の占有面積を減少するこ
とができる。また、ユニット部品を吊り下げたまま移動
する範囲も減少し、したがって、作業の邪魔にならない
環境を提供することができる。さらに、トラックの荷台
に直接積込まないので、荷台の寸法によるばらつきに影
響されることがない。したがって、トレイ形状とユニッ
ト部品の形状を合わせるために人手により微調整を行う
ことが必要なくなり、自動化を図ることができる。
【図1】本発明にかかるユニット部品移載装置の好適な
実施例を示す図であり、(a)は外観図であり(b)は
主要部の構成を示す図である。
実施例を示す図であり、(a)は外観図であり(b)は
主要部の構成を示す図である。
【図2】トラックへのエンジン移載を説明するための図
である。
である。
【図3】トラックへのエンジン移載を説明するための図
であり、トレイ番号とエンジン種別の対応を示した図で
ある。
であり、トレイ番号とエンジン種別の対応を示した図で
ある。
【図4】トラックへのエンジン移載を説明するための図
であり、A系列のエンジン積込みが終了した状態を示し
ている。
であり、A系列のエンジン積込みが終了した状態を示し
ている。
【図5】出荷指示情報の流れを示した図である。
【図6】従来のトラックへのエンジン積込みを説明する
ための図である。
ための図である。
【図7】エンジン運搬用のトラックの運行を説明する図
である。
である。
14 搬送コンベア 15 移載ローダ 16 地上コンベア 17 トレイ 18 車上コンベア 19 周回搬送路 20 トラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 67/00 - 67/56 B65G 63/00 B65G 1/00 - 1/20 B60P 1/36
Claims (1)
- 【請求項1】 ユニット部品組立て工場から車体組立て
工場にユニット部品を運搬するトラック上に設けられた
車上コンベアと、 地上に固定設置された地上コンベアと、 前記車上コンベアと前記地上コンベアにより形成される
周回搬送路上を移動する複数のトレイと、 次工程にて必要とする順序に基づき前記各トレイと当該
トレイに積込むべきユニット部品種別とを対応づけし、
ユニット部品を移載する際に当該エンジンの種別と対応
づけられたトレイを前記周回搬送路の移載位置に送るよ
う前記地上コンベアおよび車上コンベアに指示する制御
部と、 前記移載位置に来たトレイに所定のユニット部品を移載
する移載ローダと、を有するユニット部品自動移載装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4124611A JP3024358B2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | ユニット部品移載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4124611A JP3024358B2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | ユニット部品移載装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05319579A JPH05319579A (ja) | 1993-12-03 |
JP3024358B2 true JP3024358B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=14889716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4124611A Expired - Fee Related JP3024358B2 (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | ユニット部品移載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3024358B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106865275B (zh) * | 2015-12-10 | 2019-04-05 | 上海沃迪自动化装备股份有限公司 | 一种托盘线外循环的集装箱装车系统 |
CN106740370A (zh) * | 2017-01-17 | 2017-05-31 | 四川送到家科技有限公司 | 一种家具配送小车 |
-
1992
- 1992-05-18 JP JP4124611A patent/JP3024358B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05319579A (ja) | 1993-12-03 |
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