JP3357399B2 - 貨物取扱システム - Google Patents

貨物取扱システム

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JP3357399B2 JP22651492A JP22651492A JP3357399B2 JP 3357399 B2 JP3357399 B2 JP 3357399B2 JP 22651492 A JP22651492 A JP 22651492A JP 22651492 A JP22651492 A JP 22651492A JP 3357399 B2 JP3357399 B2 JP 3357399B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は大量の貨物を仕分け搬
送する取扱システムに関する。
【0002】
【従来の技術】荷物集配所や空港の荷捌きヤード等にお
ける大量のコンテナの便別・搭載口別仕分けや、到着貨
物の代理店別・行き先別仕分け作業は、ほとんど人手に
頼っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、大量の
コンテナの仕分け作業を、人手に頼っていため、短時間
で処理できず、非能率、コスト高となっており、特に航
空貨物の需要の伸びの増大に対し人手不足が進行するな
かで、貨物取扱システムの一層の合理化と効率化が求め
られている。本発明は無人で便別・搭載口別に貨物を自
動的に仕分け、最短時間でレーンを選定して台車に移載
し、または移載ポイントから受入れた到着貨物を代理店
別・行き先別に自動的に仕分けることにより大量の貨物
を効率的に処理し得る貨物取扱システムを提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明貨物取扱システムは、コンテナ化した航空貨
物を載荷して複数台連結で走行する台車列と;発送貨物
を航空機便別・搭載口別に仕分け、あるいは到着貨物を
代理店別に仕分ける仕分け設備であって、多数のコンベ
ヤを縦横に配置した仕分け用主コンベヤ領域と、主コン
ベヤ領域の一側に設けた入出庫ポイントと、コンベヤ領
域の他側に設けた台車から主コンベヤ領域へ、又は主コ
ンベヤ領域から台車への貨物の移載ポイントとを含む仕
分け設備と;前記入出庫ポイント側に設けられて、航空
機への発送貨物を受け入れ、または仕分けすみの到着貨
物を発送するため、トラックの荷台端を接岸させるトラ
ックドッグと;前記移載ポイントからエアサイドに向け
て設けた複数の台車引込みレーンと;前記移載ポイント
における台車引込みレーンの一側に起伏自在のパドルア
ームを有し、該パドルアームを水平に倒した状態で前記
レーン内に待機させた台車に貨物を積込み、または台車
から貨物を取り卸すようにした自動移載装置と;発送貨
物・到着貨物または空コンテナを一時保管するため仕分
け設備の上階に設けた保管エリアと;貨物及び空コンテ
ナの管理情報に基づいて貨物の受入れ・仕分け・発送・
保管等の搬送を制御する制御装置と、からなる。また、
仕分け設備は、トラックドッグから受入れた貨物又はト
ラックへ搭載する貨物を仕分け作業レベル又はトラック
の荷台レベルに合わせて昇降させる複数のリフタと;各
リフタの左右に配置したオムニテーブルと;リフタ及び
オムニテーブルで構成されるコンベヤ領域の一側に形成
された入出庫ポイントと;一方向に向かう往き側クロス
コンベヤと逆方向に向かう帰り側クロスコンベヤと、帰
り側クロスコンベヤ列の外側に配置されたクロスコンベ
ヤ群からなる移載ポイントとを備えた、ことを特徴とす
る。
【0005】仕分け設備は数種のコンベヤを有し、前記
管理情報に基づき多数の発送貨物および到着貨物の仕分
けを同時並行処理できる。また、自動移載装置は種々の
形式のものが用いられる。1例として本願人等がこの出
願と同日に特許出願した「コンテナ自動移載装置」、す
なわち台車のストッパをロック/アンロックする操作装
置と対向する線上において走行する台車にパドルアーム
を水平から起伏自在に設け、パドルアームを水平に倒し
た状態でコンテナ(貨物)を台車に積込み、または台車
から取卸すようにしたものが用いられる。
【0006】
【作用】トラックドッグから受入れた発送貨物は、仕分
け設備により便別・搭載口別に仕分け、移載ポイントで
自動移載装置により台車に積込み、エアサイドに駐機し
ている航空機に向け搬送する。到着した貨物は台車から
移載ポイントに取卸し、代理店別・行き先別に仕分けた
のちトラックドッグに運びトラックに積込む。また、一
時待機中の貨物および空コンテナは、管理情報に基づき
保管エリアから仕分け設備に供給し、或いは仕分け設備
から保管エリアに移送する。
【0007】
【実施例】次に図面に基づいて本発明を具体的に説明す
る。図示例は航空貨物取扱施設に適用した場合を示すも
ので、図1は貨物取扱システムの平面図、図2は図1の
A−A線における拡大縦断面図である。このシステム
は、荷送人から受託した貨物(コンテナまたはバラ)お
よびCTメールを航空機の便別に仕分け、搬送するとと
もに、到着した貨物およびCTメールを荷受人別に仕分
け、保管、搬送、処理する設備であって、下記の主要部
分よりなる。 1)機械搬送装置:トラックドッグ受入システム及びデ
ポよりの受入システム、コンテナ搬送・仕分けシステ
ム、コンテナ保管システム、小口作業場システム。 2)制御装置:情報制御システム、搬送制御システム。 なお、以下の説明において、CTメールの仕分け搬送な
らびに小口作業場システムについては図示並びに詳細な
説明を省略する。
【0008】本発明は、上記トラックドッグ受入システ
ム、デポよりの受入システム及びコンテナ搬送・仕分け
システムを主要部分としている。すなわち、図1に示す
ように、航空機への発送貨物60を受入れ、または到着
貨物を取扱うため、トラック12の荷台後端を接岸させ
るトラックドッグ11と、発送貨物を便別・搭載口別に
仕分け到着貨物を代理店別に仕分ける仕分け設備10
と、仕分け設備10の移載ポイント30におけるコンベ
ヤ群と直交する方向に設けた台車引込みレーン32と、
台車引込みレーン内に待機させた複数の台車33に貨物
を積込みまたは取卸す自動移載装置37と、発送貨物・
到着貨物または空コンテナを一時保管するため仕分け設
備10の上階に設けた保管エリア24と、貨物の管理情
報に基づいて受入れ・仕分け・発送・保管等の搬送を制
御する制御装置36とを備えている。
【0009】上記仕分け設備10は、トラックドッグ1
1から受入れた貨物またはトラック12へ搭載する貨物
を仕分け設備の作業レベルまたはトラック荷台レベルに
合せて昇降させる複数のリフタ(表面ローラコンベヤ構
成のリフタ)14と、リフタ14の左右に配置したオム
ニテーブル13と、リフタ14およびオムニテーブル1
3の配列方向に隣接して配置された入出庫ポイント(入
出庫エリア)20と、一方向に向かう往き側クロスコン
ベヤ22aと逆方向に向かう帰り側クロスコンベヤ22
bとを有する主搬送コンベヤ22と、帰り側クロスコン
ベヤ列の外側に列設したステージコンベヤ群からなる台
車への移載ポイント30とを主要部分としている。入出
庫ポイント20は、図1に示すように、リフタ14と往
き側クロスコンベヤ22aとの間に配置された正逆方向
搬送可能な複数の駆動ローラコンベヤ15と、オムニテ
ーブル13に隣接する位置で駆動ローラコンベヤ15、
15間に配置された複数の駆動ローラコンベヤ21とか
ら構成されている。オムニテーブル13は、駆動ローラ
コンベヤ21から受入れた貨物を任意の方向に旋回させ
るためのものである。なお、図1中、符号17はオムニ
テーブル間またはオムニテーブルとリフタ間に設けた作
業台、16は作業台17の先端に設けたカードリーダで
ある。
【0010】オムニテーブル13は、その詳細な図示を
省略したが、縦横等間隔に多数のオムニローラを取り付
けもので、トラックドッグ11の端縁に沿い、かつリフ
タ14を挟んで複数個配置されている。リフタ14は、
上面に多数のボールキャスタを有し、かつトラックドッ
グ11とトラック12の荷台とのレベル差を解消するた
めのものである。貨物保管エリア24は、貨物または空
コンテナなど一時保管するため上階に設けられており、
エレベータ18により選択された貨物または空コンテナ
を昇降させる。貨物保管エリア24は、例えば特公平2
−37776号公報に開示されたように、多数のストレ
ージコンベヤをトラバーサを介して向かい合わせに並置
し、各ストレージコンベヤにそれぞれ複数個のコンテナ
をストレージできるようにしたものである(図2)。
【0011】オムニテーブル13は、その詳細な図示を
省略したが、縦横等間隔に多数のオムニローラを取り付
けもので、トラックドッグ11の端縁に沿い、かつリフ
タ14を挟んで複数個配置されている。リフタ14は、
上面に多数のボールキャスタを有し、かつトラックドッ
グ11とトラック12の荷台とのレベル差を解消するた
めのものである。貨物保管エリア24は、貨物または空
コンテナなど一時保管するため上階に設けられており、
エレベータ18により選択された貨物または空コンテナ
を昇降させる。貨物保管エリア24は、例えば特公平2
−37776号公報に開示されたように、多数のストレ
ージコンベヤ26をトラバーサ28を介して向かい合わ
せに並置し、各ストレージコンベヤにそれぞれ複数個の
コンテナをストレージできるようにしたものである(図
2)。
【0012】計量機付きの駆動ローラコンベヤ15は、
トラックドッグ11から搬入された貨物を計量する。計
量したのちは駆動ローラコンベヤ15を経て主搬送コン
ベヤ22に移す。主搬送コンベヤ22は、前述のように
クロスコンベヤ列であって一方向に向かう往き側クロス
コンベヤ列22aと逆方向に向かう帰り側クロスコンベ
ヤ列22bとを有している。移載ポイント30はクロス
コンベヤで構成され、エアサイド38に向けて複数本の
台車引込みレーン32を設けており、レーン32の一側
には起伏自在のパドルアームを有する自動移載装置37
を配置している。制御装置36は、貨物の管理情報を処
理する情報制御システムと、貨物の受入れ・搬送・保管
を制御する搬送制御システムとを含んでいる。
【0013】上記設備において、発送する場合には、ト
ラックドッグ11からの貨物(コンテナ)をリフタ14
に受入れる。トラック荷台とトラックドッグとのレベル
差をリフタの作動で解消してコンベヤ15に移す。この
とき、IDカード及び運送状データをカードリー17に
て入力する。コンベヤでは、リフタから受入れた貨物を
任意の方向に旋回させる。次に計量機付きローラコンベ
ヤ15上で貨物重量を測り入力する。計量したのち入出
庫ポイントとなるコンベヤから主搬送コンベヤ22を介
して移載ポイント30に搬送する。主搬送コンベヤ22
は、一方向に向かう往き側クロスコンベヤ列と逆方向に
向かう帰り側クロスコンベヤ列とを有しているので、最
短の経路で目的の移載ポイントに搬送する。移載ポイン
トには便別台車引込みレーン32が配置されているの
で、所定レーンの各台車33に順次貨物を移載して指定
便別・搭載口別に積込む。また到着貨物の場合には、上
記の逆の順で処理してトラックドッグに運ぶ。なお、管
理情報に基づいて、発送・到着貨物を同時並行処理する
ことができる。
【0014】次に図3に基づいて貨物(コンテナ)の荷
捌きの主要作業である受託、発送、引取の各運用態様に
ついて述べる。なお、各運用態様における手順をステッ
プ(☆印)で記述する。 [受託運用]受託運用は以下のとおり 1・デポ経由コンテナ受託 ☆コンテナ番号、便名、重量および運送状データはデポ
で予め貨物情報システムに入力する。☆コンテナを台車
により受入れ、コンテナ番号を自動読取りして貨物情報
システムに登録する。☆貨物情報システムのチェックを
待って便別台車に仕分ける。☆便別台車が設定されてい
ない場合は、2階の保管エリア24に格納する。 2・代理店経由コンテナ受託 ☆コンテナをトラックにて受入れる。端末にて代理店運
転者が携行するIDカードを確認し、トラックドッグ1
1の作業許可を管理する。☆コンテナ番号と運送状デー
タをバーコードリーダ付きハンディターミナルで入力す
る。端末で便名を入力しコンテナを受入れる。☆コンテ
ナ番号を自動読取りしコンテナ重量を計量機付きローラ
コンベヤで自動計量したのち貨物情報システムに登録す
る。☆貨物情報システムのチェックを待って便別台車に
仕分ける。☆便別台車が設定されていない場合は、2階
の保管エリア24に格納する。 3・バラ貨物の受託およびコンテナ化 ☆バラ貨物をトラックドッグ11より受入れる。端末に
て代理店運転者が携行するIDカードを確認し、トラッ
クドッグの作業許可を管理する。☆空コンテナを2階の
保管エリア24から呼び出し、空コンテナにバラ貨物を
ビルドアップする。☆コンテナ番号とバラ貨物の運送状
データをバーコードリーダ付きハンディターミナルで入
力する。端末で便名を入力しコンテナを受入れる。☆コ
ンテナ番号を自動読取りしコンテナ重量をスケールで自
動計量したのち貨物情報システムに登録する。☆貨物情
報システムのチェックを待って便別台車に仕分ける。☆
便別台車が設定されていない場合は、2階の保管エリア
に格納する。
【0015】[発送] 発送運用は以下のとおり 1・台車引込みレーンの設定 ☆端末にて便名単位に、発送エリアの台車引込みレーン
設定を行なう。☆受託用台車引込みレーンも端末にて事
前設定を行なう。 2・受託即発送コンテナ ☆台車引込みレーンの便名表示を確認し、牽引突起によ
り自動的に台車33を接続する。☆コンテナは受託後
に、主搬送コンベヤにより指定された発送エリアの台車
引込みレーン32に自動的に搬送される。☆作業者はコ
ンテナが台車に積込み完了したことを表示により確認
し、搬出する。 3・上階保管発送コンテナ ☆端末にて発送コンテナ番号または便指定を入力する。
☆コンテナは、上階トラバーサ28を経由し指定され
た、発送エリアの台車引込みレーン32に自動的に搬送
される。☆作業者はコンテナが台車33に積込み完了し
たことを表示により確認し、搬出する。
【0016】[引取]引取運用は以下のとおり 1・上階保管コンテナの引取 ☆トラックドッグにて引取コンテナの引取設定を行な
う。☆予め引取コンテナ番号がわかっている場合は、コ
ンテナ番号を設定する。不明の場合は、トラックの容量
により引取可能個数を設定する。☆引取該当品は2階の
保管エリアより出庫され、トラックドッグ11の空席が
できしだい2階から1階に搬送され所定のドッグに搬送
する。 2・到着即引取コンテナ ☆使用トラックにIDカードをセットし、到着即引取の
依頼を端末で予約する。 ☆コンテナ到着後に、上記依
頼に該当するかどうか照合され、主搬送コンベヤ22に
より該当のトラックドッグに自動的に搬送される。☆作
業者は、コンテナをトラックに全て積込み完了したこと
を表示により確認し、引取完了入力する。
【0017】 [トラックドック受入設備、デポよりの受入設備] 1・トラックドック受入設備 油圧リフタ、オムニテーブル、駆動ローラコンベヤ、エ
レベータからなる。油圧リフタはトラックの荷台高さに
合わせて昇降でき、コンテナの移動を容易にする動力式
コンベヤと、コンテナを90°旋回させる機能を有し、
しかも載荷重量をはかる自動計量器を設けている。オム
ニテーブル13はトラックドッグ10から受入れた貨物
を任意の方向に旋回させるため、多数のオムニローラを
配置したものである。駆動ローラコンベヤは2ラインで
主搬送コンベヤ22を構成する。エレベータ18は受入
れ設備と上階(2階)との間の貨物の垂直搬送を行なう
もので、クロス搬送機能を有するコンベヤを備えている
(図1)。 2・デポよりの受入設備 複数両(例えば6両)編成の台車33は、タグ車35で
搬送されてきたのち、牽引突起により荷捌き設備へ引き
込む。コンテナの取り卸しは、自動移載装置により自動
的に行なう。
【0018】[貨物搬送、仕分け設備] 1・概要 取り扱うコンテナは、発送コンテナと、到着コンテナと
がある。発送コンテナは、トラックドッグ、台車引込み
レーン、小口作業場などから搬送されて便別に仕分け、
自動移載装置に払い出す。到着コンテナには、コンテナ
単位で引渡しを行なうものと、コンテナから取出し仕分
け後、引渡しを行なうものとがある。前者は到着後エレ
ベータで2階に上げ、保管エリア内の所定の場所に搬送
する。また、直接トラックドッグへ搬送する。 2・機器構成と機能 2ライン(搬送方向が互いに逆方向)のローラコンベヤ
による主搬送コンベヤ22で、搬送と分岐機能を一体化
したローラコンベヤを連続的に配置している。コンテナ
の仕分けは、連続的に配置したローラコンベヤごとに、
各ローラコンベヤ内に設けた浮き出し式分岐装置により
コンテナを搬送ラインから直角方向に取り出すものであ
る。
【0019】[貨物保管設備]貨物保管設備は上階(2
階)にあり、1〜2階間はエレベータ18で搬送する。
トラバーサ28、ストレージコンベヤ26からなる。詳
細な図示を省略したが、トラバーサの走行レーンは2レ
ーン設け、各レーンに2台のトラバーサを設ける。トラ
バーサには、2台のコンベヤを設け、同時に2個のコン
テナの処理が可能である。トラバーサの走行レーン間に
コンテナの受け渡しが可能なローラコンベヤラインを設
けている。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、荷物集配所、航空貨物
取扱施設等における大量の発送、到着貨物を同一荷捌場
で処理することが可能であり、かつ貨物の発送、仕分け
および管理の自動化をはかって、効率化、省人化を達成
することができる。また、発送・到着貨物の同時並行処
理を行なうことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明貨物取扱システムの平面図である。
【図2】図1のA−A線における拡大縦断側面図であ
る。
【図3】貨物取扱システムの物流フローを示す図であ
る。
【符号の説明】
10 仕分け設備 11 トラックドッグ 12 トラック 13 オムニテーブル 14 油圧リフタ 15 計量機付きローラコンベヤ 16 作業台 17 カードリーダ 18 エレベータ 20 入出庫ポイント 21 ローラコンベヤ 22 主搬送コンベヤ 22a、22b 正逆ローラコンベヤ 24 保管エリア 26 ストレージコンベヤ 28 トラバーサ 30 移載ポイント 31 バッファコンベヤ 32 台車引込みレーン 33 台車 35 タグ車 36 制御装置 37 自動移載装置 38 エアサイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鴻巣 重明 東京都大田区羽田空港1丁目7番6号 全日空モーターサービス株式会社内 (72)発明者 大島 勝善 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号 三機工業株式会社内 (72)発明者 小川 将幸 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号 三機工業株式会社内 (72)発明者 金子 芳彦 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号 三機工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−110610(JP,U) 実開 平3−82684(JP,U) 特公 昭47−32342(JP,B1) 特公 昭63−35527(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/00 501 B65G 1/137 B65G 47/46 B65G 47/68 B65G 63/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナ化した航空貨物(60)を載荷
    して複数台連結で走行する台車列と、 発送貨物を航空機便別・搭載口別に仕分け、あるいは到
    着貨物を代理店別に仕分ける仕分け設備であって、多数
    のコンベヤを縦横に配置した仕分け用主コンベヤ領域
    (22)と、主コンベヤ領域の一側に設けた入出庫ポイ
    ント(20)と、コンベヤ領域の他側に設けた台車から
    主コンベヤ領域へ、又は主コンベヤ領域から台車への貨
    物の移載ポイント(30)とを含む仕分け設備(10)
    と、 前記入出庫ポイント(20)側に設けられて、航空機へ
    の発送貨物を受け入れ、または仕分けすみの到着貨物を
    発送するため、トラック(12)の荷台端を接岸させる
    トラックドッグ(11)と、 前記移載ポイント(30)からエアサイド(38)に
    けて設けた複数の台車引込みレーン(32)と、 前記移載ポイントにおける台車引込みレーンの一側に起
    伏自在のパドルアームを有し、該パドルアームを水平に
    倒した状態で前記レーン内に待機させた台車に貨物を積
    込み、または台車から貨物を取り卸すようにした自動移
    載装置(37)と、 発送貨物・到着貨物または空コンテナを一時保管するた
    め仕分け設備の上階に設けた保管エリア(24)と、 貨物及び空コンテナの管理情報に基づいて貨物の受入れ
    ・仕分け・発送・保管等の搬送を制御する制御装置(3
    6)と、 からなる貨物取扱システム。
  2. 【請求項2】 仕分け設備は、トラックドッグ(11)
    から受入れた貨物又はトラック(12)へ搭載する貨物
    を仕分け作業レベル又はトラックの荷台レベルに合わせ
    て昇降させる複数のリフタ(14)と、各リフタの左右
    に配置したオムニテーブル(13)と、リフタ及びオム
    ニテーブルで構成されるコンベヤ領域の一側に形成され
    た入出庫ポイント(20)と、一方向に向かう往き側ク
    ロスコンベヤ(22a)と逆方向に向かう帰り側クロス
    コンベヤ(22b)と、帰り側 クロスコンベヤ列の外側
    に配置されたクロスコンベヤ群からなる移載ポイント
    (30)とを備えた、ことを特徴とする請求項1記載の
    貨物取扱システム。
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